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信州・長野県知事 田中康夫
6月3日の知事会見です。
6月1日の日にご取材にいらっしゃった方も多くいらっしゃったかと思いますけども、第12回の長野県行政機構審議会というものが開催されました。時期的にはこれが最後の会合になるというふうに委員長であります長野経済研究所の調査部長、八十二銀行が設置をした研究所かと思います、平尾勇さんが会長として取りまとめて下さっております。ご覧頂くと分かるかと思いますが、私たちはですね、組織と人事と給与というものをですね、審議会での議論というのを踏まえて行ってゆくという形であります。このためにですね、私たちの人事や給与や組織というものをですね、職員がより理解をしてですね、自分の問題として進めてゆくために近く、前回福田志乃さんにご講演いただいたときと同じような形でですね、塩尻の総合教育センターを恐らくは会場にしてですね、部局長や課長が集まる。また同時に各地域ごとにもですね、この件に関してですね、単に説明という形ではなくて自分の問題としてとらえてゆくという会合を行ってゆこうと。それをきちんと説明する者もですね、よい意味で伝道師として年齢や職階に関係なく説明をするという形にしたいと思ってます。このときに委員の星野リゾートの星野佳路さんがおっしゃっていたことですけども、企業風土というかですね組織文化というものを変えてゆくときには、必ず大きな荒波があったりですね、大きな逆風があったり、あるいはさざ波であったりですねそよ風もあるかも知れないけれども、そのときに理念というものが揺らいでしまってはいけないと。理念というものを確立した上でですね、よりよい企業文化にしてゆくために改善をしてゆくということが肝要だということをお話しになりました。これは最近私が言っている、日本のものづくり産業が最初に机上の空論の計画を立てたりするんでなく、まず欲しいものを作ると。なぜ作るかといえば、「きっとその社会が、人々が幸せになるからだ。」というものを作って、試作したものを使って不具合があればそれをよい意味で改善をしてゆくということとですね、同じであろうという気がしました。これは私どもとしてもですね、委員自らも非常に画期的な制度だ、改変だと。10ページの辺りのですね、後でご覧いただくと分かりますけど、ジョブチャレンジというようなものも大変優れていると思いますし、またこのとき星野さんとまた慶應大学の現在教授の高橋俊介さんとですね、経営学の権威というか俊英でありますけれど、高橋さんと星野さんもおっしゃってたことは、今まで私たちはジェネラリストを育てると言って、結局双六のようにですね、グルグル何かスパイラルのように回ってゆく感じだった訳で、これじゃスペシャリストじゃない、かつジェネラリストじゃないと。やはり袋小路の専門バカというような形のスペシャリストでなくですね、ひとつ自分のコア・コンピタンシーを持って、そしてその力がスペシャリティなものがあるからジェネラルなことができるというような人材を育成してゆくことが大事だと思っています。その意味ではこの制度というもの、人事と制度とまた給与ということをこうしたご議論を踏まえてですね、果断なくまたスピードアップして行いたいと思います。
その他はですね、皆さまお手元にお配りしているように原村でもですね、コモンズ支援隊という形が王滝村に続いて始まります。これは原村の清水澄村長もですね、私たちと同じ理念の下に村づくりをしてくださっていると思いますし、そうした村をこのような形でですね、多くの職員がお手伝いできるのは大変嬉しいことだというふうに思っております。
それから本県はご存知のようにですね、いわゆる構造改革特区の申請数また認可数というものも全国1位であります。これは皆さんご存知のように構造改革特区というのはですね、どうも最近小泉さんの思い付きで始まったというふうにまで言われていて、何かあまり申請しても許可してくれないので申請する数も減っているという形ですけども、本県は全国1位で認定特区は39件という形であります。ただこれは特区になることが目的であったり、特区を出すことが目的というんではなくて、やはりコモンズの視点に根付いてですね、コモンズというのは今まで私「地域、集落」って言ってましたけども、先日時事通信社の講演、内外情勢調査会の時に言いましたが、コモンズというのは「公共」ってことなんだっていうことを遅ればせながら感じました。というのは愛知万博に行ったときにですね、グローバル・コモンという表示の会場の場所があって、これは各地域ごとの、あるいは出展の県ごとのパビリオンじゃなくてグローバル・コモンという正に場所があってですね、「『コモン』てのは『公共』ってことだな。」というふうに思いました。「行政」ってことではありません。なので特区に関してもですね、私たちが具体的にコモンズの視点に基づいてやってゆく中で結果として、手段としてというよりも特区のようなものになればもっと楽にできるな、ということを申請してゆくように職員に改めて募集してますし、県民からもですね、素朴な疑問として、こんなことがしたいのになかなかできないって役場で言われたから特区にしたらどうかな、っていうようなものを県に伝えていただければ、県はその地域と一緒になってですね、申請してゆくようにしたいと思いますので、是非皆さまにも紙幅があればお伝えいただきたいというふうに思っています。
それから愛知万博、愛・地球博に関してでございますけども、先日諏訪の地区でザリガニを小学生と一緒に諏訪地方事務所の人間、あるいは信州ブランド・観光戦略局の人間が一緒に採取させていただきました。ザリガニというのは、フランス料理ではエクルビスと呼ばれて前菜として非常に確立している食材であります。これもひとつの私たちはジビエ、正に野禽、今までは動物ですけども、ジビエだと思っております。ご存知のように愛・地球博で3回にわたってですね、無償で私どもの県内の食材を使った料理を出すようになってます。これは蓼科にあるエスポワールというレストランの藤木徳彦さんという元々東京生まれの方ですが、ご両親が蓼科に別荘をお持ちで、そこが今宿泊施設とレストランが一緒になったフランスのオーベルジュスタイルのエスポワールというのを経営してます。あと私どもの長野県原産地呼称管理委員会のメンバーであります高野酒店のですね高野豊さんがソムリエとしてこうしたお料理を出します。私どもの諏訪地方事務所が、一般の業者の方に陸送してもらうと食材の取扱いが複雑な場合があるという懸念がありまして、私どもの職員が毎日食材を運んでですね、そして調理いただいて訪れる方々にご堪能いただくという形です。是非これも皆様にお伝えいただければなあというふうに思っています。
