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最終更新日:2006年05月30日

知事会見

平成18年(2006年)428日(金)11:00〜12:00 県庁:表現センター

目     次

<田中知事からの説明>

1 信州サーモンについて
2 ガソリン等価格表示認定制度の創設について
3 「田舎暮らし案内人」の設置について

<表現者からの質疑>

4 高校再編について
5 浅川河川整備計画について(1)
6 浅川河川整備計画について(2)
7 県世論調査協会の県政世論調査結果について
8 地方分権・合併について
9 いわゆる「肩たたき」について
10 教育基本法改正案の閣議決定について
11 個人県民税の滞納について、退職者の再就職先の公表について

 

1  信州サーモンについて

信州・長野県知事 田中康夫
 今日は皆様のお手元に「信州サーモンのかわ煎餅」を、味噌風味と七味唐辛子風味とございますので、是非ご賞味くださいましな。前もお話ししましたけど、私、信州サーモンが3倍体だっていう意味がずっとわかんないでいたんですけど、今日やっと判明しまして、これ全雌のニジマス4倍体に性転換の雄のブラウントラウトをかけて信州サーモンが3倍体で、私は科学の知識が本当にないんで、ニジマスが4倍体でブラウントラウトで両方で5になるのか何になるのかと思ったら、ブラウントラウトはだから2倍体で、両方で6で半分になって3でした、失礼しました。なので、ニジマスの染色体が二組でブラウントラウトの染色体が一組なんで「ニジニジブラ」って言ったんですけれども、レインボーカラーのブラジャーみたいだというので、これは「信州サーモン」にしようというふうに私たちの県水産試験場の者たちが考えた訳です。
 本西晃という所長をはじめとするメンバーに今日、知事表彰を致しました。身内を表彰するのはいかがかっていうふうにおっしゃる皆様もいらっしゃいますが、繰り返し述べますが良い仕事をした者を表彰するのは当然でして、これは皆様の会社にも社長表彰や編集局長表彰や報道部長賞があるのと同様でございます。その他私ども、昨日も長野計器のパーティーが軽井沢プリンスホテルでありまして出席をさせていただいたら、そこの食材に信州黄金シャモを早速プリンスホテルがご利用いただいて、プリンスホテルも赤坂茂好さんという長野・群馬の総支配人取締役ですけども、それから柳沢和良さんという軽井沢地区担当の総支配人の方も、非常に良い意味でプリンスホテル、明るくなってですね、非常に私どもの食材に関しても意欲的に取り入れてくださって、昨日も信州黄金シャモを使ってくださってました。で、繰り返し申し上げますけどもこの信州サーモンは、いわゆる生殖能力のない雌でありますので、川に流れても生態系を乱しません。それはまあお食べいただくとして、今日伝えることは何があるのかな。

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2  ガソリン等価格表示認定制度の創設について

信州・長野県知事 田中康夫
 ガソリンですね。ガソリンの価格が上がっています。ナイジェリアで中国は石油開発をしたりするのに日本はその辺がちっともできてませんし、先週の日刊ゲンダイにも書きましたけれども、本来大連の上の方から大連までのパイプラインというのは日本が中国と一緒に共同で造っているので、東シベリア・西シベリアの石油はこのパイプラインを活用して行う方がロシアと中国と日本にとって、とてもメリットがある、三方円満になるのに、わざわざ中国を敵に回してウラジオストクだかナホトカだかどっかまでのパイプラインを敷くのに日本は巨額のお金を言われてロシアに出そうとしてますけど、これは正しく共同正犯としてのロシアの多分ですね、不透明なわいろ機構にお金が流れちゃうような話で、しかも西シベリアには石油ありますけども、東シベリアに今まだあるかどうか判明してなくて、そこにあるらしいというのに乗っかってるってのが、日本の資源エネルギー政策でございやして、弱ったもんですけれども、ちなみに中国は自分の中にも石油がいっぱいあるのに、ナイジェリアやリビアにまで進出をして行くっつうのは、これを単にアホって言ってんじゃなくて、これ学ばないとだめな国だなって思っておりますです。
 そんなことは別として、全国で一番恐らく値段が、一番目か二番目にガソリンの値段が高いという大変に誇らしい状況が本県でございます。誇らしいっていうのは冗談です。本当に由々しき状況でございまして、石油商組合の方々というのは大変に本県は叙勲の等位も高い、他の地域に比べてという話を他県の石油商組合の方からお聞きしまして、どうしてかにゃって私は思ってんですけど、いずれにしても価格表示認定制度を創設を致しました。これきちんと、とにかく6割のガソリンスタンドが値段表示してくれてねえっつのは、ガソリンは電気水道あるいは卵の値段と同じようなもんでして、料亭の値段じゃねえって、一見お断りの値段じゃないでしょって申し上げてんので、是非これは県外からお越しの方だけでなくて、飯田の人は長野に来たらガソリン入れるでしょうし、飯田の人も木曽に行ったらガソリン入れるでしょうから、長野じゃない長野市ですね、失礼。これを是非きちんとやっていこうと。で、基準を満たしたガソリンスタンドを私たち、きちんと認定をさせていただくという形になっております。認定をしたところは、温泉表示同様にきちんとさまざまなサービスを私どもの方からご提供をしたいというふうに思っています。ですから是非こうした形のものにご加入いただけるように、牛肉等に関してはBSEが流行った段階でも多くの生産業者、流通業者がご協力をいただいた訳でして、本県の制度に。是非石油を扱われている業界の皆様におかれても、高い社会的使命感をお持ちいただいて、ご協力をいただきたいと思ってます。

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3  「田舎暮らし案内人」の設置について

信州・長野県知事 田中康夫
 それから本県でいろいろ暮らされたいっていう方がよくいらっしゃいます。よく他の都市等で人にお目にかかると、かなり名の知れたような企業にお勤めのような方でも、週末の家がほしい、あるいは信州に移り住みたい、あるいは農地だけでもほしいのになかなかそういうのは手筈がわからなくてとか言ったけれどもあまり素気無くされちゃってなんてのが、お話があります。そこで私どもの旧信州ブランド・観光戦略局におりました飯島和久が現在農政部を、元々農政職員でございまして農業政策チームにおりますけれども、この企画員の飯島和久がですね、「田舎暮らし案内人」ということでバイネームで仕事をさせていただくので、ちょっとご紹介致します。

