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最終更新日: 2005年11月15日


 11月4日 部長会議録


H17(2005).11.4 9:30〜10:38
県本庁舎 特別会議室


出席者:知事、出納長、県警本部長、公営企業管理者、経営戦略局長、経営戦略局参事(3名)、危機管理室長、企画局長、総務部長、衛生技監、商工部長、信州ブランド・観光戦略局長、生活環境部長、土木部長、土木技監、技術参事(2名)、住宅部長、林務部長、企業局長、副出納長、教育長職務代理者、教育次長、代表監査委員、監査委員事務局長、議会事務局長、地方事務所長(10名)
欠席者:社会部長、衛生部長、
農政部長、農政技監、林務参事


(田中康夫 知事)
   はい、それでは11月4日の部長会議です。先週末、日曜日、月曜日と上高地の帝国ホテルを会場に中部圏の知事会議が開かれましたので、その内容に関して阿部精一さんからお願いします。

(阿部精一 政策促進チームリーダー)
   おはようございます。政策促進チームリーダーの阿部精一でございます。それではお手元の資料1で、ご説明させて頂きます。今知事からお話がございましたように、第84回の中部圏の知事会議を10月の30日、31日の2日間に渡りまして上高地で開催をさせて頂きました。この会議は9県1市で構成する中部圏知事会議でございますが、今回は、観光と環境ということをテーマに、72年の歴史と伝統を持ちます上高地の帝国ホテルを主会場に開催させて頂いたものでございます。概要をちょっとご報告させて頂きますが、1日目は各県知事が、沢渡からハイブリッドバスに乗り換えて頂きまして、いわゆる低公害車両で上高地入りをして頂いた訳でございます。その後、子ども劇場や才能教育のお子さん達によるウエルカムコンサートを行いまして、信州産の、いわゆる食材を使った料理で交流を深めて頂いたところでございます。2日目は上高地の散策ということで、パークボランティアの方にお願いいたしまして、上高地の自然とか歴史等を紹介した後、信州型のペレットストーブ、そういったものも御覧頂いたところでございます。かなり皆さん興味を示して頂きまして、ペレットストーブ、またご問い合わせがあればというように期待をしております。その後行われました会議の関係でございますが、これはちょうど2日前の10月の28日に中部広域観光推進協議会というものが設立をいたしまして、こちらの事務局を担当されておりますJR東海の相談役であられます須田寛様に上高地までお越し頂きまして、ご講演を頂きました。この中では特に、中部圏は観光の宝庫だという話もございました。それからこういった宝がありながら、なかなかその他所の人に言われないと、そういったものに気がつかないというような、そういった視点のお話も頂きました。そういった中で講演を受けた後、長野県の方から、いわゆるその官民連携による広域観光ルートの開発などを含めて、この推進協議会と一緒になって中部圏の広域観光を進めていこうと、こういったものが、全会一致で了承された経過であります。この他に、各県から15件の提案、まぁ国に対する緊急提言というものが出されまして、特に長野県からは新幹線に関連して、並行在来線が自律的に運営出来るような、こういったことを国に支援を求めるという緊急提言をいたしまして、富山県知事、あるいは福井県知事等から、各県の様子のお話もある中で、一緒になってこういった支援を求める行動を起こそうということで、承認されたという経過でございます。で、こちらの方に、スナップ等も載せさせて頂いてございますが、上高地入りの時には、知事の方からハイブリッドバスのご説明、あるいは信州型木製ガードレールもですね、道中にございまして、そういったご案内もさせて頂いてございます。信州の食材の関係ではブランドチームの方にもご協力を頂いて、鹿肉やシナノユキマスなど信州の豊かな食材というものをご紹介申し上げたところでございます。今回の全体を通じて、各県の知事さん方にもこういった地域の自然や風土とか文化を感じながら論議することは1つ良いことではないかということで、非常に楽しみに見られましたということで、各県の知事さんもまた笑顔でお帰りになったということで、大変ありがたく思っております。今回の企画に当たりましても、信州ブランド・観光戦略局、あるいは生活環境部、林務部、総務部等のご協力を頂きながらお蔭様で会議の方は終了させて頂きました。以上簡単でございますが、ご報告させて頂きます。ありがとうございました。

(田中康夫 知事)
   はい、あの私も最近になって知ったんだけど、あの上高地の帝国ホテルってのは最初、県がお金を出してですね、まぁ多分官選知事の時代なので、国もなんだと思うんですけど、県が建物を造ってですね、そして帝国ホテルに運営を委託したという経緯なんだそうです。で、あのこの市民タイムスの記事に載っていますけども72年の歴史の中で、まぁあの会議室というようなものがある訳ではないので、今回も食堂等を使ったのですけども、まぁ観光のお客様が主体でしたけども、あのこのような形で会議が開かれたと、まぁそうしたリーダーが集まってというのは初めてだそうです。まぁコンベンションシティというような言葉はよく聞きますけども、私達の県はこれから蓼科の麓、まぁ軽井沢は既にそうなっていますけども、コンベンションリゾートという形になってくると思うんですね、そうした1つとして、あの出来たことを、非常に皆さん泊まりがけで来て下さいまして、前回あの関東知事会も、ちょうど今から3年前に開かれた時も、星野リゾートで行いましたけども、昼間昼食を食べて、会議をして、夜ご飯を食べて、また話をしてお泊り頂いて、翌朝朝食を食べてという形で来たけど、今度はまぁ逆の形で、これ才能教育の人、それからコカリナの人達にも演奏してもらって、食事をした後にずっと話をして、翌朝に朝食を食べてから上高地を散策して頂いて、昼ご飯、昼食を挟んで会議をするという形でした。うんと、澤田さんもお出になったけど、何かありますか?

(澤田祐介 衛生部長)
   あの私、こんな季節はずれの時に上高地に行ったのは初めてで、しかも車でワーッと上高地に行っちゃったんでビックリしましたけど、非常にあの気持の良い、それから皆さん方、大変喜んで頂いて、食材、きちっとした・・・ ここにお持ちしたら良かったんですけども、県の地図でこれはどこで獲れたものっていう、きちっとした地図でメニューを作って頂いて、で、地産地消というか、その食材を明記するといった食事に、他の知事さん方も大変喜んでくれた、あの非常に・・・ もちろん僕も初めてのことだったんですけど、あの気持良く滞在して頂けて喜んで頂けた、良い会ではなかったかというふうに思いました。それよりも、誰の心掛けが良かったのか、とにかく朝晴れたんです。で、奥穂高が見えて、雪が積もっていて、素晴らしい紅葉の時期が楽しめたので、とても得した気分になりました。

(田中康夫 知事)
   はい。それから続いて、じゃぁ澤田さんに、前回お話をして頂こうと思って出来なかった・・・その前に阿部さんの方から事業提案についてってのは何かな?

