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最終更新日:2003年03月10日
 

知事会見 2月県議会一般質問を終えて

平成15年3月7日(金)
16:15〜17:05 
県庁5F「表現センター」

長野県知事 田中康夫
   はい、それでは知事会見を開始いたします。
   今日で一般質問というのが終わり、来週から委員会というのが始まるわけでございまして、私の希望、まさに前島章良(のりよし)さん及び現在教育次長を務めております瀬良和征(かずゆき)の教育委員選任ということに関しては、まさに前島章良さんが教育委員にふさわしいということは繰り返しお話しをしてきてるところでありますし、委員会という場で、まさにこれは拙速ではなくですねご提案をさせていただき、また前島章良さんの選任に関しては笠原(貞行)教育委員長もですね、大変にそうした委員の方が新たに加わることは望ましいということを、私がご相談申し上げた時にもおっしゃってるわけでございますので、ぜひ今議会で、また、もしまだご説明が足らない点がありますればですね、私あるいは瀬良、また前島さんをですねぜひとも文教委員会の場にお呼びいただいてですね、心置きなくご質問をいただき、それぞれの考えというものをお伝えできればと思っております。
   多選自粛条例に関しましても私が12月の議会からご提案を申し上げているわけでございまして、これに関しても、ぜひ総務委員会の場でですねご意見を交わすことができれば大変これはうれしく思うわけでございます。
   また私に関しましては、大変私が至らなかったということで、心臓移植を望まれていた少年への寄付行為と、長野市在住の方でありますが、お父様が有権者でありますので公職選挙法違反であると。また大鹿村におきまして大鹿歌舞伎を見まして、私と訪れました私のガールフレンドを含む複数名にお弁当等を頂戴してそのお代をお支払いしたことが寄付行為にあたると。このことで書類送検という形を私は受けておりますので、これに関して減給と、自らのまさに政治倫理を正すということで減給の条例というものを、これはもういつでございましたっけ、はるかに12月議会、9月議会、6月議会、2月議会、その前の12月議会くらいでございましょうか(平成13年9月県議会)。かれこれ1年以上になるわけでございまして、これもぜひですね、様々なその政治倫理に関して襟を正すということを議会のすべての方々がいまやおっしゃられるようになってきてるわけですから、そうした襟を正す県議会の方々がですね、私の至らなかったことの幾ばくかのその反省の思いというものをぜひお受け止めいただいて、この減給という案件に関してもお認めいただけるように。またもしこの点に関しても、もし説明を改めてするべき点があるならば総務委員会にぜひお呼びいただきたいと、このように思うわけでございます。
   いずれの教育委員選任、多選自粛条例、また私の減給処分というものもですね、今議会の場で問題を先送りなさるということになりますと、議会は改選になるわけでございまして、すなわち自然廃案ということでございます。まさに教育委員は結果として県議の方々自ら手は下すことなく否決をされると。多選自粛条例も否決をされると。また私の減給処分ということで襟を正すということも否決をされるということであります。もし仮にそのようなお考えであるならば、やはり県民の代表として毅然(きぜん)とですね、私の現在継続あるいは今回出させていただいてるものに関して、しっかりとそれが県民益にかなうか否かという観点からご判断をいただきたいと、このように思っております。
   今日の議場でも、ずいぶんと長い時間にわたって、「長野県議会議員の政治倫理の確立に関する条例案」というものと、「長野県議会議員の政治倫理に関する決議案」というものに関してそれぞれ話し合いがあったようでございますが、先ほど申し上げましたように、「長野県議会議員の政治倫理に関する決議案」という、日本共産党県議団と2名の無の会の方々以外の皆さま、創新会・自民クラブ・フォーラム改新・政信会・社会県民連合・県民クラブ・公明党そして無所属の方々が賛成しておられます案というものは、まさにこれは法的拘束力がないものでございまして、また拝見をいたしますと、この文章は改めて何かおっしゃるまでもないような標語の段階の問題でございます。