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最終更新日:2003年11月19日

 

知事会見 (衆議院議員総選挙、中国河北省訪問、生坂ダム殺人事件、他)

平成15年10月27日(月)
13:10〜13:45

表現センター

長野県知事 田中康夫
 知事会見です。40分くらいまで行えればと思っております。
 ご質問があれば受けます。はい、どうぞ。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 朝日新聞の飯竹と申します。飯竹恒一と申します。こんにちは。
 昨日の埼玉の補選についてのご感想をお聞かせいただきたいのと…、それが1点。それから、全国レベルで民主党と非常に深い関係をお持ちのようですけれども、地元では動かれていないと。大きい民主党政権への流れという意味では、過去のいろいろあったことを乗り越えてですね、知事自ら乗り出すということもあっていいんじゃないかなという気もしますが、その点について。それから、これも繰り返しの質問になりますが、民主党政権成立の暁に閣僚入りの要請があった場合どうされるか。特に知事は10年ぐらい知事をやりたいというご発言もあったので、そのへんとのご関係を。以上3点、お願いします。

長野県知事 田中康夫
 1点目は、やはり公明党を支持なさってる方というのは、雨の日も風の日も、曇りの日にも、晴れた日にも、いかなる気象条件でもやはりですね、大変な強い意思力の方々で、その方々に支えられている自由民主党なのだなということですね。やはり信濃毎日新聞で印刷なさってる聖教新聞をお読みの方々というのは、深く政治というものにも関心をお持ちの方々が多いのだなと。
 2点目は、私は新しい小沢一郎さんと菅直人さんによる民主党というものを多くの国民の方々が「日本の選択」として自らもお選びになられるということを行わねば、この日本の未来はないと考えております。そのために行ってるわけでございます。私の考えというものはですね、仮に信濃毎日新聞をお読みの読者であられようともですね、私の今回の政権交代、「日本の選択」にかける思い、あるいは私の考えということは、長野県内の方々はもう既に十分ご承知であろうと。私はやはり多くの全国の方々に、この私の考え…、政権交代をせねば、自由民主党の連立与党であっては日本は滅びてしまうというこの危機感ということをお伝えすることこそがですね、私に大事なことです。今ご質問があられましたような、私は長野県から日本を変えていくということを県民の皆さまにお話しし、これが県民の皆さまから引き続いてのご支持をいただいてることであります。
 3点目は何でございましたっけ。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 入閣…。

長野県知事 田中康夫
 入閣…。様々なご意見があるんでしょうね。土曜日の日にも小沢一郎さんと菅直人さんと一緒に、新しい「日本の選択」をする民主党の政見放送というものに出演をいたしたわけでございます。私は民主党を多くの方々が選択していただくというためにですね、全力を尽くしてるわけであります。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 入閣要請があった場合はどうするんですか。