(阿部精一 政策促進チームリーダー)
   申し訳ございません。あのちょっとお手元に資料が無くて恐縮ですが、ちょっとご案内させて頂きます。先般、来年の施策方針ってのをですね、皆さんにご承認頂いた訳なんですけども、これから予算編成の中でですね、あの1つの方向として個人、あるいはグループ、そして現地機関の皆さんからですね、事業提案という形で募集をさせて頂いたところでございます。提案数はですね、個人、グループから46件、そして現地機関の長の皆さんから82件ということで、合計128件のご提案を頂きました。ありがとうございます。これからですね、事業の方をですね、各部局にも若干見させて頂いた中でですね、来週のですね、まぁ知事、あるいは副知事、出納長、経営戦略局長の下でですね、この事業提案についてご説明を頂くということになっております。正式な通知は今日、出させて頂きますけど、7日の月曜日と、それから11日の金曜日を予定してございます。あの特に地方事務所長に関しましてはですね、あのそれぞれご出席を頂きたいということで、11日の金曜日にですね、お集まり頂く予定でございます。で、その時の形式ですが、地方事務所の関係はですね、一堂に会して頂きまして、その中で持ち時間を持って頂いて、皆さんご一緒にですね、プレゼンをして頂くというような形を考えております。あの庶務的なことは、また事務連絡をさせて頂きますけれども、そんな予定で進めさせていただきますものですから、ご案内をさせて頂きました。よろしくお願いいたします。

(田中康夫 知事)
   はい。いいのかな?松林さんの方からある?その点。

(松林憲治 経営戦略局長)
   えっとですね、あのまぁ今回地方事務所長さんにね、あの予算提案権、これをあのまぁ付与させて頂いたんで、これあの新しい組織の地域本部長制と、これからリンクしてくる話になります。従いまして、地方事務所長さんにはしっかりとした予算プレゼンをお願いしたいということでございます。

(田中康夫 知事)
   はい。えっと、じゃぁ澤田さんからお話をして。

(澤田祐介 副知事)
   はい。これは実は前の前の部長会議から出したい、出したいと思っていて、延び延びになってしまったもので、もう前にも渡しているのでお読みになった方もあるかと思いますが。どうしても喫煙というのは具合の悪いことだということで、もう簡単に言ってしまえば3枚目をちょっと見て頂けますか?3枚目の一番下から2つ目のパラグラフ、「一方福井院長は」ってとこだけなんですけど、「もし神様がいて地球上の人間の余命を延ばすために、たった一つだけ何か実現してくれるとした場合、最も余命が延びるのは地球上からタバコを無くすことです。もしタバコを無くせれば平均余命がそれだけで何年か延びると言われています」と、そのパラグラフの一番上のところの、その図表の下に「この世からタバコが無くなったら、全ての癌が半分以上無くなる」という、ここのフレーズだけ皆さん方にぜひ肝に命じて頂いて、もう皆さん大人ですし、私はあの日本中の人達にあなたタバコを止めなさいっていうことは、言うつもりは全然無いんです。で、何故かと言うと、これを分かって頂いたら、そのために他の人にタバコを吸わせないでよという受動喫煙だけをなんとか止めにしたいと思っているだけです。で、この中はなかなか受動喫煙が終わらないので、ぜひ今年中になんとかしたいと思っているのですが、この敷地内は全禁煙になっていますが、その向こう側、この渡り廊下のどこかに6畳くらいのきちっとした小屋を建てて、そこに水道の設備などを入れる格好にして、ぜひそこでタバコを吸って頂きたいということに、ちょっとだけ変更しようかなって思っています。それは決して後退する、喫煙を止めようという運動が下がるということではなくて、私達のこの庁舎が完全に、議会棟も含めて全て受動喫煙を廃するということになって、そこだけが唯一喫煙が出来るところということになれば、おそらく各地の合同庁舎はもうそれに見習うことになるでしょうし、県有の建物は全部そうなっていくでしょうし、県がそれを主導すればおそらく市町村の公的な役場を始めとする建物は、全部完全分煙の格好に踏み切ってくれるでしょうし、そうなれば全県の公民館が全て完全分煙になるでしょうし、そうすれば民間施設もそれに習ってくれるかもしれない。八十二銀行の頭取室にこの前入っていきましたら、そこに灰皿がいっぱい机の上に並べてある大変珍しい光景を見て、珍しいですね、これびっくりしますよって話を会長としたのですけども、そうなっていけば例えば長野県からは完全にタバコが嫌だ、ここに書いてあることは納得して、そうだよね止めたいなって思っている人には受動喫煙は絶対に無いという、そういう県ができれば、それが日本中に広がっていく、そう考えれば私はこの庁舎内の禁煙を一歩、見かけ上は退いてそこに喫煙ルームを作ったとしても、それは大きな一歩、前進になるのではないかというふうに思っています。それともう1つ、どうしても後を絶ちません、投書が。北側の喫煙、それから5時15分以降の、そこの信号、ボランティアセンターのあそこの前での喫煙というものの投書が、みっともない、そして自分達のところだけは綺麗な空気を保っておいて、他に対してタバコの煙を撒き散らしてという投書がどうしても後を絶ちません。これは、本庁だけではなくて、例えば先日は飯田の合庁でもありましたし、各地の現地機関でもそうだと思います。ぜひ皆さん方のご協力を願って、止めてくださいとは、あえて言いません。せめて他の人に迷惑となる、他の人に癌を作るような、そういう受動喫煙をぜひ止めにして頂きたい。出来れば、朝、帰りの駅からここまでの通勤の間に路上でというか、歩きながらの喫煙もなんとか止めて頂く。そのためには、ここの中に快適な喫煙場所を作って、もうちょっと辛抱して県庁に着けばそこの喫煙ルームでゆっくりとタバコを吸って、それから職場へ行けるという、そんな環境をなんとか作って、ぜひとも受動喫煙だけは止めたい。その理由はここに書いてある通りです。ぜひ、その2枚目のところを見て頂くと、左側に様々なことが書いてあります。効果TEのレベル1ってのが一番高い、確実ということなんですけども、その中でも非常に強い言葉で少なくとも喫煙と癌の関係はしっかりと書かれている。むしろずっと下がっていって、私コレステロールが高いとか、俺、中性脂肪が高いって医者に言われているんだよなって皆さん方、健康診断で仰るかもしれませんけど、そのレベルはTEのレベルは、つまりどういうことかというと、自分の努力目標として検査を受けることは大変効果があるかもしれないけれども、それは下がったことによって寿命が延びるとか、余命が延びるとか、あるいは健康に対して良い効果を与えるという、そういうレベルではないということです。これらは全て、怪しいなぁと思っていたことを今、EBM(証拠)に基づいた医学ということからもう一遍洗いなおして、見直したのがその2枚目にある表です。この中でも喫煙の誘癌性というのは最も高いもので、あまり気が付かれてはいませんけども、歯槽膿漏にもタバコというのは大変具合の悪い話、ですからスモーカーで8020を達成出来る人ってほとんどいないのではないかと思います。血管を締めてしまうので歯槽膿漏が進みやすいということです。ぜひ、もう一度これ皆さん方お読みになって、こういうものに対して自分はなんとかしたいと思っている方々、その方々に受動喫煙をさせないということだけをなんとか守るということを、ぜひお願いをしておきたいと思います。私達のところが決まれば、これは議会棟の方にも話をして、私達の庁舎は完全に禁煙、分煙が出来ることになると思います。ぜひご協力をお願いしたいと思いますし、各部局で皆さん方にこれお示し頂いて、解説して頂ければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

(田中康夫 知事)
   はい、うんと、このことは少し皆さんに意見を言ってもらった方が良いかな。どう、澤田さん?

