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最終更新日:2004年10月13日


10月8日 部長会議録


H16(2004).10.8 17:30〜17:50
特別会議室


出席者:知事、出納長、経営戦略局長、危機管理室長、企画局長、総務部長、社会部長、衛生部長、生活環境部長、商工部長、農政部長、林務部長、土木部長、住宅部長、公営企業管理者、企業局長、警察本部長、教育長、教育次長、副出納長、代表監査委員、監査委員事務局長、経営戦略局参事(2名)、林務参事、地方事務所長(9名)
欠席者:産業活性化・雇用創出推進局長、教育次長、議会事務局長、下伊那地方事務所長、経営戦略参事(2名)、社会参事

 

(田中康夫知事)
 それでは、10月8日部長会議を開きます。
 まず、森林に関しての条例は、半年というか、一年近く経ったわけですが、多少の修正はいたしましたが、通ったということは大変ありがたいことであると思っています。ただ、条例の決定につきまして、まさに実効性のある森林整備をするということで、今回予算を提案し、また、その川上だけではなくて川下と。これはとりわけ職員が何でもすればいいという事ではないと思うのですね。職員が責任を持ってやる上で、やはり得手不得手はあるわけですから、こうした中で川下に関して予算を提案したのですが、お認め頂けなかったのは大変残念なことだと思います。歴史を看過するということは、私達はこれを行っていくことで、もちろん国庫補助を受けて行うという形はあるわけですが、私達の大きな方針として、これは、例えば30人規模学級にしても、いち早くやってきたわけですから、この実効性という点に関してはお認め頂けず、凛として行っていくということに留まっています。
 山口村の件に関しましては、いささか困惑していまして、私は一万人規模の意向調査を行った上で、12月の議会に議案を提案し、県民のもう一方の代表である議会にご判断を頂こうということで、これを前提条件と申し上げていたわけですから、この前提条件というものをお認め頂けなかったということをどのように捉えたらいいのかと。ということは、これ少し考えねばならないと思っています。議場では、繰り返し何をためらっていらっしゃったり、何を恐れていらっしゃるのかと。あるいは、そんなに長野県をお壊しになりたいのか、解体なさりたいのかということは、私は委員会を通じて述べてきたわけでありますが、陳第340号の越権合併に関しての議論を深めることというのは、採択されなかったので、これ以上議論を行う必要はないということかもしれませんが、しかしながら、柳平議員のご発言の中では、職員にも聞けばいいじゃないか、あらゆる集会で意見を聞けばいいじゃないかと。ただ、私達はある統計学という客観性を持った上での調査と思ったわけですが、そうした形では無い調査はしろということなのか、この点ももう少し、唯一予算に関して反対なさった方のご意見はそのような形でありましたので、考えねばならないと思っています。
 あと、幾つかのご質問があったのは、飯山の堆肥センターの問題ですが、これは、私の大きな反省でもありまして、かなり飯山の地元の方から私の就任直後からお話があったことです。しかしながら、県は飯山市から問題はなしというお話を聞き、私達もそういう見地に結果的に立ってきたのかもしれませんが、やはり、これは具体的に住民から訴えがあるという時には、これは越権とかそういうことではなく行わねばならないと思うので、農政部長と生活環境部長と私で、近くこの現地を訪れねばならないと思っています。その上で、どのようにこの問題を解決していくのかと。現に体の異常を訴えられる複数の住民がいらっしゃるわけですから、やはりこれは看過し得ない、おそらく多くの公害というのも当初はこうしたところから始まってきていると思いますし、だいぶ昔に四日市の海上保安庁にお勤めだった田尻宗昭さんの資料をお配りしたことがあったかと思います。これは4月に入ってからでしたっけ。やはり、あのような気概を兼ねてと思います。
 私のほうからは以上です。あと、お手元にお配りした中に、長野市にある「アールエフ」という、皆さんもご存知のようにバスによく「ノリカ(NORIKA)」というので、宣伝が載っています。たまたま、別に援用するわけじゃありませんが、彼がほとんど私と同じようなことを言っている人で。ちなみに、県内のメディアからの取材がほとんどいつも無いそうです。
 県外のメディアが、私達の「変わる公共事業」というのを、朝日新聞の富山総局が大変好意的に書いていて、これは一日見に来ただけだからこのような記事になったのか、あるいは客観的に見るとこのように見えるのかということは、是非朝日新聞の新しい長野総局長にお聞きしたいところかなと思います。
 橋本大二郎さんは、今日辞任を表明されましたけれども、橋本さんのインタビューです。意見に全部私は合致するわけではありませんけれども。
 今日はだいぶ時間が長引いたので、何かございますか、私のほうからは以上です。

