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最終更新日:2005年10月12日

 

知事会見

( 9月定例県議会を終えて 他

平成17年(2005年)10月11日(火)
18:40〜19:25

県庁:表現センター

信州・長野県知事 田中康夫
 
すみません、部長会議が大変長引いてしまった。
 10月11日知事会見です。どうしましょうか、ご質問からいく?
 さっき廊下で「どうですか?」って「木製ガードレールとかコモンズ支援車とか否決されて?」ってお話があったんですけど、やっぱり私としてはですね、この信州・長野県を、そしてまた信州・長野県に暮らしてる人々をですね、どの位愛しているのかなっていう違いが今回も何か現れてしまった議会だったかなっていう気がしましたけど。まあ、そんな感じ。追々話するでしょうから。質問をどうぞ。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 昨年阿部さんが退任されてから、澤田さん今日選任されまして、1年3か月振りに副知事が置かれることになった訳ですけど、その感想を一言お伺いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 
多くの職員の意欲によってですね、今までも県政改革を進めてきていますし、それは今後も同じであるということですね。無論「副知事を置け」というふうに議会からもですね、お叱りを受けながら、候補者を出すと「その任にあらず」というふうに言われてしまうということもありましたので、その意味では大変嬉しく思っていますが、一方で委員会では何も議論がないまま、しかも挙手といような形ではなくてですね、何ですか同意?というような言葉だけで決まってしまったというのは、狐に摘ままれたような感じ。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 これまで提案説明でもですね、何回かお話になってらっしゃいますが、澤田さんが医師としてこれまで実績を積んでこられて、知事として特に副知事としての澤田さんに何を期待したいかといいますか、もう一度お伺いしたいんですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは宮坂さんも新聞記者の専門家だし、それは副知事として期待するということです。やはり本県の改革のスピードというのは、福田志乃さんも常々おっしゃってるんですけども、多方面に亘って、しかも非常に早いスピードだし、それに多くの職員がですね、自分たちで自ら議論して行動しながら組み立ててってくれているという成果が非常に現れていると思いますから、そのことを澤田氏もこの4月から県職員として共に携わってくれた人ですから、更に充実させたいですね。
 先程も部長会議のときに議論で食育の話とかしたときに、やはり本県は食生活改善運動というのを澤田が言っていましたけれども、これは全国で最も実績のある県でですね、全ての市町村に食生活改善運動のグループというのがあったんだけれども、17って言ったかな、お年を召していってしまってですね、車が自分で運転できなかったりして、そういう中で少しく活動が停滞したり消滅しているものもあると。だから食育とか、澤田が6月議会のときに「食育基本法が国でできたけど、長野県の取組みは?」っていうのに、「長野県はむしろ食育基本法云々なんていう前から非常に行ってきたんだ」と。逆にその上にあぐらを掻いてしまったりするのではなくて、より最先端を行っていた長野県がですね、食育の前に食改ということで行ってきたものを、よりコモンズという原点で充実させて行きたいということを言ったと思いますけど、これに象徴されるように本県の元々長い歴史の中で先駆的にですね、先達たちが行ってきたものというものをより今の時代の中で周回遅れにならないように、より最先端にしてゆくということに彼は携わってもらえると思ってますし。
 また彼はもとより愛知県の生まれで、そして名古屋の大学を出て、大阪と鹿児島で救命救急のそれぞれセンターを立ち上げ、そして神奈川県でそうした救命救急のセンター長あるいは教授を務めて、本県の旧東部町、現東御市の正にコモンズの病院というところで、医療だけでなくて看護であったり、福祉であったり、あるいは消防署の救命救急というものを医療あるいは福祉とですね、よい意味で統合させてゆくということを試みていた人ですから、その意味では私たちの県の従来の縦割り的、これは全国の役所がそうでしょうけど、そうしたものをよい意味で超えて行けるものをですね、彼の豊富な経験を活かしてですね、これは医療や福祉という分野に止まらずにですね。そしてまた彼は非常によい意味で的確な認識や迅速な行動や明確な責任という私たちがモットーとして掲げていることをですね、同じ意識で持ってくれている人物だと思いますから、非常にそういう人物は職員の中にも数多く現れてきていますけども、彼が副知事になることで、そうしたやはり県民のための改革ということをこの5年間で非常に意識変換して行ってきた職員にとってですね、よい意味で目標であり、よい意味で頼りがいがある、そしてよい意味で同志である存在であって欲しいと思ってます。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 それから別件なんですが、本日松葉弁護士が見えて記者会見をされて、総務委員会で金曜日に問題になった百条委員会に絡んで県が契約をしてですね、実際にもう着手金他日当なども含めて支払ってらっしゃるということについて反論の記者会見をされたんですけども、一点まずお伺いしたいのは、県としてこれまで松葉さんと契約しているということについては、積極的に例えば表に出そうという姿勢がなかったんではないかと思うんですけども。というのはホームページでですね、百条委員会絡みの残業時間ですとか、コピー代ですとかっていうのを詳細に取り上げて紹介しているページがあるんですが、そこには掲載していなかったことについては、知事は何かご存知なんでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 別に。だってそもそも私は、何て言うのかな、当然百条委員会に全面的に協力するということで、県の側、理事者側は行ってきていますけれども、もう既に議長あてに手紙でもお出ししたようにですね、大変な拘束時間あるいは答えた後に「それはこういうことですね」というような言い方、あるいは正に多くの方がしてきているように誘導尋問的なですね、二者択一的な質問であったり、これは私は多くの県職員それも一般職員が呼ばれる中で看過し得ないということでありましたし、こうしたことを正に法律に基づいての百条委員会であるならばですね、その場で私たちが一方でそういう進行の仕方が残念ながら改まっていないという中において、それは当然そうした法律の専門家にですね、相談をするということは当たり前のことだと思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 当然そのこと自体は、議会の方でもあんまり議論は上がってこないんですけど・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 そうなの?本当?

