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最終更新日: 2006年05月15日


 5月12日 部長会議録


H18(2006).5.12 9:35〜10:27
県本庁舎 特別会議室


出席者:知事、副知事、出納長、経営戦略局長、信州広報・ブランド室長、経営戦略局参事(4名)、危機管理局長、企画局長、総務部長、総務部参事、社会部長、生活環境部長、生活環境部参事、生活環境部技監、商工部長、農政部長、農政技監、林務部長、林務参事、土木部長、土木技監、住宅部長、副出納長、企業局長、教育長、教育次長(2名)、議会参事、監査委員事務局長、地方事務所長(10名)
欠席者:衛生部長、県警本部長、社会参事、議会事務局長、代表監査委員

(澤田祐介 副知事)
 それでは、5月の12日の部長会議を始めます。まず最初にコモンズ支援金第1次分の内定状況及び第2次募集についてのお知らせを企画局の岩崎弘チームリーダーの方からお願いします。

(岩崎弘 コモンズ・政策チームリーダー)
 それでは、資料1をご覧いただきたいと思います。コモンズ支援金第1次分の内定状況及び第2次募集について、お知らせでございます。様々な御協力をいただきまして、全県枠、地域枠それぞれにつきまして第1次分を全て内定させていただきました。これまでの間、各部局、地方事務所の皆様に様々な御協力をいただきましてありがとうございました。結果といたしまして、枠の中の一番上の○にありますとおり、507事業、295団体、7億4,461万5千円を内定をさせていただきました。予算の枠に対しまして、2億5千万円強の残がありますけれども、これにつきましては、直ちに第2次募集をかけさせていただきます。で、次の○にございますように、全県枠及び地域枠、佐久、下伊那、木曽、松本の4地方事務所につきましては、第2次募集をしているところでございます。6月12日までということで、アナウンスをしてまいりたいというふうに思います。内定の状況ですけれども、地方事務所別の1番の所にございます合計欄をご覧いただきますと、全体で先ほど申し上げました7億4千万円強ということでございます。それから全県枠が1億5,167万3千円、地域枠が5億9,294万2千円という内定状況でございます。ここには記載してございませんけれども、予算 総額10億円、うち全県枠3億円、地域枠7億円に対しましては、全体で74.5%の内定率。それから全県枠では、50.6%、地域枠では84.7%という内定状況でございます。申請額に対しましては、全体では約4割程の内定をいたしました。全県枠では25%、4分の1程。それから、地域枠につきましては、45.8%という内定率でございます。で、申請に対しますそれぞれの内定状況につきましては、3ページ、4ページに各地方事務所、それから区分別の状況が記載してございます。今後でございますけれども、実施にあたりまして、より効果的に事業を実施していただくために、各所、各部局におきましては、事業者に対する助言、指導等、まあ指導はあれですけれども、助言をしてまいりたいと、私どもも取り組んで参りますのでご協力をお願いしたいと思います。それから2次募集につきましても、事業者との意見交換を通じまして助言をいたしましてより良い事業が採択されますようにご協力をお願いしたいということでよろしくお願い致します。またこれとあわせまして17年度分のコモンズ支援金に関する事業の実績、それから効果の評価、こういったことも併せて行って参りたいと考えております。様々な形でご協力をお願いすることも多いと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。雑駁ですが以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。地方事務所別のが3ページに出ていますけれども、今日ここにお集まりの地方事務所長の皆さん方何かこれに関して、コモンズ支援金に関してご発言ありましたら。堀内さんから何かありますか。

(堀内清司 長野地方事務所長)
 特段ございません。

(澤田祐介 副知事)
 他、皆さん方いかがでしょうか。テレビ参加で4人の(地方)事務所長の皆さん方いかがでしょうか。このコモンズ支援金に関しまして。よろしいですか。特段の感想、皆さん方なしですか。後で何かちょっと話していただくことにしまして、先にじゃあ進めまして、後でお願いします。(4月)29日から大きな企業では9連休といった大型の連休が終わりましたけども、その土日休日、特にこの連休に関しまして、まあ、色々なことが問題にあって、これもまた後で鎌田危機管理局長の方からお願いしますけれど、その休み、土日に対して、各地方部の危機管理体制ということがちょっと問題になってきて、問題になってきているっていうか、どうだろうかっていうご指摘がございまして、その点に関しまして危機管理局鎌田泰太郎局長の方からちょっとお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 はい。危機管理局長の鎌田泰太郎でございます。それでは、資料2を提出してありますので、ご覧をいただきたいと思います。ある地方事務所長の方から土日休日の各地方部の危機管理体制について、管内の在住率 (管内に生活の本拠地を持つ職員の比率)が低いんで、心配といいますか、どうしたらいいのか検討しているということがございました。で、既にそれにつきましては、地方部ごとに体制を整えて、災害時等の対応体制を取って頂いているわけでございますけれども、改めて今回調査をしましたところ、ご覧のような表のとおりになっているわけでございます。ご覧いただきますと、地方事務所長あるいは、その副所長、責任者ですね、何れかが管内在住のところ、何れも単身赴任のところ、色々あります。例えば、この中でゴシックにしてありますが、諏訪地方事務所なんかは、所長、副所長とも単身赴任なんですけれども、チームリーダー以上の職員がですね、当番制で、管内に土日祝日等はですね待機するように当番を決めて、責任者の体制をとっているというようなところもございますし、そういうことについては、これから検討するんだという地方事務所もございます。いずれにしましても、大規模地震等の場合には遠くからなかなか駆けつけることは、恐らく不可能になると思いますので、各所ともですね、再度地域の特性ですね、それから他の地方事務所、地方部を参考にしていただいてですね、危機管理体制の見直しと、確認をお願いしたいと思います。併せて、本庁の各部局におきましてもですね、体制チェックをお願いしたいなとこういうことで資料を出させていただきました。

