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最終更新日:2003年03月27日

 「しなやかな県政を」 ー 田中新知事に聞きました。

 10月15日に行われた知事選挙で初当選した田中康夫知事。21世紀の新しい県づくりに向けての決意と抱負を聞きました。

●知事として県政を託されたわけですが。

 長野県知事として、今後は220万人のすべての長野県民の皆さんの幸せのために、打ち込む覚悟です。

 私は、今後県政を運営するにあたり、県と市町村が対等の関係で建設的な意見や提言を交わし合える関係をはぐくみたいと考えています。

 まちづくりの基本は皆さんの市町村であり、あるいはさらにその市町村を構成する小さな隣近所の集落から始まります。その集落をより住みやすい地域にしていこうという気持ちが、続いて市町村単位、また、地域へと広がり、やがては220万人のふるさとを愛する人々の気持ちが横一線で広がったなら、日本列島の背骨に位置する長野県はさらに元気づくのではないでしょうか。

●今回の選挙で、県内各地を回り、多くの県民と接してこられたご感想は。

 一人ひとりの長野県民の中には、私が小学校のころに感じた、向上心にあふれ、思慮深く、そして自分の言葉で自分の考えを言い表せる心意気が、今だしっかり息づいていることを実感しました。心に秘めながらも、ともすれば思うに任せなかった気持ちや行動がもっと自由に、しなやかな自信を持って行えるような長野県の環境づくりをしていきたいと思っています。

●21世紀という新しい時代のリーダー像は。

 県知事もまた一人の県民であり、他の多くの県民に仕える存在であるとの覚悟を、リーダーは常に抱かなくてはいけません。その意味でも私は、220万人の県民の命を守るリーダーとし、責務を果たして参ります。

●そのために、まず何を行いますか。

 常日ごろから多くの県民の皆さんと建設的な議論を行える双方向の関係にすることが大切です。3階から1階に移す知事室へ、県民が予約なしで訪れられる「県民の日」や、私自らが県内各地を回り車座になって話し合う「県民集会」の開催など、県民の皆さんが自由に発言でき、参加できる県政を目指します。そして、長野県が本来持つ潜在的な力としての、美しい自然環境と向上心あふれる県民性を今まで以上に、はぐくみます。長野県民で良かったと、一人ひとりの県民が、しなやかな勇気と自信を抱ける県政でありたいと考えます。

●県民の皆さんに一言。

 田中康夫は県民によって選ばれた存在です。どうか、私を良い意味で酷使して下さい。「こんなに私たちのところに来て、小さな意見でも聞いてくれる知事だ」「出来ることは、すみやかに実行に移してくれる知事だ」と言われる存在を目指します。意見が一致しないことも、時にはあるでしょう。が、だからこそ、同じ友人、県民として、また、同じ体温のある人間として、全国に誇れる長野県とするべく、建設的な意見を交わしましょう。私もまた一人の県民として、全身全霊を長野県のために投じる覚悟です。

 皆様のご理解、ご支援を心からお願い申し上げます。どうも、ありがとうございます。

 
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