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最終更新日:2004年08月01日


6月10日 部長会議録


H16(2004).6.10 10:00〜11:15
第1特別会議室


出席者:知事、副知事、出納長、経営戦略局長、危機管理室長、企画局長、総務部長、社会部長、衛生部長、生活環境部長、商工部長、林務部長、農政部長、土木部長、住宅部長、公営企業管理者、企業局長、教育長、教育次長(2名)、代表監査委員、監査委員事務局長、警察本部長、副出納長、産業活性化・雇用創出推進局長、経営戦略参事(2名)、林務参事、経営戦略局参事(2名)、衛生技監、地方事務所長(10名)
欠席者:議会事務局長

 

(田中康夫知事)
 それでは、6月10日の部長会議を行ないます。本日の議題はお手元にある内容であります。では最初に前回時間がなくて今週にいたしました、北原正義さんが諏訪建設事務所の所長として勤めていた時代の、幾つかの新しい取り組みに関して発表をお願いします。

 

【会議事項1:諏訪建設事務所の新たな取り組みについて】
(北原正義参事(公共事業改革担当))
※資料:http://www.pref.nagano.jp/keiei/koukyout/happyou/suwaken.pdf
 前任地であります諏訪地域における現場からのコモンズの実践というか、住民と皆さんとの共同事業、コラボレーションについて時間をいただいて説明をさせていただきたいと思います。
 お手元に資料で2枚綴りのレジュメと、パワーポイントの資料が届いているかと思いますが、それに沿ってご説明をさせていただきます。
 諏訪湖アダプトプログラムということでございます。これは長野県で一番大きな湖である諏訪湖でございますが、この諏訪湖の周辺の美化活動を県の税金を使って、河川維持費を使ってやるよりは、そこに住んでいる住民の皆さんの協力を得て、きれいな諏訪湖にしていこうというふうに呼びかけたところ、大勢の方に集まっていただいたということでございます。
 アダプトプログラムといいますのは、これはアメリカが発祥でございまして、アメリカの高速道路周辺の美化活動を民間の皆さんにお願いするということで呼びかけたところ、大勢に参加していただいたということがスタートのようでございます。日本の国内でも道路では何カ所か数多くやっておるわけなのですが、諏訪湖のように湖周辺の美化活動のアダプトプログラムというのは国内でも初めてではないかと言われています。
 それで、このアダプトというのは、直訳すれば日本語では里親という意味でございまして、里親が子供さんを慈しむように自分の受け持ち区間に愛情を持って美化活動に取り組んでいただこう、というところからアダプトプログラムと言われているようでございます。
 諏訪湖アダプトプログラムにつきましては、諏訪湖の周囲が16kmございます。これを500mずつ32の区間に分け、これの里親になっていただく方々を募集したわけなのです。そこにも書いてありますように行政、いわゆる諏訪湖の管理は長野県が行なっております。それからごみの収集、分別してそれを焼却するのはそれぞれ市町村の責務でございます。それと合わせて、諏訪湖の回りを綺麗にするというのは、住民の皆さんの願いでありますので、行政と住民の皆さんとのパートナーシップの構築ということを目標にしております。
 それから2つ目のアダプトプログラムの契約とアダプトサインの設置というのがございます。これはお願いしておきながら、このような形を採るというのは不本意だったのですが、契約するということ、サインをするということで、参加されるみなさん方が責任感を持たれるということ、なおかつ諏訪地域全体への波及効果が見込める、ということでこれを行なったわけであります。
 諏訪湖の形はこのような形になっているわけですが、この32の区間に64の団体の皆さんが応募されました。これは民間企業、市民団体、環境団体、小学生、地元自治区、ロータリークラブ、老人クラブ等々、あるいは宗教団体から、ありとあらゆる立場の方が参加されたわけです。当初64団体以上、例えば人気のある区間については4団体、5団体の重なった応募があったわけですが、これは一区間に2団体が最大ということで、そうでないと大変なことになるということで、ご遠慮いただいて、他の区間へ回っていただいたり、あるいは絞らせていただいたりというほど盛況があったということで、64団体が応募されていたわけでございます。
 そういうような形で64団体、様々な立場の人が参加してくださって、1年に3回以上、このような諏訪湖周辺の美化活動、あるいは外来植物であるアレチウリ等の除去等を行なっているわけですが、最初の写真(ページ上)は諏訪の国際ソロプチミスト活動の状況であります。2枚目の写真(ページ下)はおそらく諏訪看護学校の学生の皆さんの活動状況ということです。それぞれ、 様々な方が活動しております。
 次に、2つ目のテーマでございますが、原村における県道・村道維持管理の地元委託ということでございます。そこに書いてありますように、身近な道路を地元区の皆さん、住民の皆さんに委託して維持工事をやっていただくということで、後で建設資材の提供だけはさせていただくと。労力については地元の皆さんから奉仕をして提供していただくということで、ゼロ予算事業、あるいは維持費のかからない道路維持、こういったものを目標にしたわけですが、始めのとっかかりは、原村の村長さんが村道について地元の人にお願いしたいという話が新聞に出まして、その時に私の方から原村の中を通っているのは何も村道だけではないじゃないかと。県道も通っているし、県道も小学生の皆さん、中学生の皆さんが使われているということなので、村道・県道の区別なくやって欲しいと。しかも県道については、地区の皆さんが維持工事をするたびに、建設事務所の方へこんな維持工事をしたいから許可をしろだとか、何をしろとかいう手続きを踏まずに、村長さんに一任するから村道と県道を合わせてセットで同じふうにやっていただければいいのではと、その代わり必要な資材については、後で村に提供いたしますよということを行なったわけであります。
 その当時としては県道まで村長さん経由で地元に委託するというのは初めてだということで、非常に脚光を浴びて、地元ではだいぶ褒められた事業だったわけであります。
 平成15年度1年間に行なった事業でございます。33の自治会・自治区の皆さんが延べ2000人、1年間で活動されています。右の欄に県道に関するものがありますが、33の自治区のうち13の自治区が県道に関しても一緒に、県道にかぶさってきた木の枝の除去だとか、県道沿いの草の刈り取りだとか、あるいは歩道に乗っかっている土の除去だとか、甲蓋の取り替えだとか、そういったことをやっていただいたわけでございます。
 それから3つ目の事業の紹介でございます。諏訪湖へ流入する河川が31本ございます。この中で一番大きな河川で上川という河川がございまして、諏訪湖に流入する流域面積のおよそ60数%の数値になります。この上川について、諏訪湖アダプトプログラムの参加者の皆さんが、諏訪湖だけに限らず流入河川もきれいにしてもらわないと上下流一体にならないという声がありまして、それじゃあ流入河川で一番大きい上川についてもアダプトプログラムをお願いしようということで、11の区間を両側ありますので22区間ありますが、これについても諏訪湖と同じような里親、アダプトをお願いしたところであります。