(澤田祐介 副知事)
   もしご意見があれば言って頂ければ・・・ あの、そこに喫煙室をつくる、ここの庁舎内で受動喫煙防止対策協議会ってのがあって、そこでずっと意見を揉んで頂いたってのをよく存じ上げていますし、それは阿部さんが一生懸命やってくれているのも分かります。先日もその会議があって、せっかく全敷地内禁煙ということに踏み切ってやっているのに、それを新たに喫煙室を設けることは、後ろ向きの考え方ではないか、あるいはせっかく全庁舎内、ここが敷地内禁煙になったお陰で、何人かの職員が禁煙が出来たのに、またそういう部屋を作ってしまったら、また元に戻るのではないか、だから反対だってご意見があったのも、よく存じ上げています。しかし問題は、私達のやっていることは、受動喫煙防止協議会であって、決して個人個人に禁煙を強制していこうということではありません。もし、本当に個人個人に強制したいのであれば、ありとあらゆるタバコの自動販売機を全部止める方がよっぽど簡単だと思うんですけど、そうではなくてもう少し違った観点で見直していき、一見それは後ろ向きのようかもしれないけども、もう少し長いスパンで考えると、それは大変前向きな、積極的な考え方だということを、ぜひご理解して頂きたいと思います。で、全庁舎、つまり合同庁舎も含めて、いろいろな施設をそうしていきますとお金もかかっていきますが、それは県民の健康のことを考えるならば、ある程度の出費はこれは覚悟しなくてはいけないことかなというふうに思っています。特に各部署でそういうディスカッションをされたかどうか分かりませんが、この中に受動喫煙防止対策協議会のメンバーの方おられたら何かご発言があれば、喜んでお受けいたしますし、もしあれでしたら阿部さんの方へ直接ご意見を言って頂ければ、またその会議の席上で揉んで、これからどうするかということを考えたいと思います。ただ、基本的に私は庁舎内の敷地内禁煙を半歩退いた格好で、その渡り廊下のところ、なるべく近いところに喫煙ルームを、きちっとした喫煙ルームを設けようかなぁと、そうしてそこには水飲み場であるとか、手洗いの場所を置いて、気持よくそこで喫煙して頂くような場所を作ろうと考えております。

(田中康夫 知事)
   別に半歩退くということでは無いと思うんだよね。結局成果として我々は常に情熱や誠意を持って仕事をしようと言っていますけど、それが良い結果として表れるという観点からおそらく澤田さんはですね、まぁ先程の用紙の一番最後にタバコを止めれば(癌が)半分になると、でもそのことをインフォームドコンセントした上でインフォームドチョイスする人達がいると、ただ受動性喫煙という形のことの方が癌になる人の率は高いということを考えればですね、まさに他者に迷惑をかけないという観点からこの建物内、そして敷地内の禁煙、そしてその敷地内に逆に限られたスペースでそうした場所を設ける、まぁ出来れば私はそこから出る時にエアーシャワーも付けたような設備があると服に付いているものも全部取れますからいいんじゃないかと思っているんだけども。だから澤田さんの考えというのは決して退いたものではなくて、より現実的に進めるという観点のことだと思いますけども。どう、タバコ好きの青山さんとしては?求められても困っちゃう?

(青山篤司 出納長)
   私もうタバコ好きから変わっていますから。

(田中康夫 知事)
   えっそうなの?少しは吸うんでしょ、まだ。だいぶ減った?

(青山篤司 出納長)
   あぁ1本か2本くらい。気が向かないと吸わないし。

(田中康夫 知事)
   ホント、すごいじゃん。じゃぁ誰よ、一番愛煙家は。

(丸山幌 教育長)
   いいですか?

(田中康夫 知事) 
   はい、あぁ丸山さんは愛煙家なんだっけ。

(丸山幌 教育長)
   あの私は愛煙家ではありませんで、ただ25くらいまで吸っておりました。私あの体が弱いのですけども、歯だけは丈夫でしてね、虫歯は一本も無いんですよね、今も。で、あの25歳の時に歯医者に行きまして診て貰ったら、あの歯石除去に行ったんですけどヤニが付いていてもったいない、あんたの良い歯を汚してという歯医者さんの一言で、それからピタッと止めて今日に至っております。あの最近、歯槽膿漏ではないんですけど、歯石を取りに歯医者さんへ行きましたら、やはりタバコによる歯槽膿漏を結構みんな見落としていると、さっき副知事が仰った通りです。そういうお話を聞きましてなるほどと思いました。それであの敷地内から本当にあの受動喫煙を無くすということで、本当にぜひそれが長野県全体に広がることを願っている訳でございますけど、やはりあの1つはその議会棟の禁煙がああいう状況であるということで非常に残念に思います。まぁいろんなあの良い意味での難しさがあると思いますけども、そういった喫煙所を作って頂くことによって、本当にあの実質的に受動喫煙がゼロになるという日が早く来ることを願っています。以上です。

(澤田祐介 副知事)
   あの教育長からそういうご発言があったので、これは大変ありがたい話なんですけど、議会棟もなんですけども、学校の方をなんとかして頂く方がずっと・・・ 例えば運動会なんかに父兄参観に行くと、父兄がグラウンドの最中でもタバコをパカパカ吹かして、子供達が次にボール遊びをするグラウンドにタバコを押し付けてやっているという、あの風景、光景をなんとか早くしたいなぁ、なんとか無くして頂きたいということで、ぜひ小学校、中学校、高等学校、あの県立のその各種学校の方は私どもなんとかしますので、ぜひ義務教育課と高校課にお願いして、各高校毎に、あるいは各小学校、中学校毎に校舎内、あるいはそここそ学校内の敷地内禁煙をいったいどうするか、子供達の受動禁煙をどうするか、ぜひディスカッションして頂きたいとお願いをしておきます。

(田中康夫 知事)
   どう、そこは丸山さん?

