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(田中康夫 知事)
はい、田中康夫です。おはようございます。連日、たいへん皆さんにご協力いただいて深く感謝してます。
とりわけ昨日は、私も諏訪の地区、辰野の地区を回りましたが、多くの職員が本当に県民の目線に立って、貢献してくれていることに、改めて、下諏訪町もですが、改めて感謝したいと思います。諏訪の地方事務所からは、私と地方事務所長の八重田修。土木部から北原正義をはじめとする者がいます。10回目の本部員会議を開催いたします。
それでは、最初に長野気象台の方がいらっしゃれば、まず、お天気に関してお願いします。
(長野地方気象台)
はい、長野地方気象台の方から説明させていただきます。現在の状況ですけども、映像の、左の方面に雲、雨雲の状況が映し出されております。
(田中康夫 知事)
私は、今回はじめて現地機関から参加するわけだけれども、今まで現地機関の方たちに、この映像は見えていないのかな。
(長野地方気象台)
まず、大きなところから見たいと思います。
(田中康夫 知事)
気象台の方、いったん中断。鎌田さん。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
はい、鎌田です。
(田中康夫 知事)
現地機関の側に、これは部分的にでも映像はでますか?
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
今、出ている映像は出ています。
(田中康夫 知事)
4分割の画面には映っていませんが。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
諏訪の方では、映っていませんか?
(田中康夫 知事)
はい、今、映りました。他の9つの地方事務所はいかがですか?
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
同じです。
(田中康夫 知事)
操作を行う方は、常に確認をしながら行ってください。では、気象台の方、お願いします。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
今、カラーが出てますか、白黒が出てますか。
(田中康夫 知事)
あの、日本全体の天気図です。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
白黒のほうですか?日本全体の。
(田中康夫 知事)
その場合はですね、たとえば、各地方事務所。あ、今また、鎌田さんたちが映っている画面になりました。あ、日本全体の、残りの3画面もこの段階では変えてください。
今は、通常、私が座っている席から見た、ブルーの画面ですが、この段階ですと不鮮明です。ですから、今だれかの顔が映りましたが、皆さんの会場を映すのではなくて、たとえば、画面の中のデータを4分割、4つ、大きな画面にはいろいろなものが写っていますから、データが映るようにしてください。天気図が映るまでの間、その作業を行ってください。それまでの間、昨日多くの職員の方にご協力いただき、皆さんもご存知のように、諏訪市の山田勝文市長や岡谷市の林新一郎市長、また下諏訪町の青木悟町長からも大変・・・
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
知事すみません。よく声がですね。マイクを近づけて。
(田中康夫 知事)
これで、どうだ。聞こえません?もしも〜し。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
はいはい。どうぞ。
(田中康夫 知事)
はい。それでは天気図のほう、他の3画面も今出てるのは、いわゆる昔からのテレビニュースで出てくる気象概況のときの日本列島高気圧がというようなのが左上にモノクロで出ているだけですので、その他の画面も会場から写すのではなく画面のデータを、はい今出たのは左上です。ただ残りの3つの画面もこの段階ではそうした絵にしていただけませんか?でその準備をする間に、昨日の活動状況に関して行いたいと思います。
昨日は皆さんもご存じのようにたいへん多くの職員が、諏訪市また下諏訪町あるいは岡谷市、辰野町、箕輪町等で活躍をしてくれました。たいへんに感謝を改めてしたいと思います。私は下諏訪町の青木町長と一緒にヨシを上げている人たちのところを先ず訪れまして、それから諏訪の駅前の辺り、床上浸水をした場所ですけれども、ここで非常に皆さんが貢献しているのを拝見しました。やはり現場に行って初めて分かることは、ご存じのように一般廃棄物、例えば布団の濡れてしまったもの、子供の可愛がっていたぬいぐるみで濡れて使えなくなってしまったもの、こうしたものは市町村がこれまで無料でお引き取りをしていますけれども、家電製品、これは難しいということで住民の方からそういうお話があり、その場で経営戦略局や危機管理局、生活環境部とも電話で連絡をとって、私たちの、諏訪市の豊田にある下水処理場、こちらのほうにお持ち頂ければ昼夜を問わず無料でこうした廃棄されることを余儀なくされた家電製品もお引き取りをするということを決めました。やはりこうしたことは現場に行って私も想像力が足りない中で初めて知るところだなあと思いました。それであとでこれまた出納長の青山さんにも概ねご理解頂いてますが、私一瞬思いましたのはやはり被災地の方々、ほんとに今回諏訪の地域の人はコモンズの絆があると。青木町長が諏訪の場合、下諏訪の場合、ダムを造らない治水の砥川に関しては今回も非常に河川しゅんせつを行って事なきを得たと、小さな河川のところで土砂が堆積したりしているのを住民が一緒に取っていると。これをコモンズ支援金なのか、「見舞金」というような名前はふさわしくないと思うんですね、私たちが高みに立っているような形がして。住民の人たちが非常に意欲的にやっているところに、各地域ごとに私たちから、コモンズ支援金の残り枠もありますし、或いは別途の予算を組む形かもしれませんけどもやっぱり支援するお金をお渡しをすると。今回改めて感じたのは昔、震災のとき、いろんな避難所にボランティアの人がいるんですけど、お金四苦八苦してるんですね。
皆さんご存じのように、義捐金は新聞社やテレビ局にいったのを、赤十字を中心とする募金会のほうにいって、この振り分けがもどかしいのを中越地震のときにも皆さんと一緒にしましたけれども、3ヶ月とか6ヶ月先にならないとその義捐金の仕分けが決まらないと。でも今回改めて十数年前を思い出したんですけども、例えばボランティアのグループに50万円でもお渡しすれば、これは10倍とか20倍の価値になると思うんですね。今回の場合はほんとに地域の絆がありますから、その地域の人たちにそれをお渡しすることによってシャベルを買うもよいし、また他のことに使うもよいし、夏休みに入るし被災されたお子さんたちが悲しい思いをしたということで支援金で花火を買ってもいいと思います。そしてその地域のその花火によって絆が深まる、こうしたことに自由に使っていただける、被災者の方が悪いことをするわけは断じてないので、これは是非皆さんの協力を得て、明日月曜日には決裁ができてお渡しできる形をとりたいと思っております。
天気図まだ3画面かわらないけど・・・
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
システム的にまだできるようになっていないので、今後の課題とさせてください。
(田中康夫 知事)
それは改良しましょう。じゃあ、左上の画面で気象台の方、お願いします。
(長野地方気象台)
はい、わかりました。これは朝3時の天気図ですが、今、前線は日本の本州の南岸沿いから九州の中部あたりを通っています。これに対応して、発達した雨雲も東日本の海上にあるという状況です。長野県内には特に雨雲はかかっていない状況です。これが今後どうなるかということなんですけれども、予想としては、前線はゆっくりながら次第に北上してくるという予想です。これに伴って、雨雲が現在海上にあるんですけれども、西の方からだんだん北の方に接近してくるという状況が予想されます。天気図はそういうところなんですが、この一連の大雨に対して気象台の方で出していた警報なり注意報、今朝までの段階で全てのエリアで解除しました。今日の日中は特段気象に関わる問題はないと。問題は、この後いつ降り出してどうなるか、ということですが、予報では今日の夕方くらい、夜からポツポツ降ってくるということで、今朝出した情報の中では明日の朝までに各地域30ミリから50ミリ程度の雨が降ることが予想されると。問題はその後でして、明日の日中にかけて激しく降るところが出てくるだろうという風に見込んでいます。今夜あたりまた注意報を出すことを検討しております。特に明日日中、昼前後をピークにしてかなり強い雨があるだろうと見込んでいます。ということで今後の状況を見守りながらということになるんですが、明日の昼前頃にはピークが出てくる可能性があります。ということで今日日中は特段問題が無いと思いますけれども、明日、昼頃くらいに強い雨が予想されるということで。以上です。
