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最終更新日:2005年02月27日

 

スペシャルオリンピックス開会式終了後の宮内庁・長野県合同記者会見
音声はこちら(WMA形式00:24:35)

平成17年(2005年)2月26日(土)
20:38〜21:03

長野市 長野ホテル犀北館

長野県秘書広報チーム 藤森靖夫
 ただいまから、皇太子殿下の行啓につきまして、宮内庁と長野県の会見を始めます。
 まず、始めに宮内庁の入江誠侍従から殿下の御様子や御感想についてお願いをいたします。

宮内庁行啓主務官 入江誠 侍従
 宮内庁の東宮侍従の入江でございます。早速でございますが殿下から頂いて参りました今回の御感想を述べさせて頂きます。

 「2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会が、国内外から多数の参加者を得て開会したことをうれしく思います。

 きょうの開会式では、スペシャルオリンピックスの創始者であるユニス・ケネディ・シュライバー夫人を始めとする関係の方々にお会いでき、また、選手の皆さんが明るい笑顔のもと入場行進をされていたのが印象的でした。

 開会式は、趣向の凝らされたものだったと思います。それと共に、ボランティアや地元の皆さんの温かい協力や、今回の長野での大会開催に至るまで払われた関係者の御努力に敬意を表します。

 この大会を契機に、スペシャルオリンピックスについての理解が更に深まり、知的発達障害のある人々の社会参加が進むことを願っています。明日の競技を楽しみにしています。

 今回、雅子には、体調が思わしくなくスペシャルオリンピックスへ出席できなかったことを本人も大変残念に思っていることをお伝えします。

 最後に、多くの県民の皆さんに温かく迎えて頂き感謝いたします。」

  (もう一度御感想を繰り返し)

  このような御感想でございました。

長野県秘書広報チーム 藤森靖夫
 ありがとうございました。

 続きまして、田中康夫知事から感想などについてお願いいたします。
 

信州・長野県知事 田中康夫
 先ほど、開会式のあいさつでも申し上げましたように、私どもの県は知的発達障害の方々のみならず多くの障害をお持ちの方に、グループホームという開かれた地域の中で暮らし働いて頂くということを、他の地域よりも先駆けて行っておりますので、そうした私どもの信州・長野県でスペシャルオリンピックス冬季世界大会が開催されましたことは、大変喜びであり誇りであります。そして、その場に皇太子殿下が御臨席頂けたことも大変私どもにとっての励みであるというふうに感じております。

 会場への往復の間、車列の
3台ほど後ろの方で私の車がございましたけれども、大変に寒い中 、沿道に世代を越えて多くの市民の方が、それも非常に良い意味で自然な形で、歓迎の意を表わすということは、私にとっても喜びでありましたし、大変、殿下にとってもお感じになられるところが多かったのではなかろうかと思っております。
 知事としてお目にかかるのは今日で3回目でございますけれども、非常に逞
(たくま)しいといいますか、精悍(せいかん)な面持ちになっていらっしゃるということに、私は大変その点も感銘を受けたところであります。先般も御静養に御家族でお越しいらっしゃいましたけれども、是非近い機会に雅子妃ともに、お子様と御一緒にこの美しい自然を誇る本県にお越し頂けることを心から願っております。

長野県秘書広報チーム 藤森靖夫
 では、これから御質問をお受けいたします。ご質問される方は、会社名とお名前をお願いします。それではお願します。

日本テレビ放送網 鈴木あづさ
 入江侍従と田中県知事にお尋ねいたします。今朝、出発の約
1時間前になって妃殿下がやはりいらっしゃらないということが決定になりましたけれども、今朝の妃殿下のまず御様子、そして、きょうの皇太子殿下の御様子について入江侍従にお伺い いたします。また、田中知事には県民の皆さんも今日雅子妃がいらっしゃるということで大変楽しみにして色々御準備されていたと思うのですけれども、いらっしゃらなくなった事について、どのような御印象、御感想、また県民からのお言葉をお聞きかお伺いいたします。

宮内庁行啓主務官 入江誠 侍従
 出発前に東宮大夫の方から皆さん方が直に色々と伺われてお話しがあったと伺っております。私自身はそのこと以上のことはここでは申し上げることはございませんし、あまりどういう御様子だったかということも、私自身は把握しておりませんので、東宮大夫の発言で勘弁して頂きたいと思います。殿下が今どういうふうに思われましたかということにつきましては、今の御感想の中で、体調が思わしくなくて、いわゆる殿下の言われるお言葉で「今回雅子には」ということでおっしゃっておりますので、それで十分な御回答じゃないかと思っておりますので、私の回答もそのようにさせて頂きたいと思います。