 これが上川でございます。22の区間をお願いしたところが、37の団体が応募いただきまして、1区間に2団体ないし1団体が参加されています。これも民間企業の皆さん、地元区、小学生、環境団体、市民団体、婦人団体、様々な団体が参加をされております。老人クラブの皆さんも3団体応募されています。率先推参という意味もありまして、建設事務所も1区間を受け持って活動しております。
 その次の4つ目の提案でございます。やはり地域との結び付きということになれば、こういうことも必要だろうという観点で行なったのですが、一番県道・国道の歩道を使う顧客、お客さんというのは誰かと、職員と考えたのですが、それはまさしく小学生だろうということになりました。しかも小学生というのは目線が低いので、大人がパトロールしても気付かないところを、おそらく危険な箇所を承知しているだろうということで、県道沿い・国道沿いにある11の小学校にお願いしまして、登下校に建設事務所の職員が同伴でパトロールを一緒にするので、子供さんから危険箇所を指摘してほしいということをお願いしたわけです。なおかつ道路の危険箇所にとどまらず、付近に怖い人がいるとか、相談ごとも合わせて聞くということで、子供さんたちと登下校に手分けをして歩いたわけです。これが学校の前に集合して出発式をやっているところです。2枚目の写真が、子供さんたちと歩いていて、ちょうど歩道の中間で子供さんたちが指を指しているわけなのですが、いろいろな指摘がされているわけです。3枚目もそうです。3枚目の写真も子供さんたちからの指摘状況です。
 まとめでございますが、子供さんたちの指摘の中でやはり一番多かったのは、危険な状態の指摘。その中で、大人ならば片足を突っ込む程度の穴が、子供だと体がすぽっと入っちゃうというような指摘やら、大人の高さなら手で触れない手すりの高さ、もっと低いところの手すりがグラグラしていて、手すりから人間が飛び出してしまう、そんなような指摘がありまして、極めて子供の視線というのは我々のパトロールと違うな、というのがわかった次第です。これをなおかつAランク、Bランク、Cランクに分けて、Aランクについては即対応しようということで対応しました。それで Bランクについては、その後1年以内に対応しようということで対応しました。ということで、少なくとも子供さんからの指摘というものは、質の高い歩道の維持管理に役立ったということでございます。
 その次が5つ目でございますが、諏訪の地域は東海地震の防災指定区域になっているということと、南海東南海地震の防災区域に指定されているということと、諏訪湖の周辺が非常に軟弱であって、地震が起きた時には液状化現象が起こるかもしれない非常に危険な脆弱な地帯です。そのために我々道路管理者としては、緊急輸送路の確保というのは避けて通れないということで、国道・県道・市町村道合わせてこの緊急輸送路を維持していかなければいけないということで、そのためにはどうやれば防災訓練になるのかという地震防災訓練を諏訪建設事務所独自で行なったところでございます。
 2枚目の新聞の紹介なのですが、バイクでパトロールをやっています。先ほど言ったように液状化現象が起こる地域ですので、四輪車のパトカーが道路の寸断で使用不可能になる場合がございますので、機動力のあるバイクを使ってパトロールをやったということです。
 防災訓練の中で、今この写真に出てきたのは、アマチュア無線の方が諏訪の地域に数十人いるわけですが、NTT等の情報網が寸断した場合には、どうしても道路情報を集中しておくには、アマチュア無線の皆さんの協力が欠かせないということで、住民の皆さん参加の防災訓練ということもあって、このアマチュア無線を持っている皆さん方の団体にお願いして、その中の代表者に参加していただいて情報伝達訓練をやっているところです。
 この写真は、本部にした建設事務所の中での情報収集状況でございますが、諏訪の建設事務所というのは諏訪地域の出身の職員が極めて少ないと。諏訪の建設事務所の中でも本当に数えるほどしかいないという中で、土曜日や日曜日や正月やお盆に、地震災害が発生した時には、本当に職員が駆けつけて機能できるかという問題があって、諏訪地域出身の県の職員で、今現在県庁に行っているとか、松本や伊那へ行っている職員がその他にいますので、その方たちと協定を結びまして、土日や休日に発災した時には、とにかく諏訪の建設事務所に駆けつけることを考えてほしいということで、今ここで指揮をとっている皆さんの半分以上は諏訪の建設事務所の職員以外の、諏訪の生まれの職員の方たちでございます。3枚目の写真ですが、先ほど新聞等にもありましたバイクによるパトロールに、携帯無線のトランシーバーを持って、アマチュア無線の皆さんを中継して連絡を取れるようして、バイクで飛び出したところです。これがパトロールの巡視状況でございます。
 そんな中で、防災訓練が一応の効果を得てきたわけなのですが、そのバイクについては、現在諏訪の建設事務所の中では1台しかないわけです。これを10数台、20台確保するというのは、通常使わない備品を年間持っていることになるわけでして、それは非常に不経済だということになって、それではどうするかと。それでは民間で数多く持っている人から借りればいいじゃないかという発想になったわけです。その時に郵便局や金融機関にお願いしたところが、地震のときこそATMを守りたいのだということで貸してもらえなかったです。それではということでピザーラへお願いしたら、地震の時にピザーラの看板を掲げてあんまり走って欲しくないということです。それじゃどうするのだということで考えたら、新聞の販売店だとか自動車教習所にあるじゃないかということでお願いに行ったところ、快く貸していただけたということで、今これは自動車教習所の所長さんと協定を結んでいるとこなのですが、地震があったら貸してくださいよと。これは建設事務所から歩いて10分くらいのところにありますので、歩いていって借りてくると、こんなようなことになっております。
 以上、皆さんにお願いする事業を紹介したわけなのですが、その中であまり皆さんにお願いをしていると、県の職員は自分で何もやらないで人にただお願いするだけじゃないかという声がいくらかあったわけですから、それじゃ何かやらなければということで、雪かきボランティアというのがあるのですが、建設事務所の職員が地域に飛び出して行って、出来ることは何があるのかと、みんなで相談したところが、寝たきりの老人のケアをするのも、福祉施設のトイレの掃除をするのも、いかにもじゃないかということで、それではできることと言ったら何があるかと言ったら、一人暮らしのお年寄りのところに出向いて行って、雪かきをするのは得意じゃないかと。そういうことで社会福祉協議会を通じて選んでいただいたら、諏訪市内で高齢化率の高いある区を紹介していただいて、そこの10人の方たちとフェイストゥーフェイスで、顔と顔とを分かり合いながら、年に3回以上雪かきがあったわけなのですが、2年ほど続けたということでございます。
 このような取り組みをやることによって、コモンズの実演ということで非常に地元からは期待を得てきたわけでございますが、いずれにいたしましても、諏訪地域の皆様方の支援と建設事務所の職員の協力の結集があったから、このようになったという感じがしています。

