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最終更新日:2006年09月09日

トップ > 危機管理局 > 災害情報 > 大雨対策本部 > 第7回本部会議録

第7回大雨対策本部 議事録

 

平成18年7月21日(木)8:00〜9:40 災害対策本部室

 

(田中康夫 知事)
 はい、それでは第7回目の大雨対策本部委員会議を開催をします。まず最初にですね、今日はあの30分ほど、また当初の予定から1時間ほど繰り上げての開催に、また連日連夜のですね皆さんの貢献のなかでお集まりいただいてありがとうございます。では、最初に長野地方気象台のほうから現在の天候の状況、また今後の予想に関してお話しいただけますか。お願いします。

(長野地方気象台)
 はい、それでは長野地方気象台のほうから説明させていただきます。正面に出ている図ですけれども、これはレーダーの分布を示すものでして、それともうひとつ一緒に見ていただきたいのは、私どものほうから配布しました1枚のペーパー、A4のペーパー、この下のほうに・・・・・

(田中康夫 知事)
 長野県における降雨の今後の予想という長野地方気象台の縦長のA4の紙です。

(長野地方気象台)
 それも見ながらお聞きしていただきたいと思います。ここに出ているのは雨雲の分布でして、ちょうど今現在ていいますか、この7時の分布なんですけれども、この辺に長野県を含めた東日本、あるいは北陸の方にかなりこうエコーがかかった状態、雨雲がかかった状態、こう西の方にこうずっとこうライン上に伸びた雨雲があります。で、この左上の方に前線等が、雲が表現されてますけれども、ちょうど今低気圧はこの辺たり、この辺たりに来てるものと思われます。ここに前線がこう伸びて、その前線のその前面といいますか、ここが今ちょうど一つの山を迎えているという状況です。で、これが今後どう動くかといったところを配布しました紙に書いてあるんですけれども、その12と丸の打ったものでラインを引っ張ってある、これが今朝9時にこうなるであろうという予想のものです。ですので、今ここに動かしてますけれども、8時、9時、10時、こういう状況で移動していくであろうという予想を含めたこのマップです。で、今現在、これ7時に一旦止めていただいてもよろしいんですが、まあ動かしてもいいですが、この早朝から今現在にかけてだいたいそのアメダスで観測されるものとしては、10ミリあるいは15ミリ、1時間にそういった程度の雨が降っております。あるいはもう少し細かい分布を見るために、こちらだと思うんですが、レーダーのエコーとアメダスの観測点を含めた、さらに細かい雨の分布を見る図から得られるものとしては、アメダスに観測点でない、かかってないような所ではもう少し強い雨も解析されているという状況で、大体おおまかで見て10〜2・30のオーダーの、1時間に、雨が降っている状況です。
 これが今後どうなるかとういのは先ほど示した図、あるいはA4の紙に書いた9時の状態がこう、あるいは24と書いたのは今夜の9時の状況です。今夜の9時にはもう前線は南の方の海上に南下するということで、その辺の動きを加味して、その予想のところ、北部や中部、この辺にかかっているエコー、あるいはこのライン上に伸びているのは徐々にゆっくり下がっていく、ということで、雨のピークとしては、北部や中部ではだいたい昼頃まで、南部は当然これがすこしづつゆっくり下がっていきますので、南部の方は若干強い雨の降る時間帯は伸びるということで昼すぎと、こういう状況を考えております。
 その間に降る雨量としては、そこに書いてあるとおり、北部では60〜70、中部では60〜80、総量で、南部のそれぞれの地域ではこれくらい90〜120。これでみるポイントとしては、やはり西の方ほど多い、南部ほど多いという状況が予想されております。
 もう一つ気をつけていただきたいのは、この予想した雨量というのは通常の警報に相当するような雨量より少ないんですけれども、これまでにかなりの記録的な雨が降っているということで、今現在、全域に大雨警報を発表しています。通常より雨の降り方が弱いなというような状況だけでその危険性を判断しないでいただきたいと思っています。我々が見ている、通常監視している土壌のゆるみ具合と言いますか、土壌の中にどれくらい水分が含んでいるかというような指標、そういうデータもかなり通常よりも上がってきている状況ですので、十分警戒して欲しいという風に思います。で、この山は先ほども言ったように、昼頃あるいは南部では昼過ぎと、その後は止んでくると。明日については、そこにも表現しましたけれども、いったん上がってしまうだろうというふうに思っております。そういうところです。

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとうございます。少し画面を、例えば、長野県の全体の拡大になりますか。時間を追って6時間後までの予想を見ていってみましょう。
 7時で1回止めますか。今これが7時ですね。

(長野地方気象台)
 今現在は、北部から中部。

(田中康夫 知事)
 ここが県の最南端ですね。

(長野地方気象台)
 そこが空いています。そうですね。

(田中康夫 知事)
 この辺が飯田の辺りからこういう感じですね。

(長野地方気象台)
 そうですね。いったん、これはこちらに抜けていくと。

(田中康夫 知事)
 もう1回確認しますが、このブルーの状態はだいたいどのくらい今。

(長野地方気象台)
 数ミリ程度です。

(田中康夫 知事)
 時間数ミリですか。

(長野地方気象台)
 はい。特に強いという状況ではありません。

(田中康夫 知事)
 この上高地の辺り、あと少し諏訪の辺りの緑は。

(長野地方気象台)
 それが10ミリを超えているぐらいな。

(田中康夫 知事)
 そして、このモスグリーンは。

(長野地方気象台)
 ここはほとんど、せいぜいパラパラというような状況だと思います。

(田中康夫 知事)
 逆にパラパラですか。はい。

(長野地方気象台)
 で、今後こちらの辺のものがだんだん近づいてくる。

(田中康夫 知事)
 これは岐阜ですね。

(長野地方気象台)
 岐阜から西側といいますか、そうですね。

(田中康夫 知事)
 では、7時半、まあ8時くらいにしてみましょうか。今、8時、8時30分まで。このかなり薄いところは。

(長野地方気象台)
 これは、まだ弱いです。

(田中康夫 知事)
 弱いですね。この山岳が少しあると。では、9時半くらいにしましょうか。はい。少しここが雨が。

(長野地方気象台)
 ここが入ってきたという状況です。

(田中康夫 知事)
 はい。しかし、これがこちらにもう動いてきている。

(長野地方気象台)
 動いていきますけれども、これが、また、次にこちらからでてくる可能性は、まだ含んでいるということです。

(田中康夫 知事)
 なるほど。はい、11時半にいきましょう。

(長野地方気象台)
 で、北の方は、多分だんだん弱まっていくのではないかというふうに。

(田中康夫 知事)
 すると、周辺部のこの水色。

(長野地方気象台)
 そうですね、この辺の中に、ひょっとしたら、こういうものがでてくる可能性があると。

(田中康夫 知事)
 局地的にですね。えっと、緑は1時間にどれくらいと考えられますか。

(長野地方気象台)
 これは、多分10から20、そういうようなオーダー。

(田中康夫 知事)
 10から20、1時間にですね。

(長野地方気象台)
 今はこういう色なんですが、こういう中に赤いものででてくる可能性もある。それは、ここのライン上にそういうことが予想される。

(田中康夫 知事)
 赤は1時間にどれくらいの。

(長野地方気象台)
 今のところ、ここは赤は入っていないですけれども、20から30ぐらいの。

(田中康夫 知事)
 では、12時半にしましょう。

(長野地方気象台)
 もう、この辺りから北の方は多分ピークを過ぎて上がってくるだろうと。

(田中康夫 知事)
 雨の上がる感じになる。

(長野地方気象台)
 南部の方のこの辺が少しまだかかりますよと。

(田中康夫 知事)
 旧南信濃村、上村、天龍村、根羽村というあたりですね。はい。

(田中康夫 知事)
 12時半にしましょう。

(長野地方気象台)
 もう、このあたりでは北の方ではたぶんピークを過ぎて上がって・・

(田中康夫 知事)
 雨が上がる感じになる。

(長野地方気象台)
 南部の方のこの辺りがまだかかりますよと。

(田中康夫 知事)
 旧南信濃、上村、天龍村、根羽村という辺りですね。

(長野地方気象台)
 これは、あくまでもどこがイニシャルだったかな、出発点のデータがちょっと変わってくると、ちょっと変わってくる。

(田中康夫 知事)
 それによって変わってくると。

(長野地方気象台)
 大きく見ては、こういうライン上の通過するタイミングというのは、今言ったようなくらい北部、中部は、昼ごろまでに、南部は少し遅れると。

(田中康夫 知事)
 予想が出るのはここまでですか?13時半も出ますか?