もう1点ですね、6月24日の金曜日の午後でございますが、伊那市にあります長野県伊那文化会館でですね、信州・長野県地震防災シンポジウムin伊那谷を開催致します。今朝方も零時代に震度2でありますけれども王滝村を中心として軽度の地震が木曽谷で起きております。全国毎日地震が起きない日はないかと思いますけれども、中越地震で多くの私ども職員がお手伝いさせていただくことで、逆に学ばせていただいた記録のビデオやですね、また防災に関する日頃の備えというビデオができあがっておりますのでこれも見ていただき、そして私どももお手伝いさせていただいた川口町の町長の星野和久さんにもご参加いただいて、基調講演をいただいてシンポジウムという形です。このビデオの中でご紹介しているようなですね、各戸で備えるべき非常持出品、ご存知のように私たちは急峻な地形が多いので各コモンズごとにですね、市町村単位でなくコモンズごとに備蓄をするということに関して県が全額負担させていただいて配備を進めているところですが、こうしたもの。また、おはなしぱけっと号が大変に被災地の子どもたちのですね、よい意味での癒しになりましたので、このおはなしぱけっと号が出掛けてですね、同時に訪れた方々のお子さんを託児所としてですね、この時間中お預かりするというような形で活躍させていただく形になってます。とりわけ南信地区は、東海地震、あるいは南海地震のようなものの危険性が伝えられていますので、こうしたシンポジウムに関しても是非お伝えいただいて、一般市民の方々にもですね、是非行政関係者だけでない方にご参加いただけるように願っています。
市民タイムス 高石雅也 氏
昨日知事室の方に飯山の岳北広域の方たちと堆肥センターの方たちがお見えになったときに、知事ご自身が廃棄物条例の制定に改めて意欲を示されていたと思うんですが、6月県会にですね、条例を提出するというような対応はあるんでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
現時点では6月県議会にはまだ予定はしていません。昨日の話でも飯山堆肥センターというのは国の税金が巨額に投入されて地元も一緒になって造られたものであります。ただ13年前からですね、この付近が非常に悪臭がすると、あるいは不法投棄の処理に近い形の堆肥になってはいないかと、あるいは堆肥を大量に入れている場所の土壌が異常ではないかと、またそこでは何も栽培されていないのではないかと、何かそれが地球環境の循環リサイクルとは違う何か別の、人間の欲望的リサイクルの循環の方になってないかというようなことは、ずいぶん伝えられた訳です。昨日も申し上げましたけども、私も就任して4年半になる訳で、その間私どもの対応がですね、非常に至らなかったというのは、大変深く反省しなくてはいけない点だと思っています。廃棄物行政というもの、しかしその中においてですね、正にその地域の、私は昨日敢えてしがらみと言いましたけれども、その吉地区の方々がですね、その集落の中の90%以上の方が、これを地元で言ってもなかなか解決できずですね、「県がなんとかして欲しい」という悲痛な叫びでもありました。これは県へのお任せ民主主義というのではなくて、しがらみを断ち切って行なうよりよい環境、人間的な生活そしてまた税金を投入されたものが適正に処理されてきてるのかというご懸念というものを一緒に県が解決しなくちゃいけないっていう事例だと思ってます。それからもうひとつの岳北地域のですね、ですからこれは産業廃棄物の問題です。一般廃棄物の処理施設というのは、平成13年に施設をですね、かなり大規模に改修をしている訳です。しかしながらこの施設を改修をして新しい施設を造るというのに対して、地域の方は、そこは地形的にも窪地であって、非常に空気が淀むだけではなくて、雨雲が低く垂れ込める場所なので30メートルというような煙突の場合にですね、煙突から出たものは正に地元の中で空気がリサイクル循環しちゃうんじゃないかと。これに対して、これは飯山だけでなくて木島平村と野沢温泉村と3つで行うことで、合併をしなかったということもあるかも知れませんが、野沢温泉村の自治組織というところでも、これを現在新設する必要があるのかと。現在の稼動しているものに関しては、その地域の方々もご理解をくださっていると。地元の反対があるのに稼動しているという形ではない形ですので。木島平でも同様の動きがあるというふうに聞いています。こうした中で地元の自治体との話し合い、あるいは行政組合の話し合いではですね如何ともし難いという中で調停を出された方で、これは法律的にも担保されている制度でありますから、これは公害調停の委員を3名選定をしてですね、お話をお聞きを双方からするという形でございます。そのときに条例というのは、これは市町村行政への介入とかですね、そういうことではないということをこの2つの事例からお分かりいただけるんじゃないかと思うんです。つまり私たちは納税をしている住民というものが吉地区でも、あるいはその3市村の同様に限られた範囲の中でのやはり住民が願ってらっしゃることを結果としてその行政側、いや権力側が聞くことに関して前向きでなかったりした時にですね、やはり私たちは住民と共により良い方向で、行政側にいる人も住民の一人ですから、こうした中で今回の条例というものが当初から検討されていることですし、これに関してご理解を深めて下さっている首長はですね着実に私は増えてきているというふうに思っております。そうした中で決してやはり私たちのこうした条例があることでより13年もの長きにわたってであったりあるいはですね公害調停という形にまで至る前に早期の段階でボタンの掛違えをなくす、地元の中においてですね、ために県が一緒にお手伝いをするというのが今回の条例の趣旨ですから。
市民タイムス 高石雅也 氏