(田中康夫 知事)
気象台の方、それは全県的ですね。
(長野気象台)
最近の傾向といいますか、この一連の15日からの大雨なんですが、雨雲が西の方からやてくる。これは上空の風によって南からやて来るか西からやって来るかというのがあるんですが、今回は西の方からやってくるということで、どちらかと言うと多いのが、長野県の西側の地方、あるいは南部、中南部、この辺が中心になろうかと思います。
(田中康夫 知事)
はい、そうすると、じゃあ、今日は雨はほぼ全域にわたって1ミリ・・。
(長野気象台)
今後夕方くらいから弱い雨が降り出すのではないかなあと。
(田中康夫 知事)
今日夜半までには強い雨にはならない。
(長野気象台)
それはないと思います。
(田中康夫 知事)
はい、降り始めは、明け方ですか。
(長野気象台)
降り始めは今日の夕方前後とみております。
(田中康夫 知事)
はい、わかりました、今の気象予報に関しては、鎌田さんの方から何か補足はありますか。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
はい、今気象台から話がありましたとおりです。私から補足することはありません。あ、ちょっと出納長から質問があります。
(田中康夫 知事)
はい、どうぞ。
(青山篤司 出納長)
あの、昨日台風の説明がありましたけれど、台風の影響があるのか、あるとすればいつ頃なのかお聞きしたいんですけど。
(長野地方気象台)
ええ、3日後、72時間後の予想というのを気象庁が出すんですけど、どちらかというとずっと北西に流れていくということで、台風そのものは直接こちらの方にやって来ると言うことは、3日、北西の方、台湾の方にずっと向かっていくと。問題なのは台風そのものがやってくるというよりも、台風の西側、あるいは台風周辺で非常に濃い、そういう予想をしております。台風そのものはそういう状況なんですけれど、台風が持ち込む大変湿った空気が前線に向かって入ってくるということで、そういう影響が今後懸念されるということです。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとうございます。で、それでは、まず、昨日非常に多くの職員に参加してもらった活動がありますが、避難所の避難所コンシェルジュが少し替わったのかな、その辺を含めて松林さんの方から。昨日の活動についての資料皆さんのお手許にカラー写真も付いていますので、これは松林さん、あるいは活動状況については誰か、野崎さんいますか。
(松林憲冶 経営戦略局長)
はい、それでは活動状況について、実際に現地に行って床上浸水の片付けのお手伝いをしていただいたリーダー、野崎真さんに貴重な体験を発表してもらいたいと思います。
(野崎真 政策促進チーム主任企画員)
ええと聞こえますか。おはようございます。政策促進チームの野崎真です。昨日一日、2200人のうちの一人として諏訪に行かせていただきました。ええ、非常に急なことではあったんですけど、一番最初に皆が集まった9時、東洋バルブの倉庫で諏訪の山田市長さんも駆け付けてくださいまして、「非常に市民も疲れてきているところで、大変ありがたい」と非常に丁寧なお礼の言葉をいただきました。
私が入った所はですね、一つは、諏訪湖の水位と同じ水位にまで水が上がってしまった福島新町という諏訪湖からかなり遡って諏訪インターに近いところなんですけど、やはり床上浸水床下浸水でかなりの被害を受けてしまったところです。お手元の資料のですね、下の写真「床上浸水した家屋から濡れた畳を運び出している」という資料があるかと思いますけれども、このようにしてですね、濡れた家財などを皆さん運び出している所へですね、お手伝いさせていただきました。非常に私たち即席のチーム、200名1チームで地区にお邪魔しまして、皆、指揮系統とか乏しい中で本当に一人一人が個々のお宅へお邪魔し、色々な事をお話ししながらそれぞれのペースでお手伝いさせていただけたのかなあという気がしまして、本当に、地区の個々の家庭の方々、区の役員の方々、こんなに大勢来ていただけるとは思わなかった、大変作業がはかどったということで、本当にお礼の言葉をいただきました。福島新町の方、そういうことで思いのほか作業が早く進みましたものですから、午後は違うところに移動したんですけど、移動の際には区長さん、改めて皆の前で非常にお礼の言葉を言ってくださったのが印象的でした。
そして、午後行った所は、ちょうど上にございます写真の同じ諏訪市の北真志野という地区にあります。ここはですね岡谷市の湊ほどの規模ではなかったんですけど山の斜面が崩れて、下流の住宅のあるところに土石流として流れて、10戸ほどのお宅の中に土砂を含んだ水が入ってしまったという所の泥出しのお手伝いでした。ここは既に午前中から別班が入っていましたけれども、人手が足りないということで午後から急遽入りました。私も土砂を運び出すといった現場は初めてだったんですけど、これは非常に人手が要るというか、人海戦術でやっていくのが非常に良いことなんだなあと。この写真を見てもわかると思うんですけど、家の中に溜まった泥をバケツリレーで運び出してですね、土石流のあった川の所へバケツの土砂をあけて、バケツを洗ってリレーで返すという繰り返しで少しずつ作業が進んでいきます。こちらは、まだ、昨日は完全には片付きませんで、おそらく今日行っている班も今度は家の外周りを綺麗にするといった作業が残っているんですけど、本当にこれは多くの人手があってこそ、皆が嫌にならずに出来るということがあるんだなあと感じました。このバケツリレーなんかをやりますと、自然に一人一人が、どこということではなく手のすいた所へ入り込んでいくといったことが自然に出来ていく、その様子を見てどこの地区の皆さんも、非常にありがたいと、我々引き上げる際にも役員の皆さんトラック一台ずつ深々と頭を下げて下さったのが非常に嬉しかったです。
一つ非常に感じましたのは、どこの地区でも区長さんや地区の方たちからお話があったのは、どの地区も高齢化が進んでいます。皆さんが仰るのは諏訪市という街全体がなかなか若い人たちに戻って来ていただけないという状況がある中で、こういった時こそ大勢の方に来ていただけると非常に助かるというお話がありましたし、福島新町の区長さんからは、こういった機会に地域の防災というものをもう一度考えてみたいといったお話もありました。我々のような若手と呼ばれる人間がいる職場の者が、こうやって出かけていくということは、これからますます重要になってくるんじゃないかなあと感じて帰ってきました。以上です。
(田中康夫 知事)
はい。どうもありがとう。この下諏訪の方の、湖畔の方を行った人は誰かいるかな。あるいは諏訪の事務所で、チームリーダーでそういう話のできる方がいるかな。あるいは、今そちらの本部の方にはいらっしゃるかしら。2枚目の写真を見ていただくと分かるように、湖畔にですね、非常に、葦、そしてまたペットボトルだったり、いろんなごみが打ち上げられていて、私が青木悟町長と伺ったときには、もう、湖畔に打ち上げられた物は、皆ですね、私どもの職員が協力をして、少し遊歩道のところに上げてですね、それをこの写真の上に見られるように、トラックに積み上げて下さっていました。葦は、後ほどまた、今日の人員配置に関して説明があると思いますが、非常に湖の中にもまだたくさんあって、湖の中にもいわゆるごみに当たるものがありますので、これをさらに一緒に美化運動としてやっていただこうということになっております。皆さんもご存知のように、今回このような片付けを私どもの職員が一緒にしましょうという提案は私達からしましたが、その後、それぞれの自治体がですね、どのくらいの人数、どの地区にということを詰めてくださったと。これは水平協働として非常にありがたいことだと思いますし、今日の人数に関して、箕輪町や、あるいは辰野町に関してですね、それぞれの自治体の方から具体的なリクエストの人数というものがあって、それに裏付けされて、今日も職員の人、日曜日ですけれども、大勢仕事に精を出して下さるということで、これも感謝したいと思っています。それでは、昨日の活動の人数の情報、あるいは今日に関して、一番下の災害家屋かたづけ隊の中には岡谷市の分もかなりの人数含まれているのだと思いますが、このあたりを経営戦略局、松林さんかな、説明してください。