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 総務委員会では松葉さんを選任されたことにかなり批判が・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 だからそういうアパルトヘイテッドな世の中はやめましょうよっていうことです。松葉氏は皆さんご存知のように大変なですね、三重県在住のときに、正に阪神・淡路大震災のときに福岡までの新幹線に乗って出張したというものをですね、情報公開請求だったんでしょうか、そうした中で北川正恭知事もですね、松葉氏の述べてることというものをきっかけにして、正にカラ出張であったり、食糧費というものを全職員で返還するという重い決断までなさった訳でね。非常に松葉氏はそういう立派なことをしてきて当時三重県においてはジャーナリズムにおいても大変に的確に評価されてた人物であると思います。彼のそうした志というものは変わらないと思いますし、何で松葉氏にサジェスションを受けて悪いのって、お話だと思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 一つは総務委員会で・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 そこのところをちゃんと松葉氏のおっしゃっていることは皆様の紙幅が多く信濃毎日新聞とかあられるんですから、ぜひともきちんとお書きいただくということも県民の知る権利だと思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 一つはですね、総務委員会といいますか県会側が反応したのは、要するに松葉さんが将来的に証人として百条委員会に呼ばれる可能性があるんだと、この点についてはどうですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 そんなこと言ったらだって、長野県民以外だって呼ぶかもしれないということになれば地球上に生きとし生けるものはみんなその対象って話でしょう。だからそういう非常に手続き論のお話はね、私は今回、木製ガードレールも整合性が得られないというようなお話があったんだけれども、木製ガードレール1.7億円、財政危機だっていうけど財政危機は、長野県は財政再建してきているし財政危機はじゃあ今まで誰によって作られてきたの、それは県民の220万総懺悔で作ったって議会はいうかもしれないけれども、これあの全予算の中の1割2分5厘1毫、2毫なんですよね。あるいは1毫、2毫にも至らない位の金額です。これを削減することが財政危機の折のしめしのつけ方だというのは私はよくわからないし、土木委員会でそもそも通ったものをですね、本会議で否決をすると、減額修正するというのは私はこれは県議会は大変な重い決断というか大変なすばらしい前例をお作りになったということで、あれだけ手続きというものを重んじようとおっしゃっていた方々が議会軽視だっておっしゃっているけど、これこそ議会の委員会というものの決議という手続きの委員会軽視なのか議会軽視なのか、私はちょっと高見澤敏光さんが私の知る限りでは南佐久郡の町村長はですね多く今回の予算というものに関しても期待をして下さっておりましたしね、これが意味がない、鋼製のガードレールに比べると意味がないっていうかですね、あるいは木製ガードレールは検証の期間中だっておっしゃってるけど、そうなると美和ダムの堆砂トンネルとかは検証の期間中だということになると他の国庫直轄事業というものは小渋川の堆砂トンネルとかは今後どうなるんだという話ですしね。何かちょっと残念でしたね、あえて申し上げると木製ガードレールがいけないっていうことに関してあれだけできない、しちゃいけない理由というものを述べるのは、今私どもの職員は非常に意識が変わったので私の就任当初のですね何か止められない理由を述べてた当時の何か県幹部の発言のような気がしちゃいましたし、後コモンズ車に関してもね、これ私たちはもちろんペイントに関しても改善しようということで、危機管理室の防災車との整合がとれなく、逆に防災車に関しては議会はこの予算案をお認めになったんですよ。お認めになったということは、やっぱり予算書というものをご覧になってご質問をあれだけなさっている訳ですから、逆にその部分はあえて申し上げると節穴だったのかっていう話になってしまいますしね。