そしてある意味でいうと、この条例が私は大変…要綱でございますか、とてもちょっと不思議に思いまするのは、公共の利益を損なわないようにしましょうと。そうした議員としてふさわしい品位と識見というものですか。あるいは清廉な政治活動と、選挙活動と。また公共の利益を損なわないように努めるというようなことは、これは極めて抽象的というかですね、けっして必ずしも客観的に何か指標があって判断できるようなことではないわけでして、これがその「8分の1以上の議員の連署により」ということになりますと、これは結果としてまさに私は何か県民と乖離(かいり)した政争の具のようにですね、恣意(しい)的にあるいはいわゆる議員間、会派間の中においてですね、これが使われるような形になりますると、これは大変にまずいことじゃなかろうかと思うんでございますね。無の会と共産党が提案されておりますものは、まさに議員及びその2等身の方々が県の公共事業に携わる企業の役職者等になられるということを禁ずると。あるいはそうした方がお就きの会社がそうした公共事業等に携わるということを、これを厳しく制限すべきという明確な部分があるわけでございます。これに対してその条文の内容の修正や議論という形でなくこのような抽象的なものをお出しになられてこられたというところは、いま少しわからないわけであります。その要綱というのは綱で手綱を引き締める要ということですが、お昼前に配られておりましたものは、要綱の綱の「つな」が「網(あみ)」になっていたわけでございまして、泥縄という言葉がありますけれども、ざるよりも網の方が粗いわけでございまして、よもやそのような拙速なお気持ちではなかろうとは私は思いますけれども。昨日も柳田(清二)議員が何か私が例えば同じ県政改革をと思うような方の県議候補と、の予定者というような方を応援をしたり支援をするというようなことは、まさに議会がものを申せなくなるような翼賛だというお話しでございましたけど、柳田議員は私が県知事になる前の体制というものは、じゃあどのようにおとらえであられたのかということであります。私の知る限りでは、私に関しては、例えば独断である、強権的であるというようなことは、皆さまの表現活動の場も含めて広く県民が自由に議論できるような長野県は環境になってきてるわけでございまして、これこそはある意味では結果としては私に至らぬ点があっても開かれた議論の状況でございます。私以前の長野県において議員の方々が県知事の行いというものに関して指弾をすると、議場あるいは議場以外でも。そうしたことが果たしてどの程度活発に行われていたのかどうかということでございます。結果として柳田議員のご都合に合わないものであると一刀両断に切り捨てられるということになりますと、むしろこれこそが問答無用の民主主義の否定でございます。いずれにしても、私はですね、当たり前のことをですね行おうというこの長野県、あるいは私利私欲とは無縁のことを行おうと、あるいは包み隠しごとのないことを行おうと、こうした長野県の、これは少なからぬ長野県民の方にご理解いただけてると思う、そうした方向性というものを理解しないどころか快く思わず、またあるいはそれとは異なるベクトルの方向を望まれるというような方々が議会内外にも多くいらっしゃるからこそ、多くの県民は改革を望んでいらっしゃるわけでございまして、まさにそうした改革を望んでらっしゃる県民の、ある意味では思いというものがですね、議会制民主主義の下においても成果として、着実な成果として反映されるような社会を私は望んでいると。そうした思いの下で私はいるわけであります。
   なんでございましょうか。先ほども議場で申し上げましたけど、県職員の給与削減を86%、中南信への知事分室や県庁本庁舎の縮小分散を80.4%の方が、限られた人数の世論調査ではありますがご支持くださってるということは、その職員には大変な労苦を強いてはいるわけでありますが、ある意味ではこの危機的状況の長野県において、あるいは南北に長い長野県においてのそうした取り組みが理解を受けてるというのは大変うれしくは思うところなわけですけれども、なんでございましょうね…。