(松林 憲司 経営戦略局長)
はい、了解しました。今の活動状況表という、一番上についている表を御覧いただきたいと思います。
【資料に基づき説明】
はい。えー次はあの、A4の横長の紙がございますが、これはあの昨日のですね、今申し上げました、片づけ隊。災害総合支援隊というふうに名称をつけさせて頂きましたけれども、こちらにいかれた方2000人の方々からですね、昨日、アンケートといいますか、報告をいただいたものを集約した結果でございます。
時間が限られておりますので、かいつまんでご説明させていただきますけれども、例えばですね、1頁目で申し上げますと、下から3行目でございますが、「住民の皆さんとコミュニケーションが取れて、ありがたがられたことが嬉しい」これは職員の感想でございます。それから2頁目でございますが、これは浸水家屋のゴミ搬出等に関しまして、一番下の行でございますけれども、「今日訪問した地区に関しては明後日(月曜日)以降では意味がなかったと思う」ということで、これは非常に適時、一番いい時期に投入をさせていただいたという感想でございます。これは住民の方々からの印象を、行かれた職員の方がどのように感じたということでございます。それから3頁目でございますが、これは下諏訪町の葦の清掃作業を行った方の感想でございますけれども、上から2行目、「災害時等の作業は人手が多いことが大切だと思った」それからその下でございますが、「住民の方は自宅の復旧に忙しい時なので、役に立てて大変嬉しく思いました」それから、ひとつ飛びまして、「皆さん(土木部)手馴れているせいか手際よく作業にあたっており、大変よかった」それから一番下でございますが、これは本日の諏訪湖周辺のゴミ片付けとも関係してまいりますけれども、「作業前に比べ非常にきれいになり、観光的にも役立った感」ということで、この考え方、感想、こういったものをですね取り入れてもらって、今日も諏訪湖周辺の環境美化に何かにつなげてくださいということです。はい、主なところをかいつまんで申し上げました。はい。
(田中康夫 知事)
皆さんもこのレポートをみていろいろ感じると思いますけど、私がちょっと○を付けたのをいうとですね、1個めのページの5番目、「家の中へ他人が入ることは、好まない人が多い」とありますね、でもその5つ下の所に「一回、何かご用ありませんか、と言って、いいえ、と言われてもしばらくうろうろしていると頼んできてくれました」と。この2つはとても大事だと思うんですね。むろん職員の方もですね、突如週末に行こうといわれて戸惑われたかと思いますけれども、住民の方もむろん市役所の方々がこの地域に何人くらいとご指示くださっているのかなと思いますけれども「いや、いいです」っていうことは言うんですね、でも、これは本当に拒絶なのではなくてですね、遠慮でもあるし、そこでこの職員の場合もあきらめないというか、いると「手伝って」といわれたと。
昨日お話ししたように、手袋は一個の手袋かもしれませんけれど、これをお渡しするのは、こういう呼び水だと、こういう潤滑油だと思っています。むろん、ずけずけと入って「来ましたよ私は」といって、お手伝いだと正義の旗を振りかざしてると、それは人に、家の中だってぐちゃぐちゃになっているし、みぐさいし、見られたくないって思いはあるので、この2つの職員が感じたことは、非常に大事なことだと思います。
次のページ2番目に、「時々給水の出る休みがほしかったです」これもとても大事なことなんですね。昨日わたしも訪れて本当に一生懸命働いているけれども、たぶんお家の方がそのまま働いていると、なかなか自分もペットボトルを持っていってもちょっと水を飲むのも躊躇するというのもあると思います。ただ、熱中症や脱水症状になってもいけませんし。ちょっとこのあたり、もちろんそれぞれのチームの現場の判断で、今日は少し涼しい感じですから、「30分に1回お茶飲んでいいんだよ」とか、ペットボトル持っている人は、お家の方に「すみませんが、のどが乾いたので、ちょっと一杯だけ飲みます」といって、そのまますぐ仕事をしていく、そこで言葉が一つあれば、飲んじゃいけないとは言われませんので、やはりこれは職員がいい体調で行うこということからも、それぞれの現場のリーダーが考えてもらえればとても良いと思います。
嬉しいのは、この下諏訪のところの6番目に「休日の急な要請にもかかわらず、対応し、連帯できる職員のすばらしさを実感した」というのは、私も本当に、改めてですね、むろんいろいろな思いがあった方がいるかと思いますが、でも多くの職員が最後「ありがとう」と地域の人に言われたことが、本当に私たちが目指す仕事だなと思ってくれたんじゃないかと思います。
一番下の「作業前に比べ、非常にきれいになり、観光的にも役立った」これも大事で、私これをきちんと伝えていくことは、これは新潟の泉田裕彦知事も述べていたんですけれども、災害が起きるとですね、往々にしてその県全体が災害地だと思われて、観光にお越しに来る方が減ってしまうんですね。で、新潟は「うちの温泉開いてます」というキャンペーンを張りました。無論私が先頭に立って観光のキャンペーンを張ることはできないと思いますが、やはり私がもしインタビューを受けたときには、本県には志賀高原もありますし、白馬もありますし、軽井沢もあるし、あるいは白骨温泉もあるし、あるいはこの諏訪の地域でも大半の旅館は通常通り営業しているので、ぜひ地元から全国に発信するメディアの方もですね、本県のそれぞれの観光地は本当に真心込めてお待ちしていますということはですね、是非お伝えいただきますようにと思います。私もそのことは、きちんとインタビューの中で述べていくようにしていきたいと思います。
それから最後の辰野町のところで、下から2番目に、「どのような道具を用意して臨めば良いかわからない、せめて、どんな作業するかくらい予め指示してほしい」ってあります。これは当然の意見なんだと思います。ただ、ご存知のように、こうした大きな災害、そしてそれを県の職員が一緒にお手伝いするというのは、今までになかったことですし、地域の方々もですね、模索しながら対応しています。ですから皆さんにももちろん、道具に関してもそれぞれ鋤とか鍬とかシャベルとか書きましたけれども、結果的にはシャベルを持ってきた方もあまり活用できなかったかもしれませんが、それは失礼だったかもしれませんが、やはり、これは当事者であっても暗中模索しながら行ってます。ですから、その場でそれぞれ皆が話し合って地域の人と、その中でリーダーが指示をしてやっていくということが、今後も続くと思います。この点に関しては多くの職員が更に理解をしてくださるよう、お願いをしたいというふうに思います。
それでは、避難所お助けコンシェルジュが、今まで20日から土曜日まで、2泊3日それぞれ行ってもらいました。そして昨日の午後から、そのメンバーが2泊3日交替をしています。中には2泊3日で信頼を地元の人から得たので、替わらないでほしいという意見もあったかもしれません。ただこれも職員の側も良い意味で笑顔で行うためには、きちんと一旦交替をしていくと、交替をしても切れ目のないサーヴィスをしていくというのが、私たちなので、今後も避難所がある場所に関してはですね、基本的に2泊3日で交替をしていくという形が望ましいと思います。この点に関して説明ありますか。
(松林憲治 経営戦略局長)
これにつきまして、メンバーにつきましては、今、知事の方から、多くはご説明のありましたとおりで、新しいメンバーに昨日からのメンバーを。で、その次のA4の横長の3枚組みの紙でありますけど、これは、第1次隊、昨日まで行かれた避難所お助けコンシェルジュの方たちが感じたことをですね、ここに記録をさせていただきました。少し、今後の参考となる事項について若干ご説明申し上げますと、たとえば、1班の方の一番上でございますけれども、被災が少なかった地方事務所のコモンズ支援車を県下全体で有効活用する方策を検討すべき、とこのような貴重な意見をいただきました。これは聞いてみますと、コモンズ支援車にはパソコンが搭載されております。従いまして、携帯用のパソコンを持って行かれた方は連絡ができるわけですけれども、このコモンズ支援車に搭載されているパソコン、こういったものを利用してですね、幅広く情報収集をしたり、また、連絡通信に使えればと、こういう趣旨だということでございます。それが同じ1班でございますが、一番下。他地区の避難所の対応状況がわかればもっと効果的なケアができたということで、ここらへんはそれぞれの避難所の瓦版、会報、そういったものができてくればですね、人財活用チームの方で集約いたしまして、他の14の避難所の方々にも安心をして担当していただくと、こんなことを今日から取り組んでいきたいと、このように考えています。
