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最終更新日:2005年04月23日

 

知事会見

(県政世論調査、信州・長野県観光アクションプラン、

パスポート窓口充実 他)

平成17年(2005年)4月22日(金)
11:00〜11:35

県庁:表現センター 

信州・長野県知事 田中康夫
 4月22日の知事会見です。
 先ほどの部長会議で幾つかございまして、ひとつ皆さまのお手元にも配っておりますが、日曜日にもですね、長野と松本の両地方事務所のパスポート窓口でパスポートを受け取ることができるようになります。午前9時半から午後6時までという時間であります。長野、松本両地方事務所の窓口以外で申請された方でも、日曜日に長野、松本の窓口で受け取ることができます。これは、4月28日(木)申請分からスタートで5月15日から受け取れるような形になります。これはこの中にも書いてありますように、具体的には全国でもトップクラスのパスポートの事務窓口という形になります。火曜日と木曜日も夜7時までパスポートの申請と受け取りができると、これは全県下10の窓口で対応しております。東京都は私どもの約5倍近い人口でありますけど、窓口は4箇所でありますが、本県は10箇所という形であります。6時まで日曜日受け取れるのも全国で2県のみという形であります。
 それからお手元に、これは毎年本県が長年にわたって行ってきている県政世論調査というものがございます。一般競争入札によって今年度は長野協同データセンターというところに調査を委託致しまして、対象者人数2千人という形で行って68.2%の有効回収数であります。内容に関してはご覧を頂ければお分かり頂けるかと思います。それぞれ設問の順番に、また設問の中の選択肢の順番に記載をしてあります。これに関しましては、明日の県内の従来から「広報ながのけん」を掲載させて頂いている新聞各紙の紙上で発表という形になっております。また、これに関しましてはホームページのほうにも今日掲載を、また「広報ながのけん」に関しましては明日で、「広報ながのけん」でより分かりやすく記したものに関しても明日の朝からホームページ上でPDFでご覧頂けるという形になっております。なお、それぞれ本県が取り組んでいる施策あるいは方向というものに関してですね概ね深いご理解を頂けているということに、より気を引き締めてですね、正に迅速、的確そして明確な取組みをですね、今後の進められるように致したいとこの様に思っております。
 その他、信州・長野県観光戦略アクションプランという形で、ご存知のように今週の火曜日から隔週で「信州ブランド」の創造という授業を信州大学で行わせて頂くようになりました。学生の方、学部生 大学院生だけでなく、一般の方の聴講もお越しになられて大変多くの方に一回目お聞き頂きました。非常に印象的だったのは、随分と一番大きな信州大学の教室なんだそうですけれど、そこが満杯になって立ち見もでるなかで、私が学生だった頃は大体授業にあんまり出るものじゃありませんでしたし、また授業というのは居眠りをするものだと思ってたんですけど、私もあるいは他の方がご覧になっても3、4人位しか居眠りをしている人がいないというのは、学生も随分変わったのかなと、その熱心さが居眠りをしないという事だけでなくて、是非自分の授業を聞いて自分なりの座標軸を作っていけるようになって頂ければなあと思ってまが。何れにしても、本県にとってその観光という事、ブランドという事、あるいはサービスという事は、これはもう教育や福祉にも関係してくる、あるいは公共事業にも関係してくることですので、このようなアクションプランを、信州ブランド観光戦略局が各地域とも協力しながら設けていくというものになってあります。
概略は以上であります。ご質問を受けます。
 
