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最終更新日: 2006年05月26日


 5月26日 部長会議録


H18(2006).5.26 9:48〜10:50
知事室分室(林業総合センター)
県本庁舎 特別会議室


出席者:知事、副知事、出納長、経営戦略局長、信州広報・ブランド室長、経営戦略局参事(4名)、危機管理局長、企画局長、総務部長、社会部長、社会参事、衛生部長、生活環境部長、生活環境部参事、生活環境部技監、商工部長、農政部長、農政技監、林務部長、林務参事、土木部長、土木技監、住宅部長、副出納長、企業局長、教育長、教育次長(2名)、議会事務局長、議会参事、代表監査委員、監査委員事務局長、地方事務所長(7名)
欠席者:県警本部長、総務部参事、地方事務所長(2名)

(田中康夫 知事)
 はい、じゃあ始めましょう。澤田さんよろしく。

(澤田祐介 副知事)
 今日は、初めてではないかと思うんですけど、塩尻分室とこちらを分かれた格好での部長会議となります。5月26日部長会議を始めます。では、今そちらの方で(信州黄金シャモの開発に貢献した畜産試験場への)表彰式は終わったんでしょうか。

(田中康夫 知事)
はい、今、畜産試験場長の堀込榮男さんを始めとする方に行いました。はい。では、あの最初にいいですか、堀込場長の方から話をして。

(澤田祐介 副知事)
 お願いします。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 それでは、畜産試験場の堀込榮男でございます。只今ですね、知事の方から表彰いただきました。当場で開発しました黄金シャモにつきまして、概要を説明させていただきます。お手元の資料1を御覧ください。まずあの開発の経過でございますが、御案内のとおりのように全国では、いわゆる、地鶏と称する国産銘柄系がですね、40〜50種類ほど流通しておりまして、特に比内地鶏だとか薩摩地鶏、それから阿波尾鶏などはですね、良く料理番組等に登場しているような状況でございます。我県におきましても、平成7年、失礼しました平成9年よりですね、地鶏作出を手がけまして、地域産品としました。地鶏というものにつきまして、軍鶏と白色プリマスロックという種類を交配しまして、しなの鶏というものを平成9年から開発しまして、それをベースにですね県内それぞれの地域で、いわゆる、ご当地地鶏として活用してまいったところでございますけれども、この鶏、肉質だとか味は非常に好評なんですけど、交配の関係から、所謂、鶏の外剛、つまり羽の色なんですけど、これが一定なものが出なくてですね、特に雌の白色プリマスロックの影響が強くでた鶏につきましては、灰色の鳥だとか白と黒の斑の羽を持った鳥が出てしまいまして、いわゆる一般的な消費者の方々は・・・

(田中康夫 知事)
 あの、みなさんの方に信州黄金シャモのオーブン焼きが届いているかと思います。塩尻まで遠征して来た人には特別にですね、信州黄金シャモとキノコのスープと鍋、鍋料理のスープとですね、それから蓼科にあるレストラン・エスポワールの藤木徳彦シェフが調理をした信州黄金シャモの鶏ガラスープがあります。じゃあ、食べながらどうぞ。堀込さん、よろしく。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 はい、じゃあすみません、続けさせていただきます。

(田中康夫 知事)
 はーい。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 いわゆる消費者の皆さんってのはですね、見た目に黒いような茶色いような鳥が地鶏というような考えがありますので、この今までのしなの鶏につきましては白がありまして、ちょっと地鶏としては見た目に商品価値がちょっと落ちるかなというようなところ。それから完成品がですね雄では大体5.5キログラム程度、それから雌では3.6キログラム程度というような大型になってしまいますので、これもまた使いづらい面もあるというようなことでございます。またあの、今ご案内のように流行の、いわゆるヘルシーということで脂肪分をやや控えめにしたものができないか、というような言葉が関係者の方からいろいろと投げかけられましたので、そのようなご要望に応えようとしまして、資料の左の上にありますように、開発のねらいに記載してありますような結果を得るために、平成13年度より、また新しいしなの鶏に替わるものを開発しようということで取り組んでまいりました。その結果、いくつかの交配を試みて、また飼養管理方法などを検討しまして、昨年、資料の真ん中に写真がありますように、父方に鶏の中でも肉の歯ごたえがもっともいいといわれていますシャモ。それから母方にはですね、必ず子どもが羽の色も有色になるような色が出、肉質にも定評があります名古屋種、いわゆる名古屋コーチンを親に持つ交配の方法を確立しまして、それによって得られました鶏の特徴は、資料を右側に記載してありますように、鶏の外貌だとか大きさだとか、肉質、開発に先駆けてユーザーのご要望をほぼ満たすことができるものが完成いたしましたような次第でございます。
 ご案内のように信州黄金シャモの特徴ということで、グラフを掲げてあるのですけれども、まず体重的にはしなの鶏よりも小さい。それからヘルシーということで、腹腔内に脂肪が鶏はつくわけですが、その脂肪についてもしなの鶏よりも小さい。
 また味につきましては、いわゆる、うま味成分の目安といいますか、その目安にしてありますグルタミン酸につきましては、しなの鶏よりもここにありますように、多くて味もいいよということでございます。
なお、開発いたしました鳥の名前でございます。この信州黄金シャモでございますが、資料の右に書いてありますように、昨年の10月22日に田中知事にもご出席いただきまして開催されました「食育フォーラムin小布施」というところでですね、有名な料理研究家の服部幸應先生から、信州の大自然の中で育って、頭から胸にかけての毛の色、それから料理をした肉の色が黄金色に輝いているところから、このような名前をいただいた次第でございます。
 また、この名称の方につきましては、記載のとおり昨年10月24日に商標登録ということでただいま申請中でございます。現在、県内でもいくつかの旅館だとか飲食店で、信州の新しい食材としましてお客様に提供していただいている訳でございますが、これからも信州の地鶏として振興すべく、資料右の下に記載しましたような一連の振興施策を展開しながら、より信州ブランドの創出に取り組んでいきたいと(考えています)、ただいま召し上がっていただいている信州黄金シャモの概略について説明をさせていただきました。ありがとうございました。

(田中康夫 知事)
 そちらでもお召し上がりいただいているのね。

(澤田祐介 副知事)
 はい。まだワインは届かないんですけれども、こちらもみんな楽しんでいます。(笑)

(田中康夫 知事)
 あなた何を言ってるの(笑)。部長会議はこれホームページに載るから、そういうところだけ切り取られて、朝から不謹慎とか、また鵜の目鷹の目書かれちゃうから気を付けようよ(笑)。ま、いいんだけど。

(澤田祐介 副知事)
 前回は水産試験場の方からニジニジブラ=信州サーモンの皮の煎餅をいただいて、今日はこの黄金シャモで、そちらの方に柳澤農政部長がおられると思いますけれども、次はぜひ野菜の新しい画期的なものをご提供いただけるとうれしいと思います。

(田中康夫 知事)
 今、この信州黄金シャモを飼育してくれている人ってのはどの位いて、どの位の、何千羽とかいたりするものなんですか。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 だいたい8グループ位いまして、そのグループの中で15、6人の方が飼っていらっしゃいます。それで今のところ2700羽位います。

(田中康夫 知事)
 場所、地域的には?