   一つ思いますのは、ぜひ今日も18歳以上の選挙権ということに関しては、おそらく私が拝見する限りは議員の賛同者の指名の欄を見ましても、自民クラブや政信会や創新会の方というのは、これは「18歳以上の選挙権の早期実現の意見書」には反対をなさったわけでございます。ぜひこういうことはきちんとどなたが賛成なさり反対なさったかということを、ぜひ皆さまも限られた紙幅とはいえお伝えいただけるとよろしいかと思います。やはり県民はすべてリアルタイムで議会の議論を見ているわけではございませんし、また私は大変「イラク問題の平和的解決を求める意見書」というのがほぼ全会一致なんでございましょうか、可決をしたわけなんでございます。それ自体はある意味ではけっして憂うべきことではないと思いますが、実は9月の定例会では「米国のイラク攻撃不支持を明確にすることを求める意見書案」というものは、これは反対多数で否決されてるわけなんでございますね。そして12月の定例会におきましては「テロ対策特措法に基づくイージス艦派遣方針の撤回を求める意見書案」と、これも賛成少数で否決されてるわけなんでございます。いずれも創新会・自民クラブ、あるいは政信会・フォーラム改新・無所属と、無の会とは別でございます、こうした方々、あるいは9月の「米国のイラク攻撃不支持を明確にすることを求める意見書案」は県民クラブ・公明党の方もこうした意見書には反対なさってるわけでございまして、そうした方々が今2月定例会ではほぼ全会一致でご賛同をなさるに至ったと。日々人間は考える葦(あし)として考えが深まるのか、あるいは深まるのではなく付和雷同するのか、あるいは8割という有権者の声を無視できないのか、4月の選挙が脳裏をよぎるのかよくはわかりませんが、何故これもまた明確に、また当時9月議会や12月議会で私がこうした地球温暖化最大貢献国のアメリカの行いを憂う発言をしますと不規則発言が大変に、大変おとなしく大人になられた成熟した議場においてもですね、こうした場には大変にかまびすしく飛び交っていた記憶があるわけでございまして、何故かくも180度異なるご意見にこうした創新会・自民クラブ・フォーラム改新や政信会や県民クラブや公明党の方々がおなりになったのか、ぜひこのあたりはぜひ皆さまにもお書きいただけると、私も一読者としてそのニュースの真相がわかってよろしいなと思うわけでございます。
いずれにいたしましても、社会県民連合や共産党が提案するものに賛同なさる自民クラブや自由民主党所属議員ってなんじゃらほいっていう気がいたしまして、なんだか…しかも公然とその地方からの永田町への反旗でございまして、いやあ、自由民主党も悩み多き政党やのうという気がいたします。社会県民連合も私は部落解放同盟に対しての様々な補助金等でございますね、人件費、これを平成16年度末ということですらまだおのみいただけてないわけでございますが、議場で申し上げたように、平成15年度末をもって全廃をさせていただくと。そのためにも15年度から新しい人権の予算が発足をすると。このことは早急に関係4団体の方と協議をすると申し上げておりますが、これに関しては今日の一般質問の場でも社会県民連合の方等の質問の場はあったわけでございますけれども、とりたてての質問はございませんでしたので、部落解放同盟を守らずして社会県民連合よどこへ行くと。皆さんはたぶんメディアのなんか選挙前で配慮っていうようなことをお考えなのかもしれませんけど、でもこれ議員の方々っていうのは公職にあられるわけでございます。一介の反論する場のない市民ではございません。この公職にあられる方々がどのように意見が変遷をしたのか。また私が議場において新たに方針を打ち出したことに関してどのようにお思いでいらっしゃるのか。見送りバントをなさっているのか、三振をなさっているのか、スクイズをねらってらっしゃるのか、やはりこのあたりのことはきちんとお書きいただかないと、結果として議員という方を一人前扱いをしていないということになるわけでございまして、この議員を結果としては尊重をしていないというようなそしりも免れなくなることではなかろうかと。大変に皆さまのお仕事とはいえ、私は心配についなってしまうわけなんでございます。
