Web Site 信州
トップページ戻る目的でさがす分野でさがす組織でさがすサイトマップ使い方ガイド
最終更新日:2006年07月25日

知事会見

平成18年(2006年)725日(火)10:30〜10:50 県庁:表現センター

目     次

<田中知事からの説明>

1 梅雨前線による大雨被害に対する県の取り組みについて

 

1  梅雨前線による大雨被害に対する県の取り組みについて

信州広報・ブランド室長 武田雅宏
 
おはようございます。それでは本日の災害関連に関する知事記者会見をこれから開始致します。ただですね、11時から他の会見が入っておりますので、時間は10時半から11時までということで30分間になります。それと今のうちに言っておきますけれども、災害の関連の情報につきましては、緊急なものがあった場合には緊急メールでこれまでどおり皆様方にお知らせしながらプレスリリースをしてまいります。
 あと本日ですね、16時現在で避難者の状況がまとまりますので、17時頃2回目のプレスリリースをこの会場で行いたいというふうに思っております。
 それでは田中知事、よろしくお願い致します。

信州・長野県知事 田中康夫
 すいません、今13回目の平成18年7月大雨対策本部本部員会議が終了致しました。これ今、8時半からやって概ね10時20分くらいまででした。その前、12回までで延べ19時間45分間行っておりますので、9時半、10時半、えーっと21時間30分くらいやっているかと思います。
 今日お伝えしますのが、まず1点がですね、被災をされた住宅の再建に向けた対応、昨日も、それぞれの方に担当の職員を付けるというお話をしました。今日も報じられてるように、岡谷市と、無論これあの、仮設の住宅の手配をされるというようなことは、これは阪神大震災のときも中越地震も同様ですが、各市町村が担当をされるというものであります。しかし私たちは、当初から県営の住宅に関してもですね、その数をご提供をしてまいりました。諏訪の地域におきましては県営でも18戸、上伊那では6戸、松本では13戸、県内その他82戸、119戸の入居可能戸数があるということをお伝えをしてまいりました。この中でさまざまなお問い合わせを48件いただきまして、現時点では諏訪の地域で県営に1件、市町村営に11件、計12戸にお移りになられる予定、これはまだ避難所におられる方もいます。とりわけ湊地区等は、家財道具も近づくことができない状況ですので。上伊那に関しては県営に1件で計1戸、松本の地域に関しましては市町村営に3件、計3戸という形であります。
 同時に併せて今回、全壊、半壊、一部損壊された方々が7市町で61戸ございます。私たちは、これら被災家屋の所有者の生活、住宅の復興まで全てにわたり市町村と共に支援を行うべく、被災家屋各戸ごとにお手伝いをする担当職員を配置させていただきます。その上で、この担当職員は、各避難所の避難所コンシェルジュ、あるいはお助け隊、また精神的なカウンセラーと十分連携をして、被災された方々の状況に配慮しながら適切な時期からお手伝いを開始致します。この「適切な時期」というのは、例えば岡谷市の湊地区の方々は、まだ救出活動が断続的に、お昼からは再開できるというふうに自衛隊の中原第2科長が先程本部員会議でお話しになっていましたが、また自分の家にも近づくことができないという状況ですから、こうした方にその次の段階である住宅再建というお話を「担当者が私です」という形でお伺いするのは、これは精神的にもですね、逆に圧迫を与えるというふうに避難所におります私どものコンシェルジュの者からの判断で、これらの方々に関してはですね、避難勧告が解除され、家屋の整理もされる段階で、きちんと無論お付きするという形です。その他の地域の方々に関しましては、私どもの担当者がですね、ごあいさつに伺うという形になります。無論これは同時に、繰り返しますが市町村のみならず自治会の方々とも連携をとって、担当がワンストップでバトラーとして窓口になるということを徹底してまいります。
 更に床上浸水された方が14市町でですね、839戸ございます。これらの方々に関しましては、週末お助け隊がお伺いをして、さまざまな家財道具の天干しであったりですね、廃棄物の整理等お手伝いを致しましたが、今後も各地区ごとに私どもの県としても担当職員を配置し、市町村のご担当の方と連携をしながら、ご自宅に伺い、復旧状況の確認や更にお手伝いすべきことをですね、よろず承りをするということを進めてまいります。
 また現在お住まいではない、ご家族は、ご子息等は東京や首都圏にお住まいであるというような空いた家屋もございます。これらに関してもその状況を市町村がまず第一義的に把握されておりますので、所有者の方々にご相談をすると。既に私の方に深夜、塩尻の小野地区の方で、お住まいではなくて首都圏にお住まいである空き家と、この件に関してお問い合わせがありましたので、朝から私どもの経営戦略局の担当職員がお話をお聞きをして対処しております。
 で、この中で塩尻市の贄川地区、奈良井地区等の全壊、床上浸水に関しましても、それぞれ避難をされている場所がございますので、従来からの岡谷市、あるいは下諏訪町、辰野町、箕輪町等と合わせて対応してまいります。伊那市に関しましても、お家は無事であられましたが、庭に土砂が入られたという方に対して、私たちが一緒にお手伝いをするということを本日行うというふうに、上伊那の地方事務所の方から先程のテレビ会議の際に連絡を受けております。