(田中康夫知事)
 部局長、地方事務所長等の面談の際に北原氏からこの報告が有り、ぜひ皆さんに聞いていただきたいと思いました。長尾さんいかがですか。

(長尾一郎危機管理室長)
 すでにご案内かと思いますが、災害時は当然無線通信が相当ダウンしてしまいます。それについては私どもの方でも防災行政無線を整備しておりますが、いかんせんサクサクサクと使い勝手のいいものにならない可能性があるということで、県といたしましてもアマチュア無線の人たちとは協定を結んでおります。実際問題として、訓練なんかでも参加していただいておりますが、実際それを使って情報通信を増やすことについては、極めて大変いい試みであります。もうちょっと実際にアマチュア無線の方のお話なんかも聞きながら、ご協力いただけるものならご協力いただきたいなと思っております。
 それから2点目でバイクでございまして、被害状況を把握収集するためには当然警察・消防機関が車両を使って周辺地域を見ては把握する、あるいはヘリコプターを使って把握するということになりますが。やはり細かいところまでは足が入らないし、さらに諏訪地域が液状化しますと道路がそこで止まってしまうと。バイクによる機動力の確保というのは、目のつけどころからすると必要なものと考えております。それからバイクについては50ccとか400ccの免許の体系もございますので、なかなかすぐに協定を結んで職員が乗れるという訳にはいかないかもしれませんが、バイクの有効利用というのは十分に認識しております。そこについても私の方で検討を進めていきたいなと思っています。

