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最終更新日: 2005年06月14日


 6月10日 部長会議録


H17(2005).6.10 9:10〜9:49
県本庁舎 特別会議室


出席者:知事、出納長、公営企業管理者、経営戦略局長、経営戦略局参事(2名)、危機管理室長、企画局長、総務部長、社会部長、衛生部長、生活環境部長、商工部長、信州ブランド・観光戦略局長、農政部長、林務部長、土木部長、土木技監、技術参事(2名)、住宅部長、副出納長、企業局長、教育長職務代理者、教育次長、議会事務局長、代表監査委員、監査委員事務局長、地方事務所長(10名)
欠席者:県警本部長、衛生技監、林務参事、社会参事

  



(田中康夫知事)
   はい、6月10日の部長会議です。最初にですね、高野弌夫(林務部長)さんから。

(高野弌夫 林務部長)
   はい。それではあの、おはようございます。林務部長の高野弌夫でございます。まあ県政の最重要点課題でございます、間伐につきまして、信州の森林づくりアクションプランとして、まあ具体的に展開して参りたいと思っておりますので、ご報告を申し上げたいと、このように思います。
   以下、資料を基に説明。

(田中康夫知事)
   林業総合センターで聞いた時、もっと熱っぽく語ったのに、やっぱこの部屋だと何かすごく報告っぽいね。最初にね、来た時にふるさとの森林づくり、何、指針?あれ、それ配ったんだっけ?何か分厚いのを作っていたんだよね。で、こんなんじゃ駄目だって、この間の部長会議で言ったんだっけ。

(高野弌夫 林務部長)
   そうです。部長会議で、もうちょっと・・・

(田中康夫知事)
   こんなんではお題目だと言って、いや実は何でそこにある紙(間伐マップ)も、ああ貼ってあるか。貼ってあるけど、もっとそう、だってハンドマイク持っているんだから、持って行って熱っぽく語らなきゃ、あなたの情熱が今出てないよ。また何か皆さんの御意見を聞いて、御理解をいただいてやって行くって、そのスピードじゃ進まねぇってことで、この間、あえて林務部に期待すればこそ叱咤激励したのに、またとっても穏やかな説明になっている。この間の町村会の時には、下條村の伊藤喜平村長を始めとする人が、あなたがこんなに熱っぽく語る林務部に期待するって、皆が、何人もの町村長が感動して言って来たんだよ。どうよ、せっかくだから立って説明してよ、プラスで。こういう具合なんだよってのを。綺麗に説明するのが良い訳じゃない。

(高野弌夫 林務部長)
   申し訳ございません。まあ、なかなか、こんなに大勢の部課長さんの前でございますので、若干緊張の面持ちもございますし、まあ、コンパクトに要領良く・・・

(田中康夫知事)
   だって、県土の8割を司っているのは、あなたなんで、知事より偉いんだよ。領土の8割はあなたのものなんだよ。あなたの采配にかかっているんだよ。

