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長野県知事 田中康夫
はい。それでは知事会見を開催いたします。本日は4時までの会見であります。
本日、長野県議会の7月定例会、通常6月定例会と言ってたそうでございますけども、が終了いたしました。感じましたのは、昨日も全国知事会議というのが飛騨の高山でございまして、大変に今までとは違って、随分議論は白熱をいたしましたが、一般席側といいますか、の県知事たちと進行側、執行部側の県知事との意見の違いというものがだいぶ色濃く出たかなと思っております。鳥取の片山知事が合併特例債などというものはやめるということを明記すべきだという大変に頼もしい、私が言っているようなことをおっしゃられたのは非常に印象的でありまして、大体、地総債というようなもので箱ものを造らせて、このような赤字財政にさせて、なおも合併特例債などというものを明記しているということは、さらに破滅せよというようなものだと。なかなか素晴らしい意見、卓見だと思いました。片山さんは、三位一体の小泉さんの改革を評価しない田中康夫は実態をよく見てないというようなおしかりを会見で言われたそうでございますけども、「海こそなけれ、物さわに」の長野県は心が広いので、片山さんのご発言には大変敬意を表させていただきたいと思いますが、同時に宮城県の浅野さんや岩手の増田さんや、高知県の橋本さんとお話しをした時に、なかなか改革を行う上で議会というものは難儀な存在だということで、ひとしきり議論が盛り上がったところであります。兵庫県の井戸さんは、「いやあ、田中さん、意外に思われるかもしれないけど、兵庫県議会議員というのは…」、驚きましたのは、長野県のこの財政改革プログラムの公共事業の削減幅というのは決してですね、特異なものではないわけでございまして、大阪府の太田府知事もご存じのように県単独事業ならぬ府単独事業を7割カットされてるわけですね。3割カットではなくて7割カットされてるわけでして、兵庫県も公共事業というものは、もうこれは4割カットで、私たちは議会からも同意をいただいていると。ちなみに兵庫県の議会には土木建設業や不動産業を経営なさってたり関わってる議員は一人もいらっしゃらないというのを少し誇らしげにおっしゃっていらっしゃいましたけれども、ちなみにそうした方は神戸市議会に多いのだというようなこともおっしゃっていたような記憶があるようなないようなでありますが、やはりこの議会というものが本当に民主主義の成果をもたらす上で、それぞれ宮城県や岩手県や高知県のような、私よりも政治家としての経験も手腕も優れた方々とて難儀なさってるんだなということを改めて感じたところであります。
一点気になったのは、当初12人くらい連続して発言される方のところまで総務省、旧自治省ですか、出身者が12人のうち7人もいらっしゃったと。やはり地方分権をというふうに書いてあったんでございますが、同時にどうも中央集権のような動きも地方自治にはあるわけでございまして、そうした中ではやはり橋本大二郎さんのような方が要所要所できちんとご発言なさってたのは心強いことだと思いました。
今議会を感じますとですね、こんなに様々…、ますますやる気がわいてきたということでございますね。ありていに申し上げると、ご判断やご議論というものはあまりにばかばかしくてですね、ますます改革のためのやる気がわいてきたということであります。他方で感じましたのは、そんなに私が県知事になって県議会諸氏の方々にはうまみというものが少なくなったのかなということも感じたところであります。ただ、委員会でですね、微に入り細に入りというのは、その上で成果が現れる場合を微に入り細に入りご議論いただけるとよろしいかと思いますが、どうもそうではない、何かしゅうと、しゅうとめのような形のご議論、これが委員会で部長であったり、どころか課長であったり、私どもの一般職員であったりをですね、執拗に詰問なさると。これは大の大人であられるならば、ぜひ今までのように私をお呼びになられるということをですね、私は望むところであります。私を委員会にお呼びになると、何か皆さまの報じられ方において、議会が知事をいじめてるというふうに映るのはあまりよろしくないという、今までの学習効果を示されたのかもしれませんけども、そうして考えると、私も今後一切の根回しというようなものを廃してですね、今までも行ってきてはおりませんが、議場でのみガチンコ勝負でお相手を申し上げるということになろうかというふうに思っております。その意味では、議員の方々の口利きということに関しても、福岡県をはじめとして大変に厳しい、あるいは職員が議員に接するということに関しても大変に厳しい規定を設けられているところがあります。福岡県の麻生知事には具体的にこの問題をお聞きする機会を逸しましたけれども、あの意味ではですね、職務権限がなくても、あるいは職務権限がなくても相手にされる存在であられるというふうに議員の方を規定できるのならば、なおのこと、この議員の方々の口利きというものを明らかにしていかねばならないであろうなと、近い将来的には。そのようにも感じました。