信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 県政世論調査の調査項目が全部で9つあるんですけれども、今回この9つの調査項目に設定した、政策も幾つかあるんですけれども、これを挙げられた理由といいますか、設問の設定の理由をちょっと教えて頂きたいんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは、それぞれ担当者達の議論を経てですね、とりわけお聞きしたいことは県の様々な事業とか改革ということであればもっと森羅万象に近い形でありましょうけれども、その中から設問をこの様に設けたということだと思いますが。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 例えばたばこの問題ですとか、あとは防災対策、被災地の支援ですね。というような県議会で知事と意見が対立するような項目も入ってまして、要するにそういう議論にですね、ひとつの材料として、こういう調査をやってみたというような側面はあるんでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 どういうことですか。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 要するに意見が完全に分かれてますよね。議会のほうはまだ議会棟でたばこを吸っていたりとか、あと被災地の支援については義援金で行うべきだっていうかなり強い意見ががあったりして、それに対して長野県は物資であるとかですね、人的支援が重要だというような意見で結局まだ折りあっていないところがあったりすると思うんですけれども。それについて、県民の意見を聞いてみましょうとそういう側面があったのかどうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 よくご質問の趣旨がわかりませんが、本県が様々取り組んでいる中から、県民に是非意見をお聞きするべきだということ、より本県の改革を県民の意向に沿った形で進めていく上でお聞きしているわけです。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 要するに例えば敷地内禁煙ですとかですね、被災地の支援につきましても今後こうゆう形でやっていくんだという事を、知事をはじめ県の職員の皆さんも表明してらっしゃるので、アンケートの結果を持って施策をどうこうするものではないと思うんですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 これはひとつの調査結果でありますから。どういう意味なんでございますか。これはきちんと長野協同データセンターというところの世論調査の専門の機関に調査を委託して行ってまとめて頂いた内容であります。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 行政が行う世論調査は幾つもあるんですけれども、多くは県民のですね考え方というか意向を把握して次の施策展開につなげて行くという意味合いがかなり大きいと思うんですよね。結果的に恐らく、まだちょっと詳細には見ていませんけれども、県の施策に対してかなり理解が深いという事をおっしゃり、という結果になっているということなのかなという、ざっと見た感じではそうなんですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは明日、より県民の方にはですね、ご質問を頂いた信濃毎日新聞を含めて1ページを全面を取ってこの内容をお伝え致しますから。そのことによって調査をしたのは、通常他の言論機関が行う場合と同じような人数でありますから、県民は220万いらっしゃるわけです。ただ、世論調査の学術的にはこうした2千人を対象にして行うということはむしろ多いほうの人数だというふうに言われておりますから、これをまた県民の方々がご覧になってより理解や議論が深まるということだと思いますけど。改革の最後のところで「改革の成果をこまめに点検し、予算や最初の計画にとらわれず柔軟に見直しを行うべき」というのが56%で最多ということであります。40ページですけども。これ設問の順番は1、2、3、4、5、6、7までの順番になってるわけでして、その中で3番目の回答に一番賛同なさった方が多いというような形でありますし、まさにこの点が我々がですね、今までもこのように予算や最初の計画にとらわれず、県民の意向というものをきちんとお聞きしながら、同時に行政機関である私たちがこうした施策を行おうと思ってますということもお伝えして、相互にですね私どもも県民のひとりですから理解を深めて県の改革を行っていくということで、こうしたことに関してご理解が頂けているという事は、それはひとつ大変ありがたい事だというふうに思っております。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 あの今の設問の話がでたのでちょっとお伺いします。具体的にお伺いしますけど、例えば一番最初の問1でですね、要するに大規模修繕に依存した福祉施策からの転換ということで、問の設定の仕方なんですけれども、ちょっと私この議論あんまり詳しくないんですけれど、「わが家から遠く離れた施設ではなく・・・住み慣れた地域において家庭的な雰囲気の中で、暖かくケアを受けられる社会をどう思いますか。」というのはですね、遠く離れた施設でこれまで展開してきた施策、福祉政策がどうだったのかという部分が欠落していると思うんですよね、むしろそちら必要とする意見が今あるのか別としてですね、そっちも同じように対比させた上で設問するべきでなんじゃないかという気がするんです。

信州・長野県知事 田中康夫
 ただやはり先ほど言ったように県の施策は森羅万象膨大にあるわけで、お答え頂けたということも、これ70%近い方がお答え頂いているっていうのは、これは大変ありがたいことですよね。でやはりその事を無論県民であられるとはいえですね、このようなことにご自分でですねマルを付けてですね、お答え頂くお時間を頂戴するわけでその中においてその設問がいけないんですか。それは長野県世論調査協会や信濃毎日新聞やそのほか朝日新聞であったり読売新聞であったり日本経済新聞であったり毎日新聞であったり中日新聞であったり産経新聞であったりNHKであったりと、いろんなところがなさる調査ってのも、そういうご批評を頂くのは自由であられると思いますけど、やはり私たちは県民の方々の時間を頂戴して調査する上で設問に関しても、このように職員が議論して設けたということですから。よくわかりませんね。もしあれでしたら同じ設問を今度は長野県世論協会がお調べになったり、長野県世論協会が調べたのを、こんど逆に長野協同データセンターがお調べになるとか、そういうのも相互理解の一端かもしれませんが。
その他の質問。はい、嶌田さん