農業政策チーム企画員 飯島和久
 信州の田舎暮らしの案内人であります飯島和久でございます。長野県、素気無くしない温かい長野県を皆さん訪れていただけますように、私案内をしていきますので、よろしくおねがいします。

信州・長野県知事 田中康夫
 ご覧いただいたようにですね、私は最初彼がまだ普通の係員の時代?会ったときにちょっと髪の毛がこういう茶髪でございますしですね、うちらしからぬ頼もしい職員だなって思ったんですけども、元々農業の職員です。彼が正にバトラーとして入り口になります。ですから「住んでみたい」っていうお家だけじゃなくて、農地とかさまざまなことを彼が窓口になって関係部署にきちんと連携をとってご説明をしていくという形になっております。ここに専用電話も書きましたし、土日の場合にも彼が自分の名前を名乗って月曜日に必ずお電話しますっていう形で答える留守電になっておりますし、是非これ県内のみならず、とりわけ県外で発表媒体をお持ちの方々にはご協力をいただきたいというふうに思います。
 それから、そんな感じですね。ご質問があれば受けます。
 そうか、誰かと思ったらお嬢さん当てちゃった。しょうがない、いく?手短にね、ヨロピク。

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4 高校再編について

鈴木恵美子 氏
 すいません、ちょっと体調が悪いので失礼させていただきます。知事にはですね、ずばり高校再編について、もう一回お考え直しをいただきたいということをお願い申し上げたいと思います。現在県教育委員会は、県内12か所で県立高校の地域実施計画の説明会を開いておりますが、知事もご存知だと思いますが、こちらの県立高校の魅力づくりを目指してという実施計画概要を小中の全家庭にこの頃配られたそうですが、私はこの内容を拝見しまして大変残念に思いました。といいますのは、これが今回の高校再編を象徴しているのではないかと思うからです。というのは、県立高校がどのようなふうになるのかということが書かれてないということと、一番の私は不備な点は定時制と通信制高校に関しましての記述が一切ないということです。中学生のみならず社会人の方も定時制や通信制高校で学ばれていますが、そうした方々に対して高校再編によって魅力が更に広がるということがうたわれていません。併せてですね実施計画の説明会に参りまして、長野市の長野南高校というところがございますが、そちらの方の後利用について参加者から質問が出たところ、事務局の方は処分という言葉を用いてご説明なさったんですが、私はこれに関しましては是非学校施設として活かされる形でご検討いただきたいと考えています。
 というのは、4月18日に関係者がこのような発言をなさいました。「長野南高校をもし廃校にするのであれば、私立高校の誘致を考えていただけないか」と。そのときにご発言なさったんですけれども「単なるノスタルジーや愛校心で言っているのではない」と。「この地域にこの学校が必要だから」というようなお話でした。是非私はですね、知事にも以前長野市の白地図をお見せしましたが、あの地域で本当に学校がなくなってしまって良いのかどうかということを、現場主義の知事に実際にお訪ねになられて見ていただきたいと思います。併せてですね一番申し上げたいことは、現在県民の合意が得られているかどうかということです。世論調査でも実に51.8%の県民が評価せずというふうになってまして、33%の方々のみが評価するということになっています。このような事態をどのようにお考えになられるのか。私、知事のこの5年間、大変弱者に目を向けた施策、教育や福祉に非常に造詣が深くて感謝しております。ここに来てこの再編によってそれらがすべて逆行されてしまうのではないかということを大変危機感を持っています。是非お考えいただきたいと思います。いかがでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 これ一般論で前から申し上げてますけど、財政改革同様に高等学校のあり方というものも、もっと早くから本県は取り組むべきことだったと思うんです。あるいはそういう認識は財政も私の就任する前、個々は思ってらっしゃったかもしれません、漠然と。しかしそのことを県民にきちんとした情報で伝えられなかった訳ですね。高等学校に関しても繰り返し申し上げますけれども、私たちは、やはり県民への総合愛情産業というサービス業ですから、県民のためにしなくてはならないことはですね、無論冗費を節約するということはあっても、きちんとサービスを充実させていくということは大事なことです。これはさまざまな点、教育も福祉ものみならずですね、公共投資も同様であります。他方で、これはもう教育委員会が繰り返しお話をしているように、私たちの県は少子社会、高齢社会を、この世界的に例を見ない日本という国の中においても最もその先頭の集団にいるということです。ですから何も変えないことくらい簡単なことはありません。昔に戻すことくらい簡単なことはありません。しかし何もしなければ、昔に戻せばですね、二度とこの今という瞬間すら取り戻せないっていうことが、私が常に抱いている気概です。
 県立高校に関してもですね、これは正に良い意味でおざなりな言葉の多様性というようなことを超えて一人ひとりの生徒を受け入れ、その者たちが学ぶことができる形での高校の新たな創出をしていくという、私はこれは創造だと思っています。切捨てでもなければ、縮小でもないということです。学校の数ということだけを捉えてですね、それイコール縮小と捉えるようなことは、正に私たちは量の問題ではなくて質の充実をあらゆる局面において図ることが、県民が本県で暮らすことに別け隔てない社会が実現でき、県民がここの県民であることに誇りを持っていただける幸せ利益率、イールドを高めることですから。これは実際にそのことを判断された教育委員の方々が、教育委員長の松田泰俊さんが奇しくもおっしゃったように、彼自身が正にその高等学校に子どもを送り出す中学という場の校長や教員を歴任されてきた方で、彼のみならず多くの者がですね、教育委員会に今いる、私は多くの教員出身者はですね、教員を管理したり一段高い所で高みに立っている訳ではなく、その経験を生かして行政出身の職員と一緒に本県の高等学校のあるべき姿をですね、今まできちんと皆さんに状況や未来を提示をして新しいビジョンを提示することなくきたことを遅まきながらも、あるいは遅れたからこそですね、きちんと今お示しをしているということが、昨日も伊那において行われた会合だと私は思っております。

