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最終更新日: 2006年04月28日


 4月28日 部長会議録


H18(2006).4.28 9:35〜10:46
県本庁舎 特別会議室


出席者:知事、副知事、出納長、県警本部長、経営戦略局長、信州広報・ブランド室長、経営戦略局参事(4名)、危機管理局長、企画局長、総務部長、社会部長、衛生部長、生活環境部長、生活環境部参事、生活環境部技監、商工部長、農政部長、農政技監、林務部長、林務参事、土木部長、土木技監、住宅部長、副出納長、企業局長、教育長、教育次長(2名)、議会事務局長、議会参事、代表監査委員、監査委員事務局長、地方事務所長(10名)
欠席者:総務部参事、社会参事

(澤田祐介 副知事)
 それでは4月28日の部長会議を始めます。今日は5つ・・・6つの報告がありますが、まず一番最初、この4月1日から東京事務所長として赴任された原山隆一所長の方から、東京事務所がどんな状態なのか、そしてそれを、より使っていただきたいというご提案がありますので、お願いします。

(原山隆一 東京事務所長)
 おはようございます。東京事務所長の原山隆一でございます。今あの、副知事さんの方からご説明ありました通り、私として、4月に赴任いたしまして、表題にあります通り、東京事務所を情報交流拠点として、よりパワーアップしたいという思いから、このような構想を考えた所でございます。
 まず、情報拠点パワーアップということのためでございますけれども、一つは、部局が必要とする情報を提供する機能を強化したい。そのために部局と東京事務所が、よりコミュニケーションの度合いを高め、評価という仕組みを通して情報提供活動の品質を向上していこうというものでございます。この資料の一番目の所でございますけれども、右側の中ほどにございます通り、東京事務所は言ってみれば情報提供を生業(なりわい)とする一企業になぞらえることができる、そういう風に思っておりまして、そうして見た時に、一番の顧客はやはり県の各部局でございまして、この各部局から評価される機関でなければならないという風に考えた所でございます。この点は後ほど、補足資料でもう少し説明いたしたいと思います。
 二つ目は、東京事務所として独自の視点で、情報発見、取材・調査を行いまして、ある程度まとまった形のレポートを作成し、提案型の情報提供を行っていきたいという風に考えております。部長会議での報告案件を目指していきたいという風に考えております。
 それから、交流拠点のパワーアップということのためには、東京事務所という地の利を活かしまして、首都圏で活躍する人材に気軽に来てもらい、各部局の意欲的な職員との意見交換会を実施していきたいと思っております。部局からの推薦、あるいは東京事務所の提案を基に人選いたしまして、東京事務所でセッティングするという風にしたいと思っています。
 次の資料を見ていただきたいと思いますけれども、先ほど説明した第一点目の内容を補足したものでございます。各部局の本年度の重点目標等から、東京事務所にオーダーしたいテーマを設定していただきたいと思っています。これはあの、ある程度大括りのテーマを出していただきまして、そのテーマに沿って私どもが必要な情報の収集を行う。それから、その中で東京事務所で「これは!」と思う情報につきましては、評価対象情報と明示して部局に送らせていただきます。受け取った各部局では原則3日以内に、その情報について、右にありますような5段階の評点を行って、東京事務所の方に評価をフィードバックしていただきたいと思っています。そのフィードバックを基に、私どもの品質の向上を図っていきたいという風に考えています。さらに、この評価結果を月ごとにまとめ、マンスリー・レポートという形でですね、このような公表、ボードメンバーの方にお届けしたいという風に思っております。
本日皆様のご了解が得られれば、連休明けにもテーマの設定や、あるいは交流拠点事業の人材の推薦についてご照会させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。東京事務所を情報と交流の拠点とするという新しい見地でのご提案ですけれども、こんなことはどうなの、といったことについて皆さん方から何か、原山さんせっかくですので、ご質問ございましたら・・・

(丸山勝司 代表監査委員)
 よろしいですか?

(澤田祐介 副知事)
 はい、どうぞ。

(丸山勝司 代表監査委員)
 あの、監査委員の丸山でございます。実はあの、監査委員として東京事務所に初めて監査をさせていただきました。その中で、ひとつお願いを申し上げてきたんですけれども、長野県人として連帯感一番持てるのは「信濃の国」であるという発想で、そういう意味で、あの、東京事務所の中に「信濃の国」が、掲示がないんですよね。ぜひ掲示をしていただきたいというお願いをしてきましたけれども、まだ掲示がないようです。ぜひ検討をいただけたらと思います。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。原山さん、はい。

(原山隆一 東京事務所長)
 私もそのことは伺っておりましたので、早急に今、手配をしている所でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい。他はどうでしょうか?

(青山篤司 出納長)
 いいですか?

(澤田祐介 副知事)
 はい、出納長。

(青山篤司 出納長)
 あの、大変いいことだと思います。それでね、この各部局でオーダーするテーマはですね、これはこれとして、もうひとつ私がお願いしたいのはですね、こういうそのテーマにかかわらずですね、東京事務所で、例えば大都市周辺で今、行政の話題ばかりじゃなくてですね、文化面でもいいし芸術面でもいいし、それからですね、経済でもいいし、社会動向でもいいですよ、大変こんな話題になってますよという、ね、そういうような情報をですね、東京事務所でこのボード会議にですね、話題提供でもいいですからね、そういうのをぜひやってもらいたいんですよ。そうすることによって、新しい施策をね、考える時のヒントになればという感じがするんですよ。
 だから、これはこれでいいんですよ。各部局でオーダーするテーマについてこういう情報集めてきます、これはこれでいいんだけれども、私言ってるのはもうひとつ附録としてそういうのもお願いできないかと、こういう提案です。

(澤田祐介 副知事)
はい、どうぞ。

(原山隆一 東京事務所長)
 それはA3の方のですね、二番目の所だと思います。で、これはあの、東京事務所がさらに付加価値を付けて情報提供するというのをメインにしてますが、当然、右側の下の所にありますけれども、一次情報のままでも十分なものについて今まで通り即時に情報提供していきたいということですので、今、出納長が仰られたことについては、さらにそこの部分、強化してですね、できたらこのボードの会議でですね、発表できるような形にしていきたいという風に思ってます。

(青山篤司 出納長)
 はい、ありがとうございます。ではあの、月一回ぐらいにはちゃんとそういうテーマでね、報告してもらえると非常にありがたいのでね・・・だから、テーマは、限りませんので。そちらの方の判断でいいですから。

(澤田祐介 副知事)
 お願いします。はい、他、よろしいでしょうか?

(田山重晴 下伊那地方事務所長)
 はい。

(澤田祐介 副知事)
 はい、どうぞ。

(田山重晴 下伊那地方事務所長)
 あの、非常に結構なことだと思っています。同時に私ども欲しい情報というのは、東京にある情報だけじゃなしに、東京っていうのはいろんな地域の情報が集まってくるんですね。例えば農政であれば、じゃ、ライバルのりんごについてですね、おそらく全国の地方新聞が全部集まってくると思うんですね。だからリンゴならリンゴについてですね、情報を集めてですね、ライバルの県が何をしようとしている、一番リアルタイムで一番早い情報というのはその地域のローカル紙なんです。それが東京に集まりますね。あるいは梨なら鳥取とかですね観光ならば東北、スキーはどうだと、そういう情報もですね押さえていただいてですね、シーズンに合わせて提供していただくと、地方事務所段階でも非常に役に立つのではないかと思います。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。下伊那地方事務所の田山重晴さん、髪を切ってイメージチェンジしての…(笑)、感じ変わりましたね。本当ね(笑)。
 はい、今、「信濃の国」の歌の話が出ましたけども、昨日、私、歴史博物館に行ってまいりましてそこでちょっと話をしたんですけれども、「信濃の国」というのは日本書紀、720年から出ているということは皆さん御存知と思うんですけれども、もっと古いのはないのって聞きましたら、7世紀にこの土地から出た木簡、桧でつくった木簡で、そこに「信濃の国」と墨書された木簡が残っています。で、それが長さが20cmぐらい、幅が3cmぐらいの木簡にしっかりと「信濃の国、更科郡」とそこまで読めるんですけども…

(田中康夫 知事)
 それは字が違うの?