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 2点お願いします。私も関連で世論調査なんですけども。
 この設問内容や選択肢の文とかはですね、知事も目を通されて、知事がOKを出しておやりになられたということでよろしいですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 私も無論拝見しております。長野県の調査ですから。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 別件ですが、2003年の9月にホテルで人事案を作成したことについてお聞きします。
後援会の費用負担ということが結果的に分かりまして、そのことで後援会に費用を持ってもらうようにと知事が職員に指示をなさったということでよろしいですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 職員が直接後援会に何かお金をもって下さい、などという形は一般的に考えられませんから、これの費用に関して後援会がもってもらうようにしましょう、ということは私が言っていると思いますよ。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 理由を教えて下さい。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはやはり私どもの県は手元不如意な県でありますし、しかしながら職員が既にご説明しているようにですね、庁舎内で様々な人事の案件を事務作業している所でですね、情報が他部署に漏洩していくというような恐れもあるという中において、外において部屋を設けたということですね。それは手元不如意で、なるべくですね、県民の血税でこのような支出をするよりも、むしろ後援会で支出をして頂くということを、私が判断したということですね。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 この間の総務委員会でも県幹部の方は、結果的にあれは公務だったけれども公費は使われていない、ということをお認めになられてるんですけれども、公費で本来ならば負担すべきだったものっていうのは、知事もそれはお認めになられていて、手元不如意ってことで、お金がないから貴重な税金を使いたくないからということで、後援会・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 私としてはそういう認識ですね、当時も。そうであったと思いますよ。
 皆さんの新聞報道等拝見するとですね、後援会がお金を出した部屋で人事をやると後援会の意向が人事に影響するんじゃないかというようなことをご発言なさった議員がいらっしゃるようですけど、これは私は大変理解に苦しむところです。すなわち人事というものは最終的には私が判断させて頂くものであります。そういうことを言えば、知事が仲人をやった職員の処遇というのは人事に影響しないのかとかですね、知事の妻が名前を改名してあげた職員に関しては人事に影響しないのか、というようなご議論がかつてあったのかどうなのかわかりませんが、まさにその点こそはですね、結果として人事がどのように県民へのサービス向上に結びつくのかということで、それはサービスを通じて評価を県民から頂くことになるわけですから。後援会がお金を出していると、後援会が人事に影響を与えた、などという論理展開は、私にはちょっと到底理解できないことですね。だったら今申し上げたようなですね、吉村午良さんの奥様が改名した方は、吉村午良さんが仲人をなさった方、他の都道府県も同様でしょうけど、それは逆にそういうことはですね、知事職たるものはしないようにするのか、あるいは後援会の役員が仲人をやったような職員はどうなるのか、ということと私はほぼ同様、あるいはむしろそれよりもですね、仲人をなさったり、改名をなさったことの方がですね、しかしそういうことがあっても、私は職員として非常に有為な者は、皆様ご存知のように登用してきているわけでありまして、やはりその人物の仕事振り、その人物の県政へ貢献をする意欲というものによって人事は行うわけですから、総務委員会でのご議論というようなものは、むしろ総務委員会におかれてもっと様々な県政の問題が山積してるとおっしゃるのであれば、まさに県民益のためのご議論を私は頂きたいということは願っております。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 人事も確かに知事の政治活動の一つかもしれないんですが・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 政治活動じゃない。人事は知事職としての問題でありますから、政治活動というのとは・・・。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 わかりました。結果的に、県幹部の皆さんは公務だったとは言っておられるんですが、知事の後援会活動というか、政治活動をその間していたということにもとられかねないと思うんですが、その辺はいかがですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 ですからそれはあくまでもですね、私の行った人事に伴うですね、県政の、県民へのサービスの成果というものでご判断頂くことだと思いますけど。

