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最終更新日:2006年03月08日

知事会見

平成18年(2006年)36日(月)16:20〜16:37 県庁:表現センター

目     次

<表現者からの質疑>

1 浅川の治水対策について

<田中知事・澤田副知事からの説明>

2 がんセンターについて
3 道州制について
4 本会議における質疑について

 

1 浅川の治水対策について

信州・長野県知事 田中康夫
 はい、3月6日、知事会見です。今日は随分と早く終わったので、議会が。なにかご質問はありますか。

長野朝日放送 中村あゆみ 氏
 長野朝日放送の中村あゆみです。浅川の治水の関係で二人から質問があったと思うんですが、午前中の下ア議員さんからの質問の際に、原土木部長さんが上下流での安全度の違いについて聞かれた際に、これについてはいずれ安全度については整理していかなくてはいけないのではないかというようなご答弁があったかと思うんですけれども、これについて知事のご見解というかをお伺いしたいというのが一点と、それから、あの・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 野崎さんどういう文脈で言ったのかわかる、今の点。野崎さん、わかる。わからなければ、原さんに聞くなり、青山さんに聞いて。
 それからごめんなさい。どうぞ。

長野朝日放送 中村あゆみ 氏
 それから、今日、長野市議会のほうでも代表質問がされているということで、こちらのほうで鷲沢市長が、浅川の治水についてはあくまで100分の1の確立のものを求めていくんだということを改めておっしゃって、ダム案という 訳ではないけれども、原点に戻って県と協議をしていかなくてはいけないんではないかというようなことをおっしゃったそうなんですが、これについて、改めてお考えをお聞きしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 なんか随分奥歯に物が挟まって鷲沢さんがしゃべっている感じ・・・ね。
 あの、さっき議場でも述べたように、放水路というものも、当然これは、条例設置の委員会・部会の中でも議論として出てきた訳ですし、で、こうした、無論、方策があるということを認めた上で、私たちは諏訪同様に先ほど議場でも申しましたが、これからの20年間のですね、浅川に関しての流域の治水ということのプランを立ってる 訳です。
 先ほど、西沢議員がですね、いろいろおっしゃいましたけれども、私ども、天井川である状態もこれ解消した訳ですし、河川改修というものも進んでいる訳です。そして、流量調査というものも行っていますが、もう一度念のためにお伝えしておきますけれども、富竹の場所でですね、基本高水流量は毎秒260立方メートルです。で、これに対して、ほぼ100年確率の雨が、一昨年のですね台風23号のときに降りましたが、このときに毎秒44立方メートルです。ということは、これは、えー、6分の1であります。
 そして、この場所に関して、私どもは今回、提示をしているですね、外水に対してのですね、整備の中で、毎秒200立方メートルを、カバーするという形です。とすると、この44に対しても、約5分の1程度、約5倍、約4.5倍以上のですね、雨が、流量があったとしてもカバーできるという 形な訳です。
 2月の23日に、私どもの出納長の青山篤司が長野市長とお目にかかったときに、市長はダムの建設ということに言及された訳でして、私、議場でも申し上げましたが、ダムが欲しいのならば、きちんとダムが欲しいということをおっしゃるべきだと思います。先ほど、西沢議員は、信越放送の世論調査の内容を伝えていましたが、信越放送の調査というものは、あなたはダムが欲しいですか、という聞き方ではない訳でございまして、私たちとしては、ダムが欲しくないという方が圧倒的多数を占めるという 中で、『脱ダム宣言』を出し、そして条例設置の委員会においても、ダムに拠らない治水、しかもこのときは基本高水流量を下げようという提言もあった 訳ですが、基本高水流量を決めているのは国土交通省でありますからして、私たちは、これからの20年間の治水ということを、内水と外水に関して示してきた訳であります。
 前半の部分、ちょっと、原、こちらからお答えします。土木部長の原悟志です。

土木部長 原 悟志
 先ほど、整理というお言葉、ご質問かと思いますが、ちょっと正確に私、議事録がまだできてませんので分かりませんが、私がお話ししたのは、国からは1/30から1/60というのは、安全度の捉え方としては違うのではないかという、そういう質問がございます。いわゆる下流では、1/60の疎通能力、いわゆるこれは安全度で比較をしてみると、約390tですので、これは87% 飲めるんで、それは1/60です。それで上は1/30です。その説明を整理して説明するということで私はそういう趣旨で発言しております。あの変えるとかそういうことではございませんので。よろしいでしょうか。

長野朝日放送 中村あゆみ 氏
 国との調整というかお話しがまだ第1回目であって、今後も何回か話をする必要があるというお話しの中での整理ということだったものですから、その調整の中でというふうに私はちょっと受け取ってしまったので、そういう意味ではないの…

