Hotほっとチャンネルながの長野県公式ホームページ

県庁案内

サイトマップ

english

モバイル長野県

トップページ

県からのお知らせ

くらしの情報

産業・経済の情報

県行政の情報

県内各地の情報

リンク集

知事コーナーのトップへ   知事会見のトップへ  

最終更新日:2003年07月14日

 

知事会見 7月県議会一般質問を終えて他

平成15年7月11日(金)
17:10〜17:40

表現センター    

長野県知事 田中康夫
 お待たせしました。あの、信州大学の繊維学部の白井先生がアトピー用の手袋というのを開発をなさったそうでございまして、木綿だとは思うんですが、何かアトピー用の彼曰くの薬で染料を変えてやってるそうでこういう色(緑色)だそうで、何か「しなの鉄道」の社員がするとよさそうな手袋ですが、何か私に実験台になれということで、小さなこどもたちにはもっと小さな手袋でやって、かなりの効果が現れてるというお話でございますので、私もいたしておりますです。
 素敵な長野県議会、6月というか7月定例会が半ばまで差し掛かったわけでございますけども、人事案件と俗にいわれますものが今日採決されたわけでございますけれども、なかなか長野県の更なる県民益のための改革を支持くださっている、大変に聡明なる長野県民やあるいは長野県における県民のための改革と、その更なる進捗ということが日本のこの希望をもてない社会においても長野県発の良い意味での日本の改革への波及をもたらすと期待をくださっている全国の方々からいたしますと、何か今議会においても、今議会の本日の決定が報じられますと、あるいは少なからぬ方々が落胆をなさり、何か県民益の創出というのとは逆ベクトルがまた進展してるのであろうかと思われると、少し…何ですね…無念というか癪な思いでございます。
 石原慎太郎さんのことをかつて江藤淳さんは「無意識過剰」ということばでおっしゃったんでございます。私もその後江藤淳さんから「君も無意識過剰だ」と言われましたけども、今日のあの塚田一さんのご質問というのは「無意識過剰」の逆の「自意識過剰」のご質問であったような気もいたします。かつてエリザベス女王が日本に参りましたときに、ずっと赤坂見付のあたりを通っておりましたときに、いわゆる警備の者が皆立っているときに、エリザベス女王もなかなかシニカルな方でして「何ゆえ同じ服を着た人が立っているのか」と聞かれたんだそうでございます。で、それに対して「あなたをお守りするためでございます」と言ったら、エリザベス女王が「私は市民のために命があり、私自身をも恐れて何ゆえ私が女王が務まろうか」というようなご趣旨をおっしゃったそうでございまして、私はこれはなかなか…私は戦争に賛成するものでもありませんし、むやみに自害することを美化するものでもありませんけども、なかなかやはりエリザベス女王のその発言というのは大したものだなあというふうに思いました。私や副知事やあるいは先ほども話しておりましたが出納長のもとにも日々無言電話でありましたり、あるいはメールでありましたりがまいりますし、あるいは私どもの広聴の人間は日々多くの方からの電話を受けて、直接逢ってはいないですが「面罵」というんでしょうか、されるようなことも多くあるわけでございまして、けれどもそうした私とも異なる多くの若い職員もですね、そうしたことは県民益のために自らが良い意味で対峙をしてですね、直面をして直視をしているわけでございまして、県民の代表であられるわけでございますから、やはり私とは申しませんけれども石原慎太郎さんのような「自意識過剰」ではない「無意識過剰」をやはり県民の代表はお持ちになるべきだろうなという気はいたしますですね。
 私と茅野さんが「特殊な関係」だというふうに自由民主党の県議団の代表の方がおっしゃられましたけども、何でございましょう、そのほかの議員の方がおっしゃられましたけども、じゃあ古今東西、あるいは私以前の県知事と、そのおっしゃるところの「特殊な関係」の友人や知人というのはいらっしゃらなかったのか、いらっしゃったのかよく分からないわけでございますし、中立性に疑問であるというふうにおっしゃられましたが、そういたしますと議会の方と知人や友人である方も中立性に疑問が生ずるということに今後なりますから、なかなか人の人選というのは難しいものであろうと。「情実人事」というようなご発言もございましたが、長野県においては私が就任してから「情実人事」と呼ばれるような現象が起きてきたのか起きてこなかったのか、これもまた後世の歴史家が研究すべき材料が増えたのかなという気もいたします。人事に関しては、一度議会で否決されたものは不再審であるという話がありましたが、裁判とて2審、3審はあるわけでございますし、議会で一度決めたこと、否決じゃなくてたしか決めたことを持ち出すでないというようなご発言でしたが、そういたしますと今後おそらく自由民主党県議団の方々も含めて、一度日本国の議会で決めた憲法は修正できないということになるわけでございまして、これもまたなかなか勇気のあるご発言かと思います。
 今日の議事、議決のなかで一つ私はうれしかったのはですね、議第5号の「外国人学校卒業者への大学入学資格付与の早期実現を求める意見書」というのが、これが自民党も県民クラブも志昂会も共産党も県民協働ネットも緑新会もトライアルしなのも政信会もフォーラム改新も公明党も無所属も全員、議員提出議案として出ているわけでございまして、これはご存知のようにアジア系など外国人学校を卒業した生徒に大学入学資格を付与せよというご発言になるんでして、といたしますと長野県内には朝鮮学校というのがございますので、朝鮮学校でのカリキュラムを修了した者は日本の同等の高等学校の教育を受けたものと同様に扱えということを全会一致でお決めいただいたわけでして、この意味で言うと信州人の自治は信州人によってという皆様から大変にユニバーサルデザインな意見書を全会一致でお決めいただけたと。これはやはり長野県議会の数少なき改革への光明が見えているということかなという気もいたします。