(高野弌夫 林務部長)
   まあ、あのいろいろ申し上げられましたけど、あの何って言ったらいいのかな。県土の8割を占めているのは本当にあの森林でございまして、先程も申しましたように、森林はまあ最後の間伐のチャンスを迎えています。まあ知事にも申し上げたところでございますけど、あの森林って言うのは、60年生まで背丈が伸びるんですね。人間と同じなんです。子供もまあ20歳くらいまでは背丈が伸びる、その後は成長が止まる。ところがですね、あの人間だって同じように、まあ成長は止まるけれども、人間味を増して来るって言うんですか、まあ成熟してくる訳ですね。それと同じように木も60年生ぐらいまでは、背丈はどんどん蓄積され伸びるんです。ところがですね、100年くらいになると、要するに太くなったり、あるいはその今までねじったり、くねったりしていた材木がですね、落ち着きを取り戻してくる。つまりまあ成熟期を向える。で、日本の木、とりわけ長野県の木っていうのは、ちょうど40年、45年、ちょうど言うなれば、15歳の人、高校生くらいになるんです。まあ、そういう時代を迎えておるんです。で、よく「ドッグ・イヤー」っていう言葉がありまして、成長が早いことを「ドッグ・イヤー」と。私はあの「ウッド・イヤー」っていう言葉があると思っています。「ウッド・イヤー」ってのは、逆に申しまして成長が遅い、つまり人間の3分の1くらいの成長。100年生の木は33歳、150年生の木は50歳でございます。外材は100年から150年、つまり33歳や50歳の「大のおとな」でございます。日本の木は45年生でございますので、15歳、まだ高校生になったかならないか。つまり、日本の皆さんは往々にせっかちでございまして、15歳の息子や娘に向かって、「おまえ俺より稼ぎが悪い」と言うのが現状。これでは私はおかしいんじゃないか、つまり15歳の子供は、今、一生懸命勉強して大学を卒業するまで、つまり60年生になるまでに一生懸命勉強させないと将来立派な大人にはなりませんよ、あなた以上に稼ぎがある優秀な人間にはならないですよ、というのが現状。ただですね、15歳になりますと、つまり柱も一本くらい取れますよと、こういう時代になったのです。ですから、この柱を使う。つまり高校生ですから、おまえ、もうアルバイトが出来るようになったと、彼女とのデート代くらいは、喫茶店代くらいはおまえ払えと。ただし、お父さんが学費は払ってやるよと。これが今の日本の森林、林業の現状であるということでございます。それから、あの非常に木ってのはですね、人間と同じような、日本の今の社会情勢の本当に生き写しだと私、思っています。と申しますのはですね、昔、私どもの親父のころはですね、まあ中学、尋常高等小学校を卒業しますと、大体、満州ですとか、あるいは丁稚奉公に行きます。つまり15歳になると一人前の大人なんです。ところが、今はですね、15歳なんてとてもとても、大学卒業したってまだパラサイトです。まあ、こういう大きなその時代の流れ、つまり昔の昭和20年、30年代の頃は、中学卒業したら金の卵です。つまり、どういうことかと申しますと、材木ってのも昔は、炭や薪に使われていたんです。あるいは、足場丸太に使われた。あるいは建築用材の垂木に使われた。ところが、今はそんなものに使いますか?使いません。つまり木も太くならなきゃ駄目だと、そういう状態になっている。ですから、日本の木でも昔は、卒業したら金の卵かもしれないけれども、現在は金の卵じゃないんだよと、まあこういうことでございまして、最低でも、まあ最低と申しますか、要するに一生懸命勉強すると。ただし、高校生なったから皆アルバイトが出来るかと、そういう訳ではございません。大変、日本の木というものは小学校、中学校の時に怠けておりましてですね、勉強していなかったのです。つまり、手遅れ林でございます。ですから、まあ林道端のですね、まあ優秀な子供はアルバイトもしろと、社会勉強もしろと。ところが山奥のほとんど手入れの行き届いていないのは、とてもとても、そのアルバイトをやるなんてのは、おちょこだよと、おまえ今、一生懸命勉強しろと、お父さん金かけてやるから、最後のチャンスだから勉強しろと言うのが、今の森林の状況だということでございまして、まあ言い尽くせないとこも多々ございますが。それからですね、もう1つはそのやっぱり木をですね、使っていかないと、木を使っていかないと森林は整備されないのです。で、木もですね、20センチ、まあ柱が一本くらい採れるようになりますとですね、田舎の方はどう言うか、「もったいない」って言うのですね。こんな太い木をですね、林内をバッタン、バッタン倒しておいて、「これ間伐だと、木のために良いんだ、自然のために良いんだ」って言ったって納得出来ないんです。自分が苦労して植えたもんですからね。しかも「道端のものを出して使うのはおかしいじゃないか、俺達の柱と同じくらいの太さだと。」ところが、山奥のものは、こんなものはヘリコプターで出せるなんて誰も思ってませんので、これは納得してくれる。ですから、私どもとしては、林道の近くの搬出の可能な、こういうところにおっては労働生産性を下げる高性能林業機械化、あるいは森林に直結する道路網を整備して、作業道を整備して、そして出して使うということであります。で、一番、やっぱり使うのは住宅産業でございます。ですから、私どもとしては県産材、今年度住宅部さんにお願いをいたしまして、あの50万円、県産材を50%使っていただければ50万円を差し上げると、あるいは根羽(村)では、それに上乗せして県産材を使っていただければ50本の根羽杉をプレゼントするというような仕組、まあこういった仕組をですね、通じてまあ県産材の需要の振興と相合わせてやらないと、間伐だけやれやれって言っても、これは済まないんだよということでございます。まあ一応そんなことでございまして、まあこれをですね、先程申しましたように計画的、口で言うのは易いんですけれど、これをまあ計画的に実施していくには、制度の改正、あるいは人員の配置、まあそう言ったものも合わせてやっていかないと、まあ私どもが、林務部長がいくら叱咤激励しても、やはり現地は、「いや、そう言っていることは分かるけど、ついていけないよ」と、「出来ないよ」ということになりますので、まあそういう使いやすい制度で、森林所有者の皆さん方に分かっていただける制度、あるいは人員配置についても、あまり硬直しない、重点的な配慮、まあいろんなことを、これから部内で(取り組んで行く)ということでございます。で、まあ森林づくり指針につきましては、当然あのマスタープランみたいなものでございますので、これを公表するとともに、私どもとしては知事に前々回の部長会議で、まあご叱責と申しますか、ご指導をいただいた点は、つまりプランだけ作って何だと、プランだけじゃ駄目なんだと、具体的にアクションをしろと、どういうふうに具体的に行うんだと、その辺をもっと明確にすべきではないかというようなことを強くご指摘されたのかなと。まあ当然、あの私どもとしては十分と申しますか、それなりに着々と進めておるつもりではございますけれども、もう少し目に見えた形でですね、世の中の人にアピールする形でしなさいというのが、前回のご指示ではないのかなと、まあこんなふうに思っておるところであります。ちょっと長くなりましたけど、よろしくお願い致します。

