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最終更新日:2005年05月23日

 

知事会見

人事、愛・地球博、浅川の基本高水、コモンズ支援金について 他)

平成17年(2005年)5月20日(金)
11:10〜11:55

県庁:表現センター

信州・長野県知事 田中康夫
 お待たせを致しました。5月20日の知事会見であります。いくつかありますが、まず1つはですね、私どもの会計局長を務めている松葉謙三でありますが、松葉謙三が5月31日で退任をしてですね新しい会計局長には現在会計局に勤務をしております元諏訪地方事務所長の牧野内生義が就任する形です。通常あの慣例でありまして部課長級は1週間前の内示というような形ですが。先ほど2名に関しては内示というか話をしております。これはですね松葉謙三とも話をする中で彼はですね1年間大変会計局長としてですね、すばらしい仕事をしてくれていると思います。会計局の検査機能がですねより充実したのも彼のおかげであるというふうに思っております。彼は今後ですね従来委員になっておりました長野県公共工事入札等適正化委員会の委員及び「長野県」調査委員会の委員に6月1日付をもって就任を致します。これは本人の強い希望としてですね、より県政改革に貢献をしていくという上においてこの2つの委員を務めてですね、またその1年間のですね会計局長として、ある意味では県政全般にわたって会計局長というものを把握する事ができ、また学ぶ事ができ、また提案をする事ができるという職責を務める中においてですね、より本人の強い意志として本県の改革をより充実させるべくですね、この2つの委員としてですね務め、またその中においてですね県政改革に関して貢献をしていきたいという申し出がありました。これは私も彼の仕事というものを見ている中においてですね、そうしたポジションにおいてですね彼が発言し行動するということがより相応しいという中でですね後任には無論会計局の実務というもの、あるいはまた会計局というものもですね予算を執行し終えたものをですねチェックをするというのは待ちの姿勢ではないと、ここの場所で知ることによって検査ということもよりよい公共事業に繋がりますし、あるいはより良い予算へと繋がり、より良い事業へとゼロ予算事業も多くある訳ですし、こうした点において牧野内生義は今までの経験をよりですね会計局長という場において貢献しうるというふうに判断致しました。辞令は今申し上げましたように5月31日に松葉謙三が退任をし、6月1日付で長野県公共工事入札等適正化委員会の委員及び「長野県」調査員会の委員に就任を致します。そして牧野内生義が会計局長に6月1日付で就任をするという形であります。
 来週の水曜日に愛知万博においてですね「信州・長野県の日」ということであります。これはあの田崎真也さんコシノジュンコさんC.W.ニコルさんがそれぞれ本県のためにご協力をいただきゲスト出演いただくという形であります。お手元に資料が配られております。また、諏訪の太鼓あるいは山ノ内町の小学生によるコカリナの演奏等がございます。それと同時に後ろのページに5月31日に「ザリガニ捕り大会」というものを諏訪の地で行います。長野県原産地呼称管理員会の委員でもありソムリエの高野豊さんと長野市在住の、それから茅野市在住の「エスポワール」というレストランのシェフでもある藤木徳彦さんの2名が参加を致します。あの藤木さんは元々は東京産まれでいらしゃいますが、蓼科の地にご両親がお持ちであった別荘及び別荘地というものを改修してレストランを出されてる非常にテロワールの地域の料理を出している方です。あとこうしたザリガニがですね3枚目にございますけれども、本県のPRをするワークショップと、本県の食材、あるいは人形を用いてですね皆様にお楽しみいただけるという期間を6月10日から3回に渡って行うという形であります。無論パビリオンも中部圏のですね各県が出展をする中にございます。これは是非またご紹介いただきたいと思いますけれども私どもの信州の土あるいは都会の土という中で木がどのように育っていくか、あるいは広葉樹と針葉樹でどのような紅葉の違いがあるかというようなことが子ども達にもわかりやすく展示されている場所であります。それではご質問をお受け致します。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 まず今お話があった松葉さんの件なんですけれども。最初にお話があったのはいつ頃だったのか。というのは、牧野内さんの人事と関連があったのかという点を教えて下さい。