(長野地方気象台)
 6時間先までなんですね、こういう細かいものは。

(田中康夫 知事)
 かなり、ほとんどここの木曽のこの辺りからこれ以外は上がる感じですね。あと少し軽井沢辺りがあれですか、佐久の辺りが少し・・・

(長野地方気象台)
 この辺の細かい分布は、今も言いましたように、8時を出発点としたデータを見ると若干ずれているかもしれません。

(田中康夫 知事)
 14時半くらいまでいくのかな。ここまでですか。ありがとうございました。終了時にもう一度行おうと思います。それではですね、現在での人的被害、あるいは、住家等の被害をもう一度情報共有しておきたいと思います。鎌田さんお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 ご説明しますが、1枚で後から追加で配られている人的被害の紙がありますが、それをご覧ください。まず人的です。岡谷市は、7名がお亡くなりになってしまいました。現在、湊地区の1名不明者を救出作業しているんですが、雨が現在は強いので中断の状態でおります。再開は、今市の8時15分からの対策本部で協議されています。辰野町2人不明です。

(田中康夫 知事)
 辰野町は豊南女子短大の裏手のところで住家でご夫婦の中のお一人が現在行方不明で、それから、お父さんと一緒に川の様子を見に行かれた中学生の女子学生が行方不明ですね。
 そして上田は後ほどご説明しますが、どうぞ。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 上田は、新聞配達している途中に、道路の陥没の所へ落ちてしまったという方の分でございます。あと、住家の関係ですが、全壊の所で1箇所直してほしいんですが、全壊の合計の欄ですが、住家19となっていますが、これは18、非住家1と、ちょっと間違ってしまいました。ご訂正をお願いします。後は・・・

(田中康夫 知事)
 上の計算は、岡谷市13、茅野市1、辰野町4であってますね。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 はい。後、半壊、岡谷市で22棟ということで今朝、入ってまいりました。あと、床上浸水、床下浸水はご覧のとおりでございます。それから、自衛隊さんの活動も下にございますが、昨日ですね、辰野の方へ追加派遣をいただきまして、こちらの方も、夜からずっと徹夜でやっていただいております。以上です。

(田中康夫 知事)
 ではですね、昨日の第6回本部員会議の際にいくつか、私たち県の職員が現場で行うべきことを確認しました。これらの中でですね、まず、いわゆる、すでに皆さんご存知のように15の避難所にチームリーダーをはじめ、3人づつが派遣をされています。続いて災害家屋の片付け隊という形で本日からの派遣が行われます。また、すべての避難所には、信州松本空港、各地方事務所等に備蓄をしておいた緊急支援物資を提供していますが、更にそれの追加補充、あるいは、布団のセット等の発注、また、すでに供給が始まっています。これらの点に関して松林さんお願いします。

(松林憲治 経営戦略局長)
 まず支援物資の追加の支援ですけれども、昨日ですねこの支援物資一覧に書いてありますとおり、先ほどご説明のありました布団、これにつきまして昨日も避難所のコンシェルジェの方から毛布は足りているんだけれども敷布団がない。それから枕がないと言うことで早急にこれらに対応すべく布団セットを今日中に現地にお届けできるようすでに手配をしてあるところです。その物資の一覧表が別紙のA4版で記載させていただいているとおりです。
 随時避難所お助けのコンシェルジェから必要な情報が入ってきますのでそれに対応すべく経営戦略局・総務部で発注・直接避難所にお届けするような手配となっています。
 それから災害家屋片付け隊の件ですけれども、本日9時30分に県庁正面で出陣式を行いまして、本日は岡谷市の駒沢区民公民館、諏訪市の文化センター周辺計34名が早速災害家屋の片付け隊としまして派遣を予定しているところです。
 作業内容につきましては土砂の片付け、消毒作業これが非常に重要なしかも危険な作業も伴いますので、こういった土砂の片付けならびに消毒作業を中心に片付け隊の方でやっていただく予定になっています。
 明日以降につきましては、計3日間2泊3日で予定しておりまして約600人それぞれ諏訪地区、上伊那地区、木曽地区こういったところへ派遣をしてお手伝いさせていただく予定になっています。

(田中康夫 知事)
 物資に関して特に昨日私どもの避難所への応援隊が行ったことによって、敷布団がないということで悩まれている方がいらっしゃると。これはもちろん昨日朝の段階で布団を千セット。(追加でもこれは発注をしてください。)行ってすでに今日から供給ができるという形になっています。今お話をした、災害廃棄物の片付けを生活環境部の木曽さんから発表していただこうと思いますがその前にカラーのプリントで衛生部が昨日から避難所の巡回をですね医療チームあるいは各県立病院のチームが行っております。そしてその後段の方に消毒に関してはですね具体的な活動に関しても記してありますので、では高山さんこの2点を発表してください。

(高山一郎 衛生部長)
 はい、衛生部の資料は、写真が表になってある一綴りをお願いいたします。1枚目は、昨日より行っております医療派遣チームの巡回診療の模様を示したものです。2枚目が実績になります。基本的に担当所管の保健所長をリーダーとする派遣チームが所管区域内の避難所を巡回する形をとっています。3枚目の用紙は巡回の状況です。各避難所の保健師の配置それから体調不良があった方等の記載がございますがいずれも現在のところ重傷者は出ていないという報告を受けています。4枚目は本日のチームの編成です。本日は拡大してチームを編成しこの先避難所の配置等が変わる可能性がありますので待機のチームも含めましてごらんのチームで対応していきたいと考えています。5枚目の消毒活動についてですが、本日まだ雨が続いている状況です、ですのでここに記した日程がまた少し後ろにずれていく可能性もあるわけなんですけれども、取り急ぎ県の備蓄として持っている15トンの消石灰、これはおそらく2000件弱の消毒に対応できる量だと思いますがその一部を諏訪の保健所に移しました。でこの後の状況を見てこれを使って行きたいと思います。6枚目はその続きであります、で7枚目が昨日まあこんな形で散布の準備を行おうと立てた計画ですけれども、これは本日、今以降の気象の状況あるいは地域の状況によりまして対応を考えてまいりたいと思います。なお参考ですけれども8枚目、前も一度お配りいたしましたが各病院でとっている緊急出動の医療チームの態勢の一覧表です。以上です。

(田中康夫 知事)
 はい、この件に関しては、澤田さんの方から追加でありますか。

(澤田祐介 副知事)
 消毒が、とにかく片付けが終わらないと流れてしまってあまり用を成さないということで、ちょっと遅れがちですけども、今日雨があがった夕方若しくは明日の朝からは、確実にできると思います。

(田中康夫 知事)
 まあ、温度がそれほど上昇しているわけではないので、いわゆる雨が一旦今日の夕方以降、降り止んだとすれば、明日の朝からは全県的に行えるように体制を整えておいてください。

(澤田祐介 副知事)
 了解しました。

(田中康夫 知事)
 そしてですね、先ほどお話したように、この昨日もあのスライドでお見せしましたように、たいへんにあの、倒れた木であったり、住家から出てきた様々な家財道具であったり、があります。道路にも出ていますので、この片付けに関して、昨日申し上げたように、本来これは市町村が行う一般廃棄物の範疇ではありますけれども、やはりこれを水平協働によって行おうということで、昨日土木部と生活環境部で、産業廃棄物の協会の協力も得てトラックを出し、そして私どもの県有地に搬入をするという形で具体的に進めています。
 じゃあ、これに関して木曽さんお願いします。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、産業廃棄物の片付けについてお手元に資料がございます。生活環境部、土木部も含めて、片付け隊の方のフォローもということでございます。派遣日、今日行っておりますが、雨の状況がこういう状況ですので、状況を見ながら進めるということになろうかと思います。中身としては、災害家屋片付け隊が、片付けた産業廃棄物を搬出、そしてもう一方では、被災地周辺の道路、河川、護岸等の産業廃棄物等をドーザー等で片付けるという中身でございます。それから、場所につきましては、駒沢、上駒沢の片付け隊のフォローということです。それから、今、重機が入れる岡谷市湊地区の湖周の道路のところということです。先ほど、知事から話がありましたとおり、それに備えてごらんのとおりの場所に廃棄物の集積場所と、一時保管場所ということで手配をいたしました。以上でございます。

(田中康夫 知事)
 はい、駒沢区というのはこれは川岸の地区ですね。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、川岸の地区です。

(田中康夫 知事)
 はい。それとあの私が一昨日視察をした箕輪町のですね地区もこれはかなり出ていたと思うんですね。道路に廃材等が。あの北小河内の公民館地区ですね。それから、そこから岡谷へ向かう途中の辰野町でも断続的にあると思うんですが、この辺は把握ができていますか。箕輪町に関しては明らかに除去すべきものがありますから、至急、もう一度箕輪町と連絡をとって今日行えるようにしてください。

(木曽茂 生活環境部長)
 随時その辺を拡充していきたいと思います。

(田中康夫 知事)
 特に、箕輪町の場合は北小河内の部分的な場所ですから、今日いったん片付けることが地域にとっても望ましいと思いますのでお願いします。
 もう一個、皆さん先ほど「避難所お助けコンシェルジュ」という形で15の避難所に、私どもの職員が出向いているという話がありました。横長の資料があります。これに関しては誰から説明を加えますか。

