9月15日 部長会議録
H17(2005).9.15 9:30〜10:05
県本庁舎 特別会議室
出席者:出納長、県警本部長、公営企業管理者、経営戦略局長、経営戦略局参事(3名)、危機管理室長、企画局長、総務部長、社会部長、商工部長、生活環境部長、土木部長、土木技監、技術参事(2名)、農政部長、農政技監、林務部長、林務参事、住宅部長、副出納長、企業局長、教育長職務代理者、教育次長、議会事務局長、代表監査委員、監査委員事務局長、地方事務所長(10名)
欠席者:知事、衛生部長、衛生技監、信州ブランド・観光戦略局長
(青山篤司 出納長)
9月15日の部長会議です。
始めに、9月補正につきまして、関君の方から報告してください。
(関昇一郎 財政改革チームリーダー)
はい、おはようございます。今週、月曜日、火曜日と知事査定をさせていただきまして、知事決定をいただきました、今回9月議会に提案いたします予算案の概要についてご説明いたします。各部局におかれましては、厳しい時間の中でご協力をいただきましてありがとうございました。
(以下資料を基に説明)
(青山篤司 出納長)
はい、ありがとうございました。
若干補足しますとですね、今回の補正の大きな特徴としましてはですね、今年度ですね、財源見通しからしますとですね、思い切った財政措置をしたというのが私の感想です。今、関君の方から説明ありましたけども、県単のですね、防災関係費でまあ、20億余の予算を今回予算案ということで計上しましたけども、これはですね、額からすると少ない、多いっていう議論はあるかもしれませんけども、現在における財源見通しからすると、もう目一杯の私は、予算措置じゃなかったかと思います。まあ、知事の意向としてですね、今、関君からお話ありましたけども、安全、安心な暮らしってことについて、かなり知事は信念をもって、今回の予算編成をしたんじゃないかと、私はそう思っています。そういうことからですね、簡単に言えば今、県単の道路等の維持補修ですけど、結局これはですね、県民に対する、交通なり、あるいは治水なりの安全をより担保しようという、そういう指示で今回思い切ってですね、予算措置をしたということじゃないかと思います。まあ、そういう点はですね、財政も大変、私にとってみれば、そこら辺をよく心得て査定をしていただいたと、こう思っています。それからもう1つ今、説明ありましたけども、交番相談員、これはまあ、今年の当初予算から議論された事項でございまして、6月補正にも出てまいりまして、今回県警から再度要望がございました。議会等の議論を踏まえてですね、今回まあ、県職員の相談員振り替えということで、40名でございますけども、まあ概ね交番相談員の増員の半分、約半分を補正でつけたということでございまして、補正で全体の計画の半分をつけるってのは、滅多にないことでございます。そういう意味からしますと、知事のですね、安心、安全な暮らしということで、県民益、そこにまず、9月の補正というのは重点をおいた意気込みが、今回の予算編成の結果じゃなかったかと、このように思っています。まあ、これは私の感想でございますけども、そんなこともひとつ予算編成のですね、過程で議論されたことをちょっと披露申し上げましたけども、そういうことで、9月議会に向けての、それぞれ各部局のですね、積極的なね、説明と確立への努力をお願いしたいと、このように思います。
質問等ありましたらどうぞ。よろしいですか?はい、それじゃあ、この予算案ということで、部長会議で決定しました。
その次ですね、条例案につきまして、説明を、小林(情報公開課長)君の方からお願いします。
(小林良文 情報公開課長)
おはようございます。情報公開課長の小林良文でございます。それでは、資料2の9月定例会提出予定条例案の概要についてご説明申し上げます。なお、あの9月定例会には、組織再編関係の条例案も提出を予定しておりますけれども、資料2には組織再編関係の条例案を除いて記載してございます。9月定例会に提出を予定しておりますのは、組織再編関係条例案を除いて、一部改正条例案が10本、新設条例案が1本でございます。