多くの長野県の改革のためにお手伝いいただいている様々な外部の委員の方々は、1日13500円というような金額、外郭団体の見直し等には東京大学の醍醐聰教授や、あるいはヤマト福祉財団の理事長の小倉昌男氏がお手伝いくださっていますけども、これは5時間、6時間という議論で昼食代もご自分でお支払いをいただいているわけでございまして、やはりこれだけの努力をですね、大変に忙しい方々が長野県民、長野県の改革というよりも日本の改革のために一肌も二肌も脱いでくださっているということだと思いますけども、やはりこれら多くの方々が長野県の改革にご尽力いただいてるということを十分に県民の方々は認識くださってると思いますし、ある意味では感謝をしてくださってると思いますけれども、県議会諸氏もですね、やはりそのような多くの方々の思いというものをどのようにとらえられるのか。少なくとも人の、人間の体温というものをお持ちであるならばですね、いま少しお考えになられる方がよろしいのではなかろうかなという気がいたします。
多選自粛条例に関しては、理念はわかるけれどもというようなご発言があったようでございます。総論賛成、各論反対と。長野県は既に時代的使命の役目を果たし終えた補助金に関して38、公共事業に関しても具体的に補助金の削減・廃止ということを提言をしたわけでありまして、これは昨日の知事会議でも具体的にこうしたことを知事会としても行うべきだというような意見が出ておりました。やはり脱ダムの時と同じで、ダムがない方がよいという理念はわかるが、今の時代ではいかがかというような形というのは、これでは世の中は変えられないわけでございまして、やはり今回の改めて議会の方々のご判断の際の理屈というものを拝見すると、脱ダム前後とあまり変わらないのであろうかなという気はいたしました。
その他は、ご存じのように、明日から私が入院をいたします。いわゆる膀胱(ぼうこう)に腫瘍(しゅよう)ができまして、その腫瘍の摘出であります。大変に良質なものでありまして、定期的に検査をしておりまして、1カ所そのような箇所が予兆的に見られますので、早期に摘出をするということであります。明日から入院をして約1週間ほどになろうかというふうには思います。あまり知人・友人をですね、起用するのではないというご意見がありましたので、ある意味では大腸ポリープのような友人でございますので、この知人・友人を早期に切り捨てに行こうかということであります。
その他は、先ほどの部長会議においては、通常の話をしたところであります。
それでは時間までご質問があればお受け申し上げます。通常どおりお名前をフルネームで、そして主たる表現活動の媒体名をお話しください。よろしゅうございますか。はい。
信濃毎日新聞社 島田誠氏
島田誠と申します。信濃毎日新聞です。
今のですね、知事のお話の中であった点ですが、一つは、今後ですね、一切の根回しを廃して議場のみでガチンコ勝負をしていくというふうにおっしゃいましたけれども、それは具体的には例えば人事案件についてはですね、ここしばらくは公表の前に事前に議長であるとか、議会各会派に対して伝えるというようなことを行ってこられましたけれども、そのあたりも含めて行わないという意思の表明だというふうに受け取ってよいのでしょうか。
長野県知事 田中康夫
議会前には一度2時間ほど各会派の方、正副議長と私たち執行部が会うという機会を設けております。今まで2回ございましたけども、これは1回になっております。人事案件に関しましてはですね、それぞれ政務調査費もございますし、お調べになる十分な時間をご提供申し上げるという点から、事前にご連絡をするということはあろうと思います。これは条例等も事前に確定をした段階でお知らせを今までもしてきてるわけですから。私が申し上げたのは、そのために特段のですね、何かお願いに伺うとかですね、そのような形ということは、これは議会と理事者が対等であるというふうに仮に議会の方がおっしゃるならば、なおのこと、そのような形は行わないということであります。それと、福岡県をはじめとする様々な県での取り組みというものは、これを今後早急に参考にして、長野県の方式を明確にしたいと思っております。
信濃毎日新聞社 島田誠氏
二点目ですけれども、今おっしゃった後段の部分というのはですね、例えば議員の方がですね、職員の方と実際にお話をしたりだとかされたところを全部記録に残したりであるとか、そういったことも含めて、今現段階でお考えなんでしょうか。
長野県知事 田中康夫
他の都道府県の状況を改めてきちんと確認をいたしたいとは思っております。ただ私が、これはもう複数の職員から聞いているのはですね、私が就任する前は、例えば予算査定において公共事業の箇所付けが行われているような時、あるいは様々な施設等の補助金の議論が行われてるような時、途中で総務部長であったり、あるいは当時の財政課長であったりがですね、電話で呼び出されてですね、別室で議員の方から電話を受けるというような形がままあったと。これは複数の職員から聞いてるところであります。このような形というのは、私は決して県民の理解を得られるものではなかろうと思っております。このような体質というものが、長きにわたって職員を経験している人たちはですね、議員の方から何か個別に要請を受ける、ささやかれるというようなことがですね、県政の改革を私たちと一緒に行うという意識はある一方で、一人ひとりの人間はか弱い存在でありますから、そうした中で戸惑うことがなきにしもあらずであります。とするならば、このような点がですね、職員にも迷惑を掛けないようにですね、やはり明確化していく必要は近い将来あろうかと思っております。
ガチンコという言葉は決して事を荒立てるとか、そういうことではございません。まさに公明正大にですね、やましいところない議論が行われるという意味が、私が用いてる意味合いであります。
その他のご質問を受けます。はい、どうぞ。
フリーランス 宅八郎氏
僕が誰だかわかるな。宅八郎だ。
長野県知事 田中康夫
あのう、お仕事を、主たる表現活動の媒体名もお話しくださいませ。