(丸山幌 教育長)
   なんか発言しない方が良かったかもしれないな。いや、冗談です。あの確かに仰る通りですね、今こういう世の中ですから、やっぱり子供さんがお父さん、お母さんにタバコ止めてねって言うことが増えているようなことも、あるところから聞きました。まぁ本当にあのこれは学校も、その社会の1つの施設でありますから、特にあの子供さんに影響がある、親御さんも含めて、まぁいろいろな機会でですね、お話をさせて頂くという方向でいきたいと思います。以上です。

(田中康夫 知事)
   でも具体的、市町村立かもしれないけど、良い意味でまぁ前の岐阜県知事の梶原さんは、善政競争っていう善い政の競争ってのを自治体でやろうって言ったんだけど、それこそ学校でそういうのやったら?出来ていない学校がどこよって。

(丸山幌 教育長)
   まぁあの、ですから市長村立の学校について県教委が直接どうこう出来ない訳で・・・

(田中康夫 知事)
   でもそんなこと言っていたらなんだって、そんなこと言っていたら社会はもう行政機関なんていらないってことだよ。究極で言えば、そりゃ究極の行政の目指すのは一人ひとりが自律的に判断し、行動することなんだけど、そうなっていないから行政があるんでしょ。ってことになったら我々も一気に国も含めてねぇ、組織は解散するって話だよ。それが自主性じゃないでしょ。

(丸山幌 教育長)
   ですから、今ちょっとあの最後まで言う発言が途中になっちゃったので。直接は言えない訳ですけれども、これ決してあの副知事が仰っているようにタバコそのものを止めてもらうということではなくて、少なくともあの受動喫煙の機会を無くするということですので、そういったことでとにかくいろんな場面、いろんな場を使いまして、ぜひそういうふうに進めて頂くように市町村立であってもお願いをしていくというつもりです。

(田中康夫 知事)
   いやだから、そりゃお願いをしていくっつう、お願いをすると同時に、でもどんなとこだって、新聞社だって書く判断も社会的に困ったような場面もあるかもしれないけれど、どんなところだって営業の成績、後で昨日ちょっと行った中内功さんのお別れ会があったので、その話をしようと思っているんですけども。そんなの県内地図やって、あるいは各市町村の中の地図も貼って、どの学校は出来た、出来ないって教育委員会の中の義務教育課だか、どこかにあなたの教育長室に地図があって、そこにピンでも付けていくか、色を塗り分けたら?そのくらいにしないと駄目だと思うよ。それが嫌だって言うんだったら、それぞれの住民が自分で考えるか、もうまさにあのレッセフエールという名の下の混乱状況を住民が選択するかなんだけど。

(澤田祐介 副知事)
   あの教育長、とんだやぶ蛇になって本当に申し訳ないんですけども、例えば各学校毎の実態調査といったところからまずスタートして頂くのが手始めではないかと思います。で、各小学校、中学校、高等学校の校長会みたいなところでその実態調査を出して、自分達の取組をやって頂いて、例えば来年の1月の1日から全員って、そんなことは申しません。ですからそれに向かっての取組を着実に、しかも具体的に進めて行くといった方策をまず見せて頂くこと。そしてその方針を提示して、こういう方向で県は動きたいからということ、それぐらいはやはり教育長として言えるんではないかと思うんですけども、いかがでしょうか?

(丸山幌 教育長)
   あの今までの経過がどういうふうに、そういう喫煙に対して取り組んで来たのか、もう1回あの全て洗い出してみてですね、今副知事が仰ったような何らかの方法、具体的な方策を考えていきたいというふうに思います。

(澤田祐介 副知事)
   ぜひそれお願いいたします。あのアスベスト30年と言いますけど、30年はかからないです。ぜひ、子供達の今の小学生、中学生でも成人をする頃には効果が出てくることです。ぜひ子供達の受動喫煙を絶対に止めさせるために、受動喫煙を防止するために学校での禁煙運動っていうことは、これは学校でのですよ、学校の先生達が禁煙をしてくれと言っている訳ではないんです。学校での喫煙は止めましょうという、そういう方向へ向かってなんとか協力なリーダーシップを取って頂けるとありがたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

(松林憲治 経営戦略局長)
   まぁその件について、ちょっと一言。この県有施設におけるね、まぁ県庁舎を始め、それから学校も含めてですね、もうこれは昨年の12月から敷地内の全面禁煙をもう進めて来ている訳ですよ。ですからその精神というものは、もう教育委員会からですね、これ例え市町村立の小中学校と言えどもですね、これは県はこういう取組をやっているというのは既に一年前からこれはもう伝わっているはずなんですね。ですから、その点はこれから始めるとうことではなくて、これ既に一年前からこういう取組を県はやって来ているんですよと、こういうことですから、当然もう少しですね、その点は教育委員会としても積極的にこれ前へ進めて行って頂きたい、より強力に、そういうことをちょっと経過から、一年前からこれやっているということをちょっと認識しておいて頂きたいと思います。

(田中康夫 知事)
   どうですか?

(丸山幌 教育長)
   はい、分かりました。

(田中康夫 知事)
   いや分かりましたってどういう・・・ つまり我々の行政組織の方もそうなんだけど、じゃぁ努力してください、やりますって言うんだけど、まぁ今日午後、別に日産自動車の人が来るからじゃないし、あまりコミットメントっていう言葉がどういう意味か、あのいろんな捉え方があるだろうけど、やっぱり何かをやる、とことんやる、そしてその成果を出すということが大事なことで、それが税金を頂戴して給料を貰っている我々の最低限の努めですから。じゃぁやるんですね、教育委員会は。いつまでに、だから今後やはり皆さんも、ちょっとまた書式を整えるっていうと、またあれなんだけど、いつまでに何をどのようにやるっていうことを全員それぞれ宣言をして、それをチームが共有すると。まだ経営戦略局とかも見ていると、まぁ例えばあの秘書広報部門等でもですね、一部の人は忙しいのに、他の人達は忙しいのかもしれないけれども、ほとんどデスクワークだけに留まっていると、チームというものを導入したことが経営戦略局でもまだ徹底出来ていない。それはチームリーダーが深く考えなきゃいけないことですし、各部も、課も係もそうだと思うんです。チームっていう名前に変えていないところだって同じ意識でやりましょうということですから、だから教育委員会としては、いや我々が努力が足りない部分は逆に言って欲しいんだけど。教育委員会はじゃぁ各学校毎の調査をして、調査をここで報告してくださいますね?丸山さん。

(丸山幌 教育長)
   はい、分かりました。ちょっといつまでって、ちょっとここでは・・・

(田中康夫 知事)
   そんなの一週間で出来るに決まっているじゃん。だってタバコを吸っているか、吸っていないか、どうなっているか、敷地内で吸えねぇのか、分煙の場所があるのか、子供への受動性喫煙に関してはどういうふうにしているのか、イベントの時に学校外の人が来た時にどうしているのか、そんなの3日間で出来る話でしょ。いや、あの他の教育委員会の方も参加されているから、米澤さんと松澤さん。

(米澤修一 教育次長)
   あの米澤でございます。今あの経営戦略局長も仰ったように、まぁ教員の喫煙というか禁煙についてはですね、敷地内ではやらないということになっている訳ですけど、まぁ外から来る、副知事が仰ったようにイベントの時などについての件までは、ちょっと行っていないってことはありますので、その辺も含めてあのもう1回きちっと調査をして結果を申し上げたいと思います。

(田中康夫 知事)
   うん。分かった、澤田さん?今の。いや、ちょっともう1回言って、僕の理解力が・・・ 何をじゃぁ今約束したのですか?