(以下資料を基に説明)
(青山篤司 出納長)
はい、ありがとうございました。組織関係の条例はですね、この前の部長会議で議論されまして、今ですね、担当の方で検討中でございますし、それからまあ、皆さんとですね、再度議論をした上で、成案にもっていきたいと、こう考えておりまして、来週の20日に部長会議を、そのための部長会議を開催してですね、9月議会に出す条例案の最終案を決定したいという、こんな予定にしておりますので、含んでいただきたいと思います。質問等ありましたら。ないの?じゃあよろしいですかこれは?はい、それじゃあこの条例案、今日の提案の条例案につきまして、部長会議決定しました。3点目のコモンズ支援金につきまして、林(コモンズ・地域政策チームリーダー)君の方から説明をお願いします。
(林宏行 コモンズ・地域政策チームリーダー)
コモンズ・地域政策チームリーダーの林宏行でございます。お手元の資料3をご覧いただきたいと存じます。本日、コモンズ支援金特別分、本庁採択分でございますが、第2次分として37事業が内定いたしましたので、発表いたします。
(以下資料をもとに説明)
(青山篤司 出納長)
あの、この支援金はですね、当初、知事の考えとしましては、補正で5億上乗せして、トータル15億の今年度の支援金ということで考えていきたいという、こういう説明を当初しておりました。それでまあ、今回、先程説明したとおり、この支援金についての補正は上がっておりません。まああの、何回か議論する中で1点はですね、やはり時期的な問題としまして、今回の例えば今、林君の方から説明ありましたこの補正でも、市町村にとってみればもう、9月議会始まっているところございますからね、補正するのは12月になる可能性があるんですよね、そうするとまあ、予算というのは単年度主義ですから、さらにですね、県で額を補正して事業決定するとすれば、場合によってはですね、12月の議会以降になる可能性も出てくるわけですよね、そうしますと、事業執行というのは年度内に終わらないというようなことも考えていきますとですね、市町村にとっても、いい事業を考えたとしても、どうもその、年度内執行というのが難しいぞっていうことになりかねませんから、しからば、この際はですね、むしろ来年度のこの支援金について、いい事業になるようにですね、お互いにまあ、市町村の皆さんともいろんな形で意見交換して、いい事業を作り上げる方へエネルギーを使ったらどうかという、まあこういう判断でございます。まあそういうことからしてですね、まあ経営戦略局の、林君のところがリーダーやっていますけども、事業内容というのは、出てくるのは、まあ端的に言えば各部局全部にまたがるような、またがるっておかしいな、各部局みんな関係するような事業なわけですよ。そうなりますと、是非ですね、各部局におかれてもですね、このコモンズの支援金がですね、来年度以降より、よりですよ、生きるような形でのですね、お互いにアイディアを出し合って、市町村にもですね、こういう事業で例えば、コモンズ事業でやったらどうかというような、大所高所から部局長さん、それから所長さん含めてですね、アドバイスしていただいてですね、それで、より良いね、事業効果が上がるような、そういうような地味な形になるかもしれませんけども今年度はですね、そういう努力を是非お願いしまして、それでまあ、来年度ですね、市町村から上がってくる事業がですね、なるほどというような事業がより多くなるような、そういうまぁご指導をですね、ぜひまぁお願いしたいというのが私からのお願いでございますので、よろしくお願いしたいと思います。いいですね、それで。何か質問がありましたら・・・ 地方事務所長さんの方からご質問あるんじゃないですか?いいですか?
(高野弌夫 林務部長)
1点よろしいでしょうか?林務部長の高野弌夫です。あの、このコモンズ支援金の第2次分、第3次分ってのはあるのですか?