 皆様の新聞にもプライバシーの問題や人格の問題は議論しないというふうに各会派の方のご発言がありましたが、そういたしますと今までの十数回に亘る県議会でのご討論というのはそのようなご配慮があったのかなと。その意味でも新しいメンバーが増えましての県議会においては、今後そのような観点のことが得られるのであろうと、これもまた大変うれしいことではなかろうかと思います。ただ、人事委員会に関しましては、2名の委員ということではありますが、今後私どもの県職員の採用というようなことも人事委員会が携わるわけでございまして、といたしますとこれから秋にかけまして多くの人事委員会においてご議論やご決定いただく内容というものが滞るようになるかもしれないわけでして、繰り返しますが茅野實氏は、私は本当に高潔なる人物だと、このことはおそらく多くの長野県民、あるいは日本の市民も同意していただけることであろうと思いますので、この人物がやはり中立性に疑問があるということで否決をされたということで、これに関わる県政の停滞ということも十分ご認識なさった、生じるやもしれぬ県政の停滞ということを十分ご認識なさったうえで議会は決定なさられたんだろうなと。あえて私は停滞や異常を…委員会が開かれないということになるとこれは異常にもなるわけですし、2名は決定いたしておりますけども…、少なからず何とも不可思議な思いです。
 おそらく今回3名の方々が信任されなかったわけでございます。私が不信任がでたときに申し上げたことに、「それでもダムを造り続けねばならぬ余人には窺い知れぬ奥深い理由があられるのであろうか」と申し上げましたが、彼らが監査委員や人事委員になっては都合の悪い、私ども凡人には窺い知れぬ深い理由が何かあられる、そうした議員の方が多くいらっしゃるのかなあという気もいたします。おそらく多くの県民の方々は監査委員や人事委員という、日頃さほどご自身の生活に密着した仕事内容ではないかもしれませんが、やはり今回の茅野さんを始めとする否決というのは多くの県民の方々も、橋本大二郎さんが県議会というものは定数や選挙区割もご自身で決めるけども行政をチェックする県議会をチェックするのは誰によってなされるのかということを、前回の統一地方選の後に毎日新聞の高知県版のインタビューでおっしゃっておられましたけども、同様の思いをあるいは抱かれる方もいらっしゃるかなという気もいたします。その意味では先日ちょうど私がダブリンに行っておりましたときに、その前の週と2週、サンデープロジェクトという番組で長野県の談合疑惑に関しての特集というのが組まれておりまして、スタジオでまた後、ビデオで拝見いたしましたけども、あのような長尺な特集が組まれましてもとりわけ議会では話題とはなりませんし、みなさんの紙上でも噂にも話題にもなりませんから、むしろ逆にあのようなことが報じられても、それが既定の折込済みの情報として多くの皆様が納得されてるというようなことをこそ、逆に石田治一郎さんは恥じ入られるべきではなかろうかなというようなことも感じながら議場におりました。
 いずれにしても私は多くの優れた県職員のスタッフがおりますし、既存の委員の方々もいらっしゃいますし、今回も幸いにして新しく選任された公安委員、公安委員は警察でありますが、教育委員や監査委員や人事委員の方がいらっしゃいますので、そうした方々のご協力を得て県政改革を更に進めたいと思っております。
 今日はまあ、さほどその他はないかと思いますが、何かご質問があればお受けいたします。あまり否決をされた方々に関して改めて今申し上げましたので、議会もあまり人権を侵害したくないという大変高潔な志を掲げておられますから、もし本日の人事案以外に関してご質問があればお受けいたします。
よろしゅうございますか。
 まあ、理にかなっているか支離滅裂であられるか、このあたりは県民一人ひとりがお考えになることだと思います。少なくともただ私は多くの県政の改革を望まれて支持してくださっている県民や、それを見守ってくださっている全国の方々からすると、今回もまた県民益の創出とは逆ベクトルの動きが今だ長野県では起きているというふうにお感じになられるかもしれません。長野県に比べればあまり報じられる度合いは少ないかもしれませんが、先般も宮城県においても私と同じように改革を進められている浅野史郎氏の人事案件というものが否決されておりますし、同様に私が尊敬しております橋本大二郎氏の様々な施策というものも必ずしも議会からは評価いただけておりませんから、そうやって考えますと台湾へ出かけたときに李登輝氏がいみじくも「議会というものほどやっかいなものはない」とおっしゃっていたものを感じはいたします。しばしば議会軽視ということばを私は浴びせられておりますけども、逆に言えば今までの数多くのご審議の内容というものを拝見すると、民意軽視や人権軽視はどちらだったのかなというふうにお思いになる方も中にはいらっしゃるかもしれません。ただそれは県民がお選びになった方でございますから、私は今まで以上に県民の声に耳を澄ませ、県職員とも議論をし、議論するだけでなく着実な県政の改革を行うまでであります。
 以上です。来週は月曜日には早速新しい私どもの環境の施策に関してご協力をいただける民間やNPOの方に関しての説明会を東京で行います。その他大阪でも行う予定でございますし、県内も長野と松本の2か所において行う予定でございます。詳しくは地球環境課にお問い合わせをいただければおわかりいただけるかと思います。太陽光や風力のみならず多くの長野県の施設をですね、よい意味での地球温暖化防止のための実験の場としてですね、ご提供申し上げるということで、水素関係の開発を含めて多くのご提案をNPOや民間企業からいただけることを願っております。以上です。
 何ですか? 人事以外? はいどうぞ。