長野放送(NBS) 嶌田哲也 氏
 総務委員会で、後援会が負担した分を県の方で返還するよう求めておられるようなんですが、その辺についてはいかがですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 もし仮にそういうふうに議会の方がおっしゃるのであれば、これは既に年度が替わりですね、いわゆる後援会としての収支決算報告も選挙管理委員会に出し、また県のそれぞれの年度の予算というものも監査委員からその決算に関してのご評価というものも頂いているわけですから、ですから仮にそのことを議会が引き続きお求めになるならば、どのような手続きを踏んでそのようなことが可能なのかというのは、前から申し上げているように、常に具体的代替案ということを私に教え諭してくださった議会の方々からぜひご教示いただければというふうには思います。ただ、その上でまたどのように判断するかでありまして、はい。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 県政世論調査についてお伺いしますが、これ設問は誰が考えたんでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 設問は県の側で考えてます。調査をしたのは、先ほど言った長野協同データセンターに調査は委託しております。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 県っていうのは非常にわかりにくいんですけど、どういうメンバーで集まってこういう選択肢にしようと、質問の内容とかですね、その辺をちょっとお伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは、無論県の職員によってであります。それは各種報道機関等の世論調査も別に誰が作ったかはその報道機関の方ですよね。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 いいです、いいです、わかりました。ちょっと具体的にお伺いしますけど、例えば(県政世論調査資料の)25ページの、「できるだけ燃やさない・埋め立てない」という条例による廃棄物対策というのがありまして、これはできるだけ燃やさない、埋めないという理念の条例にして、こういう実践をしていくというのをどう思いますか、といって聞かれてですね、これをやだという人は基本的にいないんじゃないかと思うんですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 そお?

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 非常に恣意的なものを感じるわけです。

信州・長野県知事 田中康夫
 だからそれは世論調査というものはね・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 それに対して見解をお願いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 だってここの選択肢の中には、わからない、あるいは回答なさってないと、この設問に関して回答されないという方も「不明」であるわけですから、それはそれの一つの意思表示じゃありません?

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 そうするとですね、この設問で一体県は何をするのかってことなんですよね、この先。つまり問題になっているのは、県が要するに市町村の事務に踏み込むべきかどうかとかいう質問するんだったらですね、これは話はわかるんですけれども、それで・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 国が市町村の事務に踏み込むべきかって、国は踏み込みつづけてきたんだよね。その中でやはり地方自治というものはどうあるべきか、って議論がされてるんで、やはりここに記されていることはですね、私たちが考えていることに関して県民の方々はどのようにご評価いただけるかということですから。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 それは評価でいいんですけど、それは評価を得られたからといって何を進めるのかということなんですよね。これを聞いたからといって、今問題になっている廃棄物条例ができるかできないか、あるいはできないかもしれない、反対の意見があると、そういう中で県民はどう考えているのかというのを聞かなければ、今後の施策につながっていかないと思うんですよね。基本的に県が要するに一般廃棄物の収集・運搬も含めて、処理も含めてですね、やるのか、どうするのか、市町村からは反発があるわけで、そこら辺を聞くのがアンケートの、要するにやるんだったらですね、と思うんですよ。これ次のページにいってもですね、家庭ごみをどうしたらいいでしょうか、という設問がありまして、分別収集して可能な限りリサイクルに努めるとかいろいろありますけど、これ正直言って当たり前なんですよね、これ。はっきりいって聞く必要あるのかっていう話。これを聞いたからといって県がどうするのかっていう話だと思うんですよ。例えば、36ページにいってですね、信州に移り住む人たちが増えていることは好ましいと評価ってあるんですけど、これ移り住んでくるのを嫌だという人はどこにいるのかと、僕は疑問なんですけど。

信州・長野県知事 田中康夫
 だっているかもしれないじゃないですか。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 いてもいいんですけど。

信州・長野県知事 田中康夫
 逆にあなたのね、その今のお考えこそ、あなたの判断に立ってですね、それを押し付けることになってやしませんか。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 僕は押し付けてません。県は押し付けてるかもしれないけど僕は質問してるだけなんで。

信州・長野県知事 田中康夫
 今のお話だって、長野県はこういう条例を設けて廃棄物対策を進めたいと、やはりこれだけの高い民度であることは、この地元に根ざした言論機関の一員としてのあなたは十分ご存知だと思うんですよ。そうすると今あなたがおっしゃったような点もですね、これは信濃毎日新聞をお読みになっている方のみならず、他のメディアを御覧になっている方もですね、こうした私どもが条例を設けていくべきだというのは議会でも申してますし、それに対して議会の方、議会も一様ではありませんが、あるいは市町村、これも一様ではありませんし、そうした議論もご存知な訳ですから。とするならば、その中であまり良くないというところにですね、それは当然私達の議論も踏まえて、県民はここに関してご評価を、何れかを選択される、あるいは仮にあなたがおっしゃるように、このような設問では答えきれないというならば「わからない」あるいは「無回答」という選択肢は当然用意されている訳ですよね。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 この条例なりですね、ごみを減らそうとかいうことに対して、これは聞かなくてもわかると思うんですよね、基本的に。

