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最終更新日:2004年12月2日
 
第三アリアンサ 知事あいさつ

2004年11月16日 第三アリアンサ

 私は長野県の知事の田中康夫です。
 長野県というのはどこにあるかというと、みなさんのお父さんやお母さんの大きな出身の富山県のこちら側にあります。ちょうどこの山の向こう側ですね。富山県とはお隣なんですけれども、大変高いアンデスのような山脈が間にあるので直接行くことは大変なかなか難しい場所です。

 昨日は第一アリアンサに行って、今は第二アリアンサでも皆さんと同じくらいのお友達と会いました。今、私たちの長野県にもブラジルから2万人くらいの人が逆に来て暮らしています。皆さんと同じ年くらいの子達もたくさんいて、長野県はそうした子達が逆にポルトガル語を忘れないような授業をしています。逆に皆さんはこのブラジルの地にありますけれども、皆さんのお父さんや、お母さん、おじいちゃんや、おばあさんがですね、元々生まれた日本のことを是非先生と一緒に学んでください。

 日本は富山県も長野県も、たぶんアリアンサよりもいっぱいテレビがあったり、みんなもテレビの小さなゲームをやったり、でも一方ですね、夜遅くまで塾というものに通わされて、頭の中にいっぱいいろんなことを詰め込まされています。でも、一番大事なことは「人間としてどうしてこうなのかなあ」とか、あるいは「こうしたらどうなるのかなあ」ということをきっと学ぶことだと思います。
 おそらく皆さんはこのすばらしい自然の中で、大都会のように近くに映画館があったり、CDを買ったりするお店はないかもしれないけど、人間として生きていく喜びを都会に住んでいたり日本に住んでいる同じ年の子供達よりもいっぱい得ることができると思います。

 今日は皆さんにお目にかかれてとてもうれしく思っていますし、是非皆さんがブラジルの中でですね、みんなの役に立つ人になるようにお勉強を続けてください。そしてブラジルで真に役に立つために、ブラジルには日本だけでなくイタリアやドイツやいろんなところから人たちが来ています。
 そうした人たちの皆さんとの違いをきちんと認めてあげるためにも、皆さんの体の中におじいちゃんやおばあちゃんが日本で学んだ、人を思いやる気持ちとか、自然を大切にする気持ちとか、決してあきらめないで前を向いて努力をしていくと、こうした日本の気持ちをこの学校で学び、そしてブラジルの一員として、きれいなポルトガル語をよりしゃべれる、そうした大人になるよう努力してください。
 是非そうした皆さんの努力を私達長野県から来たものの見守って、アリアンサの人たちにも私たちができることをして、お互いの友情を深めたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


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