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信州知事 田中康夫
大変すみません、遅くなりまして。部長会議が少し長引きました。
今日は、先ほど土木部のほうからもお伝えをしていると思いますが、認可手続きを取らないままで岩石の採取を行っていると。こうした採石場があるという形 でありまして、これは私どもとしても、きちんとこうした把握をしていなかったということは、大きな土木部全体の反省ということに立って、先ほど会見を行っております。これを一斉調査をし、適切な処置をしていくという形であります。採石場というものの再生、緑化を含めて、こうしたことはいくつかの場所において既に私たちが業者の方と協力をして行ってきているところですが、こうした中でこのような形があったということは大変申し訳ないというふうに思っております。(全建設事務所管内で認可手続きをせずに岩石の採取を行っている採石場を一斉調査します(PDF形式:15KB/1ページ))
ご質問があれば、お受けいたします。どうぞ。高島さん。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
浅川ダムのいわゆるダムの代替案と言われているものですけれども、河道内遊水地の計画について、流域協議会のほうでもいわゆる賛否両論、いろんな意見があると伺っています。実際に聞いてみますと、上流では非常に反対の声が大きく、また下流のほうでは是非やってほしいというような意見が多い中で、これについて知事がどう判断するのか。非常に沿線住民の方はかなり注目しております。2月に試案というものを出してからだいぶ日がたっているんですが、当初の8月に策定するというリミットも事実上難しくなった今、知事、この河道内遊水地について、30メートルとも言われる堰堤について、どう判断されるのか。今のお考えをお聞かせください。
信州知事 田中康夫
これ、流域協議会というのは、ある意味でいろんな考えを持った方々が一緒に集まって、しかも形だけでなくて、積極的に具体的に議論をしてくださるというものなので、これを私どもとしては運営の事務お手伝いをしながら、その議論をお聞きしてきているわけです。今、高島さんがおっしゃったように、さまざまなご意見がありますし、こうした議論を踏まえて、もう一度私どもでチームリーダーの鎌田や、課長の田中や、またこの問題に関しては出納長の青山篤司が治水・利水の問題というものは特命事項で行わせていただいておりますので、彼らとこれらの議論を見ながら…、流域協議会におけるさまざまなご意見を聞きながら議論をしてきております。こうした中で今、さらに私たちの方針というものをどのように定めていくかということに関しても議論をしておりますので、しばしお待ちいただきたいと、このように思っております。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
流域協議会で4月に行って以来、まだ流域協議会を開けないと。県のいわゆるもう一つ具体的な案が出ないと開けないということで、かなり待ち望んでいるんですが、9月県会も間近ですけれども、9月県会には何らかの具体的なものをお示しするご予定でしょうか。
信州知事 田中康夫
そうした点も含めて、やはりこれは青山が特命で担当をしておりますし、彼と引き続き話をしておりますので、それを踏まえて皆様のほうにお示し…、流域協議会でのご議論を踏まえての私たちの考えというものをきちんと再度提示するようにしたいと思っております。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
そうすると、8月までの計画の策定ということが、これで3度目のキャンセルになるわけですよね。いわゆる時期を区切っていつまでに河川改修計画を作ると。今度は4回目ということになると思うんですが、その時期をきちんと明示するのはいつまでというふうにお考えですか。
信州知事 田中康夫
ですから、この点に関しても、本来出納長という職務ですが、これはスペシャルオリンピックスやそのほかの新しい私たちの信州をつくっていく「長野県の明日をつくる条例に関して」と同様に、青山にきちんと全力投球するように伝えておりますし、彼も私のほうに相談をしておりますので、今、高島さんがおっしゃったように、時期としてもう一度リセットされていくという点でとらえると大変ご迷惑を掛けていると思いますが、しばしお待ちいただきたいと思います。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
今、青山さんということをかなりおっしゃっているんですが、いろんな方にお話を聞くと、知事のご判断があればいつでも物事進むと。知事の判断次第ではないかということをかなり聞くんですが…、
信州知事 田中康夫
誰が言っているんですか。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
かなり複数の方がおっしゃっていますよね。
信州知事 田中康夫
複数って、どういう方ですか。
信越放送(SBC) 高島哲也氏
私が取材している範囲の方々です。流域協議会の方も含めて、知事が一言ここで判断をしていただければ物事は前に進むと。要するに河道内遊水地の堰堤について、どうするかを知事の判断次第ではないかというふうにおっしゃっている方が多いんですが、そうではないんでしょうか。
信州知事 田中康夫
それは最終判断は私であります。ただ、これは地域住民というものがあって、今、おっしゃったように、地域住民にさまざまなご意見があると。完ぺきに一本化するということはなかなか難しいということもあるのだと思います。ただ、これはタイミングを見るとかそういうことじゃなくて、私がすぐに何か申しますと、結論ありきのように、理論誘導のように思われるというところがあって、これはこの問題に限らず、多くの私のおしかりを受けている点でありますし、こうした点を踏まえて考えております。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