(堀込榮男 畜産試験場長)
 地域的には、残念なのは、この中信地域にはないんですけれど、北の方、それから南の方、東の方というような・・・。

(田中康夫 知事)
 南の方って言うのは何、飯田? いわゆる飯伊?

(堀込榮男 畜産試験場長)
 はい。それとあと、北は飯綱町とか、東は佐久市です。そのようなところで飼っています。

(田中康夫 知事)
 それは、それぞれ農協か何かを通じて出しているのかしら、どうなのかな。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 今のところは、非常に先進的な農家で、農協というような組織的なものではなくて、個人個人で経営をして、個人個人で使うところと相談をしながら出しているというような状況です。

(田中康夫 知事)
 これ、柳澤さん、どういう風にマーチャンダイズをしていくのかしら。もちろん、そりゃ今の人たちはあれだけど、せっかく試験場が開発したんですから。つまり、どういう、つまりスーパーマーケットなのか料理店なのか、あるいはどういう風にゼロ予算事業としてあなた方は、武田さんの部署(信州広報・ブランド室)も含めて、営業するのかな。

(武田雅宏 信州広報・ブランド室長)
 私の方からいいですか。今この黄金シャモを食べていただいたお店も、売り出し中ですので、食べていただいた方々にこの信州シャモ・・・・

(田中康夫 知事)
 だからさぁ、君の説明はいつも大本営発表の、こうちょっと抽象的なんで、小っちゃくてもいいから小さなことから我々コツコツと、西川きよしなんだから。教えてよ。

(武田雅宏 信州広報・ブランド室長)
 はい。今の生産量は平成18年度から7000羽、19年度1万羽というような計画になっておりますので、それに見合ったマーチャンダイズということで、まず認定温泉とか有名な料理に自信のある所に普及啓発していこうと、そのためのツールを今、我々の方で開発しております。

(田中康夫 知事)
 だから、そりゃツールとか何とかいいけど、今言った8グループ16軒に行ったの?いつ行くの?そこの人と、そこの人は、本当に誠実な生産者でわからないかもしれないけど、その人たちが今どうやって卸しているのか、卸している業者はどこが入っているのか、マルイチ産商なのか、もっと違う所なのか、そういったことは調べてあるの?まずは、それは別に今までの行政の調査ってことじゃなくて、そんなこと1日で調べて、その人たちのところに会いに行って、ね、今までのシャモやブロイラーの場合とどのくらい今、値段が違って出荷できているのか、できていないのかとか、そういったことの情報をください。それでもう1回作んなきゃ、今のような話をしてたってだめよ。

(柳澤直樹 農政部長)
 今、商工部、ブランドも含めてチームを編成しておりますので、早急に・・・

(田中康夫 知事)
 それは黄金シャモだけじゃなくてだよ、料理屋に行くときに黄金シャモと他のものもあるかも知れないし・・・
 これ、あの堀込さん。名古屋コーチンのコーチン、名古屋コーチンって何で名古屋コーチンて言うの?

(堀込榮男 畜産試験場長)
 名古屋コーチンはですね、明治38年にですね、尾張藩出身の五味さんと佐藤さんという人がですね、名古屋で地場産業といいますか、が、ないかということで、それが名古屋コーチンということで明治38年に命名されております。ただ名古屋コーチンというのは足にですね、毛が生えているのが名古屋コーチン・・・

(田中康夫 知事)
 足に毛が生えているのが名古屋コーチンですか。シャモは生えていない?

(堀込榮男 畜産試験場長)
 ええ、それで「名古屋種」というのは大正8年に名古屋コーチンを改良しまして足の毛をとって、今のこういう形ですね、こういう形になったのが「名古屋種」ということで、いわゆる学術的には、ああいうのは「名古屋種」ということで、ただ一般的に、私達もそうですけれども「名古屋コーチン」というのが通り名になっておりますので、こういうものは「名古屋コーチン」という名前を書かさせていただいております。

(田中康夫 知事)
 じゃ、交配する名古屋コーチンは名古屋で、種苗研究、じゃないや、作っている所があるわけ?

(堀込榮男 畜産試験場長)
 名古屋にもあります。「名古屋コーチン」として売り出しているのは名古屋でもあります。私どもは国の、兵庫にあります国の種畜場の、種畜牧場というところがありまして、そこから入れております。

(田中康夫 知事)
これ、逆だとどうなんですか。シャモが雌でコーチンが雄だったらどうなんですか。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 肉質はちょっとわからないですけど、産卵性というのがありまして、シャモっていうのはあまり卵を産まないんです。だけどコーチンは産みますもんで、どうしても卵を産む方を雌にした方がうんと増えるわけですね。そういうことで、作業的にはどうしても産卵性の高い方を雌にしているということです。肉はひょっとしたら、わからないですね。

(田中康夫 知事)
 そっち見ていると、そっちは肉出てきたのか出てこないのか、何か・・・肉は出たのね。澤田さんそっちは何か食べているの?こっちだけで盛り上がっちゃってるの?