それから、もうひとつは、2班の上から2番目でございますが、小中学校が避難所になっているところがございます。で、こういった避難所、小中学校が避難所になった場合には、施設・設備の状況がわかる小中学校の職員が常駐する仕組みが望ましいということで、今回この1次2次の避難所コンシェルジュにつきましては、主に経営戦略局、総務部、企画局の職員があたっておりますけども、これは今後、他の部局、たとえば教育委員会の方々にも、ぜひ、このコンシェルジュにご参加いただければと、このように考えております。
以上でございます。
(田中康夫 知事)
はい、今、松林さんが言った点、大事なことで。特に、小・中学校が避難所になっている場合、むろん、神戸とかの場合には、ほんとにそうした知識や経験もない職員がですね、用務の職員も校長も一緒にトイレの穴を掘ったりしたわけですけども、これちょっと教育委員会の方で、是非、市町村の方にこうしたこと、他の地域にも、今後避難所になる時には土地勘のある職員がいてほしいということは伝えた方がよいと思います。これは私たちも同時に、家屋片付け等の時に土地勘のある職員と、これは大事なことだろうと思います。
2枚目の方で、10班のところで、「交通規制の情報が相談デスクにあったほうがよい」と。これはやっぱり模造紙に貼っていく、あるいはもしホワイトボードの黒板があったら、そこに書かせていただく、こういう黒板を活用するということで、大事なことだろうなというふうに思います。
「お風呂の送迎が感謝された」というのも、本当に、日本人、日本の人はお風呂に入ってリフレッシュしますから、これはとても大事なことで、それを具体的に岡谷の地区の避難所でもやってくださったことはありがたいと思っています。
「携帯の充電器を忘れない」というのも大事なことだと思いますし、一番最後、15班のところに、「災害が長期化してくると、避難者や町職員の体調もきつくなるので、コンシェルジュやかたづけ隊の支援が貴重である」と、これはまさにそうだと思うんですね。特にボランティアという場合に、どうしても着たきりスズメで、ボランティアは片隅にシュラフでくるまってというイメージがありますけど、ボランティアが体を壊してしまえば、また、その方を避難所の人がお世話しなくちゃいけませんから。ボランティアも同じ人間です。ボランティアにもリフレッシュが必要です。お水を飲む時間もお風呂に行くことも必要です。ですから、2泊3日で私達の職員が交代する、その代わりに引継ぎをきちんとしていくということは、だからその引継ぎの時には、たとえば、小さな子供が私達の職員に馴染んでくれたのに、もう帰っちゃうのって言われることがあるかもしれませんけど、それは次の職員にもそのことをきちんと引き継ぐというで、大事だと思います。9班のところで、「保健所や役場の保健師が巡回してくれたので、住民の健康面での不安はなかった」というのがあります。この件に関して、諏訪保健所長の寺井直樹さんも来ていますので、寺井さんのほうから少し実際に廻ってみての意見をお願いします。
(寺井直樹 諏訪保健所長)
日々の報告は上げてございますけど、それ以外に保健所長として気づいたことを報告するという形で、2点お願いしたいと思います。2点とも避難所に関してでございまして、1点目は避難所の医療体制ですけども、これは当初より市立岡谷病院が非常に積極的に参加していただき、その後、医師会、日赤も連携いたしまして非常に今、いい体制がとれていると思います。ただここにきて必要になってきましたのが、「メンタルケア」心の問題でございます。これまでカウンセラーも私どもと一緒に避難所に行っておるんですけども、日替わりで人が変わるという状況でして、今とくに被害の多かった湊地区においては、数日間、4、5日から1週間くらいですね、同じカウンセラーの人が数人いると、いつでも相談を受けられると、こういう体制が必要になってきていると思います。やはり、新しい体制を構築しなければいかんというふうに思います。ただこれは、心と体で医療体制との連携が非常に重要ですので、我々だけで勝手にやってはいけない。岡谷市の医療チームと医療担当者とよく相談して必要な人員を、また衛生部のほうに派遣要請したいと思いますので、是非、迅速に対応をお願いしたいということでございます。もう1点、それに関してでありますけども、今、医療チームを県から派遣していただいております。鳥海さんをはじめとして。今後ですね、また雨が降りますと避難所の数というのは一気にまた増加すると。雨が止むと一気にまた減少する。非常に増減が激しいものですから、予定していたチームが必要ないとか、あるいは更に追加。日々変わる可能性もございますので、是非、こちらの現地のほうから人員等またお願いいたしますので、柔軟に対応していただければというふうに思います。以上2点でございます。
(田中康夫 知事)
はい。確かにメンタルなケアをする人に関してはですね、やはり毎日日替わりで変わるのではなくて、とりわけ被害が大きかったような所の配置をするメンタルケアの人に関しては配慮をするようにしてください。これは、高山さんと澤田さんで責任をもって、この点は行うようにしてください。
もう一回戻るとですね、例えばもう一回読み直したら、5班のところ、それぞれみんな素晴らしいことを私書いてあると思うんですけど、5班で、「班編制にチームリーダーが入っていたことで、市町の職員では仕切れない場面で、チームリーダーを中心に県職員が現場を仕切り対応できた」これ決して、言葉面だけ捉えると何か県の側が高みに立っているかのように勘違いをする人がいるかもしれないけど、それはその人の読解力があまりにも乏しいのであって、これはすごく、広瀬さんたちのグループが書いたことも大事なことでね、それは何かというと、例えば次のページの9班のところ、斎藤さんのチームでも「土砂崩れ現場での復旧の今後の安全確保の対策がどうなるか説明してほしいとの要望があった」と。これは箕輪町の北小河内の公民館は私も最初にヘリコプターで訪れた場所ですけども、人の損傷はありませんでしたけれども、ここも神社が流された場所なんですね。本当にお天気が不思議なもので、ぜひ、朝日新聞の7月17日の社説というのをちょっと明日お配りしましょうか。ここは本当に泥だらけの家があるので、町長にもお話をして、町がかなりやっているんですけれども、ここにも私どもの職員が常駐はしています。これとかですね、一番最後のところ、14班・玉井さんのチームが「避難所の周囲に災害復旧がある地域では土木職の専門的な職員の配置が必要」とあります。やはり、これも一つの安心だと思うんですね。私のような者が「土砂はこういう具合ですからこうですよ」と言うのはあまり重みがないわけであって、土木部の職員が語ると・・・いや、もちろんそれもより専門的な土木部の職員からの良い意味での伝達事項かもしれないけど、「私、土木部でこういう仕事をやっている○○です。」と言って説明したら、非常に安心してくださるということなんだと思うんですね。この人員配置に関しては、少し考えて、あるいはそういう人間が伺ってね、避難所で説明を一度させていただいていくということを15の地域行うことが必要かな、という気がします。
それともう一つ大事なのは、4班の堀内さんのところで、「被災した方々の心(先行きの見えない不安)のケアが必要な時期に来ている」これはとっても大事なことを書いてあると思うんですね。前もお話したように、被災地というのは、電気が消えていると全員被災者ですけれど、今回の場合は最初から電気が点いています。電気の次に水も出るようになるとお家にみんな戻ります。ガスも出るようになったら、家でお風呂まで入れる人と、家もなくて、家族も失って、お風呂にも自衛隊風呂に入っていて、水も給水車からもらっている。避難所の人というのは、どんどん避難所からだんだん去っていきますから、どんどん自分だけが置いてきぼりになっていくような気がします。ましてや今回の場合には、岡谷の場合には、当日から避難所にいる人達も、この間お話しした人達というのは500メートル位離れたファミリーレストランに行って、そこでは煌煌と電気が点いていて、すべてのメニューが出されていて、そこでご飯を食べて避難所に夕方戻ってくる。わずか500メートルの中で人間の生活がかくも違う、ということはこれは大変な疎外感というか、虚脱感です。そしてその中で、この岡谷の湊地区の場合には、まだ救出活動が続いていたりしますので、また二次災害があるかもしれないので、自分たちの壊れた家、壊れてはいないんだけれども建っているおうちにも入っていって片付けはできません。でも、片付けが今度始まれば、ますます家を失った人、あるいは家はあるけど中が泥だらけで手が付かない人は、避難所にいる中でますます自分が置いてきぼりになっていくような気持ちになります。これが非常に元気だった人ほどですね、虚脱がありますから、この点に関しては澤田さん、きちんとですね、体制をとりわけ、岡谷の湊小学校の場所はとれるようにしてください。いいですか。これはもう衛生部と社会部が全力を投入して、病院関係者も含めて行えるようにしてください。非常に初日から、ここは被災地の中でも、被災地というものが逆に限られていたということで、神戸のような被災地の共同体の意識というものが初日からなかったという場所ですから、お願いします。
