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最終更新日:2005年04月13日

 

知事会見

(組織改正・辞令交付 他)

平成17年(2005年)4月1日(金)
12:00〜12:40

県庁:表現センター 

信州・長野県知事 田中康夫
 それでは4月1日の知事会見であります。来週も開く事になっております。今日、辞令というものを渡しております。午後も引き続いてでありますが、一昨年から一人ひとり課長級以上の職員に対しての辞令交付の時には、それぞれ期待すること、或いはその1年間、職責を果たしたことに対しての感謝というものを一人ひとり述べるように致しております。
昨日部長会議の場でも述べ、また先ほどの挨拶の中でも述べましたけども、私達の仕事というのは、決して県知事のため、或いは県議会議員のため、或いはまして県の組織のために行っているわけではなく、一人ひとりの職員も私も県議会議員もですね、その前にひとりの県民でありますし、一人の人間であって、人間のために働くわけです。そうゆう意味では今日引用致しましたが、白洲次郎、白洲正子のご主人でありました白洲次郎がですね、子どもは本能的に取り繕いでいるかどうかを見抜くと、ですから子どもから好かれるような大人になれということを白洲次郎は繰り返し述べておりますが、その事を職員にも述べたところです。子どもから好かれる、子どもは本能的にその善悪というよりもですね、その真偽を見抜くわけでありまして、そうした事を念頭に置こうということと、スピードを常に出すべきであると、スピードを求める、そして常にプライオリティ、優先順位というものを考える。勿論ディテールからの改革ですが、ディテールを一つひとつ、こつこつと改善をすることはとても肝要なことですが、同時にその時に全体を俯瞰してオーバービューできるパースペクティブというものを持つべきですし、或いはエクスキューズしないポジティブな議論ということを述べたとこです。ついて行けなくなってしまうから、ついていけない自分の方がより正しいというふうに正当化をするということは、大きな過ちに隘路に陥りがちでありまして、寧ろその私欲とか私益からは遠く離れたですね、一人ひとりのこの瞬間も生きている県民がどう願っているかということを常に考えなくてはならない。目先の利権であったり、或いは思惑で集うという人たちによっては改革は成し遂げられないわけです。ですから、この点をとりわけ職員に述べたところです。午後も今申し上げたように辞令交付があります。
 あと来週ですが、6日の水曜日から3日間、北京で北京大学において、日本の社会或いは経済或いは政治に関して、年に2回特別講義をするという時間がありまして、前回はあの堺屋太一さんが担当されております、初回が立花隆さんでありまして、その他榊原英資さんであったり、川勝平太さんも担当されたということであります、北京大学から招聘を受けまして来週の6日からの3日間現地の学者や官僚や或いは大学院の学生に講義をするところです。
 後は今日辞令を交付され来週の火曜日に部長会議が開かれますので、より現地機関長も積極的にですね参加をする部長会議に致したいと思っております。
ではご質問を受けます。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 今週の月曜日にですね、幹部以上の人事異動が内示されて初めてですので、この4月以降のですね組織を知事としてどういうものにしていこうということで人事を行って、尚且つ来年の組織改正に先立って商工部など一部再編しているんですけれども、どういう組織にしていこうという思いだされたかひとつお伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 組織のために働いたり、組織のために組織改編するわけではありませんから、或いは既に私が知事になって、途中のインターバルも含めて4年半経っているわけですから、その中でよりよき県行政改革、県サービスの充実ということのために、それに伴って今回の人事、或いは組織の改編が行われているわけですから。ご質問にお答えするとすると、今までの私達のサービス活動を通じてよりサービスを充実し、迅速に的確に行えるための布陣や陣容にしてるということだと思います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 もう一点なんですが、ユニット制ですか、というものを今日から導入しているはずだと認識しておりますが、実際に効果を発揮するためには暫く時間がかかるのかなと思うんですけれども、それぞれ各課長さんかなり大勢替わっていますので、実際に自分で課内を把握してですね、どう配置するのかっていうのは暫く時間がかかるという認識でよろしいんでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 やる気の問題じゃないですか。或いは私が言うところの「智性・勘性・温性」の問題じゃないですか。今日職員に午前中の辞令交付の後、申し上げたのは人事異動があったから今までやってた仕事に関してきれいさっぱり忘れてしまうというようなことはあってならないと、つまり仕事を愛そうと、県民へのサービスを愛せばですね、決してその後任者に何か院政を引くとかそうゆうことではなくて、やはり「どう?」って同じ同僚なんですから、それは県組織も閉ざされた同僚ではなくて、県民サービスをする開かれた同僚なんですから、事務引継は1日で終わるわけじゃないと、或いは後任者も無論その課に従前から居る者に、様々聞くと同時に前任者にも臆せずですね相談をすると、やはりそれがやはり部局を越えたですね日々の仕事の改善に繋がると思うんですね。だからやはり、仕事を「こなす」のではなくて仕事を「やり遂げる」という意識を持ちましょうということを今日申し上げました。ですから今までの仕事に引き続き愛情を持つことはこれは望まれこそすれですね、この愛情が自分の保身だったり、自分の自慰行為としてのそうした以前の仕事への助言であってはそれはならないということですよね。
 もう一つは暫く時間がかかるかどうかとなどいうことは時間をかけずしてできる人もいるでしょうし、時間をかけずしてできる領域や項目もあるでしょうし、これは千差万別なんじゃないですか。一番大事なことは最近部長会議でも申し上げてますし、スペシャルオリンピクスの時、ティモンシー・シュライバーが繰り返し述べていますけど、「アティテュード」ということだと思うんですね、大事なのは「構え」だと思うんです。その態度という表面に現れるものではなくて、精神的な意気込みも含めた、構えのアティテュードがあるかないかが個々の、とりわけ今日直接辞令を交付している課長以上の方にはあると思うんです。
 課長や部長になったからえらいんじゃなくて、その実際のアティテュードをみんなが見て、「いいなあと、ああいう仕事振りができるようになりたいな」と、「ああいう仕事振りができるからあの人にはこういう肩書きがあり、権限が付与されているんだなあ」ということだと思うんですね。これは皆さんの仕事もみな同様だと思うんですよ。だからそれはそれこそ一人ひとり千差万別じゃありません?