今そういった形で一日でも早くの条例の制定を望む方もいる一方で市町村の首長さんの中では反対していらっしゃる方もいる現時点で6月県会に提出に至らないですね理由というか、知事ご自身の現状認識というのはどんな・・・
信州・長野県知事 田中康夫
県議会の方々はねそもそもご反対の方がどうも多い、ご反対というか正しく認識までは残念ながらいただいていない方が多いように思うんですね。
先程の飯山の、すみません「吉地区」の間違いです。吉祥寺の「吉」と書きますが吉(よし)地区であります。ただ一方でですね昨日かおととい日経産業新聞にも載ってましたけれども造船業界であったり製鉄メーカーであったりが今まで廃棄物の処理施設というのをつくってきましたけれども、他の自治体においてはですね、やはり巨大なハコモノ行政でその後の維持費が大変だということで他の都道府県においてはですねこれも一つの新しいハコモノ公共事業だったんですけれども、随分と縮小されてきている中でですね確か荏原ともう一社がその事業を部分的に廃止したり統合しようと言っていたのを統合のメリットがないということでおやめになっているという記事がありましたので、大きなやはり廃棄物行政というものはですね、やはりその大量に焼く、何でも焼くという形ではない形に変わってきていると思うんですね。この点は少しく本県であったり、またあと同様の住民から悩みが多く出ている福島県であったり福岡県であったりはですね、本県とまだ同じ状況にあるのかなというふうに私はこれは思っていますけれども。ですからやはりまずご理解を自治体長たちによりご理解いただくということが大事だと思います。また、住民の方々がですね、やはり県民の方がですねこの飯山の事例を見ながら飯山の方に留まらず全県的にですねやはりこうした条例を制定していくことが本当にクリーンな信州ということだけではなくて、それが結果として本当に自治体にとってのより良いものなのだということをですね県民運動として、草の根の運動としてですねより私は広がって下さることを願っております。条例に関してはですね6月議会にはまだ出さないという形であります。
市民タイムス 高石雅也 氏
温暖化防止条例の関係なんですが、先日検討会の第一回の会議がありまして、会議の中では規制、ある程度の何らかの規制を取り込んでいくべきだという意見もあった一方で、合意形成をやはり大切にしていくべきだという意見が多かったというふうに私は理解しているのですけれども知事ご自身提出時期を優先するのかそれとも合意形成を優先するのかという基本的なスタンスというものをどちらに軸足を置いていらっしゃるのか・・・
信州・長野県知事 田中康夫
高石さんがおっしゃった提出時期と合意時期ていうのはその二つどちらかの二択という内容じゃない気がするんですよね。私はずっと私がやることは拙速だというふうに議会の人たちがおっしゃったりもします。けれども結果として本県が行ってきていることはですね様々な場所で実は信州型木製ガードレールというものを先日全国知事会で資料をお配りしたのですが、それに先駆けての関東知事会が一週間前にあった時にですね本県はこういうものをやっててこれは切り捨て間伐でそのまま放置していた木材を使って中に鉄柱を入れて国交省の強度テストに合格をして地元の三つの土木建設業の企業体に助成をして設けてこの木製ガードレールを設置していると言いましたらですね大変に賑やかに良い意味でのどよめきがおきまして関東知事が、現物の写真とかも何もないのに「おー」と言ってですね、本当に群馬県であったり神奈川県であったりが「ぜひそれすぐ資料くれ。導入したい。」というふうにおっしゃって下さったんです。これはとても私は有り難いことだなあと思ってですね、やはり本県が行っていることも木製ガードレールも拙速だったのかもしれませんし無駄な公共事業だというふうにおっしゃる方もいたりします。ただ私の基本認識をここで一個申し上げておくとですね、よく行政は合意形成に時間をかけるといいます。私、時間をかけるとですね住民の願いというのはですね潰えていっちゃうことが多いんです。どういうことかというとですね、利権で集っている人たちはそれが仕事ですから365日専従職員をおくことができますし、何年かかってもそれを獲得してるし、例えば選挙の時もですね3人候補者がいても利権の1本化ができれば候補者の1本化もできるんです。ところが理念で集っている人たちは食い扶持は別に自分はサラリーマンやったりして稼いでますし、家事もある、学業もある、すると時間がかかっていくとですね、専従職員がやる訳でもありませんしですね、やはりあきらめていっちゃうんですね。これはダムの問題を考えると皆そうです。最初にダムと造ると言った時に、最初からダム賛成と言っていた地域というのは全国見回してもほとんどないと思います。みんなダム反対と言うんです。これは亀井静香さんも言ってました。広島県でみんな反対と言う。ところが時間がかかっていくとですねずーと行政は説明だと言って同じ説明をしてくれて時間がかかっていくとみんな住民の人は疲れちゃうんですね。疲れちゃって高齢になって過疎地になっていくとお金が入りますよと言われると条件闘争になっていっちゃうんですよ。そしてまあ自分のこの自然をと思いながらも田畑を継ぐ息子もいないと思ってですね、結果として条件闘争で賛成になってっちゃうんですね。その時いい意味でしがらみのないよそ者の人たちは「おいそれでいいのか」って来るけれども、当初は皆反対だったりしているんです。反対賛成って逃げるのではなくてやはり時間をかけるというのが行政の私はアリバイ作りになるようではいけないと思うんです。時間をかけてもみんなが願っていることが実現できるためにですね議論をしていくならいいんですけれども、いつの間にか匿名性の思惑で出てきたものが時間をかけることでそれが実現されちゃって、逆に住民の願いが実現されないというのではいけないと思います。その意味でいうとやはり本県の改革というのは皆各論に今入ってきていますから、総論では皆賛成していたことがそれは各論になれば痛みはあるんですよね。だから地球温暖化にしても廃棄物のことでもやはり皆が願う社会がこれだって提示されたものに皆がいい意味での総論としてですねそういう社会を目指すべきだねと言うのであればそれを実現していくということだと思いますから、その時間をかけるという時もですね皆が願っているものが提示された形でのなのか、そこまではできないからとか、今までその専門領域でやっていた人はそうは言ってもと言っていることに引きずられていっちゃうのかで大きな違いがあると思いますけれども。