(田中康夫知事)
 アマチュア無線の人たちは前からだけど、アマチュア無線の人たちには早急に会ってください。かなり私たちの今までの対応に不満があるみたいです。逆に言えばアマチュア無線は電源がなければ・・・、ポータブルなものもあるのかもしれないけど、という大きな問題があります。
 高橋さん(前危機管理室長)の時代に、とりわけ南信の地区に関しては各町村に必ず一つの橋脚を確保して、隣接町村から入っていける橋というのを確保するチェックをしましたけれども、それがその後どうなっているかこの間資料をいただきましたけれども、もう一度確認をして建設事務所と土木部と連携をしていただきたいと思います。
 原村で行なっていることは、従来の下條村や栄村で行なった道直しというものを、原村が導入する時に県道に関しても一緒に行なっていこうということです。これは、まさに今下伊那の町村会が行なおうとしていることのように、私たちが押しつけているわけではなくて、自発的に原村の清水澄村長が北原正義氏に提案をしてきたわけでして、こうしたことがその他の分野においても土木の分野だとかでなく、皆さんが、今日出席している人が、何ができるのかということを具体的に考えていただき、考えた方は私に自分の部署ではこれができると、もしかしたら他の部署の人は気がついていないけどアイデアがあったら、私の元に月曜日までに送られるようにしてください。
 各地方事務所で、今いわゆる課長の方たち、副所長等が聞いていると思います。今、建設事務所長や建設事務所、あるいはその他の所というのは、これは同時には流れていないですよね。もし建設事務所や保健所が同じ合同庁舎内、例えば木曽のようにある場合では、旧所長室の会議室にイスを普通に並べれば机に座れなくても入れるわけですから。その形を管財課とともに経営戦略局は今週中に手はずを整えてください。そうでない場所に関しても、音声の内容はJSN及びホームページででも公開するようになっていますけど、インターネットで、例えばJSNだけで、インターネットで同報できるのか情報政策課は確認してください。
 今は地域改革推進担当者という者と地域で会っています。10人の担当者のうち2人除いて今までに会いました。所課長会議に今後、地域政策の担当をしている者が所課長会議には同席をするというふうにお願いしたいと思います。私は思うに、従来から申し上げているように、なぜ土木部が変わったのか、無論変わってない人もいるかもしれませんが、それは単に国のシーリングとしての予算が減ってきたので従来通りできないということもあったかもしれませんし、あるいは入札であったり、あるいは土木部から大変申し訳ないが何人かの逮捕者が出たりというようなことで、世間に良い意味で土木部がさらされるという形の中で変わってきた。ただそれは同時に15の建設事務所があり、土木部の技術系の職員は、本庁舎内で勤務している者も、ある意味では頻繁に現場に出かける、あるいは現場での勤務経験があるということだと思うのです。同時にそれが地域要望というのが集団や組織ではなく、その地域の一人一人の要望というものをどう捉えるかということを、私は土木部の職員は他の部署よりも、それはシステム的なこともあったかもしれませんし、そうした様々な外的な要因もあって、非常に深く考えるようになってきたと思うのですね。その意味でいうとこの建物の中、とりわけ経営戦略局に類するところが従来の旧三階筋という大変によろしからぬ意識を持っている人が若手に非常に多いということが、私の人事上の問題だと思っています。そのために私は経営戦略局の職員は、6月の議会が終了するまでに全員一人一人面談をして、その上で、彼らの考えていること、悩んでいること、要望、配属の部署の希望、また彼らの適性というものを見た上で、経営戦略局の職員のみならず、その他の職員もでありますが、8月のお盆の時期には人事異動というものを行ないます。これは通常昨年も行なっていることでありますから、通常の範囲内ということであります。
 この中において地域改革推進担当者ですか、これはどういうものかというと、5月に配属して私も1カ月あまり彼らにきちんとしたオリエンテーションをしなかったということは、大変申し訳ないことだということはすでに伝えておりますが、この1年間一番変わっていくことは、やはり地方事務所を始めとする現地機関だと思うのですね。つまり県民が変わり・・・。つまり一番変わっていないのは、この県庁舎の周囲1キロ以内に集っている人たちが職員も議会もマスメディアも、様々な県との仕事の付き合いがあり補助金をもらっている人たち。ここが最も県では変わっていない人たちだと、また変えたくない人たちがいるということです。とりわけこれは外郭団体の見直しを行なったり、オリンピックの帳簿の問題を調査することにも、総論では賛成していたにもかかわらず、各論では反対している方々がいらっしゃいます。また従来はこうした人たちが様々なチャネルを持ち発言する機会があったということです。そうすると、またそこの方々と日々接していると、まさに県内に点在をしている県民と接している時に感じたことが、この庁舎内に入ると非常にカタツムリのようにその周囲の人たちの意見を聞いていると、まだまだ大丈夫と安心している職員が非常に多いということです。そうなると私たちがこれからの1年間、最も大事なことは、地方事務所が変わってゆくことによって10階建ての本庁舎内に入る人たちが包囲されていく、10階建ての建物の中にいる人がさらされる機会が少ないならば、その人たちが自ら出ていってさらされるという行動をとらないと、まさにこの建物が兵糧攻めに遭うということが、この一年間の私たちの大きなベクトルです。その意味では地域改革推進担当者というものは、無論年齢、経験の様々な違いはありますが、彼らが近い将来に、各地方事務所において、所課長に逆にプレゼンテーションするという形が必要です。
 政策促進チームというのは、他のコモンズ政策チームや、信州ブランド戦略チームと同様でありますが、むしろ皆さんのこの10階建ての建物の中の各部署の問題のあるところに、ある意味では泥だらけになって入っていくチームであります。机に向かって何か企画を立案する従来の企画局企画課という形ではありません。今も企画課の小林良文さん(企画課長)がやっているところもだいぶ内容が変容しましたので、あの部署も逆に行動する部署になっています。机に向かっていることだけではできない部署になっています。同時に、その時にいくつか問題が深刻なものとしてある意識の発想は変わっていないというところには、経営戦略局の幾人かの政策推進幹、任期付き任用の方々が大半ですが、そうした人が入ります。ただそれを一緒に引き継ぐ各部署、あるいは各プロジェクトに関して、政策促進チームの人間を始めとする人間はインチャージされて、責任を持って一緒に各部の人間と行なわねばなりません。また行なうときに丁々発止の議論を行なわなければなりませんし、これをやってくださいではなく、これを一緒にやりましょうという意識でなくてはならないということを、政策促進チームの人にはとりわけお伝えしたいと思います。
 こうした中で各地方事務所にいる人たちは、政策促進チーム、あるいは経営戦略局のメンバーと連絡を密接に取りながら、今私の考え方はこのように部局長会議というものが全職員や全県民、全国民が知ることになっておりますけれども、とりわけそれを共有しているものとして良い意味での触媒機能として所課長会議等でも様々な提案をして行なっていくということです。同時に、例えば佐久で会合があるならば、上田の地域政策の担当者だけではなく、山を越えて諏訪の者も来て隣接するものが連携をするという形になっていくということだと思います。