長野県知事 田中康夫
 ですから、それは菅直人さんがそれぞれお考えになることではございませんか?
 『AERA』で今日も記事が出てて、私が「日本の選択、はじまる。」というコピーでポスターを作ったことを、「選択」という言葉は坂本竜馬の、「日本を今一度せんたく致し申し候事」という文章があるんだそうで、そこから取ったんだろうと言うんですけど、私、この『AERA』の岡本進さんは、大変『AERA』の中では数少ない的確な記事を書く方として尊敬している記者ですけれども、私はこれほど教養がございませんで、坂本竜馬がそのような言葉を言ってるっていうのは、この記事を今日読みまして初めて知りましたので…。あと「菅さんがぞっこん」って書いてありますけれども、「小沢さんがぞっこん」って言っていただく方が(正確で、これは)誤植じゃなかったのかなっていう気がいたしておりますけれども。ちょっとこれは政治記者の方としての、うがち過ぎな記事かなと…、坂本竜馬のところはですね。その他の記事の内容は概略あっているのではないかと思いますが。いずれにしても、私は長野県から、長野県の改革を通じて日本全体を変えるということです。そのことが昨日も仙台をはじめとして多くの場所でですね、多くの皆さまが私に駆け寄って来てですね、長野県から変えてほしいと、民主党によって日本を変えてほしいということをですね、もう老若男女を問わずですね、アーケードを地元の今野東という私が大変に信頼をしている、…元東北放送のアナウンサー出身でありますが…、彼と1時間ほどアーケードを歩きましたが、もう引きも切らぬくらいに、ほとんどの方々がですね、むしろ向こうから握手を求められ、そして駆け寄られて来ると。大変、新しい民主党、小沢一郎さんと共の民主党にご期待いただいてるなと思っております。
 昨日申し上げたことはですね、このようないい小春日和のお天気ですと11月9日までアイスクリームが溶けないことを切に願っておりますけれども、アイスクリームのお好きな安倍晋三さんはですね、早稲田大学の講演で、「日本は核兵器を持ちうる国だ」と。「日本は核兵器を持つべき国だ」と。「これは私の信念である」とおっしゃってるわけですし、小泉純一郎さんの「日本もアメリカと同じように集団的自衛権を持とう」ということは、国連での議論や国会での議論の前に、まさにどうもいけ好かない国だなと、どうも怪しい国だなというふうに首相が思えば、アメリカと同じように先にミサイルを撃って戦争をして、文句があるなら後から言ってこいという、そういう日本にしようと言っているわけでありますから、これはもうまさに、8月15日の終戦記念日に二度とこのような悲しい過ちを、第二次世界大戦のような悲しい過ちを起こさないようにしようと心に刻む日だというメッセージをお出しになられた小沢一郎さんと菅直人さんによるですね、…小沢さんがお出しになったメッセージですけど…、そして専守防衛、国連中心主義ということを述べているこの民主党が同時にですね、霞が関のひも付き補助金の全廃、あるいは政治資金の1円からの全面ガラス張り公開、そして30人学級の導入、あるいは諫早湾、川辺川、吉野川のそれぞれ巨大な公共事業を即時中止するということをおっしゃってるわけですから、やはりこれを冷静にご覧いただければですね、政権与党という多くの権限をお持ちでありながら、政治資金の1円からの全面公開も、霞が関の補助金の全廃も、あるいは30人学級の導入も、多くの方々が疑問を持つ公共事業のUターンも、何らできないまま2年間、間寛平さんも驚くような「構造改革、構造改革」というですね、ひとつ覚えを唱えられてきた方々とそうでない方々、そのどちらに…、ミサイルを撃とうと、核兵器を持てるような国になろうとおっしゃる方と、真の意味で日本が縁の下の力持ちになる国連中心主義で、多くの方々から信頼される世界に尽くす国になろうと言っている、どちらが得かさあ考えてみようというのは、萩本欽一さんでなくてもおわかりになるはずでございまして、やはり一人ひとりの日本の国民のですね、良識、あるいは勘性…、「智性・勘性・温性」というものが問われる選挙だということですね。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 期間中は選挙応援はいろいろ行かれるんでしょうか。要請はあるんですか。