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 ありがとうございました。それから、今年の任期付の再応募といいますか、新たな公募でですね、全く新しく採用された方、まだ正式に県の方から発表がないんですけれども知事がもし把握されているようでしたら、どんな方でどこに配置されたのかという、それからもう1点は公認会計士といいますか、財務の知識の豊富な方ということで1月に公募されていると思いますが、そういう方が採用されたのかどうか、お伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 最後のご質問は公認会計士に関しては4月1日現在での採用はまだありません。4月1日付で発令したのは先ほど1階の知事室で辞令をお渡し申し上げましたが、元東御市民病院長であった澤田祐介氏が衛生部長として採用に、職務を果たしてもらう任期付職員であるということですね。それからもう1名は熊本在住でありました、下の名前が藤本さんは…、藤本浩二氏で彼は林務部の林業振興課の企画幹で、非常に森林整備に関して私たちが列状間伐ということを行ってますが、同時に彼はそれを熊本の地で非常に実践的にですね、行ってきた人物であります。4月1日の発令としてはこの2名であります。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 今後もその1月に公募した、すいません、澤田さんは公募ではないんですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 違います。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 公募で新たに採用された方は、今この藤本さんのお一人で。

信州・長野県知事 田中康夫
 はい。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 今後は予定されているということでよろしいんですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 これは人事委員会の側に提案をして人事委員会の同意を得るということが前提ですけれども、私達としてはそうした人物が複数名いるというのは想定しております。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 最後に全然別件なんですが、八十二銀行の茅野實さんがですね、私どもの取材に対して、しなやか会、知事の後援会のしなやか会を28日に退会するということで、会長さんに退会届を出したというお話でですね、来年夏に田中知事の任期は切れるんですけれども、場合によればかなり厳しい言い方をされてましたが、次のいい知事を選ぶことにも関与していくというような考え方をですね、表明されたんですが、この件についてどうお考えになるか、といいますか受け止めを伺いしたいんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 一般論として申し上げれば、目先の利権や目先の思惑がかなわない方々がですね、しなやか会からの活動から距離をおかれるということで、本来私も4年半前の選挙のときにですね、私欲や私益というものとは無縁の方々が、まさに燎原の火の如く、この民度の高き県内でですね、活動してくださって私が誕生した、そうした本来の当初の、当時そのとき「しなやか会」と呼ばれるものはまだ正式な形ではできてなかったと思いますけれども、そうした4年前の当初に戻ったということで、私はむしろ好ましいことだと思っております。茅野實氏に関して申し上げれば、おそらく今議会のですね、議論というものもご覧になった上で、この時期にそういうご判断をなさった。しなやか会はあの、決して自然退会という形も可能でございますし、加入するときにお申しつけいただき、年額3千円という会費を払っていただくと、しなやか会のメンバーとして対等な立場で議論でき参加できるということですから、そういう意味では茅野實氏は3千円という年会費は元よりお支払いではなかったというふうにお聞きしてますから、この時期に敢えてそのような退会届を穂刈甲子男会長のもとにお届けになったということは、今議会の議論もご覧になった上で、やはり民主主義はどちらかより相対的に望ましいものを選択するということですから、自然退会という形が十分あり得り、また、そもそも会員であられたかどうかもですね、その点では判然としない方が敢えてこの時期にそのような書面をお出しになったというのは相対的に今の県議会の方に軍配を挙げられているということだと思いますから、それはそれで大変勇気あるご決断だと、私は思います。先ほど私が県知事のために職員が働くわけではないと言いましたし、県議会のために働くわけでもないと言いましたし、しなやか会においては茅野實さんも他の方々もですね、これは一人の長野県をよりよくするために集ったという人間であり、県民でありますから、何か肩書きによってしなやか会の中でですね、優劣とかですね、そうしたものが設けられているわけではもとよりありませんから、その意味で茅野さんはそういうご判断をなさったということじゃないでしょうか。