(太田寛 企画局長)
 太田でございます。お手元、A3版にございます「避難所お助けコンシェルジュの活動状況」がございます。
 昨日15の地域につきまして、チームリーダーをトップにいたしました3人編成、基本的に3人編成で、それぞれの避難所をお尋ねしまして、それぞれの避難されている皆さん、あるいはそこにいらっしゃる各市町村の皆さんのお話を伺いまして、必要な状況について県庁に伝えるとともに、現地で対応できるものはのはすぐに行う、また、県庁につきましてもその要望にあわせてすぐに避難物資等の供給を行うということを行っておるところでございます。
 また、あわせて昨日の会議で指示のございました、避難されている方の温泉施設の送迎バスの関係もございますが、一番右の欄にございますように、それぞれ県のバスを利用したところもございまして、たとえば伊那市の西春近の泉小学校につきましては、昨日すでに往復を始めておりまして、大変喜ばれている状況でございます。これらにつきましても23日までの一日4往復を確保しておりまして、その後も皆様のご希望に備えて対応できるべく、バス等も手配をしているところでございます。
 また、左にございます、片付け隊の情報は、先ほど発表のございました、行く者に対しましての、それぞれの要請をあわせまして調整をしているところでございまして、これにあわせまして、現地で動きまして、必要なところの片付けを行うということでございます。
また、それぞれの地域につきましては、先ほど衛生部からもございましたように、医師、保健師等の派遣もあわせまして市町村の状況とあわせまして対応しておるところでございます。これらにつきましては今後とも引き続きまだ継続し2泊3日の予定でございますがそのあとも引き続き必要に応じて派遣をしていきたいと言うふうに考えているところでございます。

(田中康夫 知事)
 はい。どうもありがとう。大変に職員の人が、現場でですね、積極的な活動をしてくださってると思っています。たとえば、これ、ご覧いただくと非常にわかると思うんですが、4番のですね岡谷市湊小学校と、5番の岡谷市南部中学校、これはいずれも湊地区にあって、そうですね、直線距離にすると、ほんの5〜600メーター、いや、もうちょっとあるかな、なんですね。ただ、ご覧いただくように、岡谷市が南部中学校に関してはバスで既に対応してくださってましたけども、湊小学校の場合には、そのシステムがなかったんですね。ですから、県の職員が伺うことで、県のバスをすぐに活用して、アクアランド茅野まで送迎をすると。明日以降も、非常に喜んでいただけたのですると。これは、ぜひ、同じ地域の中でも、情報伝達がこういう場合できませんから、避難所によってこうした小さなことかもしれませんけど、サービスの格差が生まれると非常に避難民の方々は、何か逆に自分だけが取り残されているようにですね、思って不安になったり、不安を抱えたりします。ですから、これがあの、このことは他の地区ではこういうことやってるよということを、それぞれ15のチームにですね、もう既に伝えてありますけど、もう1回述べてですね、あの、よい意味で、サービスの、お互いが他がやっていることを自分のところでも取り入れられるような情報伝達をしてください。で、ここにもあるように、箕輪町の一番上、信州広報ブランド室のメンバーが行っていますけども、まさに家屋の崩壊をしてる人と、家は無事なんだけどとりあえずいるという人では、同じ避難所の中でもですね、非常に精神的な格差が生まれがちです。ですから、たとえば、こういう場所にはカウンセラーであったりですね、いわゆる健康診断の保健師とは別のかたちの人を今日派遣できるように、早急に、澤田さん、手立てをとってください。いいですね。わかりましたか。
 はい、それから、2枚目の方にいきますと、例えば行った時にまだ避難所が立ち上がったばかりなので、例えば10番の場合ですね、今後片付け隊も含めて、訪れたときに仕事がないと思ったら逆に地域を周るようにして下さい。というのは、今回地震ではありませんので、あまりそうした形じゃないかもしれませんが、中越地震や阪神淡路の場合には、逆に家が半分傾いたけど半壊だから、逆に避難所にお世話になるのはかたじけないと思って家に留まる人がいたりします。或いは中越の場合に非常にクローズアップされましたが、ペットがいるので避難所に行っては申し訳ないと思って車で寝泊りをして過労になってしまった方とかもいらっしゃいます。ですから、もし避難所が少しまだ余裕があるという場合には、限られた地区ですから、このメンバーが一緒に各地方事務所から来たメンバーと一緒に周る、そしてある意味では片付け隊も終わった後ですね、一緒によい意味で地域の人と話ながら周ることで、これらに大変に悲劇がおきた被災地から逆に、私達社会部が今行おうとしているお助けマップ、正式名称は住民支え合いマップ、つまり独居の方がどこにいるか、障害をお持ちの方がどこにいるか、単身赴任のご家族の方がどこにいるか、こうしたものを地域からよい意味で悲劇を一緒に乗り越えていくうえで、支え合いマップを作って行くそこまでの作業を片付け隊も含めて行ってですね、そして各市町村に一緒に仕事を引き継いでいくと、いうことを是非目指したいと思います。無論これから今日は雨がありますので、新たな災害が仮におきた場合には、それにも対処しなくてはなりませんが、そのことをお願いします。
 そして、これを3人ずつの隊がそれぞれ各地域の地方事務所の誰に連絡を取るべきか、例えば、次長でしょうかね、それぞれ共有できる場所を決めてください。でないと、この隊は、はいどうぞ小林さん。

(小林資典 人財活用チームリーダー)
 人財活用チームの小林ですが、現在、副所長を指定して、全て情報がそこを共有するようにしています。

(田中康夫 知事)
 じゃあ、副所長と常にこのお助けコンシェルジュが共有できるようにしてください。それでは、幾つかありますが、まず、商工部お願いします。

(山極一雄 商工部長)
 では、商工部から報告します。資料がございます。まず、1枚目でございますが、今回の被災された中小業者の皆様のところに、直接、地方事務所の産業労働チームの職員がバトラーとして訪問しまして、相談に応じたいということでございます。
 一応、訪問の対象といたしましては、直接的には訪問先はその被災された中小企業者です。そのあとですね、直接被害はないんだけれども、物流の混乱等によって影響を受けて経営が圧迫されているとか、あるいは困っているという方につきましては、その2枚目に、昨日、報道の発表いたしましたものでございますが、中小企業の経営相談窓口を各地方事務所さんが産業労働チームと、それから本庁のビジネス誘発チームに設置をしておりますので、そちらの方へお電話をいただければ、直接事業所なりその相談者のところへおじゃまをして、相談を受けたいという体制をとっております。
 それから、訪問の体制でございますが、特に地方事務所の産業労働チームのバトラーが中心でございますが、諏訪と上伊那につきましては、被災の状況が多いわけでございますので、このバトラーにつきましては、それぞれ本庁の職員が、後方支援部隊としてバトラーとしてついているわけでございますので、そのバトラーも諏訪と上伊那については出掛けていって、一緒に回りたいと考えております。他の地方事務所で手が足りないということであれば、それについても後方のバトラーがおりますので、そちらの方も相談しながら出掛けていきたいと考えております。お手伝いする内容でございますが、そこに主な支援内容としてございます。直接には、融資制度が多かろうと思いますが、特に県の制度資金につきましても、災害対策用、これは、全く他の資金を借りていても別枠で借りられる資金でございますので、そのご案内ですとか、あるいは昨日経済産業省から発表がありましたが、今回災害救助法の適用を踏まえて、特別な融資制度を設置したと、その前に特別相談窓口も政府系の金融機関を中心にして設置しておりまして、この災害復旧の貸し付けについては、昨日経済産業省へ問い合わせしたところでは、一般貸し付けとは別枠で融資をすると、で、融資をする先については、原則としては、災害救助法を適用されている市町村、ということですから、今回は長野県の場合2市1町でございますが、これについては原則でございますので、金融機関でそれぞれ個別に相談して欲しいと、必要に応じてできるだけ便宜を図りたいと、こういう回答をいただいております。それから、貸し付けの他にですね、既に政府系金融機関あるいは、信用保証協会で借りているものについては、条件変更、緩和措置も講じたいということです。それから小規模企業共済災害時の即日貸し付けということで、この共済制度に加入している中小企業者については、一定の条件がありますが、これについても、1000万ですが、即日の貸付も用意しているということでございます。
 それから、経営の専門的な相談については、専門家のアドバイザーの派遣も必要に応じてやっていきたいということでございます。それから税の減免措置のご紹介ですとか、その他あらゆる経営に関するご相談について応じていきたいといふうに考えております。
それから、3枚目でございますが、前回も報告いたしました、国道158の通行止めの関係で、上高地、白骨それから乗鞍の宿泊客の状況でございますが、昨日の1時に開通をいたしましたので、宿泊者については、連泊者を除いて円滑に帰られたことを確認しております。それからもう既に本日の宿泊者が宿泊地に向かっているということでございます。
 それから、資料はございませんが、前回ご報告いたしましたLPガスの容器でございますが、これについては2箇所立入不能のところもございまして、そこは別といたしまして、すべて撤去するなり、安全を確認するなり、安全な場所へ移動するなりをいたしております。ただ、半埋没の状態で、見えてはいるんだけど手が出せないというような容器については、現在そのままになっております。もし、立入が可能になれば必要な措置を講じていきたいということでございます。