 途中で週刊SPAをお配りしましたけれども、建設産業の構造改革支援幹、10人います。あえて建設事務所ではなくて地方事務所という場所にあることで、多くの建設業で構造転換をしたいという自律的な思いのある方々が訪れやすいという形であります。ご存知のように彼らは銀行のボーナス期のように大きな札をつけて、私が建設産業構造改革支援幹ですという札をつけております。これはひとつの彼らの発想を変えてもらうということではありますが、私が先般塩尻でお目にかかり、私たちが決して何かこのようにやりなさいという訓練をしたわけでもない、マニュアルがあるわけでもない。でも人跡未踏の地の活動を、おそらく皆さんの同僚としてつい最近までこの建物の中で働いてきた人間が、それこそ良い意味で死にもの狂いで、自分で海図を描いているということです。私はこのことに非常に深い感銘を受けましたし、共鳴を受けました。彼らの多くは、近い将来その経験を元にして、この建物の中ということを問わずして、県の新しい施策を行なっていく上での牽引役になれると思いますし、その彼らの仕事が大変だなと思って傍観をしているだけの職員は、その職員は良い意味での下放運動の対象とならなくてはいけないと私は思っています。
 やはり自分で海図を描いていくということが彼らはできている。それはただ相手が人ではありますし、必死の思いで来る人たちである、という中で彼らも必死に対応しなくてはならないということを感じたものだと思っています。やはりこの建物の中には必死さがまだ非常に欠けているということだと思います。
 各部局長それから地方事務所長は、2回にわたって私と面談をしてきております。この面談の内容でありますけれども、ご存じのように従来、協約というような形がありました。今までの協約というのは、私が非常に指導力不足であったところもあるかと思いますが、出すことは画期的でありましたが、もう2年を迎えた段階であのような形だと、これは単なるスポーツ大会における選手宣誓のような羅列であります。
 ご存知のように人事制度の改革ということ、これはぜひ労働組合関係の方々には冷静に理解していただきたいと思っています。昨日も組合との話し合いが、経営戦略局長をはじめとして出席したようでありますが、私は本当に組合というのは誰のためにあるのかと。人のためにあるわけです。国民とともに歩むためにあるものが、そのまさに半径1キロの県庁舎の回りでカタツムリになっている人と同じように、もっと少ない人数の人たちのために・・・。でも、この建物の中には膨大な様々な良い意味での出入りする業者の方がいます。様々な雇用形態の方々がいます。任期付き任用の職員は自分の年齢よりも給料がいいなどと言っている人がいますけれども、もし仮にそれが悔しいならば、なにくそと思って応募するというような勇気を持てるか持てないかということです。自ら踏み出すという勇気がない人たちは、ある意味では、その人たちが自らの身勝手に踏み出すのではなく、自らがその組織の一員であったとしても、踏み出す勇気を持てるような、そして踏み出した人には正当なる評価が、人間ですから100%の正当性というものはないかもしれませんが、それを目指すための制度を作っていくことです。これは職員であることにより誇りを持ち、そして県民からより信頼をされるために、人事の制度の改革を行なうわけでありまして、そこを勘違いしていただいては困ると思います。
 私たちが常に行なうことは職員との合意、というようなことがよくマスメディアで書かれております。これは大変に古めかしいことでありまして、記者クラブ制度の中に安住していた人だからこそ言える言葉です。私たちは、常に県民との合意です。そしてその県民は220万人もいますし、全員が同じ意見であるということは、どこかの国を除けばないかもしれません。どこかの国もそうではないにもかかわらず、ただ言えないということです。ただ私たちは常により一人でも多くの人たちがどう思っているかということに耳を澄ませるなどということではなく、体当たりでぶつかっていかねばならない、泥だらけになって知らなくてはいけないということです。「日日是決戦」だという代々木ゼミナールの言葉を私が使っているのは、そして「親身の指導」だと言っているのはまさにそこにあります。「親身の指導」というのは決して私たちが偉くて、指導・稽古をつけてあげるということではないのです。これは皆さんがまさに泥だらけになって、なにくそという気持ちを忘れず行なってこそ初めて「親身の指導」であり、「日日是決戦」になると思います。
 新人事評価制度というものを考えているわけですので、協約に関してはその方向性が出るまでは少しお待ちいただきます。ただ具体的には協約という形で全体に公表するかどうかではありますが、具体的に皆さんとかなりの部分、方向性や考え方を共有してきていますから、そうすると今後行なうことは具体的に皆さんが部局長、あるいは地方事務所長という責任ある立場として評価される尺度として、それは往々にして具体的な数値であったり、期限であったりと。こういうものを一緒に設定するようになるかと思います。ただこれを設定することだけが目的ではありませんので、今皆さんにお書きいただいたことに関しては、私はそれぞれに至らないかもしれませんが、それを勇気づけるための発言、助言をしてきていると思います。仮に勇気付けられたと思うならば、それを達成できるということ、今日この瞬間から引き続き行なっていただくということだと思います。最終的な協約という形の言葉になるかどうか、あるいは数値や期限をどう設定するかということは、先延ばしをしているということではなくて、今少しお待ちいただくということだと思います。ただそれがないから新たな事業や作業ができないということではないと思います。常にそこに人がいるわけですから。例えば救急病院はそこに態勢が整わなくても、人が担ぎ込まれれば対応せねばならないわけですから。その意味で消防や救急の人と同じ意識を持っていただきたいと思います。ですから、北原さんの行なったことを、もし北原さんの行なったことでも、うちの部であるいは所で出来ることは、これはまずやりますということを書いて、月曜日にはそれぞれメールでいただきたいと思います。
 2番目であります。いわゆる外郭団体の見直しです。先程も申し上げたように総論は賛成であった人たちが、各論は反対してくるかもしれません。あるいはこれも各論を行なう際に、県が持っているような原資を取り崩すことで、とりあえず表側は大変にスマートに行なおうとする人がいるかもしれませんが、これは非常に大きな間違った考え方です。企業局をはじめとする、県の財産とは独立して行なっているところとですね。これは良い意味では恐れず膿を出さなくてはいけません。ただ、私たちは外郭団体に勤務している人たち、これは今日私の名前で書面をお出ししますけれども、私たちはよりよい県にするということの中で、ただ最大限ここで働いている人たちで意欲のある方には、それぞれ新しい人生設計をするための環境設定を、最大限私たちは一緒になって努力していくということです。そして、それを行なうことは、この内容が出たからといって、各部署はもう仕事が終わったわけではありません。各部所長はここからがまさに自分の責任において奮闘しなくてはいけないところです。同時に皆さんの職員もそうです。この問題を行なうということは、よりぬるま湯であったり、先程申し上げたように弁証法ができていない職員が、批判の対象になる、非難の対象になる、さらけだされる対象になっていくということです。外郭団体の問題を行うことは皆さんの身分は安定しているかもしれませんが、逆に皆さんの身分がなぜ安定しているのかということを、自問自答する作業だと思います。