(澤田祐介 副知事)
 いや、同じです。信濃の国の歌の字なんです。で、「さらしな」の字がちょっと違うんですけれどもその信濃の国の部分だけのそのあれをレプリカにして少し小さくして、レプリカにして例えば栞みたいなものにしてといった話をちょっと詰めてきたんですけれども。長野県というのは明治6年の市町村制をひいてから長野村が長野県になったんですけども、「信濃の国」の方がずっとずっと古い大切な言葉といいますか、なじみの深い言葉なんで今の提言ごもっともだと思いますのでよろしくお願いいたします。
 はい、次には先日の塩尻のリーダー会議で皆さん方に見ていただきました“ブタさん、いのちをありがとう”、これを全県、全国への発信についてということで、経営戦略局 高橋功リーダーからお願いします。

(高橋功 政策促進チームリーダー)
 政策促進チームの高橋功でございます。おはようございます。先週の部長会議でもご報告させていただきましたけれども“ブタさん、いのちをありがとう”のDVDを発信できるようにということで準備を進めて準備が整いましたのでご報告させていただきます。
 「全国に心をお届けします、“ブタさん、いのちをありがとう”」ということで、2枚目のページのところにスタッフということで前上田食肉衛生検査所長の佐藤さん、秘書チームの原さん、現在、職員サポートチームの赤池さんがスタッフとして奮闘していただきまして、食と命を子どもたちに伝えるDVDが完成いたしました。パッケージング等もですね、このイラスト入れてありますけども職員の手作りで作っております。これをぜひ多くの皆さんに見ていただきたいということで、一般の方につきましてはDVD−Rという書込可能なDVDディスクをお送りいただければ無料でコピーいたしましてお送りするという形で窓口を私ども政策促進チームが務めさせていただきます。あと、教育関係、すでに長野県内の全ての小中、自律学校、高等学校には送るように教育委員会で準備を進めていただいておりますけれども、これ以外にですね、県内の学校ですとか、あるいはひょっとしたらフリースクールであるとかですね、あるいは児童館といったこれ以外のところでご希望のあられるところは御要望をいただければこちらの方から無料でDVDをお送りさせていただくということで、学校関係者方がDVDをご用意いただくことなく、こちらの方からお送りさせていただくというかたちを取らせていただきまして教育振興チームの方で窓口を務めさせていただきます。
 あの、製作スタッフからの一言にもありますけれども、ぜひ多くの方に見ていただいて、命、あるいは食というものを考えていただきたいと思ってます。教育委員会におきましてはですね、小学校5、6年生向けということで作っておりますけれども、学校の教材としてですね、先生方がすぐに使えるようにということで、DVDだけじゃなくてですね、教え方の部分もですね、教学指導チームの方で知恵を絞ってもらって一緒に提供していくということになっております。
 以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。これに関して丸山ナ教育長、一言。

(丸山ナ 教育長)
 教育長の丸山ナでございます。あの、今の“ブタさん、いのちをありがとう”につきましては今お話がありましたように、小学校、中学校につきましては5月の連休明けに指導例を添付しまして市町村教委経由で配付をいたします。6月始めの義務教育の校長研修会でも趣旨を説明して上映したいというふうに思います。それから自律学校につきましても校長会で試写をして研修をして、ま、どのように指導に活用するか検討して5月の教頭会、あるいは校長会において配付をすると、その他、高等学校におきましても家庭科の授業等で活用していただくように配付をいたしますし、私立の中学校、高等学校につきましても校長部会で趣旨を説明して配付をすると。せっかく作っていただいた本当にいいDVDでございますので、本当にあの趣旨が伝わるように活かしていきたいとこのように思っております。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。どなたか、一言、このDVD見て感想をということで、もし、言いたい、これ言っときたいということがございましたら…よろしいでしょうか。
はい、では三つ目、今朝、8時30分、1階の知事室で知事の方から盾を贈らせていただきました信州サーモンについて、水産試験場長の本西晃さん、今日ご参加ですので本西さんのほうからお願いいたします。はい、どうぞ。

(本西晃 水産試験場長)
 水産試験場長の本西晃です。よろしくお願いいたします。えー、本日はあの私どもで開発いたしました信州サーモン、それから私どもの仕事についても多少触れさせていただきたいと思います。今、お話ありましたように、先ほど、田中知事から表彰をいただきました。ここにございますので御覧ください。
 それでは資料の3に沿ってご説明させていただきます。
  左側に水産試験場の主な研究課題として5つの項目が上がってございます。第1は漁場環境の保全ということで、魚が住みやすい環境づくり、あるいは外来魚対策がこの課題の中で取り上げております。左側に水産試験場の主な研究課題として5つの項目が上がってございます。
 第1は漁場の環境保全ということで、魚が住みやすい環境づくり、あるいは外来魚対策を課題の中で取り上げてございます。写真は漁場としては非常に優良な5月の諏訪湖でございます。
 第2は河川湖沼の魚の有効利用といたしまして、諏訪湖のワカサギですとか、イワナ、アマゴの渓流魚の資源管理を行っております。写真は、千曲川のアユの友釣りの様子です。
 第3番目は、水辺環境教育の推進といたしまして、小中学生の体験学習を行いました。川の生物調査、あるいはニジマスの採卵の体験などを行いました。資料の2枚目には、小学生向けのパンフレットが付いておりますので、またご覧いただきたいと思います。
 第4は、養殖技術の開発と指導です。このなかでは、コイのヘルペスウイルス病対策、あるいは諏訪地方特産の寒天の製造技術の指導ということを行っています。この写真は、養殖されましたニジマスの出荷風景でございます。
 第5は、優良種苗の開発と供給といたしまして、ヤマトイワナあるいはアユ等の民間ではまだ生産が難しい種苗の供給を行っております。さらにバイオテクノロジー技術を利用いたしました新品種の開発ということで、これから申し上げます信州サーモンもこの技術から生まれました、とっておきの魚ということになります。
 それでは続きまして、信州サーモンの方の説明をさせていただきます。この信州サーモンの開発のねらいは3つございます。ひとつは、信州の養殖魚を代表する目で見て美しく、食べて美味しい魚である。2つ目は、生産性の高い品種であること。生産者にとって十分儲けになる魚であることが必須であります。そのためには、病気に強い、あるいは飼育しやすい、成長が良い、これらの条件が必要になるわけです。3つ目は、この魚は外に逃げないように管理されておりますけども、仮に自然界に出ても天然の魚と交配して雑種をつくる心配がない、ということはねらいでもありますし、魚の特徴でもあります。次に信州サーモンをどうやって作りだしたか、簡単にご説明いたします。そこに写真がございますように、雌としましては、ニジマスの4倍体を使います。4倍体は普通のニジマスの受精卵、この普通のニジマスというのは2倍体といいまして、染色体のセットを二組持っているものでございますけれども、この卵に強い水圧をかけますと、このセットを4組持つ魚ができます。これが4倍体ということで、体の大きさが4倍になるということではございません。もうひとつ、全部雌にする技術というのも併用して使っております。その次に雄の方は、ブラウンマスを使いますが、ブラウンマスの雌に雄性ホルモンで性転換をさせるわけですけれども、そうして将来雌になる精子しかつくらないようにした魚でございます。この両者を交配させますと染色体のセットをニジマスの4倍体から2つ、ブラウンマスから1つの、3つのセットを持った魚が得られました。これが、後に知事から信州サーモンと名付けられた魚、いわゆる「ニジブラ」と呼ばれているものであります。
 その特徴は、特徴体色が銀色できれいであること、美味しい、あるいはニジマスが罹りやすい病気に強いというような、両方の親の良いところを持った魚であります。現在、県内各地で幾つかの旅館、飲食店で信州の新しい食材として、お客様に提供されております。本日、皆さんのお席の方にお配りいたしましたのは、ビアレストランウインズでメニューとして、色々考案されている中から、信州サーモンの皮を使いまして、味噌味、あるいは七味味で味付けされた皮せんべいでございます。このパックに入ってございますけれども、無印のものが味噌味、それから、左上に赤いポツ、点があるのが七味味、ということです。ご賞味いただければありがたいと思います。もうひとつ、これは信州サーモン2キロの魚から取れた皮せんべいの姿でございますけれども、こうゆうようなものから作られているということでございます。