(田中康夫 知事)
 はい、どうもありがとう。あの、大変皆さんに改めて感謝したいのはですね、この商工部もいつも日頃からすでにバトラーということをやって行動もしているし、あるいは意識も変わってきていると。その中で、今回被災をされた中小企業をよい意味でローラー作戦で一軒ずつお尋ねしようと。これは先ほど社会部が準備をしている地域の支え合いマップを私たちの足で作っていくと言うことと同じようなですね、大切なことだと思います。ある意味では、パパママストア的な商店をされている方にも今回商工部がいち早くですね、地域を回るということで、これもまた地域の人にとって非常に同じ県民として支え合ってくれているという勇気になると思います。同時に長野県信用保証協会湯原会長とも是非連絡を取っていただいて、この部分に関しても、湯原さんも非常に信用保証協会の意識を変えてますから、弾力的にこの問題は私たちの県内でも経済産業省も無論そうした動きがあって、このような形を作ってくれてますけれど、是非この後、お目にかかって報告をして、その他の件の取組みも報告をして意識を共有してください。

(山極一雄 商工部長)
 了解しました。お願いします。そして会計局、ごめんなさい、総務部になりますか。これは原さんの方からお願いします。大雨に係わるですね、県税相談設置窓口に関してです。

(原修二 総務部長)
 総務部からお願いいたします。災害を受けられた方に対しましては、県税の特例措置がございまして、一つがですね、納税の猶予です。災害によって、定められた期限までに納税ができない場合に、これを猶予する。それから、税に関しては、様々な形で申告ですとか、申請がございますので、こういった期限に間に合わない場合にはこれを延長する制度がございます。
 それから、一番大きな制度ですが、県税の減免という制度がございます。表にございますように、個人事業税、不動産取得税、あるいは自動車税、自動車取得税といろんな減免の制度が一定の要件のもとにございますので、これらの県税に係るご相談に預かるために、本日付けで、県庁県税チーム、それから各地方事務所に相談窓口を設置しましたのでご報告いたします。

(田中康夫 知事)
 はい、いいかな。この点に関しましては、青山さんの方からありますか。よろしいですか。では、この形できちんと進めてください。
 そして、じゃあ住宅部の方から、被災住居の支援をお願いできますか。

(井澤一夫 住宅部長)
住宅部でございますけれども、ご報告を申し上げます。災害復興住宅融資制度というのが住宅金融公庫にございまして、今回住宅金融公庫で。

(田中康夫 知事)
 もうちょっと、ごめんなさい、マイクに近づいて話して。

(井澤一夫 住宅部長)
 すみません。災害が起きた場合に災害住宅の復興の支援ということで、融資制度が公庫にございまして、公庫が今回の災害につきまして、長野県全域をこの融資制度の区域に指定するということで、本日の11時にプレスリリースをする予定だと聞いております。
 それで、指定になりますと、公庫の方で、建設、新築等につきましては、1400万円まで、2.4%の固定金利で融資ができるということになります。その場合に、県の方の、県単の上乗せの支援制度がございまして、現在、公庫の借入金利が2.4%の場合には県単で0.4%の10年間の利子補給をして、実際、借りる方の負担が2%になる制度がございますので、これらのことにつきまして周知をしていきたいと考えております。

(田中康夫 知事)
 はい。あと、それから提供可能な県営住宅に関してお願いします。

(井澤一夫 住宅部長)
 はい、次のページでございますけれども、今回住宅が流されたりしまして、住宅に住むところが長期間にわたりまして無くなるという方々が多数いらっしゃいますので、そういった方々に県営住宅を提供してまいりたいというふうに考えております。提供条件等につきましては、使用料とか敷金は全額免除ということでやっていきたというふうに考えておりまして、提供可能なものにつきましてはもう記載してあるとおりでございます。ただ、諏訪地方事務所管内と上伊那地方事務所管内、まあ県営住宅につきましては15、6ということなものですから、場所等の関係もありましてなかなかご希望に添えない部分あろうと思いますので、これから市町村営の公営住宅もございますので、そこらへんと協働しながらやっていきたいというふうに考えております。以上でございます。

(田中康夫 知事)
 はい。このデータに関しては、あの既にまわっていると思いますけども、避難所コンシェルジュの人にですね、お渡しをして、県営住宅入りませんか?ってんじゃなくて、やっぱ避難所で、もし手すきの時には避難所のそうした避難民の方と個別にですね、ある意味では雑談のようなかたちで話している中で、お住まいはどうでしたか?あるいは、いやあ親戚の家なんだけど親戚の家は松本なんで遠いなあ、というような言葉が出てくる中で、それでしたら諏訪の地区にも、あるいは少し離れますけど上伊那の地区にも県営住宅が空いてるみたいですから、お調べしましょうか、でそして、その時にですね、避難所の人たちには、諏訪や上伊那、あるいはまあ松本でも塩尻あたりがあればですね、この場所にこのくらい今あるんですよ、っていうそのあるいはファックスコピーでもいいですから、あるいはパソコンに送ってダウンロードしてもらってもいいですから地図で、岡谷の方もですね、上伊那の伊那のどこかってのはなかなかご高齢の方はわからないと思います。地図の上でこのあたりに県営があるんですけども、って言うと、そうかじゃあ考えようかっていう話になってきます。ですからこのことをキチンと松林さんや太田さんの方から避難所コンシェルジュの人にですね、かみくだいて説明をしてください。で、はいどうぞ、青山さん。

(青山篤司 出納長)
 あのそれでですね。これ、今、いろんな形で被災者の救援と申しますか復興といった対応の状況ということで、それぞれ検討して報告されてきているんですが、避難所にされている方にコンパクトでわかりやすいようなね情報提供をしなければいけないと思うんですよ。一番それが大事。それで、この中で相談窓口を設置しますっていうのは、どこで、何時から、どこでというのを必ず入れたようなね、そういう情報提供ってことで、じゃあ俺がここへ行けば、この問題について相談にのってもらえるっていうのがわかるようなね。

(田中康夫 知事)
 OK、2,3人行っていますが、同時に各地方事務所から、エキスパートなのかなあ、あるいは本庁舎から出してもいいかもしれない。デスクをおきましょう、避難所に。机を一個おいてそこにこういうような札をつくってですね「県庁何でも相談デスク」というようなわかりやすい名前にしてください。「県庁何でも相談デスク」、そこに誰か、常に一人座っていましょう。で、そこの人にはデータがあるように、そして、その後ろの壁をお借りしてですね、例えば、被災地周辺の地図もある、自分も被災していますけど、他の人たちがどんな具合かなっていうことも、これはテレビや新聞では限られた情報になりますので、その地図を貼るようなこと、武田さんと松林さん、太田さん、原さんのところで協働作業で、今日作ってください。で、こういう札もつくってですね、オハジョナも入れて、そして札を、各避難所に連絡係を出して、他の追加物資同様に、そして、避難所にいる私たちの職員も、むろんあのデータは刻々と変わっているとしても、この本部員会議で配ったものは全部配布をしてください。現場にいる職員が自分達も疎外されているんじゃないかと思ってしまうことがあります。もらったデータのうち、自分達の地域で使えるものは極めて限られているかもしれませんけれどもが、ここのヘッドクオーターである本部員会議でどういうことが話し合われて、どのような資料が配られているのかってことは、現場の職員、これは週末、特に今日でかけるかたづけ隊の人にも車中で読んでもらえるように渡してください、人数分。お願いします。
 そして、断水の状況について、再び、木曽さんお願いします。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、私のほうからまとめて・・ちょっとバラバラに資料がなっておりすみません。水道関係、それから農地・農業用施設関係・・

(田中康夫 知事)
 あ、ごめんね。もらった避難所コンシェルジュの人とかもですね、資料をもらうと、彼らからするとこんなの見きれないとかですね、分かりにくいよとか、俺だったらもっとこんなにコンパクトにするのにという意見があると思うから、配った後、必ずお叱りを同僚の職員から受けるのを覚悟で、企画局や経営戦略局や総務部の人間は手分けをしてですね、電話をして下さい。そうすると、もっとこういう形で地図が付いていると嬉しいんだけどな、あるいは壁に張り出すのにこういう内容があると、もっといい意味で自信を持って避難民に接せられるのになということがあると思います。百に一つかもしれませんけどそれも行ってください。はい、ごめんなさい。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、すみません。それから山地被害の関係の3つについて説明申し上げます。
 まず水道施設被災ですけれども、お手元にありますとおり、7市町村11施設が被害を受けております。昨日からの状況から復旧した所もございまして、8市町村8施設ということにお手元の資料になっておりますが、このうち栄村の、上の表の一番下の栄村が復旧しまして、今被災を受けているのが6市町村10施設、直ったところが9市町村9施設ということで、現在回復してございます。これはまた後ほど、新しい資料で差し上げたいと思います。
 それから農地・農業用施設につきまして、ご覧のとおりでございます。計139箇所ということで、ご覧の方面で土砂流入、水路、農道、頭首工、これはかんがい用水の取り入れ口です。ご覧のとおりでございまして、調査が進むに従って件数が増えているといった状況でございます。
 それから山地被害につきましてでございます。各地でご覧のとおりの被害が出ておりまして、これも含めて調査が進むに従いまして被災市町村が増えてございます。市町村数30、それから箇所数が113ということでございます。この雨の状況をみながら、さらにパトロールを続けていきたいという風に思っております。以上です。