(澤田祐介 副知事)
 一生懸命食べてます。おいしくいただいております。歯ごたえのいいとても美味しいお肉ですね。

(田中康夫 知事)
 この間、ある県内でスーパーマーケットを展開している人と、比較的、上のお客様が来るところで、聞いたら、うちの県の肉の売れ行きというのが、すごい他と違うというの。どういうところが違うかというと、売上高で、かなりそこの所は全県的にチェーン展開しているんですけど、約43パーセントが豚肉で、40パーセントが鶏肉、残りが羊であったり馬であったりも入るんですが、実は牛肉っていうのは8パーセントなんです。で、これ金額で8パーセントですから、実際の売れている肉の量としては、4(%)とか3(%)とかそういう具合らしいんですよ。そうしたら、そこである方が、東京からいらっしゃった方なんだけど、こっちへ来て社員たちとすき焼きしようって言ったら、豚肉を社員が買ってきたって。しゃぶしゃぶしようって言ったのかな、豚しゃぶだったって言うんだけど。これも考えるとやっぱりうちが貧しかったということだけじゃなくて、豚肉を食べてる。沖縄も豚ですしね。あるいは鶏、これはやっぱりうち(長野県)の、その、社会、高齢社会、長寿だってことを、売っていく時に、やっぱりうち(長野県)のきれいな水とか緑とかいう、レスザン50の野菜だけじゃなく、豚であったり鶏っていうのはですね、アピールしていけるんじゃないかなと思うんですよ。そういう観点でのやはりマーケティングをしていくことがね(大切です)。というのは、あの、前回、あの4月の、11日付けの(東京ペログリ日記の)ナンバー101を後で見てもらえばいいけれども、東京ぺログリ日記でも書いたのですが、東京で今、非常に馬肉が流行ってまして、もともとあの熊吉っていう代々木八幡にあるのがわりあい、熊本の馬肉を使ってたんですけども、まあ、そこは居酒屋っぽかったですけども。今、あの銀座とですね、あの、この日は銀座のこじま屋ってのを書いてますけれども、それからもう一個は西麻布のキクチ・タケオ(デザイナー)のワールドが建てたビルの、今あの名前忘れたが、そこの2階に入ってて、非常にあの高感度な人が、高感度っていうか、女の人が来ているんですよね。ここに私書いたんだけれども、低カロリー、高タンパク質、低脂肪、高ミネラルで、グリコーゲンや鉄分、必須脂肪酸のリノール酸、αリノレン酸っていうのか、を馬肉が持っているので、澤田さんの方が詳しいと思うけれど、血管の拡張効果と新陳代謝を促す、美肌効果をもたらす。これ、実際にですね、(馬)肉食べた後、私のガールフレンドが翌日「私の肌つやがすごい、いい、いい」と言うんですよ。その彼女の友達もそうで。馬刺しで1戸、うちの県だと上条食堂ってのが(あります)。あの、茅野駅の北側の所へ行くと、ちょっと150メートル位行くと右側のおうちなんですけれども、そこは、すごくおいしい馬刺しと、あの、馬のステーキと、後、馬肉鍋を出すんですけれども、今、東京で出てんのはあの鬣(たてがみ)、後で堀込さんに説明してもらいますけど、その鬣(たてがみ)の所の肉っていうのが白い、鯨肉のような脂の肉で、これとかは凄く、馬刺しの3点セットというかそういうような感じです。で、うちの県てそういう感じが出なくて。で、どこから(馬肉が東京へ)供給されてるかっていうとほとんど熊本なんですよ。今、海外はアルゼンチンからも来るらしいんですけど。そういう店は熊本産で、ところが聞いてみると熊本にやっぱり一人、差別用語じゃないけど、その、ばか者っていうかですね、丸書いて中にキって書くような、よい意味で熱心なおじさんがいて、ここの何とかファームっていうのがやってるんですけど、ここは元々うちの県に来て勉強して行った人らしいんですよね。だから、あの、鬣(たてがみ)の話でした。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 鬣(たてがみ)の下にコラーゲンがうんとたまる、鯨みたいな所があります。それは何でおいしいのかというと、やはり運動した所がおいしいということで。鬣(たてがみ)というのは、起きてる時はしょちゅう首を振ってるわけですから、そこが一番運動しますもので集中的においしいってことで。それもスライスして食べるとおいしいということです。私食べたことないんですが。

(田中康夫 知事)
 でも、うちの県ではあんまり出てこないよね。

(堀込榮男 畜産試験場長)
 最近のこだわりの食べ方ではないでしょうか。

(田中康夫 知事)
 でもやっぱり、そういうような具合が、ロットは少なくても、やはり熊本が馬肉だっていうのはね。前回、これ森さんのと一緒に配った熊本の女性のをぜひ読み直すといいんだけど、彼女も、熊本にいる時は、熊本は皆知ってるはずだと、細川護煕氏も出たしって、水前寺公園もあるしと思って、東京の企業を回ると、熊本WHO?っていうか、大分と場所が判らないような人が上場企業だっていっぱいいると。で、うちの県(長野県)は逆に東京も名古屋も近いんで場所は知っているんですよ。でも熊本の人は、そこで県庁の人は一番えらいと、天守閣だと思っていた人が一回地に墜ちるわけで、これは地べたから這って熊本に企業を誘致しなければ、うちの産品売らなきゃって、弁証法になるんですよね。
 だから、ただうちは距離が近いというのが大変なアドバンテージなんだけど、それに甘えず、やっぱりやる必要があるかな。そうするとロット少なくても、いまそういう美容の雑誌は誰でも買うわけで、そういう人たちの間では熊本の馬の肉っていうのは、熊本のソフトパワーのブランドイメージになるんですよ。そしてその馬肉も多分、他の肉より、アルゼンチンのよりはるかに高く売れるだろうし、それはやらずぼったくりじゃなくて、イールドを高めるというのはうちもそういうこと。だからイールド高められるものは、わんさかあると思うんで、ぜひ武田さんも柳澤さんもお願いします。
ということです。すみません。

(澤田祐介 副知事)
 はい。ありがとうございました。
 今の、馬の鬣(たてがみ)なんですけれど、右と左にひとかたまりづつで、つまり二かたまりしか一頭の馬から取れないわけです。それで馬は取る時に右と左、縦に真っ二つに割いて売るものですから、その半身を買わないとその馬肉は売れないんです。だから普通の小さなお肉屋さんが5キロ10キロ買って馬肉をお刺身に出す時には、その鬣(たてがみ)は付いてこないんです。半身という大きな量を買わないと。どうも問屋さんが卸してくれないということで、どこのお店でも食べられるものではないというのが、僕が食べた10年程前の話で、今どうなっているかは判りませんが、そんな話でした。
 食べ物の話ばかりですみません。鷹野さん(佐久地方事務所長)と広田さん(北安曇地方事務所長)ごめんなさいね。テレビ参加でそちらには鶏(信州黄金シャモのオーブン焼)がまわってなくて、話ばかりでどうもすいません。
では次に今日のメインイベントになりますかね。皆さん方御存知のように、立命館大学の政策学科の助教授の森裕之先生が、2月が5日間、3月が4日間、研修という形で庁舎(長野県庁本庁舎)に来ていただいておりまして、4月1日からは主任研究員という形で、企画局に属して、私たちの県の研究といいますか、県政の色々な調査をしていただいている。なかなか中にいるとわからないことがある。これを外から見ていただいたものを「財政改革による社会経済システムの変換」ということを「地域開発」という雑誌の5月号にお書きになっているわけですが、今日は森先生に実際に塩尻の方から、外から見た長野県の県政について教えていただくということで、知事の方からご紹介お願いできますか。

(田中康夫 知事)
 いやいや、ご存じのように立命館大学で助教授を務めていらっしゃる森裕之さんです。あの、1年間だっけ?