   あとはでございますね、客観的な、失礼しました。経営戦略局に「旅客誘致促進グループ」というものを設置するという資料をお配りしていると思います。旅行業の許認可等の業務というのは、これは商工部の産業振興課に観光係を置く形となります。ご存じのように、社団法人長野県観光協会というものが1年を経て観光局という形に体制を一新をしていくわけでございまして、こうした移行期間においては、この旅客誘致促進グループというものを経営戦略局、新しく発足します中の政策チームとして設けるという形になっております。
もう一点は、ブラジル連邦共和国から「南十字星国家勲章」というのを私が頂戴するということのようでございまして、3月の13日に1階のガラス張り知事室の方で、以前に長野県内のポルトガル語でのブラジル国籍の子どもたちへの学園を視察してくださったイヴァン・カナブラーヴァ特命全権大使から授与させていただくということだそうでございます。私は私事ですが、私の父親も日本国の勲章というものはありがたくも辞退をさせていただいてる人間でございますし、また私もまたおそらくはトヨタ自動車の会長の奥田碩(ひろし)さんと同様に、この点は小泉純一郎さんとも意見が一致してるんでございましょうか。日本国の勲章というよなものを頂戴するほどのものではないといいますか、勲章によって人間に序列を付けるものではないと考えております。これは長野県には別に外交の交渉権はないわけでございますが、ブラジル連邦共和国から頂戴するということで、ある意味では私というよりもやはり長野県に在住するブラジル国籍の方への励み、あるいはそうした方々を、あるいはひいてはブラジル国籍の方にとどまらずですね、新しい長野県民というものを共に支え励まし合ってくださる地道な活動を地域においてなさってくださっている、長野県のそうした志の高い県民に授与されるというものであろうと、そういうふうに認識をしております。
   あとはですね、もう一点、何か鈴木清議員の方からお申し出がありまして、私が5日の日でございましょうか、いわゆる通常「救う会」と呼ばれている「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」というんでございましょうか。ここの会の方々の行動と、ありていに申し上げますと横田めぐみさんのご両親、とりわけお父様はですね、北朝鮮へと訪問として横田めぐみさんのお子さんであるとおっしゃる方、あるいは横田めぐみさんの消息というものを調べたいという、これは大変に親として、肉親としてのこれは純粋な気持ちでございます。私に子どもはおりませんけれども、もし私の親族がそのような境遇であったとしてもですね、やはりなんらかの手掛かりを求めたいと。私は御巣鷹山(おすたかやま)という山に幾たびか登ったことがございますが、やはり遺族の方々がですね、あるいはその友人があの険しい山に登って、そこで突如として自分と、もちろん横田さんはまだ生存していらっしゃるということを私は強く願うものでありますし、そう信じている一人でありますけれども、やはりそうしたその友人あるいは肉親というものの思いというものは、やはり他人にはうかがい知れない様々な葛藤というものがあられるわけであります。どうもこれに関してですね、私が「救う会」をはじめとする方々がその動きを制約するというのは、これはなんの根拠をもってしかと私は大変にいぶかしく思っているというふうに申し上げているわけなんでございますが、これに対して、訪朝しないという方針は「家族会」がですね全員一致で決めたことであるというふうにおっしゃってんでございますね。でもお父さんはおそらく今もなおどのよに思われてるのか、少なくともそういうお気持ちがあられたでございましょうから、それを全員一致で今は一糸乱れてはいけないというのは、それこそがどこかの国のマスゲームのような一糸乱れてはいけないという話しになるわけでございまして、私はとても不思議なわけでございます。「救う会」と「家族会」が厳密には違うというようなところがあるのかもしれませんが、ただ蓮池さんのお兄様というような方は「新しい歴史教科書を考える会」ですか、「つくる会」ですか、そうした主要のメンバーでもいらっしゃるわけでございまして、いずれにしても、私はやはりそれぞれの自立した方々がある北朝鮮の国家的犯罪というものを許すまじと。またその真相を解明すべしと。私はこのことも議場で繰り返し申し上げているわけでありまして、こうした一点において連帯をすることが望ましいわけでございまして、やはりその構成なさってる方々の個々のですね、思いや行動というものまでをもですね、なんの根拠をもって束縛するのであろうかというふうに、私は大変いぶかしく改めて思うところであります。