 今回のお話というのはある意味では正に「脱手続き民主主義」のようなものに踏み出されたのかということになって、そうすると今後委員会とか審議会の手続きを無視できてしまうという大変に重い前例をですね作られたということになりはしないかという気が私はします。話がそれたように聞こえるかもしれませんけど、それは正に1毫という金額をもってですねこの財政危機の時に、これを削ることに意味があるというふうに高らかにおっしゃるというのは私はなかなか理解ができないなあって思います。中部圏知事会議が開かれる上高地に木製ガードレールを作るのが如何かというようなご意見が報道であったそうなんですけれども、でも逆に言えば他県の方々に知事がいらっしゃるところでですね、もともと上高地という環境保全の地域で木製ガードレールを作るということはこれは私はとても理に適ったことだと思っておりますですよ。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 コモンズの支援金のことでお聞きしたいのですが、本会議でも知事の説明があって市町村の執行が間に合わないという趣旨の説明がありましたが、あの多分予算編成が終わった後の知事の2月の時の会見で知事自身が当初で10億で年度内に5億っていうふうにおっしゃっていたのですが、これは何か当初からまあ補正の時期というのはある程度念頭に置いていたと思うのですが、もう少しちょっとどうして補正計上出来なかったのか説明をお願いしたいのですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 その前にコモンズ支援金、あんなに反対していた県議会の人がどうして急に市町村の人たちが、県議会の人たちは本当に市町村に立脚していたのっていうか、市町村長、まあもちろん地域の人が出されたのもあるけど、大半は市町村からあれだけ多くの申請があったっていうことは、じゃあ中にはもらえるお金はもらいたいっていう古いタイプの考えの方もゼロではなかったと思うけどやはり中味を見れば大変に意欲的な先駆的なものがあった訳でね、それをあの時このようなコモンズ支援金などというものは一体意味があるのかっておっしゃっていた方々こそ逆に意味があったのは何故かってことを教えていただきたい気がします。これはいずれにしても具体的にですね、もともとこれがまあ否定的な見解もある中でようやっとお認めていただいた訳ですし、まずこの10億円でコモンズ支援金で多くの活動を今年していただけるということが来年度に向けての良い取り組みになるんじゃないかと思いますが。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 来年度は当初から15億円計上するって感じですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 そんなのだって国がだいたい交付税いくらにするかなんてのも、闇討ち的に12月だか1月になって言うような国で、それを国が言うと皆都道府県も市町村もしょうがねえなって黙っていたような国ですからそんなものわからんでしょう。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 金額がわからないってことですね。