信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
 昨年の夏にですね、仁科さんとあの、何といいますか、共同でですね、知事に対して、何といいますか、要望といいますかですね、改善してほしい点を伝えられて、半年内という時間をおいて判断したいと。その時点では知事もですね、その申し入れといいますか、要望に対して沿うような、具体的に何とおっしゃってましたか…
 
信州・長野県知事 田中康夫
 以前に申し上げたけども、私その方々にはですね、具体的に私がやっている施策で、これはやめた方がいいんだとか、もっとより充実した方がいいんだとか、あるいは新たにこういう施策を行うべきだとかですね、これは予算も或いはその事業もそうしたことをぜひ具体的に御提言いただきたいということは、私は再三申し上げたところです。そうした具体的な形でおっしゃっていただけると、私もですね、より県民の要望に沿った県政にするために、及ばずながらも努力できると思いますが、私の記憶では、具体的に茅野さんがですね、いわゆる地球温暖化の条例であったり、あるいは廃棄物の条例であったり、そうしたものは早期に実現できるほうがいいなあということはおっしゃってくださったと思いますけども、その他のことでですね、具体的におっしゃってくださったということは、あの私はなかったのではないかというふうに思います。ですからその意味でいうとですね、もしかすると大変僭越な言い方かも知れませんけれども、私を4年半前に応援したときに、先ほどしなやか会が本来の姿というふうに言いましたが、その多くの借財を抱えてですね、あるいはその閉ざされたピラミッドの中で物事が決められて、まあ公私混同だったり、腐敗というものが起きてはしまいかと、大変に憂うるですね、一般県民の方々と、そして同時にまた、その、大変に僭越ながら吉村午良氏が指名をなさった形の、なかば、池田典隆氏では、ご不満であるという今まで県政に、県政のピラミッドに近い形でいたところの中で、池田典隆氏ではない候補をというふうに思われた方々が、2つの大きく分ければアティテュードの方がですね、4年半前集われたんだと思うんですね。私とともに県を変えるというか、私を知事に当選させようと。で、まあ、そうした中で、私が具体的に様々行う中で、あるいは、あの、もっと私の意見を聞きなさい、というふうに、茅野さんが仮におっしゃっていた、とするならばですね、やはりそれが具体的な項目ではなくて、もっと私の意見を聞きなさい、ということは、今申し上げたあの純粋な思いで長野県の誇りを取り戻したいと思っていた方とは、少なからず異なるですね、想定されていた思惑であったり、想定されていた改革等はですね、超えた、あるいは外れたところにご不満をもたれるようになった、そうした部分もあるいはあろうかというふうには思います。つまり自分たちの想定、(なんかホリエモンみたいですけれども、)想定範囲外にまで達してしまっていることに不安や不満を抱かれた方もいらっしゃっると思います。一般論としてですね。ただ茅野さんに関して申し上げればやはりこの時期にそのように、もとより自然退会という形がありうるですね、三千円の会費を払って初めて会員であるというしなやか会に文書をお出しになったということはやはり相対的に県議会を選択されるという勇気ある決断をされていると、今回の論戦を踏まえてですね、そうしたことではなかろうかと思います。他のご質問は。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 SOなんですけれども、28億かからないというふうな見通しもあるようですが、まあ例の事業シートの関係になりますけれども、例の去年の夏に要望があった枠組でいきますと12億を払うという約束だったわけですが、どうも28億が必要ないという事態も起きるようですけれども、恐らく県議会でもそうだったと思いますし、僕の記憶にもそういう感じをもっているんだと思いますが、どれだけ総額でかかろうとですね、やはり12億は払っていただくということは、そういうお立場でいらっしゃると理解してよいのでしょうか、知事としては。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは、この前、小林陽太郎さんもご参加される中で、小林さんはSONAの役職でもあられるのかな、ですし、そうした中でご議論されていくことではないでしょうか。信濃毎日新聞でしたか、毎年、来年、今年度ですか4月1日になりましたから。1億近い額をかけてSOの精神を受け継ぐ事業をやるといっておりましたけれども、私は、今回、ユーニス・ケネディ・シュライバーと一緒に松本の様々な学校を訪れたり、ティモンシー・シュライバーとも話しをさせて頂く中で、SOというのは私は産業教育のような運動なんだなと非常に感じたんですね。