(澤田祐介 副知事)
 ありがとうございました。資料2を見ていただくとわかると思いますけども、下から2番目、長野地方事務所だけなんですけども、長野では、管内の住居率が89.6%、約90%、その上3つ目、下から3つ目北 安曇(地方事務所)が26.6%と非常に大きな差があります。下から数えれば、北安曇(地方事務所)から木曽(地方事務所)、そして上伊那(地方事務所)っていうところが、20%台ということになっていますけども、これが土曜日、日曜日になりますと、皆さんご自宅の方に帰られてしまうということになると、土日の危機管理体制が一体どうなんだとかとちょっと不安になるところもございます。で、これは今申し上げましたように、地方事務所だけの割合です。是非、地方事務所だけではなくて、各地方の保健所並びに建設事務所も同じようなデータを取っていただいて、3所合わせて自分たちの地域、自分たちが勤務している地域の土日の危機管理体制といったことをきちっと 組み上げていただいて、その土日に関してまさかのことが起こった場合には、誰が中核的な存在として陣頭指揮をとるのか、あるいは情報を集めるのかといったことを、これ各地方事務所毎に一度 組み上げていただきたいと思います。で、先ず第一にやっていただくことは、これは地方事務所だけのメンバーですので、保健所とあとは建設事務所の皆さん方にお願いをして、大至急でこれと同じような数字を上げていただくこと。そして、これはコンペティションではありませんけれども各地方事務所毎に事務所長が中心となって、自分たちの地域その3つの (事務)所でもって、どういうふうな危機管理体制をとるのか、土日の危機管理体制を来週のこの部長会議の時までにとりまとめて、ここにお出ししたいと思いますので、来週の何時までにもらいましょうかね、木曜日一杯で鎌田さんのところとりまとまりますか。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 いや・・・水曜日一杯くらいにしていただければ・・・

(澤田祐介 副知事)
 水曜日一杯・・・

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 木曜日一杯だと金曜日の朝・・・

(澤田祐介 副知事)
 じゃあ各地方事務所、保健所それから建設事務所、その3つの部分のこういう数字、取り組み体制を各地方事務所長が責任を持っていただいて、水曜日の夕方、6時でここ消灯になりますので、5時15分までに鎌田局長のところまでお届けいただいて、そして鎌田局長の方でとりまとめていただいて、来週のこの部長会議で皆さん方に資料としてお渡しして、私たちの県の各地方事務所あるいは全県的な土日の危機管理体制をもう一度再構築というか考え直してみたいと思いますので、申し訳ありませんけどもよろしくお願いをいたします。

(田中透 社会部長)
 よろしいですか。施設とかどうしますか。例えば信濃学園とか・・・

(澤田祐介 副知事)
 そこまで入れちゃうとちょっと大変なので、来週の部長会議では3所の地方事務所、それから保健所、それから建設事務所の3つ、もちろん様々な現地機関がありますので、これはその上に細かなこと積上げますけれども、とりあえず来週までにはその3所に関して土日を中心とした危機管理体制といったこと、それから、この地元在住率といった、こんなものを、きちっとした数字で挙げて頂いて、鎌田危機管理局長のところまでお届け頂くように。水曜日の午後5時15分がタイムリミットです。お願いいたします。
 では、次に移ります。次は今申しましたけれども、この非常にこう、天気に恵まれた爽やかであった、この連休中に関しまして、大変事故と言いますか、遭難が多くあり皆様方も様々なマスコミのニュースでお聞きになったと思います。それに関しまして、特に山岳遭難に関して、これは既にプレス報道されたものではありますけれども、これは県の警察本部の方で出されたものですけれども、その資料が資料3として、そしてゴールデンウィーク中に起きるヘリの活動を資料4として、かわいくまとめて頂きましたので、この両方に関しまして、鎌田局長の方からまたお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 危機管理局長の鎌田泰太郎でございますが、今の資料3の方はですね、これ県警の資料で記者発表されている資料でございますので、これちょっと細かく説明することがちょっとできませんけれども、概略見て頂きますとですね、資料3の方からご覧頂きますと、やはりあの平成14 年から平成18年まで比べてございますが、やはり(今年の)4月29日から5月7日までの期間、他の年よりは非常に多く山岳遭難が発生しております。連休中の数字だけでありますが、私この冬山から5月末の春山にかけてのですね、山岳遭難の数字を聞いて参りましたけれども、12月から5月の連休明けまでの過去4年間の平均が、発生が29件なんですね。で、今年は40件なんです。非常に増えてます。それから人数で見ますとですね、人数ってのは、遭難されて、亡くなられた方、ケガされた方、無事に救出された方、といった人が入っておりますけれども、過去4年の平均が40人でした。今年はそれに対して70人ということで、大変、今年はやっぱり雪が多かったということもあるんだろうと思いますけれども、遭難者が多くなっております。
 あとは、このペーパーは、資料3はまたご覧いただきたいと思います。資料・・・それに関連してですね、資料4の方でございますが、この連休中のヘリのですね、活動状況を絵にしてございます。現在あの、県内にヘリは防災ヘリ県警ヘリ県政ヘリ、県警で県警ヘリ県政ヘリ両方運用しておりますが、2機、それからドクターヘリと、併せて民間のヘリもございます。それぞれのヘリ、機能特性もございましてですね、役割分担をしながら動いている訳でありますが、例えば、中信地域の枠を囲った中を見ますとですね、中信地域はやっぱり山が、北アルプス、中央アルプスありまして、この休み中は山岳遭難が多かったということもありますんで、県警ヘリが大変多く出動しております。それから、右の方へ行って、北信、東信の方はですね、どちらかというとドクターヘリ、佐久にございますので、一番近間でですね、時間的な距離も一番近いものですから、ドクターヘリが大活躍をされたということですし、南信はやはり、時間的な距離もありましてですね、救急業務に相当するものも防災ヘリが担当したりしておりましてですね、防災ヘリ県警ヘリが大活躍だったということでございます。その下に出動件数等、記載してございます。
 ここでちょっと参考にですね、それぞれのヘリの機能特性、ご紹介しておきますけれども、県警ヘリはですね、中心は救助なんですね。それから捜索、そして、ヘリテレ(注:ヘリコプターテレビジョン)が付いておりますので、情報収集等が主たる目的で動けるようになっております。それから防災ヘリは、山林火災、林野火災等の消火活動、消火機能付いておりますし、それから救助できる、その、ホイストという吊り上げるワイヤーも付いております。それから、医者は乗っておりません、ドクターは乗っておりませんけれども、救急業務もかなりやっております。それからドクターヘリにつきましては、やっぱりあの、お医者さんが乗ってですね、それこそ救急専門にですね、飛んであるいているという、それぞれの・・・ドクターヘリはホイストがありませんので、救助はできません。で、それぞれの特性を活かしながらですね、そしてかつ、また各ヘリの連携を取りながらですね、こういったことで活動をしているという状況を報告させていただきます。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。鎌田さん、ちょっとお聞きしたいんですけどね、これ、民間ヘリが4回飛んでますよね。これはどこから飛ぶんですか?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 信州まつもと空港にですね、民間の基地がありまして・・・