長野県知事 田中康夫
 もちろん、これは長野県から日本を変えると同時に、今回の総選挙というものが日本を変える大きなことでございますから、私も各地に多くの候補者の応援に出掛けます。ですから、繰り返しますが、長野県内にお住まいの、少なくとも私の改革を支持してくださっている方々は、私の思いというものがどこにあるかということは十二分にご理解なさっていると私は思っております。私も身ひとつでございますから、全国の方々にそれをさらにお伝えをするということも、これは長野県の改革に期待をしてくださってる全国の方々のために、県知事としてもですね、行うべき仕事であると思っております。もちろん、公務ではなく行うわけでございますが。
 あともう一個ですね、これ、いろんなところでも言われておりますけども、不思議でございますよね。中曽根康弘さんが85歳…、でも今回公認を受けられた元金融再生大臣(金融再生委員会委員長)の相沢英之さんは84歳でございます。小選挙区に立候補するならば84歳でもいいと。比例だといかんと言いますけども、でもこれは市民がですね、どういう比例の名簿でも、それをご覧になった上で、そうしたリストアップをする政党をいかがと思うかということが選挙でございましてね、ここをどういうふうにお考えになるのか。73歳未満という根拠もですね、自由民主党においては、日本男性の平均寿命を76歳前後に設定し、衆議院の任期は4年だが、平均3年弱で解散されるので73歳に落ち着いたというふうに伝えられてるんですけど、この日本男性の平均寿命という発想が、大体これ男女共同参画の時代に、議員に女性の方もいらっしゃるのにですね、これに自由民主党にいらっしゃる女性の議員の方はご異議を唱えられないのかっていうことが、まず不思議でございますよね。定年制をひいてるのはカナダとイランのみでございまして、75歳でございます。日本よりも2つ上でございます。平均寿命、平均余命は日本よりも低いと思いますけれども。尾崎咢堂(がくどう)は「憲政の神様」と。長野県政ではございません、憲法の「憲」でございますけども。憲政の神様、94歳まで議員を務めていたわけでございまして、初代のドイツの首相のですね、アデナウア氏はですね、最初に首相になりましたのが73歳で、87歳までやってるんですね。やっぱりこれは少なくとも参政権(選挙権)というものは20歳からで、また被参政権(被選挙権)というんですか、これは25歳からと。これはきまりとしてできてるわけですね、法律として。まさに個々の候補者を、比例であってもそうした方をリストアップしている政党の志というものをそれぞれ有権者が判断するわけでしてね、今申し上げましたような73歳未満の根拠という、大変に男女共同参画の時代にも逆行するような根拠でお決めになって、相沢英之さんが84歳で、もちろんかくしゃくとしていらっしゃいますけども、同じくかくしゃくとしている中曽根康弘さんが85歳ではだめというのは、よく分からないお話だなというふうには私も思いました。
 あとは何でしょうね…。選挙に関して他にご質問がございますか。じゃあ、どうぞ。そちらの方。後ろの3列目の方、どうぞ。

信越放送(SBC) 高島哲也氏
SBCの高島哲也です。
 知事の投票なんですけれども、総選挙の。長野市の方ではですね、投票券の方を泰阜村の方に送り、しかし投票は長野でするというお考えのようですが、お手元にもう行っているんでしょうか。そのことについてと、投票はどういう形で臨むのか、それをお聞きしたいんですが。

長野県知事 田中康夫
 
昨日栃木県、福島県、宮城県に応援に行っておりまして夜東京に戻りまして、今朝方こちらに、直接県に来て仕事をしておりますので、投票券がどのようになっているか、直接確認はしておりませんが、お話をもれ伝え聞いているところでは、長野市の選挙管理委員会としてはですね、私が転居をして3カ月未満でありますが、下伊那郡泰阜村4139番地の方にお送りになられて…、現住所ですね。そして、その投票ができる範囲(選挙区)は長野1区であるというふうには聞いております。ですから、私の住民票及び主たる居住地が泰阜村であるというふうに選挙管理委員会としてはご認識なさってるということだと思いますが。

信越放送(SBC) 高島哲也氏
 不在者投票ではなく、当日…。

長野県知事 田中康夫
 投票を当日に行くかどうかですか。恐らく不在者投票をすると思いますが。11月9日かどうかっていうことですか? ですから、長野市で投票をする形になりますので…。お分かりになりますよね。

信越放送(SBC) 高島哲也氏
 ええ、わかります。

長野県知事 田中康夫
 不在者投票であろうと思いますが。まだ予定は未定でありますが。

信越放送(SBC) 高島哲也氏
 今の主たる住所を泰阜村でというふうにお認めになったというような発言なんですけれども、それは長野市の方とすればまだ協議中ということなんですけども、そのへんはいかがですか。

長野県知事 田中康夫
 それは長野市が行政体でいろいろ何かお考えになってるんでございましょ。少なくとも選挙に関しては泰阜村に投票用紙が送られ、転居して3カ月未満ですから、前の居住地である長野市が該当区になる長野1区に関して投票ができるということだと。この客観的事実だけを私は把握してるということです。
 はい、どうぞ。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 28日は県庁にいらっしゃるようなことのようですけれども…。

長野県知事 田中康夫
 はい?