(青山篤司 出納長)
えっと今のところはですね、第3次分までは今、頭の中に置いてません。ほぼですね、まぁ御覧の通り、この2次分で支援金の額、御覧の通り7500万ほど予定しておりまして、あと残るのは数百万程度でございまして、これでまた募集してもですね、その余っている予算が微々たるものですから、まぁそれはこの2次で終えてですね、むしろ今申し上げましたように来年度へ向かっての良い知恵をですね、ぜひまぁ部長からもですね、市町村にご指導お願いしたいというところでございます。
(高野弌夫 林務部長)
あの実はですね、えっと9月の補正ですね、私ども出納長ご案内の通りのモンキードックっていう事業を出しまして、まぁコモンズ支援金で対応したらどうかというようなお話がございまして、まぁそういう査定結果になったわけでございますけど、あのてっきり私はもう2次、もしくは3次で頂き、そういうのが対応可能なのかなと、こんなふうに思っていました。まだ詳細は見てないのですけど、入っているかどうかまた・・・ 入っています?あぁ大変失礼しました。
(青山篤司 出納長)
あの林務からね、林務から要求してあったものについては全部この中に入れました。
(高野弌夫 林務部長)
あぁそうですか。すみません。申し訳ありません、先走りまして。
(青山篤司 出納長)
それは、ちゃんとやってありますから。
(高野弌夫 林務部長)
ありがとうございます。大変失礼しました。
(青山篤司 出納長)
それは約束通りやりますから。
(高野弌夫 林務部長)
はい。ちょっと見てなかったものですから。
(鷹野治 佐久地方事務所長)
すみません、あのせっかくのお話ですので、まぁコモンズ支援金ですけども、まぁあの地方事務所にいましてですね、一般分の配分をさせて頂きまして、やはりあの市町村の皆さんから非常に大きな期待があるというふうに思っております。ただあの平成17年度に関しましてはですね、やはりあの予算編成の過程がちょっとずれ込んだって言うか、実際のですね、市町村の準備よりも遅くなったということですね、あの財源補填的な要素、あるいは財源振替的な要素になったということは否めないというふうに思っております。まぁそういうふうな中で地域的にですね、ある程度方向性を持ってやろうというふうに努力はしたんですけども、なかなかそこは難しかったと。やはり市町村の皆さんそのものがですね、財源前のですね、あの制度とそれから今回の新しい制度との、要するに継続性との関係でどうしても財源補填的な意味で捉えがちだったというふうなことがありまして、やはりその現実ってのは踏まえざるを得なかったなっていうのが率直の反省でございます。そういう意味でいけばですね、特に市町村が自主的にやるような事業に関しては、出来るだけ早くですね、方向性を出すことが必要ではないかと。そういう意味では、まぁ今後また26、27日ですか、またいろんな議論があろうかというふうに思っていますけれども、やはりそういう際にもですね、特に市町村とか自主的、主体的に取り組んで頂くような事業についてはですね、やはりあの方向性をですね、出来るだけ早く出して、あるいは額的なものとかですね、それを出して、そうするとそれぞれの現地機関もですね、いろいろな形で対応しやすい、動きやすいというふうな形になろうかと思っています。そのことによって、より良い事業がですね、組み立てられるというふうに思いますので、ぜひそんなふうなかっこでですね、あの予算的には、まぁ平成17年度は10億だったわけですけど、出来ればですね、それを15億なり20億というふうな形でですね、非常に財政的には厳しい中ではありますが、やはりあの地域の活力剤になるというふうに私自身は確信しておりますので、ぜひ、そういうふうな部分からですね、制度的な対応を頂ければありがたいと、こんなふうに思っております。以上です。
(青山篤司 出納長)
はい、あのご指摘よく分かります。私もですね、特別分について、まぁ選考する過程でですね、今お話がありましたように、まぁ財源振替的なですね、事業がまぁ多々見受けられてということは事実です。まぁそれもですね、まぁ市町村に対してどうだっていう言葉じゃなくて、今話がありました通りね、あのこちらの方としても決定するのが遅かったってこともありましてですね、まぁ初年度の若干、混乱の1つの要因だったんじゃないかと私もそう思っています。それでですね、あの各所長さんの方でですね、今年度まぁ執行して、例えば来年度に向かってですね、先程はまぁ市町村への指導とか助言のお話をしましたけど、今度はその県としてですね、県としてこの支援金を活かす方法とすれば、この点をこう変えたらいいんじゃないかというようなね、まぁ今年度の経験に基づいてですね、こう改めたらいいんじゃないか、より効果的じゃないかというご意見ね、どんどん出して頂いてですね、まぁそれをですね基にして、また林(コモンズ・地域政策チームリーダー)君のところで、またまとめてですね、これも1つより良い支援金にもっていく1つの方法ですから、まぁそういう意味でですね、ぜひ積極的な御意見を頂いた上でですね、来年度に向かってのですね、この事業のあり方というものを決めていきたいと思いますので、その点をまたよろしくお願いしたいと思いますけども。
(牛越徹 上伊那地方事務所長)
あの上伊那ですが、関連して要望を申し上げてよろしいでしょうか?