(澤田祐介 副知事)
 同じ会社? 全部、4機とも・・・

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 ええ、同じ会社です。

(澤田祐介 副知事)
 これ、民間ヘリが飛んだり、県警ヘリが飛んだり、ドクヘリが飛んだり、防災ヘリが飛んだり、誰がどこでこう、どのヘリを飛ばすかっていうのは、コントロールしてるんですか?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 今回の民間ヘリのは、いずれもですね、救助なんですね。山岳救助です。で、山岳救助は基本的にですね、あの、行政機関が・・・公的機関がやることになってます。これはあの、 国土交通省の許可が・・・許可制度になっておりましてですね、本県でいえば山岳は県警本部が担当することになってます。
 従いまして、県警がまずそういう情報を受けましたら、自分のヘリ(県警ヘリ)で出れるかどうか判断します。で、自分のヘリ(県警ヘリ)が出れない場合には防災ヘリが出動可能かどうか聞きに行ってきます。防災ヘリが出れない場合、あるいは、現場の状況によってですね、民間のヘリの方が得意だという場所もあるようでございます。その時には、県警が責任を持って民間に振るということになります。
 で、その際はですね、救助を要請してきた人に、民間ヘリで今回は行きますが、よろしいですかという確認を、もちろん取りまして・・・お金の問題がございますので、確認を取りまして、県警が振っているという状況でございます。

(澤田祐介 副知事)
 ということは、例えば県警ヘリが飛んでて、いない時には、あるいは防災ヘリがいない時には民間ヘリにお願いをすると。その時には、救助を受けられた方たちは、お金を払う。
 そうすると、民間ヘリに対してはお金を払うんだけれども、県警ヘリ防災ヘリで救助された人はお金を払わなくてもいいということですか?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 そういう姿になっています。

(澤田祐介 副知事)
 それは納得した上で・・・民間ヘリいいですか、という風に話をする訳ですか?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 ええ。こっちから民間へ振る場合にはですね、救助を要請してきた人にですね、県警ヘリが今こういう状態、防災ヘリがこういう状態だと。従って民間・・・今、出るとすれば民間しかないんで、お金がかかりますよと。まぁ、1時間飛ぶとですね、ざっと100万くらいかかるんですね。で、そういう話をした上で出動・・・

(澤田祐介 副知事)
 1時間で100万?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 ええ。1時間フライトして救助しますとですね、まぁあのケースによって若干違いますけれども、大雑把にいうと100万くらい、ヘリにかかります。

(田中康夫 知事)
 そういったことも伝えてるんだ。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 はい、伝えた上で・・・そうでないと、お金もらえないと民間、困っちゃいますんで。

(田中康夫 知事)
 例えば・・・いや、わかんないけど、そういう時に、「いや、隣県のヘリ出してもらえないの? 岐阜の、富山の・・・ 何でよ?」って言われた時にどうしてるの?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 そこまでいくとですね、まぁ・・・県警さんの判断ですけれども、管内がやはり、きちんと県警さんの方はしておりまして、富山県内だったら富山へもう回しちゃうんですけれどね、長野県内の場合にはそういう話をしながら進めてるっていう風に聞いているんですけれども・・・

(田中康夫 知事)
 だけど・・・いや、そうかも知れないけど、「岐阜との境の上高地の上の穂高だよ、どっち側に今、グループ落ちたかわかんねぇよ、谷の稜線でさぁ、岐阜かも知れないんだ。岐阜にもいないの? 長野はそれも言ってくれないの?」って言われたら?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 もちろん、富山とか岐阜とか県警、それぞれ県警さんは連携のシステムありますから相談しながらやっているとは思いますけれど。

(田中康夫 知事)
 鎌田さんの責任でもないし、今、私、難癖をつけようと思っている訳じゃないんだけど、やはりその一方はゼロ円ですと。一方は100万ですと。まぁ、今回連休中にですね、ものすごく活動してくれた方々にきちんと感謝状を出そうと思ってます。で、それは例えばこの間白樺湖かな、あの子どもが落ちてしまってボート漕いでた人が何日間かで遺体で見つかったけど、その間たぶん消防団の人たちも正義感や使命感あるけど、いわゆる家族サービスはできなかった訳ですよね。で、ただ、あの場合には、そりゃ子どもが飛び込むんだか、落ちちゃうということを想像できなかったかもしれない、我々だって普通にボート漕ぐ時にそんなことは起きない方がいいけど起きる前提では行っていない。ただ、山に登る人たちはある意味では危険があるであろうということは、ボート漕ぐ時よりは前提条件として持っている人たちだと思うんですよね。で、前から我々ずっと話したけど、山に行く人に一方は100万、200万取られて、一方はないと。じゃあ逆に出てくれた消防団の人にねぎらいの言葉もないと。何らかの気持ちもないというのをどうしていったらいいかっていうのを前から話したと思うんです。で、高橋初代危機管理室長の時から、じゃあ標高で (費用負担を求めるか求めないかを)決めようかっていうと、いや、(その方法は)違うっていうんだけど・・・。やっぱりボート漕いでいて落ちてしまうの助けるのと、やっぱり山にヘリ出すのとかなり違うんだと思うんですよね。じゃあそれをどうしていったらいいのか。あの時、入山料を取ろうかっていったんだけど、入山料取るためのスタッフがまた要るんだと 。入山料取るったってバリケード作る訳じゃないからどっから入ってくるんか分かんねえと。ま、山登り家のあなたが、澤田さんが少しアイディアを出して。ちょっと言って。