(森裕之 主任研究員)
 半年間です。

(田中康夫 知事)
 半年間、コモンズ政策チームに籍を置いてですね、私たちの様々な会議にも出てくださっています。先般、先週その地域開発という、研究者が読む雑誌に森さんが書いてくださったんですけど、これ前回言ったかも知れないですけど、我々一つ一つやっている間に、ものすごく変えて(変革して)いるんですけど、森全体の様子を外から見ることや、全体として俯瞰してみることが、時々出来なくなっちゃいます。私も気がついたんですけど、財政改革公共事業改革はうちの県は良い意味で表裏一体だったっていうのは、この間書いてあったと思うんです。それと公共事業改革を包括的、大抵、包括的というと抽象的になっちゃうんですが、うちの場合に、入札制度公共事業評価制度建設産業構造改革が、まさに国の言うのとは違う実体のある三位一体で動いてきてるんだって言うことをお書きいただいていて、何かとても改めて逆に、目を見開かれた感じがするので、何か、では喋ってください。 

(森裕之 主任研究員)
 紹介していただきました立命館大学から、半年間県庁にお世話になっております森と申します。今日こういう機会をいただいて、恐縮すると同時に緊張しておりますけれど、よろしくお願いします。

(田中康夫 知事)
 だって、いつも授業をやっているんでしょう。

(森裕之 主任研究員)
 今日は知事から、なぜ、私が長野県にですね。おそらく研究者がこういう形で自治体に受け入れていただいている、若しくは研究者が行きたいと希望してですね、入っていくというのは、ほとんど無いケースだというふうに思うんですね。そういった意味では、私が今この場に、長野県庁にお世話になっているというのは、大変ありがたい機会を頂いているなと思っておりまして、そういった意味で日々皆さんには感謝している次第です。
 お手元にちょっと今日、私の方で用意させて頂きました資料2というものがありまして、実は何で長野県に今おじゃましているのかというのは、この資料2に書いていることの魅力を感じてですね、それは単に好きだからとか、面白いとかでなくて、研究者として魅力を感じて伺っておるわけです。私、今日、地方財政というより公共事業を専門にしておるんですけれども、公共事業改革というのは、他の自治体の場合は、得てして傷だらけの話になるんですけれども、長野県の場合は、そうではなくてですね、そのことを軸にして新しい社会、経済の構造を作ろうとしているという風に外からは見えるんですね。そのことは、他の地域には見られない非常に大きな魅力になっているという風に感じております。
 で、私が長野の公共事業改革に注目しだしたのはですね、これは2001年に田中知事が出されました「脱ダム」宣言からでありまして、この当時のですね、ダムを止めるということを自治体が言うというのは、非常に勇気のいることだったと思うんですね。で、小さな自治体、例えば徳島県の木頭村ではですね、ダムを造らない条例を出したりしてましたけれども、県としてですね、これだけはっきりと。これ(「脱ダム」宣言)を、よく読むと、ダムを止めるという話ではありませんで、私の解釈ですけれども、ダムというのは上からですね、大型の公共事業でやるんだという発想だったと思うんですけれども、そうではなくて、やっぱり自然と人間の繋がりを大切にする。しかし一方でですね、河川の維持管理をしていかなければならない。この仕組みを地域の住民と一緒に考えていこうという、そういう宣言だったという風に受け止めておるんですね。こういった県民の目線から見た公共事業のあり方を宣言されるというのはですね、当時非常に私達も衝撃を受けたわけであります。
 それから長野県の改革を見てますと、他の都道府県にはない取り組みをされてたんですね。例えば、市町村合併という問題がありましたけれども、長野県の場合は合併しようとする所、自律で行こうとする所、どちらもその時期というものを大切にして、支援していきますという、ここでは「多様な自治の尊重」と書きましたけれども、そういったことを、現在の言葉でいうと水平的補完という形で県では呼ばれている。これは使い方としては非常に魅力的な言葉なんですけれども、そういったスタンスを取られてこられた。これは実は非常に一貫して流れる政策の体系というものを長野県は持たれているんじゃないかなっていう風に考えたんですね。
 こちらの方に来させていただきまして、一体、長野県がどういう社会の仕組み、経済の仕組みを作ろうとしているのかという風に感じておったんですけれども、その集約というのは、そこに書いてありますけれども平成16年3月に出されました「未来への提言」の中で、豊かな社会の条件というのが出されているんですね。そこに引用しておきましたけれども、ちょっと時間の関係で読むのは割愛させていただきますが、要するにですね、福祉・医療・環境そして教育ですね、それが豊かな社会の条件であって、そのために地域にある資源を配分すると、経済社会に係る制度を整備していくということを主張されているんですね。で、公共事業の改革をみますと、まさにこれを軸に書いてあるというふうに考えたわけです。この豊かな社会をつくっていくっていうのは、他の自治体の場合ですね、例えばその産業構造をどうこれから変えていくのかとかですね、非常に近視眼的な構造改革をどうしていくのかという、そういった方針を出されている所はたくさんあるわけですけれども、長野の改革はそういった非常に短いスパンの改革ではなくて、少しオーバーに言いますとですね、再発展の歩みという捉え方をした方が適切でないか、そういった長いスパンを見据えた改革を歩まれている。そういう実感が非常に強くしてきたわけでありまして、これは恐らく、国もそうですけれども、自治体でもされていないんですね。非常に重要な、いい意味の実験をされているんだなあというふうに感じておるわけです。
 それで、裏のページなんですけれども、私の専門、といいますと財政改革から見たですね、長野県の、言いますと、今プログラムの改定作業されてますけども、最初に出された財政改革推進プログラムでもですね、公共事業を大幅に削減するということと、裏の面としてですね福祉、医療、教育、環境、先ほどの豊かな社会をつくる条件、これを生起することに重点を振り向けていく方針が明確に出されておられる訳です。このために一体どういった公共事業の改革をするのかというのを見ますと、一つは、公共事業の入札制度の改革でありまして、これは先程の原産地呼称制度等ともと、関係があるんですけども、地域で本当に頑張っておられる業者の方、それは地域にとって大切な資源、長野の大切な資源だと思うんですけども、そういった方たちがですね、報われると言いますか、正当な報酬をきちっと受けるような入札制度改革をする。こういった他の自治体、国ではされていないような改革に取り組まれてこられた。また、公共事業評価制度というものもですね、これももっと全国に発信しないといけないと思っているんですけども、県民アンケート調査や、未来への提言というですね、非常に難しい話ではなくて、地域の住民が何を欲しているのか、わかりやすい、豊かな社会をつくり出すためにどういった施策が必要なのかといった観点から評価をまずやってですね、森林整備だとかですね、社会資本の維持管理、こういったところにですね、非常にメリハリのある予算配分をされている訳ですね。こういったところは、本当に国なんかが見習わないといけないなと思うんですけどね。非常に優れた仕組みを取り入れられていると思っています。
 一方で、どうしても公共事業の経費が減ってきますから、建設産業が過剰になってくるわけですね。そのことに対して、国もいろいろ言ってますけども、長野は本当にきめ細かにですね、支援をされていこうとしている。そして、その向かう先が豊かな社会をつくっていくための条件、そして長野の持っているですね、先ほど知事から言われたアドヴァンテージですね、これは正に製造業と農業と観光業だと思うんですけども、この資源をですね、どう建設産業の構造改革と結び付けていくかという所に尽力されているんですね。私は、改革というものは、上から降りてきたというだけでは必ず失敗すると思ってまして、その地域にある資源をどう活用できるかという所に改革が成功するかどうかのカギがあるという風に思っておりまして、そこは単にですね、外から何かを引っ張ってくるんではなくて、地域に今ある長野のアドバンテージを最大限活かしながら建設業のですね、構造改革を図っていこうというこういった姿勢というのは大変見習わなければならないなという風に、こっちへ来て改めて感じたわけであります。
 また一方で、その信州モデル創造枠、前の長野モデル創造枠ですけれども、こういった形で予算のですね、豊かな社会を作るための配分の仕組みを取り入れられている。こういった改革というのはですね、他の県の、私あの、財政改革プログラムだとか財政再建プログラムを見てきましたけれども、その中でもですね、最も優れたもののうちの一つになっているなと理解しておるわけです。
 また、そこにざーっと書かせていただきましたけれども、例えばコモンズに関する様々な取り組みであるとか、教育原産地呼称制度温泉の表示認定制度、こういったものは正にそのコモンズとか地域の資源というものを改善する取り組みとして作ることができる、という風に思うんですね。先般、知事からですね、長野の取り組みをですね、まとめて、どうしても並んでしまうだけになるので、どういうふうにまとめるのが良いと思うかということをチラっと言われたんですけれども、私は、固苦しい言葉で言うとコモンズ、これにですね、やっぱり集約されるのかなと。これは、豊かな社会をつくる本当に重要な基盤だという風に思っておりますので、ここに収斂していく長野県の施策体系って言うのは、決してバラバラではなくてですね、やはり繋ぎ立てる一本の筋というものがはっきりと見えるという風に思っているんです。
 この長野の魅力っていうのは、そういった、我々研究者としてももちろんあるんですけれども、今ですね、閉塞している日本っていいますかね、先が見えない中で、ここ(長野県)の取り組みというのは正に社会発展の歩みの一つとして全国に発信して行っていただきたい。私も、もちろん頑張りたいと思いますけれども、長野県庁として、長野県の県民としてですね、発信して行ってですね、良い日本、世界を作る取り組みにしていただければありがたいなあ、という風に日々感じておる次第です。ちょっと雑駁な話で申し訳ありませんけれども、以上で終らせていただきたいと思います。ありがとうございました。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございました。森先生は、9月25日までの予定で私たちの県政、今言ったようなことを研究されるんですけれども、できれば今おっしゃったようなこと、御説明いただいたようなこと、9月25日終った時点で是非全職員って言いますか、できれば塩尻の教育研修センターといったところでじっくりとお話を、ディスカッションを交えてしていただければというふうに思います。どうかまた違った眼から、私たち内部の眼からでは無いそういった話を是非教えていただければと思います。どうもありがとうございました。