(澤田祐介 副知事)
 本西さん、これ、信州サーモンって雌ばっかりということ?雄はいないの?

(本西晃 水産試験場長)
 はい。

(澤田祐介 副知事)
 そう、へえー。

(本西晃 水産試験場長)
 資料にもございますけれども、田中知事もSPAの紙面で全国に紹介されております。今現在、信州の養殖魚の中心でありましたニジマスが生産者価格の低迷というようなことで、生産量が減少しておりますし、生産者もかなり疲弊しているところであります。この信州サーモンが、起爆剤となって再び元気を取り戻せるように期待している、有望な魚であると思います。よろしくお願いします。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。これ、絶賛された出納長ひとこと。

(青山篤司 出納長)
 あの、皆さん試食してみていただいたと思うんですけど、まあ、私はビールのつまみには最適じゃないかという感想を持ちました。その他ですね、この間、知事室で知事と一緒に試食しましたけども、今お話ありましたように、臭みがなくてあっさりしていて、私の感想では、非常に女性にも好かれる料理になるんじゃないかという感じをしております。そうゆうことから、ネーミングもいいですから、信州の特産物ということで、これから大いに皆さんで宣伝してですね、産業振興、水産振興と申しますか、そうゆう方向で努力したらいかがかと思います。
 それで、これはですね、場長さん、この魚っていうのは、長野県が初めてで、他の県にはないんですね。

(本西晃 水産試験場長)
 そうです。

(青山篤 出納長)
 ということは非常に付加価値が高いですね。

(本西晃 水産試験場長)
 そうですね。現在では価格の面でも従来のニジマスの2倍以上の価格で・・・

(青山篤 出納長)
 その点をね、大いにそこを付加価値として高めてやることが非常に何て言うんですかね、これから期待されるところじゃないかと思いますのでね。

(本西晃 水産試験場長)
 ええ、あの、せっかく信州にいらっしゃった方が、冷凍マグロを食べるよりは、何とかこういうものを食していただくというようなことで考えていきたいというふうに思います。

(田中康夫 知事)
 ちょっとだからこれ、正に今お話があったように、ウチの県に来て刺身なんか食わされるのはなんじゃらほいって人は一杯いるわけですよね。前も話したけれども、志賀高原神林温泉で一番高いある電鉄会社が経営している旅館に一人3万5千円でクリスマスに私の友人が泊まったら、オイスターのカキづくしが出てきたと。最初から最後までカキなんで、なんでカキですかって言ったら、こんなおいしいカキが入ったんですと。東京から来た人にこんなもの食わせる(笑)。その翌月に私のこのBRIOの連載の担当をしている編集長の両親が新潟から別所温泉に来たら、今度はカニづくしが出てきちゃったと(笑)。で、だから我々山菜づくしが出てきて、山菜は食えないって言われた時に、じゃあ申し訳ねえ、じゃあ信州牛とおみおつけで我慢してくださいっていうんだったらこれは分かる。だから武田さんのところは、むしろこれ旅館だったり料理店、このサントリービアの田中店長は早速取り入れてくれたんで、そういうのをやったらどうですか。食べてもらうのは、君ら巡回で。オハジョナ号じゃないけどオハジョナのマーク付けた車に食材積んでって作ってもらって、小さな旅館でも。
 で、あとこれ、出納長が大絶賛したやつ、今3種類あるんだよね。皆さん食べたのは多分唐辛子味ですけれど、何だっけ。せんべいは味噌味と、(塩味、味噌味、唐辛子味、との声)ああそう。あとちなみにここに書いてありますけれども、ニジマスが染色体に2組だったんでこれでニジニジで、それから最初ブラウントラウトが最初1組だったんでニジニジブラの3倍体から始まって今4倍体。今も3倍体ってこと?俺科学わかんないんだけど、全雌ニジマスは4倍体で、それに対して性転換雄ブラウントラウトを交配して、それは何で3倍体なの?

(本西晃 水産試験場長)
 ブラウントラウトのほうは2倍体ですね。4と2で半分づつもらってますので・・・

(田中康夫 知事)
 ああそういうことか。スミマセン。おいら5倍体って言っているな・・・わかんなかったから。そうか。やっと、やっと謎が解けました。

(青山篤司 出納長)
 あの、食材でね赤い色の食材っていうのは非常にヒットするていう話を何か聞いたことがあるんですよ。それは今、カニの話が出ましたけど、カニは赤いでしょ。だから非常にお客さんにとって色のイメージがいいらしいんですよ。この写真のとおり非常に色いいですからね、私はそういう面でもね、心理的にも非常に好感度が出るんじゃないかと思うんですよね。そういう点を含めてね、まあブランドチームっていうか室で、是非ですね全国にあるいは世界にも冠たるブランドにしてもらいたいと思いますね。この機会に。

(丸山勝司 代表監査委員)
 よろしいですか。

(澤田祐介 副知事)
 どうぞ。

(丸山勝司 代表監査委員)
 あの2年前に私、水産試験場に監査に行きまして、その時に説明をいただいて、刺身を食わせていただいて来たんですけれども、当時は刺身っていいましても場長の、職員の方の刺身料理だったんで今ひとつという、正直言って感想を持ってたんですけど、あの、用途開発が進んでいるということで普及のためには非常にいいことだと思いますので、是非積極的に支援されていくべきだと思います。ただ、その時にもくどいほど確認をしてきたんですけれども、このいわゆる固有品種改良によってですね、生態系へ影響を与えませんねということをくどいほど確認させていただきました。その中で、例えば自然界へ逃げていって何かと交配して、種が変わっちゃうとかですね、いわゆる生態系に影響を与えるようなことがあると、万が一にもあるといけませんので、是非今後普及させていくべき戦略製品だと思いますので、内部でですね交配しても種が継続していかないという確認をされているようですけれども、より一層、慎重を期してですね、あの第3者機関というのがあるのかないのかわかりませんけれど、これの確認をとっておいていただきたいと思います。