 昨日お伝えをして大変に地域の方々に喜んでいただいておりますが、県による被災ごみの受入状況という資料をお配りを致しました。こちらをご覧いただきますと、直接お持込みいただいた方も240人に上られ、また引き取りに私どもの県のトラック等で伺ったところも22世帯に当たります。昨日1日だけで、ご覧いただくようにテレビが74台、冷蔵庫が59台、エアコンが7台、洗濯機が22台、可燃ごみが立方米にして100立方、また不燃ごみが100立方でございました。24時間体制で諏訪市豊田にありますクリーンレイク諏訪という私どもの下水の終末処理場の方で、1日当たり26人、夜間も6名の職員が配置を致しまして行っております。また2トントラック3台を稼動させまして、1台に2名乗ってお受け取りに伺うと。こちらの方にカラーの写真が付いております。もし、こうした写真もご入用の場合には、私どもの信州広報・ブランド室にお申し出いただければ、これらの写真もご提供申し上げます。昨日も申し上げましたが、これ以前に、このサービスを始める以前に民間業者の方へお出しになったその費用というものに関しても、これは諏訪市とも協議の上、県の側でその費用を個人の方が負担された分も賄わせていただくと。金額にして200万くらいであろうかと思いますが、この形ですので17日の大雨以降に、このような廃棄物が出られた方々は、一般廃棄物に関して全て県の方で無料でお引取りをするという形になっております。ふとん等の一般廃棄物に関しては、従来から市町村も行っておられますが、豊田の地にお持ちいただければ全て対応させていただくという具合になっております。
 それからですね、国道153号線の辰野町徳本水の場所でございます。明日の朝7時にはですね、二車線、いわゆる今までどおりの片側一車線の二車線で通行が可能となる予定でございます。これはほぼ確定でございます。天気は、皆さんもご存知のように、この後雨が降るということは12時以降1mmの雨が降るというのも天気図の予想上では3時、4時の段階までゼロでございます。従いまして、予定どおり明日の7時には通行可能となろうかと思います。なお、この部分のガードレールに関しましても、信州型木製ガードレール3型を敷設するということで準備を進めております。
 昨日、県議会の方々も視察をいただいたようでございますが、現地にちょうど私どもの土木部長の原悟志もおりましたのでご説明をしております。この法面にあります木の傾き等に関しましても、治山と砂防の人間、それぞれ専門職員が山の上からも踏査をして、見まして、危険が現時点ではないという判断をしております。
 続いてあの、国道361号線、いわゆる伊那木曽連絡道路でございます。姥神トンネルの先でございますが、この木曽町神谷の部分、不安定な「土塊」というもの、土の塊というものが、昨日、原(土木部長)も伺いまして、この部分というものには今後も注視をしながら行う必要があろうということで、26日明日に関しましては、片側通行が可能という形で再開をさせていただきたいと思います。なお、あの、2トン車以下の一般車両は、従来から申し上げておりますように、より塩尻側の、楢川側の方へ出る県道がございまして、ここはもう現在も通行可能でございます。従いまして、これ片側通行でありますが、さしたるですね、渋滞に至るというようなことはなかろうと思っております。
 それから、こちらの方にポスターを貼らせていただきましたが、こちらの一番ピンクのもの、こちらでございますが、これは「チャイルドラインすわ」という、私どもの子どもの電話相談がございます。同時にこちらも、もし例えば紙上にそのまま載せていただけんでしたら、私どもの方で、添付のファイルを差し上げます。失礼しました。はい、こちらでございます。ここにありますように、ピンク色にして、お子さんがご覧やすい形で「チャイルドラインすわ」は火曜日、金曜日でございますので、「チャイルドラインながの」、月曜日、木曜日も行っております。こちらも記してございます。また、連日フリーダイヤルで行っております「こころとからだのホットライン」,こちらは大人、成年の方に関しても対応させていただいておりますが、無論私どもの専門職員がお子様からの電話に関してもお受けするようにいたしております。こちらに関しましては、ご覧いただきますとわかりますように、それぞれ避難所となっております所、とりわけ岡谷市の湊小学校、岡谷市の西部中学校に関しましては、このように当面29日の土曜日までは午前10時から午後7時まで、私どものスクールカウンセラーあるいは児童相談所、諏訪湖健康学園等の職員が常駐をしてですね、保護者の方のご相談も含めて行うようにさせていただいております。これも避難所に貼ってございますが、同時にあの、このピンクの欄をこのように設けることで、こちらのお子様専用のポスターだけでなく、こちらをご覧になってもお子様が電話をかけられるという形がとれるようになっております。