鈴木恵美子 氏
 知事すいません、県民合意という・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 その地図は、前回も私の知事室にお越しいただいたときにも拝見しました。で、正にこれは県立高校でございますが、ならば中核市の市長であられる鷲沢正一さんは、ダム問題に関しても大変に私と見解は180度異なりますが、その覚悟の下でのご発言をなさってらっしゃる訳ですし、ダムを造る知事でなくては自分は推薦できないとまで公言されてる訳ですから、鷲沢さんは、でも他方においてこの問題に関しては、ほとんどご発言なさってらっしゃらないかと思いますし、私の知る数少ない皆様の報道を通じて拝見することであれば、長野市においても高校のこうした今回の統廃合という言葉を超えたですね、教育のより充実のための統廃合は、自分も小学校や保育園、保育園の民営化がいいかどうかは、いろいろなご議論が今あると思いますし、保育園の民営化に関してですね、自由民主党系の方々も今一つわかってないし、民主党系の方も松下政経塾出られたような方は経営効率だけで言っていて、この問題を共産党や社民党的ではない形で今都市部で起きている保育園の民営化の問題というものを、共産党でも社民党でもない、そして松下政経民主党や自民党ではないことを言える人が出てくれば、これは大変なひとつの私は大きなムーブメントになるって思ってんですけどね、ウルトラ無党派層に対しての。あの、まあいいや。いずれにしても、この問題は教育委員会の述べてることが正にあれじゃないでしょうか、百年の計になってるんじゃないでしょうか。百年の計だからゆっくり考えましょうっつってたら、百年の計は百年経っても百年の計になりません。

鈴木恵美子 氏
 はい、ありがとうございます。

信州・長野県知事 田中康夫
 他のご質問を受けます。

鈴木恵美子 氏
 でも知事、県教育委員は・・・申し訳ありません。

信州・長野県知事 田中康夫
 では、最後の感想だけお聞きしましょう。

鈴木恵美子 氏
 申し訳ありません、ありがとうございます。でも県教育委員の皆様は非常に造詣が深くていらっしゃいますが、実際に現場の各学校を訪ねてらっしゃるんでしょうか。私は是非知事、この5年間本当に現場主義でやってきてくださいましたので、一例を申し上げますが長野南高校の現場に是非いらしていただきまして、住民や皆さんの県民とともに声を聞いていただきたいと思います。一斉実施は、逆にそれを行わないと不公平になるというふうに実施計画の説明会で事務局から伺いましたが、私はそうは思いません。非常に良い方向性だと思いますので、それを成功させるためには、県民の意見を無視することは、あってはならないと思います。是非そこのところをお考えいただいて、知事、是非現場をお訪ねになられてください。本当にもったいないです。23年しか経ってません。他にも岡谷と諏訪は来年度200人の生徒さんが増えるのに、また統廃合とか、言い出せば切がありません。是非、今回先鞭をつけてくださいましたので、これを機会に具体的に成功させるために県民とともに、この高校再編をお考えいただきたいということを強く要望致します。ありがとうございました。

信州・長野県知事 田中康夫
 はい。先程言ったように、この問題は独立した機関である県教育委員会が行ってることで、繰り返し申し上げますが教育には介入するなと。この前のご質問にあったように、廃棄物の問題には県は介入するなと言いながら、社会福祉の介護保険の費用に関しては県は一生懸命市町村に介入せよというご意見もあるので、やはりいろんな意味でですね、知事お任せ主義って言うか、知事ご都合主義って言うか。それはやっぱり私は常にビジョンを示す、リーダーってのは、この前も伊藤忠商事の、今日も部長会議で言いましたが、丹羽宇一郎さんが長野県経営者協会の60周年なんでしょうか、いらっしゃるっていうんで、丹羽さんから「久方振りだから話しよう」っていうんで講演前にお誘いいただいて40分くらいお話をしてましたけども、「何で田中康夫が呼ばれんのかな」って経営者協会の人たちは何か目を白黒させたかもしれませんけど、丹羽さんとも話をしたのは、やっぱりリーダーは常に方針を示して決断をすることで自らも鍛えられていく、組織も活性化していくってことをおっしゃってましたけども、私もそのとおりだと思いますけども、それぞれ県教育委員会はそうした決断をして、そして説明をしてるのみならず実施をしていく訳ですから、と思いますよ。

鈴木恵美子 氏
 県民の合意が得られないということは、ここに来て大きな問題だと思います。それも・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 あの、だから合意って何なのかっていうこともね。

鈴木恵美子 氏
 実際、具体的に見ると、とってもおかしいんです。

信州・長野県知事 田中康夫
 本当?

鈴木恵美子 氏
 私は、どちらかというと高校改革とか教育改革には賛成です。本当に知事に、なぜ私が本当に具合悪くて、なぜそれでも知事にお話ししたかったかというと、知事にこそ県民の声を聞いていただきたいと思ったからです。別に知事に・・・ (マイクを使用していなかったため、これ以降音声が不明瞭で聞き取りできませんでした)

信州・長野県知事 田中康夫
 はい、はい。天龍村でも富士見町でも述べたかもしれないんだけど、私は車座集会で市民運動の方法まで、私が考えてることや経験してきたことを述べるっていう、多分後にも先にもこんな人は出て来ないと思いますけども。だから百家争鳴も百花繚乱も大いに結構。だけど百家争鳴や百花繚乱をしているから、ちっとも方向が出ないっていう社会も往々にしてある訳でしてね。あの、あともう一つその「現場に」っておっしゃったけど、現場に行っても、私と一緒に現場に行ったっていう表現者の方々が、全然私と違う感想をお持ちになって書くこともありますからね。現場主義ってのは何かって言うと、現場に行けばいいということだけじゃありません。これは時間とお金があれば十分できることで、現場に行って何を感じ、何から始めていくか、何から始めてそして更にそれをどう充実させていくかっていうことで、教育委員会はそのことをですね、歩み出している訳でして、私は教育委員長をはじめとする方々の考えを議場でもお聞きして深い感銘を受けてますし、そうした形が教育委員会の方々が、教育委員会のために願ってんじゃなくて、県民のために、あるいはこれから生まれてくる子供のために願ってることがですね、多くの方に理解され、実施できるということを私も一人の県民として強く期待しています。

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5 浅川河川整備計画について(1)