信州・長野県知事 田中康夫
 何が?

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 その計上する金額が・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 金額の問題じゃないじゃん。いい中味のものならいいっていうことでしょう。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 それでもう一つ、その来年度、検討になった一般分と特別分とこの辺についてどういうふうに考えていますか。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはだって、これは議論してそういう形になっていますから当然来年もそういう形でやろうと思いますよ。名称はその一般分と特別分とか、その特別という言葉は何か変だなって、一般が変だなってことになれば違う言葉の名称にはなるかもしれませんけど。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 それとすみません、もう一点なんですが、県議会の生活環境委員会でですね廃棄物条例の理念というものが示されまして、その中の要綱案の時に市長会と町村会から共に要望があがっていた一般廃棄物処理施設の建設というのは知事との事前協議が義務付けられている点がそのまま残っているんですがこれは市町村からは県関与は受け入れがたいという昨年そういう要望が出ているんですがこれを残した理由をちょっと説明してください。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは信濃毎日新聞様のご取材においてはそうなのかもしれないけれども私たちは多くの市町村と、市町村と一緒にやっていくことですからね、実はあのなんだっけ今回も北山さんの質問の時に小松さんが地域主権という考えの中で地域のグランドデザインは市町村が作るってことになるとね、それは私たちの県と市町村が一緒に共同作業だというのを題意でないんで、グランドデザインは市町村が作ってことになれば極論すれば県議会はいらないって否定しているようなもんですよね。天に唾するようなお話で、私は大変に驚いてしまって、私たちの県はネットワーク社会だっていうことで行ってんで、ごみの問題もですねいくつかの市町村長と今回お話をしていく中でですね、やっぱ市町村は市町村だけ、県は県だけ、あるいは広域だけというのではなくて、一緒にやれるようにしていきたい、という意見を個別にお伺いするとですね幾人もの市町村長から伺っています。やはりそれは個別にお伺いをして初めて胸襟を開いてお話いただける、やはり他の市町村長がいらっしゃったり皆さんがいらっしゃったりする中で、首長という直接選ばれた方とてですねなかなかおっしゃれない部分というのがあるんだなってことで、個別の市町村を回らせていただいてありがたいなって思ってます。
 今のご質問に関しては、あのような条例の案というものをお示しをした訳です。やっぱり先程のお話で、地域のグランドデザインは市町村が作るっていう話はすごい話で、県の存在や県議会の存在はいらんっていう話になってっちゃうんで、先程の北山さんの質疑のに対しての小松さんは2回目以降は「先程申し上げたとおり」とだけおっしゃってんだけども、よくここわかんないです。
 大変に驚いたのは今回請願があったんですけどね。請願でお認めになったのと継続になったのがあったんですよ。お認めになったのはどこかの市町村から出てきた・・・
 天龍村の村長の大平巖さん他からですね、飯田建設事務所の南部支所の機能増大につながるコモンズセンターの設置を実現してほしいという要旨の、長野県組織再編原案に関しての陳情があったんですけど、これは継続になっちゃったんですよ。それに対して東筑摩郡の町村会議長会の原宏見さん他から出た犀川砂防事務所の名称や砂防事業が今後も効果的かつ効率的に実施できる機能を維持してほしいというのは採択になってんですよ。だけど南部支所の機能増大につながるコモンズセンターの設置を実現する、北山さんがおっしゃいましたけど、私たちは骨格の部分ではない名称であったりそういったところは、良い意味で柔軟に対処したいということを答弁しているにも関わらずですね、このコモンズセンターとして設置を実現したいって市町村長がですねおっしゃってる請願が継続になっちゃってるというのはですね、さっきの小松議員が言った「地域のグランドデザインは市町村が作る」ってのと一体整合はどこにあるんだっつー話になっちまうんで、ちょっと私のおつむではなかなかようわかりません。

信濃毎日新聞 中野弘之 氏
 
今の関連で市町村長と知事とのお話の中でですね、具体的には2、3でもいいんですが、どんな点で県との一般廃棄物の処理についてどういう県との協力関係っていうのを求めているかってのは、具体的にどんな要望というか、意見があってというか。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは皆さん一杯県内で一番取材記者がいるんだから取材されたらどうでしょうか。
 何かぜひ皆さんに冷静にお願いしたいのはですね、皆さんのご質問の前提条件が議会が絶対であったり、議会が正当であったりとか、そういうのではなくて虚心坦懐にお聞きいただいて私たちの行おうとしていることが真の、県庁の周りにいる人じゃなくて、県民にとってどうなのか、いいことなのか悪いことなのか、あるいはいい方向だけどよりもっとこうしたらどうだとか、ここがやっぱりジャーナリズムに県民が期待しているところだと思うし、そこを書いていただいてこそ県民の知る権利というものがあるんじゃないかと、私よりもプロフェッショナルな皆さんには敢えてもう一度お願いしたいところです。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 組織条例の関係で伺いたいんですけども、今ちょうど知事がご指摘あった話なんでしょうけども、議会の総務委員会の審議ではいろいろと地域本部長の役割だとか、今おっしゃったグランドデザインはどうするのかそういった部分で、県側の説明がよくわからないとかそういうような話もありましたけども、県としてグランドデザインをどうするかとかその辺は十分説明がなされたかっていうのをお聞きしたいんですけども。