(田中康夫知事)
   はい、ありがとう。あの今お話になった内容は、拙いけれど、今日の今配った東京ペログリ日記の中に森林整備をどうするのかってことが書いてあるので、また後で読んでください。あの、一個はですね、私達の地方事務所にいる林務職員は、膨大にですね、書類の作成に追われて、週に一日くらいしか現場に出れていないという悲劇的な状況があります。これは、私達が、それぞれの地方事務所の林務担当の部署にですね、事務系の職員というものをせいぜい1名しか配置してこなかったというですね、この実態を把握していなかった大きな反省です。ですので、この点に関してはですね、秋前にはですね、事務系職員をですね、配置をして、その代わりに林務職員はまさに直行直帰と、パソコンや携帯メールでですね、その日の報告をして週に1回は逆にその実情の会議をするという、まさにその花王あたりのですね、営業マンと同じような形に林務部の体制をしたいと思っております。同時にあの、ご存知のように熊本県の天草でですね、森林整備をやってきた藤本浩二君という職員が、あのこの4月から任期付任用職員で赴任しています。で、彼が行ってきたのは、この列状間伐とは違って、何て言うんだっけ高野(林務部長)さん?

(高野弌夫 林務部長)
   「捲き枯らし」です。あの木をですね、50センチから1メートルくらい皮を剥くんですね。皮をずっと、ぐるぐるっと。そうしますと水分が上にあがりませんので、自然に木が枯れるという方法です。ですから、あのチェーンソーで全部伐倒する、のこぎりで伐倒するのではなくて、立ったまま枯らしてしまうということです。ただあの、良い面もありますし、一面悪い点もありますので、全てのところでそれが行われるのではございませんけど、彼にはそういったものを、どんなとこでやればいいんだというような、あるいはどういう方法でやればいいのか、そんなマニュアルづくりというのですか、まあそういうものでやっていただければと・・・

(田中康夫知事)
   まあ、彼の天草でやってきたこともですね、ぜひ出来るようにしてください。それと、もう一個はね、私も最近になって遅履きながら知ったんだけれど、河合(林務参事)さん、ちょっと説明して、計画間伐と実績間伐って話。

(高野弌夫 林務部長)
   河合(林務参事)さん、今日ちょっと・・・

(田中康夫知事)
   今日休み?あのね、私もずっと歯がゆかったんだけれども、何で森林整備したいって言っているのに、どうしてちっとも進まないのよと。今、高野(林務部長)さんは、あのもちろんこの高野さんの体制を形づくるために、佐久地方事務所長(前林務部長)の鷹野治さんが非常に奮闘してくれたということの上に、この継続があると私は思っています。で、その中で私がずっと歯がゆかったのはですね、そのそれぞれ民有林を持っている人達の同意を得なければというようなことを言ったのだけど、非常に計画間伐、計画をしてここまでやるんだと、今言ったように森林は共有物:コモンズですから、こういう計画をやるんだと、有無を言わさずじゃなくてそれを理解する県民がいるはずだし、理解してもらえないんだったら、理解しなければやはり県民足り得ないと。ところが実績間伐というのがあって、実際にやった間伐があると、それに対して補助金申請をして国から後からお金がついて来るという形だったでしょ。だから、それが理由でですね、結果的に出来た分しか間伐申請しないので出来ないと。計画を・・・ だってノルマというのは苦しいことじゃなくて、皆の幸せに繋がるのだから、これだけ今年は間伐するんだと、そのために営業をしてですね、ちゃんと取ってくると。逆にその補助金が付いているから、まさにあの補助金を消化しなきゃいけないという後ろ向きな守りじゃなくて、結果的にこれは良い成果を生み出すと。ところが計画間伐という発想がですね、林務の世界には無かったんですね。