毎日新聞 川口健史 氏
 今月の5日と20日にですね、国交省の方から浅川の河川整備計画に関して、長期的なアンバランスな状態っていうのに関してですね、県の見解を正すっていうか、ちょっと疑問の形で文書を提出されたと思うんですけども、それについて知事はどうお思いなのかというのと、あと、こういう文書が来てしまったことによってですね、整備計画が7月を目処に申請するというスケジュールですね、これはそのとおり進むのかというのをちょっとお聞きしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 何か時事通信のような質問をするなって、今デジャヴーになりましたけども。お話ししているように連休明けかな、5月9日かな、さいたま市にある関東地方整備局でこの問題を話し合う訳ですよね、はい。それとね、アンバランスって、いや一般論で言いますよ。アンバランスって何なんでしょう。ね、何なの。逆に橋本さんにもお聞きしたいんだけど、国土交通省関東地方整備局が言ってるアンバランスってのは、これ科学的にどういうふうにこの言葉は説明できるんでしょう。アンバランスがあるってどういうことなんでしょうか。

毎日新聞 川口健史 氏
 上流と下流のアンバランス。治水安全度で上流というのは非常に傾斜地が多くて、要するに住宅地も多いと。通常だと治水安全度を設定する場合に、そういう危険な所こそ治水安全度を上げるべきだと。上げるべきっていうか、上げるのが普通でっていうことを言っているんですよ。それがアンバランスだということなんですよ。

信州・長野県知事 田中康夫
 あのさあ。じゃあ400億円のうちね、ダム造ってもいないのに200億円使っちゃって橋造ってた期間って、その治水の危険度の場所には何の手立てしてたんでしょう、うちの県も国も。あるいは川辺川もダム、こないだ正に潮谷義子知事が言ったように、そのアンバランスって言うけど、現実にどんなところにもアンバランスがある訳でしょう。アンバランスを放置している訳でしょう。ダムを造っても内水氾濫を防げないっていうアンバランスは、それに関しての具体的方策はこうですよって、上級官庁も言ってなかった訳でしょ。繰り返し私申し上げたいし、私たちの職員の多くは変わってきてますけども、国がこう言っているから出来ないってあきらめるんじゃなくて、熊本県が今行おうとしていることは、国に楯突くんでもなく、あるいは国の言うことに聞く耳を持たないんではなく、国が言ってても、私たちの目指すべき社会のあり方を潮谷知事もですねビジョンをもって示してるんじゃないでしょうか。私たちもそのことを示そうとしているんです。それに対してですね、もしかすると私たちとは違うOSのオペレーションシステムの頭脳をお持ちの方々が、従来のOSのままでお考えになっているのではないんでしょうか。私たちの出納長の青山篤司はそうした気持ちを持って、けれどもきちんとご説明のできる内容を9日の日にも伺って再度説明する予定であるというふうに聞いております。
 ですから逆にアンバランスって言うとね、じゃあ例えば、作業をする時にですよ、そんな川じゃなくてもいいよ、道路の歩道が、こどもの通学路が例えば500、まあ子どもが学校の前、どこの子どもも最後一本の道しかないんでそこ通るって区間が700mあるとするじゃないですか、700m一緒の瞬間から始めるんですか、一緒の瞬間から始め700m、通常は例えば300mずつだったら、一年間アンバランスですよ。これ、居直って言ってるんじゃありません。あるいは単年度でやりますと言ったって、作業が始まったとこ200mできたらそこは部分開通しますよ。それもアンバランスじゃないですか。常に私たちは現状に維持することなく、どういう社会を作るかという中で努力をするんじゃないですか。それはお金の問題ではなくてあるいは人員の問題ではなくて、そうした目指すべき社会が何かってことを示して、それに向けて実現してこうってことです。
 これが逆にいえば放水路も国でやっている放水路という形の治水があるから胸を張るとかいうことじゃないんですよ。国がやっているやっていないと、よく議会の人たちがそれは国の補助金が付くのか、補助金が付いても林野庁から付いても木製ガードレール否決するくらい、国が言ってたって木製ガードレールに補助金付けるのは無駄だと思えば予算を否決するくらい自律的な県議会になられたことは私は大変頼もしく思ってますけども、よく言えば、あるいは他県がいくつやってるんだっていう、そういう横並びの発想ではもうだめな時代なんじゃないですか。ほんとに一人ひとりが願ってることを、もしあるならば実現していく、それを提示していくと、私たちは先日来、ご説明しているプランというのは、これは正に出納長一人の夢ではなく、正に科学的根拠にも基づいて提示をしている訳です、放水路も遊水地も、って思うけどね。
 だから国がこう言ってるからできませんて、皆さん書くのは勝手かも知んないけど、国がこう言ってるから無理なんでしょうって発想だったら、永遠に地方自治なんてもう返上した方がいいってことですよ。手続き、手続きって言うけど、私たち手続きしてます。この前も誰かが小沢さんも、小沢一郎さんなんかも言ってるけど、こないだどっかの新聞が、産経だったかなあ、読売だったかな、書いてたけど、経済財政諮問会議だか、それの次の会のかな、毎日だ、議事録がないって訳でしょ。で、議事録なんでないのって、毎日の情報公開請求に対して人員が足りなかったって言うんですよ。こんなもの理由になりますか。なのにとんでもない国の大きな政策転換をしていくのの議事録がなくて、宮内何某さんとですね、竹中何某さんと小泉何某さんによってですよ、もしかしたらお茶のみ話で出てきた内容、お茶のみ話で出てきてお茶のみ話でオリンピックやろうと言ったって、一応手続き踏んできたんじゃないですか、本県も、多分、恐らく、願わくば、perhaps、maybe、あのno doubtではないと思うけど、国がやっていることを皆さんだって、是非皆さんの同僚も勇気を持って経済財政諮問会議の議事録もなくて、うちの日本のですよ格差社会を生んでくっていうのに関して、手続きどうなっているって聞く人が誰もいないというのはすごく不思議。
 だから前も言ったじゃないですか。また独断、独演会かお前はって怒るかもしれないけど、うちの肝炎の費用はなんだって言う人たちが、国は肝炎の費用を出していないのに、国に対して出そうって議決をどうして県議会の人はしないの?私もう、してくんないんだったらほんとに、請願を私、一県民として、県もやっているんだけれども、県だけでは賄いきれないところがあるから、国に対して、全国で大きな問題だから、そういう制度を作りましょうって、是非これは福祉の公明党の人のところに私、請願出しに行こうかと思います。もしご賛同される方いたら、是非皆さんも、表現者である前に一人の、全員表現者だけど、県民として御賛同されるんだったら、一緒に書きましょう。まあいずれにしても9日に、青山篤司、あるいは原悟志や北原正義をはじめとするメンバーが説明、説明と言うか話し合いに行きますから、全てはそこだと思いますけど。

毎日新聞 川口健史 氏
 遅れるっていう認識はないっていうことですか?