信州・長野県知事 田中康夫
 人事の問題でございますからね。いずれにしてもその様な形になるという事ですし、それは日々松葉謙三は非常に自分の会計局という従来与えられていた仕事に留まらないですね仕事をする中でより本県のですね改革をした成果あるいはそれをより充実させていく点ということに関して考えるようになり、こうした中で5月31日をもって退任をするという事でありまして、これはむしろ彼がよりですね新しい今までの経験を生かしてより県政改革に寄与できるというということは会計局長から次なるですね、そうしたポジションという事が望ましいという事で両者の間で意見が一致をした事に基づくものであります。あの元々牧野内生義は会計局というものをより充実をさせていくというもの、機能的にもあるいは意識的にもですね、こうした点においてですね、様々な職務の経験豊富な彼が会計局に必要であるという形で4月の人事を行っているところです。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 あの、確認ですが。松葉さんの退任はご本人からの申し出ということでよろしいでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 彼とは、彼のみならず毎日部長達と話をしておりますし、それぞれの悩みとかですね希望というものは聞いておりますから。松葉は一貫してですね、やはり本県に移り住んだと三重県から移ったということ自体が本人も繰り返し述べているように私が県知事に就任して求めていく本県という場に住み、その県をウォッチングするだけでなくて、一緒に参加をしたいという強い意志があった訳でありまして、それが各種委員を行いそして私どもの職員にも就任した理由であります。同時にその中において彼のそうした経験や知識をより寄与してもらう上で6月1日から先に述べた2つの委員を委嘱するという事であります。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 例えば、部長会議録を見ますと松葉さんかなり積極的に発言されておりますし、例えば県会の総務委員会でもですね、法律家としてその知識と経験を生かした答弁をされていたんですけれども、そういう人材がそういう場に出ることが無くなる訳ですけれども、その点については知事はどう考えていらっしゃいますか。

信州・長野県知事 田中康夫
 信濃毎日新聞様には是非とも「クイズ$ミリオネア」に出た事に関しても批判殺到と言いますけども、私どもの元にはむしろそれはですね大いなる本県の実体を伴ったPRというご意見の方が来ている訳でありまして、是非とも客観に基づいたより県民を深く思考させていただく時間というものをお示しいただきたいと思っておりますけれども。今の点に関しましても松葉謙三のみによって、あるいは私のみによって県が動いている訳じゃありませんし、部長会議というものだけが絶対無比なものではありませんし、様々私は一介って言ったら大変失礼ですが、老婆がおっしゃる意見であっても取り入れるべきものは取り入れる、そうでなものはお話をする、県会議員がおしゃったことであっても取り入れるべきものは取り入れるし、そうでないものは取り入れない。それは逆に先日緑のフォーラムの方々が国土交通省に行かれた時に本県の信州型木製ガードレールというのは大変に優れた公共事業であるという意見を国土交通省で言われてそういう見解であったかということを私どもの東京事務所長の轟寛逸との意見交換の場でですね緑のフォーラムの方々がですね口を揃えて感嘆されたということでありますから、どなたがおっしゃるかという事ではなくて、どなたが発案するかではありません。ですから松葉謙三との話の中においてはですね、部長会議で出る意見でなければ県政が変わんない訳ではありませんから、それは彼も私もですねその2つの委員を務めてもらい、あるいは一人の県民として皆さんも県民ですし、皆さんの意見も別に新聞記者であるから私たちがその意見を聞くという事ではなく、皆さんも一人の県民としての発言でありますから。ちょっと今のご質問はその主旨が私の頭脳ではなかなか図りかねます。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 あの・・・。次の質問に移ります。