 

【会議事項2:長野県出資等外郭団体「改革基本方針」について】
(鈴木央主任企画員(行政システム改革チーム))
 資料に基づき説明
※資料:http://www.pref.nagano.jp/soumu/gyoukaku/KK-houshin/KK-houshin-happyou2.pdf

(田中康夫知事)
 この外郭団体の見直しをここまでまとめるには、各部局長、無論地方事務所長、あるいはとりわけ県警本部長を始めとする独立した機関の方にも、大変なご理解をいただけたということは感謝をしているところです。そして今、鈴木さんが言いましたように、これから皆さんは、逆に皆さんが矢面に立って行なっていくということです。そして団体を守るという発想はあってはいけません。つまり県民を守るためですし、私たちの県民の財政が健全であること、あるいはそこに勤務している職員を守るということであります。
 そして以前に申し上げましたが、中小企業振興公社というのは、その組織がないと国から経済産業省からの様々な融資や支援が受けられないということでありましたが、これは前にも私述べましたが、であるならば、であるから中小企業振興公社は残さねばならないという発想ではなくて、もしそのような機構がなければ難しいというのであれば、極論すればそこに1人の職員がいればいいのかもしれません。そしてその1人の職員は正規の職員ではなくて、経済産業省からの様々な支援の伝票処理をするということのために雇う人がいてもいいのかもしれません。そのくらいドラスティックな考えを各部局長は持たねばならないということです。そして、その考えを持つということは、同時に今勤務をしている外郭団体の人たち個人の生活を慮ることですし、そのことは同時に、それに協力をしない多くの私たちの身分に安住している職員の意思を変えていかねばならないということです。私はそのことを行ないますし、皆さんも同じ思いで行なっていただかなければなりません。先ほど職員との同意という言葉はおかしい、合意はおかしいと言いました。常に県民との合意ですし、まだ見ぬ県民の思いはどこにあるかを考えるということです。ただ職員も皆県民です。職員の家族も県民です。ただ家族の顔を思い浮かべるのではなくて、願わくば皆さんが住んでいるコモンズ地域の隣人の顔を思い浮かべていただきたい。隣人はどういう思いなのか。その中の隣人の一員として皆さんの家族や親族もいるというふうに思っていただかないといけないと思っています。

(阿部守一副知事)
 これまだ経過地点ということでありますので、各部局長さん方もこれまでご協力いただいていますが、さらにこれからが正念場と思いますので、しっかりお取り組みいただきたいと思います。
 ただちょっと一点だけ、私もいくつかの団体に回ったり、先週この間の土日もたまたまある場所で、ある外郭団体のプロパーの方と会っていろいろお話したのですが、私たちの考えていることや、思いというのが必ずしも外郭団体のそれぞれの現場で働いている方々にきちんと伝わってない部分も中にはあるのかなというふうに思いました。これは是非各部局、私もいくつか回りましたけれども各部局の方でも各団体とこれからも密接に連携をとってもらいまして、できればプロパー職員の方の思い、考えというものも是非直接把握していただいた上で、お取り組みいただければと思っておりますのでよろしくお願いします。

(丸山勝司代表監査委員)
 外郭団体については、いろいろの場で発言をさせていただきましたけれども、やっと出たという感じで、私は非常に期待をしているわけです。もっともっと厳しく見ていていただく必要もあると思います。例えば資料の貸借対照表についても公会計の貸借対照表ですので、資産は現在価値は評価されておりません。負債は自動的に現在価値で評価されていってしまいますので、これを見ますと資産が超過している状況になっておりますけれども、現実には資産を現在価値で評価した仮バランスシートを作ってみれば、多くの団体が負債が超過しているという状況になっていると推測できます。これは3月の財政団体委員支援監査の報告でも一部の団体では指摘をしておりますけれども、現在価値で評価する上で、例えば土地の下落損だとか保有株式の評価損、貸し倒れ引当金を計上していないとか、債務保証損失引当金等と計上がしてないような状況の資産がございますので、発生会計主義的にやれば、大変な財政状況になると見ないといけないと思います。
 住民サービスを提供するための外郭団体を、単にバランスシートだけで見るということは、いけないというような論もいろいろございますけれども、是非妥協のない改革をお願いしていってほしいというように思います。この件については、監査委員ということで執行権のない立場で発言と会議をお聞きできないということで、非常にフラストレーションをためております。ぜひ私もカウントオブミーという形でお願いしたいと思います。

(田中康夫知事)
 大変ありがたい決意表明をいただいたわけですから、そういう行動する監査委員であっていただきたいと思います。
 先ほど鈴木さんが言いましたが、ギャラクシー賞というのは放送批評懇談会という、これはギルド的とは非常に異なる、各企業が放送局や新聞社がお金を出していますが、「GALAC」(ギャラク)という雑誌がありますが、これは非常に手厳しいクリティークというものは何かということを伝えている放送批評の雑誌です。坂本衛というものが編集長をしておりますけれども、非常に信用に足る人物でして。ここでNHKが1月10日に行なったNHKスペシャルがこのギャラクシー賞の月間賞というものをとって、最終の段階にもノミネートされています。惜しくも特賞をとることはできませんでしたが、それだけ本県の外郭団体にとどまらない制度や仕組みを根底から変えると。膿を先送りしないということは、それは総論賛成かもしれませんが多くの全国民が期待していることだということだと思います。

 