(高野弌夫 林務部長)
   まあ無いと言われると、ちょっと・・・

(田中康夫知事)
   でも結果としては計画間伐でやっていけば、例えば公共事業なんだから、今まではその予算を消化するという形でやって来たとこもある。これはあの近く皆さんにきちんと報告をして、処分を私も含めて出さないといけないんだけども、道路の土地収用に関して、お金が付いているので、結果としてですね、ちゃんとした書面が整っていないのに先にお金を払ってしまったというようなケースが、これはいくつも出てきてます。で、結果的にその土地が収用出来ていないという、買収出来てないというような形が出ています。だけど、これはやっぱり計画間伐じゃないけれども、計画土地買収という頭だったということですよね。だから林務に関して何故、実績間伐なのかと、だからこれを計画間伐という意識のもとでやってもらうということになっています。いずれにしても、これだけ細かい、あのちゃんとマップを作ってですね、そこをどうして行くかという形が出てきたということは大変嬉しいことだと思っていますし、そのためにまた、今言ったようにその消費をしていかなくちゃいけませんから、これは全ての部局において、あの私達の間伐をしたり、あるいは間伐じゃなくても100年経っている木、立派な木をどう消費していくかということもぜひ考えてください。あとは、今日はこのくらい、あの今、ごめんなさい。さっきの林務に関しては東京ペログリ日記の方に書いてあります。それから、今お配りしたのは、あの同じくSPAでですね、ずっとチームニッポンというので連載をしています。で、これはまあ、ご存知のように日本がもう財政破綻をきたしているような、アルゼンチンになってもおかしくないのに続いている摩訶不思議さを、やっぱり20代、30代の人達にとりわけ独身だったり、これから家族を持って行く人にですね、税金の使い方というのはどうなっているのかということを書いた内容です。あの6月5日にこのチームニッポンというのの最初の塾を開いたんですが、そこで話したような内容が載っていますので、ぜひ見てください。で、こういうことを変えていくことが私達の地道な日々の活動だと思っています。えっと、後は丸山勝司代表監査委員、あの今日、一個聞きたいんだけども、監査委員って独任制なんですよね、ですから一人ひとりの意見ってのがあるんですよね。で、広島県等では、監査委員一人ひとりはどういう見解を持ったかということをきちんと明記して報告が出ていると思うんですが、長野県ではそれを行わない理由は如何なる根拠なのか教えてください。

(丸山勝司 代表監査委員) 
   実はいろいろ議論があります。ただ、ちょっとまずお断りをしなきゃいけないんですけども、住民監査請求に対する結果はですね、請求人への通知を持ってから公表されます。で、讀賣(新聞)等の記事を皆さん念頭に置いておられると思うんですけども、あれはまだ結果を公表しておりませんので、あくまで推測記事です。従いましてですね、今日、公表いたします。それの、公表後でないとですね、これに対して我々は議論が出来ませんので、公表後ですね、機会を改めてぜひ我々の監査委員としてこうあるべきだとか、あるいはこうすべきだというようなことをですね・・・