だからなかなか君ら事実を記事に書きにくいと思うんだけどこの通りでござる。その通りでござるが、記事に書きやすいものというのが本当にみんなの願いを実現することになるのかなと私もヘッポコ物書きとして思ってて、だからやはり地球温暖化の、こういう地球にしたい、こういう長野県にしたいというものをきちんと先に提示する。それを皆さんが「そうだね」っておっしゃる方が多いんだろうからそれを実現するにはどうしていったらいいのか、その時にはそれは痛みや負担があるかもしれないけど、でもそれが結果として人口が今後急速に減少していくであろう本県にいい意味で移り住んで下さったり訪れて滞在して下さったりという後からプロフィットがやってくるかなって思ってます。
市民タイムス 高石雅也 氏
当面、今からあきらめてしまうということはない訳で、やはりその年内に検討を終えるとか当面の目標を・・・
信州・長野県知事 田中康夫
だからまあ、ここで欲しいんだと思うんだよ、6月に出しますとか9月に出しますとか12月に出しますとか臨時議会で開きますとか。そうするとまたね、わかんないんだけどさあ小泉さんなんかさあ、年度を越えてから急に交付税変えるとか言ったってみんな今まで各自治体や議員も黙っていたんだぜ。国が言うことだったら突如決めても黙っているのかということで、ちょっと拙速とすぐ言葉がでるんだけど迅速と拙速とはどっちだろうというのは前から言っていることだし、もう一個私が言っていることを単に反対とか否決するんだったら必ず最初の治水の時に言われたように代替案というものを具体的に県民に提示しないといけないと思うんです。これをダメって言うんだったら、こうだっていうのを出していただきたいし、基本的にはやはり私ずっと感じてるんだけどやっぱり脱ダム宣言に象徴されるものは天動説から地動説になったということだと思っているんですよ。今までは国の霞ヶ関が真ん中にあってその周りをぐるぐる回っておべっか使ったりおねだりするとお金がくるから天動説だったのが、そうではなくて私たちが言っているのは、意固地な地動説ではなくて自分でできることをやっていかないと天動説やったらだんだんだんだんおこぼれなんかもこなくなっちゃうよというか、天動説のその中心自体がこんなに借金抱えているのを片してないんだからいつか脱落しちゃうよっていうことだから、その地動説になりましょうというのを最初から100人がとかみんなが諸手を上げてというのはなかなかないと思いますよ。だからその地動説を言い出してるんだったら今までの天動説でもこのように将来像大丈夫だよって、逆に10年後20年後の安心像を実効性のあるものとして示すってことだってことが車の両輪にも求められていると思うし、私たちにも求められていると思うのね。まあ記事になんねえな。申し訳ねえな。だけどまあ地球温暖化の条例、あるいは廃棄物の条例、あるいは景観法がもう先にできましたのでそれに基づいてのやっぱり本県のより良い景観条例、こうしたものはですね、無論条例を作ることが目的っていうんじゃなくて長野県があるべき姿を多くの人が願っているものを実現したり保全してたりあるいは育成したり、ぜひさせるために必要だと思っています。
市民タイムス 高石雅也 氏
すみません長くなって。今日は上着を着てらっしゃるんですけれども、その辺、国会の方ではノーネクタイ、ノー上着ということで対応しているようですけれども、6月県会辺りではどんなようなことを・・・
信州・長野県知事 田中康夫
今日も日経産業新聞がこの例の「クールビズ」というやつを特集していたんで私、皆さん知ってる?クールビズの「ビズ」ってなんだか知らないけどみんな書いているんだよね。田中康夫カタカナを使いすぎてわからないっていう私も今回始めて知ったんだけどね、日経産業新聞に書いてあったんだけれど、「クールビズ」は「クール」は、涼しいとかあるいはかっこいいとか、素敵とかね、ちょっとそういうのでね、だけど「ビズ」はビジネスの略でBIZなんだってさ。だけどどこも伝えてくれないんだよね。そうらしいんです。これは一個勉強になりましたが、小泉さんの格好が似合っているか似合っていないかとか、武部さんが意外とスタイリストで高得点をピンク色着ていたから得ちゃったとかそういうことではなくて。今日も窓全部開けてやりました。今日は20人位こっちの知事室分室に来ましたけれどもね。ガラス張りの知事室が一個悩ましいところであそこ窓が一個もないんで、あそこ空調を入れるまではすごい暑かった。ただあそこの空調に関してはやっぱり温度表示をしてですね、言われているのよりも2度位高い温度にするとか、そういう中で暑ければジャケットとるかもしれないし入ってきた来訪者にもネクタイとるってのもあると思います。やっぱりプロトコールじゃないけどドレスコードってのもある訳ですし、訪れてくる方々は逆に知事に会うからっていうのではなくてですね、いつもよりも少しジャケットを着てお越しになるというような方もいらっしゃると思うのでそれに対してどうなのかなあと。私が不信任出た時は確かシャツで歩いていたら、不信任前に派手なシャツって書かれちゃったような記憶があるようなないような気がするけど、基本的に私はここ来て暑ければジャケットをとったりその上でネクタイもとるってこともあるかもしれないって思ってますが。もともと水曜日はカジュアルデーという形になってますし、もともと県としては6月から9月末までは基本的にどういった格好でもよいと、ただ不快を与えないってことが大事な訳で、今日のこの日経ビジネスにも出ててアイビーエムは自由らしいんですけれどもジーンズはいけないって決まっていたり、あるいは女性は網タイツはいけないって決まっているらしいんだけど、これはうちの女性職員だっておしゃれになってきて網タイツはいている人いますしね。なかなか時代によって、あるいは相手によって主観の問題だから。いずれにしても政府がやっているような感じにはならないと思う。ただ、だからといってスーツ着てるから温暖化に認識が低いってことではないと思いますし。知事室の温度に関しては、何か表示板、これも無駄使いって言われると困るけど、温度の表示板を作れるのかな。ただあの部屋の中だって、どこで測定するのかで温度も違うのかも知れないんだけど、それは考えたいって思ってます。正に自律的っていうのはそういうことじゃないかなって思います。あるいはTPOってのは、正に暑ければ脱ぐし、脱いだって上半身裸にはなれないし。