信州・長野県知事 田中康夫
 だからさ君らも取材してんだったら、なされてないんだったらぜひ私たちの方が限られた頭脳だったらどこがなされてないのかヒントをもらえると、たぶん日々連日連夜行ってる、今ここに担当のチームリーダーの小林もいますけども。ただ今回まずね、客観的に言うと、審議時間が衛生委員会とか無いとかね、生活環境委員会も審議時間が9分とかね、住宅委員会も16分とかね、大半説明になってるし、総務委員会においても地域本部長に権限を持たせるのは疑問っていうご意見が出るに至っては、地域主権と言ってたのとどう違うのか。私はともかく担当の職員もですねこれ困惑すると思いますよね。だから正にその意味では北山さんがおっしゃったように、嫌なら嫌っておっしゃるべきだし、継続、慎重審議のため継続っていうけど、慎重審議、それは議会の閉会中もやるって今回お決めになったのかな、ようわかりませんが、本当に総務委員会においてだって、一体時間の配分っていうのももうちょっとお考えになったらどうなんでございましょうかっつー気が、これは正直なところ正にずっとこれを担当してきたのは担当職員だけじゃないですから、みんな議論して行ってきてることですからね。そこんところは少し議会の人に私はお考えをいただきたいなって思います。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 確かにその議会側の議論は今知事がおっしゃられた時間的なものでも足りなかったと思うんですけども、来年度実施に向けてはまたチャレンジしてくというのがお考え・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 だからねこれね実はね私も知ったんじゃなくて、前もあったんですが、実は議会はこういうことをご発言なさってんですよ。
 平成14年の10月15日、まだ宮澤勇一さんが議長だったときですけど、今も議員らっしゃる高橋宏さんがですねご発言になったんです。どういうご発言をなさっているかというとですね・・・、これは何かというとですね、長野県議会の行財政改革調査特別委員会の調査報告書ってのがあるんですよ。これが10月11日に報告されて、10月15日の議会でも、これは平成13年の12月20日に県会議員15名により設置されたんです。
 この10月15日の議場においてもどういうことをおっしゃってるかっていうと、地方分権を先取りした行政システムの構築が必要だと。そして、この改革の推進期間は、平成14年におっしゃってるんですよ、概ね3年程度であると、3年の中で行うことが望ましいっておっしゃってるんです。縦割り型組織の弊害を除去し、より機動的な業務執行体制構築のための組織のフラット化を行うべきだっておっしゃってんです。で、地方事務所や建設事務所や保健所等の統合、現地機関のあり方を抜本的に見直し、総合力を発揮できる体制の構築が必要だとおっしゃってんです。地域に密着した施策の一体的な推進、地域要望に機動的に対応できる体制づくり、現地機関が独自の事業を企画、立案、実施できるよう予算の直接要求など現地機関の自主性、主体性を一層尊重した仕組みを構築する必要があるって言ってんです。新世紀において長野県が発展するために、その歩みを止めることなく、さらなる改革に挑戦していくことが重要であり、県議会としては知事に対し、さらなる財政改革、行政改革の方向性を提言し、その具体化に向けた積極的な取り組みと早期実現を求めるものです。と言って、今言ったようなことを書いてあるんですよ。そして議場でもおっしゃっているんですよ。
 じゃあこれと私達がお示ししているものと、どこがどういうふうに、議会がおっしゃってたこと、平成14年の秋の段階もう3年前です。どう違うのか、このことをちゃんとやはり、私は担当している小林もこの文章を何度も読んだと言っています。しかしこの時に3年前に議会が概ね3年で行えと、示せとおっしゃった内容とどこが違うのか是非皆さんもご覧いただきたい。それはやはりですね、その間に県議選があったとはいえ、この鈴木議員をはじめとして大半の議員が議会の継続性のもと議員であられる。私達が示しているものと、今議員の方々が大変短い濃密な時間の中で御議論なさったり、先程継続審議だとおっしゃったことと、じゃあここに書かれていることとどう先程言ったように木製ガードレールの補正予算は整合性が取れないとおっしゃったけれど、どう整合が取れているんでしょう。もし議会の方が教えてくださらないのだったら是非皆様に小林をはじめとして頭を垂れますから教えていただきたいと思う。これだけ個別具体的にですね議会の方々が提案なさったことに、少なくても私達はかなりの部分基づいたものを職員との間で議論し市町村長らともお話しをして提案していることをですね、先程お話しがあったようにですね、地域のグランドデザインは市町村長が作る、地域本部長を作る、だってここに地方事務所、建設事務所、保健所等の統合、現地機関のあり方を抜本的に見直し、総合力を発揮できるようにして、現地機関が独自の事業を企画、立案、実施できるように、予算の直接要求など現地機関の自主性、主体性を一層尊重した仕組を作ると言ってんのに、地域本部長制というものはいかがかという意見が出てくるとは一体どういうことなのかということです。
 もしこの発言が3年前と今の議会の議論が整合性が取れてるんだったら私は是非教えていただきたいと思うし、県民もそのことを知りたがっていると思います。お求めでしたらこのコピーは差し上げますので是非お読みになってください。その上で皆さんも是非忌憚の無い県政改革に関しての意見をお書きいただきたいと私は思います。