(田中康夫 知事)
 はい。この水道に関して、例えば小川村の場合にはポリタンク配布で給水中、まあこれでできてる、まあ10所帯ですからこれでできているんでしょうけれども、一応この後の雨足によっては新たな断水もでてきますから、その場所には必ず電話をして、無論あの市町村の消防レベルで給水車、配水車をやりくりするというのはあると思いますけど、うちも一緒にお手伝いする形で、どこかから配水車、給水車っていうんですかね、出しましょうかと。そうすると私どもの峯山さんのところの企業局にもあるわけですし、それをちょっと企業局と、逆に一緒に連携して、これは市町村担当者に、担当者というよりもむしろ市町村長、特に町村長と直接電話を二人でしていいですから、もし配水車のご要望があればいつでもやりくりしますと伝えてください。
はい、そして農政部のお助け隊、これも大変意欲的に行ってくれてますが、じゃあ柳澤さん。

(柳澤直樹 農政部長)
 それでは農政部からお願いいたします。昨日ご報告いたしましたとおり、普及センターにですね、被災農家に対する技術経営相談窓口を設置したところでございますが、さらに進めてですね、そこの資料提供してございますけれど、大雨で被災を受けました農家に直接お伺いする、「田園ローラー作戦」というものを展開いたしまして、復旧作業をお助け隊がお手伝いしようということでございます。まず、いつ、どこということでございますけど、本日7月21日からスタートしたいということでございまして、まああの対象でございますけど、農作物等が広範囲に渡ってエリアで冠水をした等の被害を受けた地域を対象にしていきたいということで、まず第1次としまして、この長野、北信地域の千曲川河川敷地内の被災農家というものを対象にいたします。またあの第2次といたしましては、この水の引き状況を見ながらでございますけれども、諏訪湖周辺の被災農家というものを予定しております。まあ、当然他の地域につきましても、そのポイントで被害を受けているところにつきましては、現地機関が個別に対応してまいります。そして誰が来てくれるのということでございますけれども、これにつきましては農政部の職員、市町村や関係団体と連携した上で進めて参りたいと考えております。具体的に何をするのかということでございますけれども、まず第1弾と致しまして御用聞きをするということで、農業の技術とか経営の専門の職員、これがチームでですね、被災地に直接出向きまして、その農業技術や経営相談に応じまして、その際、被災農家のご要望というものを直接お聞きを致します。その要望に応じましてですね、第2弾としてお助け隊が出動するということで、これについては腕に覚えがあるという職員、これが班を編成致しまして復旧作業、これについてのお手伝いをしたいと思います。
 お助け隊の作業メニューと致しましては、例でございますけれども、ほ場のゴミ片付け、或いは倒れて流れた支柱の復旧、或いはまた被害を受けた果実の埋立、こういったものを今想定しているところでございます。以上でございます。

(田中康夫 知事)
 はい、今、とても大事なことで「御用聞き」をする。そしてですね一緒に「お助け隊」が行く。ここで一つ農政部に提案ですけれども、農政部には膨大な研究機関職員がいます。是非この人たちはですね、半分くらいの人がですね、今日くらいから現場に一緒に出る、くらいの覚悟で行ってください。同時に商工部は、商工部自身は大変にコンシェルジュのですね、意識になっています。商工関係の研究所も数多くあります。ある意味では岡谷の地域には、まあ川岸側にはさほど無いかも知れませんけれども、もしかすると被災された方がご勤務されている会社でお付き合いがある場合があります。ですから商工部もですね、様々な試験機関から今日から一緒に回る。また、研究機関だけでなく、生活環境部も多岐に渡っていますけれど、従来の土地改良の事業に携っていたような人たちはですね、この農政部の復旧お助け隊に一緒に参加をする、こうしたことを柳沢さん、山極さんそれぞれ他の部署にも応援依頼をそれぞれの判断で出して良いですから、連携をして行ってください。でこれ、柳沢さん、北信と長野は確かに河川敷が大事なんで行ってください。第二次として諏訪湖周辺とありますけれど、是非これは今日も松代から皆車に分乗してでも行って、諏訪湖周辺の被災をしたところは今日から是非回るようにしましょう。どうかしら。

(柳澤直樹 農政部長)
 了解しました。

(田中康夫 知事)
 それぞれの機関が個別に伺うとありますが、是非これも良い意味で柳沢さんがきちんと指示を出して、それで各機関が行う形にならないとばらつきが生まれます。組織によってはこうしたことにどう対処するかという意識やノウハウがまだ希薄な所がありますから、これは後で個別に相談させてください、柳澤さん。お願いします。では、今日から諏訪と北信、長野地区は具体的に活躍してください。それでは教育委員会の方から学校関係お願いします。

(丸山ナ 教育長)
 はい、教育委員会からお願いします。資料をお配りしてございます「平成18年7月大雨による学校等の状況」という資料でございます。これは7時45分現在でございますが、8時45分現在で情報が入りましたので、若干訂正させて頂きます。休校の方で、塩尻市の両小野中学が新たに休校が分かりました。そしてすみません、右側の繰り下げ等の小学校のところに両小野中学と書いてるのは間違いでありまして、これを削っていただきたいと思います。従いまして、両小野中で休校が合計6校になります。それから新たに私立の高校で伊那西の他に長野清泉それから文大長野の2校が休校になりまして、合計で4校になっております。従いまして休校は合計が13から16になっておりまして、授業時間繰り下げ等は8校が7校になっております。
 そして2番の避難している児童・生徒数でありますが、これは時間の経過とともに数字が変わってきておりますが、ここで自律学校の生徒が2人避難しているというふうに書いてございます。これは伊那養護学校の2名でありまして、学校の寄宿舎に今入っております。
 続きまして次のページでございます。施設等の被害状況でありますが、一番上の上の原小学校の校舎・体育館、これは普通教室棟等でありますが、ここに土砂が流入致しました。内容は記載のとおりでございますが、右側に写真をつけてございます。体育館がちょっとひどく土砂にやられております。その復旧につきましては、右に書いてございますが、被害が大きかった北側の4学年教室と体育館に重機を用いて土砂の取り除きを致しました。その他の教室につきましてはボランティア、PTA、市職員など約140人にお願いを致しまして掃除や教室備品の運び出しなどを授業再開に向けて一所懸命行っているところでございます。次の美麻小中学校のグラウンドにつきましてもこの写真のとおり土砂が大きく崩落しております。以下この写真のとおりでございまして、いくつかの被害が出ているところでございます。
 3ページにお移りください。ここは、それぞれの写真がついてございます。なお、下の方の写真がなくて恐縮でございますけども、重要伝統的建物群・・建造物群保存地区であります、塩尻市の奈良井保存地区群、これ旧木曽郡楢川村でございますが、それから同じく木曽平沢保存地区、この両地区につきまして浸水がありました。現在水は引いております。それから一番下の国史跡でございます、高遠城跡につきましても、岩盤の崩落がございまして、現在、それぞれ撤去作業が進んでおりまして、道路上にバリケードを設置して危険防止をしております。それから4番目のスクールカウンセラー等の派遣でありますけども、ここに記載のとおりそれぞれの避難所あるいは被災地の小中高等学校にスクールカウンセラーを派遣をするということでやっております。それからあの、カッコ3は、次の紙で4ページでございます。おはなしぱけっと号をそれぞれ被災された方々のところへ今日から訪問をしております。なお、7月21日、22日、24日とございますけども、それぞれ教育委員会の職員が数名同乗いたしまして、いっしょに行っております。そして、このぱけっと号には絵本、スケッチブック、クレヨンをお渡しできるものでございますけども、それぞれ300セット用意いたしまして、持って行っております。なお、昨日申し上げました登下校につきましては、この天候もこれから心配でございますので、柔軟に対応していただいて、なにより児童生徒の安全を確保していただくと、このようにお願いをしてございます。以上であります。

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。とても詳細に状況を把握しておりますし、あとスクールカウンセラーの派遣、それからおはなしパケット号。これは皆さんもご存じのように中越地震の時にですね被災地に伺って、本当に逆に地域のお父さんやお母さんやお子さんに喜んでいただいて、私どもの教育委員会の意識が変わる大きなきっかけだったと思ってます。で、今ちょうど私、両小野中学校?両小野小学校?。両小野中学校て名前が出たので思い出したんですけれど、今回非常に不思議に思ってるのは、辰野町は上空から見ると、また箕輪町から岡谷市に行く途中も非常に道路に土砂が出てて、これあの土木部長の原さんのところでも県が町村管理の道路でも業者を一緒に発注してですね片づけようと言ってますけれど。あの、いわゆる災害の指定の要件に個数が満たないというんですけれど、かなり私はですね辰野町は控えめに思ってらっしゃる気がして、ぜひちょっと山極さん(商工部長)のところの商工コンシェルジュはですね辰野の駅の周辺、あの建物は無事でもかなり水がきましたから、聞いていただけないかしら。
で、逆に辰野町の両小野あたりも道路が陥没した場所がありますから、柳澤さん(農政部長)は辰野町にも農政のですね御用聞き隊を出してください。そして、おはなしパケット号も辰野町、これ箕輪町も入ってますので辰野町の小野、辰野の中心部にもですねパケット号が出せるようにスケジュールを組んでいただけますか?いずれにしても辰野町は私たちの中でも、あまり辰野町から要請がないからといって少し意識として薄いのではないか。私が現場を訪れた感じではかなり同じ思いがあると思うので。岡谷と箕輪には自治体も手厚いという風に思われていると、非常に辰野の方が自分たちが置いてきぼりにあっているような気持になりますのでお願いします。
 それでは社会部のほうからお願いします。