(澤田祐介 副知事)
 あの、今の話でいきますと、その例えば昨年だったか一昨年だったか大変有名な話があって、北アルプスの中で2週間に2回、同じ人が防災ヘリを呼んだということがありましてね。それもちょっとした手にやけどをした、それから手にケガをしたということで山の上でヘリを呼んだことがあるんですけども、そこにヘリが行っちゃってると片っ方の人、本当に重大な事故にあって民間ヘリというのはなんか泣きっ面に蜂みたいな、事故にあったこと、災害にあったことだけでも不幸なことなのに、これまた大変なことになるんで、大変運・不運がつきまとうんで、ちょっとなんとかしなくてはいけないと思います。今、知事言われたように、確かにあの個々の発生状況というところの、資料3のところの上から2つ目、5月4日、浅間連峰黒斑山というところがあります。これは私の家の近くなので2,414mの山ですけれども、5月5日、次の日に私上がったんですけれどもまだやっぱり60cmから70cm雪があります。私はアイゼン持ってロープも持って家内と二人で登ったんですけども、これはやっぱりなにかあると事故が起こるなあという、そんな感じです。みんな知っててあえて登っていくわけですから危険を冒してしかも登りたいという思いで登っていったという時に、やっぱり今考えているのは181ある山小屋でもいい、道路整備、あるいは山岳整備といった名目でなにか皆さん方から少し徴収できないだろうかといったことを考えてまして、オーストリア、スイス、それからアメリカの自然公園や山は一体どんな風になっているのか、ネパールなんかのエベレストに入っていくところはもうしっかりと600万ほどのすごいお金を取るルールになっているんですけども、普通の誰もが入っていける山で皆さん方から少しだけそういったことへ使えるようなお金をいただいてストックしておくような、何かそんな仕組みが私たちの県でできないのか、ちょっと考えたいと思っています。皆さん方、この山の中で一体どんな風なアイディアが出るか、特に、アルプスを控えた地方という訳ではないんですけども、ちょっと皆さん方に地方事務所の皆さん方も考えていただけたらと…

(田中康夫 知事)
 まあ、山小屋にね、募金箱置いてその半分はじゃあこのトイレ(整備)に使いますと、半分はそういうの(民間ヘリ費用)の基金にしますというのはあるのかなあと。それともう一個はね、そりゃ確かに盲腸になりかけたくらいで救急車呼ぶ人もいるし、極論すれば今いったようなちょっとお腹痛いから救急車呼ぶ人もいるし、そりゃ、まあ拒みようがないんだけども、山でも多分その少し下痢したくらいで呼ぶ人はいるわけですよね。で、一方でその本当にまた亡くなれば可哀想かもしれないけれど、無事だった人にはやっぱりその時出動したね、分からないけどヘリコプター員のサインじゃないけど報告書なんかでも送ってですね、そこに振込用紙も入れておくと。そりゃ失礼だというかもしれないけれど、横浜市なんかはつまり、うちなんかあれはアホなんじゃないかと思うんだけど、横浜市政の見学に来る人から今お金取っている訳だよね、中田某君は。さすがに評判悪いけど、うちもそんなことしたって微々たる金額だけど、ただ、そのヘリコプターも出て消防団員も出て無事に帰った人にね、やっぱりなんらかの報告書みたいなのを出して、いや振り込まない人もいっぱいいるかもしれないけど、やっぱりそれは「次のあなたと同じ人のために」っていうのは、私はやってそれまた県はけしからんっていう輩がいらっしゃるんだったらそれは大いに、そういうテレビ局や新聞社は人も助けないでヘリコプター、災害の時にも飛ばしてる訳だから、あんた方もやってみるっていや言えば話でね。何かしないと。100万VSゼロって、今日のあれ(注:日刊ゲンダイ)じゃないけど、心理的サイフとしてあまりに理不尽な違いだからさぁ。

(澤田祐介 副知事)
 あの、寒くて雪も多かったということで、凍みて霜柱が多くなってしまって、それがまた崩れてということで、林道、山道もかなり痛んでます。その修復にもやっぱり、整備するにもお金がかかるでしょうし、今知事が言われた、トイレもつぶれてしまったというところもありますし、そんなことを毎年維持していくというのも、莫大なお金がかかります。
それから、遭対協(注:長野県山岳遭難防止対策協会)も長野県にできてますけれども、県としては4千万何がしかのお金を出してはいるんですけども、それだけでは到底足りない。山道の整備、トイレの整備、そしてこういうときの、まさかのために、ちょっと来年に向けて是非整備考えていきたいと思いますので、是非皆さん方もアイディアをいただければと思いますので、よろしくお願いします。これは、私のところと、今、山のトイレと道を直すチームが生環部、それからERが絡んで仕事をしてくれてますけれども、そこで一緒に話を詰めていこうと思いますので、もしアイディアがございましたら、私のところにでも、あるいは木曽茂生環部長のところにでも来ていただければ、ありがたく思います。よろしくお願いいたします。

(田中康夫 知事)
 いや、それでちょっとこれは、何か数人で考えるっていうか、皆も意見をもらうというか、何か具体的に実行することを作ろうということでのチームを作った方がいいんじゃないの。3人ぐらいでいいから。うん。でないと、意見出てきました、おわりってなっちゃう。今までも私たちもそれ5年間ずっとそうだったんで、もし、皆さんからも何か意見があれば・・・・。

(澤田祐介 副知事)
 林道、山道整備のあれは誰のとこだっけ?