(田中康夫 知事)
 あの、何か意見があれば・・・ご意見番の青山さん(出納長)からあれば、あれだし・・・あと、森さん、これからいろいろ何か、建物だけじゃなくていろんな現場を見に行ったんでしょ。そのお話もまた・・・

(森裕之 主任研究員)
 あ、そうですね。私が、この前「脱ダム」宣言の後のですね、河川改修の現場を見させていただきまして・・・

(田中康夫 知事)
 どこへ行ったのかな。野崎さん、ちょっとご案内したんでしょ。どこへ行ったのか箇所を具体的に説明して。こっち来て。

(野崎真 主任企画員)
 政策促進チームの野崎です。この間、松林経営戦略局長や森先生と、塩尻から長野へ向かう帰りに松本の市街地のですね、一つは女鳥羽川、それから田川と奈良井川の合流点に当たる所、それから黒沢川、万水川といったですね、正に今「諮問河川」と呼んでおりますけれども、ダムを止めた後のですね、どういう風にやっているかなという現場をですね、見ていただきました。

(森裕之 主任研究員)
 私が感心したのはですね、外から見ていると、「脱ダム」宣言の後は一体どないに、どうなったのか、というのが全くわからないんですね。それはこちらに来てもよくわからなかったんですけれども、現場を見させていただきまして、やはりその先ほど申し上げたようにですね、上からダムを作って河川を治水するというのではなくてですね、自然との、自然と人間との関わりと言いますか、人間というのはその地域に住んでいる住民の方ですけれども、その方たちと共に、河川に関してはどう進めていくべきかと言うことをね、職員の方と一緒になって、流れとしては時間がかかることなんですけれども、その取り組みと言うのが、プロセス自体がとても大切で、しかも出来た現場を見ても大変なんですけれども、私が見ても非常にすばらしいですね、改修がされている。
 で、お話を伺いますと、計画の段階から住民の方が関わられていることによって、出来た後、改修された後の河川についてもですね、川と住民の方の距離が近くなり、例えば卑近な話ですけれども、ゴミを住民の方が集めていく取り組みをされているとかですね、こういった話と言うのは「脱ダム」宣言の持っていた非常に重要な意味だったんだろうなって思ったんですね。ところが、そういう情報がほとんど外には出て来ないことについて率直な疑問というのを感じたんですね。それはやっぱり住民の方に対しても、もっとアピールしていかなくてはならないというのを素朴に感じた、ということだったんですけれども、個人的にはすごく勉強になりました。