フリーランス 宅八郎氏
フリーランスです。あなたは僕のこと知らないわけじゃないでしょう。何言ってるんですか。
長野県知事 田中康夫
○○○○(宅八郎氏の本名)さんでいらっしゃいますね。
フリーランス 宅八郎氏
ええ、本名はそうですよ。それがあなたご存じなのに、なぜそんなことを聞くんですか。
長野県知事 田中康夫
それは、ここの表現センターにおける会見というのは、どなたでも最初にフルネームでお名前と主たる表現活動の媒体名をお話しいただいております。発言の責任の場を明確にするためです。
フリーランス 宅八郎氏
宅八郎です。はい。
長野県知事 田中康夫
どうぞ。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、あなたに聞きますが、僕に対して謝らなきゃいけない必要とか、そういうことはありますか。
長野県知事 田中康夫
何に関してでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
あなたは、ここ表現センターですよね。
長野県知事 田中康夫
そうでございます。
フリーランス 宅八郎氏
あなたは作家であり、政治家でありますね。ということは、表現したものに関しての責任っていうのがどのようにお考えになってるのかをお聞きしたいんだけど、まず、今日例えばここに記者の方とかいらっしゃって、もしかすると変な誤解をなさる方がいるかもしれない。ここに有名な田中康夫という作家であり、知事がいる。それに宅八郎という人間が何かかみついたとか、逆恨みでもしてるのかみたいな誤解をしてる人がいるかもしれない。ところが…、
長野県知事 田中康夫
記事になるかどうかもそれぞれの記者の判断でございます。
フリーランス 宅八郎氏
それはいいけれども、僕が先にあなたのことを書いたんじゃなく、あなたが先に僕のことを書いたでしょ。10年前のことですよ。書いたことも忘れてるんですか。
長野県知事 田中康夫
それがどうしたんでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
書いたことも忘れてるんですか。
長野県知事 田中康夫
何に関してでございますか。ここにいらっしゃる方々…、
フリーランス 宅八郎氏
「神なき国のガリバー」という『週刊スパ』の連載であなたは僕のことについて書きましたね。
長野県知事 田中康夫
あなたのことに関して書いたと仮にするならば、あなたに対して…、
フリーランス 宅八郎氏
仮にするならばじゃなくて、書いたでしょう。
長野県知事 田中康夫
書くことは何か失礼に当たるんでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
いいえ。別に書くこと自体は問題じゃない。だから僕は9年前に事実誤認を指摘した上で、あなたに訂正と謝罪を求めたはずだ。ところが、あなたは裏口から…、あなたが香山リカとやった講演ですよ。その時にあなたは裏口からこそこそ、こそこそ逃げ回ったから、僕は8年前、あなたの家に行きましたよ。
長野県知事 田中康夫
ちょっと、こそこそ逃げ回ったっていうのは何を指しておっしゃってんのか。私はそのような記憶はございません。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、あなたは…、
長野県知事 田中康夫
○○○○さんは宅八郎さんというお名前で一つの確立したペンネームをお持ちになって、バイネームで署名原稿もお書きになってらっしゃった方ですから、あなたには十分反論の場所というものもあり、私の中においては、あなたが市井の、まさに市井の方ではないということで、あなたに関して仮に書いたとするならば、それに対してあなたは…、
フリーランス 宅八郎氏
仮に書いたとするならばっていうのは無責任ですよね、随分。
長野県知事 田中康夫
それは、あなたは、十分にあなたにはそれに対して様々反駁(はんばく)をなさる場というものも当時は提供されていたでありましょうから、あなたに関して私が記したとしても、それがどのような…、
フリーランス 宅八郎氏
記したとしてもとか、そういう記述があったとしたならばという仮定の言い方は何ですか、一体。あなた書き逃げしてるってことじゃないですか。
長野県知事 田中康夫
私も多くの文章を書いてきておりますので、
フリーランス 宅八郎氏
ああ、書き逃げしてますね、随分ね。
長野県知事 田中康夫
まあ、あなた様ほど多彩な才能は持ち合わせていない…。
フリーランス 宅八郎氏
ああ、そうですね。僕にとってガチンコっていうのは、まさに血みどろの戦いですからね。
長野県知事 田中康夫
なるほど。
フリーランス 宅八郎氏
あなたとは違う。
長野県知事 田中康夫
それで何でございましょうか。今日のご質問は。
フリーランス 宅八郎氏
あなたは僕に対して謝るのか、謝らないのか聞いてるんです。
長野県知事 田中康夫
何を謝らなければいけないんですか。
フリーランス 宅八郎氏
記述の誤りですよ。
長野県知事 田中康夫
だから、具体的にディテール(detail:詳細、細部)からおっしゃっていただきたいでございますね。
フリーランス 宅八郎氏
さる出版社の社長から、あるアドバイスを僕が受けたかのようにあなた書き記したけど、そのことさえ覚えてないんでしょう。あなたが知事になる前に、しきりにテレビに出演させてくれって頼んでた高瀬さんのことですよ。
長野県知事 田中康夫
高瀬さんという方は、私が存じ上げてるのでは太田出版の社長でいらっしゃいます。
フリーランス 宅八郎氏