信州・長野県知事 田中康夫
 信濃毎日新聞におかれても長野県をより良くしたいというお気持ちはあられるのだと思いますから、その意味でもですねえアクティブなポジティブなですねえ私たちは議論させていただきたいと思っております。結果として本県をどうしたいのか手続き論に拘泥することなくですね、成果論というものを私たちは見据えた上のですね、やはり多くの県民の参加、県民へのご説明ということを求めてまいりたいと思っております。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 松葉さんの件でお伺いしようと思ったのは、例えば部長会議録というのは職員の皆さんもですねご覧になれるし、総務委員会の発言というのは我々も直接取材できる訳でね、そういう意味でいうと松葉さんが法律家として冷静に判断されていたんでしょうから、そういうその視点を持った方が少なくともいなくなるということは特に・・・今、問題・・なんていうんだろう。

信州・長野県知事 田中康夫
 私の就任前はそういう方はいませんし部長会議資料すら公開されていませんし、これだけ多くの方がですね、やはり県政に関して関心を持ったという県はですね、そしてそれが持続しているという県は手前味噌でございますけれども他ではないと思いますですね。先日も私どもの職員がですね、関東圏の総務省と関東圏の各県との意見交換会というのがあった時にですね、多くの山梨県や茨城県、これは総務省ご出身の方々であったりプロパーの方ですがまず朝来て本県のホームページを見ることから始めると、「どんなこと長野県やっているんだろうか」ということから見るということを口を揃えておっしゃっていたそうであります。別に私どもが大層なことをしている訳ではなくて、私どもがごく普通のことをやっているから、その普通なことが本来求められていたことであるということを総務省もやはり私は30代、40代の41、42までの年齢の方々の大変な意識が変わってきている、50代の方でも優れた方もいらっしゃいますけれども。ですから今のお話はいずれにしても松葉謙三さんという方は引き続き県政、本県のですね現在の私どもが行っているベクトルの改革を大変に評価し期待しそれに貢献したいという気持ちは変わらないと、そしてその貢献の成果をよりもたらす上で彼はですねその2つの委員という形でですね、あるいはその委員のみならず一人の県民としてですねより貢献していくということが成果をよりもたらすことに寄与して下さるということで意見が一致した訳であります。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 わかりました。別件ですが、6月県会が後1箇月ほどでまた開会になるんですけれども、教育長と副知事の人事については何かお考えは・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 それは前回も申し上げたようにですね、何かもうその人格否定のようなご議論というものは私は県民から直接選ばれていますから、いかなる県議会の方々からのあられもなきことに関しても私は耐えるのではなくそれは論戦をさせていただきますし、お聞き致しますけれども、決してその私どもの職員がか弱いとか守ろうとかいうことではなくて、私は職員の中から今回教育長、前回もそうであります職員出身ですし、副知事に関してもですね任命をさせていただきたいとそのことは本県の実情をよく知っていてまた職員組織のためではなく県民のために働こうという良い意識を持っている者を自信を持って人事案として出させていただいた訳であります。それが前回のような多く県民も知るところである、まあ音声がいまいちケーブルテレビで全部聞こえていない可能性もありますし委員会までは報じられていませんけれども、やはりこのような形で私はですねそれぞれ生身の人間という者を推薦をしてもその本人のですね、本人と言いますかその本質論でないところでですね語られるという形ではこれはもう大変に私としては忍びない訳です。その辺りは議会の方々に逆にどうお考えなのかということを是非取材を生業となさる皆様にはお聞きいただきたいと思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 ということは今の時点ではまだ何も方針はまだ固まっていないということでよろしいですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 人事の件に関してですねその都度途中経過をお話しするというようなものではないというふうに思いますし、それは私の前任者の時代あるいは他の都道府県やですね小泉首相の行われる人事とて同様で、またそうした点に関しては怖気づいているのではなく、首相番の方々もそれなりの礼節や分別を持って接せられているんじゃないかと思いますから是非、全国に先駆けて脱記者クラブ宣言をしですね良い意味での切磋琢磨をなさる皆様表現者においてもその点をお願い致したいところです。他のご質問を受けます。

日本放送協会 飯沼直洋 氏
 2つお伺いしたいのですが、浅川の基本高水の問題で高水を検証する委員会を作るという方針を出されているんですけれども、高水を下げるという前提ありきの委員会ならば認められないという意見も出ているということについて・・

信州・長野県知事 田中康夫
 誰から?