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 28日ですね、明日ですね。どこかへ行かれるんでしょうか、応援は。

長野県知事 田中康夫
 明日ですか。明日の予定は、私は県庁舎、本庁舎内でほぼ終日仕事であろうかと思いますが。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 それ以外ないと考えてよろしいわけですね。応援は明日はないということで。よろしいですか。

長野県知事 田中康夫
 明日夜9時まで課長級の面談が入っておりますから。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 わかりました。

長野県知事 田中康夫
 9時以降に拡声器を使えというふうに朝日新聞がご推奨なさるのか…? あとですね、その他のご質問ありますか。はい、女性の方どうぞ。

朝日新聞社 冨岡史穂氏
 朝日新聞の冨岡史穂と申します。
 先日、住基ネットの侵入実験で、下諏訪町で町のシステムに障害があったということですが、それについて知事からお伺いしたいのと、2点目は、10月21日で実験の期限が切れてるはずなんですが、その結果は実験をされた方からですね、レポートなどご報告がありましたかどうかお聞かせください。

長野県知事 田中康夫
 何だっけ…、明日を開く地域紙の信濃毎日新聞に最初に報じられたようでございますけれども、下諏訪町の高橋町長は大変に冷静に、何ら実害が生じたわけでもなく、実験の中におけるそうしたひとつのことというふうにお考えでございましょうし、これは少なからぬ表現者の方々もそのように冷静に受け止められてるのではございませんか。いずれにしても、私が確認いたしましたところでは、長野県側の担当者には何ら裏付けの取材がないまま、記事が一方的に信濃毎日新聞紙上に掲載されたというふうに伺っております。私たちはもうかねてから申し上げておりますように、これはきちんとですね、第三者の検証も加えた上で最終的に多く県民の方々、国民の方々にご報告をするということでありまして、併せて付け加えさせていただければですね、…あるいは中には、過日、共同通信が配信なさったような長野県の住基ネットの記事に関して、これは誤報ではないかうんぬんというふうにおっしゃられる、より経験や見識の豊富な新聞界の方々もいらっしゃるようでございますが…、逆に言えば、総務省が行いました品川区における実験というものこそが、前から申し上げてるように、まさに大本営発表の内容でございますから、こちらの実験に関してご疑問は抱かずですね、あるいはそのあり方に関して住民への情報公開はいかがかというようなご意見をおっしゃらない方が、長野県の実験に関してはですね、いかがかとおっしゃってるのは、大変にダブルスタンダード(double standard:二重基準)というものが地元の地域においてはですね、表現活動の中でまだ根強く残っていらっしゃるのかなというふうにも感じております。

朝日新聞社 冨岡史穂氏
 その上で、ではお伺いしたいのですが、実害がないというのがですね、現在その第三者などの確認がない状況では、本当に実害がなかったかどうか一般の県民はわからないと思うんです。そうすると、総務省の大本営発表とですね、現在あんまり違いがないのではないかなという意見もあると思うんですが…。

長野県知事 田中康夫
 今の実害というところは、通常の業務の上においてですね、何ら支障は生じていないということを高橋町長も冷静に受け止め、ご納得くださってるわけでありますからね。

朝日新聞社 冨岡史穂氏
 わかりました。最後にもう1点なんですけども、実験は終わってるはずなんですが、まだ県からの公表がないということで、追加実験の予定などはあるんでしょうか。

長野県知事 田中康夫
 いずれにしても、私の方に実験の検証の内容ということに関してはまだ報告がきておりませんので、その報告を待つということであります。
 その他のご質問ありますか。どうぞ。

信濃毎日新聞社 小市昭夫氏
 信濃毎日新聞の小市昭夫といいます。
 先ほどの選挙の話で恐縮なんですが、今週の確か金曜日から公務なしになっていらっしゃると思うんですが、この際なので、選挙応援、具体的にどこに行かれるのかというのをちょっと教えていただきたいということが1点です。それから、今の住基ネットの関係で、県の担当者に裏付けなく一方的に掲載されたと聞いているということは、そのやり取りはともかくとして、これは知事がどなたに確認しての返答なのかということをちょっと教えてください。