土木部長 原 悟志
 私どもの考え方は説明、具体的に資料に基づく説明をしているということでございます。まだ1回目ですので、それほど詳細な説明が終わっていませんので、今後それらについて内水を含めてやっていくということでございます。

信州・長野県知事 田中 康夫
 で、前からお伝えしているように最初に外水をそしてその後内水に関しても私ども具体的に提示をしている訳です。砥川及び上川の流域の諏訪に関しましては、1/50の確率という 形でこれからの20年間の治水に関して河川整備計画を得ている訳です。ですからこの外水と内水に関しまして、私たちはこの案に基づいて、国土交通省の側へと説明をしていく 訳でありまして、もし仮にこの案にいらないところがあるならば、きちんとその段階でご指摘をいただくということが、これが旧来の垂直で言えば上級官庁ですから、当然の責務だろうと思います。
 

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2  がんセンターについて

信州・長野県知事 田中 康夫
 その他のご質問?いいですか。あとがんセンターの質問が今日出ましたけれども、ちょっと数字を、今データありますか。がんセンターに関して、静岡のがんセンターが大変すばらしいというような、ご意見がありました。しかし、このがんセンターは国立、有体に言うと国立がんセンターにいらっしゃった方々がですね、多く非常にそれぞれのポストというものが少ない中でお来しになられて、非常に確か沼津でしょうか、浜松から非常に遠い場所で、年間ですね、 赤字が57億円ずつ出ていて、これは各メディアにおいても地元においても、大変このようながんセンターを維持していくという費用と、正に多くの地域においてがんというものは、正に議員がおっしゃてたように、2人に1人がかかるということは、正に生活習慣病な訳ですから、だからこそ私たちは、この全国4番目の広さの県土においてですね、がんがどこの場所においてもきちんと治療ができていくようなですね、そして高度なものに関してはより高度な病院で対応できるという形の正に本県の信州新医療圏構想に基づいてのですね、そうした形というものを示そうとしている訳です。
 あともうひとつ道州制に関してですね、今日高木議員がご質問なさるという形でありました。ちょっと、ごめんね。じゃあ、その間に澤田の方から説明できるようになっているかな。
 
副知事 澤田祐介
 今のところで少し補足説明を致します。静岡県のがんセンターが57億3千万円の赤字というふうに知事は申しましたけれども、これは一般会計から静岡県のがんセンターに繰り入れられているお金が57億3千万円という数字が出ていますので、収益の純然たる赤字がということではございません。一般会計からがんセンター維持のために繰り入れられているお金が57億円。そしてもうちょっと付け加えますと、こういうようながんセンター、プラスあとは研究所もというようなお話もございますけども、がんの研究所というのは日本に7つ、いずれもがんセンターに附属、併設されているものですけども、ただ例えば普通に考えまして私どものようなこの県で、がんセンターを造り、がんの研究所を造り、57億とまでは行かなくても、例えば20億、30億といった赤字を今以上にこれは計上することは少し難しいことではないかと。で、研究施設をということでもあるんですけども、例えば国立のがんセンターでありますとか、さまざまなところのがんセンターが、今コンピューターを使ってリアルタイムで手に入る時期ですので、何も私どものこの県にそういった研究所を造る必要はない。すべての大学が今、研究施設であり教育施設であり臨床施設である必要はないというふうな論議が行われておりますけども、同じ意味で私たちの県にこういった研究所を造る必要はないのではないかというふうに私自身は考えております。

信州・長野県知事 田中康夫
 あのね、後向きな意味ではないんです。つまり正に今、情報が共有されるネットワークの時代ですから、国や静岡県の研究成果というものは正にリアルタイムでですね、これは学会を待たずとも、そうしたがん治療の医師やコメディカルな技師は共有できる訳でして、そのがん研究のセンターを造るということ、あるいは県内に1か所、今申し上げたように県の一般会計から毎年60億円近くを投入するというような形ではなくて、既に県内には正に私どもの三次救急をやっているような病院、あるいは新たに加わる信州大学をはじめ多くの素晴らしい総合病院がある訳ですから。そして先程言ったように、正にひとつの生活習慣病となっているがんの治療というものは、各地域においてきちんと行っていくようにすると。そして早期発見ができるようにすると。そしてより高次な研究の成果というものをネットワーク社会の中で共有できるようにしていく、ということこそが今すぐそこにあるですね、がんと闘われている方々に対しての本県が行うべきことであるという考え方です。つまり箱を造ることも目的ではないということです。ですから、そういうことですね、はい。
 