(田中透 社会部長)
 社会部から報告いたします。社会部からは主に3点。
 1点は避難所における要支援者の把握です。避難所に障害者の方、要介護高齢者の方がいらっしゃるかどうか、不便な状態におられるのではないか、昨日保健所の定期巡回の際に各地方事務所の地域福祉チームの方にも同行していただいて実際に確認いたしました。昨日の16:00現在、そういった方はおられないと報告を受けております。
次に、避難指示、避難勧告を受けている地域で、要支援者・要介護者の方が避難出来ない状況にあるのかという点ですが、昨日、各地方事務所から、各市町村の災害対策本部に電話をしていいただいて、状況はどうか、お手伝いすることはないか確認しましたところ、いまのところそういったことは無いと報告を受けております。ただ、知事からお話しがありましたとおり、避難所コンシェルジュの方にも現場できめ細やかに確認していただきたいと、私の方からも宜しくお願いいたします。
 次にボランティアの募集ということで、昨日、県の災害ボランティアセンターというのが立ち上がっておりまして、実際に募集も開始しております。本日から諏訪市におきまして、床上浸水をした施設および旅館等から要請がきておりまして、実際に本日は社会部から8名の職員が活動に行っております。
 3点目は被災した社会福祉施設の状況把握ということで、昨日15:30現在、下諏訪の「グレイスフル下諏訪」という特養老健ケア施設、収容人数233名という比較的大きな施設の裏山に大きな亀裂が見つかったということで、地方事務所の方から報告を受けております。この報告を受けまして、社会部としては、最悪の状況を想定しまして、こちらの230名の入所者の方を最速でどちらの施設にどのように移すのか検討に入りました。最終的には19:55の段階で、この亀裂と思われたものは雨水が地面を削ってできたもので、土砂崩落等につながる可能性は低い、と報告をうけました。ただ、明け方にかけて雨が強まるとの予報でしたので、社会部では職員1名を宿直させまして、常時施設と連絡を取れる体制をとりつつ、施設の職員の方には1時間毎に裏山に様子を見に行っていただき、今現在大事には至っておりません。
 それと、社会部職員で、床上浸水等の被害を受けた施設の方へ連絡を取りまして、何か緊急で対応を取れることがあるか、困っている事がないか、確認をとりました。実際に松本参事が現場の方に出向きましてコンシェルジュ活動を行ったわけですが、当面は片付け等も済んでいる旨お話しをお聞きしました。
 最後に、被災施設のフォローアップについて資料をお配りしてありますのでご確認下さい。以上です。

(田中康夫 知事)
 諏訪の地区は、松林さん、床上浸水もあって、わりあい諏訪市は床上浸水の経験が日常的というかあるので冷静だとおっしゃったけど、その地区の一人一人のお家におたずねローラー作戦をかけて、お手伝いすることないか、というのをやりましょう。これは、隊をきちんと形で組んで、研究所の人達にも参加してもらいますけれども、同時にオリエンテーリングをして、例えばおたずねをする場合のお話の仕方とか、どういったことをお聞きしようかということをきちんと講習を受けてから、職員が週末から週明けにかけて、諏訪市内の床上浸水をした部分に関しては、おたずねをしようと思いますので、その準備をしてください。
 その他、土砂災害、水害がありますが、ここで昨日私が千曲川の問題、まず上田市の産川の道路崩壊箇所です。ご存じのようにここが新聞配達の女性の車が流されて、車が発見され、この女性の方に関する捜索が行われています。ご覧いただくとわかるようにこの幅は、続いての写真を出してください。逆に1.7mがないくらいの感じです。次の写真です。これご覧いただくとここに側溝があって、ここが農業用水のような形で流れているんですね、水田の方に行く。こちらが山側になります。ここに一軒、こちらに6人家族かな、のおうちがあります。ここのコンクリのこの境目が剥がれてきて、そしてここ全体が落ちた形です。おそらくみなさんは当初、私も現場へ行くまでは、ポッカリ穴がクレーターのように開いて落ちてしまったのかと思いましたが、これ全体が落ちています。ただ、これ本当に普通自動車がカツカツ通れるという形で、軽車両です。ここにありますようにテトラを置いて、崩壊を防ぐと同時に、こちら側から順次この上に土を積み上げて、この道路の復旧ということ、これは上田市が管理している市道でして、行っております。これに対して私どもの上小の、上田建設事務所の丸山所長をはじめとする者が、全面的にお手伝いをしているという形です。こちらの奥にですね、一番最初の写真にいきましょう。ここに1軒だけおうちがあります。これが山の方から流れてきてここに水路が通っていて、そしてこの道をこちらの方に行くと、広い道に出るという形です。ただ、この上にも1本道があって、ごく普通にこちらの集落に行くんですが、ここのおうちだけの形です。3枚目です。これは長和町の旧和田村のあたりにあります中村橋、建設をされたのは昭和50年代の半ば以降ということでありますから、概ね25年とかそのくらいの旧村道、現在の町道です。こちらが上流です。こちらにほんの300〜500mの所に車が通れる道路がありますので、集落の行き来に関しては、支障が生じていません。次の写真いきます。このように途中でこう陥没している形です。ただ、橋脚自体はきちんと立っていますので、現在は通行止めにしています。ここの堤防の所に関しても土嚢を少し置いております。このお家自体は今は住んでいる方がいらっしゃらないお家でありまして、元々この土砂もあったものに更に少し加わったものもありますが、こちら側の方、こちらが普通の耕作地でありまして、蛇篭が置いてあるような場所です。ですから、堤防としては蛇篭で対応が充分今までできていた場所ですので、水の流れをこちら側の方に通すと、上流でバックフォーが1台いて作業を行っています。
 続いてこの同じ長和町の依田川の丁度このあたりが依田窪病院になります。現在依田窪病院は武石村が上田市に入りましたので上田市と長和町の共同による病院となっております。ここにありますのがバスの待合所の形です。ご覧いただくようにここがえぐれたんですが、天竜川の箕輪町のところ昨日私が視察してきたのをお伝えしましたが、ここも川がここでぶつかってこう流れる形です。鋭角的ではありませんが比較的直線である川の中ではあきらかにここにぶつかって流れる形です。ここにあるのは岩盤です。ここも含めて、このように何と言いますか石の間を少しコンクリを注入して固めていたという堤防です。ただその堤防の下が、この部分が軟らかい少し軟質に積まれていた形です。ここは岩盤で、この岩盤との間で岩盤が残り、上の土の部分が取れたという形です。私の素人考えでは、丸山所長と話をしたのは、ここは葉の茎の部分なのでちゃんと残っていて上の所は石灰質で軟らかい形で、中に水がこのように入る形で虫歯状態が外側の歯の覆っていたのを取って抜けたという感じかと思います。
 今このようにここもテトラを積んでいます。これ以上積んでしまうと逆に跳ね返す力が大きくなるので、反対側の堤防の側が今度力が加わるという見解です。ですので、この置き方で、土木部としては逆にこの場所は、今後同様の豪雨があった場合でも、むしろこういう形で露呈していないで、中の歯の中の土の部分虫歯の部分がむしろやわらかくなってしまっているような場所が、あるかどうかを確認をしているということです。続いての写真です。これはこちら側から見た形です。続いてこれが上田市にある生田の国土交通省の水位観測所です。ちょっと写真がいまひとつわからないかも知れませんが、このようにですね、これ千曲川です。千曲川の左岸側にあります。この中にですね、実際に自動の機械が入っていて、ここにこう付いておりますけれども、それで水位を計測するという無人の測候所です。続いてこちらは千曲市の千曲橋のところです。この千曲橋から程近い場所に、続いて「杭瀬下」「くいせげ」と読みますが、「杭瀬下」の水位観測所があります。ここはこのように先ほどの生田は、単にたってそこで自動測候してますが、ここは一応建物はあります。どのようになっているかというと、次の写真ですが。今ちょうど私どもの治水利水を担当している、鎌田朝秀氏が手を出しているところ、ここまでちょうどこの前の水がきたということです。なるほど同じ緑になっていますけれども、少しこちらは水に洗われたところ、ここにこういうふうに傾斜がありますけど、反対側に同じような箱があって、そしてそこで水位を計測しているという形になります。次の写真です。ですのでちょうどこのあたりまで水がきたと、ただ、千曲川全体非常に川幅が広いですから、かなりここは余裕がもちろん私たちの目から見てもありますが、水全体がここまで全部覆うという形になりますと、少し威圧感的な水量の多さが、目視できると思います。最後の写真です。で、これ同様、下流方向に向けたところで、杭瀬下はこれが右岸側にあるという場所です。通常は、ここがちょっと遊歩道というか、そのような形になっていますが、そこまで覆われたというかたちです。はい。
 それではあと、土木部の方、原さんあるいは北原さんの方からまとめてお願いします。