(木曽茂 生活環境部長)
 林道整備で今、募金制度を設けていまして、山小屋に協力を求めて募金箱を置いてもらって、それの集まったお金を・・・

(澤田祐介 副知事)
 それを君のところの誰がやってくれているの。

(木曽茂 生活環境部長)
 えーと、自然保護チームの山口チームリーダーです。

(澤田祐介 副知事)
 じゃあ、そこでとりあえず、そこに事務局置いて、これちょっと、それに絡めて一緒にしようとしていただけるかな。君のところで。

(木曽茂 生活環境部長)
 はい、判りました。

(澤田祐介 副知事)
 山口君を中心にして、ちょっとメンバーをつくって、どうするか、やるといいよねぇではなくて具体的に進むようにやりたいと思います。
 ただ、今の山道壊れてても、ぼつぼつ、これ6月に入るとやっと夏山シーズンになりますので、道が本格的な整備に入ると思いますけれども、そこに間に合うかどうかは別問題ですけども、山荘の人たちと連絡をとってどうするか具体的な案を考えようと思います。すみません、お願いします。
 では、以上が一応今日用意したことなんですけども、皆さん方のほうからどなたか何か。

(八重田修 諏訪地方事務所長)
 すみませーん。

(澤田祐介 副知事)
 はいどうぞ。

(八重田修 諏訪地方事務所長)
 諏訪です。よろしいですか。

(澤田祐介 副知事)
 はい。

(八重田修 諏訪地方事務所長)
 諏訪の八重田修と申します。実はですね、ご報告があります。今日の新聞にも出ていたと思うんですけども、4月13日以降、諏訪ではですね、5月11日の諏訪西中の旧体育館の全焼まで非常に不審火が続いておりまして、警察とか消防団とか各市町村でもそれぞれパトロール等対応をしていただいているんですが、地方事務所もですね、皆で相談しまして、今日からですね、コモンズ支援車を使って、2人一組でですね、夜の10時から2時、青色防犯パトロールの応用でですねパトロールを開始したいと思っております。今日から連日ですけれども、そういったことでですね、我々も地元の消防、警察、市町村の皆さんとも連携をしてやりたいと思っておりますのでよろしくお願いします。以上です。
 あっ、それからですね、県営住宅にはですね、昨日から諏訪市、岡谷市を中心に注意喚起のチラシを配っていただいております。私どものほうで配っております。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 八重田さん、その諏訪西中学校の体育館、古い体育館で全然使ってない体育館だったんですよね。

(八重田修 諏訪地方事務所長)
 はい、そう聞いてます。

(澤田祐介 副知事)
 で、けが人は全くない、大丈夫だったんですね。

(八重田修 諏訪地方事務所長)
 けが人はなかったということです。それで、昨日、諏訪市のですね、担当の課長さんにちょっと聞いた話なんですけれども、不審火が続いているもので、学校の職員が12時ぐらいまで残っておられたんだそうです。ところがですね、残っておられたわずか十数分後に発火したというような、極めて厳しい状況だというふうに聞いてまして、これは、なかなかパトロールしても、なんていうのでしょうか、なかなか難しい面があるのですが、皆で一生懸命にやれば、抑止になるんじゃないかと、やっぱり、パトロールしてですね、不審者を見つけたり、あるいは火事を見つけたりしたら直ぐに通報をする、ということを徹底するしかないのかなぁと思っております。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今のは、諏訪地方事務所の八重田修さんでしたけども、他は皆さん方いかがでしょうか。
 いつでしたかここで私、各地方事務所の方から季節々々の便りをひとことずつちょっと、という話をしたのですけども、今日はテレビ参加で、遠いところ、下伊那 (地方事務所長)の田山さんとそれから北安曇(地方事務所長)の廣田さんにひとことずつ、下伊那地方の今の状況と、それから多分もう春爛漫というか夏に近いのかもしれません。それから北 安曇の方、廣田さん、雪の状況なんかについて、ちょっとニュースがあったら、ここでお知らせいただけますか。田山さんからお願いします。

(田山重晴 下伊那地方事務所長)
 はい、下伊那地方事務所長の田山重晴でございます。下伊那はもう花の時期は終わりまして、花といえば花桃がまだ今咲いている状況でありますけれども、一面が緑に包まれた状況であります。そして明日、根羽村で、植樹祭といいますか、「ふるさとの森づくり県民の集い」を行います。2000名ぐらい集めて行う予定であります。知事にも御出席をお願いしてございますけれども、森林づくり条例が出来て初めての試みでありますので、従来の植樹祭と違った、広がりをもったイベントを考えておりますので、どうぞまた多くの方々のご参加ご出席をお願いしているところでございます。以上でございます。


(澤田祐介 副知事)
 田山さん、前回は天竜舟下りの川開きでご欠席だったんですけれども、川開きどうでしたか?

(田山重晴 下伊那地方事務所長)
 はい、一応、上流と下流ともに船の上から拝見しました。上流は非常にスリルに富んだひとつのコースでありますけれど、特に船上から眺めた時に、ゴミが非常に目立ちまして、普段見れないものを船の上から見ることによってゴミが相当天竜川にも堆積しているという状況を見まして、その問題について改めて何とかしなくてはいけないという問題意識を持って、対策について検討を開始したところです。また、初めての経験であったわけですけれども非常に天竜峡というものの持てる資源としての可能性というものは、思わず考えたところでございまして、特に下流のところの流域は中国の水墨画を思わせるような風景でありまして眠れる観光資源ではなかろうかな、そういう印象を持ったところであります。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。では次に北安曇の廣田さん、雪の状況を中心にお願いします。

(廣田功夫 北安曇地方事務所長)
 北安曇地方事務所長の廣田です。今日の大北地方は快晴でありまして、北アルプスの眺望が見事でございます。桜もすっかり、すっかり散ってしまいました。この連休、5月3日から5日まで第27回の塩の道祭りがございまして、私も5月3日の日、小谷村のコース約9kmほどを地方事務所の職員と歩いてまいりました。雪はほとんど消えておりまして、まちも今、田植えが盛んでございます。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 それだけ?(笑)なんか愛想なしじゃない、もうちょっと何かないですか。いいですか。

(廣田功夫 北安曇地方事務所長)
 それから前に澤田副知事から言われております大網地籍の活性化ということについて5月25日の日に地域の大網の皆さん、姫川温泉の皆さんとちょっと話し合いの場を私ども地方事務所とそれから小谷村と一緒に懇談会を予定しております。それから、こちらの方は4月29日の日に、小谷村、白馬村で消防の出初め式がございまして、ちょうど桜が真っ盛りの中で分列行進が行われました。一応、そんなところです。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。それから、松本地方事務所の田野尻所長、先回は養豚場の火災のことで大変ご苦労だったんですけれど、どうなったか、その後の話、ちょっとニュースないんで、ニュースがないので教えていただけますか。

