信濃毎日新聞 辻本邦宏 氏
労働委員会の関係でお尋ねしたいんですが、今日ですね連合長野の近藤会長名で県に申し入れがあったんですけれども、労働委員の選任に関しまして連合長野が4人を推薦して、そのうち内定通知が届いたのが3名で、近藤会長が外れていたということで、なぜなのかという申し入れがあったんですが、実際外れているのかどうかということと、外れた理由を聞かせていただきたいんですが。
信州・長野県知事 田中康夫
はい、先週末に郵便をお出し申し上げたんだっけ。金曜日ですから31日に郵便を出してます。30日ですか?失礼しました、30日です。で、ご存知のように長野県の労働委員会というのはですね、労働者委員が5名、使用者委員が5名、公益委員が5名であります。で、この公益委員に関しましては、今までの委員の方を引き続き5名の方、即ちですね信州大学経済学部教授の渡邉裕氏、それから弁護士の土屋準氏、中村田鶴子氏、林一樹氏、そして信州大学名誉教授の宮地良彦氏のこの5名を選任することになっております。使用者委員に関しましてはですね、従来推薦団体は長野県経営者協会から3名、長野県中小企業団体中央会から2名という形でした。で、今回はですね長野県商工会議所連合会から樫山高士さん、これは佐久在住の方でらっしゃいます。そして長野県中小企業団体中央会からは1名の方、東京法令出版株式会社代表取締役社長の星澤哲也さん。ちなみに樫山高士さんは株式会社樫山商店代表取締役社長であり、佐久商工会議所会頭であられるかと思います。そして新たに長野県中小企業家同友会の方からですね、株式会社JBN代表取締役社長で長野県中小企業家同友会代表理事でいらっしゃる長野市の荒井洋一さんのいわゆる応募がございました。こうした中で経営者協会の方に関しましては、長野県経営者協会常務理事の佐藤穣さんと、松本電気鉄道株式会社代表取締役社長の瀧澤徹さんの2名という形で経営者協会から2名、長野県中小企業団体中央会から1名、長野県中小企業家同友会から1名、長野県商工会議所連合会から1名という形で、30日の日に郵便を送達しております。他方で労働委員に関しましては、長野県労働組合連合会からですね、で、現在労働者委員に関しましては、長野県労働組合連合会の工藤きみ子さん、それから日本労働組合総連合会長野県連合会というところから瀧澤一夫さんという方と斉藤幸男さんという方と北山秀一さんという方と近藤光さんという方の4名を選任しております。これに対して今回、長野県労働組合連合会からは引き続き工藤きみ子さん、長野県厚生連労働組合委員長であり長野県労働組合連合会の副議長であります。そしてですね、非連合・非労連系としてのですね、長野一般労働組合執行委員会の委員長で松本地区労組会議事務局長の荒井宏行さん、波田町の在住の方であります。この団体からもご応募がございました。で、やはりより多くの労働団体の方々の意見というものが労働者委員においてもですね、形成されることがよりよいことであるという観点から、このまずは工藤きみ子さんとそれから荒井宏行さんに関して決定を致しました。で、いわゆる日本労働組合総連合会長野県連合会からはですね、引き続いての瀧澤一夫さんと斉藤幸男さんと北山秀一さんをですね、選任をさせていただくと。瀧澤一夫さんは、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会長野地方協議会議長、斉藤幸男さんはJAM、JAMは何の略ですか、瓶に入っている住友金属工業のジャムじゃないですよね。
労働福祉チームリーダー 石田訓教
JAMはJapanese Association of Metal Machinery and Manufacturing workersです。
信州・長野県知事 田中康夫
おーそうですか。Japanese Association of Metal, Metal and Machinery and
Manufacturing Association
workersだそうです。の長野、執行委員長。それから北山秀一さんは、情報産業労働組合連合会長野県協議会議長であります。で、もう1名ですね、日本労働組合総連合会長野県連合会会長の近藤光さんも委員としてのご応募がありましたが、よりそれぞれのですね、現場に近い形での委員の方を選ばせていただくということが望ましかろうということで、最終的に工藤きみ子さんと瀧澤一夫さんと斉藤幸男さんと北山秀一さんと、新たに荒井宏行さんに対してですね、30日付けで郵送をしているというところでございます。
信濃毎日新聞 辻本邦宏 氏
あの、現場に近いっていうのはどういうことでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
はい?だって、それぞれこれあれじゃないですか、何ですかこの全日本電機・電子・情報関連産業とか、JAMとかですね、情報、何か情報多いね、情報産業労働組合とかですね、そうしたそれぞれより現場に近い方を委員として選ばせていただいたということであります。
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