それから、6班の小林さんが書いてくれたことも大事で、「被害が大きいと対応している役場にも余裕がないので、役場で思いつかないようなところをフォローする必要を感じた」これが私たちが今回、諏訪市等に働きかけているですね、一緒にお手伝いしましょう。みんな困っているけど、職場の人も、職員も被災者だったりするわけです。職員も仕事をしながら、家で、おじいちゃんとおばあちゃんと奥さんで片づけをしているわけですね。そうするとそこまで気が回らなくなります。だからこそ同じ県内に住んでる私たちが、今回のようなことを、最初、おじゃま虫のように、あるいは目立ちたがり屋のように見えたかもしれないけれど、決してそうではないということ。一般廃棄物である土砂に関しても、今回、一般廃棄物は市町村の業務かもしれませんが、県の側でトラックを用意して一緒に片付けて、下水処理場の豊田にもって行きましょうということこそが水平補完です。非常に皆、短い中に大変大事なレポートを書いていてくれて、ぜひまた次の部隊の人たちにも、良い意味でこれからの仕事に役立つことを、この悲劇の中で感じ、また、生み出してほしいと思います。
それでは、概ねになったのかな。公共交通機関。
(吉江速人 教育次長)
知事いいですか。
(田中康夫 知事)
どうぞ。
(吉江速人 教育次長)
丸山教育長が、本日から、岡谷、諏訪、上伊那地域を訪問しているので、代わりに教育次長の吉江でございますが、述べさせていただきたいと思います。
避難所が小中学校になっております場合に、今、コンシェルジュの方からも、レポートでは、常駐というお話がございました。しかしながら、実は小中学校の場合に昼間はもちろん常駐しておりますし、また夜間も、校長あるいは教頭、さらには教務主任のうちのいずれか2名が常駐するような形でお願いしています。また、それが実態として教えいただいておりますので、私どもとしては、改めて学校現場に対しまして、私どものほうの県からの派遣のコンシェルジュとの連携ということは、再度確認させていただきたいと思います。災害本部のほうからもコンシェルジュに対してそこらへんのご指導をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
(田中康夫 知事)
はい、それは良いのかな。今日、丸山さんが行っているけど、吉江さんが言っていることも、そういう風に感じるんだったら吉江さん自身が動いて、きちんと構築して行ってください。
(吉江速人 教育次長)
はい、学校等にはしっかりと連携をとるように指導したいと思います。
(田中康夫 知事)
はい、それでは、太田さんお願いします。
(太田寛 企画局長)
(公共交通機関等の状況について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう それでは少し下の方にカラー写真も付いた土木部から、道路の不通箇所の復旧状況、また、現在の復旧工事の状況があります。では、原さんお願いいたします。
(原悟志 土木部長)
(道路の状況について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、どうもありがとう。もちろん、土木部だけではなくてすべての部署が非常に今回活躍してくれていますけれども、この辰野の徳本水は昨日矢ヶ崎克彦町長と一緒に諏訪と下諏訪を訪れました後にですね、伺いました。今、26日から開通ということで、この下の方に361号に関しては、もう既に2t以下の車は通行できるというのが、ポスターを信州広報・ブランド室の方で作って、これを掲示することになっていますが、徳本水の所もですね、28日が26日に早まってできる、ということをきちんとこの形でですね、塩尻側、辰野側に貼って、あと辰野側のですね、いろんな掲示板にもですね、貼らせていただけるように作成して今日の午後には完了するようにしてください。やはりこの道が26日に開く、しかも2車線で開くということをきちんと明記をすることは、とても大事だと思います。
なお、この場所は、訪れまして、少し木の具合がおかしいのではないかということで、これは砂防と治山の側にその場で連絡したので既に対応してくださっていると思います。そこも、もともと、ここ徳本水は水が出る所で、実は驚いたのですが、本当に川は濁流ですけれども、ここの水を汲みに来ている方々がいらっしゃって、この水は本当にいつもと変わらぬきれいな水が出ているんですね、飲み水を皆さんが汲んで、遠くから車でいらっしゃっている方がいましたけど、何か本当に逆に自然の治癒力というか自然の不思議さをですね、感じました。そういうすばらしい水が出る場所です。今回出たのは、非常に土砂が流れた雨ですから、改めてやはり里山や森林のですね、荒廃というものを防ぐということは私たちにとってとても大事なことだと、それが今新潟県が行っていることでもあります。
新潟県は簡単にお話しすると、御存知のように刈谷田川という川と五十嵐川という川がちょうど2年前、私どもの柳澤直樹さんをはじめとする人たちもボランティアで出かけましたけれども、ここで12名の方がお亡くなりになられてですね、1万所帯もの家がですね、浸水の被害に遭いました。この刈谷田川にはダムが既にあり、100年確率がですね、もう既に達成されていたという川です。五十嵐川にも2つのダムがあって、治水はほぼ100年確率に近づいていました。しかしながら、建ってから400年のお寺もものの見事に流されると。今回、岡谷でもあるいは箕輪町でも神社が流されると、青山出納長の意見にあるように、神社とかお寺、とりわけ神社というのは安全な場所に造ると。そうした私たちの100年確率をも超えるような局地的豪雨の地球温暖化の異常さ。この中で実は新潟県はですね、この刈谷田川に関してはあえて堤防を下げる。そして、100ヘクタールの遊水地を設ける。そして、五十嵐川に関しては400戸の所帯の人たちの場所に新築を制限をして、逆にこの人たちに移転をしていただく。それはお金もかかるかもしれませんが、このことを既に実行しています。ある意味では脱ダム宣言の後に新潟県は大変なダムがあったことが起因しているかもしれない悲劇の中からですね、私たちの脱ダム宣言よりも超えたことを歩みだしている。そしてそれは朝日新聞の17日の社説の中では国土交通省の審議会も同様なことを述べている。別に洪水が起きるようにしましょうと言っているのではなくて、すべてを川の中に水を閉じ込めるという形ではない。それは、ある意味では新潟県がですね、国の補助も得て100ヘクタールの遊水地を造っているということは私たちの内水氾濫の浅川、昨日もですね、天竜川の水神橋それから毛賀沢川、そして喬木村のですね、伊熊弁天橋のところを訪れました。それぞれ水門があってそれぞれ内水の氾濫に悩んでいる場所です。そしてポンプで汲み出しています。やはりここのポンプは国土交通省があるのは駒ヶ根や名古屋にありますから、移動の時間もかかります。その点はそれぞれの市町村とですね、私たちも一緒にどういうことができるか話し合うということを感じましたけれども。今の、その新潟県の取り組み、そして国土交通省の審議会もそうした方向が出ているということはですね、ひとつ私たちが本当の意味での治水を行っていく上で大事な示唆を、新潟県が先んじて行うということだと思います。
いずれにしても、辰野の徳本水と、木曽の神谷の場所、大変にあの、業者の方々を始め昼夜を問わず作業してくれて、この形で早期に、26日開通ということは大変、地域の方にとってもありがたいことだと思います。ぜひこれを、ポスターを午後には、辰野町、塩尻側、多くの場所にきちんと・・・しかも2日早まって26日には2車線で通行できます、ということを書いたポスターをお願いします。
それでは・・・
(原悟志 土木部長)
知事、あの、砂防の関係、ちょっと先に説明させていただいてよろしいでしょうか?