太田出版の社長ですね。
長野県知事 田中康夫
太田出版の社長とあなたと何か関係があるんでございますの。
フリーランス 宅八郎氏
あなたが関係があると書いたんじゃないですか。
長野県知事 田中康夫
太田出版からは幾冊かかつて本を出しておりますので、高瀬氏は懇意でありました。
フリーランス 宅八郎氏
はい。
長野県知事 田中康夫
はい。
フリーランス 宅八郎氏
過去形ですね。
長野県知事 田中康夫
それで何でございましょうか。
フリーランス 宅八郎氏
その高瀬さんから僕があるアドバイスを受けたっていうようなことをあなたは書き記したけれども、そんな事実はない。
長野県知事 田中康夫
でも、あなたも高瀬さんとはお知り合いであられましたでしょう。
フリーランス 宅八郎氏
そうですね。
長野県知事 田中康夫
とするならば、あなたはアドバイスというふうに認識なさってなくても、高瀬さんがあなたに対して発せられた言葉は、高瀬さんはアドバイスであるという認識をなさってるかもしれません。
フリーランス 宅八郎氏
いやあ、だって、その当時話もしていないもの。まったく話もしていない人物のことを書かれて…、
長野県知事 田中康夫
そのことがあなたにどのような不利益を被ったんでございますの。
フリーランス 宅八郎氏
「ございますの」とか言ってんじゃねえよ、てめえ、このやろう。
長野県知事 田中康夫
いえ、ありがとうございます。久方ぶりにここでべらんめえ口調のしゃべりを聞いて、私もそのようなしゃべり方が好きでござますので、どうぞお続けくださいませ。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、あんたもそういうしゃべりで応じてみろよ。
長野県知事 田中康夫
何でございまするの。
フリーランス 宅八郎氏
そうでございまするの。
長野県知事 田中康夫
それで、ですから、この後具体的にどういうことをあなたはお望みでございますの。
フリーランス 宅八郎氏
あなたは僕が謝罪をしろというふうに迫って、訂正を出してほしいって言ったのに、
長野県知事 田中康夫
だから、そうするとじゃあちょっと…、
フリーランス 宅八郎氏
それを例えば、それは雑誌であれば一度原稿が出ることがある。
長野県知事 田中康夫
ええ。
フリーランス 宅八郎氏
ところがそれが単行本になる時に、一度精査するのが普通のプロの表現者でしょう。あなたプロの表現者として、それを僕から抗議があるにもかかわらず、ある本にまとめられたじゃないですか。
長野県知事 田中康夫
でも、あなたから抗議があっても、先ほど申し上げたように、高瀬さんはあなたへアドバイスのつもりであられましたでしょうし、私もそのように認識したわけでございます。
フリーランス 宅八郎氏
その高瀬さんのことだけじゃないですよ。「オタク論」に関してもあなたは記したはずだ。
長野県知事 田中康夫
どんなことを記したんでございましょう。
フリーランス 宅八郎氏
どんなことか自分で思い出してみろよ。
長野県知事 田中康夫
それはなかなかデータベース化が当時されておりませんし、
フリーランス 宅八郎氏
そうですね。
長野県知事 田中康夫
もしお寄せいただければ、そのようなデータがあればですね、拝見をして、「ああ、なるほど。私はこのように記したんでございましょうか」と申し上げることはできますが。
フリーランス 宅八郎氏
わかりました。じゃあ、今日はいいです。じゃあいつ答えてくれますか。そのデータベース化が進んでないっていうんであれば、じゃあ、今日以降の…、
長野県知事 田中康夫
いや、ですから、もしそれを…、
フリーランス 宅八郎氏
明日でも明後日でもいいですよ。
長野県知事 田中康夫
お手元にお持ちならばですよ。
フリーランス 宅八郎氏
僕は何度でも来ますよ、長野に。ここ長野に来ますよ、何度でも。
長野県知事 田中康夫
会見の予定は来週はございませんので、再来週にあるかと思います。
フリーランス 宅八郎氏
いや、あるいは、会見で…、
長野県知事 田中康夫
経営戦略局にお問い合わせいただければと思います。
フリーランス 宅八郎氏
貴重な県民の方のご質問の時間をお取りするのは僕も心苦しいとこがあるから、何ならあなたの家に行ったっていいですよ。
長野県知事 田中康夫
ただ、私としてはですね、それにお答えする、様々な私にも仕事がございます。
フリーランス 宅八郎氏
あなたはあれですよね。あなたの家…、
長野県知事 田中康夫
私が今お聞きする範囲内においては、あなたに対して謝罪をする必要はないかと思いますし、そもそもその文書も…、
フリーランス 宅八郎氏
必要がない。
長野県知事 田中康夫
はい。
フリーランス 宅八郎氏
書き逃げだってことですね。
長野県知事 田中康夫
いや、それはここにいらっしゃる多くの方々も…、
フリーランス 宅八郎氏
書いたものもよく覚えてないんですね。
長野県知事 田中康夫
そのような言葉はじくじたる思いがあられようかと思いますが。
フリーランス 宅八郎氏
書いたこともよく覚えてないんですね。人を傷つけてるっていう自覚がないんですね、つまり。
長野県知事 田中康夫
じゃあ、あなたは傷つけられたことはないんですか。他の方に対して。
フリーランス 宅八郎氏
あなたから傷つけられたのが僕だって言ってるんですよ。
長野県知事 田中康夫
さようでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
さようでございますよ。
長野県知事 田中康夫
それでは、その他のご質問はございますか。
フリーランス 宅八郎氏
はい?