信濃毎日新聞 新家寛樹 氏
SOの大会運営費の関係ですけれども。余剰金が県の方に1億1千万円余り返還されたというふうに聞いたんですけれども、そのことについてはどんなふうに受け止めてらっしゃいますか。
信州・長野県知事 田中康夫
先日ご存知のようにガラス張り知事室の方に安川英昭さんがお越しになられまして、ただそのときは先方からのご要望でですね、その後正式に決定するまでは表現者の方等にはお話を控えていただきたいというご意向でしたので、それの意向に従ったところです。そのときそのような形で、長野市はまだ支払っていなかった金額があったということですので、それを一旦支払った上で長野市への返還分を行うと。長野県へも同様の按分で行うというお話でした。これは本当にスペシャルオリンピックスに関してはですね、地元の方々あるいは正に全国、全世界の方々に本当にご協力をいただいてですね、素晴らしい大会になった。そしてまた大会の開催が目的ではなくて、ユニス・ケネディ・シュライバーさんがおっしゃったように、日々知的発達障害者が体を鍛錬して、そして脳を鍛錬するという日々のそうした努力、鈴木鎮一氏が始めた才能教育は同じだってことをお連れしたときに言ってましたけれども、そうしたことのお稽古とか、おさらいとか発表会っていうんではなくて、多くの者が集ってその日々の鍛錬を確認しあい、そして元気づけ勇気づけていくということが大会だっておっしゃってて、そうした大会を本当に多くの方々にですね、ある意味ではオリンピックやパラリンピックと違って何かビジネスとして成立するというような領域ではないことに関しても、経済界のみならず多くの方々が献身的にご協力いただいたことを有り難いと思ってますし、またそうした中で当初想定されていた金額よりもですね、結果として少ない金額で運営できたというのは、それはやはり多くの方々の献身的な熱意や参加や行動やご協力の賜物だと思って感謝してます。
信濃毎日新聞 新家寛樹 氏
県への返還額が1億1千万円余に決まったその金額についてはどういう経緯で決まったんでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
それはSONAの方にお聞きすることだと思いますけど。県は「これだけ返してよ。」って言った訳でもないですし。それは実際に公明正大な運営をしてくださったことの中で当初予定されていた金額よりも少ない金額で収まったということです。それは決してSONAは献身的に行いましたから、金額が少なく終わったのでサービスが悪くなった訳でもないでしょうし、参加した人に不快感を与えた訳でもないですから、それは感謝するところですし。それはSONAにお聞きいただかないと。
信濃毎日新聞 新家寛樹 氏
そのときに県側からは、GOCからの要求については何かお話になったんでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
いえ、これはそれぞれSONですか、それからSONAですか、それからGOCですか、それからSOIですか、それぞれ4つNPOであったり団体がある訳で、そこの間でのお話し合いだと思いますから、県が何らかそれに関して申し上げるというような立場じゃないと思いますけど。
信濃毎日新聞 新家寛樹 氏
もうひとつ、ごめんなさい。公的支援金の減額分除いても更に2億いくら余る、2、3億多分余ると思うんですけれども、それの還元金について何か知事の方からお考えみたいなもの・・
信州・長野県知事 田中康夫
それはSONAの方から概略のお話はお聞きしました。ただ、私が申し上げたのは正にそういう世界的な精神というものが日本でも広まって、そしてそうした思いを持つ者たちが私たちの県を中心として集ったことが今回の大会でしたから、長野県にこれは止まることでなくて、恐らく地域的な問題はあるにしても、ジンバブエやオーストラリアの人が毎年来れる訳じゃないでしょうし、少なくとも日本の中でスペシャルオリンピックスの精神を共有する人たちが、そうした各地で正にリナックス型で毎日日々活動したり支援している人たちが、例えば年に1度集うというようなことが結果としてこの長野県の地であると、信州の地であるという形でもし催し行われるのであれば、そうした形で精神を継承してゆくというような形になるのが望ましいでしょうから、それは日本全体のナショナルな形での運動になる。そうした基金になってくと望ましいんじゃないでしょうかということを申し上げて、それは皆さんもそういうお考えに立たれているんじゃないかと。
長野放送 小松正幸 氏
ここに来てプレスリリースで出たガードレールの金属片の件ですけれど。あっちでもこっちでもという感じで、レッサーパンダの次はガードレールかという感じがしないでもないんですが、全国あちこちで出ておりますけど、これ昨日の午後8時現在の数字が載っておりますけど、今日になってまだ出てると思うんですが、新しく確認されたものについての報告は受けていらっしゃるのかということ。あと、原因としてこういったものが考えられるというような報告は受けておられるかどうか、この辺りを。
信州・長野県知事 田中康夫
はい、今日の部長会議の冒頭でも議題の順番を変更して、これに関しては土木技監の北原正義からですね、報告を部局長に行っております。それは今お手元にある資料に基づいてであります。15の建設事務所管内でですね、従来の道路パトロールをよりこの点に注意をして行った結果が現在出ている数字ですので、現時点で把握をしているのはこの数字であります。その事情に関しては、もともと埼玉県でそういった形が見つかったということで、いろいろな意見があって私ちょっと科学的には分かりませんけど、例えばちょっと自損事故で報告とか申請はしないでガードレールに接触してですね、行った車のそのヘッドライトの部分であるんではないかとか、いろいろあります。ただ、原因まではちょっと私どももまだ解明しきれてはいません。いずれにしてもそうした場所が、例えば歩行している方が何気なく手を触れたときにですね、手を切ってしまうという形がないように取り除くというような形と、その場所と件数を報告をするということを全建設事務所で行ってるところですけど。