信州・長野県知事 田中康夫
 条例を制定するか否かは聞かなくていいんだ。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 はい、いいです。条例を制定するかについて、大半が反論があるのか、あるいは伯仲してるのか、そういうことを聞く・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 だって前の設問でね、上勝町に関してだけじゃなくて、この中で上勝町は一般廃棄物リサイクル率は79%で、長野県の平均は21%だと。焼却率は21%が上勝町であるのに対して、長野県の平均は75%だということもきちんと記してある訳ですよね。その中で、この上勝町のような取組みはどうなのかってことですよね。「わからない」「不明」というところの選択肢は当然ある訳ですよね。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 上勝町の例でいってもですね、これはまた別の意味で問題があると思いますが、要するに長野県というその県という単位の、広い県土をもったのとですね、人口2千人の上勝町の問題と数字を単純に比べてやること自体が、かなり回答者に対して誘導しているように思えるんですが、これについてはどうでしょう。

信州・長野県知事 田中康夫
 そんなこと言ったら、日本でできてる、1億2千万でできてる、ものづくり産業の強さは、アメリカは人口が倍いるから日本のようなですね、ものづくり産業はならないんだから、同じところで評価なんかできないって言うのと…。
 逆にあなたのお考えではなく、私たちは今県民の考えを聞いてるので、あなたも県民ですけど・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 僕は考えをお聞きしてるんじゃなくて知事に質問しているんです。

信州・長野県知事 田中康夫
 今のご質問は何か、あなたのお考え・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 僕は質問してるんです。

信州・長野県知事 田中康夫
 あなたが所属されている機関もそれは意見は一様ではないかもしれませんけれども。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 所属も関係ありません。

信州・長野県知事 田中康夫
 それを何か一方的に押し付けられて・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 押し付けてません。

信州・長野県知事 田中康夫
 ご自分の意見とは異なる見解が、こうした中で県民の方々が複数の選択肢があって、「無回答」「わからない」という選択肢がある中で、このような結果が出ていることに、何か駄々をこねられているようにも・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 駄々こねてるんじゃなくてですね、上勝町は基本的に一戸建ての家が多くてですね、要するに土地がある訳ですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 そんなこと言ってったら、京都議定書は2千人の町なり、あるいは逆に1億人の町なり、できないってことですか。わからない、あなたのおっしゃってることは。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 要するに都市化された集合住宅とかですね、マンション居住者とか都市部において出る生ごみをどうすんのかというところが、今ごみ問題で問われている・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 長野県の言うことは永遠にできませんと、石原さん最初からおっしゃること・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 石原さんのことは全く聞いていないんで、普通に質問に答えていただければいいんですよ。

信州・長野県知事 田中康夫
 石原さんという言葉を出したに過ぎない、質問とだってこれは・・・。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 質問に答えて下さい普通に。だから今のごみ問題もどこが進まないのかということですよね。ものすごく、だったら逆にいえば堆肥化が進むかもしれませんよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 なぜ進まないの。ぜひごみ問題の・・・平澤さん教えて下さいよ。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 質問に答えていただけませんか。

信州・長野県知事 田中康夫
 答えてるじゃないですか。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 答えてませんよ。

信州・長野県知事 田中康夫
 いやあ。よくわからないなあ、あなたのおっしゃってることは。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 ですから、これには非常に全編極めて誘導的な要素の高い、恣意的な質問だと思いますけど。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは、あなたのご見解?

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 だから、この要するに聞いてですね・・・

信州・長野県知事 田中康夫
 昨日もね、国の行財政改革の取組みの会議というので、民主党の松井・・・ごめん松井さんの下の名前調べてください、参議院議員の。あと、自民党の林芳正さん、山口県選出ですけれども。林さんがおっしゃったので、私なるほどな、と思ったのは、三権分立という言葉がでてきたのは、グーテンベルグ以前であると。つまりグーテンベルグによって、その印刷ということによって一つの第四の権力の言論機関というのがでてきたと。そして今もしかしたらグーテンベルグ以来の偉大な発明であるインフォメイション・テクノロジーによってですね、第五なのか、第四の中の派生なのかですね、その全てのものが発信できるという状況になってきていると。で、このとき林さんがおっしゃったのがですね、やはりそのグーテンベルグ以前の三権分立ということがあるときにですね、ではその四権分立の第四番目の人にもですね、説明責任や情報公開ってのはあろうっていうこと。あ、松井孝治さんですね、失礼、民主党の京都府選出です。おっしゃってましたけど、何かそのことを非常にまあ、思い出したところですね。