信濃毎日新聞 島田誠氏
 島田誠、信濃毎日新聞です。
 今日のやりとりの中でですね、ひとつ寺島県議がおっしゃられたところで、建設業の車座集会で示された数字の中で、建設事業費というか投資的経費の落ち込みの比較について、本年度分については全国分に骨格予算、統一地方選などで骨格予算だったところを、そのまま当初予算ベースで対比しているのでそのままであったという指摘がありましたが…

長野県知事 田中康夫
 はい、分かりました。それはですね、先ほど小林公喜経営戦略局長も答弁で申し上げているように、骨格予算であったところが、その後予算がほぼ決定しております。で、それらも入れたうえでもなお長野県よりも他の都道府県の落込み具合は激しいということです。先日もサンデープロジェクトで大田房江知事がおっしゃっていたように、県単予算ならぬ府単予算というのは大阪の場合は70数パーセントカットしていると。にも関わらず大阪の自由民主党や民主党の議員の方はやはり大阪府の財政再建のためにそれをご理解くださってるというお話で、大変にうらやましい限りだと思いました。それと平成11年を1とした場合というお話しですけども、9月以降の予算というものはこれはほぼ今までの経済対策というかたちで国から来ておりますから、これはほぼ全国一律のかたちでですね、行われていることでありますから、このご指摘も寺島県議のご指摘というのは、逆に寺島県議が私どもの算定が正確でないとおっしゃるならば寺島県議の把握も正確ではないということになります。そしてまた私たちは平成元年以降、逆に他の都道府県が公共事業費が漸減していく中においてですね、皆様もう十分ご存知のように大変に他の都道府県に見られぬ増え方を、2倍あるいは県単独事業費3倍というかたちで増えているわけですから、平成11年をそもそもそれぞれの都道府県を1とする段階のスタートにおいて長野県はまだバブルが収縮していないという状況を1としているわけでございます。他の都道府県は平成元年以降バブルが収縮したうえで平成11年に1になっているわけでございまして、そしてそこにそれぞれ各都道府県ほぼ同率の財政出動というものが9月には行われているわけであります。そしてその11年と比較して長野県の公共事業費の圧縮度というものよりも更に他の都道府県の圧縮度のほうが高いということになるわけですから、これは寺島県議にもこのあたりのことはご認識をいただきたいなと思います。いずれにしても多くの県議の方々が様々なご発言をなさっていますが、もっとやはり県議会の場がですね積極的な議論をする場だとおっしゃるならば、もっとよい意味で直截にですね、何の費用を増やしたいのかということをおっしゃるべきではなかろうかと思います。何か奥歯にものが挟まったような言い方でですね、公共事業ということばの回りのことばを、私が様々形容詞を多用するような表現をこの3年間してきたからかもしれませんが、どうも直截なご発言ではないかたちでご発言をなさるというのは、これは県民にとっても分かりにくい議論でございます。ぜひその辺のことはご配慮いただければ幸いだなと思っております。よろしゅうございますか。