長野県知事 田中康夫
ですから、もし私の書き記した…
フリーランス 宅八郎氏
当時はデータベース化が進んでなかったんでしょ。
長野県知事 田中康夫
書き記したものがあるのでございましたら、それを経営戦略局の方にお送りいただければ、拝見をいたしてですね、
フリーランス 宅八郎氏
どこにお送りして…。
長野県知事 田中康夫
私どもの3階に経営戦略局というものがございます。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、あなたの自宅にしますよ。それなら。
長野県知事 田中康夫
どちらでも結構でございますが、ただ、多数の郵便がまいりますので、私はいただいたものを拝見はいたしております。もし仮に県知事としてのこの会見の場であなたがご質問なさってるのであるならば、「『県民のこえ』ホットライン」というシステムがございますので、直接県政に、あるいは関係ないようにも私は今思うわけでございますが、その形で…、
フリーランス 宅八郎氏
直接県政に関係ないかもしれないですけれど。
長野県知事 田中康夫
その形でお寄せいただければ、ほぼ1週間をめどにお返事をするというシステムにはなっております。
フリーランス 宅八郎氏
随分、お役所的ですね。あなた官僚か。
長野県知事 田中康夫
いえ、私は一応県知事という…。
フリーランス 宅八郎氏
てめえ、上等だ、このやろう。
長野県知事 田中康夫
ありがとうございます。お褒めの言葉をいただきまして。ご質問は以上でございますか。よろしゅうございますか。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、明日以降、僕はあなたに対してそのデータベース化が当時されていなかったと言うんであれば、じゃあ確認をしてください。
長野県知事 田中康夫
私が申し上げたデータベース化というのは、その雑誌なりのコピーというようなものも、もしお持ち合わせであるならば…、
フリーランス 宅八郎氏
確認してください。あなたは自分がお書きになったものに対して先に確認してください。今、確認を求めてるんですから。
長野県知事 田中康夫
でも、それはあなたは長野県は県民と私も対等の関係でございますから、ご質問がある場合に、そのご質問の根拠というものも明示いただいた上でご質問をお寄せいただいておりますので、今の○○○○さんのご発言は口頭でも結構です。
フリーランス 宅八郎氏
○○○○じゃなくて宅です。
長野県知事 田中康夫
宅さんでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
宅八郎という名前で署名活動をしてるのに、あなたは先ほどからしきりに私の本名を言うけれども、それはあなた…、
長野県知事 田中康夫
それは失礼なことでございましょうか。
フリーランス 宅八郎氏
失礼でしょうね。
長野県知事 田中康夫
そうでございますか。
フリーランス 宅八郎氏
そうでしょうね。
長野県知事 田中康夫
なるほど。
フリーランス 宅八郎氏
だって、より無責任になるもの。
長野県知事 田中康夫
昨日、片山虎之助総務大臣は住基ネットの4情報などというものは、ばれたって何ら問題がないというふうに再び豪語なさっていましたので。あと片山虎之助大臣は1万円のわずか情報サービスをするのに100万円お金が掛かるという、壮大なシステムだというふうに住基ネットもおっしゃっておりましたので、一同顔を見合わせたところでございますが。で、いかがいたしましょう。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ、確認してください。
長野県知事 田中康夫
何でございましょう。
フリーランス 宅八郎氏
「神なき国のガリバー」の第2巻、『これが基本です』という本に確実に書き記されているので、それに関してもう一度精査してください。
長野県知事 田中康夫
ただ、ちょっと長野の家に今あるかどうかはわかりませんです、その本も。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあ佐藤に送ってもらえばいいんじゃない。
長野県知事 田中康夫
誰ですか、佐藤…。
フリーランス 宅八郎氏
佐藤俊彦にでも。
長野県知事 田中康夫
佐藤俊彦というのは扶桑社の人間でございますか。
フリーランス 宅八郎氏
そうですね。
長野県知事 田中康夫
敬称くらい付けた方がよろしいかと思いますけれども。それで…、ただいずれにしても、私は当時、私が記し、また今あなた様がおっしゃられるように書籍化している時にその部分の変更をしていないということは、私はそれはあなた様のプライバシーへの侵害には当たらないというふうに判断をして掲載をしたわけでございますから。
フリーランス 宅八郎氏
別にプライバシー侵害なんて言ってないじゃないですか。
長野県知事 田中康夫
じゃあ、何でございますか。
フリーランス 宅八郎氏
あなたはじゃあ、自分がプライバシー侵害したかもしれないなって今一瞬思ったわけだ。
長野県知事 田中康夫
いえいえ、あなた様のおっしゃってる意味合いを忖度(そんたく)して、私も表現者のはしくれですので、想像をしたわけでございますが、それはじゃあ違うということで。
フリーランス 宅八郎氏
表現者のはしくれとして責任取ってください。じゃあ。
長野県知事 田中康夫