(田中康夫知事)
   だってもう今朝8時30分に公表したんじゃないの?今日8時30分に公表している訳です。ですから、私の手元にも届いた訳です。でね、あの合議だって、まあ合議って4人が全員同じ意見でなきゃいけないってのも、逆に私は北朝鮮のようなものだって気がして不思議でならないんだけどね、それぞれ独任制だと。で、例えば今回の場合に関しては事実関係の確認に基づき協議を行ったが、最終的に意見の一致を見ることが出来ず、法第242条第8項の規定による合議が整わなかったので、監査の結果については決定を成し得なかったという3行が判断として書いてあって、けれども広島県を含むいくつもの県においてはですね、仮に4人なり監査委員が、まあ監査委員が多いところもあるでしょう、その全員の合議で一致しなかった場合には、それぞれの委員はですね、どう考えるのかという意見がですね、最高裁の判決と同じようにきちんとバイネームで記されているんですが、本県においては、今後もそのようなことは行わないんでしょうか。となると、逆に合議といって4人の意見が一致したってことは100パーセント意見が一致したってこともあるのかなって気もするんですよね。合議っていうのは全てのその訴えに100パーセント同意すると、あるいは100パーセント却下すると、そうではないだろうし、今回のように合議が整わなかったという場合に留まらず、やはり一人ひとりの委員のですね、意見というものは記される方が望ましいんじゃないでしょうか?このことは決して私のですね、監査委員の制度に関しての介入ではなく、やはり県民の知る権利としてですね、そしてまたバイネームでお仕事をなさっていると、独任制だということを高らかに掲げている監査委員の方々としてはですね、あの早急にお考えになるべきことじゃなかろうかと思いますし、丸山(代表監査委員)さんが就任されてから合議が整わなかったのは、私が知る限りでは今回初めてであると思いますから、それに関して4人の委員がきちんと意見を明示するということは、あの県民益の観点からしても極めて望ましいことだと思うので、お考えいただきたいと私は思いますし、あの今井監査委員事務局長もですね、この点に関して、あのご見解を後ほどお伝えいただきたいと思います。

(丸山勝司 代表監査委員)
   すみません。公表、今日の午後だと思っていましたので。実はですね、監査について、特に住民監査については法律で合議が求められております。それで合議ってのは、これいろいろ解釈があるんですけども、住民監査請求に対する結果については、合議とは全員一致と解釈するということになっているようです。これは法解釈ですから、そういうことだと思うんですけれども、それでいわゆる住民監査請求に関して、合議が整わなかったという事例は平成10年以降、2例ございます。で、2例まあ我々監査委員も合議が整わないという初めてのことですので、どのような形式で結果を公表すべきか、いろいろ議論をいたしましたけれども、取り合えずといいますか、一応、平成10年以降の2例が現在公表したような形で、附記なりですね、個人の意見は、記していないという形でありましたので、それを参考にして今回をやりました。それと後ですね、広島県の事例はですね、これは広島の代表監査委員の近光さんとも非常に親しくさせていただいて、いろいろ話をしているんですが、これは住民監査請求ではなくて、随意監査のですね、警察報償費をやるかやらないかについて、監査委員の中で合議が出来なかったということで公表しているという、これが事実でございます。それで合議が整わないということで、こういう形で公表するというのも監査委員の合議なんですね。そういうことで、いろいろの意見をいただいた上で、やっぱり監査のあり方も私は変えて行かなきゃいけないと思いますので、参考にさせていただきたいと思いますので、むしろ忌憚なき意見をいただきたいというように思います。

(田中康夫知事)
   あの、その住民監査請求とは違うのかもしれないけど、でも取り分け住民から請求されたなら、なおのこと。これはあの決してですね、個人の田中康夫とかに関わっている、関わっていないの問題じゃないということをきちんと申し上げておきたい。あの、そうではなくて、やはり住民から出たものに対してその行政側のチェック機関である監査委員が独任制ならば、なおのこと各委員の見解が示されることは望ましいことじゃないかと私は思いますけどね。うん。

(丸山勝司 代表監査委員)
   まあ、正直言いまして、珍しいレアケースですので、なかなかテクニカルな面ですね、前例が無いってのが、私、前例に拘るのは好きじゃないんですけれども、前例が無いということで非常に、ある面で苦労した部分もありますので、考えてみたいと思います。

(田中康夫知事)
   はい、えっとその他に誰か報告事項とかありますか?あのいずれの部局長、地方事務所長ともですね、あの塩尻の林業総合センターで話をさせていただいて、今週のあの日記の中にも書いてありますけども、取り分け地方事務所長がですね、それぞれの地域の中で非常にあの生き生きと活動してもらっていることは、私は大変頼もしく、嬉しく思っています。あの、ある意味では県知事や市町村長以上に地方事務所長が出来ることというのはたくさんあると思っていますし、その意味でいうと、あのまあ地方っていう言葉は、これ条例を変えなきゃいけないから変えられないでいる訳ですけども、あのそれぞれ皆さんとお話をした内容というものをですね、あの常に報・連・相を欠かさず行いたいと思っております。それともう1点はね、最近ここ2、3日の間、感じるのですけれども、ここまで知事の手を煩わせなくても良いんじゃないかと、多分善意なんですけども判断して、職員の人達が行っている、あるいは部長まで伝えなくても良いんじゃないかというふうに思ってですね、進んでしまっていることがいくつも散見されます。で、これはあの非常にあの知らしむべし何だっけ?何とか?