日本放送協会 飯沼直洋 氏
 長野市の鷲沢市長を始めですね、そうしたことについて今後の具体的な、いつ頃までに作るのかとかですね決まっていればそこを教えて下さい。あと、白骨温泉の問題で、現地の方からもですね今回その白骨の、まあ、今だいぶまだダメージが大きいと、その原因はまあその知事の行動にあると言ってですね、もとに戻った宣言をすべきだという話もでているのですがそういった宣言をするお気持ちがあるかと。

信州・長野県知事 田中康夫
 まず1点目、まず是非ともこの前、地域でですね流域圏会にも積極的にご参加いただく方々が連休前にお越しになられまして、正式な名称は、あの時お越しになった方は脱ダムネットワークではなくてまあ流域の方々で無論ダムによらない治水というものを望まれている方々ですが、是非とも鷲沢正一市長には住民税をお支払いになっている長野市民の方々がですねお目にかかりたいと言っても会えないと、あるいは公開質問状をお出しになっても昨日の時点ではまだ回答をなさってないというようなお話ですからやはりそれは中核市の首長として、是非そうした方々の公開質問に対してはお答えいただけるものだと私は期待しているところです。委員会に関しましてはこれは可及的速やかに設けられるようにということで今日も夕刻、河川の事業、まあ国庫補助をもらう河川の改修等こうした事業の話をすることになっていますのでこの時に改めて職員にもですねそうしたメンバーの人選、最終的に無論それは人選は私がする訳ですが、職員にもですねえ相応しき方々のリストアップを指示するところです。と同時にですね、これは基本的にはですね先日東北信地域、新幹線の沿線の市町村長の方々からお話があったこと、文章でありまして、これはまあ個別の市町村長のお考え、団体としてのご意見でしたので、個別の市町村長のご意見というものも近くお伺いをさせていただいてこのお考えというものも公表させていただくということがそれぞれ首長でいらっしゃいますので望ましかろうとこういうふうに思っておりますが、私どもは脱ダム宣言というものがありですね、そして条例設置の委員会というものによってですね、この委員会では基本高水を下げるというご答申をいただいた訳でございます。そして私たちはですね、当面現在まで行ってきた河川改修の速度をですね、より迅速により充実させていくと。また、そうした中で流域の整備ということに関しても、どのような方策があるかということを考えていこうと。また、いわゆる雨量の測定というものを今までですね、きちんとした形で必ずしも行われていなかったのでこの点を行おうという点をそれぞれ進めてきた訳でございます。そして、こうした中においてですね、コンサルティング会社に委託をした内容はですね、河道内に何らかの構造物を造るというものでしたが、これは流域協議会の方々に限定されたことではなくですね、多くの方々がこうした形の河川改修を望んではいないと、治水計画を望んではいないというふうに私たちは土木部も含めて認識をしております。こうした中で更に河川改修に関してはかなりの部分ご理解をいただける形で進んできてますが、それを更に進めるということと同時にですね、委員会というものでですね、従来条例設置の委員会で答申をされた基本高水という問題を含めてですね、これは可及的速やかにですね、話をするということをお示しした訳でございます。でありますからして、その意味におきましては、私たちはより良き成果を得るということ並びならず、より良き手続きを踏むということをこの問題に関しても行ってきているところですから、鷲沢正一長野市長のおっしゃられるご意見というものは、それはどのような手続きや経緯や論理に基づいておっしゃられているのか、ということは近く私どもがその提案をいただくということで、既に私どもにその提案内容というものをいただいた内容です。このつまり新幹線の車両基地付近の治水の問題というものが、かねての締結をしていた、長野県側と締結をしていた協議書でしょうか、そうした約束でございますね、これを行いなさいという話になっております。これを行わないから新幹線の工事が進まないのではないかというようなご意見でありますが、新幹線の計画はこれは国家的プロジェクトですし、私どももですね定められた応分の負担をしている訳ですから、この新幹線の建設工事自体に私どもがですね、反対している訳ではありません。