信濃毎日新聞 島田誠氏
 後段の方の説明はよくわかりました。ただ最初に1点述べられたところは、私、先程経営戦略局でも伺いましたが、12の骨格予算であるとか暫定予算で組んでいるところがあって、きのうまでに議決されているのは5つなんですね。ですからあと7つがまだ議決されてませんから、それを乗せた時にはどの程度になるかというのはまだわからないというふうにおっしゃっていましたので…

長野県知事 田中康夫
 それを含めたとしてもですね、含めたとしてもなお長野県の圧縮度よりは他の都道府県の圧縮度合の方が高いということですし、平成11年の段階はそもそも異なります。

信濃毎日新聞 島田誠氏
 その後段の方はわかるのですが、その12を含めた時にどうなるかというのは、経営戦略局もまだわからないというふうにおっしゃっているので…。

長野県知事 田中康夫
 それはお求めであられるならば、すべてが確定した段階で、もう一度データを出すということはやぶさかじゃもちろんございません。

信濃毎日新聞 島田誠氏
 わかりました。

長野県知事 田中康夫
 はい。何でしょう、まだある? どうぞ。

中日新聞 石川浩氏
 中日新聞の石川浩と申します。ちょっと恐縮ですけど、きょうの本会議の人事案にちょっと戻らせていただきたいんですけども、知事は、本会議でですね、現在の代表監査委員の辞表が提出されていることについて、3人が同意されない場合は引き続き就任していただくと、務めていただくとおっしゃっていますけれど、それに変わりない…。

長野県知事 田中康夫
 先程、内田雄治代表監査委員とお目にかかり、やはり2名…、仮に4名になればですね、内田委員は退任なさるというご意向でありましたが、樽川通子さんと石坂千穂さんのお2人だけでございますし、それぞれ就任間もない方、まだ樽川さんに関してはまだ人事通知書もお渡ししていないわけでございますから、いましばらくお務めいただきたいということをお話しをし、これはご了解を頂いたところであります。
 そちらの方。

長野日報 北浜博義氏
 北浜博義と言います。長野日報です。きょう議決された…入札制度改善の議決されましたけれど、意見書じゃなくて何ですか…

長野県知事 田中康夫
 既にご懸念であるような内容に関しては、発注技術等検討委員会で議論を始めておりますし、発注技術検討委員会で方向が示され、既に予定入札価格の公表はするべきでないと。あるいは今回の中にないかもしれませんが、いわゆる前払制というものも廃止すべきじゃないかと、さまざまな提言がなされておりますし、議会の方々も大変この点に関しては、認識を日々深められていると思いますが、私どもも更に認識を深めた上での改革が進んでいるわけでございます。以上です。

信濃毎日新聞 小市昭夫氏
 信濃毎日の小市昭夫といいますが、また人事案のことで恐縮なんですけれども、知事もご指摘のとおり、人事委員会は全員そろわないと合議制ですからできないとかですね、支障が生じるわけですが、今後その人事案、改めて提出に向けての…

長野県知事 田中康夫
 まあ開催自体は3名のうち2名がいれば開催はできるのだとは思います。

信濃毎日新聞 小市昭夫氏
 ちょっと認識があれで申し訳ないのですが、いずれにしろ今後人事案を提出するにあたって、議会側がおっしゃるような対応をずっととり続けた場合に、知事側が今後どのように提案されていくかという部分があるかと思うのですが…