(田中康夫 知事)
 問題ないんだよね。

(本西晃 水産試験場長)
 これは3倍体で、種なしスイカと同じ原理ですね、種がないものですから、交配しようがないということですので、一代限りですので、問題全くありません。

(丸山勝司 代表監査委員)
 何回もくどいほど確認させていただいて申し訳ありません。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。このあとで5階の表現者センターで知事の記者会見ありますけど、その入り口のところにも、このせんべいを置いて皆さんに試食していただくようになってますので、是非せんべいをお願いいたします。実はこれブタさんの後にこのサーモンの話をくっつけたのは、ちょっとねらいがありまして、まだ本西試験場長には見ていただいてないかと思いますけども、ご覧なっていただけましたか。

(田中康夫 知事)
 この間、塩尻に来て。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。実は、あれぐらいのものが職員の間でできるので、今度は豚ではなくて、今度はサーモンであるとか、ニジマスであるとか、こんなものを少し、子ども達も分かるようなああいうDVDを、もし作っていただければ、お手伝いをさせていただきますので、是非、水産試験場が中心になって、今度豚の次は信州サーモンといったものを少し考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。

(澤田祐介 副知事)
 次はガソリンの石油製品の価格表示促進のための認定制度について、生活環境部の木曽茂部長お願いします。

(木曽茂 生活環境部長)
 生活環境部の木曽でございます。資料4でございます。県民の皆さまに安心して日常生活を送っていただくためとして、生活必需品、サービスに関する価格表示を認定する、というものを制定、創設いたしました。第一段と致しまして、県民の方々、観光客の方々、この原油高の中でガソリン、軽油、灯油の価格について非常に関心が高いというのと、一方では店頭表示がまたさらに減ってきている、というようなことも踏まえまして、第一段として今言った石油製品についてやる、ということでございます。ガソリン等石油製品の表示基準を設けまして、基準に合うところについてガソリンスタンドを認定するというものでございます。認定したスタンドについては、県のホームページで店舗情報を公表ということで、住所、地図情報を載せるということと、県の指定給油所の入札参加条件と認定証を交付する、ということでございます。この他に石油製品の価格調査ということにつきましては、豪雪以来調査を続けているということと、ガソリン・灯油よろず目安箱も開設中でございます。2枚目、次のページでございますが、これが現在の石油製品の価格動向でございます。上小地域につきましては安いわけでございますけれども、下伊那、木曽方面ですとかなり高い状態が続いているということでございます。最後に全国と全県平均との価格の状況ですが、最後のところにご覧のとおりでございますけれども、レギュラーガソリンでは全国3番目という、高い方から3番目ですね、それからハイオクについては2位、軽油については3位、灯油については31位ということで通常の状況です。次のページは直近の価格の動向でございます。豪雪以来調査をやってきた県での調査が上のグラフになりますけれども、ご覧のとおり徐々に上昇しつつあるという状況でございまして、予断を許さないということでございます。下側は参考までに全国の経済研究所、石油情報センターの調査結果を載せてあります。これによりましても昨年からの上昇状況はご覧のとおりです。上のグラフと下のグラフとがつながらない部分は統計の取り方によってつながらない状態になっております。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今の基準を満たしたガソリンスタンドを認定して、というところの2番目、県の指定給油所の入札参加条件とする、というのが書いてあるんですけれど、これテレビ参加の木曽地方事務所の栗林さん、確か現時点では木曽地方ではガソリンスタンドの価格を出しているお店がない、ということなんですけれども、これ具体的な対策をどうお考えかちょっとお話いただけますか。

(栗林俊春 木曽地方事務所長)
 木曽地方事務所の栗林でございます。木曽には31店舗ございまして、いずれもどの店も価格表示がされていないということで、これまでも数回にわたって価格表示について呼びかけをしてまいっております。今後につきましては、現在、公用車ですね、合庁関係の公用車の給油につきまして、価格表示をしていないところからは給油をしない、というような形を徹底するように現在検討をさせていただいております。以上です。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。この問題につきましてどなたがご発言ありましたら。よろしいですか、山極さん何かありますか?いいですか。では、次、よろず相談窓口について信州広報・ブランド室の武田雅宏室長の方からお願いします。

(武田雅宏 信州広報・ブランド室長)
 信州広報・ブランド室長の武田雅宏です。私の方から報告させていただきます。資料5の信州ブランドづくりのために“ブランドよろず相談窓口”となります、という資料をご覧頂きたいと思います。あの、皆さんご存知のように平成17年9月、昨年の9月に策定いたしました信州ブランド戦略、これに基づきまして特に市町村がブランド化に向けて元気を出しております。具体的データと致しましては、平成17年5月のブランド戦略ができる前、にブランド化を意識する推進窓口を市町村にアンケートを取ったところ、6市町村しかなかったんですが、ブランド戦略を9月に作って、また10月にアンケートをとったところ17に増えておりまして、その後さらに18年4月現在には27に窓口の数が増えております。ということで、この焼酎何とかしてくれ、この大根何とかしてくれというような問い合わせが出て来ておりまして、簡単に言いますとブランド化していきたいんだけれどもどうして行けばいいのかわからない、といった状況が各市町村にございます。ということで、今年度からこのブランド戦略をさらに普及、促進していくということで、ブランドよろず相談窓口ということで開設させて頂きたいと思っております。資料の中段左側にございますが、地場産品とか伝統工芸品等の関係の欄にありますように、開発した製品をどのようなターゲットを絞って情報発信、あるいはプロモーションを行っていくか、といったことに対するアドバイス、あるいは農産品等では特産品野菜の販売促進用のポスターのデザインに対するアドバイス、更には日本弁理士会東海支部と連携致しまして、地域団体表彰制度、あるいは地域ブランド商標制度の勉強会の開催のコーディネートといったブランド化を意識した取組みに特化いたしまして支援を行ってまいりたいと考えております。こういった様々な支援を行っていく訳ではございますが、現在商工部を中心といたしまして中小企業の方につきましては経常の課題や身の回りの困りごとまで極め細やかに対応しているバトラーサーヴィスというものを展開してございます。ブランド作りに関するケースにつきましてはこのバトラーサーヴィスから我々が情報を頂いて、信州広報・ブランド室が連携して支援すると同時に我々の方に来る相談の中でも様々経営全般に関するケースがございますので、そこはバトラーサーヴィスと連携を密にしながら、支援の充実を図ってまいりたいと、かように考えてございます。支援の際には、我々職員もかなり勉強しているわけですけれども、我々だけではなかなか手に負えないといったところは、この戦略プロジェクトをつくる際に、例えば民間の部分ではデザインとかを支援する体制が、今、動きつつありますし、大学の方では、地域ブランドというものの講座も出来てございますので、その辺、これまでのブランドづくりのネットワークを、人脈を通じながら、いろいろ相談窓口となって、各市町村、各事業者のブランド化推進に向けた取組をしてまいりたいと、かように考えてございます。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 ありがとうございます。このよろず相談窓口について、ご質問なり、ご意見なりありましたら。こういう取組ですので、先ほどの東京事務所の話もそうですけれども、是非積極的にご利用いただければと思います。お願いいたします。
 次に農政部の方から、田舎暮らし案内人の設置について、柳澤直樹農政部長お願いします。