これはペログリ日記にも書きましたけれども日々のスポーツを通じての鍛錬ということによって体育、体を動かし、頭脳を使うことによって知的発達障害者がより開かれた挑戦する機会を得てその機会を成果としてもたらされると、SOは競技大会じゃないんだということをおっしゃっていたんですね。これは才能教育も、つまりその点がやはりオリンピックとパラリンピックとスペシャルオリンピックスの大きな違いだと思うんです。競技の成績を競ってその数字で争うからオリンピックもパラリンピックも商業主義と、ロサンジェルスオリンピックの頃ほどはそういう批判はなくなってしまったので、我々が鈍感になったのかもしれませんけれども、オリンピックやパラリンピックは巨額のそのまさにですねビジネスとしてのお金が動くと、スペシャルオリンピックスはそうじゃないんですね。ですから私たちがそこに当初とりわけビジネスの世界の方々、議員の方々のビジネスということに敏感であられようと思います。敏感であられるから値段が3倍かかる木製ガードレールはビジネスになりにくいとおっしゃったんですけれども、でも行政が目指すのはやはり21世紀のあるべき姿を木製ガードレールによって見出すということだと私は思いますし、スペシャルオリンピックスもビジネスじゃないんですよね。その意味でいうと日々の頭脳や体育の鍛錬の成果をそのスペシャルオリンピックスの大会が開かれる時に発表するということです。これは鈴木鎮一氏の私は鈴木メソードの才能教育に非常に似ているということを才能教育会館にユーニス・ケネディ・シュライバーも一緒に伺った時に非常に彼女も実感したことです。SONAが1億近くおこなってスペシャルオリンピックスを継承する事業というものがそういった一過性ではない日々の鍛錬というもののためにイベントではない形でお使いになられることを私は強く期待するところでありますし、すなわちそれはパーティを開くとかですね、新聞広告を出すとかですね、そうしたことではなかろうというふうに私は思います。費用の問題に関しては小林陽太郎氏を含めたところで議論されることだというふうに私は思いますが、やはりスペシャルオリンピックスはビジネスではないというところで地域の方にとまどいがあったかもしれませんが、それだけの日々の鍛錬の成果をということでいえば、地域移行を日々の中で行っていく本県にこれほどですね、似つかわしき事業はなかったということだと思います。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 そういう話をしているのではなくて、SOはもちろん立派なことだと思いますけれども、やはり世の中の約束事ですね、契約とか、そういうものをきっちり果たすのかということであって。

信州・長野県知事 田中康夫
 ですからそれは、それは。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 知事としてはね、ここはやはりもともと28億円払うという話だったわけですから、それをこういう話、公的支援をするということになった、そこまではいいとしても、その先やはり、これはGOCに払っていただくと知事として先頭にたって要求するのが知事のお立場じゃないんですか、税金を使ったというこの経緯を考えれば、そして盛田さんの、あるいはGOCのパフォーマンスというものの吟味をあまりされないまま。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはSONAのパフォーマンスも議論されるべき問題ですね。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 是非してください。それは。少なくとも12億を払えと要求されるのは知事の立場ではないんですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは議会がどうお考えになるかで。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 議会は…。そういう立場をお持ちでないんですね。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはやはり安川英昭氏や小林陽太郎氏がまず議論されるところだと思います。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 いえいえそうじゃなくて、県のお金を出されたお立場とすれば、そういうふうに払うものはしっかり払えと要求されるのは、最低限の知事としての大会に対するけじめじゃないかな、と私は思いますけど。