信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
 もう一遍ちょっとお伺いします。すいません、質問いいですか。終わってませんので。いいですかね。あの、39ページのですね、予算案や条例案などについての県議会での議論というのがありますが、これ説明っていうか選択肢が6つですか、あるんですが、これのどれを選んでもですね、一体県が悪いのか議会が悪いのかよく分からないんですよ。ただ、何となく雰囲気として僕が受け取る印象としては、議会が悪いように見えるんですね。で、これを聞いてこの数字がでたことによって、県はじゃあこれを受け止めてどういうふうにやっていこうとお考えなのか最後一点お伺いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 だってここにあるように、まあ多分一番は、県の提案に対して県民の声が反映された議論となっている。というのは、まあ、結果として議会において県の提案に対して反対であられたり、懐疑的であられる意見もあるわけで、それは県民の声が反映された議論かということに対して、そうであると思う方が選ばれているということですね、6.2パーセント。あるいは、まあその県の提案内容の趣旨が議会側に必ずしも正確に伝わっていないのではと感じるという方が20.4パーセントということは、これは同時に県の側もきちんと議会の方々の認識の範囲内においてご理解頂けるように説明をしたらということかもしれませんし、あるいは議会の側もですね、やはりその提案内容の趣旨をより理解するようにしてくださいという、その両方に対してのエールというか期待だと思うんですね。これが20.4パーセントですし。逆に言えば、県の提案に対し、県議会が始めから反対姿勢をとることがあるという、27.3パーセントと最も多い数字は、議会側の方々に県の提案に関して始めから反対ありきという形ではない姿勢を期待されているということだとも思いますけれども。まあ、何れにしてもですね、今頂いたご意見はやはりあの同時にまさにそれぞれあの言論というものが、それぞれを映し出す手鏡であるならば、ぜひとも今後信濃毎日新聞の方が世論調査されるときにも同様のですね、今平澤さんがお感じになられたようなことを読者なり、あるいは他のマスメディアの方なりがお感じにならないように、よりよい世論調査を信濃毎日新聞が行って頂けるということを一読者としては期待するところであります。その他のご質問。
 この後ですね、日本経済新聞の経済部の方のインタビューがありますので。じゃあその方のご質問。

日本放送協会(NHK) 夜船由子 氏
 先程の質問の中で県の手許不如意で費用負担という話もあったんですけれども、そうしますと知事の後援会というのは、どの程度までどんな条件で財政を、そういうお金を支出して頂けるんですかね。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはだって、後援会がひとつひとつに関して、これは支出を致しましょうということを判断されてご支出頂いたわけですからね。今のご質問に関してどの程度までとかは、何か一概に答えられるものではないと思いますが。まあ、そりゃ1億円出してくださいって言われても無理であろうということは多分明らかだろうとは思いますけれども。

日本放送協会(NHK) 夜船由子 氏
 そうすると、知事自身が今回の人事作成事案というのは後援会が費用を負担するに足る事業だというふうにご判断された訳ですか。どういうふうなご判断があったのかっていう・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 私がそのように判断したということですね。そして総務委員会で言われているようにですね、後援会が部屋代を支出したからといってそれがですね、後援会の意向で人事が左右されるなどというそんなやわなものではですね、ないというふうに思いますし、そういうご意見が議会にもあるならば、先程来私が申し上げたようなことがいちいち人事に影響してくるのかと、私の就任以前もですね、ということになるでしょうから、それは私以前の人事権者においてもですね、それがよりよい県民益を生むための人事の布陣ということを、それは吉村午良氏もですね、常にまさに清い心でお考えになっていたんだろうというふうに私は思いますけど。

日本放送協会(NHK) 夜船由子 氏
 そうすると、判断というのはよりよい県民益を得るために十分なことになると思ったので支出したということになるわけなんですかね。

信州・長野県知事 田中康夫
 何れにしても私がこれは後援会で支出して頂こうということ、そして後援会も認めてくださったと、そのことに尽きるわけです。以上です。

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