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3  道州制について

信州・長野県知事 田中康夫
 
あの、道州制の方に関してなんでございますけども、いくつかの新聞社からいろいろなアンケートが来ておりますけども、例えば丁度朝日新聞の場合には、東京都知事はいずれも無回答となさってですね、賛否とか、あるいは省庁が障害となっているかどうか、いずれも無回答で、「まず国と地方の役割分担の議論をすべきだ」というふうにお答えになってます、石原さんがですね。私も「国民を巻き込んだ徹底議論が必要である」というふうに述べています。と申しますのは、実は飯田市長の牧野光朗さんもですね、「中部・東海と結び付きを強めている南信地域の方向性が反映されていない」と指摘されている訳ですね、これ信濃毎日新聞に載った意見です。あるいは鷲澤正一さんもですね、以前に1月26日配信の 「かじとり通信」というメールマガジンでですね、「東北信の人は東京圏に入るべきという意見が多く、南信の方は中部圏にという意見が多いように思う」と、「くくり方はいろいろである」というふうにおっしゃってますし、「関東甲信越を北関東と南関東に分ける9つの区分け案の場合、長野は北関東に入るようですが、新潟、群馬、栃木、茨城のグループです。このグループは、新潟を除くと従来ほとんど長野とは関連の少ない県と言えるのではないでしょうか」って言ってますけども、新幹線で群馬県を通っている、現時点での終点の長野市の市長もこういうふうにおっしゃってるってことは、ましてや中南信の方からすればですね、茨城や群馬、栃木と一緒になると言っても、正に名古屋まで1時間で行ける場所の方にとっては、大変首を傾げる話だと思うんです。で、これが前から私申し上げているように、堺屋太一さんが新地方分権構想検討委員会においてですね、今日提案されている道州案は 「国の出先機関の所管地域を基にしており、現在的利便性が乏しい」と。「一部現府県協会や出先機関掌管を変えても実面的利便と特色ある発展、共通の問題意識によって区分すべきではないか 。」っておっしゃってます。私がこの間、順列組み合わせにすぎないんじゃないかって言ったことも、まあ廃藩置県の最初の時は本県も筑摩県や中野県や長野県にも分かれていた訳です。中野県とご存知のように筑摩県の役場が不審火で焼けた直後に、正に善光寺の下の小さな字名であった長野というのが全体の県名になった訳ですね。で、これが47都道府県になっている訳です。で、するとですね正にその都道府県制を道州制にするということならば、現在の都道府県の枠組みという中での順列組み合わせではなくて、仮に道州制をもし本当に敷きたいとおっしゃるのであるならば、正にゼロベースで考えないといけない訳ですし、その時に初めて各省庁の現地機関というものもどのようにしていくのか。つまり国土交通省とてですね地方整備局というものと運輸局というものが未だ合体しないままある訳ですし、この点を考えるべきだということを申します。共同通信と朝日新聞への知事アンケートには、例えば熱海市というのはですね東京のテレビをご覧になっている訳ですよね。この熱海市が正に東海と言われても、箱根の山より東にある所がですね東海だ中京地区だって言われても、これ多分熱海の人はピンとこないでしょうし、飯田の人にとっても北関東だと言われてもこれはピンとこないと思うんですね。無論、境界の所は常にそうした山口村ではありませんが宿命にあるのかもしれませんが、やはり仮に道州制を導入するならば、明治以来の47都道府県というものをゼロベースで見直すくらいの大国民的な議論が必要で、今行われようとしていることは正に道路公団が民営化しましたと言っても道路の通行料金はイタリアの4倍のままで変わらない訳ですし、道路の建設費用が半額になりましたって言って民営化する前からたたいたら半額になりましたっていうのは、正にそれこそ、うちのような入札改革をしないで道路公団の仕事が高止まりだったということでありまして、半額になりましたって胸を張ることは従来の価格でも適正価格だったとしたら、半額になっちゃったら安全性が担保できないっていう話になる訳です。 

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4  本会議における質疑について

信州・長野県知事 田中康夫
 あともう一個小松議員の時に、これ毎回私どもの部長たちが私にもこぼすんですけども、小松議員の時も小松さんの問題というのではなくて、「強く指摘致します」というふうに言って次の議題に行かれるんですけれど、やはりとり わけ強く指摘されるんでしたら、是非逆に言えば強く指摘したことに対しての私どもの決意表明とかですね、意見ってものを是非いただく時間を、これは質問の時間には組み込まれる訳ではありませんので、私どもの職員が一生懸命実績を踏まえてお答えしても、それに対して強く指摘するという形で何か言われますのはちょっと残念だなって気がしてます。それじゃ以上です。終わりです。
 

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