信州・長野県知事 田中康夫
 もしかすると、そういうことは武富士との関係で朝日新聞の箱島信一氏にも求められているのかもしれませんが、私はこの問題はですね、まずそれはSONA、GOC、また小林陽太郎氏、こうしたところで話し合いが進まれるものだと思っております。現時点で私が何かコメントをするという段階ではないと思っております。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 出納長からGOCに要求されているということもお聞きしますしね、ちょっとずれている訳ですね、お立場が。

信州・長野県知事 田中康夫
 出納長は出納長の個人としての見解を述べられたんじゃないですか、じゃあ。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 じゃあ、ずれているということでよろしい訳ですね、はい。

信州・長野県知事 田中康夫
 ずれているって、どういうことですか。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 いや、だからその、お立場が違うということですよね。

信州・長野県知事 田中康夫
 何言ってるの、だから私は・・・。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 他の方が決めることだということなんですか、これは。知事として、やっぱり普段、今日も冒頭おっしゃったようなことを考えればね、やはりここは「盛田さん12億円ちゃんと払ってください」というのが・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 だからまず、ここはそちらのサイドの方々で議論されてるところでしょって、私は申し上げている。

朝日新聞 飯竹恒一 氏
 そういう問題じゃないと思いますが。

共同通信 松木浩明 氏
 先程北京大学の話が出ましたけれども、具体的にどういう講義なさる予定があるのかということと、知事は外遊をなされるときに、前回も台湾で李登輝さんと会う予定でこの間は会えませんでしたけれども、今回中国に行かれてどなたか中国の要人に会われるご予定があるのかと、この2点をお願いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 あの講義は今申し上げたように立花隆氏を始めですね、日本に関して講義をするということですからそういうことですね。ですからあの、6日の午後到着をして3日間行うということですね。あの、お目にかかる方というのは、具体的に現段階でフィックスされているというものはありません。

共同通信 松木浩明 氏
 講義の内容というのは長野県の施策だとか、そういったことを講義なさるということでよろしいのでしょうか。それだけには留まらないということなのでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 長野県で行っているということは同時に日本全体にも波及していくことが多い内容だとも思いますから、そういう意味で長野県を語る、あるいは日本は語るけど長野県は語らないというものではないでしょうから。よろしいですか。

NHK 小林宏介 氏
 今日4つの市が合併して誕生したんですけれども、それと反面自律を選んだ小さい町村への支援を知事は前々から表明されていますけれども、人的支援だけではなくて、財政の面で県議会でも議論がありましたけれども、具体的にはコモンズ支援金の重点配分とかそういったことがあるのか、小さな町村への財政支援の方向性をお願いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 小さな町村への財政支援?

NHK 小林宏介 氏
 自律を選んだ、合併することのない・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 それは例えば、今日午後の辞令を発令しますけれども、王滝村に私どもの参事の今橋里枝がですね、観光振興とスキー場再建という特命事項のもとで人的派遣するのも、それは人件費を考えればですね、ひとつの観光振興とスキー場再建ということで要請があり、支援をするということのひとつだと思いますけど。まあ、従来からそうした小規模の町村への支援ということはですね、私たちは積極的に行ってゆくというふうに申し上げていると思うんだけども。

NHK 小林宏介 氏
 コモンズ支援金の配分に関して何か重点的に考えるようなことがあるのかどうかという点をお願いします。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはあの、コモンズ・地域政策チームリーダーの林宏行に聞いて頂いた方がいいかもしれないけど、コモンズ支援金に関してはあの、議会にご説明してきているとおりですよ。そうした中でですね、やはり小規模な町村での、それは客観的な多くの人が認めることでしょうけれども、様々な先駆的な取り組みをしている所っていうのはある訳ですからね。青木村であったり、栄村であったり、下條村であったり、その取り組みというのは全国的に高く評価されていることですしね。で、そうしたもう既に、企画書段階ではなくて既に実践的に取り組まれてきている自治体というものをより素晴らしい自治体になってもらうということの願いを持つのは自然なことだと思いますけどね。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 2点ほどお聞きしたいんですけど、阿智村の処分場について先日の廃棄物処理事業団の理事会の中でもですね、中止も有りうるようなことを示唆されてましたけれども、知事としてはですね、地元の皆さんに何かお伝えになるとか、県として今後どのようにやっていくかとかお考えはありますか。