はい?何の責任を取るんでございますか。
時間が、それ以上他に具体的なご質問はございますか。ございませんでしたら、先ほど申し上げたように、経営戦略局の方にもしその原稿のコピーを持ち合わせていらっしゃればお送りいただければ幸いに存じますが。
フリーランス 宅八郎氏
そんなお役所的な対応を僕は求めてるんじゃない。あなた自分で書いたものに関して、長野の家にないんだったら、じゃあ等々力、世田谷の等々力に取りに行けばいいじゃないか。
長野県知事 田中康夫
じゃあ、改めて申し上げますが、私は書籍化する際にも私の記したものはそのまま書籍化してるわけですから、私はその段階で私の表現の、その部分に関して修正の要はなしと考えたわけですし、それは今日も同様であります。
フリーランス 宅八郎氏
ああ、書き逃げだってことですね。
長野県知事 田中康夫
いや、それはあなた様がどう、書き逃げという言葉におとりになるか、書き得という言葉でおとりになるか、書き損という言葉でおとりになるか、それはもう主観の問題でございます。
フリーランス 宅八郎氏
書き得とかって、つい言っちゃったわけだ。今。
長野県知事 田中康夫
違う、違う。あなた様がどのようにおとりになるか、それは主観の問題でございますということを申し上げた…。
フリーランス 宅八郎氏
それはじゃあ、何か書き記した時に書かれた側は、突き刺された側っていうのが主観で訴えてるとしかあなた受け取らないわけだ。自覚がないんだ。
長野県知事 田中康夫
ですから、今のご質問はもうそのまま○○○○さまにお戻し申し上げた方がよろしいかと。
フリーランス 宅八郎氏
○○○○さまじゃないって言っただろう。
長野県知事 田中康夫
宅さまにお戻し申し上げた方がよろしいかと思いますが。
フリーランス 宅八郎氏
僕は宅八郎という名前で仕事をしています。宅八郎という名前で原稿を書いた時には、一定の責任なり、どんな人間なのかっていうことが全国に認知されてます。
長野県知事 田中康夫
なるほど。
フリーランス 宅八郎氏
それは例えば…、
長野県知事 田中康夫
じゃあ今日も多くのカメラが久方ぶりにお映しいただいて認知されてるところでございます。
フリーランス 宅八郎氏
それで、例えば僕の本名を特に公表しておりませんけれども、○○○○という名前で原稿を書いた場合には、ある意味無責任になるわけだ。それをこの都知事の、都知事じゃない、
長野県知事 田中康夫
いや都知事ではございません。
フリーランス 宅八郎氏
この田舎康夫(いなかやすお)っていう県知事は、
長野県知事 田中康夫
ありがとうございます。
フリーランス 宅八郎氏
はい?
長野県知事 田中康夫
ありがとうございます。県議会の様子をご覧になってそのようなご感懐をお持ちになったのかと思いますが。
フリーランス 宅八郎氏
いや、あなたのメンタリティー(mentality:考え方)を見てそう言ってるんですよ。
長野県知事 田中康夫
なるべく片仮名は使わないようにいたしております。
フリーランス 宅八郎氏
あなた自身「山猿」だと県民のこともおっしゃってらっしゃるようだし。
長野県知事 田中康夫
それで何でございましょうか。よろしゅうございますか、今の。ですから私の方からのお願いは、もし仮にさらにご質問やご回答をお求めになるのでしたら、そのコピーをお送りいただきたい…。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあまず、あなたは僕の本名を、僕の本名を知ってる人間っていうのはほとんどいないんですよ。それがあなた知ってるって、知ってるのにそういうとぼけ方してるってことがまず理解できないし。
長野県知事 田中康夫
それはだって、本名を知っていることは、それはタモリさんが森田一義だということぐらい知っておりますし。
フリーランス 宅八郎氏
ああ、なるほど。
長野県知事 田中康夫
ええ。あなたのこともかつて大変にご高名であられましたから存じ上げております。
フリーランス 宅八郎氏
ああ、そうですか。
長野県知事 田中康夫
はい。
フリーランス 宅八郎氏
じゃあとにかく、明日以降、僕は行動します。
長野県知事 田中康夫
様々、長野県が改革する中で多くの方から注目されておりますし、長野県においては新たな雇用や経済効果を生むということでございまして、今日も宅さんにはJR東日本に支払われた金額であろうかと思いますが、新たな様々な経済効果を長野県にもたらしていただけたことに関しては感謝申し上げるところでございます。
その他のご質問を受けます。はい、どうぞ。
中日新聞社 石川浩氏
中日新聞の石川浩と申します。
7月定例会で人事案、数件が否決されましたけれども、この対応は今後どういうふうにされるのか。9月議会に提案されるお考えなのか。そこらへんのお話しをお願いします。
長野県知事 田中康夫
いや、それは定数というか、それは職員の場合、定数が決まっても定数を下回る形での雇用であったり、配属ということを行革という中でそれはしておりますけれども、今おっしゃられたような委員は何十人といるような委員ではございませんので、それは選任されることが引き続き望ましいことだと思っております。9月に予定されております議会までの間に、このために臨時議会を開くというようなことは現時点では考えてはおりません。引き続き、県議会というよりも、県議会の方々も県民の方々がお選びになったわけですし、またその県議会の58人の方というのは、私が議会解散とかするような権限は首相と違ってございませんから、これから約3年8カ月あまりの間ですね、長野県の県民の代表であられるわけであります。3年8カ月たたねば議会のメンバーというものは、これは改選には至らないわけでございますから、それらの方々、すなわち県民の方々に理解していただけるようなですね、選任をすると、こういうふうに申し上げるより他ないわけでございます。