【会議事項3:上伊那地方事務所情報提供機能のバージョンアップ】
(田山重晴上伊那地方事務所長)
 資料に基づき説明
※参考資料:上伊那地方事務所ホームページ

(田中康夫知事)
 前半はご存知のように田山さんのフットワークの軽さで、とりわけ社会の中の、英語で言うとインタレスティング、興味があるし大変に面白いのだけど、ちょっと風変わりな、ピキューリアな人を、田山さん独自の嗅覚で見つけてきている。ただ、こういうと日本語で言うと「とんがった人」がとても大事だということですし、これは私たちの農政部は鮎沢光昭さん(農政部長)の元でこうした個人を、能力があって成果を収めている川上の人を、川下においてマーチャンダイズを一緒に手伝うということが、これからの私たちの仕事であるということと繋がると思います。
 後半の方ですけれども、上伊那管内の市町村財政を公表してホームページに掲載すると。いくつかの市町村長からは大変お怒りがあったのだそうですが、これは是非全管内で行なっていただきたいと思いますし。松林さん、少なくとも私たちの県に関しては、私の就任前から含めて年度ごと、すぐに出来なくても少なくとも3年ごとくらいの形でこれはきちんと公開しないといけないと思います。上伊那が行なった以上、県のものに関してきちんとしないと、多くの県民は私が就任する前の財政状況を知らないわけですし、あるいは、逆に言えば私が就任した後どのように変遷してきているかも知らないわけですから。これは早急に準備を進めてください。

 

【会議事項4:県議会平成16年6月定例会提出予定条例案について】
(花岡隆夫情報公開課長)
 資料に基づき説明
※資料:http://www.pref.nagano.jp/soumu/hoki/jyourei/h1606.htm

(田中康夫知事)
 これは議会に提案する内容です。すでに皆さんもご存じであると思いますので、とりわけ個人情報保護条例に関してはこの形です。

 

【会議事項5:6月補正予算】
(牛越 徹参事(財政改革担当)兼財政改革チームリーダー))
 資料に基づき説明
※資料:http://www.pref.nagano.jp/keiei/zaiseit/yosan/hosei/h1606/1606.pdf

(田中康夫知事)
 これは、それぞれ皆さんと話もしてこのように、それぞれの部署が計上してあります。あるいはご自分の担当部署でないものに関して、これはいかがかという意見があるかもしれませんが。それは今後9月補正等組むときに、最終報告するかどうするか、予算の提出権は人事権と同様に私にあるので、このようにさせていただきますので、少し考えさせていただきます。これは決して時間を延ばすとかそういうことではありません。6月補正に関してはこの形です。
 それから、資料提供は2つですか?河合さんの方からお話しになりますか?シンポジウムが行なわれるということですね。これは2回やるのですか?

 

【資料提供2:信州の木利用推進車座シンポジウムの開催について】
(河合博林務参事)
 当初2回やりまして、議会のない時期に毎月1回程度で、引き続き開催していきたいと思っております。7月18日、8月8日にそれぞれ1回ずつ、2回やりまして、その後継続するつもりですという意味で申し上げました。

(田中康夫知事)
 これは、毎月やっていくの?

(河合博林務参事)
 議会で忙しい時期ははずしまして。

(田中康夫知事)
 7月は長野市内で行なうので、8月8日はもっと違う場所でやるということ?

(河合博林務参事)
 7月18日は、ちょうど環境フェアがビックハットで行なわれますので、その会場をお借りして、一般の市民の方が集まりますので、車座シンポジウムをやりたいと思います。
森を元気にするために一般の方の理解と協働、協力が必要ですので。先ほども申し上げましたように、林務部信州の木利用推進課のメンバーの方もいろいろ情報を持っていますので、そういう我々の情報を、このパネラーの方々のご意見を触媒としながら一般の方々と意見交換をして、あるいはそこに業界の方もおいでいただきまして、そういう中で一般の方が非常に疑問に思っていることを、われわれの情報と業界の方の情報と、そういったご意見を加味して、新しい理解を得ながら、私どもの行政にそれをフィードバックしていくつもりでこういう車座シンポジウムを開きたいと思っております。

(田中康夫知事)
 一生懸命練って出てきたものかもしれないけれど、少しこれだとここに集った人だけのハンドインハンドで、そうだよねーで終わらない?それをどうするのですか?その辺のストラテジーがないと、これは単なる私たちが行った啓発よりは少しはインボルブしたアクティブなものかもしれませんけれども。今のおっしゃられたような川下へのマーチャンダイズの問題があるならば、こういう形がいいのか、もっと違う少人数というか、あなたがおそらく考えている方向性は明確にあるのでしょうから、あるいは林務部が考えていること、林務部の鷹野部長が考えている方向性もあると思いますし、そうしたものを部内で議論するのでなくて、部内での議論をもっと触媒的になってくるような人が県内外に、さっきのピキューリアな人としていると思いますから。その人たちと考えを作って、こういう形でやりますよということでの提案型として、地域の人たちや関心ある人が出てきているならいいですけど。これだと皆さんがどうしたいということがないということは、現在の多くの全国の自治体で市町村合併、自分はどうしたいのか言わないで情報提供に努めますと、総務省が出してきたお盆の上の情報提供だから、自分は何も考えられないと。たいへん言葉が過ぎるかもしれないけど、1回やるのはいいけど2回目以降どうするかを考えた方がいいと思います。鷹野さんも考えてください。

 

【資料提供1:環境保全のための県庁率先実行強調週間の取組みについて】
(木曽茂地球環境課長)
 資料に基づき説明

(田中康夫知事)
 これ毎年やっているんだよね?