 そして他方で私どもはですね、条例設置の委員会、そしてまた私が不信任が出て、正にダムによらない治水ということが皆さんも過去に報じられたようにですね、2年半前に報じられたようにですね、大きな争点となってその中で私が再選をされた訳でございます。そういたしますと、新幹線の計画というものを実現していく上においても、私どもの地域のコモンズの住民、また手続きを踏んだ中でですね、ダムによらない治水ということを私たちは方針として立て、それは信任されですね、そしてそのことを実現するために今まで努力をしてきて、更にその上で努力が実っていくために委員会を設けられる訳ですから、ですからこの新幹線の問題に関してもですね、幸いにして旧建設省と旧運輸省は現在国土交通省というですね、一元的に国土の問題を扱う省庁になっておりますから、私たちはですねやはり大きな、「脱ダム宣言」というのは天動説から地動説への転換でありますから、そしてその中において行ってきていることを新幹線をですね、より住民の方々のご期待に応えて建設するという上で、この地動説に基づいての観点というものをですね、地域も、また、県も国も踏まえて方策を考えるという段階にきているということだと思っております。これはかねてから申し上げているとおりでありますし、今日の夕方もこうした点も踏まえて話し合いを行うことになっております。
 2点目でございますけれども、これは何か国のほうでも4項目の認証というのを、ヤミ金に関しましては私どものヤミ金110番の様々な取組を金融庁も積極的に取り入れてくださるという形でありました。環境省は13の項目ではなくて4項目という形で、この4項目で認定されるというところ、申請されるんでしょうか、認定ではないですね、ただ表示を4項目しなさいということですね。これは大変にありがたいことでございまして、最低でも4項目は表示しなさいということであります。そして、本県はよりインフォームドコンセントをして、そしてより的確にインフォームドチョイスをしていただけるために、「安心・安全・正直」な信州の温泉の表示認定というものがある訳ですから、4項目が皆全国の温泉が表示するということになりますと、その中においてですねよりお客様にですね、訴求力をもって選択していただける形というのは、この13項目を表示をした温泉ということになってくる訳であります。これはそれぞれのですね、個々の温泉業者の方々は非常に高い意欲をお持ちであります。これが温泉の組合とか協会というような単位になると様々なご意見があるようでございますけれども、私たちは決して温泉のそれぞれの地域の協会が全員一律入んなきゃいけないということになると、これもまた強制でございまして、やはり私どもは県が示したですね、これはまた消費者からですね、あるいはそういう県外の温泉関係者からですね、大変高い評価を受けている制度でありますから、これにご賛同いただける方はその13項目の表記をしていただくことによって、より結果としてそこに多くのお客様がお越しいただける、結果としてイールド利益率が高まる値段設定もお客様が認めてくださるということだと思います。これは結果として温泉業者の方々の自己判断でございます。私たちは原産地呼称管理制度と同様に、こうしたものにご応募いただくこと、またそこで評価をきちんとさせていただくことによって利益率の高い、イールドの高いご商売、つまり量から、今日も田山重晴が部長会議で30分ほど講演を致しましたけれども、彼も同じことを言ってて、量から質への転換ということであります。