(原悟志 土木部長)
 はい、それではあの、土木部から、あの、道路と砂防と河川の3つについてご説明申し上げます。まず、道路でございますけれども、高速道路については、あの岡谷ジャンクションから駒ヶ根IC、これは昨日はそういうかたちでございましたが、現在は伊那インターから駒ヶ根インターへ区間が縮小されました。しかしながら、この開通は明日22日の目途となっております。18号、19号、20号については、開通をしております。県が管理する道路のうち、まだ、目途がたっておりませんのは、国道153号の辰野町の徳本水、仮応急をしておりますので、仮応急ができ次第開通となります。それから、岡谷茅野線につきましては、あの今の、湊地区の関係で通行止めをしておりますが、20号が通れるようになりましたので、交通がだいぶ緩和されると思っております。それから新たに国道142号の有料区間になるんですが、下諏訪町の町屋敷、ここであの、水位が道路の堤体内に地下水が湿潤になっておりまして、ちょっとあのクラック等が生じておりますので、地すべりのような兆候が出てまいりましたので、これから、通行止めをしまして早急に対策を立ててまいりたいというふうに思っております。このようなことで、新たに142号が発生を致しました。361号の権兵衛峠道路につきましては、昨日中に開通ということで見込みをたてておったんですが、まだまだ兆候が、あの危険な兆候があるということで、慎重に対応をしております。それから砂防関係でございますが、今あの岡谷の湊地区の捜索の再開ということで今災害対策本部で検討をしております。これにはあのうちの諏訪建設事務所の所長が本部の中で会議に加わりまして、再開についてのアドバイスをしているところでございます。それからこの湊地区を含めまして、特に被害の甚大だった箇所につきましては昨日から土木研究所、それからまた国の砂防の本庁の職員が県と一緒になりまして対策にあたります調査を進めております。この調査の結果を受けまして応急対策に入って参ります。そのほかに砂防につきましては、現在41箇所ということで、雨がやんだ以降増加傾向にございますので、長野県下、非常に災害危険箇所が大分ございます。現在約7300箇所がございますが、そのうち緊急性の高い箇所400箇所、これにつきましては今日から明日にかけてパトロールをして、安全確認、それからまた地元の方々に情報を周知して参りたいと思います。体制としましては各建設事務所の職員とそれから市町村の職員、それから砂防は砂防ボランティアという、砂防のOBの方がおりますので、協力を得まして調査に入って住民の方に安全性について周知をして参りたいと思っております。以上3点につきまして報告いたしました。

(田中康夫 知事)
 はい、どうも有難う。えーと、林務部のほうからもお願いします。

(加藤英郎 林務部長)
 はい、林務部のほうからは2種類、主要林道の通行状態と、災害被災状況についての報告をさせていただきます。最初に主要林道の通行規制状況ですけども、昨日南アルプススーパー林道のバスの運行が再開されたと申し上げましたが、午後雨の状況から再度運行休止で現在通行止めになっております。それから次の林道被害の状況ですけども、網掛けの部分が再度追加になった部分で、現在まで、43市町村、127路線の被災状況が分かっております。なお詳細につきましては山地災害等と同じく連携をしながら詳細をさらに調査を続行していきたいというふうに思います。

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。それでは、陸上自衛隊から第二科長・・・、第2でしたっけ中原さん・・・、中原さんが連日お越しいただいておりますが、中原さんの方から、岡谷におけるですね、救出活動に関して少しスライドを使ってご説明をいただきます。

(中原実 陸上自衛隊松本駐屯地第十三普通科連隊第二科長)
 松本駐屯地の広報のほうで撮影をいたしました現場の写真が届きましたので、ちょっと見ていただきたいと思います。これあの、岡谷市の湊地区における捜索活動でございます。・・・はい、送っていってください。家屋の捜索状況でございます。・・・はい、こういった広範囲な地域に渡る捜索でございますね、はい。

(田中康夫 知事)
 今のこれが高速よりもだいぶ上で、あの、こう、ちょうど流された、下に見えるのがたぶんあの、えー高速道路だと思います。あの昨日お見せしたようにここに家がありここにも家があったかたちです。

(中原実 陸上自衛隊松本駐屯地第十三普通科連隊第二科長)
 はい、次お願いします。
 これが住宅周辺での捜索活動の様子になります。これもそうですね。
 これが川岸の避難所の中での住民の皆さんの避難の状況でございます。この河から水が溢れ出そうになっているという、そういう状況でございます。
 これ広報のほうで、現場の方を見て写真を撮影するといったところでございます。左側が駐屯地の広報班長でございます。
 これは現場へ移動する間の写真でございます。
 これは現場へ到着いたしまして車両から降りた場面だと思われます。
 これは避難所の入口の状況ですね。
 これは川の中、というよりもまあ本来はあの住宅地であった場所でございます。まだ水も激しく流れておりますし、泥が非常に深いとゆう状況でございます。
 またここも激しく水が流れております。こういった状況での捜索活動でございます。
 ここもそうですね、同様に厳しい状況下でございます。
 ここもそうですね、激しく水が流れてまた泥の深い地域ということです。
 ちょっとあの油断をしますと、膝とか腰までずぶっと埋まってしまうような状況があちらこちらでございます。
 ここも激しく水が流れております。といった状況でございます。
 ここも同様でございます。泥の深い地域での捜索ということになっております。次にですね、ヘリによる辰野への移動ということで、駐屯地から辰野へ移動する際のですね、ヘリに搭乗するところの場面が収められております。人員が今ヘリに搭乗する場面でございます。資材を積載しております。この大型ヘリの中に小型車両・中型車両まで積載することが可能でございます。

(田中康夫 知事)
 今、ジープを積んでたわけですね。

(陸上自衛隊)
 ジープが奥に積んであります。手前に食糧等の資材を積み込みつつある場面でございます。次が飛び立った場面でございます。これが再びですね、送って再び駐屯地に帰とうした輸送機の写真でございます。再び第2陣が乗り込む場面でございます。次、岡谷の湊地区におけます夜間の捜索状況の写真でございます。これは、現場の指揮官がですね、岡谷市長さんでしょうかね、現場で調整している場面でございます。こういった形で横一列に並びましてですね、地域内を捜索しているという状況でございます。これもほぼ一列に展開をして、捜索をしているという状況でございます。これもそうですね、同じくやや斜面の強いきつい箇所に入って捜索をしております。これは、もうかなり斜面のきつい箇所でございます。こういった箇所での捜索活動を続けております。これが最後になりますですね、ということでたまたま自衛隊しか写っておりませんけども、同地域で活動しております警察の方、それから消防の方そしてボランティアの皆さんも同様に厳しい状況で捜索をしているということでご理解をいただければ幸いでございます。現場の写真につきましては以上でございます。
 次に本日の自衛隊の行動でございます。9時の段階をもちまして一旦部隊交代を実施をしております。と申しますのは、松本部隊19日の派遣から約二日半に渡りましてほぼ連続して現場で捜索をしているということで、若干消耗が見えております関係で、新潟県高田におります第二普通科連隊そして新発田におります第三十普通科連隊の支援をいただきまして、それぞれ岡谷市湊地区には二連隊の一個中隊69名を投入、そして辰野につきましては新発田三十連隊の一個中隊61名を投入をして捜索の体制を維持しつつ、一旦松本部隊は駐屯地に戻しまして、体勢を整えたのち再び22日から全力展開とこういう予定で本日動いております。自衛隊の動きにつきましては以上であります。

(田中康夫 知事)
 今、お手もとに9時現在のですね、降雨量が出た紙が届いているかと思います。上高地が10.0、軽井沢が6.0、大町が6.5、燕岳は6.5ですね、上田は4.5ですか、9.5が御嶽山ですね、7.5も網掛山、比較的山間部であるとは思います。今ですね、わたくしたちの諏訪建設事務所の平沢所長がですね岡谷市の本部のほうに朝から伺っています。といいますのは、まだ1名捜索をさせていただいている状態ですが、非常に二次災害の危険もあるということで、夜間も含め一旦中断してます。それをどうするかというこということはですね、今連絡がありまして、八重田さんのほうにも伝わっていると思いますけど、ちょっとここでこうやって見せます。ここに、岡谷の湊地区が先ほどもスライド見たように高速が通ってます。そしてこの上のほうからですね、雨が流れてきたと、で高速が過ぎたとこ、ここ神社があったんですが、神社の場所で、二手に川が二等辺三角形のようになって、ここが諏訪湖で、先ほど幅の広い道路がありましたが、ここへ二手に出てきた感じです。ここに私たちの除雪基地がありますが、このきゅうほうじのですね、沢の水が、私が伺った時も大変流れてましたし、今の中原さんのご説明でもご覧いただいたように流れていたんですが、水が枯れてきたと、これはおそらくですね、その更に上流の部分でダム湖に、自然ダム湖が出来上がっているのではないかということです。地域住民は既に避難済みですが、関係の人間に関してもですね、二次災害を三次災害を防ぐためにですね退避を行っています。是非今日ここにいらっしゃる表現者の方々もですね、雲仙普賢岳の事例、これは水の場合とは違うかもしれませんが、是非報道の方々それぞれの責任者の方にですね、私どもも現場で呼びかけておりますが、是非ご認識を深めていただいて、ご協力をいただけるようにお伝えください。そして、この件に関してですね、無論既に伝わっていると思いますが、もう一度高速道路が既に利用可能になっていますので、中部自動車株式会社のほうに至急再度確認の電話をしてですね、強固な橋脚だとは思いますが、その事実を伝えるようにしてください。いづれにしても、この岡谷市の湊地区に関してですね、逆に水が上流部分の方で、自然の池が出来て溜まっているのではないかという懸念から、現在捜索を見合わせ中断するとともに、退避を徹底しています。では、各地方事務所から、諏訪から順番にお願いします。