若干早いんですけれど、9月1日の出直し知事選の再選から間もなく2年になりまして、秋に入るという意味では、本来の1期というふうにカウントされる4年がほぼたつという時期に入っているんですけれども、改めてなんですけれど、掲げたいわゆる県政改革というものが今、どういう現状にあるかという認識からまずお聞かせください。
信州知事 田中康夫
県政改革という言葉だと非常に…、すべてですか? どういうふうにとらえればいいんでしょうか。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
もちろん、知事が一番優先順位を高くとらえていらっしゃる改革という意味で結構です。
信州知事 田中康夫
私たちの社会、これは食うや食わずではありませんから、例えば、戦争が行われていたのが戦争が終結するとか、飢餓で餓死していたのが餓死しなくなったとか、あるいは言論の自由が、新聞が今でもいくつかの国がそうであるように、半分は真っ黒に塗られているものが塗られなくなったとか、こういう形での劇的な変化というのは、少なくとも、先行きは極めて不透明な日本の財政の中に、先行きが不透明ではありながら、そうした劇的な言論の自由であるとか、戦争が終結するとか、そういう変化ではないと思うんですね。ですから、皆さんの求めることも、恐らく戦争を続行したいという人は一部の軍需産業を除けばないわけで、あるいは飢餓のない社会、言論の自由がある社会というのは誰もが望むわけですから答えは一つになりますが、基本的に満ち足りながら、大変に先行きが不安だという社会はさまざまなお考えがあります。ただ、そうした中においては、本県は県政に関して、やはり恐らくこれは他の都道府県に比べればはるかにですね…、もとより非常に民度が高い県民性だったと、議論好きだったという点も相まってだと思いますけれども、大変にどなたもが県政に関して意見を述べられる、あるいは述べるだけではなくて行動される、あるいは参加されるということができるようになってきたということは、私は、これは改めて恐らく多くの方々が共通の認識としてお持ちなんだと思います。県政の在り方がいかがかというようなこともどなたもが語れるようになったということは、これはやはり4年前以前というものとの比較ということは、前の県政がどうであったかということではなくて、やはりそれは相対主義でありますから、私たちは。弁証法というのも、よい意味でのつじつま合わせではない相対主義ですから、その意味においては、4年前までの県政とは明らかに変わったということだと私は思っております。そして、それは私の力によってではなく、もとより非常に意識の高い県民というものの協力のもとに変化が起きてきているということだと思います。そしてまた、今、高島さんから治水・利水のお話があったり、具体的に、例えば教育が30人学級規模になるとか、あるいは宅幼老所が従来の老人施設と相まって、非常に増えてきているとか、あるいは道路の入札に関して、希望参加型競争入札で、地元の従来直接入札に参加できない方々が仕事を直接請けていただけるようになったとか、こうした目に見える大きな変化も随所において出てきていると思います。
ただ、同時に先ほどの治水・利水の在り方でありましたり、あるいは私たちがコモンズというふうに掲げている、どなたもが自由に意見を言い、また自由に参加し、自由に…、自由にとは野放図ということではありません。積極的に行動できるようになってきた社会というものの次の転換点、それは、私は街の景観の在り方であったり、森林も森林ニューディールということを言ってきましたが、よりそれを実効性のあるものにする条例であったり、あるいは私たちの目指す廃棄物の分別や減量や、まさに上勝町のような、カナダのような形というものを実現していくためのもの。これには、やはりそれを県民が望まれているならば、これはやはり議会のご理解を得て条例というものを設けることによって、それはより画期的に…。入札の仕方を変えたのも、それは制度の問題です。制度を変えることが目的でなくて、目指す目的があって、それを実現するためにいくつもの、30人規模の学級であったり、希望参加型競争入札であったり、制度を変えてきたわけですね。ですから、それをもっと皆様が変化を実感していただけるための制度を、より能動的にするためのいくつかの条例というものをご審議いただく形になっています。そして、治水・利水に関しては、「『脱ダム』宣言」というものが出て、そして流域協議会やさまざまな意見をいただく中で、私たちが、まさに制度や仕組みを変えると、長野県からと言ってきたことを、やはりそうした場所においてもどう変えていくかという一つの大きな転換点、大きな関所の場所の来ているんだと思います。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
現状認識は分かりました。実際、これからそういったことを進めていく上での課題、もしくはこの4年間を通して、ご自分が描いていた部分と現状認識を照らし合わせた上で、あえて言えば、反省すべき点というのはどんなことをお考えになっていますか。
信州知事 田中康夫