 白骨温泉に関しましてはですね、白骨温泉の方々もこの13の項目というものをきちんとご応募いただき、私どもが認定をさせていただき、表示をさせていただけるということが大変望ましい形ではなかろうかと思っております。前村長が何かご発言ををなさったということを踏まえて今恐らく飯沼さんはご質問なさったのかと思いますが、元より前村長の温泉が、これは業を営まれている方ですから、業を営みお金をいただいているということは当然それは批評の対象になるということです。その観点に立つとその方の温泉というものはですね、私が白骨の地を訪れるよりも前、1回目に訪れたときは野天風呂の共有温泉ですが、その後自らの所も入浴剤を入れてらっしゃったということを自ら進んでお話になったことでありまして、白骨の方々がもし仮に私どもの13の項目というものをきちんと表示されると、あるいは白骨の中での個別であっても表示されるということであれば、これは他の地域の方々同様に私どもがその温泉をですね、きちんと支援申し上げたいと思っております。
 同時に何か安全宣言や終息宣言という話ですが、これは本県の宣言というものは従来の行政が行うものとは異なっているということは繰り返しお話ししてきたことです。すなわち、BSE安全宣言というようなものは、これはウイルスでございますから、バクテリアではありませんから、ウイルスは変幻自在であって、BSEは今後ですね、未来永劫1件も起きないなどということはないという前提に立つことこそが極めて科学的な話で、未来永劫起きませんなどという前提に立つことこそが非科学的です。ただし、だからといって手をこまねいていては良いということではなくて、であるからこそBSEの対策をきちんとですね、全頭検査も含めて行っていこうというのが本県の形です。ですから何かインフルエンザ安全宣言とか終息宣言というようなものは過去を封印するということです。本県の脱ダム宣言や脱記者クラブ宣言やマンション軽井沢メソッド宣言は、From now on、これからこのようにしていくというですね、私たちの哲学や指針や覚悟を示したものでありますから、その意味ではその覚悟を示すものは13の項目であります、温泉に関して申し上げれば。でありますからして、この点にご賛同いただけることを私は個々の白骨の業者の方々に関しても望むところであります。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 コモンズ支援金特別枠のことでちょっと伺いたいんですけども、今日20日が特別枠の締め切りだということですけども、最終的な集計はまだかと思うんですが、おおよそどのくらいの応募があるかっていうことを伺いたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 昨日の夕方段階の数字がありますか。各10の事務所のこともちょっと調べて、昨日の夜までですかね、あるいは昨日の朝まで、数は多少ばらつきはあるかと思いますけども、それは金額も含めて特別枠、一般枠お伝えします。ただ、昨日報告を受けてるところではですね、私どもの予想をはるかに上回るですね、双方とも件数でありますし、また金額でもあります。当初予定していた金額を大きく上回っている形であります。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 上回っているということはちょっと伺ってたんですけれども、先週の記者会見でも伺ったかと思うんですけど、選定委員会の関係ですね、委員の人選だとか、選定基準、6月中旬までに決めるということなんで、そろそろお考えがあるかと思いますけど。