(田中康夫 知事)
はい、どうぞ。もちろん。
(原悟志 土木部長)
それではあの、土木部で砂防に対する対応についてご説明をいたします。災害の発生以降、この表にございます通り、全部で土砂流出が28箇所、地すべりが15箇所、急傾斜が19箇所、合計62箇所でございます。
(以下、資料に基づいて説明)
続きまして昨日の、岡谷の湊地区の状況でございますが、これちょっと資料が、絵に入れられませんので、言葉だけでご説明しますが、昨日中に(青山)出納長が現地を確認していただきまして、いわゆる捜索の再開ということで動き出しておりまして、これに対する対策として、私どもの方ではセンサーを、既に2箇所を設置して、また上流の所で土砂の流出に対応する見張り員を据えて対応をしてございます。
出納長さんの方から、これについて何かございますでしょうか。
(青山篤司 出納長)
よろしいですか?
(田中康夫 知事)
どうぞ。
(青山篤司 出納長)
今あの土木部長の方から報告しまして、諏訪の建設(事務所)を中心にしまして、私もまいりましてですね、安全性の確保ということで、センサー2箇所の設置が終わり、そしてなおかつ、土石流の渓流・・・上流で2箇所、分かれる所(合流点)ございますけれども、そこにちょっと高台がございましてですね、そこの所に監視員2人を置きまして、そしてその監視員は、拡声器ですぐ、緊急の場合は作業員に連絡する体制を取っていただきました。一方、センサーにつきましても2箇所設置しましたけども、実はその、再開する3時半前に訓練を行いまして、自衛隊の皆さん組みましてですね、いったんセンサーが触れたといった時に、下の方の高速道の所にサイレンがございますので、そのサイレンが鳴った時にすぐ避難ができる訓練を実施しまして、その後、3時半に(捜索)作業の再開に至ったと、こういうことでございます。
なお、私どもとしましては山に向かって左の方の渓流でございますけれどそこの上流まで登ってみました。そこのところですね、上流の方にかなり土石流の跡が残っておりまして将来的にというか、雨が降ればですね、もうちょっと上の方に監視員をプラスアルファとして設ける必要性があるのではないかということで、これは諏訪のですね、建設の所長さん含めて、これから必要なら岡谷市と相談して対応していくというような状況でございます。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、えっと皆さんの方にもその地図は手元の方に配られているんですね。高速の所から約600m行った所、二つの沢にそれぞれセンサーを設けると。高速の上にサイレンがあると。この場所も本当に湊地区の方々が、本当に私が訪れた時に冷静に対応してくださっていて、逆に非常に胸が詰まりましたけれども、区長さんであったか、ここの沢がこんなこと、いままでに危ないと思ったことはなかったというふうにおっしゃっていてですね、やはり本当にあの局地的豪雨という中でこの場所に関しては行っていく訳ですけれども。青山さんからの今の報告です。
それと併せてじゃあ、下諏訪町の「グレイスフル下諏訪」、これあの老人の施設ですが、その上の部分、昨日あの林務部長の加藤さんも土木部長の原さんもヘリコプターで天候がよかったので、見ていただくようにお願いをしましたが、これもやっぱり社会部からの報告もありますが、原さん、加藤さん、あるいは田中さんからお願いします。
(原悟志 土木部長)
はい、それでは土木部の方からご説明しますと、昨日、まだ現地事務所の諏訪建設事務所とそれから土木研究所の職員、専門の職員の方が現地を確認いたしまして、グレースフルから向かって左側の沢、崩落している沢について調査をいたしまして、これもこれ以上拡大することはないということと、それからこれにつきましてはセンサーを張って用心をするということで警報体制を整えております。直接グレースフルの方に向かいます鉄線の小型鉄線の上の部分につきましては飛行機から見ましたが特に木が倒れていたり、それから土砂が色が変わっているというものは見受けられませんので、このまま雨に注意していれば問題はなかろうということでその結果を下諏訪町長さんの方にもお話しをいたしました。以上でございます。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。加藤さんの方からありますか。いいですか。
(加藤 林務部長)
今の土木部長さんの報告と同様で上空からは崩落の傾向というのはみられませんでした。
(青山篤司 出納長)
青山です。
(田中康夫 知事)
はい、どうぞ。
(青山篤司 出納長)
あの私もですね、昨日、湊地区の後に現場を見まして、土木部長の方からの報告にありましたけれど、このグレースフルの写真がありますけれどもこの左側の崩落地はですね、むしろこの急傾斜地の崩落という感じが強いとは思いました。したがって上の方の崩落と崩落の土がですね続いて落ちているという感じではなくて、ここはここで単独で崩落しているという、そういう状況でございます。ただ、これは分かりませんけど推測ですけれども上の方の崩落とですね、つながっているとすれば水の関係でつながっているかもしれません。まあ、いずれにしましても、急傾斜地の上に、ちょっと写真では平らなところがございますけれど、かつてはここ田畑、要するに耕作地だったとは思いますけれども今はこういう形になっておりますけれども、そこで一旦水が溜まってこっちの方に来ているという可能性はありますけれども、今の段階ではここの単独の崩落と見た方がいいんではないかとこのように私は見ましたけれども。それでですね、ここの土砂がですね、ここにまだ崩落になっていませんので建設の所長の方へこの対応を至急してくださいよという指揮はいたしました。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。じゃ、社会部、この資料を含めて簡単に説明してください。
(田中透 社会部長)
はい。あの、グレースフルの件では、ほとんど・・・
(田中康夫 知事)
グレースフルはよろしいのかな・・・その他の・・・
(田中透 社会部長)
あの、社会部の方の資料ではですね、特にあの、ボランティアのことについて今日はご報告します。
(以下、資料に基づいて説明)
あと、グレースフルにつきましては参考までにですね、後ろから2枚目にありますけれども、220名の方が入所しておりますけれども、最悪のケースを想定した中でですね、茅野市におきまして特養等で92名の受け入れ、それと、長寿福祉チームが動きまして、松本圏域あるいは上伊那圏域の方で約170名の受け入れをしていただけるような見込みを確保しております。以上でございます。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。それでは、衛生部から消毒の状況お願いします。
(高山一郎 衛生部長)
衛生部です。衛生部の資料は、衛生部説明資料と肩に付いたものひとつと、衛生部関連新聞記事1枚です。まず被災地の消毒の状況です。昨日は諏訪市におきまして、消毒が必要な2042世帯の内、17地区616世帯を県で分担いたしまして、消毒を開始いたしました。
(以下、資料に基づいて説明)
昨日の医療派遣チームの状況です。まず岡谷地区に関しましては、2チームに心理の専門家を2名配置いたしまして、岡谷の10箇所の避難所、下諏訪の5箇所の避難所を回っております。
(以下、休日夜間の救急医療体制について、資料に基づいて説明。各避難場所へ張り出す医療体制のチラシについても説明)
(田中康夫 知事)
はい、いいですか?市外局番は、そうか上4つ・・、6つのうち5つは、だから市外局番、上に「0266」って書いてあるのね。まだちょっと字が大きいほうがいいかな?市外局番、どうする?・・・岡谷市で配る場合だからいいのか、これはね。他の地区で配る場合はそれぞれ変わってるわけね、辰野町や箕輪町は。そこは、きちんと衛生部と信州広報・ブランド室で確認をして、それぞれの地区毎に、局番を作ったり、付けたりを間違えないようにして下さい。
(高山一郎 衛生部長)
それぞれの町のバージョンになってます。
(田中康夫 知事)
はーい、じゃあ、次どうしよう、商工部?