信州・長野県知事 田中康夫
 私たちはきちんと、より私たちの案がですね、きちんと河川整備計画に諏訪地区に続いて、あの、認められるように努力をするということですね。

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  浅川河川整備計画について(2)

産経新聞 芦川雄大 氏
 今の質問の続きをしますが、基本的な考え方というのは変えないんでしょうかね?今、国で言っているからあきらめる、というのは良くないというのは分かるんですけれどもですね、いずれにしても、30分の1とか60分の1のですね、その、アンバランスを変えなければ認可はしないという趣旨にまあ、あの文は読めるんですけれども、それでも変えなければ前にも進まないと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 まあそのアンバランスっていうのが何か認識というか定義はもう、話してると時間がかかるかもしれないけど、でもそれ、国は自分たちがピラミッドの意識の上で上級官庁だと思っているんだったら、自分たちの方が先生だと仮に思ってらっしゃる、自負を持ってらっしゃるんだったら、生徒である我々はですね、我々として画期的な提案を書いていると思っている訳ですよ。青山もそう思ってますし、これはあの、担当しているものの共通認識です。画期的な提案であると言っているのに対して、先生がですね、画期的な提案じゃないと言うんだったら、きっと先生は、画期的な提案とはこういうものだということを示すんじゃないですか。そうじゃなければ、先生と呼ばれるだけの立場にないということになっちゃいますよね。同時に、往々にしてですね、くどく申し上げたように、弟子だって師匠をいつか乗り越える時があります。芸術だけでなくて科学者においても数学者においてもですね、師匠から教わる中で、師匠のOSでは、生み出しえなかったものを弟子が生み出すこともあります。私たち、どちらが弟子でどちらが師匠などと申し上げている訳ではありませんが、でも、その手続き上、彼らがそれを許認可するんだっていうことを自負なさっているのであるならば、私たちも、生徒である、と仮に仮定した私たちは、そうしたものに師匠である先生であると自負なさっている方々が、まだまだ至らないところがあるよって言うんだったら、それはきちんと、いつの日かはきちんとですね、そこに赤ペン先生をやってくださるんじゃないでしょうか。ただ、赤ペン先生をやった時にその生徒の側が、赤ペン先生が言うことが果たして本当でしょうかっていうことも当然それは議論の中においては出てくるかもしれませんね。一般論です。ある意味では、熊本県はそうしたことを既に勇気を持って歩みだされているのではないかと私は思いますし、そのことが先日の会見においても、深く、潮谷知事の発言に感銘を受けたと申し上げた所以です。

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7 県世論調査協会の県政世論調査結果について

産経新聞 芦川雄大 氏
 わかりました。あと、もう一点ですね、先日、世論調査協会からですね、最新の支持率調査が発表されまして、去年9月の調査から短期間で、大幅にポイントが伸びた訳ですけれども、その分析といいますかですね、御感想をちょっと聞きたいんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 大鹿村でも聞かれたし、大鹿村の新小渋橋の前でも聞かれたし、ホテルメトロポリタンでも聞かれたが、なんでしょう。まあ、そのとき申し上げたのは確か、知事選の候補者選び同様、百花繚乱、百家争鳴、様々なとらえ方があって、まさに、議論好きな、本県にふさわしい頼もしさの表れではありませんでしょうか、ってなことを申し上げたかた思います。あともう一つ申し上げたのは、国民的人気を二分する小泉さんも小沢さんも問題解決型の強いリーダーシップのトップダウンですから、あえて世の中の 大勢には巻き込まれないぞ、という意思表示なんでございましょうかと、しかしながら問題調整型では、あっという間に世の中あと戻りしちゃうのは、洋の古今東西を問わず常であります、ていうことを申し上げたと思います。
 ただ、あの、私どもの職員がですねえ、調整タイプが64.4%で、トップダウンタイプが24.5%っつうんだけど、望ましいのは、政策、公約っていうのは人それぞれでしょうけど、望ましいのは行動力やリーダーシップ、行政手腕というのが、実際にあるんですけど、これは、表現がどうか、私は必ずしも県民が相矛盾したことを求めてる訳ではなくて、あるいは、県民がとまどうような説明のしかたになってるからなのか、私たちのあの県政世論調査を去年行ったときに、設問が恣意的だというご指摘を信濃毎日新聞をはじめ、数多く頂戴をいたしましたが、県民が問題調整型を望むって言っている一方で、行動力やリーダーシップが必要だっておっしゃってるって言うのは、これ、なかなか私の限られた頭脳回路の中ではですねえ、解析し得ないことで、これは決して、県民が矛盾しているのではなくて、いかがなんでございましょうか、それは、プロフェッショナル、職人芸を自負する方々が説明をおつくりになったんだと思います。以上かな。そんなにうなずかないでくださいよ。

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8 地方分権・合併について

朝日新聞 五十嵐大介 氏
 地方分権というか、合併の話でちょっと聞きたいんですけど、先月ですね経済同友会が、何か提言を出しましてですねえ、そん中で、全国の市町村をですね、町、村をやめて、30万人くらいの300戸くらいの市にしていくべきだみたいな提言を出されてたんですけども、町や村はやめたほうがいいみたいなそういう提言なんですが、それについて、知事はどうにお考えですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 まあ、そりゃ、あの、村社会の意識っていうのは、私たちが大きく乗り越えなきゃいけないことだと思いますよね。当県にとどまらずね。あの、ようわからんのだが、経済同友会の私会員じゃないんで、どういうこといってんでしょうか、それ。