(瀬良和征教育長)
 ちょっとよろしいですか。私からちょっと一言思いを申し上げたいと思います。今週の火曜日、知事の記者会見を私見ていまして。皆さんはどのように思われたでしょうか。私としては、決してあの案件が他山の石というふうには捉えておりません。一石と捉えて、恥ずかしいという思いと、極めて反省をしているところでございます。今回のことは、法律を遵守していなかったりとか、マニュアルが無かったりとか、それから勝手当たり前の仕事で死角があったりとか、はたまた、検査に入った他の部署もそのことを見落としていたということで、私たち県民に仕える公務員として、いろはの「い」さえも行われていなかったということでありまして、しかも、直属の上司がそのことを前々から知りながら、責任者としての所長や次長にさえも知らせないという、真に考えられないことだというふうに思っています。このことは、今回のことに限らず、私達のあらゆるところに、ある意味じゃ蔓延していることではないかという危惧もありまして、公務員としての職務の基本をきちんと捉えるということを強く増しているところです。
 と言いますのは、ご存知のように今の県政のあり方というのは、従来の上意下達的なあり方ではありません。また、全てが県民に公開されている前提でありますし、この橋本大二郎さんのに書いてありますように、「行動で示すのは当然。議会との関係過渡期」と色々な状況があります。そういうことの中で、それぞれ一人一人の職員がいわゆるお役所の論理ということではなくて、ただ唯々諾々と仕事をするのではなくて、一から自らを変えていくということによって、知事と理念を共有して、しっかりとした実勢と責任感を持って県民のために仕事に取り組むということが求められていると私は感じております。過去のしがらみや確執的な思考に囚われるのではなくて、県民のそれぞれの要望や状況に柔軟に対応できるよう、しっかりとした自分の意見や理念を持つことを前提にして、しかし、組織として十分に議論を尽くし、そして尽くした後、決定された後、しっかりと一丸となってその方向というか、かつ迅速に職務を遂行するということが必要なのだともいます。その意味からも「報・連・相」というのは、単に行うというだけではなくて、それがどのように機能するかということが大事だと思っておりまして、私ども部局長は、ここにお集まりの皆様方は、知事に対して、また他の職員も、部局長に対しても機械的にただ「報・連・相」するということではなくて、自分の信ずる意見はしっかりと伝えるともに、自分では判断がつかないことは躊躇することなく知事に胸を借り、あるいは部局長も職員におおいに胸を開いて、県民に対する職務がよりよく、かつ迅速に行われることが不可欠だと実際考えております。例えば、しっかりとした方向性が分からないのに、8割方固めた書類や仕事の仕方をもって知事と意見調整するということではなくて、それぞれの的確な判断や方向性が必要な時々に、知事と意見をしっかりと交換するということが必要だと思います。そうでないと、いたずらに部下職員は方針が分からないまま、迷って、これは部局長が、ちょっと言い方が悪いかもしれませんけれども、部下職員をいじめるということだけではなくて、今回のように県民に対する説明責任、結果責任が十分果たせないという事態に陥りかねないと思っています。以上、私の思いをちょっと述べさせて頂きましたけれども、皆様方の忌憚の無いご意見をお伺いしたいと思います。以上でございます。

(田中康夫知事)
 今日は、あまり時間が・・・、多分この後45分から会見の予定ですが。はるさめの件、あるいは汚泥の件、あるいは、なかなか分かりにくかったとはいえ無許可の砕石の件というのは、やはり基本に戻らないといけないと思うのですね。多分、学校とかでも、いちいち「ちゃんと歯を磨きましたか?」、「今日ベルトしてきましたか?」ってことは聞かないと思うのだけれども、はるさめの場合に関して言うと、やはり、全く法律を守らなかったと。マニュアル作らなかったと。それを一緒にチェックする人がいなかったと。他の部の人間が定期検査に来た時に、怠っていることを知りながらそれを注意しなかったと。自分の上司にも報告しなかったと。業者から色々苦情が来ても、それを直属の上司にも伝えず、自分達だけで何回も検査を繰り返していて、どうにも仕方がなくなってから他の県の検査場に持ち込んで、その結果をもって伝えると。これでは、やはり皆さんは優秀なわけですから、基本的に。これは繰り返し述べていることです。ただ、総務委員会で述べたのだけれど、よもやというところまでやっていないとなると、よもやというところまでいちいち言わなくてはいけないということになってしまうのですね。是非、今回の幾つかの問題というのは、やはり私達の組織の構造的な問題で、ここから改良していけばいいと思ったのに、その一合目の部分から、改良というよりも見直していかなくてはいけないということだと思うのですけれども、これだけは真剣に考えなきゃいけないかな。