医療タイムス 竹内大介 氏
 明日付けで澤田衛生部長副知事発令ということですけれども、後任の衛生部長の人事をどうお考えになっているのか。

信州・長野県知事 田中康夫
 これは議場でも言ったように・・・
 鈴木さんお帰りになっちゃう。ちょっと一個いい。お願いしたいんですけど。昨日出ました月間文藝春秋の中で私インタビューを受けてですね、「驕れる巨象朝日新聞の失墜」という何ページにも亘る記事ですが、ちょっと私こういう発言をしています。もしこれが違ってんのであれば朝日新聞としてですね文書で頂きたいと思ってるんですが、驚くべきというか何というべきか、朝日新聞は、今回の『検証記事』なるもの、丁度私が中国に行っている間のもので3ページのものです。なるものを書くに際して、私に対する確認取材すらまったくなさっておられないんです。いわんや亀井さんにも恐らく取材していない。そして今日に至るも、私を知る秋山氏からも、これは社長です、吉田氏、常務だった、からも何の連絡もなく、私に対して誰も説明にも来ない。更になぜこの事件が起きたのか、西山君と、書いた西山卓君の責任、もしくは金本元総局長だけの責任に矮小化しておられるけれども、政治部あるいは朝日新聞本体の編集担当者の責任はどうなのか。まさに肝要なこうした部分に触れる記述がまったくありません。手続き民主主義の官僚的な朝日新聞の体質をよく表しているのではないか、ここは私の意見ですが、検証記事を3ページに亘ってお書きになる時に私に、それはわかっていることだっておっしゃるかもしれないけど、私は取材は受けていません。
 そして検証記事を書くに関してもどうであったかということを第三者どころか当事者である私に確認取材もなさらないでなぜ3ページも記事ができるのか、そしてもっと言えばこれは亀井さんとも話したことですけど、なぜ亀井さんに裏取りをなさってないのか、なぜできなかったのか、なぜその上で記事ができてしまったのか、あるいは西山さんと金本さんというものが責任を取る形になっていますけれども、あの時はデスクの方にもキャップの方にも西山さんはメールを同送していると一方で新聞には書いてあります。じゃああるいは政治部の亀井さんを担当していた人は政治部のデスクであったり出向した人であったりはどういう、私は別にそれぞれ非常にか弱いサラリーマンの社会ですから、何かその方だけを血祭りにあげろなどといっているんじゃありませんが、朝日新聞はやはり本日を入れて3日以内になぜ検証記事をお書きになられるに際して私への確認というものも無くできてしまったのか、そして残念ながら吉田さんから紙1枚でいただいた文書、かなり初期の段階で8月30日だかの段階で検証とは違う経過説明これはまただいぶ違ったものなんですが、このようなものを出しますという紙が地域報道部の次長の方を通じて来ただけです。でその後、別に私は謝って欲しいとかそういうことではなくて直接私に対して検証の結果はこうでしたというお話もない。
 これは肩書きが長野県知事という名前で朝日新聞は終始一貫報じてますから、これは知事としての会見の場で申し上げても私は今までもこの件に関してご質問いただいたし一向に抵触するものではないと思います。そして私は今言ったように大変に優秀であったと私のコメントをお読みになった方は私の複雑な思いというものを知っていただけると思いますけれども、今は解雇された記者の方なりその一部の方だけであっていいのかということです。3ページもの検証のときに私への取材が無い、確認が。電話一本でもできるかもしれません。そして、そのことの報告すら未だにありません。あるいは私が中国に行っている間に読んでくださいという電話は私どもの県の職員にはあったといいます。でもそういうことで済む問題なんでしょうか。私はやはり責任ある朝日新聞の方から、私は特別に秋山さんや吉田さんと知り合いだからこんなことを言っているわけじゃありません。そのこととはまったく別の問題としてやはり朝日新聞は本当に読者から信頼たる新聞で、私はあるといままでも思ってきたし、であるならばやはりこの問題に関してきちんと文書でなぜなのかということを私には少なくとも当事者であり、少なからずそのことによって様々なことに巻き込まれた人間に、ぜひ朝日新聞社としてきちんと、なぜ亀井さんに最初の段階で裏を取らなかったのか基本的なことだと思いますね。ぜひこの辺りに関して責任ある立場の方からその点に関して納得のいく文書でのご説明を、できれば今日を入れて3日以内にいただきたいということをお願いしたいと思います。