(田中康夫 知事)
 本県は、情報は北朝鮮状態ですから、そんなことに期待していてもしょうがないんで。皆さんは、職員の人が出前講座というのを、これもうものすごい回数だよね。1000・・・ものすごい回数なんです。実は補足させていただくと、私は同行しなかったんですけれども、野崎真さんと松林憲治さんが一緒にご案内してくださったみたいだけど、田川や奈良井川辺りの所って、いわゆる河床整理の浚渫をするんだけれども、結局あそこに鳥が来るんだよね。蝶とかそういうのも来るので、それの孵化が終わるまでは(浚渫は)しない。それと同時に、なるべく中州を残して、だいたい真ん中から取っていっちゃうんだけど、むしろ中州を残してやろうというようなことをしているわけですね。黒沢川や万水川は、もちろん当時の豊科建設事務所、今の安曇野建設事務所ゼロ予算事業で堤防をチップを置いてみんなで手伝って遊歩道にしていくとか、あるいは黒沢川のあたりの治水というのがあるんですけど。今、最初に仰った女鳥羽川っていうのは皆さん今ひとつピンと来ないかもしれないけれども、女鳥羽川の上流にもいまだにダムを造るっていう計画はあったんですね。今もあるのかな。無くなったんだっけ。女鳥羽川沿いは私も住んでいた所だからよく知ってるんだけど、何をしたかというと、ちょうどあの千歳(ちとせ)橋っていうですね、松本のちょうど真ん中のあたりですね、ん?、千歳(せんさい)橋か。それより少し上流、あれ「千歳」って書いて「せんさい」ばしって読むの・・・それからもうちょっと上流に行ったような辺りのところの護岸を石積みにしたんですよね。ただ、これは私としては、非常に移行期で、これ何かっていうと、ごく普通の護岸にするよってなっていたんです。女鳥羽川をきれいな川にしたいって言っていたんです。でも、きれいっていう意味が排除型のコンクリートで覆っていくんでは、水清くちゃ何も棲まないんじゃないか。そこで、地域の人たちを入れて、しかも観光の中町のあたりだから護岸をどうしようかという勉強会っていうかそういうのを、確かあれは奈良井川事務所になるのかな、奈良井川改良事務所でやっていたんです。これは私の反省点というか、私が赴任してしばらく経ったころで、もうかなり進めるという話になっていて、一方で心待ちにしている人が「早くきれいな護岸にしてくれよ」と、「何を話し合いしてるんだ」と、よくある、洪水が起きたらどうする論と同じなんですよ。でも、だいぶ石積みにしたんですけれども、多分、今ご覧になると、あのソウルの、あのミョンドンの所の何とか川っていうのは(ソウル)市長が変えたっていうのと似ているんですけれども、川幅がそんなに女鳥羽川ってすごくあるわけじゃないでしょ。もともとの護岸の傾斜がきつかったんですよね。もっと広かったら、あそこ同じ石積みでも傾斜が変わることで、すごくよい意味で人も降りられる感じになるんだけど、あそこが降りられるようなセーヌ川のほとりにまではならないんですよね。だからコンクリートじゃなくて石にしたのはよかったんだけど、少しその意味で言うと、一方で早く進めなくちゃいけないというのがあって、それと川の傾斜がそういう具合で、少しその移行期の成果かな、成果というか反省点かなって思っていますけれども。いずれにしても、そういった所をご覧いただいています。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございました。

(田中康夫 知事)
 はい、お願いします。

(澤田祐介 副知事)
 はい、次行きます。前回の所で、前回5月の16日に非常参集訓練を行ったという、非常に細かなデータを鎌田泰太郎局長の方からお出しいただいたんですが、少し分かりやすく、一枚にまとめてレジュメでお願いしたいということを、この前、宿題でお願いしました。きれいな色刷りのデータが出てきていると思いますけれども、鎌田局長、ちょっとこれ説明をお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 はい、危機管理局長の鎌田泰太郎でございます。あの、いくつかお話があったと思いまして、緊急時の参集については、過日、非常参集訓練の結果を踏まえて、各部局、それから地方部での見直しをいただいておりまして、先週の部長会議でその内容をご報告しております。その後ですね、さらにバージョンアップしまして、今回資料3−1、2でまとめてございます。資料3−1の方は、全体の共通的なまとめでしてですね、ご覧いただきますと、半分から上の方は、これまでこの訓練で得た課題、あるいは、その中で工夫されていた事項を7項目ほどに簡単にまとめてあります。それらを踏まえまして、半分から下で、これからはということで、主な見直しを連絡体制と参集体制、2つに分けまして、まとめをさせていただきました。この間しゃべってありますので、一つずつについては、申し上げません。それから資料3−2の方は、各部局、あるいは地方部の見直した内容を具体的に書いてありますし、中でも早速ですね、経営戦略局は、この見直しを踏まえて実際に訓練をして頂いたようでございます。

(澤田祐介 副知事)
 その話ちょっと局長の方から、ちょっとお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 その訓練の結果は3枚目に付いておりますので、また松林さんの方からお願いします。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今、鎌田局長の方からありました、最後に付いていますA4版の紙で、5月の24日に経営戦略局が自分の所で、抜き打ちの連絡訓練を行いました。その結果について、松林局長の方から、一言ご説明をお願いします。

(松林憲治 経営戦略局長)
 はい、わかりました。経営戦略局で新たに連絡網を作り直しまして、早速その連絡がどの程度浸透して早く伝わっていくのか、これを実際に実験をしてみました。ここに書いてありますとおり、水曜日に、まぁ定時退庁日の日でございましたけれども、22時、夜の10時に一斉に流しまして、どれだけの速さできちんと伝わっていくか、それをチームごとにまとめたのが、このA4版の表です。前回は第一連絡者から最終の到達者まで、まぁ93人経営戦略局はいるわけでございますけれども、1時間40分、情報連絡だけでかかりました。これが今回は32分、まぁかなり、まぁまだまだこれは32分という数字は満足する数字じゃないですけれども、約3分の1に短縮できたと、こういう効果がありました。それからもう一つはですね、今回メール、携帯メールも同時に使用いたしました。連絡手段として。その結果メールの方が10分も早く伝達が行っていたチームがございました。これは電話よりもメールの方が先に来て、そのメールを見て、次の方に転送して行ったと、まぁこういう仕組で、かなりこれは今後、有効な手段になるのではないかという気がいたします。
 それからですね、経営戦略局で独自に全体体制の場合、特に公共交通機関がある場合と使えない場合、それぞれですね、分けてですね、自己申告で、連絡を受けてから30分以内に集まれる人、それから一時間以内に集まれる人、このように自己申告していただいた結果ですね、公共機関がある場合において、93人中91人が一時間以内に、県庁まで、職場まで来れると言う自己申告がございました。ちなみにそういった公共機関が無い場合においてもですね、93人中79人が一時間以内で到着できると、要するに自転車や徒歩で来る場合でもですね、一時間以内に約8割から9割の方が一時間以内で来れる、こういう申告を得ております。従いまして、これを元に、いざと言う時にどれだけの方が一時間以内に来られるか、これを次回以降、実際に参集してみたいな、と考えているところです。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今の経営戦略局からの報告ですけれど、他の部局でこのようなことで取り組みをされて、改善点がありましたらぜひ鎌田局長の方にお知らせいただいて、他の部局のサンプルになるようお願いしたいと思います。それから今知事が出前講座の数、とにかくたくさんの数とおっしゃったんですけれども、実は平成14年から出前講座始まりまして、昨年までの間で全体で843回、そこに参加した県民の数は3万5138名の方が出前講座に参加をされております。これが今コールセンターが把握しております実数でございます。

(田中康夫 知事)
 携帯メールは、実は私、携帯メールしなくてパソコンなんだけどさ、携帯メールの同送って登録しておくこと出来ないの?