(青山篤司 出納長)
はいはい。いいですよ。
(牛越徹 上伊那地方事務所長)
上伊那地方事務所の牛越です。あの先程出納長さんから県の予算に関連して、9月補正予算に関連して、コモンズ支援金の追加計上の見送りということでお話がありました。よく分かりました。で、実は今あのコモンズ支援金の2次分の追加決定を頂いたわけですけども、それであの先程と同じようなことが、この2次分についても市町村の予算措置は同じことが言えるわけです。と申しますのは、市町村についても当初計上の様々な事業の中でコモンズ支援金の対象となるようなものを一生懸命精査して、まぁ事業化し要望したところ、今回2次分の募集があった時に、市町村としてみればまぁ9月補正で事業追加をして、そして支援金の財源としての支援金の要望をするかどうか、採択が非常に厳しいといういこともあって補正に出せない。そうすると当初予算、あるいは6月補正までの市町村の事業の中から何かブラッシュアップして申請していくか非常にまぁ迷ったところがあります。従いまして、私どもあの、いろいろ知恵をこなしてみたのですが、なかなか追加要望に2次応募に出していくものが、なかなか見出せなかったのも事実です。今後あの良い事業になるようにブラッシュアップをしていきますけど、どうか当初計上した分の枠については、ぜひ当初申請の中からご採択を頂けるようになればありがたいなぁと思います。要望でございます。
(青山篤司 出納長)
その要するに2次分じゃなくて、一括して採択するっていう方法を取ってくれって、こういうことですね。
(牛越徹 上伊那地方事務所長)
はい、その通りです。
(青山篤司 出納長)
はい、まぁそれはですね、よく分かります。ですからあの、まぁ今回もですね、1次分を採択して2次分を何故やったかっていうと、あの1次分の中にですね、若干こういう形でその事業をですね、改めれば良い事業になるんじゃないかというのも含まれていたわけですよ。そうしますと1次分だけでまぁその事業をですね、採択するのはちょっとね、どうかなという気持もありまして、まぁあのこの林君の方でですね、それぞれまぁ市町村の方へ、こういう点どうですかと、こういう形で事業を考えてはどうですかというような話をする中で、じゃぁ2次分ということでね、再度募集をして良いものは今年度に消化していこうかなという、まぁそんな点がありましたのも事実です。ただまぁ今あの所長が仰る通りね、あの出来ればその予算執行という面から見ますとね、早く採択してその今年度の事業を完全に上手く終了させるってことが第一ですから、まぁ少なくとも来年度以降につきましてはね、その点を十分考えていかないといけない点だと思いますし、まぁ担当の林君も十分それは分かっていると思います。私から改めて言うまでもないと思いますけども。
(牛越徹 上伊那地方事務所長)
分かりました。ありがとうございました。
(青山篤司 出納長)
他によろしいですか?はい、それじゃ報告ということで、これは終了しました。えっと以上ですね、本日の部長会議は終わらせて頂きます。なおですね、部局長さん、それから地方事務所長さんは、この後ちょっと意見交換をしたいものですから、お残り頂きたいと思います。以上です。
< 配布資料 >
○平成17年度9月補正予算案概要について
○県議会平成17年9月定例会提出予定条例案の概要
○信州の明日を創る「コモンズ支援金(特別分)」(第2次分)の選定を行い、37事業が内定しまし
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