(山極一雄 商工部長)
(中小企業相談窓口の受付け状況、諏訪地区と上伊那地区におけるバトラー活動状況等について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。それでは、次、農政部?生活環境部?生活環境部、私のところに来てないよ。じゃあ、農政部いこう。
(柳沢直樹 農政部長)
(お助け隊の活動状況について、資料に基づいて説明)
(塚原一幸 農政技監)
(千曲川の河川敷農地の被害について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、どうもありがとう。とても大切なことを農政部は意欲的にやって下さっているし、お二人が奇しくも言ったように、大変これは他の復興よりも息の長いお話ですけれども、その分とても大事なことですから、よろしくお願いします。林務部お願いします。
(加藤英郎 林務部長)
(林務関係の被害について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。じゃあ、住宅部。
(井澤一夫 住宅部長)
(住宅関係の被害について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。それでは、教育委員会お願いします。
(吉江速人 教育次長)
(教育関係の被害等や教育委員会の対応について、資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、ありがとう。昨日、この赤羽のコミュニティーセンターも伺いましたが、ちょうど私が訪れる前くらいまでいたのかな。大変にお母さんや子どもたちに喜んで貰えていて、やはりこれもとても大事なメンタルのケアです。
辰野町では、皆さんもご存じのように小横川という所で、勉強熱心なお嬢さんがお父さんと一緒にですね、崩落した場所を社会科の授業で発表しようということで、恐らくうかがっているときに鉄砲水に流されてしまったということがありました。このご兄弟も私たちの県立高校に通っていらっしゃるので、これも早速、教育委員会の側がメンタルケアをしてくれるということで、既に担当者が仕事をしてくださっています。大変ありがたいことだと思います。
生活環境部の資料が改めて配布されましたので、こちらお願いします。
(木曽生活環境部長)
生活環境部から申し上げます。
(生活環境部の被害や廃棄物の対応について資料に基づいて説明)
(田中康夫 知事)
はい、今の問題ですけれども、今日もう一回ポスターを作っています。ご存知のようにですね、水害でダメになってしまった畳や家具、カーペット、布団等については、市町村の指定した場所で既に無料で引き取っていて、例えば、諏訪市の場合は東洋バルブの跡地でこれは、通常の処理ルートで処分されて、この処理については、国の2分の1の補助が出ます。他方で家電についても、国で2分の1の補助が出るのでありますが、家電リサイクル法に伴なうリサイクル料金をですね、市町村が一旦引き取って、それを支払って指定の業者に処理をお願いすることもできますが、これは2分の1補助が出るとはいえ、経費が嵩むことや人的負担もありますので、なかなか全国的に市町村が処理しきれない、したがって住民に対して指定業者に持っていってもらってリサイクル料金を支払って回収してくださいというふうに広報している部分があります。
で、今回ですね、やはり昨日出かけて非常に、先ほど冒頭でも述べましたけども、諏訪市の床上浸水された方、昨日、先ほどのレポートにもありましたけど、昨日行ったというのは本当にちょうど良い日だったと思います。天候に恵まれたことを逆に感謝したいと思っています。今日明日でこの問題を片付けると。このことは県が、私たちは話し合いましてですね、家電製品等に関して廃棄物となったものを無料で引き取るということを行います。これは今まで、県が肩代わりをしても補助金が出る訳ではありませんが、やはり被災をされた方々で自律的に生きていく方にですね、家電製品を無料で引き取るということを県が行います。この場所を、岡谷の方も車でお越しいただけると思いますので、諏訪の私たちの豊田の下水処理場の所でですね、昼夜を問わず受付けると、一応そのスタッフ、夜もですね、常駐することで、渋滞を防いで夜、片付けが終わってお持ちなる方もいると思います。併せてですね、無論、一般廃棄物の方は市町村と一緒に協力しまして、市町村も独自に行っていますが、二度手間になるというようなお考えの方もいると思うので、この豊田の場所で、一般の廃棄物、例えば濡れてしまった布団であったり、あるいは子どもが愛着のあったぬいぐるみだけども濡れてしまったと、乾かしてずっととっておきたいという子どももいると思いますし、そうでない場合には、これも県の豊田の場所で、一旦お引取りをしてですね、これをきちんと無料で処理をしていくということをしたいと思います。このようなポスターをですね、現在作成をして、各地区の掲示板にも貼らしていただくという形をします。それとまあ、お車が土石流とかでですね、流れてしまったり、あるいはご高齢で車を運転しないというような方にもここに直接、諏訪湖事務所の直通の電話番号をですね、記す形で、割合わかりやすい番号を設定しています。
ですからこういう方には私たち、瓦礫を片付けるトラックがいたりもしますから、そういうトラックを融通してですね、ご高齢の方で車を自操できないという方に関しては県がその豊田の処理場のところまで一旦運ぶということを行うと。このポスターの作成を今日午後には行うと、午後には張り出すように準備をしております。今現場を廻っていますけれども、或いは避難所のほうにもそれは伝えていますので、そうした「廃棄物どうしたらいいのかな」って方は産業廃棄物も一般廃棄物もですね、どちらも県の側の豊田にお持ちいただければきちんと処理できるということをお伝えできるようにして下さい。そして先程言ったように、職員の人にはいろいろとご協力いただきますけれども、おそらく夜運ぶという方も私は車の渋滞を考えますと諏訪のあたりはあると思うので、夜間も受け付けるというふうに致したいと思います。よろしくお願いします。
それではこの豪雨災害に関する森林林業関係の対応という最後に配られたのは修整かな?お願いします。いいですか、これで。
(加藤英郎 林務部長)
はい、そのとおりでございます。
(田中康夫 知事)
それでは自衛隊の中原さんのほうからございますでしょうか。
(中原実 陸上自衛隊松本駐屯地第十三普通科連隊第二科長)
自衛隊の本日の活動状況でございますが、岡谷市港地区の捜索につきましては、約100名体制で捜索を実施しております。当面はこの体制を維持したいと考えております。
次に気になる雨量でございます。本日幸い全県的に久しぶりに天候が良いということでございます。ただ明日からまた雨で崩れるということでございますので、各市町村のほうでですね、土砂の空からの偵察を実施したいというご要望があればできる限り応じたいと考えております。お申し出があれば調整させていただきまして、できる限り迅速に最寄のヘリポートまでヘリを出動させたいと考えておりますので、どうか必要があれば遠慮なくお申し付けいただきたいと思います。以上でございます。
(田中康夫 知事)
はい。県警から渡辺さんございますか。
(渡辺巧 県警本部長)
引き続き行方不明者の捜索に全力を挙げていきます。
(田中康夫 知事)
はい、よろしくお願いします。
今、本部のほうでは配りましたし、各地方事務所の方にも今添付ファイルPDFでお配りすると思いますが、先ほど言及した7月17日付けの朝日新聞の社説、豪雨対策ということで、社説のタイトルは「あふれる川を前提に」。タイトルだけを見ると大変に何か過激のように見えます。でも、先程私がお話したように、新潟県においてですね、水害の後、ここにあります「戦後、日本の治水は、河道に水を封じ込め流域を平等に守る、という方針で貫かれてきた。」、三段目です、「上流にダムを造り、堤防を連ねて、1滴たりとも川の外に水を出さない。そんな考え方だ。水害の後、新潟県はそうした方法を改めた。」ということで、「刈谷田川では、上流の堤防の一部を低くし、水田約100ヘクタールを遊水地にする計画を進めている。大量の雨が降った時には、あえて水をあふれさせ、人の住んでいないところに誘導しようというのだ。五十嵐川では、水につかりそうな400戸の移転が始まった。」とあります。下の段の方にも「国土交通省にも動きがある。豪雨対策を考えていた審議会が昨春、流域を平等に守る考えを改める提言を出した。途切れなく堤防をつくるのではなく、住宅や農地など洪水から守るべき対象を絞り込もうというのだ。・・・いくらダムを築いても、どれだけ堤防を強固にしても、それで人の命や財産を完全に守れるかどうか。はなはだ疑わしい。洪水への有効な手立てとは何か。豪雨の頻発や財政事情を考えると、審議会の提言は現実的な判断と言える。」まあ、財政状況で私たちは物事を判断するわけではございませんが、奇しくも昨日田山重晴さん(下伊那地方事務所長)と一緒に訪れた飯田市の松尾の天竜川の水神橋のところも、そして毛賀沢川のところも、そして喬木村の弁天橋のところも、以前はここは霞堤の形だったんですね。つまりそこの水田に洪水の時に水を流れ込ませるということで、これは高遠の三峰川にもありますけれども、その年、稲が駄目になってもその山から流れてきた養土が翌年豊作にしてくれると。この場所が今、大きな堤防が高くなって、そしてこの松尾天竜水神橋のところも、堤防が出来てもかつては水田だったところが今、工場になってます。そして工場の多くの環境に配慮しても排水が夥しく出てきます。で、内水氾濫という形で、これに対して飯田市はポンプ車を用意してくみ出しています。
やはり、この問題、私たちの都市計画がそうした築堤だったところも、狭い国土であることもあって工場等になっていって、いわゆる保水機能が低下しているということがあります。3つの地点はいずれも大平利次喬木村長も悩んでいらっしゃいます。やはり私達が浅川で行おうとしていることは新潟県も行っていることであり、実は国土交通省もそうした動きの中にあるということです。そして、多くの神社がある場所が今回押し流された箕輪町や岡谷市という場所は、一日も早くその他の人のメンタルケアも含めてですね、真の意味で再生を図って行きたいと思います。
今日は前回どのように大雨の時に、北原正義さんや原悟志さんや青山篤司さんが国土交通省側と話をして努力をしてくれた立ヶ花の狭窄部の所と替佐の浸水の場所をこの後、樽川の場所も含めて拝見したいと思います。今日もこの瞬間も多くの職員が働いていてくれています。これは県職員だけでなくて教育委員会も県警もあるいは自衛隊の方や消防団や消防隊員も同様であります。引き続き地域の絆をきちんと取り戻すべく努力して下さい。よろしくお願いします。気象台からその後の変化は特にはありませんね?