(田野尻正 松本地方事務所長)
 養豚場の火災につきましてはですね、ちょっとその後、情報をフォローしてないですけれど、うちの農業自律チームと農業改良普及センターがですね経営面とか資金面の指導を今、やって いる状況でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、以上です。今後、こんなふうに季節々々の便りを部長会議の時に時間があれば、是非いろんな地域からニュースを届けていただければと思います。決めておきませんので、その時の感じで当てていきますのでお願いいたします。ほか、ご発言ございませんでしょうか。

(田中康夫 知事)
 青山さんどうですか。丸山さんどうですか。

(丸山ナ 教育長)
 特にございません。

(田中知事)
 ええと・・・丸山さん、いい?
 皆さんと今あの、それぞれ面談というか、させていただいてますけれども。この間あの、栗林さんとは塩尻分室でお話をしたの。丁度その前日が私あの、京都に用事があってですね、ずっと特急しなのに乗ってって、ずーと、ボーっと木曽谷を見てて、で思ったの。今度、そうそう、鎌田さんにも言おうと思ってたんだけれども、防災訓練、総合防災訓練(10月)を木曽谷で行うんですね。木曽でやるのは何年振りだって?

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 27年ぶり。

(田中康夫 知事)
 前やったことがあるらしくて、それで、今まで市でないとって言ったんですけれども、まあ木曽町になったこともあって(木曽町で開催します)。で、私あそこをずっと見ていたら、結構、尾道とは言わないけれども、坂の町なんですよね、福島(木曽福島)。で、それ見た時に、それまでの消防訓練って平らな場所なんですよ。木曽でも私たち平らな場所がどこにあるんだろうかって言って、ずっと、王滝村のほうからダムを作るんで持ってきたズリを置いた場所って言ったんだけれども、ここはあのちょっと地盤が軟らかいというので、もともとの木曽広域の持っている会議場みたいなところのグラウンドを使ったと。で、前から私ずっと思ってたあの赤十字のおば様たちがおにぎりをね、よく防災訓練の時に作るんだけれども、別に男女共同参画とかそんなことじゃなくて、おにぎりを作ることだけに彼女たちをしといていいのかなぁと思ってたんですよ。そしたら木曽を見たらすごい坂があって細い道だったりしますよね。ひとつその中で思ったのは、多分今消防というのも、化学消防車を用意しました、15階まで届くはしご車があります、という話なんだけれども、そうじゃないんじゃないかと。いや、それは必要だけれども、極論すれば消防団が持っている大八車みたいなポンプを持って行って、あの坂道の上のもし空いたお家があったら、周囲には気をつけて、今まではみんなグランドで瓦礫並べて訓練だけですよね。で、しかもそれやっている人たちってプロの人たちなんですよ。で、プロの人のを私達見ているんだけど、もしかしたら、空いているお家でもう壊したいというお家があったら、まぁダイオキシンは考えて、周りに火が行かないようにしてそこの訓練。で、その上には車いすのおばあちゃんも住んでいる。じゃぁその人をこの間(昨年の防災訓練)茅野では車いすの人たちも手伝ってやったんだけど、そういうある意味では、何かそれは制限が法律上あるのかもしれないけど、そういう実践的なこと、ある意味で言ったらコモンズっていうのは、そういう大八車かもしれない 。でそのとき小学生も入れてバケツリレーかもしれない。もしかしたら火が消えることは分かっているから、そんなに小学生は笑いながらやっちゃうかもしれないけども、でそこに地域で今までおにぎりを作っていたような人たちも参加するようなですね、そしてもしかしたらそこに本当に介護の、あるいは、宅配便の車が止まっていたんで 、消防車がその狭い道に入れないというような想定、「鍵もついていないよ、どうするこの車」っていう時にアナウンスをして出てくるか出てこなかったか。でもその時、大八車みたいなものでポンプで持ってく、バケツでやってくとか、極めてプリミティブなものかもしれないけれど、そういう訓練が必要じゃないのかなって思ったんです。で、ぜひそれを様々な制約があるかもしれないけれど、消防団の人達にとってもそういう訓練のほうが良い意味で非常に未体験のこと、つまりマニュアル通りに火事なんて災害なんて起きないわけですから、常に私達がいうところの五感働かせて、今までの知識と経験を活かして未曾有のことにどう対処するかっての大事だと思うんですね。それをボーっと坂道の町をちょうど見てて、あの、そういう訓練ができないかなって思ったんでちょっと考えてください。  
 それでその中でずっと、その後、武井勇二さんっていうサイトウ・キネン・フェスティバルの彼は総合コーディネーターかな、下諏訪町の教育委員長だった方ですけど、その人と話していて小沢征爾氏が、まあサイトウ・キネンに関しては自分のライフワークだということで今年もやってくださると。で、それで、ただ小沢征爾さんの負担を軽減するために幾つかの指揮だけにして、その他の指揮は、その中国人の、名前は度忘れしましたが、女性のわりあい新進気鋭の人を起用したいってな話があったんですね。で、その時、サイトウ・キネンて何人くらい国外の人も見に来るの ? つまり、パイロット(期間)の10年経ったわけで。ある意味では、その小沢さんが考えてサイトウ・キネンは自分が引退しても、あるいはいずれは皆、誰もが亡くなっていくわけですから、その後も続くような具合のものにしていきたいと。 「アジアのサイトウ・キネンにしていきたい」とその武井さんが言ったのを聞いてですね、そこ (松本)には才能教育(スズキ・メソードで知られる音楽教育を行う団体)もあるわけですね。で、私達の県は、あの才能教育という鈴木鎮一という人が名古屋から松本の地に魅せられて移って、あそこ (才能教育の本部がある松本)に世界中からの人が来るけど、今までたぶん県も別にそれは一団体かも知れませんけれども、正にサイトウ・キネン同様に才能教育が世界で知られているというのは、ひとつの本県の上高地、軽井沢と並んでソフトパワーだと思うんですよね。で、どれくらい (国外の人がサイトウ・キネンに)来るのって言ったら、あんまり来ないんです。で、すごくこれ、ずるいかもしれませんけれども、日本の今までの企業というのも多分そのワーグナーの国粋主義的なバイロイト(音楽祭)であるとか何とかっていうのにはお金出していると思うんですよ。