おととい、日本テレビ系、テレビ信州系の『きょうの出来事』で長野県の特集を、私、事前に聞いていなかったので、あとからビデオで拝見しましたけれども、いわゆる外部任用の職員をフィーチャー(feature:特集)しながら行っていました。これに関して、今日、部長会議でもメールをお寄せくださった方に、あらかじめ部長会議で個人情報を配慮した上で配るということに関してそれぞれご了解いただいたものをお配りしましたけれども、大変に私たちがやっていること、すなわち、「よそ者・ばか者・若者」という言葉があります。小布施町が今の小布施町であるというものも、やはりセーラ・マリ・カミングスさんのような「よそ者」、そして「ばか者」というのは「愚か者」ということではありません。まさに、小布施堂や竹風堂や桜井甘精堂のそれぞれの経営者の方々に見られるような、よい意味で私たちの目指す未来を提示する、ガリレオ・ガリレイのように提示する「ばか者」がいて、そしてそれに突き動かされて「若者」がこうして…、これは「若者」は年齢じゃありません。おじいちゃん、おばあちゃんでも若い気持ちを持った、常に進取の気性を持った人たち。やはり本県がより活性化する上では、この「よそ者・ばか者・若者」というものを受け入れる。また、その人たちによって自分の立ち止まっていた意識を変えるという気持ちを、より従来本県の県政に携わってこられたような方々。
私は全国で恐らく唯一、これは高知県の橋本大二郎さんと宮城県の浅野史郎さんが比較似ているかとは思いますが、ただ、恐らく全国で唯一いかなる政党からも推薦や支持や支援をいただかず、あるいは農業であったり、商業であったり、建設業であったり、医療であったり、さまざまなそうした団体から支援や推薦、あるいは労働組合であったりというところからいただかない。それは私の人徳のなさがそうした形になっているというふうにおっしゃる方もいるかもしれませんけれども。まさに一人ひとり組織の一員として見えているわけではない一人ひとりの220万の県民の方々との対話を通じて県政改革を行うということを行っているわけでして、その意味で言えば、一人ひとりの県民の方が、やはり私たちは年齢や性別、経歴や肩書、国籍や障害の別を問わずというふうに言ってますが、これは、やはり小布施町がセーラ・マリ・カミングスさんを受け入れて今の小布施町をつくったように、本県は「Iターン」や「Jターン」という言葉も生み出した県であります。この多くの県民が、やはり本県を愛してくださるすべての方々を分け隔てなく受け入れられる、より本来この県が持っていた意識の高さというものを、県の職員も、あるいは県庁の周辺におられる方も、従来のピラミッドの中では比較的ご発言をなさったり、参加をなさったり、意思決定をされていた方々を含めたすべての方が、そうしたコモンズのピラミッドでないフラットな形の意識の中でご協力をいただけると。また、そうした方々の意見を私が常に虚心坦懐にお聞きをし、その上で私がより的確な認識や、迅速な行動や、明確な責任を多くの方の協力のもとに持っていける、そうしたことをあらためて私が誓うことであろうと思っています。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
あと、個別のことなんですけれど、今、副知事が、阿部さんが総務省に復帰されてから空席なんですが、9月県会に選任案を提出されるような予定があるのか。そもそも、当面副知事を置かなくても大丈夫だという認識でいかれるのか、そのへんは今、どのようにお考えでしょうか。
信州知事 田中康夫
阿部さんは、本県に骨を埋めるというふうに議会の場でおっしゃってくださって、それをある意味では県職員も県民も私も県議会も心の糧にしていたのではないかと思いますが、ご自分のご意思というものがあり、現在総務省で過疎対策室という、本来私たちが自律していくコモンズということに携わってくださっているわけでして、現在、もうご存じのように副知事がおりません。幸いにして、多く職員が年齢に関係なく、年齢を問わず非常により一生懸命やってくださっていますので、日常の業務ということで言えば、私は現在副知事がいないということで著しい障害が起きているというふうには認識しておりません。また、それは出納長の青山が非常に、先ほど申し上げたような、治水・利水をはじめ、スペシャルオリンピックスをはじめ、積極的に活動してくれているということにも感謝すべきことだと思いますが、今のご質問で、9月の議会に出すか出さないかですか。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
もし判断があるなら。
信州知事 田中康夫
かつての山梨県のように副知事を永遠に置かないとか…、永遠にというか、副知事は置かないものだとか、そういうふうには考えているわけではもちろんないということです。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
逆に言うと、必要性は感じているということですか。
信州知事 田中康夫
ただ、通常の現在の業務を考えると、多くのミーティングや活動…、もちろん先ほど高島さんからお話があったように、私たちが想定していたスピードどおりになっていないというところもあるかもしれません。これはやはり、それぞれの担当者がより一層私と一緒に奮起するということで解決していくべきことだというふうに思っています。ですから、副知事が現れたら、税源移譲したら教育が充実すると言っていた全国知事会の議論と同じように、副知事が誕生すれば県政が滞りないのか、より充実するのかというと、そういうことではないと思いますね。
信濃毎日新聞 小市昭夫氏
最後に、県政を進めていく上で、議会とか市町村とか、場合によっては国、もしくは県職員との信頼関係というか、なれ合いという意味ではなくて、そのへんが物事を進めていく上で大事な段階にも、逆に言えば入っているのかなとも思うんですけれども、そのへんについては、知事は今後、自分自身でこういうところをこういうふうに変えていこうとか、よりこういう関係を深めていきたいとか、そういうふうに思われる部分というのはございますか。
信州知事 田中康夫