(米澤修一 教育次長)
   あのね、外から来るイベント、運動会や学芸会等と、それからPTAの総会であるとか、外から人が来る時という観点は、確かにちょっとあの薄いので、今までそういうところでやっておらないもんですから、確かにあの土のところにタバコを押して消しているようなケースが確かに散見されるということでありますので、それまで広げた形で実際にどのように、学校で、各学校でやっているかというような調査をまとめて上げたいということであります。

(澤田祐介 副知事)
   日常生活の調査、プラス、イベントの時の調査を含めて報告をさせて頂きますという、そういうふうに理解してよろしいですね?ただもう1つ、じゃぁそれをいつまでにというだけのことです。例えば次の次、2週間の余裕を置いてこことか、1週間先とかって、そういうことですけども。大体の目標を。

(田中康夫 知事)
   そんなの1週間でしょ。だから、学内でタバコを、学校内で敷地内、あるいは校舎内、タバコを教員が、教職員が吸っているのか吸っていないのか、まぁ高校の場合は子供がってのもあるかもしれないけど、まぁそれは論外ということで、それも調べる訳ですね?高等学校、県立もね。

(米澤修一 教育次長)
   はい。まぁそれはもちろんやっておりますけど、もちろんそこからもう1回全部やります。じゃぁ来週、18日ですか、18日の部長会議で報告させて頂くようにします。

(松林憲治 経営戦略局長)
   11日、11日。

(米澤修一 教育次長)
   失礼しました。11日に。

(青山篤司 出納長)
   私がここで口を挟むのはおかしいのですけどね。今、市町村立の学校に対する、この禁煙の問題につきましてはね、要するに敷地内禁煙についてはやりましょうという、そういうような話はしてないのですか?してあればね、してあればさぁ、こんな議論っていうのは、あんまり起こらないんじゃないですか?実態的にどこまで達成したかっていうね、調査さえやればね、結果はすぐに出てくるのではないですか?

(田中康夫 知事)
   じゃぁちょっと答えて、教育委員会で。

(米澤修一 教育次長)
   はい、あの市町村立小学校におけるタバコ対策の状況ってのは、今仰るように既にやっておりますので、実態もあの平成16年7月に、その学校における禁煙のあり方検討委員会というのを設けまして、16年の11月21日に委員会から提言を頂いております。その時に合わせて調査もしておりまして、まぁいわゆる禁煙目標としてましては、全ての公立小中学校で教育活動全般を通じて喫煙防止のための教育を進めると、まぁこれ2010年までに児童・生徒の喫煙率ゼロに向けての取組を要望していく、それから学校設置者、学校職員、保護者、学校施設利用者等にはタバコの害について共通理解を図り、平成17年度中に全ての公立小中学校が学校敷地内禁煙に向けて取り組むことを提言する。それから禁煙を希望する学校・・・

(青山篤司 出納長)
   分かりました。いいです、時間が無いからね。そうするとね、そうすると、そういうことになってくればね、どこまで実現されているかっていう把握さえすれば良いんじゃないですか?違うんですか?ということは完全に実施されているんだったらですね、今問題になるようにさぁ、例えば運動会の時に父兄が来てタバコを吸うなんてことはあり得ないでしょ。徹底されていれば。だって校舎ってのはさ、校庭ってのは敷地内だもん。そこでタバコ吸うなんてことは無いでしょ、しかしそれは。

(澤田祐介 副知事)
   出納長、実態調査をして頂ければ良い訳ですよ。

(田中康夫 知事)
   まぁまず調査をね。だから実態調査の項目を作って、じゃぁちょっとそれはすぐに今日、昼までに、昼には見せてください。項目だから簡単。

(澤田祐介 副知事)
   そうしたらついでですから、地方事務所もやって頂くってことにしましょうか。

(田中康夫 知事)
   あぁもう全部、各現地機関もね、やりましょう。

(澤田祐介 副知事)
   あの実は飯田の地方事務所で、僕は知らないのですけど北側の方に銅像があって、その銅像の陰に瓶が置いてあって、そこにドドドッと職員が行っては、そこでタバコを吸って、その瓶の中にいっぱいタバコがあり灰皿の代わりに使っていてという、そういう投書があって調べて頂いたら、まぁ事実その通りだったっていうことがあります。それをそのほじくり出して、こう責めるということではなくて、まぁ実際、実態としてどうなっているかということを各地方事務所から各現地機関でぜひお調べ頂いた上で、教育委員会の方が来週と仰って頂けたので、じゃぁ現地機関の方も来週、やっぱり同じようなことでご報告を頂けるように資料を、これは阿部さんのところでまとめてもらうのかな。

(松林憲治 経営戦略局長)
   いや、そこでいいと思います。

(澤田祐介 副知事)
   いいですか、じゃぁそこへぜひ送って頂いて、この部長会議資料として提示出来るような形で、ぜひお願いをいたします。

(田中康夫 知事)
   はい。じゃぁだったらもう統一の規格にしちゃえば、松林さんのところで今までやって来ているんだから作って、それで教育委員会の方もそれをアレンジする部分があるのかないのかだけど、それでやりましょう。はい。あの中内功さんの私の履歴書ってのを、ちょうど2000年に彼が書いたやつが配られました。あと、昨日まぁ実は彼が作った流通科学大学という神戸の地に4000人くらいの方がいらっしゃったんですけども、朝9時から6時まで、まぁ自由な時間に来てお別れをすれば良いという形だったんですけどね。中内さんは、私はどのくらいかな、あの8年くらい毎月会って、彼と話をして、彼の若い職員や現場の人と話をするということを、まぁ一種のその顧問のような形でやらせて頂いた時期があって、その後まぁ彼とは考えが違う時もあって、震災の後とかは彼に関して批判を書いたこともありますけども、あの知事になる前くらいにもですね、幾度か会ったことがあります。ちょっと、簡単に後で彼がやっていることってのを話したいので、私の履歴書を両側ありますけど、速読にだんだん慣れて来たと思うので、ちょっと読んでみてください。