(小林公喜総務部長)
 すいません、ちょっとよろしいですか。時間がないものですから、3つばかり言いたかったのですが1点だけにいたします。今、知事から総務委員会の話が出たのですが、総務委員会で平成15年度の長野モデルの事業の執行状況を、石田冶一郎委員から資料要求されまして、財政改革チームから出したのですが、50億の予算に対して、執行率が88%と。約5億7千万ばかりの不用額を出したのですが、その金額を見るなり、石田委員のほうから、お前達幹部職員は何をやっているのだと。長野モデルの事業というのは、田中知事がこれまでの旧来型の公共事業投資中心のものから、福祉だとか教育分野を中心に長野県を変えていこうということでもって打ち出した長野県の柱なのに、そんな大事な予算を余らすとは何事だと。これは幹部職員の自覚が足りないのだし、議会だって慎重審議して認めたものを、こういった意識でいたのでは、知事が非常にかわいそうだと。知事が方向転換しようとしたって、お前達幹部職員がそのような意識でいたのでは全然ダメだよと。かなり厳しい指摘を受けました。また、別途不用額が出たのはそれなりきに職員が努力して残した結果ということもあると思うので、財政改革チームで、またそこら辺は別途精査して報告してもらいたいと思うのですけれども。
 常々、最近の部長会議を見ていても、議事録が公開されるとなったとたんに、我々プロパーの部長達の発言が全く無いのですね。任期付き採用の職員の方だけが発言していて、これでは、私達本当に何十年間職員やってきていますけれども、自分自身の戒めとか反省も込めてですけれども、本当に涙がこぼれてくるくらい、本当に情けないですね。田中知事は、今まで私達が若い時県職員で務めていた、いわゆるトップと全く発想も違うし方法も違うわけですよ。だから、幹部の職員達が今までのようなやり方でやろうとしているのだったら、いい仕事など出来るわけないと思うのです。やはり、田中知事のそうしたところが分からなければ飛び込んでいく。そして部下職員には、自分の気持ち、自分の言葉で伝える。そして、自分が先頭に立って引っ張っていくというふうにやらなければ、絶対にこの組織はよくならないと思うのですよ。私も年長だから、あえてここでそういうこと言いたいわけなのですけれども、何となく胸がこみ上げてきて思ったこと言えないのですけれども。とにかく県職員に採用になった時を皆さん思い返しましょうよ。全力あげて職務をやるのだと、公共の福祉のために頑張るのだと、誓約書も書いているじゃないですか。そういう気持ちになって、とにかく田中県政を推進するように、私達からやっていこうという気持ちでございますので、私も頑張りますので、是非皆さんそういう気持ちでこれから頑張って頂きたいと。任期付き職員の皆さんとも協力して、いいところをお互いに認め合いながら、県政の推進に頑張っていこうと、そういう決意を改めてやはりしてもらいたいなと、そのように思っています。すいません、ちょっと上手に言えませんが、そんな感じです。

(鮎沢光昭農政部長)
 一言。今の話はそのとおりだと私は思っているので、是非お願いしたいと。
 それからもう一つ違うことで、これは明日、明後日のことです。今、台風が来ているのですね。これは、規模は入って来る時は、伊勢湾台風の規模なのですね。コースは40年の24号というふうになっていますけれども、少し24号と違って伊勢湾台風の規模だということを、もうちょっと自覚して対応しておかないといけないのではないかなと私は思っています。是非、それぞれ連携よくして、これは対応して頂きたいと。私も一生懸命やります。それだけです。

(田中康夫知事)
 これに関しては、山(危機管理室長)さんのほうから連絡があるかもしれませんが、これは山さんだけではなくて、松林(経営戦略局長)さんと、あと中川(経営戦略参事)さんも今日東京に出張ですけれども、戻ってきてもらうようにしますし、私も明日元々から講演が入っていましたけれども、ちょっとこれをキャンセルさせてもらおうと思っています。土木部、林務部、農政部のみならず、あと各地方事務所長も、明日の夕方までであろうかと思いますけれども、非常に雨量や風量が強いみたいですので、それぞれ明日の朝からは一度パトロールを関係者、大丈夫だと思っていても前回浅川や砥川に関してお願いしたように、実行させて頂きたいと思います。それぞれの各地方事務所、建設事務所、その他の部署も、とりわけ明日の明け方からだろうと思いますので、体制を整えて頂きたいというふうに思います。あと、その他の社会部や、商工部、そうした所もそれぞれ担当している施設等あるわけですから、それぞれに関してもその地域の状況の把握を努めるように。そして、全て経営戦略局長と、危機管理室長のところに情報がきちんともたらせるようにして頂きたいと思います。それでは、以上です。

配布資料(抜粋)
○ 北海道新聞 2004.10.3 3面 「時代の肖像 ベンチャー魂で超小型カメラ開発」
○ 朝日新聞(富山) 2004.10.7 25面 「知事が変わると1 変わる公共事業長野」
○ 中日新聞 2004.10.8 24面 「転換点 長野県政を問う4」
○ 日刊ゲンダイ 2004.9.30 7面 「田中康夫 奇っ怪ニッポン 米国の失敗を追い続ける小泉改革」
○ 日刊ゲンダイ 2004.10.7 9面 「田中康夫 奇っ怪ニッポン 亀井静香氏の哲学に密かに敬服」
○ 週刊SPA 「田中康夫の東京ペログリ日記リターンズ Vol.26」
○ 週刊SPA 「田中康夫の東京ペログリ日記リターンズ Vol.27」
○ 週刊ダイヤモンド 2004.10.9 「田中康夫と浅田彰の続憂国呆談 Number27」


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政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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