職員に述べていることは、部長会議等でも、やはり組織への誠実さというものは、往々にして市民、…これは地域市民や企業市民や、さまざまな市民への迷惑につながるということがありますから、こうした観点から常に職員も臆せず…。私はよく言うんですが、この前も申し上げたんですが、メールを送るときに、送り先の一番上の欄のところが部長の人だけ書いてあって、「CC(カーボンコピー)」のところに課長が書いてあったり、送り先の一番上が課長だと係員が書いてあったり、こういうのをやめましょうと言っているんです。私たちは、極論すれば、これはよく運転技師の私の担当をしてくれている西牧とも話すんですが、西牧が言った、こういうことをやったらいいのに、これは違うのに、ということも、私がやはり同じ県民としてなるほどと思えば行いますし、同時に言えば、だから部長も若い係員も私のやっていることに関して、それは最終判断は私がせざるを得ない、…先ほどの高島さんのお話じゃないですが。だけど、臆せず言えるようにしようということが今、「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」というものを、いろいろな「ホウレンソウ」に関しても初期の段階で入ろうという形になっていますので、肩書で物を言ったり言わなかったり、判断するのはやめましょうということは繰り返し言っています。それが、私がずっと繰り返し行ってきたフラットな長野県でして、それが逆にピラミッドな長野県に慣れ親しんできた人からすると、一体どこを向いているんだというお話だったと思うんですけれども。
やはり私がより…、ですから、今おっしゃられた信頼関係という言葉も、誰との信頼関係かです。常に県民との対話ですし、県民との同意…、それは220万が全員同じ意見ということはないとは思いますけれども、あらゆる場面においては。だから、おっしゃってらっしゃることが、やはりこの南長野字幅下の建物の中で完結するような信頼関係ということになると、これは往々にして多くの、この全国4番目の広さの長野県に住んでいたり、あるいは長野県に別荘をお持ちで、ほかにもお住まいの方だったり、旅行でおいでになる方だったり、そうでなくてもこの県内に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんであったりには、必ずしもそれが誠意にならない場合はあるということを誰もが自覚し合いながら、常に意見を述べ、行動するということを、私も職員も心掛けるということだと思います。今、小市さんがおっしゃったような、コンテクスト(context:文脈)での信頼関係という言葉でとらえていくと、往々にしてその周囲にいらっしゃる他者のことに目がいかなくなることがあろうかと思います。
信濃毎日新聞からは1時間半くらいはインタビューをというお申し出があったんですが、すみません。時間をなかなか取れずに、お引き受けすることができずに大変心苦しく思っています。
テレビ信州(TBS) 高見沢美紀氏
住民票の件なんですけれども、知事のお考えはあるかと思うんですけれども、県民といいますか、泰阜村の村民たちの理解というのは得られているというふうにお考えなんでしょうか。いろいろ今、賛否がいろいろ出てきているんですが。
信州知事 田中康夫
でも、憲法では居住の自由というのはあるわけですよね。ですから、そして私は泰阜村において住民として認めてくださっているわけです。ちょっと今、高見沢さんがおっしゃった意味が、いまひとつ判然としないんですが。つまり、それはあれですか、私の問題じゃなくてですよ、あるいは新進宗教の人でもなくて、例えば、あなたがどこかにお移りに…、あなたが居住の自由としてお移りになったんだけど、その周囲の人が、「やっぱりテレビ局に勤めている人だと、朝来たり、夜来たりするし、なんかドア開く音もうるさいし、住んでもらっちゃ困る」って言われて、理解が得られないと困っちゃうなということですか。それは従うべきだということですか。私はふざけて言っているのではなくて、ちょっとご質問の意味が。
テレビ信州(TBS) 高見沢美紀氏
知事としてそうした行動というのは、かなり大きな目立った行動になったかと思うんですけれども、そうしたことについて県民の方からの理解は得られるのかなということなんですが。
信州知事 田中康夫
だから、さっき言ったように私は…、
テレビ信州(TBS) 高見沢美紀氏
法律…、
信州知事 田中康夫
運転技師でもよいことを言えばそれは聞きますし、出納長が言うことでも違うと思えば私も言いますし、そして少なくとも居住に関しては、それは逆に言えば、小泉さんも品川区で寝泊まりされながら、この3年の間に横須賀市にお帰りになったのは、たぶん1日か2日かもしれませんけれども、横須賀市民であられようと思いますし。
テレビ信州(TBS) 高見沢美紀氏
個人の自由ということに…。
信州知事 田中康夫
個人の自由というふうに言い切って、これが活字になると、「居直った」って話になったり、「言い切った」っていう話になるのかもしれないけれど。それは小泉さんもそれなりに横須賀市への愛着があられて引き続き横須賀市民…、たぶん調べたことないですけれど、横須賀市民なんだろうと思いますけど。
朝日新聞 飯竹恒一氏