長野県知事 田中康夫
 まあ少なからずショックでありますからね。茅野實氏も上條剛氏も内山卓郎氏も、そんな今議会の途中で追加提案をするほど、私もやはり知人や友人がそんなに県内に多くはなかったということかなと。じゃない、知人や友人でない者を選べとおっしゃっているわけですから、これはもうどなたかやはり、じゃあ今まで歴代の長野県政においては、そういう本当に中立な人選や、知人や友人ではない方が選ばれてたんだろうかと。私よりもはるかに長きにわたって長野県内で行政にたずさわり、長野県内に居住なさっていた方々が知人や友人でもない方をお選びになっているとしたら、やはりあまり現場主義で県内各地を回ったりすると、知人や友人が増えていけないのかなと、いささか反省もしております。
 まあいずれにしても私は大変非常に不可思議なうれしさでありましたのが、この「外国人学校卒業者への大学入学試験資格付与の早期実現を求める意見書案」というのが全会一致で認められたというのは、これはやはり長野県はまだまだ岩波や筑摩が出るだけであって、信濃毎日新聞の桐生悠々もいる県だけあって捨てたもんじゃないなと思ったのが一つです。
 もう一つ、「WTO農業交渉等における日本提案の実現を求める意見書案」という、これも全会一致で可決したんでございますけども、これもまた考えてみれば、WTOやサミットの会合の時に、よくデモ行進をしている人たちが述べているグローバル経済はいかんというのとこれは軌を一にしている内容になるわけでございまして、これもまたなかなかブラジルのルラ大統領は、私はこちら側にいなければおそらくは向こうのデモ隊の側にいたと思うという発言をサミットの時になさいましたけども、やはりこのあたりも反骨精神、反権力の長野県という、グローバルにはしないと、信州のことは信州でまかなうという、やはり決意の表れだと思いますから、これもまたなかなか大した覚悟だと、これは本当に感銘を受けました。
 前もお話したかもしれませんけど、週刊文春がですね6月のたぶん半ばくらいに、「日本人は暴動を忘れたのか」というグラビアを5ページモノクロで組みました。これはもう大変な内容でございまして、日本がこれだけ政治が無策で、経済が混迷をして、本当に民主主義が機能していない時に、日本の人は上尾事件のようなことを忘れたのかというページから始まるんですよね。それで次のページに行くと、そのアメリカにおいてカリフォルニアで黒人を暴行死させた白人警察官が無罪という判決が出た時に、皆が良い意味での暴動というかデモをする写真が載っていたりですね、さまざまなそういうのが載っていて、日本人はこれだけとんでもない社会になりながら、怒りを忘れたのかと言っているわけで、これはもう形を変えたインティファーダ(蜂起)せよということを、週刊文春が言ってんです。私は大変感銘を受けまして、編集長の木俣正剛氏に電話をして、「これは素晴らしい企画だ」と。暴動を起こしなさいとそそのかしているんじゃないんです。これだけの混迷した社会でありながら、目先の今日食べるもの明日着る服があるから皆がおとなしくしているということで、日本は果たしていいのかと。韓国ですらIMFが来た時に財閥がつぶれ、金融機関がつぶれ、多くの人々が泣き叫んでも、なお改革をせねばと言って行ったことが今日の韓国になっていると。それで中にはサッチャーが支持率十数パーセントであっても改革のためにひるまなかった時に、やはり市民がデモをした写真とかも載っておりましたけれども、やはりこうした写真こそが本来、週刊朝日やサンデー毎日や週刊金曜日あたりに載るべきでございまして、やはり週刊文春の抱いている危機感というのは、同じ文芸春秋社の諸君とかとはだいぶ異なるものがございまして、私はその意味で言うと、今回のこのWTOの可決、外国人学校卒業生の可決というのは、この週刊文春の「日本人は怒りを忘れたのか」というものに匹敵する県議会の大変な志、満場一致の志で、これは満蒙開拓に行った時のようなあまり褒められない、貧しかったにせよ満場一致の送り出し方とは違う長野県民の良識が県議会にもまだ脈々と生きていると、私はそう思ったところでございます。
 はい。

信濃毎日新聞 小松恵永氏
 信濃毎日新聞の小松恵永と申します。知事の政治団体の代表を務められた方が、インフィオラータやスキー王国長野の誘客推進協議会のイベントに関わって委託料を受け取っていたという件ですが、確認なんですが、これ知事が直接その社長…、組織委員会や推進協議会にこの社長と委託契約をするように働きかけたということはないということで間違いないかということで…

長野県知事 田中康夫
 はい、既に信濃毎日新聞等で報じられているように、それぞれの部署においてですね、部署というのはそれぞれの委員会等においてご決定なさったことだというふうに把握しております。
 

 

 

 

<お問い合わせ先>

■ このページに関するご質問及びご意見は、経営戦略局までメールもしくは下記にご連絡ください。


秘書広報チーム
Tel 026-232-2002
/ Fax 026-235-6232


トップページ | 県からのお知らせ | くらしの情報 | 産業・経済の情報 | 県行政の情報  | 県内各地の情報 | リンク集

▲ このページのトップへ