   あのまぁ中内功という人は、あの本人同士はあまり相性が合わなかったのだけど、私は実は堤清二という人と中内功という人はとても似ていて、まぁ両方とも私は長い付き合いなので感じるのですけども、基本的に彼らの原点にあるのは、あの堤さんも、うちのセゾングループが行わないのは、武器を作ったり売ったりすることと、麻薬を作ったり売ったりすることと、売春をしたり販売すること、それ以外は全部やるって言ったんですけどね。で、やっぱりこれあの前の中部電力の会長だった松本出身の大田さんも仰っていたんだけど、この1回目の方に書いてあるように、まさに突撃の一言で、勇敢な人程死んで行って、自分は卑怯未練で生き残ったと。で、そのことへの後ろめたさを心に頂いて今も生きているって書いてありますけども、まさに革命児、流通の革命児であった中内さんってのは最後の方であの日向方斉という、これは住友金属工業の社長だった人ですね、彼の発言に対して、彼が回りを見て体を張って反応するってとこなんだけど、あのやっぱり中内さんの軌跡、主婦のお店。で、彼の原点はその死ぬ前で皆家族で、すき焼きをいっぱい、腹いっぱい食いたい。これはとても大事なことだって思うんですね。で、彼は実は最初に主婦の店って付ける前に友愛薬局って付けていて、これは皆さんあまりご存知ないかもしれないけれども、賀川豊彦というですね、大変な社会的な篤志家がいましたけども、彼の友愛って言葉から取っているんですね。で、中内功の軌跡ってのはやっぱり日本のずっと戦後の軌跡だと私は思っています。で、あのまぁ1回目の一番最後の方のですね、つまりだから彼はあの誰でも、いつでも、どこでも欲しい量だけを買える仕組を作るってのを一枚目の4段目に書いています。で、その望まれるものは時代と共に変わる良い品を販売するんだと。で、それから選べない社会から選べる社会へと、人と物の環境を変えるんだと。で、当たり前でなかったことを当たり前にして、その当たり前を維持する。それが私の考える流通革命だったからって言っている訳ですね。で、最後の段のところに、人々の日々の暮らしが姿を消し、お国のためにが全面に出てきた時に戦争が始まったと、流通が消え、配給が登場した。配給ではいけなくて流通でなきゃいけないって彼は言っている訳です。で、あの最後の紙の2段目のところなんですけど、作る側、売り手側がこの牛肉はうまいよって勧めても、主婦が自分で食べて口に合うかどうかで、買う、買わないを決める。些細なことだが日々の暮らしの中で主体性を持って商品を選択し、結果に責任を持つ。この自主自律、自己責任の原則こそが大和魂さえあればなんでも出来る式の精神主義の蔓延を防ぎ、世界の孤児への道を二度と歩まない基盤となるって書いてありますね。で、その後に主婦は使う側、買い手側の立場に立つことに目覚め強くなったと。今ではJ・F・ケネディ大統領が提唱した消費者の4つの権利、安全である権利、知らされる権利、選ぶ権利、意見を聞いてもらう権利を持つ生活者として主体的に考え、発言し、行動するって書いてあるんですけども、まぁある意味では私が言っているインフォームドコンセントをして、そしてインフォームドチョイスをして頂く。ただ、ここである意味では彼は最後、その消費者が見えなくなったということを言ってきます。あの中内氏が死んで、いろんな新聞記事が出る中で、私は中内功というものの功罪はあるにしても、彼が不当に低く評価されている。後藤田正晴という人がですね、死んで過剰に評価されている。一方で後藤田さんも金権選挙と呼ばれるものを徳島でやって、大きく指弾を浴びた訳であって、あのこの中内功という人はなんていうのかな、でもこの主婦の側が強くなったって彼は書いてあるんだけど、自主自律、自己責任ということを究極に詰めていったかどういかということは、すごく、あの人々がですね、問われることです。消費者の4つの権利というのも、これはある意味では原産地呼称管理制度であったり、あるいは白骨温泉に端を発したですね、温泉の表示認定制度というものも、まさに本来この4つの権利のはずなんですね。でもインフォームドチョイスを人々が本当に出来るようになってきたかどうかということを、ある意味では最後晩年、中内功は非常に自問していたって私は思います。同時にそれはまぁ彼が、彼の息子の潤さんが昨日いましたけれども、潤さんは慶応の村田ゼミを出て、まさにアメリカ的なマーケティングによって社会を捉えるということをした。で、彼が良いものをどんどん安くということをコーズって言うんですけど、彼が晩年にまぁ息子が考えてですね、非常に倉庫のようなロフトのようなところを、とにかく棚積みに全部して、ダンボール箱のまま置いて取って行ってもらうという店を始めましたけど、必ずしもこれは成功はしなかったんですね。残念ながら。非常に、逆にそれが良いものをどんどん安くってことが対面対話という部分が足りない気がして、私はこれ日経流通新聞にそれを見た時に書いて、中内さんともその後、電話で話をしましたけども。非常にあのコーズは本来良いものをどんどん安くっていう時に、彼の最初に友愛という言葉があったように、心、あるいは対面の、まさに人々の日々の暮らしが目に見える形だったのに、コーズという大きな倉庫で行ったことは、逆に言えば人間がロボット化していっちゃうという社会の中で、対面の喜びってのが非常に希薄になったものになっちゃった。マーチャンダイズというものの下で、まさに新自由経済のようなですね、人間性を阻害していっちゃうものになってしまったことが、原点に戻ろうとしたことが、必ずしも原点に戻る方向にならなかった。ある意味では息子に1兆円企業になったものを継承して欲しいという親の思いがそこで迷いに私はなっちゃった気がするんですけれどもね。あの、ただ中内という人がやってきた、その戦争の世紀と、彼は必ずその戦争の無い社会ということをずっと言っている。これは堤清二と非常に似ています。年齢的なこともあるのかもしれませんけど。一番下の段に、戦争の世紀と決別し、人間が自由に自主自律、自己責任で生きる人間化の世紀を作る、ヒューマナイゼーションの社会を作る。で、ダイエーはあのまぁ昨日、飛行機の中でもお目にかかったんだけども、新しいCEOの、あぁCEOじゃない彼は。会長がいますから社長ですけども、あの樋口さんという人がいます。後、ローソンの新波さんという、あのお二人とたまたま一緒になりましたけど、まぁダイエーはあの社葬をやらなかったのですね。これに関してもいろんな意見がありまして、私はむしろ当初ダイエーが社葬をきちんとやって、少なくともファウンダーだった人ですから。そして彼が行ったことは、実はナショナルとの戦いというものかなと。ナショナルは工場を出荷する時の価格の3倍で当時電化製品を売っていたのですね。で、そのことをもっと消費者に還元すべきではないかというのが、彼がダイエーブランドの電化製品を作っていくという原点になっているのです。で、このことは今すごく忘れられていますけれども、彼は単にナショナルに楯突いたと思われているけど、そうじゃないんですね。ナショナルが3倍もの利潤を上げていたということを、それは本当に社会のためかということを彼は言ったんですね。で、そういう人間の社葬を、良い意味で再生ダイエーが利用するというのではなくて、やっぱりそこの原点に戻る社葬をやるべきだと私は思っていたんですけども。昨日行って、まぁあの流通科学大学というのは地震でもほとんど被害が無かった西区というところの、ニュータウンにあります。ただそこであの彼の今まで使っていた、彼はあのレジスターをNECじゃなくて、アメリカのレジスター会社・・・