信州・長野県知事 田中康夫
 先ほどネット上できょう多分ここにご出席の多くの表現者のメディアの記事で拝見いたしております。その中で私の記憶が定かであるならば、複数のメディアの方々が、その雅子妃が大変に今回御臨席なさるという御希望を強くお持ちで いらっしゃったという表現がございました。私は、本日殿下を間近で拝見をし、御挨拶をする中で、先ほど申し上げたように大変に殿下が凛々(りり)しい、また、精悍(せいかん)なですね、非常に力強さを持った面持ちでいらっしゃるということにうれしく感じたと申し上げました。おそらく、そうした殿下の深い愛情に包まれればこそ雅子妃がですね、正に障害や様々な物を乗り越えて多くのものが集い助け合うスペシャルオリンピックスへの御参加を希望していらっしゃたんだろうと、やはり殿下の大変深い愛情に包まれればこそのお気持ちだったのではないかというふうに 、皆さんの報道を見て先ほど私は感じましたし、また、そのような雅子妃と殿下がより国民にそうしたお二人の姿が、多くの国民に勇気や希望や期待を与えてくださるというものであろうと私は思っております。

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 ただいまの補足で、入江侍従は今朝はご出発前に妃殿下とお会いになっていらっしゃいますでしょうか。

宮内庁行啓主務官 入江誠 侍従
 殿下に?

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 妃殿下に。

宮内庁行啓主務官 入江誠 侍従
 お会いしておりません。

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 会っていらっしゃらない。特に、ではお出かけになる前に見送る時のお言葉などをどなたかからお聞きになったということもない。

宮内庁行啓主務官 入江誠 侍従
 私はございません。

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 県知事に重ねてお伺いしますが、県民から残念といったような声は寄せられておりますでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 私としては、妃殿下が殿下の深い愛情あるいはお子様との接せられる安らぎの中で、以前と変わらず妃殿下としてのやはり国民あるいは世界の方々に対しての、その妃殿下の愛情といいますか、あるいはお勤めを果たされることを願っているものでありますから、おそらく県民もそうした前向きな思考としてですね、妃殿下の御活躍を期待されているのではないかというふうに思います。
 やはり常に私たちは、アファーマティブに前向きにすべてのことを、良い意味でとらえていくことが大事だと思いますし、本県民は大変に向上心の強い誠実な県民性でございますから、おそらく多くの県民も私と同様に、そうした前向きな形としての妃殿下の御活躍を期待されていると思います。

毎日新聞社 竹中拓実 氏
 これは、おそらく知事の方が聞こえたのかなとも思ったのですが、長野駅頭に着きました時に、大変多くの方が改札出たところに並んでおられまして、中にはお子さんが御一家の三人の絵を書いて来られて、殿下に見せられて、殿下も軽く握手されているようなシーンがありましたが、お側で拝見されて殿下のかけられた言葉や、おそらく県民の方が多いと思いますけれども、県民の皆さんと交わした会話などで印象的なシーンなどありましたら教えていただけないでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 その光景は私も間近で拝見いたしております。皇太子殿下がその際にどのようなお言葉を発せられたかということまでは私の耳には到達いたしておりません。前回、妃殿下と共に飯山の地における冬季国体にお越しでいらっしゃる時も、ちょうど駅から今回と同様にコンコースをお歩きでございましたけれども、その時と同じく多くの県民が非常に親しみを持って、正に「Special Olympics Let’s Celebrate Together!」であるように、良い意味で県民が自然体で、先ほど申し上げたように殿下に接しようとしていると、殿下をお迎えしようとしているということは私は大変うれしく思ったことであります。そして、殿下が今お話になられたように小さな子供、あるいはお年を召した方、正に相対的な少数者であったり、あるいは、か弱きものに対して、心から語りかけられ、聞き入れられているということも大変に感銘深いことだったと思います。

日本放送協会 片山大介 氏
 知事にお伺いします。妃殿下が今回行かなくなったというのを知事は、きょういつどのような形で連絡を受けたのかということと、当日の直前になって行かなくなったことで、受け入れ側としての何か困難な状況、また、混乱等何かあったかどうか。東宮職、宮内庁側から今回のことについてきちんとした説明、何らかの形の影響受けたということで、その説明等あったのかどうか。この3点お伺いしたいのですけれども。