二点お願いします。一つは、財政の話ですけれども、財政改革プログラムの作り替えというものも進められていると思いますが、以前の会見等を振り返ると、財政健全化債というんでしょうか、つまりつなぎの借金と、こういうものは基本的にいかんというようなかなり厳しい発言がありました。実際のところ、しかし財政というのはある程度弾力的にやっていかなければいかんという現実もあると思いますけれども、今後、知事が厳しく非難された、いわば借金ですね、こういう借金については発行というものも、やはりある程度受け入れなければいけないということがあり得るのかというのが一点と、あとちょっとこれは揚げ足取りのようで恐縮なんですけれど、義務教育費の移譲の問題で、去年の知事の三位一体のときの発言をちょっと振り返ってみますと、例えば、国からもらったお金がよりきめ細かなサービスをするための教員の費用として用いられない。つまり30人学級等のことをおっしゃっていると思います。それから、長野県で教職員の方の給料を下げたと。そうするとその差額を返さなければいかんと。かなり当時の国の在り方というのをかなり批判されているわけですけれども、今、それを移譲するのはいかんという議論をされていて、恐らく、単純な議論としてはちょっと逆転しているような印象も受けるんですが、知事のことですから、きっとそのへん何か一段上に上がった論法があるのかなと。ちょっと興味があるので聞いてみたかったと。あともう一点、すみません。さっき小市さんの9月議会に副知事の云々というのは明確なご回答をお願いします。
信州知事 田中康夫
いつも飯竹さんには明確な回答を求められるんですが、9月議会に副知事の人事案件を出すか出さないかということを聞きたいということでしょう。
朝日新聞 飯竹恒一氏
いや、さっき答えてないから、質問に。
信州知事 田中康夫
答えてない? だって、それは人事の問題というのは、確定すればそれは速やかにお伝えしますでしょう。ただ、現時点において、副知事がいないことで、私どもの会議であったり、そうしたものに著しい支障が生じているわけではないと申し上げたじゃないですか。そして、副知事を永遠に置きませんというふうに…、永遠にとは断定してないでしょうけれども、山梨県等は、副知事はあえて置かないということをずっと前県政、その前の県政も続けてこられたとお聞きしていますけれど、そのような考えを持っているわけではないということも伝えているじゃないですか。
朝日新聞 飯竹恒一氏
じゃ、未定とおっしゃればいいじゃないですか。
信州知事 田中康夫
じゃあ、それはあなたの場合にはそういうふうに、私よりも非常に端的で明確な言葉を持ち合わせていらっしゃるかもしれないけれど、私はつたない文章を書いてきたので、あまりそのように直裁にはなかなか言える性分にないということかもしれません。
朝日新聞 飯竹恒一氏
財政健全化債。
信州知事 田中康夫
これはやはり、ご存じのように私が就任したときに、やはり全国で起債制限比率という一つの確立された尺度で言えばワースト2だったわけですし、このこともやはり県民にはほとんど周知されていなかったという私たちの大きな反省があると思うんですね。やはり、財政健全化債というのは、もともとやはり起債は、一般の企業だったら一生懸命いったん起債…、起債というか、借金しても繰り上げ償還するとか、そうした方法があるわけですよね。だけども、行政ではこうした方法を採るということは極めて限られたレアケースでしかなくて、これがモラルハザードだと。何十年か先の人が返すのでいいんだと言ってきたのが、今や小泉内閣になっても168兆円くらい借金が増えて1,000兆円になっちゃっているわけですから、1人本当に1,000万円くらい借金を抱えているわけですから、私は、これはやっぱり財政健全化債というようなものに安易に頼るということがあってはならないと思っていますし、そうした覚悟のもとで財政改革チームをはじめ、多くの職員が非常な努力をしてくれていると思っています。それと、何だっけ。
朝日新聞 飯竹恒一氏
義務教育。
信州知事 田中康夫
これは、東京で前日に櫻井よしこさんや森永卓郎さんや、あるいは経済同友会の顧問の鳥海巌らが会見をなさり、私がそこに賛同立合(日本を代表する有識者による「日本の義務教育を守る共同アピール」)をしたときにも、信濃毎日新聞の方からご質問があってお答えしていますけれど、やっぱり、「至らなさを改むるに如くはない」ということだと思うんですね。義務教育費を税源移譲すれば何か教育がバラ色だというふうに言われていますが、私もその後調べると、税源移譲をした学校図書館費とか、公立保育園の運営費…、運営費はコストカットするべき点もあるかもしれませんけれども学校図書館費は、本は再販価格になっていますから、よほど古本を買うならともかく、それがほとんどの自治体、多くの自治体でこれは金額が減ってきているわけですから、やはり教育費に関しても、それは多くが人件費である、手当であるとはいえ、私は非常に不安を感じるわけですね。そして、総額裁量制というものが取り入れられて、それを充実させるということを文部科学省も言っているわけですし、その意味で言うと、補助金に関しての、当時の副知事であった阿部守一氏と一緒に作成をしたリストというときに申し上げたときとは考えが変わっているということですね。状況も少し変わっているということです。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
国民保護法についてちょっとお尋ねしますが、知事は2月県会で、非常にこれは一体国民の安全を守るためなのかという形で疑義を呈されておきながら、その後、三位一体改革のときの緊急提言のような形で国に物申すことなく、これは6月に成立してしまいまいた。
信州知事 田中康夫
どういうこと? 物申すことなくとは。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
国民保護法は成立したわけです。本当に国民を守るためのものなのかという疑義を呈したのは県会での答弁だけで、その後、何か国に対して何かされましたでしょうか。
信州知事 田中康夫
信濃毎日新聞も社説等でお書きでしょうけれども…、
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
それは、そういう新聞がどうのじゃなくて、知事のお考えを聞いています。
信州知事 田中康夫
それで?