   ご質問をお受けいたします。

長野放送(NBS) 嶌田哲也氏
   長野放送の嶌田哲也です。
   県議選の関係で一点ございます。知事はこれまでの会見の中でもですね、しなやか会員の立候補予定者がイコール私と理念を共有しているわけではないというような趣旨をおっしゃっていたんですが、まずですね、そういったしなやか会員のメンバーの立候補予定者の方にですね、知事自身が出馬なりを働き掛けたことはございますか。

長野県知事 田中康夫
   しなやか会の会員の方っていうのは、もう大変に多数いらっしゃるわけでございます。先日何か朝日新聞の2カ月にわたって長野県で取材をなさりながら、この会見場でもお目に掛かったこともなく、私と言葉を交わしたこともない社会部の記者と称される方が署名原稿で大変に長い浜康幸さんの原稿が載っておりましたけれども、あれはおそらく朝日新聞の社内でも大変に、例えば浜さんが冤罪(えんざい)を犯された、冤罪であったとかですね、一市民であられた方のその後というのはよくよい意味でのニュース三面鏡というか、その後という形でありますけど、あのような何か先ほどのマスゲームを連想させるような記事をお書きになる記者が朝日新聞にもいらっしゃるというのは私の想像を超えたことでございまして、さすがは多士済々といいますか、この地元紙にご勤務の時は竹内(久幸)議員の「反・脱ダム」に大変ご賛同なさっていた記者が、その後朝日新聞の山口県に勤務されるようになりましたら、「脱ダム」こそが新しい理念とおっしゃられるようになって、今度は経済の記事を担当されるそうでございますから、なかなか奥行きが深い新聞社だなというふうにも思いますけども、なんでございますか、その浜議員のですね、あの記事というのは、私は正直言っていかがかという記事の感じがして、おそらく朝日の社内でもそのようなご議論をなさるような良識の方はまだ少なからずいらっしゃるであろうとは思いますけれども、あの中でその浜議員が、「いやあ、ごく普通の人が県会議員に出るような時代になったんだなあ」って、別に議員の人が普通の人じゃいけないのかと。議員になる人はプロフェッショナルでなきゃいけないのか。でも、プロフェッショナルと称する官僚や政治家や経済人が日本の経済をこのようにしたわけでございますけども、そういう浜さんの発言が載っておりましたけども、まさにそれは何の気なしに県議に出るということではなくてですね、やはり県議というものがまさに真の市民の意見の代表者だと。代表というか市民の意見の発露するものだという意識には多くの方々がなられてきてると思うんですね。そうした中で、幾人かの方が、かなり前の段階から私も県会議員としてやはり長野県をよりよくしたいというようなことを語られたような方々はいらっしゃいます。それはいわゆる懇談会の席であったり、そうした場で。でも、もちろんそうした時に私は「そんな県会議員になどなってはいけません」と。「『政治にかかわるな』というのが君のうちの家訓であろう」などと言ってはおりませんので、「いやあ、そういうお気持ちがあるならば、それは…」、ただ自分がなりたいんではなくて、やはり市民の方々が自分の代表としてふさわしいと思ったり、あるいはその人の当選を自分が仕事や家事が忙しくても応援してあげようと、そう思っていただけるような、やはり届く言葉であったり、ある意味では信頼に足る行動であったり、そういうものがある方が結果としてそうした、なんといいますか。私の改革を支持してくださる中からですね、私のためではなくて、県民のためにそれは議員になってくださることは望ましいことだろうとは思いますし、そうした意味での会話をしているという方は幾人もいらっしゃるとは思います。

長野放送(NBS) 嶌田哲也氏
   関連ですが、先月の28日にですね、一部の立候補予定者の方とお会いになられて、そのうちに限られた方と写真撮影やですね、公約に関する話し合いをもたれたということなんですけども、まずその事実確認とですね、なんていうか、知事による選別というと語弊がありますが、そういった面談を通じて立候補予定者の方の見極めというか見定めをされたのかなと思いましてですね、その辺のお話しを伺いたいんですが。