(八重田 諏訪地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。横にいるのは三石さんかな、誰?三石さんから何かありますか。

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。木曽の栗林さん。

(栗林俊春 木曽地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。ただいまですね、避難所お助けコンシェルジュの第8班ですから、労働福祉チームリーダーの石田訓教さんのところから連絡が入りまして、岡谷市の橋原区の公民館近くの山が崩落しそうなため、避難者全員が西部中学校へ現在移動し、移動が完了したという連絡が入りました。橋原区ですからいわゆる川岸の方になります。同時に、あの先ほど申し上げた湊地区の方、天候のため本県のヘリコプターは運行がなかなか難しい状況で不可能ですので、自衛隊の今、中原さんからの申し出をいただいて自衛隊のヘリが上空を飛んでですね、上空のいわゆる水の状況をというものをお調べいただけるということになっています。それでは引き続いて北安曇、広田さん。

(広田功夫 北安曇地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。松本、田野尻さん。

(田野尻正 松本地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 ありがとう。佐久の鷹野さん。

(鷹野治 佐久地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい。上小の田中さん。昨日はどうも同行ありがとうございました。はい。

(田中利明 上小地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい。ありがとう。北信の古坂さん。

(古坂和俊 北信地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとう。では、最後に長野の堀内さん。

(堀内清司 長野地方事務所長)
 被害状況等について説明

(田中康夫 知事)
 はい、どうもありがとうございます。県警の方からございますか?

(渡邊巧 県警本部長)
 行方不明になっている方の捜索で、天候が回復しますとしたら災害救助犬をですね現地に投入したいと思っております。これは雨が降っていると嗅覚がダメなそうなんで、今、準備中でございます。それから、避難所にコンシェルジュの方が行かれるということで、うちも避難所開設以後ですね地元の交番駐在所の人が行っていろいろ話をしたりしておりますけれど、いろいろニーズも高いようですので、今日、女性警察官を中心とした避難所の相談チームを育成しましてですね、昼までには投入したいと考えております。

(田中康夫 知事)
 はい。ありがとうございます。救助犬はどこから来るんでしょうか。

(渡邊巧 県警本部長)
 あの富士見町の方でですね民間の方が訓練されてましてですね。

(田中康夫 知事)
 富士見ですね。

(渡邊巧 県警本部長)
 はい、はい。
 
(田中康夫 知事)
 先日も私ですね、その、私、神奈川に本部があってですね、この救助犬の訓練場所というのが日本に常設でないので富士見の開発をされた業者の方が大変理解をくださって、瓦礫とか置いてある場所とかで訓練をしてて、この間視察しました。大変活躍してくれると思います。日本にもそういう救助犬の常設の訓練場所が必要だということを今言っているところです。それではこの後、災害家屋の片づけ隊の出発の式を1階正面玄関の所で行いますが、最後に再び長野地方気象台の方から現状の報告をお願いいたします。

(長野地方気象台)
 はい、その画面に出ているように先程から若干東の方に色の濃い部分が移ってきている・・・。

(田中康夫 知事)
 はい、ごめんなさい。中央の画面に変更してください。

(長野地方気象台)
 先程は北部から中部あたりが色濃い部分で、南の方は多少薄い色だったかと思うんですけど、だいぶ南の方にもブルー系の色が加わってきたということで、徐々にこの雨雲全体は東へ行きながら南の方に下がってきているという状況かと思います。先程、アメダスのデータ、9時までのもの説明していただいたんですが、多いところで10ミリくらい、他で5ミリからその間ぐらいというような値です。ですから今のところ極端な値は出てないんですけども、先程からも言っているように非常に地盤が緩んだ状態になっているということなんで、非常に強い雨じゃないから大丈夫だろうというような思いは持たないでおいていただきたいというふうに思います。
それから皆さんこれから色々な対策で外へ出向かれることもあるんですけれども、今言ったような状況なんで、十分注意して行動していただきたいと、こういうふうに思います。

(田中康夫 知事)
 はい、ありがとうございます。
 先程各避難所のチームにですね、諏訪と上伊那と木曽と各地方事務所に添付ファイルですべての書類を送ってください。そしてプリントしてですね、どなたかですね、現地のチームリーダークラスがですね、各避難所の私たちの職員を激励して資料を渡してそして話を聞く。諏訪の場合いくつも(避難所が)ありますから、2班くらいに分かれてチームリーダーたちが手渡しで、正にゼロ予算事業じゃありませんが「手作り」「手渡し」で行うようにお願いします。
 青山さんのほうからありますか。はい、どうぞ。

(青山篤司 出納長)
 私からも改めてちょっとお願いですけれども、先程は土木部長なり松本の所長さんからですね、監視を強化したいということで、今、気象台のほうからもですね、今日の雨の予測ということで出ました。特にですね、雨の中で土石流の対策ということで、監視と同時にですね、その把握に努めて避難なら避難を早くしていくということが今の雨の対策としては一番私は重要じゃないかと思います。
 それで、皆さんのお手元に雨量データがあると思いますけれども、特に今回諏訪、上伊那の雨量データ、累計を見ますと400ミリを超えているところが大きな被害が出ているような状況です。そういうことで雨量データを解し、しかもですね、先程土木部長がおっしゃったように特に危険な渓流ということでABCが付いていると思いますので、そういうデータも含めてですね、各現地機関で全員、とは言いませんけれども、できるだけ協力して監視体制を今日一日強めてもらいたいと、こうお思ってますけれども。

(田中康夫 知事)
 はい、澤田さんどうぞ。

(澤田祐介 副知事)
 あの今、(気温は)夜は18度くらいまで下がります。かなり冷えてきます。雨にも濡れます。特に髪を良く拭いて、それからパーテーション出しっきりのものが今配布されているようなので、避難所でよく頭を拭いて冷えないようにして夏風邪をひかないように。それだけ気をつけていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(田中康夫 知事)
 昨日新潟県知事の泉田裕彦氏から電話があったことはお伝えしましたが、その後再度お話をしてですね、新潟県が開発した紙でできたパーテーション、基本的には乳幼児のいる女性の方がミルクを飲ませる、あういは着替えをする、こうしたパーテーションを新潟県が避難所の中に作ったものがあって、昨日20数機、本県にご提供くださいました。早速上伊那と諏訪の地区、その他の地区でも活用するようにすべて現地に届けてます。
 段々皆さんも職員も疲労が出て来ます。この後昼くらいまでが雨がピークですので、是非一緒に協力いただきたいと思いますけれども、同時にきちんと限られた時間といえ睡眠をとり、そしてきちんと食事をとるように、二次災害で怪我をしたりしないように、それともう1点、昨日私は軍手と言いましたが、恐らく瓦礫を片付ける場合にはビニールの農業者が使うような手袋、あれを大量に買ってですね、これは各被災をされている方、あるいは農政部や商工部が回る時にもですね、それを逆に言えばいい意味でも渡していく。私が神戸で被災者を助けた時にも何で化粧水持っていくのと言うけれども、一本の口紅を渡すことでお母さんが、他にも悩んでいることを言ってくれます。これは決してものの支援ではなくて、私たちもその手袋を渡しながら、そこで心を開いてお話いただける。ですから、ビニール手袋、農業用のをですね、既に大量に既に発注をしていますが、これを持って行く。これはこれから行くお助け隊、或いは既に入っているコンシェルジュにもですね手渡すようにして下さい。1つ1つ手渡しで避難所の方にも、人数が今回は何万人、何千人単位じゃありませんから手渡しで渡す、そしてそこでお話をお聞きするということが出来るように、その辺のメモももう一度現場に全部お渡しするようにしましょう。はい、よろしいでしょうか。では、引き続きよろしくお願いします。ありがとうございます。では第7回目の会合を、ちょっとお待ちください。現在、中央道がですね、9:30分現在で塩尻・岡谷間が再び通行止めになっています。花岡トンネル、岡谷と塩尻の間のトンネル付近で少し崩落の恐れがあるということで塩尻・岡谷間が通行止めです。上伊那どうぞ。

(松下泰見 伊那建設事務所長)
 被害状況等について報告

(田中康夫 知事)
 もう1点、箕輪町で平沢勝男町長が非常に積極的にやってくださっておりますが、一人足手まといでないと思うので、一人連絡役として職員を現場に派遣してください。現場に一緒に貼り付けて、一緒に連絡係りとしてお手伝い要員として職員を一人派遣しましょう。
それでは第7回の本部員会議を終了させていただきます。ありがとうございました。
(終了)

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