(木曽茂地球環境課長)
 毎年やっております。

(田中康夫知事)
 どういう成果があったのか、去年やらなかったけど今年はやるのも、去年は達成したので今年はここに書かなくても多分に職員の体に染み付いていて、もうできていることとか、そういうのはあるのですか?でないと、こういう週間が日々の習慣にならないで、限られた期間の週間になっちゃう。

(木曽茂地球環境課長)
 先ほどの資料の方が、昨年からの実施状況ということで、他の項目について上がっていますが、先ほどの3項目以外の部分は数字として出ている中では、かなり職員の方に努力していただいて、満足している部分でございます。その辺の評価を一応いたしまして、今年重点的な項目として電力、ガソリン、コピーというような取り組みを強調してやっていこうというような中身になっております。

(長尾一郎危機管理室長)
 環境保全と直接関係ないのかもしれませんが、実は皆様が使っております電話代につきまして、後でまた文章等をお出ししたいと思いますが、相当な電話料金がかかっているのではないかなと思っています。実はご覧のとおり県の中には県の現地機関、市町村をつないでいる防災行政無線がネットワークされておりまして、これはただでございますので、せっかくただのインフラがありますものですから、ぜひ使っていただきたいなと思っています。これはいざという時に使えないといけませんで、ふだんから使っていただくことによって、いざという時も使えます。ちょっと特殊なかけ方をしますものですから、是非NTT回線もございますけれども、防災行政無線が通じております機関につきましては、皆さんの電話の上からもかけられると思っておりますので、是非それを使っていただきたいと思います。ワンペーパーで掛け方については私の方から皆様方に出したいと思います。全職員なるべく電話料金を安くしたいのは同じ思いだと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。

(田中康夫知事)
 IP電話の件も情報政策課、例えば県内いくつかのIP電話網が出来てきていますから、それも考えるのと・・・。それとコスト削減のチームは羽生さんが担当しているのかな、丸山さんも一緒にやってくれているのですよね。その辺を早急に報告ください。
後、丸山さんの方から、ご報告がある?

(丸山康幸産業活性化・雇用推進局長)
 昨日の夜第1回の財政改革検討会がありまして、精力的にやっていきたいのですけれども。来週のこの会議、18日の10時から11時まで予定されていますが、そのすぐあと30分予算を作成する。執行される部局長の方と、地方事務所の所長さんは、是非残っていただいて、その場で今後のスケジュールとアプローチの仕方、それから基本的な考え方というようなことをご説明していきたいと思います。是非予定を開けておいていただければと思います。後ほど牛越さんの事務局の方から念のための連絡をいたしますが、30分ということで、来週の部局長会議のあと30分お時間をいただきたいということです。よろしくお願いします。

(田中康夫知事)
 新しく月曜日から赴任をした中川照行さんお願いします。

(中川照行経営戦略参事)
 中川照行でございます。経営戦略局の参事ということで、6月7日に拝命させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

(田中康夫知事)
 昨日彼がこの建物の中を回ったら、中川さんの顔を見るのと同じくらい、皆さんは手慣れた速度で、彼の胸のラスター、職員証を見たそうなのですね。課長なのか部長なのかということを皆さんは瞬時にご覧になったのじゃないかと、性格の悪い私は思いますが、肩書で仕事をしているわけじゃありません。前から言っているように、私は、例えばこの中の企画部門等にいて、もっと現場を知るべきだと思って、去年1年間現場に出て目覚ましい活躍をした人は、今回の人事で多くその人をより適材適所になるようにしております。それは、私は皆を委縮するのではない、それが信賞必罰だと思っています。しかしながら、課長級や課長になったとたんに私の見える範囲は限られているかもしれませんが、仕事の速度、あるいは仕事への責任、意欲が逆に減退、というのは体調の具合であるかもしれませんが、そうではなくて、それをあえて無意識か意識的なうちに減少をさせている方々が少なからず見当たります。これは何のために皆さんが仕事をしているのかということです。是非皆さんが職員になった時に、県民のために尽くしたい、あるいは人の喜んでくださる顔を見たい、人に身勝手なわがままを言ってもらうことを聞きたいのではなくて、一緒に社会を創っていく、人が喜んでいる顔を見たいということを思って職員になった時のことを、常に思い出していただきたい。それが、私が言った、あなたも1人の県民であり、あなたの家族もというのではなくて、あなたの周囲に住んでいる隣人の顔を常に思い浮かべるということです。
 名刺も、私も迂闊だったのが、ある企業、これは確かブルームバーグですね。今のニューヨーク市長のブルームバーグ、情報機関のブルームバーグの名刺というのは肩書が一切書いてありません。誰が社長だかも分からないのですね。もちろんブルームバーグ氏の顔は分かると思いますけど、日本の女性のブルームバーグの社長の顔は、日経産業新聞の産業部の人以外分からない。私たちは少なくとも部局長を課長、これは従来所属長という言葉でありますけど、これは矢面に立って責任を取る人です。とりわけ信賞必罰の対象の人です。しかしながらその他の人も、主事とか、主査とか、企画幹とかいろいろ書いてあるのですね。さっき言ったように建設産業構造改革支援幹のような人は、まさに名札もつけて意識改革をそこでしているわけです。ゾウさんの顔のようなものが付いて、私が一緒に建設産業を変えていく人ですと。これは良い意味で自らをさらしているわけですから、これは良いと思いますけれども。自らの地位を保全するために、名刺に肩書を書いてあるものがあまりに県は多過ぎるけれども、たぶん、これは議会の人はカタカナでないと出来ませんけど、主事だか、主査だか、主任だかってどういう順番だかって私も未だに覚えていないんで、県民にとってはもっと分からないですね。係長、課長っていうのは一般的に一般名詞になっていますけれども、そうするとこれは私たちの内部のご都合でしかないので、ちょっと名刺の肩書についてもどうするのかということを早急に考えたいと思っています。

配付資料(抜粋)
○ SPA 「田中康夫の東京ぺログリ日記リターンズ Vol .11」

<お問い合わせ先>
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政策促進チーム Tel 026-235-7250Fax 026-232-2637
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