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
つまり、県会答弁で疑義を呈しておきながら、国に対して何かやったんでしょうか。
信州知事 田中康夫
いや、県会答弁はそれなりに人々に届くものだとも思うんですよね。ただ、同様のお考えの方が他の都道府県知事の中でどれだけ出てきているのかというと、平沢さんもご存じのように、さしていらっしゃらないんだとは思うんですよね。その国民保護ということの、…国民保護をしちゃいけないと言っているわけじゃ、全然ないですから…、その在り方ということをもっと考えるべきだというふうに申し上げてきているわけですよね。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
分かりました。知事の姿勢がその答弁に出ている中で法律が出来上がって、そうすると、都道府県知事というのは、国民保護計画というのを作らなければいけない最高責任者になるわけです。今、どんな状況なんでしょうか。それについて。
信州知事 田中康夫
この点に関しては、危機管理室の前任の長尾一郎とも議論をしてきたところですし、今度、高山一郎が危機管理室長でありますけれども。これは、ただ危機管理室にとどまることではありませんから、現在副知事もおりませんし、出納長の青山とも話すところです。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
何か具体的なそういった指示というか、知事の国民保護法に対する疑義ですね、それがそのまま宙に浮いた形になっているのか、それは何か職員に対して、このへんを気を付けてこうせよとか、指示はされているんでしょうか。
信州知事 田中康夫
これは長尾のときに、国民保護法制というのが成立したことを受けて長野県としてどういうふうに対応するのかを考えるようにということは伝えております。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
何か具体的に…。
信州知事 田中康夫
まだ確定はしておりません。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
あと、ごみの関係なんですが、中信地区検討委員会の「戦略的環境アセスの再開を求める」という文書が8月10日付で知事のもとに届いておると思うんですが、それに対する回答はどのようになっているんでしょうか。
信州知事 田中康夫
これに関しては、もう既にこの文書をいただく前から原科幸彦さんにも繰り返しお伝えをしているところですけれども、私たちは条例の制定ということを目指しているわけですし、また、そのための議論を現在、各地方事務所ごとにも行っていますし、また、今日は市長議長会の方々がお越しになったときにも、逆に市町村が運営なさっている一廃の処理場であったり、あるいはごみの分別であったり、そうしたところも含めて県が一緒に協力できることや支援できることはどうしたことがあるのかに関しても一緒に考えていくということを行っているわけです。ですから、こうしたよい意味で具体的な包括的な議論と、それを実効性を持たせるための条例ということを踏まえて、中信地区のその問題はもう一度再検討をすることになりますから、その旨は原科さんにも既にお伝えしているところです。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
分かりました。そうすると、条例の問題になるんですが、条例は9月県会には提出されますか。
信州知事 田中康夫
ただ、これは今日も市議長会の方々が、やはり市町村の理解というか、意見というものをきちんと聞いてということをおっしゃっております。そのための作業を鋭意行っているわけですし、もう一つは、私たちがやはりなぜこの条例を目指してきているのかという点に関して、今まで広報等もしてきてはおりますけれども、この広報をお読みいただいての議論という、多くの少なからぬ県民の方は私はご理解いただけているところはあるかと思いますが、ただ、何といいますか、御紙でも特集をずっと組まれてきておりますけれども、御紙で特集しているようなものが、あるいは、表層をなでられるとごみは多いに焼いていくほうがいいんだというような主張というものが社会で今も一般的であるかのようにとらえられてしまうと、これは恐らく多くの市民はそうではないはずだというふうに思われると思うんですね。ですから、条例に関しては、やはり私たちの、今までも多く説明の時間を取ってきておりますけれども、その説明をまず、いま少し私たちも努力をすることによって、きちんと説明の内容自体を、あるいはその目指す社会を、あるいはなぜ目指さなければいけないのかという点を、あるいは目指すとどうなるのか、目指さなかった場合にどういう社会になっていっちゃうのか、財政状況ということだけでなくて、あるいは市町村の…、もとより市町村の財政がどうなっていっちゃうのかということにもかかわるかと思いますが、この点をきちんと私たちがもう少しご説明をするという必要はもちろんあろうと思っています。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