(柳澤直樹 農政部長)
 はい、農政部の柳澤直樹です。資料6をご覧いただきます。田舎暮らし案内人の設置のお知らせでございます。この田舎暮らし案内人の設置でございますが、信州での田舎暮らし、このことを希望する方に対して、ワンストップでサーヴィスを提供いたしまして、ご相談いただいた方、これを最後まで責任を持ってフォローしようと、そうした体制を整えるものでございます。週明けの来月1日から設置をいたすこととしておりまして、この田舎暮らしの案内人、私どもの農政部の農業政策チーム飯島和久さんにお願いをすることとしております。商工部の産業政策チームとの兼務ということでございまして、商工部の方では、西原誠一さんもサブとしてお願いをしてございます。そして専用の電話番号でございますが、026-233-1794、田舎暮らしと覚えていただければと思います。受付時間、平日の9時から17時までということでございますけれども、休日等の場合は、留守電対応ということで、その辺のところは、平日にすぐ対応が引き続いてできるような形を取ってまいりたいということでございます。専用メール等も用意を申し上げたいと思っております。案内については、ご覧のとおり、田舎暮らし案内人ということで、就農支援や住宅斡旋など、田舎暮らしに関連した問い合わせに対する相談、あるいは、県関係部局や市町村、民間企業、団体、こういったところの連絡調整でございますけれども、当然窓口だけで完結するものではございません。そこにもございますが、特に信州楽園創造事業、観光協会でやっている事業、あるいは、事務局をお願いしてございますけれども、あるいは、Iターン総合促進事業、東京事務所等との連携を図って、こういったホームページ等は相互にリンクを取って、有機的な連携を図ってまいりたいというふうに考えております。また関係部局の皆様にはご支援また、ご協力をよろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。その飯島和久さんに今日来ていただいておりますので、自己紹介と元気よく決意のほどを語ってください。お願いします。

(飯島和久 農業政策チーム企画員)
 今、ご紹介頂きました、田舎暮らし案内人の飯島和久でございます。よろしくお願い致します。信州・長野県に来て暮らしたり、勤めたりするということは、そこに一応人生をかけたり、それから家族とかの生活もかかっているということでございますので、窓口、一番最初の窓口として、長野県に相談してよかったな、温かい長野県だなというふうに感じるような窓口、案内人を務めさせて頂きたいと思います。それもやはり、皆さん、私だけでは出来ませんので、ご協力を頂いてやらせて頂かなければなりませんので、どうぞよろしくお願い致します。

(拍手)

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今、柳澤部長からご紹介いただきました、飯島さんのほかに、彼がいない場合に、すぐ電話で対応できるようにということで、西原誠一さんにお願いしておりますけれども、西原さんにも来てもらいましたので、西原さんも一言お願いします。

(西原誠一 産業政策チーム企画員)
 只今、ご紹介のありました、産業政策チームの西原誠一と申します。よろしくお願い致します。田舎暮らしを要望されております、団塊の世代の方々を温かくお迎えするように、最善の努力をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

(拍手)

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。明日からゴールデンウィークに入ります。明日、明後日とお休みで、1日2日、月火とおいて、また3日から7日までという休みになるのですが、この間の庁内、県庁における危機管理体制につきまして、鎌田泰太郎危機管理局長の方からお願いします。

(鎌田泰太郎 危機管理局長)
 危機管理局長の鎌田泰太郎でございます。今、副知事からお話ありましたように、休みが続きますので、この際お願いをしたいことがございます。まず、この休み中の危機管理連絡網の再チェックをそれぞれお願いしたいと思います。特に、各部局長様、それから地方事務所長の方、携帯電話もチェックしていただきまして、私も直接ときたま電話する時があるんですけれども、なかなか出られない時もございますので、この際、再チェックをお願いしたいと思います。もう一点、二点目でございます。この時期、林野火災が多発する時期でございます。昨年の同時期と比べましても、今年は林野火災が、137%、1.4倍くらい増えておりましてですね、特に4月の18日にはですね、同時に3箇所が燃え出したと、それから4月24日もほぼ同時間帯に2箇所が発生しているというようなことで、大変多くなっております。特に、この休みには山菜採りなどで山へ入る人も多くなりますので、注意喚起が必要になってくると、そういうことで先週の金曜日、21日付で各地方事務所、市町村、消防本部等へ警戒活動の強化について文書でお願いをしておりますけれども、特に地方事務所にあっては、コモンズ車も入っておりますので、そういったものを活用した注意喚起の広報活動等をお願いをしたい、以上でございます。

(澤田祐介 副知事)
 はい、ありがとうございます。今日用意をした話題は以上で、あとは、資料として、知事の記事が2種類、それからスザーン・バーガーさんという、フォーサイトの記事ですけれども、MIT(マサチューセッツ工科大学)の教授、女性でMITの教授って数が少ないんですけれども、このスザーン・バーガーさんの記事、それから、朝日新聞の星野佳路さんの記事が載っていますけれども、これについて知事の方から。

(田中康夫 知事)
 まあ、ちょっと時間あるから。スザーン・バーガー女史の、事前にちょっと読んでみてって言ったんだけど、もし何か、皆さんが感じたこととかあったら、誰か…。野池さんとか、吉江さんとか、あるいは牧野内さんなんか。

(牧野内生義 会計局長)
 すいません、牧野内です。あの、一番は、小見出しにもありますけど、迅速に動くっていうタイトルですね。このへん、私の諏訪での体験っていうか、三協精機さんの再建とか見てても、そんなのが大事なのかなっていうふうに思いました。それから、やはりそれぞれのリーダーの哲学で、きちっとそれを徹底するというのが大事なんだなと。県内の企業も、農業者も見てても、そういうことに徹している人のところがやはり、それぞれやり方は違うんですけれども、きちんとした成果を出しているなあという感じを持っていますので、よく分かるなという感じを持ちました。

(田中康夫 知事)
 他の方、どうですか。

(米澤修一 教育次長)
 教育次長の米澤修一でございますが、左のページの下から二段目くらいになりますか、その前半のところに、流行に敏感な消費者の近くにいること、その現場で製造すること、それがファッション業界には大切だというようなことで、低価格・低コストで外に飛び出して戦う方法以外に、こういう感覚を持って現場にいることで、かえっていいものができるっていうのは、私にも参考になりました。教育のほうもアウトソーシングということはないわけですけれども、こういう感覚を持っていないと、かえっていいものを失っちゃうかな、というということをここでちょっと気が付かせてもらいました。

(田中透 社会部長)
 たぶんそれぞれの環境に応じて、適切なその取るべき戦略とか、戦術があるんですけれども、それ以上に怖いことというのは、環境がすごく早いペースで変わっていって、その環境の変化にきちっと察知をして適切な対応ができているっていうことが、たぶん一番重要なことで、ただその原点にあるのは牧野内さんがおっしゃった、ベースの哲学はかっちりしながら、その環境の変化を常に察知できて、それに対応できる適切な対応ができることが本当に重要だなあというふうに思いましたし、それが今県政に問われているということだとすごく感じました。

 (田中康夫 知事)
 他の方いかがでしょうか。青山さん、ああ、吉江さんいかがですか。

 (吉江速人 教育次長)
 すいません、教育次長の吉江速人でございますが、まずひとつとしますと、やはりあの、これ見させていただきまして、本当に、いわゆる企業が低コストを求めるということが必ずしもいいことではないというような記載をされていて、それに対しては以前、見させていただきました外国における減税について、その考え方に似ているところがあるのかなと感じた次第でございます。またあの、あらためてですね、最後のほうには日本を絶賛しながら、そうはいいましても、日本が考えるほど、私的財産というものについては、まああの、これからは考える必要がなくなる可能性もあると、いうようなことを言っておりまして、まさしくこちらのほうの始めにありますように、成功の法則というもののひとつである、という中で、いろんな面で考えていくということが必要なんだろうと考えた次第でございます。