(松林賢冶 経営戦略局長)
 ただ、5人くらいまでは

(田中康夫 知事)
 ただまあ、5人ずつ位まででも・・・それは既にやっているわけ・・・はい。

(澤田祐介 副知事)
 では、次に木曽川の右岸ルートの環境保全のための意見に関するプレスリリースにつきまして、生活環境部木曽茂部長の方からお願いします。

(木曽茂 生活環境部長)
 生活環境部の木曽ですが、この木曽川右岸道路のプレスリリースでございますが、内容というよりもですね、プレスリリースの形として、一定の形ではないということで出させていただきました。わかりやすいと言う意味で、でございます。もともとが環境影響評価準備書というような制度と言うことで、システムが非常に複雑な中身になっておりまして、わかりやすい中身でプレスリリースしないと、かなり質問が出てきてしまう、ということの中で、Q&A方式を採ったことと、それからまたこの制度は手順が複雑なことでございますので、裏側にですね、ちょっと裏面を見ていただくと、フローシートを示しまして、今ここですということで、下の方から左側にですね、今ここです、18年の5月25日の提出と言うような格好で、わかりやすい中身にした、ということで各部の方でご参考に願います、ということで出させていただきました。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 はい、このプレスの仕方で知事の方からコメントいただけたら。

(田中康夫 知事)
 あのね、これとても、私の所に来た中でも目に留まったんです。この書き方がとても、「なぜ」っていうのだったり、どこで見れるの、とか、これ、あれかな、岩嶋さんの所の下に宮尾徹さんと中島智章さんという名前が書いてあるけれども、この人達がこの形を作成してくれたのかな。もし、わかれば。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、そうです。

(田中康夫 知事)
 この二人が、今日いらっしゃってるんだっけ?

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、来ております。

(田中康夫 知事)
 じゃあ、二人から、私の記憶ではこういう感じのプレスリリースって、とても斬新で良いかなって思ったんで、ちょっと何でこういう風にしたのか話して。

(中島智章 技師)
 地球環境チームの中島智章です。先程、部長の方からもお話ありましたとおり、今日の会議の次第、見ていただいた、その資料のタイトルにもありましたが、どうしても漢字ばかりで長くなってしまいます。で、この制度自体が少しややこしくてですね、ご覧になった方がなかなか理解しにくいものですから、わかりやすいような工夫と言うことで大きく考えましたのが、ちょっとしたことなんですが、太文字で1、2、3、4、5と、出来るだけその流れと言いますか、手続きのストーリーが分かるように、概要、準備書を述べまして、そこに知事の意見を付けますので、次に4番と手続きは進むんですが、3番を入れましてなぜ準備書について、知事が事業者に述べなくてはいけないかという所が重要ではないかと、そのための手続きと言うか条例ですので、内容だけではなく、その目的も伝えなければ理解いただけないのではということで、3番を大きくスペースをとりました。これは昨日プレスリリースしたんですが、具体的な知事の意見については別紙で両面印刷が2枚ついておりますので、そこについてはそちらをみていただく、と。ですからその背景を出来るだけ、丁寧に一枚の中にまとめるのは難しかったんですが、まとめたと。それから先程知事からお話ありましたように、Q&A方式にした方が非常に伝わりやすいのではないか、ということで、例えば3番ですと知事の意見を事業者に述べる理由というふうに書けば、それで良いんですけれども、それよりは非常に伝わりやすいというか、そういう文面になるのではないかな、ということでユニット内でも検討しまして。また、これがそのプレスリリースにくっついている知事意見の方についてなんですが、やはりその、ユニットの中だけで考えますと、どうしてもその、専門的になってしまうといいますか、ユニット内の、その、暗黙の了解といいいますか、前提が、ユニットの者には見えないということもありまして、できるだけわかりやすく、とチームリーダーからいろいろと、ご助言もいただきまして、他のチームの方にも少し目を通していただいたりしまして、作りました。すみません、長くなりました。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 はい、じゃ、宮尾さんの方も・・・

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 今あの、中島の方からもお話しした通り、私ども、できるだけわかりやすく、というのを主眼に置きまして、今いろんな人に読んでもらう、他の人に読んでもらうということで、よりわかりやすくする、ということを第一に心がけて作ってみました。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。

(田中康夫 知事)
 あの、とてもね、素晴らしいと思うんです。もう、本当に、勲章モノだって思うんだけど・・・。あの、あたり前かも知れないし、多分、国のいろんな公共事業のパンフレットにも、こういう感じで説明ってあるかも知れないけど、実際にウチの県で取り入れてくれたの(初めて)・・・それと、「なぜ」っていう言葉から始まっているっていうのは、先ほどの所でもあるようにね、大事だな。だから、繰り返しお話ししたように、「これするよ」って・・・「こうなるよ」・・・成果ですね。そして「なぜするの」っていうのですけども、「こうなるよ」っていう所は、この場合、手続ですけれども、「なぜするの」っていう所の中に、こういう所を最終的に目指すためにやってるというのがですね、非常に入っていて、ぜひ皆さんも、宮尾さんや中島さんの、この・・・あるいはユニット全体の人の努力の成果だと思うけど、ぜひ今後、参考にしてください。
 さっき畜産試験場も、堀込榮男さん、場長が説明しましたけど、今日ご一緒に表彰させていただいたのは、あの、養豚養鶏部長・・・養豚養鶏部っていうのがあります・・・平澤博一(ひらさわひろいち)さんとですね、それから主任研究員の原雄一(はらゆういち)さんと主任農林技師の高寺朗(たかてらあきら)さんと、農林技師の唐木弥彦(からきみちひこ)さんです。みんな、あの結構、実は漢字が難しい読み方の人なんで、ふりがなを全部付けといてくれたんで、失敗せずに読めまして、ありがたいと思いますけれども・・あの、そういう、皆さんのそういうチームワークで、こういう信州黄金シャモもですね、あるいは今回のこの生活環境部のプレスリリースも、出来上がっていくということは大変ありがたいことだと思ってます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございました。はい、どうぞ、出納長。

(青山篤司 出納長)
 あのね、今日の会議でわかりましたけど、ひとつ、知事の意見書っていうのをまとめたのなら、この会議でもね、ちゃんと知事意見書ってものを出してもらいたいの。一番大事な所がそこで、各部長さんにとってはそこが一番大事になってくる。そういう意味です。

(田中康夫 知事)
 すみません。今日、私はこのプレスリリースの作り方が画期的なんで、ぜひみんなにこれを見て、発想してほしいなぁと思うことだったんで・・・。肝心の意見書を、じゃあ大事にしてなかったって、ごめんなさい。で・・・これ、ホームページの中で読める訳だよ・・・。
 まだ、読めないのか、準備書だから、知事の意見・・・お〜い、説明して。

(澤田祐介 副知事)
 説明して。

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 ホームページの方にもアップしてございます。県のホームページの方から環境という形でたどっていただくと読めるようになっておりますし、このプレスリリースのところにもアドレスが乗っておりますが、そこでご覧いただけます。

(田中康夫 知事)
 そうすると5番は、準備書は、どこで読めるの・・・、準備書ってのがあって・・・

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 準備書がございまして、それに対する意見も続いて、その所にアップしてございますので、両方ご覧になりながら、あっ、これに対してここにこういう意見がついているんだな、っということもお分かりいただけるようにアップしてございます。

(田中康夫 知事)
 で、準備書があって、知事の意見を受けて評価書になって、評価書はこれから作るわけね。

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 評価書はこれからになります。

(田中康夫 知事)
 事業者がつくることになる。

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 事業者が作ります。

(田中康夫 知事)
 で、県に関しては、行政用語で何かあるの?準備書に対しての意見だから、知事意見ってやつ?

