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最終更新日:2004年12月2日
 
在ブラジル長野県人会創立45周年記念式典などへの参加

ブラジルの地図 在ブラジル長野県人会は平成16年(2004年)11月に創立45周年を迎え、記念式典が現地で開催されました。
 この式典に出席し祝意を表すとともに、ブラジルとの友好関係を促進するため、田中知事、古田県議会議長ほかがブラジルを訪問いたしました。式典では、県人会の発展や移住先のブラジルの開発において顕著な功績のあった方に対して、表彰を行ったところです。
 さらに、平成14年(2002年)に創立50周年を迎えた在アルゼンチン長野県人会には、式典の際に訪問することが叶わなかったため、今回のブラジル訪問にあわせてお伺いしました。

 

・在ブラジル長野県人会創立45周年式典 (平成16年11月14日)
 石井賢治 在ブラジル長野県人会長  あいさつ
創立45周年記念式典 県人会は創立45周年を迎えた。遠く母県から知事、議長、町村会副会長等を迎え、式典ができることをうれしく思う。これまで幾多の苦難を乗り越え、喜びや悲しみなど、先人の努力の上に今の県人会がある。苦難の歴史の中にあって教育を重視し、信州出身の多くの教育者が移民の子弟の教育に貢献されたことを誇りに思う。信濃の国は心の琴線に触れる歌、今までこの歌に励まされ、癒されてきた。母県との絆を深めるもの。留学生事業、研修員受入事業は、県人会と母県を結びつける動脈的事業である。留学生、研修員はその知識経験によりブラジル社会の発展に貢献してきた。また、アリアンサ、グアタパラの日本語教育への支援について、知事始め県民のみなさんに感謝する。笠戸丸以来の先人に思いをはせ、先駆者のみなさんに心から感謝し、県人会のさらなる発展を願い、みなさんと一緒に信州人の発展に貢献していきたい。

 田中康夫 長野県知事  あいさつ
 日本の23倍の国土の各地からお集まりくださった方々のふるさとに寄せる熱い思いをしっかりと受け止めた。開拓の先人は信州人の志を忘れず、しかもブラジル市民としておごり高ぶることなく謙虚に、自らの成果を地域の方と分かち合うという広い心を持っていた。
 本県にもブラジルからのみなさんが2万人近く住んでいる。こうした方々の子どもたちは4人に1人が学校に行っていない。言葉の壁を克服するため、日本語とポルトガル語のできるチューターを配置したり、ブラジル人学校に企業のみなさんと協力して基金を作って支援している。こうしたことは、多くの苦難を乗り越えてきた方々のご労苦に比べれば、私たちの行っていることは実にささやかなことである。ブラジルは、BRICK'sと呼ばれる国々のリーダーではなく、大きな可能性のある国々の番頭役、コーディネーター役を務めていくべきではないか。
 技術研修員の受入事業は続けていきたい。長野県は日本一の長寿県であり、医療費ももっとも少ない。これからの若い方々にこうしたノウハウを伝えていく、こうしたソフトパワーを信州からブラジルへ伝えたい。
 日本の若者が忘れている敬語を使い、とつとつとした日本語で自分の考えを話すブラジルの若者に深い感銘を受けた。日本語教育のお手伝いをするすることも番頭役としての本県の役目ではないかと考えている。
 健康で向上心あふれる、また誠実で勤勉である信州人の誇りを持ち、ブラジル市民としてご活躍されんことを祈念している。
田中知事のあいさつ全文は、こちらから

 古田芙士 長野県議会議長  あいさつ
 オリンピック、パラリンピック開催で得られた有形無形の財産や豊かな自然環境をいかし、未来に輝く長野県づくりに取り組んでいる。この式典を契機に21世紀のブラジルの限りない発展のため、日伯友好親善の輪が後世に引き継がれ、さらに広がるように御尽力いただきたい。

サンパウロ州から知事、議長にサンパウロ州章の授与
知事から功労者表彰及び高齢者表彰

・アリアンサ入植80周年記念祭(平成16年11月15日)
 田中嗣郎 第一アリアンサ文化体育協会会長  あいさつ
 長野県や多くの企業家の理解があって永田稠氏がこの地に土地を求め、1924年に原始林を切り開き、小屋を建てて、80年の第一歩を踏み出した。この間、開拓の先人が幾多の困難を乗り越え、牧畜、養鶏、果樹栽培などで村は豊かになった。住宅も快適になった。風土病や言葉の壁にもうち勝った。また、日本語教育により文化を継承し、日伯の友好に尽くしてきた。知事はじめ多くの来賓を迎えて、式典ができることに感謝している。40年代の最盛期には日系世帯も300を数えたが、今は1世が減り100家族ほどになった。2世、3世、4世で団結して村を守り、次の開拓100周年を目指したい。