(青山篤司 出納長)
 これ読みましてですね、価値観が多様化するときにどういう形でお客さんのニーズを満足させるかということに尽きると思いますけれども、私感じたのはひとつはですね、今まででしたらお客さんを十把ひとからげにしてやるんではなくてですね、例えば若い人のニーズは何だと、だから例えば私が経営するとすれば誰をターゲットにして、そのターゲットにする人達の価値観は一体何ぞや、その価値観を満足させるにはどういうサービスをしていくかという、こういうようなある程度のですね、一時的なサービスっていうか、そういうことも必要なんですけれども、かなりそういういわばなんて言ったらいいんですかね、ターゲットを絞る個別的なサーヴィスっていうのが非常に大事になってきて、そしてそのサービスが良ければ、そのターゲットに絞った以外のお客さんも来るというような、そういうような戦略をですね組んでいくというのが大事かなと。じゃそれを県政の方へどうやって対応していくかというのは今社会部長が言いましたようにね、それぞれやっぱり県民のみなさんというのは、みんなおんなじ考えっていうんじゃなくて、やっぱむしろどこが違ってどういう価値観でいるんだろうという、そこらのところを良く見きわめてですね、そしてその価値に対してどういう政策を打っていくかという、こういうことが非常に求められてくるんじゃないかというような私は感じを持ちましてですね、それぞれこれから一人間として生きていくためには自分自身の価値観は一体どこにあるんだということを、自分自身を自分で見つめるということがですね、スタートをしていかないと人の価値観もわかんないんじゃないかなと、私はそんな感じしましたね。

(田中康夫 知事)
 他の人どうですか。もしあれば。

(松林憲治 経営戦略局長)
 あのこれはまさに成功の法則は一つじゃないというところが一番のポイントだと思うんですけれども、そのためには成功するためには、どういう戦略が考えられるかとういことですが、これは独自のそれぞれのスタイルを持って自信を持ってそのスタイルを追求していくと。その途上で当然不具合が生じてくるわけですから、その不具合をいかに直していくかというのが一つの徹底した法則じゃないかということをこのスザーンさんの論文の中から抽出できたという気がします。ですから独自のスタイルをいかに貫いていくかということに尽きるんじゃないかというふうに考えます。

(田中康夫 知事)
 いいかな。どうぞ野池さん。

(野池明登 議会事務局長)
 議会事務局野池でございます。青山出納長さん、それから松林局長さんから価値というキーワードがでましたけれども、私もビジネスチャンスを例にとっても成功にいたる道筋、価値というものは本当に多様だということを感じております。これは公共サービスにも通じるものだと思っております。ただ、それを生かすも殺すもポイントは二つあるんじゃないかなあと思っています。一つは、先ほどのお話にもありました迅速さ、価値というのは逃げるのが早いですから、それを捕まえる迅速さ、それから星野さんのご紹介の書き物にもありましたけれども、仕事というものを単にビジネスとして捉えるのではなくて、そこに深い思いを持って取り組む、今日配られていた知事の日刊ゲンダイのところにもありましたけれども、言い換えると、やはり勘所、この迅速さと勘所それが大事じゃないかというふうに考えました。