 続きまして、私どもの現在ですね「避難所お助けコンシェルジュ」は、昨日から第3班が入って・・・本日から第3班が入っております。22日の土曜日から、土、日、月、昨日の夕方まで第2次のコンシェルジュがおりまして、そのコンシェルジュの者からの様々なレポートがございます。とりわけ西部中学校の者からはですね、現在避難所に残っている方は家屋の倒壊、半壊といった、より深刻な方々がほとんどであり、住宅相談や保険補償など相談項目が絞り込まれてきているということで、これはあの、より私どもがこうした方々にも対応すると。現在これは、それぞれのあのお気持ちが、つまり、まだお家にもお帰りいただけないというところを鑑みてですね、湊地区等に関しては、その駐在をしている避難所のお助けコンシェルジュが、きちんとお話をお聞きすると。そして、先程も申し上げましたが、その後の段階、つまり家屋の中の片付けもできる段階では、これは即座にですね、担当のバトラーを設けるという形になります。岡谷市の他の避難所でも、避難者から市には直接頼みにくいこととして、一時帰宅を例えば今日したいというようなお話があって、それを私どものコンシェルジュが、市の側に一時帰宅の時間も設けましょうか、というふうにお話ししたところ、実現することができたというような形がございます。
 コモンズ支援車にはパソコンもありまして、私どもも常時データを送っておりますし、また地方事務所からも、本部員会議の内容は全てプリントして持っていっております。またコモンズ支援車を活用して、温泉にもお連れをするというような形ができております。こうした中で区によってはですね、区長の方がそれぞれの復興の工事の進捗状況もご説明になられるというような形がありますが、私どもの土木部の職員が、より専門的な見地できちんとお話をするということで、本日夕方にはそれぞれの避難所に訪れて地域周辺の土質の状況等をきちんとお話をするということを改めて実施をいたします。このことによってコンシェルジュとともにですね、土木部の専門職員がお話をすることで、よりご安心いただけるのではないかというふうに思います。
 なお、本県はここのところ、昨日もいくつかの紙面に書いていただいて大変ありがたかったんでございますが、失礼しました、土木部の技術職員の説明というものに関しては現在閉鎖されている避難所以外の場所には全て今日伺うことになっております。また、そのあとも概ね1日から2日おきにはですね、その後の状況をご説明すると、よりさらに状況が改善された場合にもお伝えをするという形です。
 で、本県は温泉が環境省の調査では県内に248カ所ございます。これらの温泉は概ねいわゆる山の上に歩いて行かれるというような形の、電話もないというようなところの温泉を除けば、概ね全て営業いたしております。キャンプ場に関しましても214カ所ございますが、宮田高原のキャンプ場を除いても213カ所は通常どおりの営業を致しております。そして県内のゴルフ場77カ所ございますが、無論雨が降ればというようなことはありますが、この77カ所は基本的に通常どおりの営業を致しております。
 そしてバスに関しましても、例えば南アルプスのスーパー林道のところを旧長谷村から走っておりますバスに関しても、これは通常どおりの運行が現在なされております。ぜひ、皆様も本県の多くの場所、諏訪湖の周辺の温泉も含めてですね、通常どおりの営業をして、真心込めて多くの方をお迎えしているということをぜひお伝えをいただきたいというふうに思っております。
 現時点では、乗鞍の鈴蘭から乗鞍山頂間のバスが運休をしておりますのと、アルペンルートの長野県側の部分が扇沢から黒部ダムの間が運休でございます。あと、美ヶ原の高原美術館へ向かいます松本バスターミナルからのバスが運休、もうひとつ、天竜川下りがまだ増水の状況でありますので運行を見合せております。これら私どもで把握しているのは、乗鞍、黒部ダムのアルペンルート、美ヶ原の高原美術館へのバス、天竜川の舟下り、これら以外はですね、そして宮田高原のキャンプ場以外はみな通常の営業に戻っておりますので、ぜひこのこともお伝えをいただきたいというふうに思います。
 なお、みなさんも連日連夜お仕事がお疲れでしょうが、私どもの職員も1週間になりました。こうした中、避難所でもお許しを得て、避難所の片隅で私どもも布団と枕で仮眠をとらせていただくようにしております。これは私の阪神大震災のときの経験でも正にシュラフにくるまって、着の身着のままでいますと、非常に風邪にもなりやすくなり、逆に避難所の方にご迷惑をおかけします。一番右に貼ってございますが、私どもの職員も仮眠をする部屋を今回設けまして、女性の休養室も設けております。もとより、運転技師等のシャワーや風呂がございましたので、ここも職員が交代で活用すると、そして近隣にあります銭湯等の地図を入れたものを掲示をさせていただいております。組合の側の掲示板にこれは貼らせていただくということでお話をして許しを得ました。ぜひ、職員も健康な体があってこそ県民に貢献できますので、この点に関しても深いご理解をいただきたいというふうに思います。
 それではご質問があればお受けします。よろしゅうございましょうか。
 で、これで私、今日もこの後、内部で会議を致しますが、午後にはまだ塩尻の贄川地区等避難をされている方もいらっしゃいますが、ちょっとまた確定次第ご連絡を致しますが、箕輪、辰野、岡谷、下諏訪、諏訪等、もちろん全部の地区も細かい路地まで入った訳ではありませんが、塩尻の地区等を含めてですね、現地を、視察を致したいというふうに計画しております。これは確定次第またお伝えを致します。では以上です。