信州・長野県知事 田中康夫
 基本的に一般枠に関してはこれはもう各地方事務所長が考えるところです。このような感じというの、最終確定ではないですが、各地方事務所長から出てきてますけども、随分と市町村長を何人も入れているところもあれば、極論すれば市町村長は一人も入ってなくて、逆にもっと違う、地域の、コモンズの方々が入ってるということで選定したいというような形もありますから、これこそ地方事務所長の考え方を尊重するようにしておりますが。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 特別枠の方は?

信州・長野県知事 田中康夫
 特別枠の方に関しましては、これは私が職員と相談して最終的に決めるところです。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 まだ決まっていないということで・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 はい。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 あと非常にたくさんの応募があるということでその公募額自体がソフト事業で10分の10以内、ハード事業で3分の2以内ということだと思うんですけれども応募が多いってことは交付できない自治体が増えてくるかと思うんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 何ができない?

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 あの応募が多くなればすべてのところに交付できない

信州・長野県知事 田中康夫
 採択できないということ。はい。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 その場合ですね、交付額の割合を下げるのか、それとも全額を交付して採択できないところにはあきらめてもらうとそういうふうにするのかどういう考えですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 まだそこは確定していません。それも地域ごとに考えることだと思いますが、ただ金額が下がればできない事業もあるのかもしれませんし、今回これだけ応募があるということで初めて多分地域で地道にやってきたNPOやですねグループの方でも「あ、こういうの出したい」とあるいは市町村がやってきた、今までの既存の事業に関してもですねもっとこの枠を使って充実させればというような意見が皆さんが報じて下さることで出てくるかも知れませんからなんともちょっと現時点では・・・

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 わかりました。あとちょっと質問変わりますけど、今、基本高水委員会の関係でのお話の中でその北陸新幹線との関係で新幹線に反対していないと言うお話でしたけれども昨年12月に長沼の地元の方々とお会いしたときに「いろいろ考える」というふうに知事はおっしゃってましたけれど要するに当時の鉄建公団、県、国とのですね、協議書のことについてはこれは水に流すという意味合いですか。今の・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 いえいえ、だから私たちは国も新幹線のですね早期竣工の完逐を願っていると思いますし私たちもそのことに協力を今までもしてきてるわけです。で同時に先程らい申し上げたような地域のコモンズに根ざした治水のあり方というものを実現しようというために今度、委員会も作りますし、また住民の方々が流域協議会も言ってきて下さっている訳です。ですからその二つを良い意味でアウフヘーベンする場所というものはこれは充分、旧建設省、旧運輸省双方ですね、合体した国土交通省の方も私ども以上に深くご認識下されるんだろうと思っています。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 近くその長沼関係の人たちには説明に伺うと言うことですかね。

信州・長野県知事 田中康夫
 いえいえ、近く伺うって、もちろん地域の方々にもご説明はしていく訳でありますけども、先程らい、述べていることをお聞きいただければ、私たちの「ベクトル」また、それぞれの手続きにおける判断の時勢ということも考えれば、自ずと方向性は出てくるのではないかと、そうした先程ご説明したようなことを前提にして、鉄建公団あるいは国土交通省とも私たちはお話しをさせていただくということになると思いますし、この点は、特命事項であります青山篤司に今日改めて夕刻伝えるところであります。で無論私の先程述べたような方針、方向に従って青山篤司が全力でそれを実現するように奮励するということです。
 コモンズ支援金に関してでございますけれども、一般枠は皆様ご存知のように予算額は7億円でございますが現時点で件数はですね、19日の夕方までの集計分でございますが、件数が612件、あの10の地域においてですね、金額として20億8,421万5千円程度の金額になっております。特別枠のほうはご存知のように3億円ですが、件数としては151件、金額として12億1,927万9千円というような額ですので、概ね一般枠が612件まあ、600件を超え、20億円を超えると、特別枠が150件を超え、12億を超えると、いうような御応募の状況になっております。本日分を入れるともう少し増えると思います。

信濃毎日新聞  新家寛樹 氏
 SOの関係なんですが、昨日、安川理事長がお見えになったかと思いますけども、収支見通しであるとか、余剰金の扱いについてはお話があったかと思うんですが、差し支えない範囲でどんなやり取りであったか、また、余剰金の扱いなんかについて知事ご自身のお考えがあればご意見としてお伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 昨日はあのもともとお目にかかるということも対外的に伝えないで欲しいというお話だったんですね。それはなかなか表現者の方にご理解いただけなかろうということでスケジュールに明記させていただいた訳でございます。本県がお金を出資していることに関してのお話でございますから、個人的な安川様とのお話という訳ではございませんので、その際にSONAの意思としてこの件に関して今日は説明に、事前説明に伺ったという形なので正式決定でもないのでその内容に関しては対外的には口外しないで欲しいということを強く求められておりますので、私どもではなく、もし仮にご取材するのであればSONAの側にご照会いただくのがよろしいかと思います。