長野県知事 田中康夫
 これは私が聞いた範囲においてそのような状況であるということであります。
 選挙の応援に関しまして、これはまだスケジュールを組んでおりますし、未定の段階で、それぞれ多くの候補者からの応援の要請はございますし、また私がぜひ訪れて勇気付けたいという方もおりますので、今日の段階で申し上げる段階にはまだ至っていないということですね。
 一点、先日河北省(中華人民共和国)というところを長野県と河北省の友好20周年ということで訪れたわけでございます。(長野県・河北省友好提携20周年を記念して知事が中国河北省を訪問します)  先ほど上海にあります復旦大学の方々がですね、長野県における…、つまり市民による選挙という、その形によって代表者というものが選ばれていく、長野県のような形での二度にわたる知事の選ばれ方というものは、遠からず中国においてもですね、もたらされていかねばならないというお考えのもとに長野県での取材をなさってるそうでございまして、訪れられましたけども、そこで中国を訪れて私が様々、中国のODA(政府開発援助.)をはじめとして感じたことはお話をいたしまして、幾人かの表現者の方々がお越しでありましたから、今その点に関しては省略をいたします。全人代(全国人民代表大会)の副委員長の王兆国(おうちょうこく)さんという方と北京ではお目にかかりました。河北省では省長を務めていらっしゃる季允石(きいんせき)さんという方や、いわゆる共産党の書記であります白克明(はくこくめい)さんという方とお目にかかりましたけど、この省長であります、…県知事でありますね…、河北省の季允石(きいんせき)さんは人民日報の社長を務められた方でございまして、地元のテレビは当然取材に来ておりますし、多くの複数の新聞記者と称する表現者の方もおいでになっていたので、長野県と河北省の20周年という友好の記念の式典、あるいは会見であるにもかかわらず、長野県側からは表現者の方はお越しにならないんでしょうかというようなご趣旨のご質問がございましたので、何か地元を代表すると自負なさってる新聞社は、2日前になって、選挙の(取材の)応援で大変忙しいので人繰りがつかないというご連絡が長野県の日中友好協会の方にあったようでございますというふうに申し上げまして、でもこれは長野県と河北省にとって大事なことではございませんかというようなご趣旨でございました。恐らく、一長野県の地域紙にとどまらない、日本全体をとらえる報道や文化活動をなさってる新聞社であられましょうからと言いましたら、まさにこれこそが日本と中国の必要である取材の場ではなかろうかというようなお気持ちのようにも見受けられました。なかなか選挙の報道も皆さまは限られた人員でお忙しくていらっしゃるかと思いますが、文化部というような方々まで選挙の報道でお忙しくてらっしゃるのか。日中友好のですね、植樹もするというような極めて文化的な活動もしているわけでございまして、あるいは編集委員や、あるいはかつて記者として名をはせた整理部をはじめとする、事業部をはじめとする方々までお越しになることが難しいほどに、やはり選挙の取材というのは準備に入念なことが必要なんだなと改めて感じた次第でございます。
 はい、どうぞ。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 何度も申し訳ありません。しつこいんですけれども、知事のですね、その総選挙における第一声というのはどういうふうにお聞きできるのでしょうか。多分、28日…、

長野県知事 田中康夫
 はい? 私、候補者じゃございませんけど。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 じゃないけれども、しかし私どもとしてやはりお伝えしたいという気持ちもありますので、例えば初日にメッセージの形でどこかに出るとかですね、電話でご登場なさるとか、いろいろ方法あると思いますが、あるいは…、

長野県知事 田中康夫
 それは「明日を開く地域紙」よりもはるかに多い人数を要していらっしゃる朝日新聞でございましょうから、私になど聞かなくても、全国の民主党の候補者の方に明日取材をなさればですね、このように他社の方にもみすみす朝日新聞だけではない情報の共有化を図られなくても、明日の取材のお楽しみということでよろしいんじゃないんでございましょうか。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 あと、すみません。これまた申し訳ない、しつこいんですが、30日の日程なんですけれども、1つは連合の大会があると思います。連合長野、これを副知事の代理出席ということのようですけれども、ご招待あったようですが。

長野県知事 田中康夫
 だからね、あなたのような何か…。だって朝日新聞はまさにウルトラ無党派層という方々が日本をどうとらえるかということをきっと考えていらっしゃるんじゃないですか。でも、これは読売新聞とて考えてると思うんですね。ですから、私はやはり新しい民主党でございますから…。連合長野がどうしたんでございますの? 何でござますの?