ところがなかなか国内のものにはお金出さないかも知れない。するとじゃあサイトウ・キネンを、そして県と松本市が (サイトウ・キネンへの負担を)巨額に出し続けるっていうのも違うかも知れない。その時に何があるのかな?って彼(武井氏)と林業総合センターで話しているうちに、つまりあの、ウチに今上海とかからも飛行機 (信州まつもと空港へのチャーター便)が来るわけでですね。上海や香港や、あるいはひょっとするとバンコクの金持ちって、貧富の差あるのに多分ケタ違いで。でその人たちが、つまり日本が欧米にそうやって 、なぜか知らない文化にお金出してあげてたのを、アジアの人たちから出してもらうような形、その代わりにそういう人たちには、もしかしたら立派なウチの施設とは違うと言われているオペラができるところの上のほうの座席ではシャンパンを飲みながら、あるいはウチの信州産のワインを飲みながらでも観ていただけるようなボックス作るとか、チケットは何枚あげます、その代わりに億単位のお金出してくれるとかいうのだって、彼らにとってもそれは捨て金ではない、ものすごく嬉しいことだと思うんですね。
 同時にずっと考えたのは、私たちは単につくるんじゃなくて、維持修繕だっていうんだけど、実はみんな人間って、つくることは悦びなんじゃないかって思うんです。で、そのつくるのが今までのような税金の無駄遣いといわれるような造る時代ではないというのは誰もが感じているし、それは公共事業の部署も、この間 、市川貞一郎さん(生活環境部技監)ともお話をしたけれども、本当に農業土木をやってた人たちもものすごくいい意味で、本当の農業のための意識になってくださっていると 。それを是非一緒に広められるスタッフを市川さんのもとにも置きましょうってお話をしたんですけれども。話長くなってすみません。だけど、前から私言っているのは、やっぱり東海道新幹線が小学校のとき出来たとき、黒部ダムが出来たときにですね、やっぱり血湧き肉踊る、あれだけの短期間であれだけの素晴らしいものが出来た。でも、今あれを造ることじゃなくて、もっとさっき言ったように、大八車で消防 ・・・消すことが、「つくる」ことの確かさだ。
 で、そのときにもう一つ、森林整備で私、中国に行ったときに植樹っていうのをやったんですね。ところが、ご存知のように石家荘市も一千万人もいる人口で、大変に長野市よりも立派な建物がワンサカあるわけですよ。で、その向こうのほうへ行くと、本当に木が生えていないところがあって、そこに私達 、木を植えるわけ。で、立派な円借款の、別に私は小泉さんとは考えは違うけれども、道路もあるわけですよ。ウチの県も明日、根羽村で植樹があります。で、毎回感じるのは、確かに間伐しなくちゃいけない、森林が大事なんだけれども、一方で私達のような素人目から見れば、ここはまだ間伐が必要だよ何とかって、あっ確かに言われればそうかも知れないけれども、車や電車で通っている限り、県土の8割森林だし、木が生えていなければ大丈夫?って思うけれども、生えている。そして、今までの植樹をしてきたところもスキー場の跡地に植えますとか何とかなんだけれども、大事なことなんだけれども、ものすごく躍動感が小っちゃい。確かに小っちゃなことからコツコツとなんだけれども、そのとき何かなと思って、私達の県もずっと今まで中国の人とかが技術者をウチの県の衛生関係の所に来て、半年一年研修するとかあります。でもそれは一方で、中国だって一杯お金あるのに、ウチの県がお金出してまでそこまでする必要あるのっていう意見の人もいるかもしれない。で、私、これ可能かどうか分からないんだけれども、極論すると、ウチに今度JICA関係の青年協力隊だった人を教員に採用するっていうのも大変喜んでくれている。で、駒ヶ根に訓練所もある。とすると例えば、ウチの林業大学校に極論すれば、こ の間、小泉氏はまさにガーナチョコレートをもらいに行ったのか、チョコレートじゃないものをもらいに行ったのか、ガーナ行ったけど、あれだったら、で、あるいは、エチオピアへ行ったけど、それだったらよっぽどスーダンに行った方が (いい)。スーダンは大変な最貧国です。でも、逆にものすごい油田があるわけです。で、中国の巧みさというのは、前回にも書いたけれども、まさにアンゴラであったり、スーダンであったり、あるいはリビアであったり、ナイジェリアであったり、こういったところに膨大に一番多分いる外国の人っていうのは、フランス人でもなく、中国の人なんですね。この間書いたとおりです。でも、逆にそれは、中国はアメリカ同様にアラスカ油田や自分のところの油田を守りながら、 (自国の油田を)使わないで海外でそれをやっているわけですよ。それは私達できないかもしれないけど、それくらいの知恵は日本の政府には欲しいなと思うんだけど 。ずっとそれで考えていたら、昔我々はその例えば「砂漠を緑に」みたいなね、映像を見れば感動したと思うんですよ。もしかすると、砂漠を緑化するなんて、10年経ったって出来ないかもしれないんだけれども、私達が根羽村で植えて大事なことなんだけど、同時に、いい意味でよそ者、林業大学校に私は、差別ではなくて、我々と違う肌の色をした人がね、アフリカとかから来て、その人が学んでくれて、その人が戻って、そしてそこでこれだけの植樹をしているんだ、そこに我々ももしかしたらお金ためて手伝いに行く。小っちゃいかもしれないけど、でもそれはすごく、今までのトンカチトンカチとは違う、いい意味でのトンカチを作るってことかな。でそれが、私が最初、農業高校に東南アジアの子達が来るってのは、農業高校が誇りを持ってもらうために、あえて違うかもしれないああいう子達が来て、その子達と競い合うことで、自分達のやることはすごくいいことなんだ、農業大事なんだって思ってもらえるようにしようと思って 。でそれは同時に地域の人がまさに言葉も違う、食べるものも違うかもしれないし、体の、極論すれば匂いも違うかもしれない人をああやって1年間、一緒に暮らしてくれてるってことを、本当に私はありがたいと思うんだけど、林業大学校もそんなようなこととかできないのかなって。それが結果的に窪地で、本当に尾道は海があるから開けているように思うし、映画の撮影場所になるかもしれないけれども、木曽福島のあの景色を見ていたときに、そういうことが木曽の人に有形無形のやる気を勇気を起こすのかなぁとか思ったんです。で、ちょっとこの辺のことも考えて欲しいな。