それはそのとおりで、それはそうだったら最初からそうしていただければよかったと思いますが、要するに9月県会は間に合うのか、間に合わないのかということなんですけれど。
信州知事 田中康夫
平沢さんほど私たちは認識が深くなかったんでしょうか。哲学が。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
つまり、9月県会には出されますか、どうですか、という質問です。
信州知事 田中康夫
これは9月県会の内容は、各派代表者会議というものが近く開かれますし、またその前に予算の査定や条例に関しての話し合いも内部でするわけでございます。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
ということは。
信州知事 田中康夫
それを踏まえて、でございますね。
信濃毎日新聞 平沢隆志氏
その段階までは言えないということですか。
信州知事 田中康夫
言えないというと、何かまたネガティブな。だから、それを踏まえて判断するということでございますね。
朝日新聞 鈴木逸弘氏
ダムのことで二点ほどお伺いしたいんですが、先日の土木委員会で参考人として出席された流域の首長さんたちから、河道内の遊水地について非常に反対だとか不可能だという厳しいご意見があったと思うんですけれども、河川整備計画を取るに際して、やはり流域の首長さんたちのご理解というのはやっぱり必要だと思うんですけれども、今後、こういった流域の首長さんたちにどのように説明していかれるか、ということをお聞きしたいのが一点。あと、「『脱ダム』宣言」から3年半がたつと思うんですけれども、代替案についてはなかなか進んでない状況だと思うんです。それについて知事はどのように責任を感じていられるのかということをお聞きしたい。
信州知事 田中康夫
これは「『脱ダム』宣言」というものは、「マンション軽井沢メソッド宣言」同様に、それ単体で何か法律が新しく、あるいは条例が新しく出来上がったということではもちろんないわけです。ただ、これに関しては、「マンション軽井沢メソッド宣言」は佐藤雅義町長がお出しになり立ち合いをしましたが、同様に多くの方にご理解をいただき、支持をいただき、そうした社会をつくろうというふうになっているわけでして、こうした中で、条例設置の委員会でもダムによらない治水ということが明確に示されたわけですし、それを実現するために流域協議会も作られているわけです。こうした中で河道内貯留というものを、皆様に議論をしていだたく一つのたたき台としてご提示をしてきているわけですね。それに対して前回のその会合では、それぞれの豊野町、長野市の町長、市長、また小布施町の助役の方がご発言をなさっておられますけれども、私たちとしてはその方向を目指すということに変わりはないわけでして、こうした中で、先ほど申し上げたように、出納長の青山をはじめ、チームリーダーの鎌田や課長の田中とも話をして、私たちとしての考えを今、まとめていくというところにあるわけです。ですから、それが先ほど3年半かかったということでありますが、それは従来の治水の、ダムを建設することによって治水を行おうと言ってきた計画も、これは客観的に言えば、あの地域の方々にご理解をいただくために多大の年数を掛けてきているというものはあるわけですね。ただ、その中で私たちは、今回のダムによらない治水というものをきちんと実現していくのをいたずらに待つということではなく、浅川に関しても、砥川に関しても、河川の改修ということを新規に、あるいは再開をして、またそのことを国土交通省も予算を計上してくださるという中で、私たちのベクトルの方向性をご理解くださっているわけですから、その作業をむろん滞りなく行っていくと同時に、皆さんの議論を踏まえて、見据えながら、私たちのより明確な方針を打ち出していくということだと思っています。
朝日新聞 鈴木逸弘氏
河川改修先行については、まだ流域の皆さんからの理解はあると思うんですけれども、やはり試案として示された分についてこれだけ明確に反対されていると、今度の展望としては非常に厳しいと思うんですけれども、その点について、どうお考えですか。
信州知事 田中康夫
今、鈴木さんはそういうご見解でありますけれども、私たちとしては、少なくとも皆さんが「『脱ダム』宣言」というものを認めてくださっているならば、やはりそれを実現するために全力を尽くしていくということで、これは前から申し上げているように、「脱ダム」という観点だけじゃなくて、土木部というのは最も県の組織の中でも一番意識の改革を成し遂げた部でありますし、彼らとともに実現に向けていくということですね。
南信州新聞 高島陽子氏
観光の関係なんですが、知事、各方面で南信州をご自身で自らピーアールして売り出していらっしゃるんですけれども、一方で、地元では先行的にエコツアーとかのグリーンツーリズムというのがありますよね。知事の提案されたはとバスツアーの募集が始まりましたけれども、