朝日新聞 五十嵐大介 氏
 私もまだ細かいところまでまだ読んでないってのがあるんですけれど。長野の場合、特に小規模自治体っていうんですかね、それがかなり、全国的にも高い割合が残ってますし、その辺の中で、知事がいつもおっしゃっている、コモンズというか、その自治体の単位がどのくらいであるべきだとか、そこら辺ともちょっと関係あるのかなと思って聞いてみたんですけれど。その、村が小さいからだめだとかですねえ、そういった部分というのは、知事はどのように考えてるのかなってとこを知りたいんですけれど。

信州・長野県知事 田中康夫
 前も申し上げましたけれども、分子、分子運動っていうのは、一つの物体の中にも、もう数え切れない分子がある訳でしょ。それぞれの分子が活発に運動してなければ、有機体なんで、維持できないですよね。行政の組織は無機体じゃなくて、やはり人間がいてなんぼなんですから、そこに、緑や空気や水もあって、あるいは、配給ではなく、国家による統制の配給ではなく、正に自主自律、自己責任の流通があってこそ有機体になるんで、何ていうのかしら、箱が30万人規模になれば、じゃあその中の分子はどういうふうに、括るとか、管理するとか、統括するというんじゃなくて、そこの意識がどういうふうにお持ちなのか、前も申し上げたように、フランスのコミューンが、303万6千か7千あるって言ってますけど、そこで全部やってる訳じゃなくて、それが、正に私たちが、下伊那においてですねえ、先駆的に行わせていただいたように、自治体イコール百貨店という発想だから、そういう発想がくるんじゃないですか。でも、自治体が六十貨店や三十貨店や十五貨店でもいい訳ですよ。700人の村がいっぱいあります。アメリカにだってあります。でもそれは同時に合併しなくても広域でゴミであったり焼き場であったり、いろんなことは水平補完をしてきた訳ですよ。水平協力してきた訳でしょ。
 だから、そういったところまでどういうふうに捉えてんのか、ということでいけばもしかしたら30万人単位がですよ、市っていうんではなくて、ミニ道州制かミニ地域、ミニ地区なのかもしんないし、いえわかりません、ただ30万人の団体さえ作れば下はどうでもいいってことではないと思うし、基本的には私は前から言っているように地方自治体の都道府県や市町村の議員というようなものは、お給料を年間70万か100万位の実費弁償にして人数3倍位にした方が普通の主婦もおじいちゃんも障害者の人もサラリーマンも学校の先生も非常勤職員も土日やれば、議員になれるから常設住民投票みてなもので、住民投票のようなワンイシューだけで決めるんじゃなくて、この形の方がよりですね、民意が反映される議会制民主主義で、今、地方民主、議会民主制が機能していない部分が多いんじゃないかっつう話で、だからそこら辺まで何か考えた上で言わないと単なるスペックのような話でね、経済同友会様も言ってんだと、なかなか経済同友会のプレゼンスは上がらんぞ。

朝日新聞 五十嵐大介 氏
 まあその、経済的な効率みたいなところで、提言されていたようなんですけども、えっと、すいません次なんですけども・・・
 
信州・長野県知事 田中康夫
 企業だって合併してったって、各企業のユニットやチームが元気でなかったらダメじゃん。朝日新聞もそうじゃん。多分ね。次なに。

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  いわゆる「肩たたき」について

朝日新聞 五十嵐大介 氏
 長野では今もうないようなんですけども、職員のですね、途中で退職を勧奨する、勧めるっていうんですかね、いわゆる「肩たたき」みたいのが、残っているような県もあるようなんですけども、その「肩たたき」をして、幹部職員をですね、天下りとして外郭団体とかに・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 東京都とかね。

朝日新聞 五十嵐大介 氏
 まあ、かなり執行部側の対応でですね、こう「肩たたき」をしているというよな慣習が残っているところもあるようなんですけども、そういった制度が残っていることについて知事はどのようにお考えでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 でもそれは、朝日新聞だってあるでしょう。営業の部署だったり、いろんな部署に「肩たたき」って言ってんのかどうなのか民主的な世界だからそういう言葉は使わないのかもしれないけれど、まあ、東京都がご存知のように、あまり外郭団体の統廃合に熱心であられないってのは、私が東京都の居られる中枢に近いような方々からお聞きしたのは、逆に56だか57位で逆に給料は七掛けだか八掛けになるけれども、その団体に行きなさいという形を取ってるんだってお話があって、これは全ての多分、日本経済団体連合会、日本経団連の企業だって、そういう子会社とかいろいろあるんでしょうねえ。それはいろいろあられるとは思いますよ。だから、それぞれの自治体のお考え方かもしれませんね。
 もうひとつ、まあ、私たちの中で私たちは組織として、再就職を斡旋するということはしないと申し上げましたけど、これによって何が起きてきたかっていうと、個別の、もちろんそれはその方のすばらしい得がたい才能があるからだと思いまけど、結果として県に極めて関係の深いような団体や企業や組織にそういった方々がいくってことを、今まで担当していたような職と密接に関係している場所にいくってこと、今度逆に私たちは組織としては何らそれに関してですね、手立てが取れなくなったんですね。これはやっぱりなかなか二律背反なんじゃなくて、あの基本的に天下りというのがいいことだなんて言ってません。でも民間においては天下りはいっぱいある訳でね、ジャーナリズムの世界も含めて。
 それをまた別に私は悪いとかいいとか言ってる訳じゃないけど、なかなかこれはその永遠に入札改革っていうのを行っていかなくては、読売新聞に大変ありがたくも国の総合評価制度という入札の制度を入れるってありましたけど、あれも一個肝がありまして、ぜひご指摘を社会部の人に引き続きしてほしいと思うのは、2億円以上のものに関してはですね、相変わらず非常に限られた入札なんですよね。国のあれは。するってえとですね、本当に私たちが既に希望参加型入札にしているよりも遥かに高い金額の2億円までのものが総合評価方式みたいなもので、2億円以上のところはアンパイって感じで今までの創業者利益の人たちだけがずっとやり続けるみたいな具合だからね、あそこまで入札制度を変えるんだったら、国土交通省の北側一雄さんは、さらに本県を見習ってなさっているってことを処々彼処で北側さんは公言されてますから、ぜひ皆さんも紙幅があったら長野県のへっぽこ総合評価制度がさらに国ではこうやってるよって書いてもらったらうれしい限りだけど、入札制度が永遠に、人間がやることですから、永遠に改革し続けなきゃいけないように、今の問題も永遠にそういう問題じゃないでしょうか。古今東西。