つまり、今までと違う、つくるんだけれども、すごく確かな 「つくる」、もしかしたらそれはアフリカの人にそんなことを教えて、アフリカに戻って植樹してもらう、なんてことも偽善だって簡単にマスメディアの人は言えるかもしれないけど、でもやっぱり農業高校や林業高校に来た子どもを一年間預かってくれた親が、毎回私、知事応接室で感謝状を渡しますけれど、やっぱりその人たちが本当に、そういう親達が辛かったこといっぱいあると思うし、割が合わないことなんだけどすごくうれしがってくださってるんですよね。それをいろんな場面でつくっていくことが、真の意味であの、つくることが私たちいけないんじゃなくて、コモンズ支援金で原村で維持修繕の道路をつくること、これは普段やっていない村民も一緒に参加するからそれはすごく自分達が日々使う道路で 「つくる」ことなんです。植樹もそうかもしれないけれど、植樹は膨大にほかに、道路は自分が使うけれど、膨大に山があるから何か参加しているだけ、それは結果的に赤十字の人が毎回防災訓練でおにぎりだけ作っているのと同じ、参加してるんだけども、もう一つその後もケじゃなくてハレの部分もケの生活の中で持てるようなヒントになっていくようなことをたくさん出来たらいいなと思いました。で、これは、偶 (たま)さか、いつもは車で通ってるんですけれども、たまたま電車で谷側に行き帰り座ったものですから、ボーっと朝眠いのに京都から帰ってくるときに見てて、あの坂見て思ったんですね。
 後はやっぱりその、武井さんに言ったのも、そういう人達が松本のまちにいっぱいお金出してくれて、その中にもしかしたらタイ出身の若いヴァイオリニストがいるかもしれない。それはジュリアーノ音楽学院に行っているかも知れない。でもそういう人達が才能教育のヴァイオリンのところで、半年でもいいから住んでくれて、そのサイトウ・キネンの期間だけじゃなくて、松本のまち全体が常にミュージアムになっているというかですね、やっぱりコーヒー屋さんが長野市より多いし、それともう一個変な話、バーがとても今若い人たちの良いバーテンダーの店が今松本にあるんですよね。それと松本のそういうバーというのは実は葉巻を置いているんです。全敷地禁煙のお前が何を言う、と思うんだけれども、それもすごくずっと何年も葉巻をみんなが置いたりしているのかな、と考えたときに、タバコってやっぱりすごく何ていうか、こう忙しなく、吸う人には失礼かもしれないけど、葉巻ってなにかっていうと多分時間がゆっくり過ごしてゆくものじゃないかと思うんですよ。で、葉巻は今度BRIO(ブリオ)っていう雑誌で、葉巻を吸う人が多いって言うんで葉巻のお店に行って初めてお話を聞くって言うのをやったんで、次回配りますけれど、配ると議会の人は何だって言うかもしれないけれど、そうじゃなくて僕思ったのは葉巻が良い悪いんじゃなくて、あれは一つのスローフードだったりあるいはLOHASと呼ばれている文化ですね。LOHASはLifestyles Of Health And Sustainability(注:健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル)かなんかなんですけどね。で葉巻を吸うのはタバコとは違うそういう文化かもしれないです。話が全然それましたけど、塩尻のあそこの分室で皆さんが感じるのも、あれがもしこの建物に朝 、長野まで戻ってきて、面談をしたら、栗林さんも長野市に来てたら、今のような会話、あるいは武井さんもこっちに来て、サイトウ・キネンこうしますよ、という話だと出なかったかなと勝手に思っているんですね。だからサイトウ・キネンがイベントだけじゃなくて 、通年、松本がミュージアムになるような、それは一つ喫茶店、コーヒー文化があるような松本にふさわしいかなと思いました。
 なんかちょっと長々とすみませんけれど、いつも毎年やっているイベントでも、どっか皆さんが一生懸命みんながやってくれているんだけれど、なんかルーティンになっちゃってるかなって思うことがあったら、ほんのちょっとでも良いからそれを変えていけるようなことをですね提案していく、もしくはそういう気持ちの若いスタッフはいると思うので、それがどんどん出てくるとこの間の塩尻に続いて、より仕事が楽しい、楽しくなるかなって思いました。そういう「つくる」ことを我々は否定しているわけじゃないんです。だから「つくる」、形が新しい「つくる」をですね 、是非、一緒に行っていきたいと思います。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございました。知事の話を聞いてちょっと思い出したんですけれど、坂の道というと長崎、長崎は救急車が行けないところ、担架が水平に運べないところ、階段の横にみんなが考えて、救急隊が考えて、階段の横に手すりをつけてその手すりにもう一本棒をくっつけて、ちょうど駅の階段にこう倒して車いすが上がれるようなそんなものをくっつけて、けが人やら車いすやら病人を運ぶような仕組みをしたり、それを坂道研究会と名づけて、尾道と姉妹研究を一緒にやっている人達がいます。その道具は長崎の造船所をリタイアした人が自分たちの持ってきたノウハウを使ってそんなものを作ったり、といったそんなことをやっているのを今ふっと思い出しました。確かにこれからああいう地域では車いすの人も増えていくでしょうけれど、あの人達が車いすで自分の家に戻れないような状況が多分出来てくる。その人達をおろせない状況もできるでしょう。ちょっと一ひねりして木曽の救急の皆さん方、鎌田さんのところで少し主導を取って木曽らしい防災訓練をやっていただけると大変面白いものが出来るかと思います。よろしくお願いします。他よろしいでしょうか。では今日はこの時間で会議を閉じさせていただきます。ありがとうございました。


<配布資料>
「コモンズ支援金」(第1次分)の内定状況及び第2次募集についてお知らせします
○ 土日・休日における各地方部の危機管理体制について
○ 連休中の山岳遭難発生状況
○ 平成18年ゴールデンウィークにおけるヘリ活動状況
○ 奇っ怪ニッポン「政府与党の『心理的サイフ』はノンズロ状態」 日刊ゲンダイ 2006.5.11
○ 田中康夫の東京ペログリ日記リターンズ vol.102 週刊SPA

 

 <お問い合わせ先>
■このページに関するご質問及びご意見は、 経営戦略局までメールもしくは下記にご連絡ください。
政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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