信州・長野県知事 田中康夫
 3点全てにと言いますか・・・。これは県が主催の会見になるのですか…(宮内庁と県の合同)
 私が普段毎週一回やっている知事会見同様に、表現者の方というのは
アファーマティブというか、前向きではなくネガティブなご質問をなさるものだなと、本県にとどまらないのだなということを改めて痛感をいたしておりますけれども。妃殿下がお伺いになれないということを知ったのは私どもの職員からでありますし、あるいは正にネット社会を、堀江貴文さんのように象徴するかごとく、ネット上でも私は、ノートパソコンを常に開いておりますので知ったところでございます。その他の部分に関しては先ほど申し上げたとおりでございまして、私は、殿下の深く強い愛情のもとで、妃殿下がよりお元気になられるということを願っているまででございます。あえて申し上げれば、元気になられるではなく、「より」お元気になられるということを私も願う一人であります。

長野県秘書広報チーム 藤森靖夫
 他にいかがですか。
 よろしいですか。
 それでは以上で・・・。

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 田中知事にお伺いしたいのですが、殿下が23日にお誕生日を迎えられてですね、その会見の中で、スウェーデンのドロシー・ロー・ノルトさんの詩を読み上げられたのですが、以前、ラジオの放送の中で、知事も同じ社会科のスウェーデンの教科書について触れられていらっしゃると思うのですが、それについて何か殿下とお話をされたことなどありますでしょうか。
 また、殿下が会見の中で触れられたことについてご感想等あれば…。

信州・長野県知事 田中康夫
 殿下があの詩を読み上げられたということはですね、やはり私は殿下とまた雅子妃とですね、そして愛子様のですね、何と言いますか、いわゆる家庭ですね、家庭というものがいかに人間的な愛情いうもの、そして、人間の心の「襞(ひだ)」というものをよりお互いに知り合おうとする、そうした愛情に包まれた家庭、あるいは子育てをなさっている、あるいはそうした社会観や人間観や更には歴史観というものをお持ちなのだということを改めて実感いたしました。
 そのことをこそはですね、「より相対的少数者」や、あるいは「よりか弱き者」という者と共に歩もうとする殿下の覚悟というもの、あるいは私達もまたそうした社会を目指すべきであるということをお示しになっていると思いますし、そのような3人の家庭を育まれている殿下がですね、スペシャルオリンピックス冬季世界大会の開会式の場に御臨席なさったということは、改めて我々の深い喜びだというふうに感じております。 

日本テレビ放送網 鈴木あづさ 氏
 では以前に2回お会いになった際に、そのことについて殿下とお話をされたということは無いという認識でよろしいでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 殿下なり雅子妃がやはりそうした…、実はそれは本県もですね、「脱・物質主義」の社会の中で「福祉」や「教育」や「環境」というものに重きを置いた社会を作ろうとしておりますから、おそらく殿下もそうしたスウェーデン型の社会というもの、あるいはそうした場で築かれている家庭あり方、愛情の注がれ方というものにシンパシーをお持ちであるということだと思います。そのことはそのようなシンパシーをお持ちの方が新しい日本を共に築いていく殿下であると、あるいはそうしたお子様や妃殿下であるということは、これは大変に好ましいことだと私は思っております。それが冒頭で申し上げた大変に凛々しい、精悍なという言葉が相応しいのかわかりませんが、私は非常にソフトパワーとしての力強さというものをきょう、知事としてお目にかかるのは3
回目でございますが感じたところであります。

テレビ朝日 佐藤潤司 氏
 今回、田中知事から県勢についての御説明というのが皇太子殿下になかったと思いますけれども、その辺の経緯について教えて頂けないでしょうか。

信州・長野県知事 田中康夫
 そうしたスケジュールは、宮内庁の事務方の方がお取り計らいになることなのではないでしょうか。私どもの方にはあえては宮内庁の方からそのようなお求めがありませんでしたので。

テレビ朝日 佐藤潤司 氏
 同じ質問をそれでは行啓主務官の方にお伺いいたします。

宮内庁行啓主務官 入江 誠 侍従
 今の知事の言われたこととちょっと異なるかもわかりませんけれども、一応これは行啓県と、それからこちらの方との打合せの事項の中でこういうものがでてくるものでございまして、特にそのような話は打合せの時点でなかったということで我々は理解しております。

長野県秘書広報チーム 藤森靖夫
 
以上でよろしいでしょうか。それでは以上で合同の会見を終わらせて頂きます。ありがとうございました。

  

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