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10  教育基本法改正案の閣議決定について

毎日新聞 川崎桂吾 氏
 今日ですね、教育基本法の改正案の方が閣議決定されたというようなことなんですけれども、それについてのご意見を伺えればというふうに思うんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 きっとあれじゃないんですか、公明党にとっても理解できる問題調整を珍しく、問題解決の小泉さんにしては、してしまったので、それが今自民党の中で、不協和音を生んでらしゃると、あるいは公明党の方も必ずしも全面的に満足はされていないということで、それに対して民主党がどのようにご判断なさるかだし、皆さんもそれを議席数の上ではもう与党が出せば決まりっていう結果民主主義をお書きになるんじゃなくて、とりわけ本県は手続き民主主義や理論民主主義のところを重んぜられる表現者が多いですから、そここそ皆さんも長野県発でお書き続けられるってことが大事だと思いますですね。あともう1個、私は個人的には何か、国民投票法に関してマスメディアの規制はけしからんつうのは、現実皆さんが多くの紙幅や画面、画面は紙幅って言わねんだ、何つうんだ、わかんねえけど、時間を時尺を使って行ってらっしゃるけど、共謀罪に関しては、共謀罪だって今後皆さんにだって関わってくることかもしれないって私、前から申し上げているんで、これは別に記者クラブに入っていない雑誌の人たちだけの話じゃなくてさぁ、皆さんだってさぁ、「どうも田中康夫はさぁ、如何わしいこと考えているんじゃねえか、ちょっと連載で上中下やんなきゃなぁ」ってデスクと一緒に話しているのが、もしかして皆さんの中にディ ープスロットがいて、言っちゃってさぁ、たまさか警察や警察の人がさぁ、私に理解があるとかじゃなくて、やっぱこれは法律に則って粛々と行わなかったら皆さんだってさぁ、ねぇ、「田中県政の襟を正せ」っていう企画だってできなくなっちまうなんて言ったら、これはその企画を読んで溜飲下げたい、ねぇ、私と考えが違う読者にとっても不幸な社会が到来しちゃうんで、ぜひとも皆さん共謀罪に関して、まあ、これは私たちの滝実は元々法務副大臣をやったんで、それに関してきちんとした、中には限定列挙の手立てがあるってことを彼は個人的には言ってますけどね、でもその部分もある意味じゃ、じゃ逆にその部分があるから マイペンライ・大丈夫だってことも、まったりクラブ制度の中にいらっしゃるテレビや新聞の人は、もし仮にそうならば、伝えるべきだと思うし、ほとんど東京新聞、毎日新聞位だっつうのがさぁ、なんともいやはやっつうか、同じじゃない。だから、教育基本法は何だかそういう、ねぇ、どうも何か曖昧模糊とした結果的にどう変えたいのかわからないような文面になってんじゃないの、うん、だったら長野県議会に習って継続審議にするってのもあんのかもしれませんが。よくわかりません。よくわかりませんってのは、わからないとか関心がないっていう意味ではなくて、今の言葉はアル ゴリズムで取らないようにしてください。はい、他のご質問。

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11 個人県民税の滞納について、退職者の再就職先の公表について

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 二つありましてですね、一つは個人県民税を滞納している方の自動車の運転免許、更新を制限するというような車座集会での提案について知事が検討するとおっしゃったということなんですけども、これはうちでも記事にしましたが、もうちょっと基本的な知事の考え方をですね、お伺いしたいんですけど、要するに税金払わなければ免許出さないぞというような、そういう社会を目指していこうとしているのか、どういうお考えでおっしゃっているのかってことをお伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 もう一個は?

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 もう一個は、先程の退職者のお話と絡むんですけれども、昨年、再就職状況の公表というのを毎年5月に県で出しているんですけれども、昨年はその個人情報保護法が施行されたっちゅうことに絡めて同意されない方の再就職先は公表しないという対応を県はされたんですけれども、これはおかしいということを私も指摘しましたが、今年はどういう対応をとられるのか、知事としてどういうスタンスで臨まれるのかお伺いしたいんですが。その2点です。