(淺田耕治 経営戦略局参事)
   NCR。

(田中康夫 知事)
   NCRのレジスターをですね、ずっと社長室にいくつも置いてあって、やっぱり一銭一銭お金を頂戴する実体経済によって幸せをもたらすんだってことを彼は凄く言っていた人なんですけども。で、まぁ彼のそういう使っていたペンとかそういうものがあってですね、飾って、カーネーションを皆が置いて、お別れをするという形で、むしろ私はそこで彼が21世紀の流通革命によってその社会革命というかですね、その地球を守るんだということを考えた場所でお別れの式をやったのは、とても良かったなと結果としては思っていますけども。ある意味ではこの中内さんがやって来ていることというのは、私達が県民に対してしようと行って来ていることと似ている気がします。で、もう1枚の方は、これあの彼がずっと葉書を出していたみたいなんですね。で、あの「From Nakauchi-san」ってのなんですけど、まぁ一番下に書いてあるけど、彼は常にネアカのびのびへこたれずって言ってて、一番の大事なことは、あの彼はかなりあの現場にも、もの凄く口うるさく言ったかもしれないけど、これはここに書いてあるように、例え売り場の牛乳一本と言えども私には理念を具体化したものだからだよと。私は生ある限り日々の暮らしを自分の目で見つめ、自分で買いたい品を自分で選ぶことの重要性を、物やサーヴィスの提供を通じて訴えていく。例え売り場の牛乳一本といえども、私は理念を具体化したものだからであるって言ったんですね。ただそれがある意味ではダイエーがご存知のように巨大な産業になっていくと、納入業者の人達にリベートを逆に現場が求めたりとかですね、この理念を共有しなくなっていった時に、彼は一つひとつのことから、牛乳の一本から良い意味でのこだわりを持って変えよう、豊かにしようと言ったことがですね、必ずしも伝わらないで非常に俯瞰して彼が求めていた社会を分からずですね、小さな瑣末な点で権限が権威に変わって行ってしまったようなことがダイエーの大きな悲劇だったと思うんです。でもそれはイオンにも言えるかもしれないし、イトーヨーカドーにも今言えていることだと思うんですけども。この最後彼は、まぁそのゼミをやってですね、ずっとゼミは必ずあのすき焼パーティーで始まって、すき焼パーティーで終わるという形だったらしいんですけど、このあの2枚目のところを見て頂くと、最終講義録っていうのが今年の5月8日にやった内容ってのが載っていますけど、これまぁあの1行目に学ぶということは自分で物事に取り組むことだって書いてあります。で、彼はあの日本的経営の5番目くらいかな、特徴である終身雇用は金が必要で、経済低迷の中で実力主義の世の中へ移行しているって書いてありますけど、彼は必ずしも、その新自由主義経済の信奉者であった訳では決してないです。ですからあの、その意味で言うと、何と言うのかな、彼はミルトンフリードマンのようなですね、市場原理主義というものとは違う市場経済というものを目指していたんだと思うんですね。ところがその次の世代の人達は、ミルトンフリードマンのような市場原理主義や新古典派の経済学者のようなですね、効率主義の利潤というマーケティングのビジネススクール的になっちゃったところに、そごうがあったと思うんですけど、結構良いことを言っていて、凄いなぁと思ったのは、やっぱりこういうまぁ、だからあの雇用も契約社会と変化していくって書いてありますけども、あの最後は本人、個人の問題になると。で、自分で何が出来るか、何を売りに出来るかが最大のカギと。で、なんらかの能力ではナンバー1になるという姿勢が必要。で、会社に勤めるサラリーマンはいらなくなると。考えて稼ぐ人が必要である。だから別に彼は人材の二極分化を、あの競争のために求めようとかですね、差別のために求めようとしているんじゃなくて、まさにここに書いてあったように、自主自律、自己責任ということを行えるようでないと社会の中で貢献出来ませんよ、生き残れないっていうのだけじゃなくて、貢献出来ませんよってことを言っているんで、これはあの彼は非常に怖い人のように思われていましたけど、そういう優勝劣敗であったり、強者の論理じゃないんですよね。で、2枚目の方に行くと、ここがとても大事なんだけど、法華経の話を書いてありますけど、その今後豊かに生き残るための道は2つと、専門能力を高めていくか、ベンチャー企業を起こすかのいずれかだと。だから専門能力を高めるというのは、バイネームで仕事をって言うか、バイネームで意見を求められるような人になっていく。バイネームで自分の頭脳を貢献出来るということです。で、ベンチャー企業もバイネームですけど、これはまさにキャピタリズムという中において、専門能力ってのは、あの象牙の塔の学者という形ではなくて、実生活に基づいた中で何をあの個人でも言えるかだし、ベンチャー企業を起こすというのは、それは同時にコリーグのチームを何らかの形で加えなきゃいけなくなりますから、そのチームを率いて行けるような人かということだと思うんですね。ですから、下はリーダーシップかもしれないけれども、専門能力を高めるうというのも、それはマネジメントなんじゃなくて、やっぱりそれも自分は個人でサジェスションするかもしれないけれど、それによって多くの人に影響を与えるということはリーダーシップだということです。で、いずれにしても自分を売り込む力が必要。能力を持っていても相手に伝えることが出来なければ意味が無い。偶然を必然に変える気持と意思が必要である。で、中内ゼミで名刺を集める競争をしたと。で、彼は名刺をいっぱい集めなさい、あるいは名刺をいっぱい配りなさい、このことは私は彼と8年くらい前付き合っている時には聞いたことは無かったんだけども、あのこれがその偶然を作ることだけど、それが当然、必然になって行くってことだと思うんですね。で、あの次の2004年の入学式の訓話ってのがあります。これもなかなか良いことを言っていて、1枚目のところに大学とは皆様が、これは子供達に話している訳ですね、自分自身の未来と出会う場所だと考えていますって言っているんです。で、左側の方に行くと、まぁその人生80年だからということを言っていますけど、あのいつも30年後の自分を見据えて、20年後、10年後の自分自身を規定するということを考えて欲しいと。で、プロの時代が来た、サラリーマンの時代は終わった、会社に勤めてサラリーをもらう時代は終わったということだそうです。で、2枚目の紙の方へ行って下の段のところなんですけども、休まず、遅れず、働かずという気楽なサラリーマンの時代は終わった訳で、就職活動で何がしたいか、何が出来るかということをはっきりとアピールしなければ採用されない。でも、我々の仕事も何がしたいか、何が出来るかということを常に自問自答しないといけないということです。で、その次のところにですね、あの給料を稼ぎたいのであれば、どれだけ営業成績を上げられるか、会社にどういう貢献するかということを自分自身で証明しなければいけない、これを挙証の義務と言います。これはですね、彼はあの数字でまず物を説明出来るようにしましょうって言っていますけど、数字至上主義者じゃ実はなかったのですね、その数字も1つのツールであって、こういうふうに自分を認識することが、どれだけ社会貢献出来ることに繋がっていくかということです。それはあの次の紙の下の段のところに、まぁ基本的な能力、社会人としてマナーは基本中の基本です。まず挨拶が出来る、またTPOに相応しい身だしなみが出来る。これ当たり前のことなんだけど、挨拶が出来ないって私達の職員は非常に良い表情になってきたって言われていますけど、まだ挨拶も出来ないっていう行政集団がまだ他にはあったりします。