 田中康夫 長野県知事  あいさつ
 21世紀において物質的には豊かになったが、ある意味では、精神的には極めて崩壊している日本という地を、再び改めていく上での参考となるものが、数多くこのアリアンサの地にあるのではないかと感じている。
 私は、富国強兵型の政治ではなくて、経世済民―経世済民というのは福祉や教育や環境というものを大事にする、そのことによって、よい意味で新しい雇用を産んでいく、一人ひとりの市民のために尽くす経世済民の政治を目指している。
 今回、ブラジルの地に訪れたのは、私は、日本を見つめ、あるいは長野県を見直す旅であると思っている。なぜならば、永田稠さんや輪湖俊午郎さんたちが、この地に新しいミッションを持って、人々のための楽園を造ろうとしたときに、必ずしも私たち長野県はそれに全面的な協力をしたとは言い難い歴史の事実がある。改めてそのことを深く、私は反省をせねばならないと思っている。
 まさに、このアリアンサの地は、国策としての移住ではなく、良い意味で個人の意志と覚悟によって、人々が移り住んだ、私はこのことに大変敬意を表する。
 本県は、いくつかの事業をブラジルから長野県へお越しになった方々のために行っています。けれども、これらはとても小さなこと。ある意味では、ブラジルが、多くの悲惨な歴史はあったにせよ、皆さんを始めとする日本の方々を、まさに長野県からの方々を分け隔てなく受け入れてくれたということに対するささやかな恩返しである。そして、同時に本県はブラジルから長野県へと学びに来る多くの技術者の研修を受け入れている。このことは、さらに充実させる。
 そして、また本県がこのアリアンサの地を始めとして、皆さんのアイデンティティである日本語というソフトパワーを、これからも保ち続けていただくために、私たちは日本語教育のための制度、あるいはより優れた志、ミッションをもった教師の派遣ということを、これから前向きに検討したいと思っている。
 皆様がこれからも健康であられ、そして、より社会の一員として高い使命感を持って、日々に感謝しながら健やかに過ごされることを祈念している。
田中知事のあいさつ全文は、こちらから

 古田芙士 長野県議会議長  あいさつ
入植80周年記念祭 80周年記念祭にお招きいただき感謝。温かいおもてなしをいただき、外国に来たというより遠い親戚の家に立ち寄った感じがする。
 日本では国内の食物自給率が4割を切った。日本の農業は、高齢化、後継者不足の問題を抱えている。今では中国からの輸入農産物に頼っている状況。ブラジルは広大な国土と気候に恵まれ多様な農産物を生産されている。日伯友好の趣旨に添って皆様と一緒に日本でできること、ブラジルでできることを協力して絆を深め強くしていきたい。知事とともにできるところからお手伝いさせていただきたい。

 石井賢治 在ブラジル長野県人会長  あいさつ
 知事はじめ、多くの来賓とともにこの地を訪問し、80周年を祝うことができたことは意義深い。入植以来長年にわたる開拓の先駆者と歴代のアリアンサ支部長、会員の皆様のご努力に深く敬意を表する。日系人の教育に大変ご尽力いただいた。アリアンサの評価が高いのもそのおかげ。永田稠は「コーヒーよりも人を作れ」と言った。その言葉どおり、アリアンサではすばらしい人材が輩出されている。この教育を大切にする志を基本に100周年に向かってがんばっていただきたい。

ミランドポリス市議会から知事にミランドポリス名誉市民賞授与
知事から功労者表彰及び高齢者表彰

サンパウロ州政府への表敬訪問

アチバイア支部訪問の様子

在ブラジル長野県人会の皆さんとの懇談

アリアンサ支部訪問の様子

在アルゼンチン長野県人会の皆さんとの懇談

知事あいさつ

在ブラジル長野県人会創立45周年式典

アリアンサ入植80周年記念祭

第二アリアンサ支部訪問

第三アリアンサ支部訪問

長野県人会主催歓迎レセプション



 

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