はい。
共同通信社 伊藤豪氏
共同通信の伊藤豪です。
県市長会が出していました住民基本台帳ネットワークの本格稼働に向けての陳情書がですね、県議会で5人以外はみんな起立と、起立採決でですね、認められたということについて、どう受け止めていらっしゃいますでしょうか。
長野県知事 田中康夫
市長会と町村…、誰が求め…?、市長会がお出しになった。問答無用という言葉がありますが、市長会は住民基本台帳法第30条に基づいて長野県が設置いたしました審議会の方々からのご説明というのを、その必要はないという意見でございますけれども、他方でその市長会の方々の大多数の見解は、審議会とはことごとく異なっているというふうに私は認識しておりますので、仮に同一の意見であるならば聞くに及ばないということもあるいはあるかもしれませんけれども、かなりの部分異なってらっしゃるにもかかわらずお聞きにもならずですね、いらっしゃるということは、やはりこれは市長会としてはいま少しお考えになられるべき点であろうなという気はいたします。
長野県はいずれにいたしましても、総務省との公開の討論というものも近く具体化するわけでございますし、そうしたものを経て、あるいは県民や市町村の意見というものも聞いて考えていくところであります。よろしいですか。
はい。じゃあそちらの。その後じゃあカメラの直前の。
毎日新聞社 西田進一郎氏
毎日新聞の西田進一郎です。
多選自粛条例案について伺います。昨日の総務委員会で否決された後のコメントを伺う限り、再度提出されるような印象は受けなかったんですが、再提案はされないということでいいでしょうか。
長野県知事 田中康夫
確か毎日新聞には私は皮肉っぽく語ったというふうにありましたが、あるいは私の表現が至らなかったり、あるいは人徳のなさからそのようにお感じになったかもしれませんが、私は県議会の方から任期などという、あるいは何期などということにとどまらず、県民が願う県政改革を行えるのだったら引き続き行いなさいと。県民が支持するならば、行いなさいというエールというふうに受け止めましたから、今後はより長野県の改革を進めていくと。常に、ということだと思いますが。
後ろの方。
信越放送 高島哲也氏
SBC(信越放送)の高島哲也です。
人事案件に関係してですが、今日議長室にごあいさつに行かれた際にですね、小林議長の方から、もう少し人事案について工夫してほしいという申し入れが知事の方にあったと思うんですが、その後、議長の方の会見があってですね、その工夫という意味についてはですね、県民の最大公約数の思いを通じるような方を出してほしいと。そういった意味で、議会の決定を厳粛に考えるならば工夫されることを期待すると。そういう言い方で言ってるんですけども、この人事案についての工夫という、その申し入れについてはどういうふうにお考えでしょうか。
長野県知事 田中康夫
おっしゃってる意味がよく私の頭脳ではわからんですね。茅野實さんという方は、私は多くの県民が願ってらっしゃること、あるいは多くの県民が期待するに耐えうる方だというふうに思っておりましたから、しかも茅野さんは最近、私個人だけでなくて、八十二銀行という組織としても、これは信濃毎日新聞でのインタビューでしたでしょうか、県政の改革をしなくてはいけないということで一貫して考えてきていると。いわば、私のもちろん個別のことに関して人間が100%意見は一致しませんけれども、大きな方向性としての長野県の現在の改革というものを、茅野實さんのみならず八十二銀行も理解をされてきたということでありますから、そうした方は私と近すぎて公明正大ではないと。あるいは茅野實さんというような方が論功行賞と、逆に人事委員になるということが論功行賞であるというふうにとらえられるという議会の方々の認識こそがですね、今までの長野県のみならず、日本の多くのですね、勲章へとつながるような肩書を求められる社会を、図らずもご自身が吐露されてるということだと思うんですね。茅野實さん、あるいはその他、わずかな微々たる金額でですね、県外からもですね、丸一日を投じて長野県のために議論をしに来てくださる方々は、それらの委員に選ばれることが論功行賞だなどとはですね、つゆ思ってらっしゃらないと思います。まさに一人の市民としての、よい意味でのボランティアな精神でですね、社会貢献であると。その貢献によって社会が着実に変わるということを志してらっしゃるわけでして、それを論功行賞などとおっしゃることはですね、やはりそのような論功行賞というような程度の認識で議員をお務めでいらっしゃるのであろうかと。あるいは今まで議会の方々が監査委員をはじめとして様々な委員の座というものを欲し続けられてきたのも、そのような低い志であられたのかと、私は非常に暗たんたる思いなわけであります。したがいまして、ある意味では、その茅野實さんを否決なされる大多数の方々と自由民主党をはじめとする方々は、長野県の基幹の銀行や経済のシステムというものにも果敢に今後挑戦なさるという決意を表明されたということだと思われますから、それはそれで大変な志であられようかなというふうには思います。