(松林憲治 経営戦略局長)
   知らしむべし、由らしむべからず。

(田中康夫知事)
   あぁ、今まであの納税者に対して霞ヶ関とかはそうだったのですけども、うちの県は4年半で変わってきているはずでありまして、どうもあの部長や課長にも伝えないで、それぞれの段階でやっている。で、権限委譲ってのはそういうことじゃないんですよね。あるいは報・連・相ってのは私に書類を出せばそれで良いって勘違いをしている人がよくいます。これは政策秘書も同様です。そうではない、伝えて返事が無い時にもう1回再コールする、あるいはよく私のところに来るのがですね、私にお伺いをいちいち立てないと出来ないってことじゃないんです。ひれ伏せてくださいって言っているのじゃ全然ありません。ただ、こういうふうに進めることになりましたのでご了解くださいと書いてある内容が、例えば県の財産を処分する内容に関わっていたりですね、そういうことがあります。するとこれはですね、やはり県民の財産を処分したりしていく時に、こういう方向で進めていますのでご了解くださいとか、ここまでもう行っちゃってますというのは、これは結果として多分認識していないんだと思います、善意でやっているんです、それぞれ意欲を持ってやっているのですが、やはり報・連・相というのが単なる報告のアリバイづくりじゃない形でやっていただかないと困ります。これはちょっと事例を具体的に書いて、来週以降お伝えしたいと思いますが、あの当該の部長や課長すら把握していないというケースがいくつか出てきています。もちろん私が把握していないということにもなっているんで、その辺はぜひ皆さんも、そういう事例を見つけた時にやっぱりすぐに皆と話をしてですね、あの萎縮をしなさいとか、いちいちお伺いを立てないと出来ませんってことじゃなくて、あの伝えたり相談をすることがですね、きちんとあの出来るようにして欲しいと思っております。まあこれはあの具体的に、こういうケーススタディということで書いた上で皆さんに説明をして議論してもらおうと思ってます。えっと・・・

(丸山勝司 代表監査委員)
   よろしいでしょうか?

(田中康夫知事)
   はい、どうぞ。

(丸山勝司 代表監査委員)
   すみません、林務部のことについて、少しお時間よろしいでしょうか?

(田中康夫知事)
   はい、どうぞ。

(丸山勝司 代表監査委員)
   実は昨年、いろいろ林務が県会でもめたりしたことがありまして、監査の一環として、実は当時の林務技監でありました高野(現林務部長)さんに、信州新町でしたっけ、山の方に行ってですね、列状間伐とタワーヤーダーとか、ああいうものについてですね、非常に詳細な説明をいただきまして、私も非常に実は感激して帰って来たことがあります。それで、非常にPRってのは大切だなぁと思いまして、非常にありがたかったんですけども、まあぜひ他の部長の皆さんも本当に良いと思ったら、私は県民に向かって、多少批判があろうともですね、自分のやりたいことはPRしていく必要があるんじゃないかなと思っております。そういう意味では、当時の高野林務技監の説明のプレッシャーは大変なものでして、私はそれ以前、(木製)ガードレールが高いという持論を持っていたのですけども、それ以降、一切そのことは言えなくなってしまいました。それもやっぱり高野さんの情熱だと思います。

(田中康夫知事)
   まあ、あのそれだけ期待されているんだから林務部がより、自らも光があたる間伐をよろしくお願いしたいと思います。えっと以上かな。はい、じゃあ以上です。






< 配布資料 >
○信州の森林(もり)づくりアクションプラン
○日刊ゲンダイ 2005.6.9 9面 奇っ怪ニッポン「再び、浜渦副知事なくしてTOKYO改革なし」
○週刊SPA「田中康夫の東京ペログリ日記リターンズVol.60」
○週刊SPA「チームニッポン」第4回〜11回







 

 <お問い合わせ先>
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政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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