信州・長野県知事 田中康夫
 先日、あの、生活環境部としてもですね、ご説明をさせて頂いたところですから、そのご説明の際に出た意見等も踏まえてですね、さらに考えるところです。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 事業団方式として公的関与でやるというのが県の方針だったと思うんですけれども、中止を示唆ということで、事業団方式とか公的関与という方針自体をお変えになるというようなお考えなのですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 いずれにしてもまだこの前一度ご説明しただけですからね、ご説明をしたのが例えば飯田市の地域の方等にご説明をしたということでもありませんし、やはりその辺りはきちんと地域住民の方にまずは長年に亘っての計画であるわけですから、ご説明をした上で私たちもそこでのご意見もお聞きして方向性を考えるということだと思いますので。現時点で何かあの、方向性ありきということではないと思いますけど。

朝日新聞 鈴木逸弘 氏
 わかりました。あともう一点なんですけど、茅野さんのしなやか会退会についてなんですけれども、先程の質問の中で相対的に県議会を選ばれたとご発言なされましたけれども、言下に何をどういうふうにお選びになったということですか。

信州・長野県知事 田中康夫
 それはご本人に聞いてみたらどうでしょうか。やはりあの、県民の方々も今議会の議論というものに関してはですね、先の信州・長野県観光協会のときの理事の方が全員ですね、スキー王国NAGANOの予算を削るなどということは、もう大変に本県が観光立県となってゆくことを否定することかと、あるいは木製ガードレールというものも、まさに本県は環境立県、あるいは観光立県となってゆく、これこそが新しい施策であって、それを半ば否定するかのようなことは信じ難いと。ですからまあ、観光協会の総会においてもですね、スキー王国NAGANOがですね、ひるむことなくより充実させるという決議が理事会から出て、全会で決まってますからね。あのそうした議論がある中で、やはり私は結果的には、より県議会のご議論の方を支持されているということに繋がると思いますね。

市民タイムス 高石雅也 氏
 松本地区の廃棄物処理施設の選定作業についてお聞きします。廃棄物処理施設の選定作業なんですが、SEAの進行をチェックする第三者組織の構成、人選なんかは決めてらっしゃるんでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 あの、この前終わったところで私申し上げたのは、答申ですか、報告書ですか正式名称は。を、頂いたところで申し上げてますけれども、やはりあの大変に原科幸彦氏をはじめですね、多くの方がご議論頂いて、そしてそのSEAという戦略的アセスというものは、私共が準備を進めている廃棄物に関しての条例というものができて初めてですね、より機能的に実現できるということでありますから、やはり私は同時にもしあの、今のご質問の前に、やはり私たちは県議会の方々の中には公然と「条例は認めない」とおっしゃている方も残念ながらいる訳でして、やはりこの条例の一日も早い実現、あるいは条例の中の、先程のご質問じゃないですけれども、具体的にどこはもっと強化すべきなのかを、もっとどこは違う考え方を取り入れるべきなのかということを、やはり県民の代表の議会からも頂いてですね、早期に条例の制定に私どもは、地球温暖化の条例共々努めるということだと思うんですね。そのことが結果として、より多くの方々にご納得頂ける形でのですね、中信地区のSEAの導入ということにもですね、恐らくはつながると思いますよ。

市民タイムス 高石雅也 氏
 今お話を伺っていると、SEAの作業より先にですね、条例の制定を目指すというような、そういう意味に聞こえるんですが。

信州・長野県知事 田中康夫
 だって条例の制定のめどというものができるまで中断をするということで、ご理解、むしろそうしたことで委員会の方々のご発議があった訳ですから。

市民タイムス 高石雅也 氏
 そうすると、条例を制定してから、本年度予算に盛り込まれている・・・。

信州・長野県知事 田中康夫
 ですから条例の制定に関してですね、よりやはり逆に議会の方々がどう考えるのかということが問われてくるということだと思うんですね。私共はかなり、まあ、更に周知をするということもあるのかも知れませんが、逆に言えば中信地区のそうしたSEAを再開していく上においては、議会の方々が条例というものをどうご決断なさるか、ということが問われるということだと思います。
 なおあの北京に関しましては、あの無論北京大学から交通費だけは出まして、あと滞在費だけは出て、講演料はなかなかあの、別にODAの問題とは関係ないとは思いますけど、出ません。ですから、これは公務というものではなく、あの無論先方は田中康夫という人物が県知事である、あるいは政治家である、あるいはへっぽこ三文物書きである、ニセオンブズマンではないことを望みますけど、ということでだとは思いますが、無論あの公務、私務ってのはよく分からんのだが、県から旅費等が出るというものでは少なくともないということです。以上。
 

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