少し小林議長は、あの時には自分たちにも議長はどういう表現をされたか、私も議長として何か至らぬというか、じくじたるというか、私の思いとは裏腹なというような部分の表現があられたかもしれませんが、議長はより深い議論をできる議会ということを非常に努力なさってらっしゃったというふうには思いますけれども、ただ例えばの話ですね、小田原健さんという林務部が起用いたしております人物を論功行賞だというようなご発言があったようでございますけども、私この小田原健さんは、林務部の人間から資料をもらうまでは全く一面識もなかった方でございまして、このような方も私の知人・友人に仕立て上げられていくというのは、何かですね、非常に今の開かれたアメリカではなく、閉ざされたアメリカが、三井物産戦略研究所の寺島実郎さんの表現を使うと、今のブッシュ政権はまるでマッカーシズムであるというように表現されておりますけれども、何か白も黒とおっしゃってくような議会の議論や追究にもならぬご発言というものは、いささかそれは県民の方々がどういう議論を望んでいらっしゃるのかということをですね、私も考えますが、議会の方々には特段お考えいただきたいなという気はいたしますね。
その他のご質問、はい、どうぞ。
飯田和子氏
飯田和子と申します。ウェブ日記の「K嬢の長野県政ウォチング日記」というのを書いてます。
議会のことからちょっと離れるんですけれども、木曽地方で最近頻発している地震なんですが、本日も朝ですか、震度4クラスの地震があったということで、その他、かなり毎日のように微少な地震ではありますが続いてるということで、地域の方の不安というのもあるかと思うんですけれども、その件に関して、県として何らかの対策というのは現在行っているのかっていうことをまずお聞きしたいんですが。
長野県知事 田中康夫
はい。まず小仁熊ダムに関しては近く現地調査に行く予定であります。そして今のご指摘は、いくつかの雑誌において、議会でも質問がありましたが、例えばご存じのように、王滝村のダムというのは、これは7千万、確か5千万立米じゃなかったと思います。7千万立米ということは、7千万トンの水があるわけでございます。非常に貯水されて満水に近い時に地震が起きやすいというふうにおっしゃる学者の方もいらっしゃいます。相関関係はないというふうにおっしゃる学者の方もいらっしゃいますが、同時に現在非常に水をですね、急激に増やしたり、また発電を多くしなくてはいけないということで急激に減らしたりと。これは非常に大きな体育館で多くの人間が、7千万人がどんどん足を踏んで急にしゃがんだり跳び上がったりしてるようなものとも言えるわけでございまして、やはりこれはオカルトの世界ではなく、西部地震が起きたのも牧尾ダムが建設されて以降であるということでありまして、これに対して水資源開発公団は公式見解としては何ら地震との相関はないとおっしゃっていますけれども、ただ、同様のことはイタリアやアメリカでもかつて起きてきた部分もございます。相関関係が100%は確定しておりませんが、ただ科学というものも100%確定しきれないというところもまた今の科学かと思います。ちょっといずれも、この問題は土木部長の小市は関係なかろうという発言をしております。いたずらに危険をあおるわけではございませんが、非常に木曽地区での群発の地震というものに関しては、私たちはきちんと調査をしなくてはいけないと。ただ、調査の能力というのが私たちの技術畑に地震に関して持ち合わせてるわけではありませんので、この点は早急に政策推進会議でもですね、議論をしたいと思っております。よろしいですか。
では時間が過ぎましたので、以上であります。
多くの職員は議会の時、質問の内容を事前にお聞きしたり一緒に答弁を作ったりしておりまして、大変に夜遅くまでなりますが、大変に生意気なことを言わせていただきますと、これは多くのテレビをご覧の県民の方もお感じになるかと思いますが、年4回の議会の時の2週間なりの議論という間に、何か改革がですね、改革が後戻りするというよりも、私たち職員も含めた頭の中の思考回路がですね、再び前の場所に近い場所にリセットされていくような錯覚というかですね、憂慮を抱きがちでございます。もちろん人間は反すうしたりスイッチバックも必要でございますけども、スイッチバックも元の標高の地点にまでほとんど戻るというのがスイッチバックではないわけでございまして、県議会での議論というものはですね、少なくともご質問の文章の中で、ご自身が恐らくはお書きになったんでございましょうけれども、固有名詞の読み方すら間違えられたり、あるいは読むことがままならず途中で無言の状態がお続きになるというような形で様々なご質問をいただくということは、県民はあまり望まれてるところではなかろうというふうには思っております。議会での議論というものが、より頭がリセットされるのではなくて、頭がよりハイ・インテグレート(high
integrate:より統一する)されるという形になることを毎回議会のたびに望んでいるところです。
以上です。
(注)表現者からの申し出により、発言の一部を修正してあります。
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