信濃毎日新聞  新家寛樹 氏
 余剰金の扱いについての知事ご自身でご意見があればその点の意見と、あと、GOCの方からまだ入金されていない未入金の4億円について改めてどんなお考えか・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 今の点もやはり昨日のご説明にお越しいただいたということを踏まえてのご質問でしょうからやはりお答えするということは、結果としてSONAの安川英昭さんを始めとする方々への信義則に反すると思いますので控えさせていたきたく思います。

信濃毎日新聞 山越梯治 氏
 信州の禁煙運動についてなんですが1点ちょっと教えて下さい。
 今後、管内の全市町村に保健所長が直接出向いて敷地内禁煙、建物内禁煙について要請を行うってことなんですが、まあその話はおいといて、県庁のですね敷地内禁煙について、普段北側のところで職員の方が休憩の時間に一歩出たところでたばこを吸ってらっしゃるというような実態がある訳ですけれども、敷地内禁煙を進める一方で、「たばこによる害のない信州」を目指すということでやってらっしゃるんですが、それをどう実現されていくのか敷地内だけでいいのかどうなのか、その今後のことをもうちょっと具体的になんかあれば教えて下さい。

信州・長野県知事 田中康夫
 まあそれはあの千代田区のみならず多くのところで歩行中のたばこ、立ち止まってのたばこも禁止しているような形もあります。これは多分千代田区の議会の方々もそうした同じ志にお立ちになられたということです。今ご指摘がありましたような職員の敷地外での喫煙と言う点に関しましてはこの点に関しても具体的方策を考えております。と同時に本日、午後、萩原清議長のもとにお伺い致しますがこの中で意見交換を、議長に就任されて始めて議長室の方へ、議長に就任されて前議会の最後のご挨拶には伺っていますが、この際には敷地内ならぬ建物内の禁煙ということが県議会棟の各会派の部屋においてはまだ励行されていないという形でございますからこれは多くの児童生徒が社会科見学にも訪れる県議会棟として正に手続きを踏み、また先の県政世論調査においてもですね多くの方々が、過半数を大きく上回る方々がこうした敷地内禁煙ということに賛同いただいておりますから、ましてや建物内禁煙ということに関しても賛同下さっていると、8割以上の方々が賛同いただいている訳ですからこの点に関して、議会棟に関して具体的に励行していただきたいということをお願いには伺います。でこの点はここに書いてあるように「ケムダン」という「日中禁煙運動」というものをする訳でして、保健所長が直接出向いてお話する、ま、特に市町村の学校と、あるいは医療機関、福祉機関というようなところでは是非お願いしたいと思っておりますので、保健所長がどのようにご説明するかと言うことに関しましても、衛生部長の澤田を始めとするものがきちんと指針を立てて行うところであります。
 また、一番下の「おいしい空気のお店」という点は、信州ブランド・観光戦略局とも連動して単にマークを貼るというような形だけではない取り組みのために今、具体的な準備をしております。あと、また、県の本庁舎前のところに禁煙であるタクシーというものの乗り場を設けることになっております。これは現在、木製でそうした「禁煙タクシーの乗り場」という看板を作成しておりますのでこの看板が出来上がり次第、スタートさせたいと思っております。これに関しましては市内で営業なさっているタクシーの各社、組合の方にもお話を既にしているところであります。よろしいですか。

信濃毎日新聞 山越梯治 氏
 その敷地外禁煙の具体的な方策も考えていらっしゃるということなんですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 ぜひ敷地外禁煙の件は、「週刊文春」あたりに写真が載ってしまうと屋上で吸ってるのがうちの職員だけでなくてですね、この建物の中で働いている他の部署だったりというようなこともあったようでございますので、是非逆に皆さんからもアイデアをいただきたいなというふうに思っています。まあ、ニコチンパッチとかそういうようなかなり努力は衛生部がしてきていますし、またその中に立って澤田祐介も様々な医療機関での経験を活かして更なるアイデアを持っているようでございますのでこれは実施する段階でまたその都度お伝えをしてまいります。では以上です。ありがとうございました。

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