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 はい、それを元に修正して、そういうことになります。

(田中康夫 知事)
 でも、裏側の紙を見ていただくと、5月25日です、「今、ここです」っていうのもですね、多分、今までこういうのって自分のメモで、多分こういう公用文書なんだか、公文書なんだか知らんが、こういうところに書かなかったと思うけど、でもこれはとてもいいと思うんですよね。「今ここです。」

(青山篤司 出納長)
 ええ、それはね、こういう形でわかりやすくプレス発表するとか、まとめていくっていうのは、それはいいんですよ。ですから、今の例えば5番の準備書、はどこで読めるの、って書いたんだけれども、そこに準備書だけじゃなくて、ひとつね、知事意見書も読めますよってことも入れていかないと、ああ準備書だけっていう認識になっちゃうから、その点は気をつけてやった方がいいんじゃないかなと思うんですよ。

(田中康夫 知事)
 そうですね。5番のところは準備書と、ああ、準備書こなれなきゃいけないけど、知事の意見はどこで読めるの、準備書はどこで読めるの、知事の意見もどこで読めるの、くらいな2行、あの、2つのセンテンスにするといいのかも知れない。そうすると、いずれも下のページで読めますよっていう感じで。或いはこれも、今の口頭でおっしゃったけど、こうやってこれ打ち込む人なんていないんで、まあ逆に言うと、ずーっとよくあの携帯のアドレス行く時に書いてあるように、県ホームページ、生活環境部、環境、何とかってたどると行きますよっていう感じの矢印方向も、一緒に書いて送るっていうのもいいかもしれないですね。

(宮尾徹 ユニットリーダー)
 承知しました。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございました。

(田中康夫 知事)
 はい、どうもありがとう。

(澤田祐介 副知事)
 最後になりますけども、「信州はおいしい。農産物の魅力発見ガイド」ということで、カラー誌が資料として届いていると思いますけども、これは柳澤直樹農政部長の方からお願いします。

(柳澤直樹 農政部長)
 農政部長の柳澤直樹です。「信州はおいしい。農産物の魅力発見ガイド」、これ、リニューアルしまして、グレードアップということで出させていただきます。武田さん(武田雅宏信州ブランド・広報室長)の方にもデザインをお願いいたしまして、このような形になっておりますが、新たに先程、堀込場長(堀込榮男畜産試験場長)さんの方でも話がありました信州黄金シャモ、それと信州サーモンの関係も含めまして、またその横には楽食運動のお話も入れるような形で編集させていただいております。あの今回まあ、当然、関係機関はもとより、楽食運動の推進資料ということで、小中学校、高等学校に配布したりですね、ワクワク・ドキドキ県庁見学、あるいは田舎暮らし案内人の資料としても活用してまいりたいと思っています。また精力的に使ってまいりたいと思っていますし、それぞれの部局におきましてもですね、こんな所で使えるよとか、いうようなことをいただきまして、積極的にご活用いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 ありがとうございました。非常にきれいな冊子になってます。今日いただいた信州黄金シャモの話も後ろから2枚目のところに載ってますので、また読んでおいていただけたらと思います。
 この部長会議では、各地域の話題を少しずつ、毎回お願いをするということにしているんですけども、今日は実はテレビ参加なんですけれども、佐久地方事務所の鷹野治さんがお見えになりますが、実は現場で、長野県庁でいろいろな体験を皆さん方にしていただいていますけども、佐久地方事務所の管内にあります、ハローアニマルという動物愛護センター、通称ハローアニマルの施設に、地方事務所と佐久保健所のメンバーが行って、一体ハローアニマルの仕事がどんなことをしているのか、という体験を、この24日から31日まで、チームリーダー以上の者全員がそこで体験をするという取組みが始まっています。それについて、鷹野さんちょっとご紹介いただけますか。

(鷹野治 佐久地方事務所長)
 佐久地方事務所の鷹野でございます。ハローアニマルの業務体験事業でございます。こういう機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。普段、私ども業務体験といいますと、自分達の身の回りだけで考えがちなんです。他の機関、しかもハローアニマルというですね、いわば対人サーヴィスを中心とした施設ではなくて、動物を介在させてですね、そこから策を展開するという内容のもので、我々普段ほとんど接する機会のないサーヴィスを体験させていただくと、いう風なことで、大変期待をしているところでございます。こんなふうな機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。今日も副所長以下、地方事務所と保健所の職員4名が体験研修に伺っているところでございます。これからも自分達の身の周り、自分達の機関の中だけの体験研修ではなくて、もっともっと他の世界ですね、県の業務も色々な業務があるわけですから、そういうところでの体験を増やしまして、ぜひともやはり行政マン、あるいはいろいろな事業に携わる者としての幅を広げていかれたらいいのではないかなぁと思っております。最終的にはそれが県民サーヴィスの向上に繋がるのではないかと、こんな風に思ってですね、積極的にこの機会を活用させていただきたいと、私もこの5月31日にお邪魔しまして、体験させていただくと、こんな風な予定をしておる所でございます。佐久からは以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。あの、名前が動物愛護センターという名前になっておりますので、かわいそうなワンちゃんや猫ちゃんを収容してあげて元気にしてあげる、といったイメージがまだまだ強いようなんですけれども、決してそうではなくて、人と動物のふれあいの場所、特に人のための施設であるということを、ぜひ皆さん方も、できればお子さんや、できればお孫さんをお連れになって、小諸高原にある所です。小諸高原美術館のすぐ隣ですので、大変気候のいい今、浅間山を眺めながら、こんなことをやっているというのを見ていただければと思います。よろしくお願いします。
 今日用意しました議題と資料はそれだけですけれども、皆さん方から何かご発言ございましたら・・・

(田中康夫 知事)
 じゃあ、いいかな。

(澤田祐介 副知事)
 いいですか。

(田中康夫 知事)
 ほい。

(澤田祐介 副知事)
 はい。では、これで今日の会議を閉じたいと思います。


<配布資料>
信州黄金シャモについて
○ 「外」からみた信州・長野県の改革
○ 緊急時の参集体制について
○ 非常参集訓練を実施しての問題点及び改善点について
(仮称)木曽川右岸道路(南部ルート)建設事業環境影響評価準備書について環境保全のための意見を通知しました
○ 信州はおいしい。−農産物の魅力発見ガイド−
○ 奇っ怪ニッポン「膨らむばかりのダム、随道、橋梁の謎」 日刊ゲンダイ 2006.5.25
○ 田中康夫の東京ペログリ日記リターンズ vol.104 週刊SPA

 

 <お問い合わせ先>
■このページに関するご質問及びご意見は、 経営戦略局までメールもしくは下記にご連絡ください。
政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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