Web Site 信州
トップページ戻る目的でさがす分野でさがす組織でさがすサイトマップ使い方ガイド
「長野の畜産」のトップへ
最終更新日:2006年 6月21日

養  鶏

長野県は新しい地鶏
信州黄金シャモを開発しました。

 長野県畜産試験場は、平成13年度から地域のブランドとして利用できる地鶏の開発に着手し、9種類の交配様式による組み合わせ検定を行いました。
 その結果、父鶏に鶏の中でも歯ごたえがあり、最も美味しいと言われている「シャモ」を、母鶏には、肉色は赤みを帯び、歯ごたえとコクに定評のある「名古屋コーチン」を用いた新品種の地鶏を開発しました。
 平成17年10月22日、上高井郡小布施町で開催されました「食育全国フォーラムin小布施」において料理研究家の服部幸應氏から「信州黄金シャモ」と命名していただきました。
          ×    
         シャモ833系             名古屋種
                     

特徴

・古来から日本で飼育されていた在来品種100%の血統
・肉質は「歯ごたえ、おいしさ、風味」に重点を置き、脂肪分が少ない
・一般の地鶏に比較してやや小さく、体は丈夫で性格も穏和
信 州 黄 金 シ ャ モ

主な施策

  • 地域での特色を生かした飼育方法、飼料にこだわった飼育技術の確立

  • 新規及び異業種等からの参入による生産基盤の拡大

  • 高病原性鳥インフルエンザ防除の徹底等の衛生対策

  • トップ料理人による新しい料理、加工品の開発や、食育の場等における積極的な利用による流通・消費者への売り込み
特徴
平成9年度に長野県畜産試験場において開発された「しなの鶏(シャモ×白色プリマスロック)」と比較しています。

●体は「しなの鶏」と比較して小さく丈夫で性格も温厚、飼いやすい。

●肉質は、「歯ごたえ・おいしさ・風味」があり、脂肪分控えめでヘルシー
●うまみ系アミノ酸であるグルタミン酸、アスパラギン酸、甘味系アミノ酸であるセリンの含有率が高い。
(mg/100g)
食味成分 信州黄金シャモ しなの鶏 参考
阿波尾鶏*
うまみ系アミノ酸 アスパラギン酸 8.4 10.8 2.5 3.3 2.0
グルタミン酸 38.8 60.2 11.7 19.0 11.0
甘味系アミノ酸 セリン 13.3 11.2 4.3 6.4 9.0
* 阿波尾鶏:84日齢ムネ肉
  (平成13年度徳島県立農林水産総合技術センター畜産研究所 研究報告による)

戻る  次へ

<お問い合わせ先>
■このページに関するご質問及びご意見は、 農業生産振興チーム畜産ユニットまでメールもしくは下記にご連絡ください。
農業生産振興チーム Tel 026-235-7232 Fax 026-232-0764
▲このページのトップへ  
Copyright Nagano Prefecture.All Rights Reserved.
各ページに掲載の写真・音声・CG及び記事の無断転載を禁じます。