医療タイムス 竹内大介 氏
 
先ほどの部長人事のことについて。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは可及的速やかにと申しましたので決まり次第、無論きちんと発表するところであります。ただもちろん澤田はそうした分野のエキスパートでもありますから、そして医療や福祉というのは県民サービスの上において大変重要な場所ですから、無論そのことには彼はコミットしてもらいますけれども。

テレビ信州 小島寿一 氏
 県議会と直接関係無いんですけれども、もうじき長野市長選挙がありまして知事は今率直に長野市長との関係をどう思われているかということ、それと市長のほうは知事のほうが改善してくれないと関係は良くならないということを言っているんですがこれについて。

信州・長野県知事 田中康夫
 具体的にどこをどうやって、私ぜひお願いしたいのはかなり色んな市町村長とお話してきて本当に胸襟を開いてお話してくれたんだけど、改善しなきゃって、その執心のような精神論で言われても、前から申し上げているけれど、茅野實さんの時もそう、"いかん、いかん"ていうけれど具体的にどこが"いかん"のって言われると出てこない。やっぱり私もそんな全知全能じゃないから教えて欲しいよね。まあ長野市長選があることは伺っております。せひ長野市民が良い選択肢がある中から選べる市長選であることを願っています。
 お手元に配りましたが、10月30日と31日に中部圏知事会議が上高地で開催いたします。ちょうどこれは私どもの信州・長野県だけじゃなくて中部圏には非常にすばらしい財産がありますので、この環境と観光ということに関して、東海旅客鉄道株式会社の社長、会長を経られて相談役の須田寛さんに「官民連携による中部圏広域観光の推進について」というお話もしていただいたりして、同時に平行在来線の問題、これは中部圏、北陸側が今後大きな問題になりますのであるいはアスベストの対策等を泊りがけで行わせていただきます。才能教育や子ども劇場のコカリナの子供たちの演奏もあります。で皆様お越しになられる件に関しましては、上高地の帝国ホテルが全館貸切でご協力いただけますが、帝国ホテルのほうでのご宿泊という形ができるようになっております。宿泊料金は九千円と、食事2食込みでございますので、これに関しては秘書広報チームのチームリーダーの成沢弘治の方までお申し出いただければと思います。また、館内にLANがございますのと無線LANもご用意いたしておりますのでご活用いただきたいというふうに思います。
 あと13日に総合防災訓練があります。去年に比べますと非常に多く、去年は696箇所の県施設や民間施設がご協力一緒にいただきましたが、今年は1,134施設が一緒に防災訓練を行っていただけるということで、また、私どもの職員がそれぞれの福祉施設や幼稚園や保育園に行って310人の職員が一緒にそこで保母さんや園児とともに防災訓練を行うというようなことを自発的に行っていただけるということであります。ぜひご取材いただければというふうに思います。以上です。
 

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