(田中康夫 知事)
 あのいいかしら。さっき、吉江さんが触れた最後のところで知的財産を守ることも大切だけども、技術革新のスピードも考えると知的財産の保護は将来日本企業が考えるほど重要ではなくなるかもしれません、これは日本企業だけじゃなくて、前も申し上げたけれども作詞をすると漫画に三行使っただけでもジャスラックにお金が入ってくるんですよ。私がやっていたような仕事というのは、自分が書いた文章はだれだれがこう言っているという鍵カッコで引用されればこれは名誉でこそあって、これで著作権は来ないんですよ。大学入試か何かに使われると微々たる千円くらいが来たりするんですけどね。これは何かって言うとコンピュータの社会で今リンクフリーになっている、パテントフリーになっているっていうことが、実は最も古いグーテンベルグの印刷で出てくるものはそうだったんですよ。写真とかデザインとか作詞っていうのは肖像権だとか権利があるっていうんですね。まあ前にもいいましたが、フーリエという人がいまして、フーリエ主義的な全ての情報はみんなが共有するものになっているんです。共有する、つまり自分で情報を囲い込まない、先達である人がそれをみんなに、まさにアフリカやブラジルの優れたじいさんが、自分の知識はみんなに共有させるということは、逆にそのことによってさらされて、より自分が研ぎ澄まされて、もっと皆がその情報を共有してもらった、自分のそのパテントで本来あるものを皆に無料で提供することによって、さらに自分がよりまた新しいものを出していけるように鍛えられていくということなんです。で、この二行目のところ、左から二段目のところ、たぶんですね、自社で管理できる範囲で仕事をしたいという日本の企業文化があって、一方デルの話をしていますけれど、日本のこの企業文化を彼女は全面的に認めているということでは、断じてないってことです。これが囲い込み運動のようなものになっていくとまさに官が官、民と言いながらミーイズムになって公け、公(こう)の意識を持たないということと同じになっていく、JRに見られるようなですね、競争がないからまさにその国民の土地であったものを道路公団もそうですけれども、ショッピングセンターにしてそこで全てを囲い込んでしまって、コモンズである地域社会を壊していくことを、天として恥じないというですね、大変恥ずかしいものになっていっちゃうんです。
 この左側の一番上のところ、「私たちは単年度の収益といった短期的な指標で企業の成功を測るのではなく、長い目で企業の競争力を見ています。」これはとても本来大事な観点なんです。アメリカの経営者たちに見られるような、自分のストックオプションを得るために、長期的な戦略ではなくてフェイクかもしれないその短期的な収益を上げるような具合にしていくということでは、それは公けの一員ではないということです。ただし、この文章を先ほど言った自社の管理できる範囲内でやるということを、この女性も褒めているじゃないか。同様に短期的な目ではなくて長い目で見なきゃいけないというのをですね、逆に言えば競争がない、批評がない、守られたところの人たちがこれを受ければですね、今までと同じ仕事をやったっていい。すぐに成果なんて出ないんだよ、ゆっくり時間をかけて議論をして、完璧なものになってから始めようなどというですね、往々にして私たちの周囲の自治体にもまだあるかもしれないものに陥りがちだということを言っているわけですね。
 で、先ほどのもう一点、米澤さんが挙げた左側のページの下から二段目のその眼鏡の話。なんで30ドルでも買えるのに、そのマークが付いているだけで300ドルや400ドルすんのか。確かにデザインはいいわけです。でも前にお話ししたと思うけど、ヴァンジャケットの石津謙介さんが私に幾度かお話を、元気だった頃にいいましたけれども、彼のヴァンジャケットのシャツやジャケット、特にシャツを岡山県のですね会社が作るわけですね。もともとあそこもい草の繊維ですから。ある時そこの集団の人達が来て、「石津さん。私たちが納品したものをあんたはこんな値段で売っている。許せん。もっとうちの身入りを大きくしてくれ。」と言ったと。まあ石津さんも倒産してから人格がすごく変わったと思いますけれども、その時に石津さんは、「やれるものならやってみなさい。お客様はこのヴァンジャケットのヴァンというタグが付いているから買ってくださるんですよ。ヴァンのタグがなかったら、あなた方が同じ値段でも、1/10の値段でも売れませんよ。」と言ったわけです。
 でもそれは、思い上がっているわけでもなく、ヴァンというタグがずうっとその価格じゃなくても、ヴァンが出す次なる商品もみんなが手にとってもらうためには不断の努力をして行かなくちゃいけないということです。その時に単なるビギナーズラックの、あるいはまさに今の株の世界のような浮利を追うのではなく、そのたゆまぬ努力をしていくからヴァンというタグのついたものをずうっと買ってくれるということです。
 それがやはり私たちが的確な認識や迅速な行動や明確な責任を持ち続けて、よりバージョンアップして行かなきゃあいけないということだと思うんです。で、その中で流行に敏感な消費者の近くにいること、その現場で製造すること、それこそがファッション業界には大切なのだ。でもそれは私たちの、総合愛情産業である我々もそうなんです。より現場にいることが大事なことなんです。
 でも、前にホンダの社長の資料をお配りしたことがあると思うけれども、プロダクトアウト、みんな普通研究所はプロダクトアウトで出すわけですね。それに対してマーケットインなわけです。マーケットから出てくる。でもその両方を持たなければいけないし、もしかしたらマーケットアウトの意識も持たなければいけない。マーケットインだけだと、マーケットのことだけモグラ叩きのように整えていくだけになっちゃうし、プロダクトアウトかもしれないけれど、プロダクトインも必要だし、両方だと思うんです。で、そこの最後のその次とても僕これ大事だと思って、それに比べれば労賃などとても小さな問題ですと言っています。これはとても大事なことなんです。でも翻って皆さんにはこの何年間か給料を下げることを大変努力していただいた。この間も私のガールフレンドに、私は例えばその年文庫が売れたり、年によってコマーシャルに出たことがある年とかで収入は私の場合何割も変わるんですね。私は今日明かすと10パーセント位は私にとっては当然想定内の範囲だったんだけれども、彼女は普通の会社に働いていますから10パーセントなんていうのは大変なことなんだ、あなた、と、それはあなた50時間徹夜したというけれども、それを認めてくれたということは大変なことだというのを、この間誕生日の日に改めて言われたんです。だけど、じゃあ我々の今のお給料がもしかしたら県民からすれば、少し羨望の的のお給料かもしれない、でもじゃあなぜそれをもらえるのかということに戻ると、先ほどの石津謙介さんの話と同じように、総合愛情産業として私はよく量の拡大じゃなくて質の充実だということを農政部の方に言ってますよね。原産地呼称管理だってそれによってお客様にも納得していただけるお客様への幸せの利益率、その作り手にとってのお金だけではない充足感の利益率、イールドを上げようと言っています。お豆腐も皆さんいいお豆腐だと思えば10円20円高いお豆腐を納得して買うことが、自分の食事でお豆腐食べる時に、ああおいしいっていうお金に換算できない充足、信州サーモンもそうだし、あと信州黄金軍鶏も我々の畜産試験場が開発してくれたんでこれ表彰しなきゃいけないし、もう1個ずうっと忘れていたけど私が勝手に名前付けたシナノドルチェっていうやつと、信州ピッコロかな、シナノピッコロか、あれもちょっともう一回試食しましょう。
 話、ずれちゃったんだけれども、我々の、さっき言ったヴァンジャケットのタグが付いている、タグのためではなくてその商品だからこそ買ってくれるお客様がいることによって、県民よりは少しくいいお給料をもらえる、イールドが上がっているっていうことだと思います。そのイールドの良さを維持するためには繰り返し申し上げるように、私たちはいつも申し上げるように常に現場にいるだけじゃなくて、現場から敷衍できるような、前も申し上げたけども、あの、今うちの県で行われているマスメディアの議論といものは、地球環境が大切だという議論をしようというときに、小鳥の糞は、あの、きれいなのか、汚いのかということを決めてくんなきゃ地球環境は語らないという人たちがこの後5階のところで待っているわけです。でもね、それでは、ディテールへの拘泥であってディテールからの変革ではないのです。もう一個わたしたちの委員をやってくれている星野佳路さんのインタビューに載っています。これをまたご覧になると、もしかすると彼がですね、彼がこの1枚目の1段目のちょうど真ん中のあたりで、教科書どおりの経営をしているだけです、と彼は言っている。で、彼は教科書どおりの経営をしているのではないから、彼が達人に、彼とは個人的な運営に関して考えが違うところはいくつかあります。幾たびかは議論をしてますけども、ただ彼がそうなっているのは、コーネル大学のホテル観光学科を出て、教科書どおりの経営戦略を学んだからではないんですよ。そうではなくてまさに繰り返し言っているような暗黙知があるから、その、それをマニュアルのアルゴニズムにしているんじゃなくて、アブダクションの彼は創造の幅をつくっているということです。