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 いや、ご出席になられてですね、いろいろぎくしゃくした関係の…、

長野県知事 田中康夫
 いや、だから、私身ひとつでございます。私の何十倍、何百倍もいらっしゃるような人員を抱えた新聞社とて、選挙の期間はお忙しくて中国までにはお人を出せないというふうに、猪股なにがし編集局長は立派な哲学の決断をなさるような表現者もいらっしゃるわけでございます。私のクローン人間はいないわけでございます。私は全国の方々に新しい民主党によってしか日本のですね、沈没を防ぐ道はないということをお伝えしたいと思ってるわけでございます。

朝日新聞社 飯竹恒一氏
 あと同じ日に、例のこの間の(生坂ダム)殺人事件の例のお母さまと弁護士の方、お会いになられたいという件は結局どうなんでしょうか。

長野県知事 田中康夫
 あのね、前から申し上げておりますように、繰り返しますけども、何かお母さまの側は補償をしてほしいというふうに弁護士の方と一緒におっしゃってるんですか? どうなんでございましょうか、報道の見る限りでは。私はですね、今回の事件における警察の捜査に関してはですね、情報公開や説明責任を警察自ら果たさねばならない点が多々あると感じてると繰り返し申し上げてきてるわけでございます。この点をまだ警察は、長野県警は行い得ていないと私は認識をして大変憂慮をしております。そして繰り返しますが、県民の代表によって警察をきちんとチェックするべく設置されているのが公安委員会でございます。従いまして、公安委員会はきちんとこの事件に関して調査をすべきであると私は強く願っているわけでございます。結果としてですね、…「結果として」という言葉は警察が使うべき言葉で、私の言葉ではないので今撤回いたしますが…、殺人の事件を自殺と誤って判断をし、またその犯人自らが、いわゆる「自首」をですね、いわゆる刑務所の中から告白したにもかかわらず、3年間にわたって遺族のみならずですね、県民のひとりの代表でもあります私、あるいは県民に対して公開してこなかったという警察があるわけでございます。これらのすべての点をやはり公安委員会においてですね、捜査の過程、あるいはその後の今日に至るまでの過程というものをしっかり検証し、真実を明らかにするということが、公安委員に私は強く課せられていると思うんですね。これに対してですね、公安委員のおひとりでいらっしゃる河野義行さんは…、公安委員会の議事録というものは公表されていないということでございますので、複数の方からお聞きをしたところによりますと、河野義行さんは当時の警察の捜査記録というものを見る限りでは、自殺と判断しても致し方なかったというふうな旨のご発言をなさってるということでございますが、そうなりますと、松本サリン事件の時も当時の警察側が残していた捜査記録というような中においては、犯人と疑われても仕方なかったというふうに河野さんは、あるいは今お考えなのであろうかと。私はよもやそのようなお考えはないと思いますし、私は公安委員会のあり方というものを全国の方々が、やはりか弱き市民のためにあるということを願ってらっしゃる方々からすればですね、河野義行さんが公安委員に選ばれたということはですね、大変に大きな希望の星であられたと思うんですね。その方が、警察の当時の判断はやむを得なかったというようなコメントを市民タイムスに寄せられ、そして今回改めて公安委員会の場においてもですね、当時の捜査記録を見る限りはこれは致し方ないと、自殺と見ても致し方ないというのはですね、これは大変に私としては悲しいご発言でございます。ぜひ、公安委員会の方々はきちんと調査をなさることをですね、皆さまの前で会見を開いてですね、広く県民の方々にもおっしゃるべきだと思います。
 私は今回の警察の一連の行為というものは大変に遺憾だと申し上げているわけでございます。大変に県民に対してもですね、県民の信頼を欠く大変に失礼なことであったと思っております。しかしながらその伝えられるところのですね、金銭的な請求というお話は、…私は今、ひとりの県民としても県知事としても大変遺憾だと思っておりますが…、客観的な事実関係として、長野県警察本部のいかなる点が落ち度であったのかということが明々白々とならねばですね…。これはご遺族の方々に対して私たちは、私のひとりの県知事としても、気持ちとしての感懐として大変申し訳ないという気持ちはございます。大変に失礼なことをしてきていると。ただそれが、ご遺族や弁護士の方がおっしゃられているですね、そうした私の感懐の表明ということにとどまらないことをも、弁護士やご遺族の方々が仮にお望みであられるとするならば、もし報道をされているように、金銭的な私たちの償いというものを求めていらっしゃるとすれば、これは県民の税金を用いるわけでございますから、長野県警察本部がきちんとですね、そこにおいて至らなかった点というものが明らかにされなくてはならないわけでございます。そしてそのことを明らかにするものはですね、まさに県民のチェック機関、県民の代表としてのチェック機関である公安委員会であるということでございます。私の申し上げていることがどこかおかしいというのであるならばですね、逆にぜひその弁護士の方もですね、あるいは公安委員の方々も、私に直接お申し出いただきたいと思っております。これは文書でお寄せいただくことは十分に可能でございます。経営戦略局の方にお電話をいただくことでも可能でございます。私はこのことが公安委員に強く課せられてるのだということを重ねて申し上げたいと思っております。このようなですね、3年間も事件を結果として更に放置をしていたということは、これは本来本当に申し開きのできない失礼なことをしてきているということです。またこの点を、県警察本部の岡弘文本部長をはじめとする方々がどのようにお考えになっているのかということも、私がまたお呼び立てをして初めてお聞きをするという形でなくても、やはりこの点に関しても、その他のパトカーの追尾事故の問題も、県警察の問題であるにも関わらず、長野県そしてまたこの県知事が応訴をしているわけでございますから、県警察本部との信頼関係のもとに行なってきていることでございますから、私がお話をお聞きしたいと言う前に、県警察本部の側からですね、私がかねてより申し上げているような数々の疑問点に関して、早急にですね、ご報告をいただきたいと私は思っております。今の状況でいいなどとは私はつゆ思っておりません。
 まあ、先ほどからお手を挙げてらっしゃいますが時間も迫っております。かねてから申し上げているように、経営戦略局の方でもご質問に関してはお伺いをいたしますのでよろしくお願いをいたしたいと思います。