長野放送 小松正幸 氏
巡回を続けるということでよろしい訳ですか。
信州・長野県知事 田中康夫
はい、はい。
長野朝日放送 小林光朗 氏
2点程お聞きしたいんですが、行政機構審議会の審議結果についてなんですが、職員の方々の 特進というんですか、そういう考え方がある一方で、職員の方々の降任降格っていうんですか、そういった考え方もあったかと思うんですが、これについては知事自身はどんなお考えなんですか。
信州・長野県知事 田中康夫
この審議会は先程お話申し上げたように、会長が平尾勇さんという長野経済研究所の調査部長で、また県内的にも星野リゾートの星野佳路さんと、あと本県の包括外部監査人を3年間にわたってお務めいただいた長野市在住の公認会計士の小林邦一さんを始めとする方々がご議論いただいた中で出てきています。ただ、確かに降任制度とかそういうのは今まで公務員になかったのでね、非常に何か強い言葉のように聞こえるかも知れませんけど、ここの中で出てきたことは、よい意味でのジェネラリスト、スペシャリストであるジェネラリストを育成する努力は、結果として本県はずいぶん長きにわたって怠ってたんじゃないかってなご意見が出たんです。今までの私たちのジェネラリストというと、とりわけ事務系職員だとですね、双六のようにいろんな部署回って何かスパイラルの階段上がってくって感じだったんだけれども、やはりひとつ専門バカというのではなくて、さっきも言ったかも知れないけど、専門性、ここなら負けないよってのがあると。そうしたものを持ったジェネラリスト。そういう自身の切磋琢磨の意識を持ってる人は、それは結果的にいいサービスをするし、同僚からも先輩からも部下からもですね、評価されてくようになると思うんですよね。だからこの降任というのは、決して例えば自分がですね、何か意欲や適性や能力を越えて何か部署や仕事を与えられちゃうと、逆に結果的にその人は非常にストレスが溜ることですし、笑顔も減るかも知れないし、結果として県民の方にも無愛想になってしまったり、自身も悩んでしまえばご家族やコモンズも同様の悩みを持ってる人がいるのは悲しいことですから。やはりそれぞれのいい意味での自分の分に応じてというのは優劣の差っていうことではなくて、それぞれの自分の適性に応じた生き方をして、1人の県民として県民サービスにより貢献してゆこうという発想の中から出てきてると思いますから、本当は降任・降格、そういう言葉でない言葉が何か作れればいいんですよね。でも皆さんの会社だって、そういう言葉は使ってないかも知れないけど当然あるんで、信濃毎日新聞に毎年転勤があった自分は適材適所かって話したって名前がなくて課長級って書いてあったけど、でも信濃毎日新聞にも転勤は日常茶飯事ですし、研修行く人は1年で研修ですから。いずれにしてもこの点だけは、どうしても皆さんもここをクローズアップしたいと思うんですけども、そうじゃなくて結果として意欲を引き出すような、みんな横一線でずーっといなさいって言うと疲れちゃう人もいるし、という前向きな発想でこれはとらえたいと思ってるんですけども。
長野朝日放送 小林光朗 氏
すいません別の件で、知事の後援会の方からですね、県の職員のホテルを使った代金が後援会の方から支出されてたという・・・。
信州・長野県知事 田中康夫
私が出席してるでしょ。
長野朝日放送 小林光朗 氏
ええ。その件でちょっと関係してお聞きしたいんですが、先日の今回の総務委員会の中で、一昨年の9月だと思うんですが1回会合があって、そこで県側の答弁としては県の公費から支払われたものではないので、現在調査中であるという話だったと思うんですけど、その後その調査については何らかの知事への報告があったのかどうか、あるいはおととしの9月の会合というのはどんなものだったのかというその辺について知事の見解はどうでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
基本的に私は県財政も逼迫してたし、県民の税金をなるべく使わないで仕事しようっていうふうに思っていたんで、だから交際費に関しても使うのを極力避けるようにしてたんです。ここのところの議会のご議論聞くと、私が支払うとまた法律的に何か問題だというんで、後援会は長野県をよりよくするための支出ということで、後援会の方で支払っている訳ですね。で、届出もしてるかな、ですね。そうじゃなくて、県民の税金は使うところにはどんどん使えというふうに議会の方はこの間見るとおっしゃてるみたいなんで、私の考えとは基本的にはその点は、会合の費用とかなるべく税金使わないで私はやりたいと思ってんだけど、税金はそういうことには躊躇せず使いなさいとおっしゃてるんだから、そうであるならそのような形に前例どおりなると思うけど、何か私はちょっと不可解ですし、それは高い倫理観が知事にも求められるし、また同様に両輪であるならば議会の人にも求められることですけどもね。ですからその点をいろいろと様々、今後もご指摘いただくのはありがたいことかもしんないけど、他にも県政はいっぱいあるんで、県政が停滞してる、停滞してるって一方では選挙区に帰っておっしゃってる議員は、それこそ総務委員会では、県政の停滞してる部分を具体的におっしゃっていただいて、それに対して「こうするべきだ」ということをおっしゃっていただいて、その付録じゃなくてそれと同列に扱いたいならば、県費で払うべきものはどんどん税金使え、というご指摘を受けるならばいいですけども、ここのところの総務委員会の内容というものを報告を受けてる限りはその部分だけになってて、停滞している、本当に停滞してると思ってらっしゃるのか、長野県が改革しているから、とりわけ長野県では今県政として議論すべき内容はさしてないから、私の後援会の支出に関してお話になってんのか、あるいは県政の改革の内容に関して具体的に踏み込んで議論をしていくと負けちゃうと思ってるから、敢えてその手前の入口論をおっしゃてるのか、その辺りはぜひお聞きしたいところですし、あるいはその総務委員会においてもですね、昨日の総務委員会は議会事務局すらですね、把握していない中で開かれですね、あるいは証人喚問ですか参考人招致が決まっていくというのは手続きを踏みなさいとおっしゃってきた議会としてですね、議会事務局との信頼関係は議会の方々、総務委員長や総務委員のお歴々は果たしてどう考えているのかというのは、議会事務局というのは大変にか弱い存在ですからね、なかなか議員に意見を言えないんだと思います、私4年半見てきてて。