武田雅宏 信州広報・ブランド室長
 よろしいですか。ありがとうございました。それではですね、午後またプレスリリース、17時頃を予定してございますので、その間何か変更事項があればまた緊急メールでお知らせしたいと思います。ありがとうございました。

信州・長野県知事 田中康夫
 あっ、そうです。ごめんなさい。被害を受けられたお家のですね、バトラーがついた段階ではまず一次調査として外観目視によって被災家屋の損傷状況を調査致します。とりわけ構造躯体の浮動沈下及び隣接家屋への傾斜などをチェック致します。その上で第二次調査には、その所有者の方にも立ち会っていただいて中の屋根や柱、床、外壁、基礎及び建築設備など部位ごとの損傷状況というものをまず調査を致しまして、その上で住宅の新築、改築に関して技術面や資金計画などのご相談にも応じていくという形であります。無論それに先駆けて、その間の仮住まいに関しては県営住宅も含めて斡旋をさせていただいておりますが、同時にお子さんも小中学生の場合には学区の関係もありますので、ここは教育委員会とも連携をしてですね、通学学区に関してもそれぞれのお子さんの実情に合わせて柔軟に対応できるようにということを行っております。先程申し上げた県営住宅や市町村営住宅の、賃貸住宅の情報提供は同様のことでございます。この形で今日入れます所からバトラーがついてご挨拶を申し上げて行っていくという形であります。
 繰り返しますが湊地区を始めとする場所の方々は、それらの方々の心理的なお気持ちを尊重しながら対応をきちんと行わせていただきます。では以上です。

▲目次にもどる

 

<お問い合わせ先>
■このページに関するご質問及びご意見は、 経営戦略局までメールもしくは下記にご連絡ください。
信州広報・ブランド室 Tel 026-235-7054 Fax 026-235-6232
▲このページのトップへ  
Copyright Nagano Prefecture.All Rights Reserved.
各ページに掲載の写真・音声・CG及び記事の無断転載を禁じます。