発言者不明
 はぐらかしてるだけじゃない。

長野県知事 田中康夫
 以上であります。まあ、それは…、今そのように通常議会だと不規則発言というふうに言われますが、ご発言がございましたが、それをそのようにお思いになるかならないかは、これはやはり220万の県民がご判断なさることだと私は思っております。

発言者不明
 だから手を挙げてるんだよ、さっきから。

長野県知事 田中康夫
 以上であります。
 一点、やはり河北省とのですね、20周年の友好の場にですね、記者を派遣する余裕もなかったという信濃毎日新聞の猪股なにがし編集局長は、やはり紙面においてですね、やはりこれは県民に対して明日を開く地域紙としてどのようにお考えなのかと。結果として、共同通信の北京支局長が派遣されたからそれでよしという問題なのだろうかと。人民日報社の社長を務められていた方が河北省省長であるからなどということで私は申し上げているのではございません。長野県内のニュースにとどまらない大変に見識の深い新聞としてですね、洛陽の紙価を高められてる信濃毎日新聞ともあろう方々がですね、選挙の準備で忙しいのでスタッフ1人、記者1人送ることができないなどということを果たして県民の方はご納得になるのであろうかと。多くの県民の方々がですね、ご参加なさっている、これは河北省と長野県の公式的な行事でもございます。私は深く猪股なにがし編集局長はですね、ご反省なさるべきだと思いますし、信濃毎日新聞のまさにあり方というものが、報道機関としての信濃毎日新聞というものが大変に問われているということであると私は思っております。もし国家間の問題でありましたら、これはまさに国家レベルの大きな問題になるようなことであります。少しご認識をお改めになることがですね、まさに明日を開く地域紙のみならず明日を開く全国紙、世界紙であられようかと思います。

 

 

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