県の職員は私にどんどん言うようになりましたし、皆さんにも県知事の愚痴言うようになったから、私はこれこそ開かれてる証だし、その意見の中で取り入れるべきものは入れてこうと思ってるけど、議会事務局すら把握してないで総務委員会開かれてですね、参考人招致することまで決まっていってしまってるっていうの、しかもその内容が私はそれは大事なことだと議員は信じてらっしゃるでしょうけど、ぜひとも県政が停滞してるとおっしゃるんだったら、県政の停滞してる部分を列挙いただいて、それに対して両輪であるならば議員の側からこうすべきだということをご提案いただく、そういった休会中の総務委員会であっていただきたいなと、私は議員に期待すればこそ感じます。
今の冒頭の点は後援会で支払っているのならば、議会は少なくとも後援会で支払ってる分を税金を投入しなさいとおっしゃってるから、それを尊重すれば仮に後援会で払ってればそういう手続きになると思います。これがまた会見の場で申し上げると調べなさいといってたのに、総務委員会の場で述べる前に会見の場で述べると議会軽視って言われちゃうのは皆さんにとっても本意ではないと思うので。今日はここまでだよね。
日本障害者創生会 須永恒 氏
今の質問にちょっと関連するんで、人事案件をホテルで、その際簡単なことなんですが、後援会の関係者は一人も出席していなかったんですね。
信州・長野県知事 田中康夫
もちろん。
日本障害者創生会 須永恒 氏
そうですね。そうすると1日付の記事を見たりなんかすると、怪しい、おかしいということを今知事おっしゃったことに重複するんですがね、そういう議論がまた6月議会で行われるっていうことは、県民とすると耐えがたいものがあるんですよね。はっきりいって県議会はどういう社会を作ろうとして、自分たちはこう考えているがコモンズによる行政はこういうことやってくが納得できないというような議論ができるようにですね、冒頭ですね、コモンズということに対してよく説明して、思想、哲学に至る道をよく説明してあげて、それについて議会側はどういう長野県を今作ろうとしてるのかということをね、やはり解明させる手立てを考えないといいんかと思うんですよね。それと同時に私が思うのは、今のSOの件でも何でもそうですが、これがコモンズの一環としてとらえれば誠に明々快々というか、コモンズというのはインターナショナルという意味だと思いますから、そうするとそのコモンズの長野モデル創造ということは、これは一体どう考えたって、長野モデルということはインターナショナルな面でとらえていってることに思想の持つ意味がものすごくあると思うんで、大変恐縮ですが6月県議会開催に当たってその辺をご留意いただきたいと、このように申したいと思います。よろしくお願いします。
信州・長野県知事 田中康夫
ありがとうございます。「コモンズ」という言葉を敢えて「集落」とか「近境」という言葉を使ってると今までのその言葉のイメージがあるので、コモンズということを「未来への提言」のご議論をいただいて使ってきてます。そのことは議員も「コモンズ」という言葉を議場で随分使われるようになったからおわかりになっているかもしれませんけど、逆にコモンズというものは一人ひとり、最終的に自分にとってのコモンズのあり方は違うかもしれないけど、コモンズの今おっしゃってるような定義とかですねあるべき姿、あるいは私が知事として目指していることはきちんとお伝えしようと思います。
一個やはりあのこれは、これもまた各党派の前に言うといけないって言われちゃうかな、やっぱり国会の党首討論というのもどのぐらい実があるかという議論はあるかもしれないけど、やはり議会の場でですね、チェック機能っておっしゃるけども逆に議会の予算というようなものに関してはチェック機能は誰が持ってるかというと私ではないかもしれないけど、県民も議会の広報費、議会の様々な費用の予算のチェック機能ってない訳ですよね。やはりその両輪とおっしゃるんだったら、やっぱり私は本当に今回党首討論のようなものを、聞かれた質問にしか答えられませんし私どもの理事者は、他方で不規則発言を浴びせられ続けていますし、そして質問を広げて私がお答えすると質問以外のことを言ってるって言われるので、やはりこれは議会の方々も本当に、でも随分この4年半で議員の方も勉強なさるようになってきたんだと思うんですよね。ですからぜひ党首討論的なですね時間、少なくとも会派がいくつあるのかな随分ある、それはあおぞらやトライアルしなのも含めてですね、やっぱりそういう時間をぜひ議場で作れるようにしていただきたいなと思うし、議場じゃなくても例えばエンドレスで議会棟の講堂でですねそういう討論をするとかいうことも必要じゃないかなと思うんですよね。
日本障害者創生会 須永恒 氏
長野モデルの創造ということはですね、コモンズに無関心、あるいは全く自分の支持者の方しか向いていない議員の方でも、いずれはきちっとそのことをわかっていただく、宗旨替えをしていただかないと長野モデル創造というところにいかないと思うんですね。だからそこのところの、大変な道のりだと思いますが、やはり二項対立のままだと長野モデル創造というところまでいかないんで、そこのところをできるだけ早く理論づけて理解させる機会をたくさんいろいろ設けていただきたい、このように思いますね。
信州・長野県知事 田中康夫