(長野気象台)
はい、特にはありません。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとうございます。
(長野気象台)
知事、すみません。最後に雨雲の状況を画像に出します。画面は4分割になっておりますが、一枚にできるんですが変換の時間が2分、3分途絶えてしまうのでとりあえず見ていただきたいと思います。
(田中康夫 知事)
はい、どうぞ。
(長野地方気象台)
画面が4分割ですけど、
(田中康夫 知事)
右下のモニターの画面も4分の1になっているんだけど、画面全体になるかな?
(長野地方気象台)
それがなるんですけど、2分くらい切れちゃうんです。そうすると2分くらい無駄な時間になっちゃうものですから、小さいですけど殆ど雲はかかっていませんから。
(田中康夫 知事)
さすがにこれは虫めがねがないと見れない。
(長野地方気象台)
はい、そうですか。じゃあ、言葉で説明します。南部の方に僅かな雲がかかる、今日の2時位までには出来るんですけど、それは申し上げた程度で、飯田の方にかかる程度です。それから重大な被害、避難者の数は資料をまたご覧いただければよろしいと思いますが。
(田中康夫 知事)
現地のほうは、諏訪は平沢さんの方からある?いいですか?上伊那と下伊那と木曽お聞きしましょう。
(竹松政博 上伊那地方事務所長)
上伊那です。昨日に引き続きまして災害協力支援隊170名増員させて頂きまして感謝しております。知事に昨日見ていただいた赤羽にも現時点で12名投入しております。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、下伊那どうぞ。
(田山重晴 下伊那地方事務所長)
下伊那の田山でございます。昨日は大変ありがとうございました。今は曇り空です。あとは特別の報告事項はございません。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、木曽どうでしょう。
(栗林俊春 木曽地方事務所長)
木曽でございます。木曽も生活はほぼ正常に戻っておりまして、地方事務所からお助け隊、片付け隊に派遣をすると言う段階に移っております。その他に特に以上はございません。
(田中康夫 知事)
はい、松本どうですか?
(田野尻正 松本地方事務所長)
松本の田野尻です。2点報告させていただきます。避難状況でございますが、塩尻の避難勧告が取れまして現在は松本市の1ヶ所のみであります。2世帯、7名が自主避難している状況です。なお、今日の新聞報道でもありますが、北アルプスの登山道の崩落が伝えられております。ご案内のとおり、この地域は梅雨明けと同時に大変多くの登山者が訪れておりますので、心配しておるのですが、今朝一番でですね、安曇野市と連絡を取りましたら早急に迂回路を整備するという状況です。以後もしっかりと連絡をとり観光客である登山者に支障がないようにして参りたいと考えております。以上です。
(田中康夫 知事)
はい北安曇どうぞ。
(広田功夫 北安曇地方事務所長)
北安曇地方事務所の広田です。昨日発生しました白馬大雪渓の土砂崩落につきましてご報告いたします。昨日、現地調査の結果、崩落の恐れが少ないということで、本日誘導員2名をつけて通行させております。今朝、80名ほど入山されたそうです。それから、今日国土交通省のヘリで姫川の砂防センターの職員も同乗して、状況を確認するそうです。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、それでは佐久どうぞ。
(鷹野治 佐久地方事務所長)
佐久の鷹野です。状況に変化はございません。
(田中康夫 知事)
はい、上小どうぞ。
(田中利明 上小地方事務所長)
上小の田中です。新聞配達の方が行方不明の関係でございますが、本日559名と言うことで、警察、消防団、自治会等で捜索をしていただいております。県警察については飯山まで範囲を広げて捜索をしていただいている状況でございます。
(田中康夫 知事)
はい、北信どうぞ。
(古坂和俊 北信地方事務所長)
はい、状況に変化はございません。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、最後に長野です。
(堀内清司 長野地方事務所長)
はい、長野の堀内でございます。1点、報告します。土砂崩落のありました千曲市の桑原地区でございます。排水対策を講じたことによりまして動きが止まったということで、昨日の21時に自主避難しました4世帯7人が全員帰宅しました。なお、避難勧告の出ていました11世帯30人につきましては、この現場に先ほどワイヤーセンサーを設置したということもありまして、11時に対策会議を持ちまして避難解除について段階的解除も含めて11時頃、結論を出したいという方向でございます。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、ありがとうございます。えっと、では鎌田さんの方、あるいは青山さん、澤田さんの方からありますか。
(澤田祐介 副知事)
はい、澤田ですけれど、一言。先程来のメンタルケアの件なんですけれども、避難所にいる看護師さん、保健師さんがそこまで面倒見てくれていただいていて、かつ、駒ヶ根病院の方から昨日も今日も回って大きな被害がなくていいんですけれども、ただ、先ほど吉江次長の方から88人の子どもたちが避難所にいるということでありました。私たちの県は今年は84名のスクールカウンセラーという方が配属されています。松本、それから諏訪地域だけでも中学校に5名と高校に2名のスクールカウンセラーがおられて特に多い湊小学校であるとか、それから岡谷の南部中学校、西部中学校に関してはこのスクールカウンセラーの方々にも少し手伝っていただいてというふうに考えております。
(田中康夫 知事)
じゃあ、是非今日から入れるようにしてください。
(澤田祐介 副知事)
はい、吉江君と話します。それから長期的な療養を、避難所でずっとメンタルケアを続けることは不可能なのでこれは住宅部の方にお願いしてなるべく重症化する恐れのある方に関しては優先的に、県、市、町村営の住宅の方へ動いていただくような手だてを考えております。
(田中康夫 知事)
そうですね。はい、ありがとう。ぜひ実現して。
(澤田祐介 副知事)
実現します。
(田中康夫 知事)
はい、よろしいですか、後は。
(鎌田泰太郎 危機管理局長)
はい、鎌田です。以上です。
(田中康夫 知事)
はい、それでは第10回目の本部員会議大変お疲れ様でした。引き続き自身の体にも気を付けて睡眠を取るべき時はお取りいただいて、そして、県民のために引き続き奉仕をしたいと思います。よろしくお願いします。ありがとう。
(終了)
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