信州知事 田中康夫
もう満杯になって、キャンセル待ちだそうです。
南信州新聞 高島陽子氏
失礼しました。それで、こうしたツアーに対して地元などからバス…、エコツーリズムとかは、今ある環境や資源を生かしているんですが、新たにそういった団体などのバスを誘致するということになると、大型車が乗り入れるような可能な道路整備や拡張を促進するようにというような声が出ているんですけれども…、
信州知事 田中康夫
どこに、具体的に何を。
南信州新聞 高島陽子氏
これは、飯田・下伊那の議連ですとか、首長さんたちの会議ですとか、ここ3回、4回、立て続けにそういった見解を出しているんですけれども。
信州知事 田中康夫
それは、あれでしょう。どこのこと? 千栄の話ですか? 何かあなたの新聞は…、あなたが経営しているわけじゃないか。信州日報と南信州は購読していますので、たぶん飯田市の千栄地区の道路のこととかに佐藤県議が言及されたとか、そうした記事は私も読んでおりますけれども。ただ、今のお話が、バスで南信州にお越しになる方は今の…、それは、あまり南信州にそうやってお客様をバスで連れていらっしゃるのはあまりよろしくないということですか。これは、松川町の方たちは農協の方も含めて大変に喜んでくださって、一緒にそうした方をお迎えするということで。逆に言えば、南信州というのが今まで、もちろんグリーンツーリズムというか体験学習的なことは、日本経済新聞の社説でも取り上げられたくらいですから大変に定評があると思いますけれども、そうした形と相まって、やはり南信州というのは、先日の『BRIO』の7ページ特集を組んだものも読者の投票では極めて上位になっているわけですから、はとバスのツアーも単に私が無料でバスガイドやるからお客様がいらっしゃるというわけじゃなくて、やっぱり今までの南信州というところに多くの方が関心持ってくださっているんだと思いますけど。それと、道路整備というのは南信州に限ったことではなくて、各地域さまざまなご要望はあるわけですし、県道1号線に関しての整備というものは、これは引き続き行っているわけでして、ちょっとご質問の趣旨が…。観光バスがそうやっていらっしゃると地域が迷惑するというのは、ちょっとよく分かりませんですね。
南信州新聞 高島陽子氏
先ほどちょっと触れたんですけれど、そうしたグリーンツーリズムなどの考え方としては、ロットで来ていただいて、それで消費型の旅ではなく、というような方向を目指しているわけで、知事が今回…一回なのか連続的にされるのか分からないんですが…、団体を連れてこられるということに対して、そういった部分を指摘される向きもあるんですよ。
信州知事 田中康夫
つまり、あなたはじゃあ観光は一つのそういう形でなくちゃいけないということですか。いろんな観光があっちゃいけないということですか。よく分からないですけれど。
南信州新聞 高島陽子氏
ですから、もともとの質問としては、道路整備ということも併せて観光開発という観点では必要になるのではないかという声が出ていますが、これについて知事はどんなふうに考えられるわけですか。
信州知事 田中康夫
だから道路に関して、私たちはやはり人が安心して歩ける道路、あるいは、一方で車の社会にはなっているわけですから、必要な道路改良を行っていくということは全県的に進めてて、それがまさに道路維持課というものを土木部の中でも…、道路建設課とともに道路維持課の役割というのは大事だということは、部長の島田以下、皆十分認識しているわけですから。ちょっとご質問の意味が私の頭ではいまひとつ分からないところがあります。いずれにしても、南信州に関して、例えば「BRIO」の読者の方々が反応なさったのも、やはり単にハワイとか海外に行くだけじゃなくて、ただ、国内の旅行というとなかなかきちんと…。やはり南信州は艶のある場所だっていうことだと思うんですよ。今まで地方と呼ばれる、あえて言うと、田舎とか秘境とかいうところは、艶というよりも何となく侘びであったり、例えばおいしい地元のお料理があり、大変に心優しい接客があり、同時にでも一方でお風呂はそれなりにきれいで、あるいはトイレもなるべく便座式で水が出るというようなことは望まれているわけでして、今までの国内の秘境のツアーとかそういうのだと、そうしたアコモデーション(accommodation:宿泊設備)のところが、少しく「それは我慢すればいいんだ」というお話がよくあったんですけれども、そうではない。やはり南信州にもともと艶があり、また、そういう艶のあるそうした場所だと、多く今まで足を踏み入れたことのない人も行ってみようという魅惑を持たれると、魅力を持たれるということだと思います。それが南信州…、私が言っているだけじゃなくて、多くの方が注目してくださっていることじゃないでしょうか。おしまい。
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