で、次にあの読み、書き、そろばん、情報リテラシー、コミュニュケーションの力、そうして数字でものを考えることが出来る能力って言っているんですけど、彼ここでいっているように、まぁまぁとか、大体、さっきも言ったようにコミットメントですね、どういう調査をするかということではなくて、今日の温度は17度だから、ちょっと涼しくなりましたなぁっていう、でも17度っていう数字に囚われているのではなくて、ここで言っているのは、暗黙知であるし、生き知であるし、数字を言うけれど、そこでその人と情報を共有して世論喚起というか、想像力を広げよう、あぁ今日17度なんだ、じゃぁ17度だからどんな売り場にものを出したら良いのかな、それは売れるっていうことだけど、損して得するということだから、あるいは曇り空っぽいから傘立をどのくらい用意したらいいのかな、ビニール袋をどう用意したらいいのかなっていう、そのファクトから情報を共有して皆で創造しようということだと思うんです。で、次にすごい大事なことが書いてあって、現地を学ぶっていうことと、現地で学ぶっていうことは、全然別だって言っているんですね。これはまさにハコもの市場主義が、ハコものだけではコンテンツじゃないと、ハコもので何をするか、つまりアメリカに留学しました、イギリスに留学しましたって言ったって、その人が大体物事をどういうふうに考えて、日本語でどういうことを言えているかが大事であって、それが無い人がアメリカに行って、ツールとしての英語だけはべらべらになるかもしれないけれども、中身としては日本語で言えている以上のことは言える訳がないんですよね。だが私達はバイリンギャルと言うと、何か凄い人のように思っているけれども、あのそうでは無い訳です。ですから大臣の先生方も、よくアメリカへ留学した、イギリスへ留学したとか言いますが、行っただけでは勉強したとは言えません。しっかりした目的を持ち、現地の人から学ぶことが大事であって、テープを聞いて英語が上手くなる訳ではありません。現地を知るという目的で行くことは良いことですが、現地へ行けば何とかなるという時代ではない。これはやっぱり私達が現場主義と言っているのは、現場に行くことはお金と時間を使えば誰でも出来るので、そうではないということですね。で、それが真のコンテンツを作るということで、とてもこれは大事なことです。ところがビジネススクール的な考え方は、この数値に行っていれば良いとかですね、このディグリーを取っていれば良いとかですね、そういう肩書き主義、資格主義になってしまっているということです。で、やっぱり彼は世界の中の日本から、アジアの中の日本という視点を持たないといけないということで、まぁあの中国だけでなくて台湾に関しても非常にそういう意識を持っていた人なんですけども、で、ずっとあの最後の紙なんですけども、あの下の段のところなんですけれども、あの、せっかく大学に来ても、まぁ当たり前の話なんですけども、先生の話を聞いて覚えても、試験が終わったら全部忘れてしまうということを繰り返し見たところでは何の成長も無い訳です。大学では予習をしてこなければ意味がありません。高校や中学校のような形では先生は教えてくれません。予習して考えたことを先生にぶつけて困らせようというぐらいでなければ、大学生になれない訳です。先生が言ったことをただ単にノートに書いて覚えるだけでは、中学生、高校生です。それはおかしいじゃないかと疑問を持って考えて見ることから科学は始まりますって言っています。で、ここであのガリレオの地動説がよく引き合いに出されますように、ガリレオは動いている時代に、いや地球が動いているのだということを言い出したと。社会に大きな波紋を引き起こし、キリスト教を破門された訳です。それでも彼は地球は動くと言い切りました。そこに科学の進歩がある訳です。ここが大事で、皆が天が動くのだから天動説にしておこうかというのでは科学が発達することはありません。でも、もしかするとですね、皆が地動説だというから地動説にしておこうかということが今の時代だとするならば、地動説ということを言うのは正しいことかもしれないけど、そこのまさにアティテュードとしてはですね、間違っているかもれない。いや、待てよと。天動説にだってまだ聞くべきところはあるんじゃないかって言うことの方がアティテュードとしては、その当時のガリレオかもしれない訳ですね。で、疑って見るということで皆様の進歩が始まるのですというふうに言っています。で、これとても大事なことで、まぁすなわち彼が勉強ではなくて学習ってことをしないと駄目だって言っているんですけども。あのこの最終講義のこの彼のレジュメっていうのも、非常に私は改めて読んで、彼はいっぱいポケットにですね、あのスーツだけじゃなくて、ちょっと現場に行く時にはあの登山、登山じゃないか、特別なやつなのかなぁ。いっぱいポケットのあるチョッキを着ていましてですね、あそこにいろんなものが入っているんですよね。で、あのとにかく現場に行って、そのものの置き方から、接客からこと細かに言うんだけど、でも言っているのはまさにその、こと細かにあの何か縮み志向でここ直しなさいじゃなくて、さっき言ったように、たかが売り場の牛乳一本であっても、そこに心がこもっているし、そこから理念が皆に伝わらないと、お客様が広がらないと思ったと思うんです。ただ、それが必ずしも組織の中で、あるいは時代もある意味ではケネディの4つの権利って言っているけど、買い手の側も強くなったって言うんだけど、良くも悪くも、すき焼を腹いっぱい食いたいということじゃなくて、もっと違うものも食べたいとか、すき焼もあえて食べないのがあの豊かさとかですね、なってきちゃった。でもその時に本当に自分で地動説なんですよって言うところまでの気概を持って、あの消費者が動いていたかというと、必ずしもそうでは無いかもしれないです。その究極の自主自律や自己責任ということは大変つらいことなので、自主自律や自己責任というのとは全然違うところで、消費者があの私の選びたいものを選ぶという強さになっちゃった。それは彼が本来求めていた、その自主自律、自己責任の強さとは違うですね、多分にあえて言えば、少しわがままな強さだったのかもしれないんで、それをどうするかということが、あのまさにジェネラルマーチャンダイズストアーという世界でなかなか出来なくなって行ってしまったということだと思います。でも、それは今おそらくさっきも言ったようにあのダイエー同様の土地本位制で、資金を回転させようとしているイオングループの悩みだろうし、あるいはイトーヨーカドーの悩みでもあると思うんですけどね。すみません、つまらない話をしましたが、でもとてもあの中内功という人をもう一回あの見つめ直すということは、堤清二という人、今西武鉄道の株をもう一回、彼は買おうとしていますけど、僕は個人的に非常に期待しているんですけども、あのそういう市場主義経済というものにですね、あえてもう一度、堤清二という人がですね、経済の一番最先端を走っていた人が、異議申し立てをしようとしているってことを、もう少しあの評価する記事とかが新聞に出るといいなぁと私は思っていますけども。まぁあのまた後で読んでみてください。じゃぁ以上です。

< 配布資料 >
○第84回中部圏知事会議を『環境と観光』をテーマに上高地で開催しました!
○健康診断には意味がない? Newton 2005 11月号
○奇っ怪ニッポン「靖国強行派を三役に揃えた"大惨事"小泉内閣」 日刊ゲンダイ 2005.11.3
○田中康夫の東京ペログリ日記 リターンズ vol.77 週刊SPA 
○私の履歴書 中内功 日本経済新聞 2000.1.1 2000.1.31
○「ネアカ のびのび へこたれず 中内功 言行録」



  

 

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政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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