こういう場で言うことなのか、一方で私を選んだのはそのときの県民の判断ですし、半年後に今の議会構成を選んだのも、全県一区ではないということやあるいは一つの選挙区でも複数人だという違いはあるかもしれませんけど、県民のその時の判断なんですよね。ですからその意味で言うと、不信任が出ればまた知事が辞職をしたり再選挙になったり、あるいは議会が解散したりってことがあるので任期が異なるかもしれませんけど、不信任が、私は解散させる権限がありませんから、不信任が出ない限り約1年2、3ヶ月後の知事選の県民の判断、あるいは約1年10ヶ月後の県民の県議選の判断という、その意味ではやはり知事も、議員が襟を正すとかっていう以前にですね、一人ひとりの県民がやはり選んで今の長野県の状況を形づくって、結果としてはですね、そんなことは私は想定していなかったっておっしゃるであろうと思いますけれどもね、でも県民が今の議会と私の関係をご覧になって、やはりそれぞれ次の知事選やですね県議選でどういうご判断をするかということは結果的に議会制民主主義あるいは一票民主主義というものを否定しないんであれば、県民がやはり、県民が強く問われていくことだと思うんですよね。それは他の都道府県と違って、これだけ県政というものに関心のある都道府県って皆さんのご親戚を見ても多分ないと思うんですよね。だからその県において今度はやはり県知事や県議会だけじゃなくて県民も、やはり県民同士によって良い意味で確かめられるというかですね、あるいは長野県を見守ってる全国の人から確かめられるってことだと思います。
先程の点なんですけどね、私前から疑問に思ってたんですけど、別に私の前任者を何か言う訳じゃないんだけど、多くの人が語るところによると、知事公舎で例えばお正月とかみんな集まって、職員が仲人やったんで夫婦で来たりしてご飯食べたりしてたっていうけど、仮にそれが知事の費用から出てれば当時問題になったのかならなかったのかわかりませんし、あるいは公費で出てたとしてもそれは当時食糧費があったのかなかったのかわかりませんし、あるいは知事が私費で出してるところに多くの職員やその妻が手伝いに来ていたとするとそれはどうだったのかわかりませんし、私は別に長野県の過去をですね、何かほじくり出そうとかですね、過去と比較して俺のほうがベターだろうとかワーストだろうって言ってる訳ではなくて、やはり歴史は過去の積み重ねの上にありますから、ですから県議会の方々もそうしたことを自らも襟を正すということで多分議論があるんだと思いますし、ただそのときに人間は相対主義ですから過去はどうだったかってことは私たちは常に過去が良かったとか、今が悪いとか、今がえらいだろうってことじゃなくて、考えなくちゃいけないとも思ってます。ただいずれにしても私は議会の方々がそういうふうにおっしゃってますけど、先程須永さんがおっしゃったように、人事の打合せということの場に何か後援会の者が介入したり同席した訳ではありませんしね、あくまでも任命権者である私とまたその補助者というかスタッフである職員がですね、本庁舎内の部屋で話すよりも、例えばここで部長会議をすれば気分が変わるだけじゃなくてやっぱり良い意見が出る訳ですね。同時にここでの会見だと、申し訳ない長野市で見てる人からすると失礼だけど、和気藹々というのとは違ってですね、皆さんの質問の発想も少し変わったりするんで、それは外の会議室を借りて人事作業をするってのは、外で審議会をホテルの部屋を借りてするのと同じであります。なるべく私は、審議会の費用までしなやか会が出す必要はないんだけども、そうした人事の打合せとか、様々なことに関してはなるべく税金を使わないでっていうのが当初の私の考え方だったんでそうさせてきていただいてたと。ただそれを税金は使いなさいって有り体に言うと議会はおっしゃってるので、ちょっと私は今でもその点に関しては・・・。もしかしたら県民の側からだって本庁舎の中の建物の鍵貸してそこ使ったらっていう意見も出てくるんじゃないかって気もしますよね。ただそれつきつめてけば審議会も本庁舎の会議室が空いてたってコーヒーが出るホテルでやるのはいかがかって意見にまでなってっちゃうと、でも本庁舎内じゃないところでやることで心理的に違う意見を委員も出すってのもありますし、いずれにしても議会のご意見に従ってくけど、何かちょっと、木製ガードレールに関してあれだけ全国の知事がオォーって寄って来てくれたのを無駄な公共事業っていわれて予算半減される一方で、ホテルの会場代は税金で出せってのは何かちょっと複雑な思いはあります。
今日このあと各地方事務所長やですね、私どもにご存知のように新しく新任の職員も羽入敏祐が入ったりしたのでお昼ごはんを食べながら議論をするようになってます。お昼ご飯の時間も通常の45分よりも長く1時間とか1時間半になるかもしれないけど、そういう場でもダベリングの中から良いものが出るといいなって思ってます。大変新緑の美しい場所に来ていただいてありがとうございました。
朝日新聞 鈴木拓也 氏
6月県会で先程おっしゃっていた党首討論というような形式ですね、これは直接議会側の方に今後申し入れるということになるんでしょうか。
信州・長野県知事 田中康夫
前に非公式には言ったこともあるかもしれないし、言ってるけど、多分やんないよね。やるのかなあ。一応文書で手紙に私が知事として持ってった野次の問題、それから禁煙のこと、山梨県も、昨日かおとといネットに載ってましたけども、議会の人たちも会派内の部屋を禁煙にしたということで他の県も続くというようなふうに、確か毎日新聞で書かれたんで、それに関してもお返事が来たのかなあ。何か金井事務局長がメモ書きみたいなの持ってきたのかな。だけど野次に関しては何もお返事いただいてないし、やっぱりいずれにしても野次は皆さんも聞いてて傍聴席の方からはあまり聞こえないのかもしれませんけど、確かに私は常軌逸してると思うんですよね、あれはね。やっぱり吉田博美さんの野次はウィットに富んでいたって昔おっしゃってたし、吉田さんが議長だったんで私は直接の野次知らないんだけど、あるいは私は今にして思うと垣内基良さん、垣内さんのやっぱり不規則発言とか野次っていうのは私は文学的というかですね、知的だったなって今本当に改めて思いますよ。だからぜひ柳田県議等も垣内さんや仮に吉田さんを目指してほしいなって気がするけど、いずれにしても文書で議長室まで持ってったものに関してお返事もないってのはこれもまた手続きを重んじられる議会としてはいかがかなっていう気がちょっとしなくもないんだけど。
でも、ぜひ県民もですね、本当に良い意味での丁丁発止の討論を望んでいると思いますよ。それはぜひそういう形が実現できればいいなって私は切に願ってます。
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