 で、ここが大きな違いで、話が長くなって申し訳ないけど、今日の日刊ゲンダイのも、この間のJRの山手線と埼京線と湘南新宿ラインが半日以上も停止したという話を最後に書きました。10時半とはいえ、電車の中に1時間もお客を閉じ込めてるわけですね。おしっこをしたい人もいるかもしれない。もううんこがもれそうだけど次の駅まで我慢しようと思った人もいるかもしれない。女性で、生理ナプキンを替えなきゃいけない人がいるかもしれない。そしてそれは車掌がそこで降ろさなきゃいけなかった。車掌がどうしましょうかと聞くこともなかったかもしれない、車掌は他の電車が来るかもしれないと思うからドアを開けられなかったかもしれない。でもその時に、その車掌も、どうしようと、司令室に言う勇気を、いや、勘性を持つ必要があるし、司令室の人間は、運行はわかってんだからもう他が止まってるからドアを開けてくださいと、それも1車両1個づつである、多分係員が来るまで待ってる、そして係員の人数が足りないから1車両1時間も待ったあと1個づつしか開けない、お客からすれば、そりゃ飛び降りて捻挫をしない勇気がある人は、ドアを開けてくれれば降りるかもしれない。その代わりにアナウンスで電気は通じたんだから押したりしてはいけない。前に昔配ったけどブリティッシュエアウェイズの、僕がバンコクから飛行機に乗ってずっとエンジントラブルで戻ったときの資料をお渡ししたのを覚えていらっしゃると思う。新任の人たちは後で差し上げます。あのときにそのコックピットは、エンジントラブルなので戻りますって言ったんです。滑走路のところまで行った時に。夜のフライトでした。で戻ったら、我々だけではできないので、今エンジニアのなんだかわからないけど名前を言うわけです。チーフエンジニアのなんとかが今ここに来ます。エンジニアが来て点検次第、皆さんに改めて伝えます。その後にですね、エンジニアからの報告によると少し時間がかかると。そのために私達は今後15分毎に状況を説明すると。そして、地上では本来アルコールを出してはいけないんです。法律的には。けれどもそれは違反かもしれない、もしそのことを、細かい、さっき言った鳥の糞はけしからんという新聞記者がどこかの人のように乗っていればそのコックピットは罰せられるかもしれないけど、そのコックピットは、チーフパーサーの何々から皆さんにウェルカムのドリンクを離陸した直後に、ファーストでは離陸の前に出しますけれども、それをお出ししますと。そしてBBCニュースを流しますと。詳しいサービスに関しては、そのチーフパーサーからご説明しますと。と言うとそのチーフパーサーが、今コックピットがキャプテンの誰々が、バイネームで言うわけです。言ったように今から皆様にドリンクを出します。そしてニュースをお流しします。そしてその15分後に、さらに時間は概ね1時間かかると思うので、食事もお出しします。夜ももう11時過ぎのフライトになります。で食事が出る。で結果的にそれは1時間か1時間半ぐらいかかったんです。でもその時に機内は皆同じ感動になって一生懸命やってくれっていう気持ちになっていく。日本の場合にはそれは言わないで「お待ちください。」とだけ言うから、みんな苛立って、「どうなるんだ。」っていう話になるわけなんですね。たぶんあの電車の中で1時間トイレを我慢している人達に対してどのくらいで復旧するのか、何時降ろしてくれるのかも言わない。でもそれは車掌の問題だけではなくて、そうしたことを統括しているような部門の人間が、まさに皆さんがチームリーダーであったり、部局長であるように、リーダーが最前線に立ってその判断をしなきゃいけないし、その状況をリーダーにきちんと伝えられるチームワークが必要なことなんです。で、その中で、日刊ゲンダイの下から3段目に書きましたけど、科学的な教育を受けねば知識は形成されません。つまり科学の知識がなければサイエンスフィクションの小説なんて書けません。前にもお話ししましたが、一度も恋愛をしたことがなければ、敢えて言うと一度もベッドに入ったことがなければそのシーンは書けないかもしれない。一人しか付き合ったことがなければ相対化できません。でも3人付き合ったことがあって自分でその中でまさに知識が形成された後に科学的発見を得るには、座学での知識に留まらず、経験を積む中で研ぎ澄まされた勘所が養われていく、ということがあれば3つ恋愛した人は大変に奥行きのある小説を書けるかもしれない。漫然と百個の恋愛をしてた人は百個恋愛をしても文章の才能が有る無しではなくてラブシーンは書けないかもしれないんです。それが皆さんが日々現場において経験しながらもそれをより普遍的に広げていく、つまり、電車が止まった時のトイレを考えるだけじゃなくて、電車が動き出したら、わかりませんけれど、その接続の電車の人に関してどういうふうに言うのかっていうことを研ぎ澄ましていくっていうことです。
 ここに書きましたけれど、この間の長野県経営者協会が60周年なんだそうです。御同慶の至りなんですけど、ここに伊藤忠商事の今、会長を務められる丹羽宇一郎さんがいらっしゃいました。で、丹羽さんは幾度かお目に掛かったことがあって、丹羽さんから久方ぶりだからちょっと話って言うんで、講演の前に40分お話に行きましたけど、ご存知のように丹羽さんになった時に伊藤忠商事はもう本当に倒産ではないかもしれないけれど、大変な不良債権が発覚してました。で、丹羽さんは自ら賞与を全面カットして、地下鉄に乗って、当時、横浜のお家です、平の取締役からなられて。その中ですべてのその債務をですね、返済したわけですね。大変な荒治療をやったわけです。その時に丹羽さんが言ったのは、経営っていうのは申し訳ないけどトップダウンだと。その代わりにその自分の力で前進することで自分を裁いていくっていうのがリーダーだと。それは社長だけじゃなくてすべての部署長というのはそういうものなんだ、っていうことをお話になったんですね。丹羽さんがその時言ったのは、この間お話した時は、ここに書いてあります、まさにものづくりの産業で、例えばトヨタにおいても大変なケアレスミスが起きてきている。これは失礼な言い方ですけど、他の国から働きに来ている人達でなくて、この日本で工業高専を出たり、工業高校を出たり、工業大学を出たような人達が大変なミスがあると。リコールに成りかねないようなことが日々起きていると、奥田碩氏が丹羽宇一郎氏に嘆いたっていうんです。これは多分恐らくいろんな現場において、今日本は大変な危機であって07年問題で大量退職するからなのではなくて、そういう想像する勘所の教育や訓練をしてきてない、っていうことだと思うんですね。それが大事なことで、多分星野氏のこの文章を読んでも、それをこのまま行間を読まない形で読んでしまったら、教科書どおりの体温が伝わらない形になってしまいます。スザーン・バーガーが言っていることも多分、同様のことだと思います。で、だからヒューレット・パッカードがデル型だけど順調じゃないし、サムスンはソニー同様抱え込んでいるとしても、精神としては抱え込んでいるんじゃないんです。その形態としては全部、川上から川下まで全部一貫で自分でやっているかもしれないけど、精神は常にさっき言ったようにパテントフリーで、常に批評にさらされ、常に市場にさらされ、常に同業他社にさらされ、常に精神は開いているからこそ、そこにサムスンの商品が、我々は昔、大変失礼だけど「韓国の商品?」思ったものが、そこに付加価値が生まれて、それを市場が認めていくってことです。
 我々が我々のお給料をいただくのも、それは皆さんからすればまだ不満な部分があるかもしれないけど、その他の多くの県民にすればイールドが高いお給料をもらい続けられるってことは、そういうことなんだってことを、是非よい意味で私たちは誇りを持って、よい意味で自覚したいと思います。
 最後にまた、こういう人間なんで、余談で言うと、経営者協会の人たちはなんで私が丹羽宇一郎に呼ばれて40分も話してるのかなととっても目を白黒させてましたけども、丹羽さんの話をどれくらい当日聞けた経営者の方々がさっき言ったように、だから日本はもっと自信を持ってやろうというのを、自信という言葉に、行間を読まずに自信を持ってやろうだけ聞いていってしまった人は、もしかすると成功するビジネスモデルは決してひとつではないけれど、自分はその一つにいかないよ、我々にはこの自信があるよ、というのが結果として山国の唯我独尊になっていってしまえば、それは外の人たちのみならず、県内に住んでいる人たちも、より意識は高まっているわけですから、ビジョンを出していくということが、昨日も青山さんと話していて、ビジョンを持って皆さんが指示をして、指示をする中で一緒に意見を聞いてチームワークをする。ビジョンのない人が最初から意見を聞いていたら、それはまったく迷走するフライングダッチマンになっちゃうということだと思います。
 ですからそのブリティッシュエアウェイズの話を私が前お渡ししたのは、やはりそれぞれのどんな危機の状況においても、常に多くの人の目線に立ってリーダーが指揮を執っていくってことが、それこそが人の意見を聞くことであって、リーダーが指揮を執らないということは人の意見を聞くことにすらならないって話です。たいへん生意気なことばっかり言ってすみません。でも、今日も本当に信州サーモンのみならず前回のブタさん、あるいは田舎暮らしの件、東京事務所のこと、ほんと、それぞれみんなが自分で踏み出してこういうことをやっていくという中でみんなの意見を聞く、動き出す前にみんなの意見を聞くんじゃなくて動いてみんなの意見を聞いてよりよくしていくという気持ちになってくれていることを大変感謝したいと思ってます。どうもありがとう。

(澤田副知事)
 ありがとうございました。これで今日の部長会議を閉じることといたします。どうもありがとうございました。


<配布資料>
東京事務所を県政改革のための情報・交流拠点としてパワーアップする構想(案)
全国に「心」をお届けします! “ブタさん、いのちをありがとう”
水産試験場で開発した信州サーモンについて
水産試験場のしおり
価格表示促進のための認定制度を創設しました!
信州ブランドづくりのために“ブランドよろず相談窓口”となります。
「田舎暮らし案内人」を設置します!
○ 奇っ怪ニッポン「マニュアル野郎はポカミスだらけ」 日刊ゲンダイ 2006.4.27
○ 田中康夫の東京ペログリ日記リターンズ vol.101 週刊SPA
○ スザーン・バーガー「成功するビジネスモデルは決してひとつではない」 フォーサイト 2006.4
フロントランナー 星野リゾート社長 星野佳路さん 朝日新聞 2006.4.22

 

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政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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