信州・長野県知事 田中康夫
 あの後の方は、国の言うことに健気に従ったら信濃毎日から怒られちゃうっつうのもようわからん話で、国の言うことに従わなくても、じゃあ国の言うことと違う見解を提示をしてチャレンジしていこうっつうと怒られちゃうし、どうすりゃいいのっつう話で、先程来申し上げているように、是非信濃毎日新聞としてはですね、一般廃棄物のことには県は口出すなって言っている一方で、市町村が行っている老人の福祉の費用に関しては県は協力せいと言うのの、それはどう整合が取れるのか是非社説で、私、本当に私のように至らぬ頭、これみんな職員も困惑してますんで、是非教えてちょうだいね。って、お伝え下さいませな。で、基本的に去年はその正に私たちにしては健気に国のおっしゃることをお聞きをしていたっていうことです。これに関してはあの、本日リリースを致しますがこれに関しても同意があったものをするということですね。だって、法律を守りなさいって皆さんから常に言われてるんですから。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 あの、いいですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 どうぞ。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 この再就職先状況でしたっけ、公表すること自体はですね、かなり良い取り組みだと私たちは思っているんですけれども、これまあ後退させることになりますよね。なお且つその県職員としてですね、知事が常々おっしゃっているその矜持と諦観でしたっけ、そこに関わってくると思うんですが。そこら辺は例えば知事が職員にですね、同意を得るとか、いくらでも乗り越える方法はあるんじゃないかと思うんですが。県自ら制度を作っておいてですね、その国の法律をまあ理由にとは言いませんけれども、理由がある場合公表できませんというのは、我々とすればこれはおかしいんじゃないかと思うんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 だからさっきも言ったじゃん、私。同意、一応聞いて、載っけてもいいよって人は載っけるって。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 ですから、そうするとじゃあ載っけたくないと、同意しなかったという職員はわかりましたと。公表しませんということですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 そうです。そうしてね、一番最初のあなたはね、私別にね、税金を払わない者は私たちにそんな司法権限があるわけじゃないから、しょっ引きましょうなんて言っている訳ではないけど、宮坂さんの言っているのってすごくさっきの廃棄物と老人福祉の話同様に、矛盾してない?だってあなたは今、同意をしないヤツのも同意をさせるように、私たち同意なさいますかって聞くってことはそれは同意をある意味では願っているってことですよね。でも、それに対して同意はしませんっていうことも人間としての権利だっていうふうにこの社会は決めている訳でしょ。まあ答えなくても「ノーコメント」って書くのも、「ノーコメント」って言葉も書かないで、会ったって「あなたが取材に来たことも書かないで」っつっても皆さんは書いちゃうんだから、そういう意識からすると、もしかすると同意しなくても同意せずって言って、そいつの名前だけ、同意しなかった人の一覧を載っけるってのも皆さんの手法からすると演繹かも知れねえけれど、でもそうじゃねえだろうってウチは言っているわけだあ、決まりってのは。
 それに対して、あなたのさっきおっしゃったのは、私たちは税金をきちんと払ってもらいたいねって。あの時は車座集会に来た人も、健気にいろんな苦しみがあっても納税している人からすると、58億円も税金払ってない人が何台も車持ってたり、少しく良い生活をしてるってば、それは理不尽じゃねえかという話でしょ。それに対して、その方がおっしゃったのに対して「私がそれは法律上できません」って答えることが、私は車座集会のみならず県民、一県民です。皆さんのように反論したり発言する場がある方じゃありません。その出席をされた250名、300名近い富士見町の方の中のひとりがですね、やはりそんな58億円も税金の滞納があるんだったら、それでいろんなことできるじゃないかと。その人たちが色んな行政機関が出している免許の更新の時に、運転に限らず、やはりそれは義務の果たしてない人に権利を与えるのはどうなのって言われたら、それはやっぱりちょっと検討してみましょうと言うのは、私はこれはリップサービスじゃなくて行政の長たる者、あるいは担当者の常だと思いますよ。それはできませんって言うのが、でもあの時にあなた方が載せてたコメントは、マスメディア様は一流のバランスっつうやつかもしんないけど、なんだか聞いたことない大学の先生がそんなことはまかりならんって言ってたけど、それこそが逆に言えばあなたが今、懸念をされている個人情報保護法の独り歩きと同じじゃないの。
 私たちは徴税、徴税ってやな言葉だけどさ、税金をお納めいただくことに関しては、今どのようにしてくかということをその方からご提言いただいただけじゃなくて、考えるために徴税収納推進センターも設けてるし、また税務課を始めとしてその提言いただいたことも考えている訳です。さまざまな制約があるかもしれないけれども、でもそれは治水同様に新しい提言を、あるいはヤミ金110番同様に、あるいは中国残留帰国者の愛心使者事業同様に方法がないだろうかということを議論しています。他方で個人の情報のところに関しては、個人情報保護法に関しては私だって個人的に色々不思議に思うところもありますよ。それは産経新聞や読売新聞はとりわけ一面を使ってその不思議さをお書きになってらっしゃいます。でもこれは当の政権与党がお作りなった法律でありまして、そしてその中においては私たちは上下の関係とかいうことじゃなくて、水平協力の中においても少なくても「同意なさいますか」って言っても「しない」って言った人を、同意しなかった人の名前列挙っつうのはその段階でもう公務員でない訳ですしね。それをも書かないのはいかがかって言うんだったら、じゃあ新聞社の方が系列の会社や販売店網のところの役員になられたのはちっとも出てこないのはなんでってそのうち言われるようになっちゃうってこと。つまり私たちのコンピューター、これは前話したけど情報社会ってのは全ての人がフーリエ主義で、全ての権利や全ての情報っていうのは共有されるようになってくっていう社会ですから、その意味で言うと、格差社会なんじゃなくて次に求められるのはやはりそうした既得権益に守られてる人たちはですね、続いてはある意味では非常にその覚悟の程が問われる社会になるということです。いずれにしても私たちはその納税をしていただくことに関しては、そのご提言に留まることなくやはり考えていくということが、苦しい中でも税金を納めていただいている方々への私たちの最低限の努力の努めだって思ってます。
 あとその個人情報の後段の部分に関しては、それは上下の関係というのではなく、やはり「同意したくない」とおっしゃる方の名前をも有無を言わさず同意しなかった人と言って載せるのは、それはやはりある意味じゃ何時か来た道であって、それこそは桐生悠々様が戦争自体に反対されてた訳ではないというお話でございますけども、そこはネグレクトされている感もありますけども、それは桐生悠々様の後輩であられる皆様としてですね、胸を張っておっしゃられるものではないんじゃないかなということを僭越ながら思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 その同意してない人までですね、公表しろということを言っている訳じゃなくて、もちろんその入札制度改革まで繋がる話ですから、県として自らそれを作って法律もできたからそれもう工夫の余地がないということではないんじゃないかなあと思うんですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 もう一度繰り返して申し上げておきますけれども、先般これはたまさか便所の落書きかもしれませんが、私のところにあるホームページを見てた時に本県では地球環境をいかに守るかというご議論が始めようっておっしゃった時に、小鳥の糞は清潔か清潔じゃないかっていうことをまず確定してもらえないと地球環境をいかに守るかの議論が始まらないっていうこの県内の、もしかしたら議論好きかもしれない、乗り越えなければいけないこの手続きの議論というものが、今、本県民、本県民というかここにお集いの方々に大変問われていることなんだろうと思いますよ。私が申し上げたいのは今のとおりでありまして、私は少なくとも、それはしかも個人ですから、例えば認可免許をもらってですね温泉のみならずさまざまな認可免許をもらって業として営んでいる方が、その業としての最低の務めを果たしてないものに関しては、私たちはこれは個人情報保護とか云々っていうこととは別の観点から社会の公益性のためにお伝えしなきゃいけない行政サービスを行う機関です。けれどもそれはそれぞれ個人の方であります。そして公人ではない方であります。皆さんのように反論の場が容易に確保できる方でもありません。そうした方々に関して今、あなた様がご期待なさったようなことというのを一方的、半ば一方的に行うというのは、これは本来信濃毎日新聞が常に社説で望まれているような民主主義の社会を充実させることには繋がらないのではないかと思います。

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