長野県知事 田中康夫
   立候補をする意志があられる方々ということだということは承知しております。またそうした方々が、それはまさに私を支えるということではなくて、県政の改革、そうした方々の何人かがおっしゃってるのは、ある意味では多くの県民、今回も比較総数では79%くらいの方々が私の県政改革というものを支持してくださってるという、大変ありがたいことだと思いますし、私は別に世論調査や報道機関のために働いてるわけではなく、県政改革、県民のために働いてると先ほども議場で申し上げたわけですけれども、そうした方々の中にはですね、やはり県民の多くの目指す方向と現在の県政改革の方向、あるいは至らない点や滞ってる点があるかもしれませんけど、これは車の両輪となっていると。しかしながら議会の大多数と県政改革の方向というのは、実はまだ車の両輪に、両輪と公言なさる方々がいらっしゃるにもかかわらず、車の両輪になっていないんではないかと。車の両輪の片方が大変に聞き分けのよいわけでもないブレーキが効きすぎていたりですね、あるいはタイヤの方向が何かだいぶ4WDでもないにもかかわらず大変に違う方向に向いてはいまいかと。あるいは車のその両輪の一方が蛇行してはいないかというようなふうに思われてると。やはり議会というものが、真のまさに県民益をあの開かれた場で創出していく両輪に戻すということのために議員を目指したいという方々であったと思います。ただ多くの方々は、それは地道なNPOやボランティア活動や地域の子どもたちの活動等に携わってこられた方はいらっしゃると思いますけど、いわゆる、かぎかっこの付いた「政治活動」というようなものには携わってこられてない方が大半でございますので、そうした方々とお目に掛かってお話しを確かにしております。その場において一緒に写真を撮るということもしております。それらの方々は多く、220万の県民の中では相対的に私がその方の考え方やですね、あるいは今までの生き方というものを存じ上げてる方だとは思います。ただ繰り返しそれらの方々に申し上げてるのは、私が応援するなどという何かですね、通行手形が出たなどとは断じて思っていただきたくないと。皆さんはまさに自律的に長野県の改革を県会議員となって市民のために行いたいという思いがあられるわけでして、そうした思いがですね、これからまさに、告示されるのは4月の4日くらいでございますか。それくらいまでの間ですね、まさによい意味でですね、自分を捨ててですね、やはり市民に語りかけ行動をするという中において多くの市民の方がその方にある意味では託する気持ちが生まれると。またおっしゃってることがお題目ではなくですね、先ほどの倫理決議、政治倫理に関する決議ではないような、より届く言葉、届くまたその体温、届く目線というものをお持ちであるならば、それは私もまた一人の長野県民としてですね、結果としてそうした方に期待をするというようなことはそれはあるかもしれないと。ただ今の段階で私がですね、それらの過日お目に掛かって、あるいは写真を撮った方々をですね、全面支援をするとかですね、あるいはその人の集いにも出掛けるとかですね、そうしたことは全く白紙の状態であります。
   天竜村在住の熊谷美沙子さんに関しましてはもう既に報じられてるとおりでありまして、私は2児の母であり、そして天竜村で民宿というものを営みながら天竜村が運営をする「お清めの湯」というところにも自らのお客を送迎をし、またその告知の活動もすると。ある意味では、そしてまた長野県の改革の集いにですね、天竜村の地から小さなお子さんを二人車に乗せて松本や長野までもお越しになられてます。そのバイタリティー、その熱意、また結婚をして駒ヶ根市から天竜村に移られたわけですけど、その飯伊地区を愛する気持ちというものは、私は大変に熊谷美沙子さんに関しては届く言葉や体温を持っているという思いで過日伺ったわけでございます。偶然にその場には天竜村村長の秦村長や、南信濃村の近藤村長や、天竜村の議長もお越しでいらっしゃいましたけれども、ごあいさつをなさってらっしゃいましたけども、熊谷さんに関してはそういう気持ちからであります。
   他のご質問。はい、どうぞ。

信濃毎日新聞社 島田誠氏
   島田誠と申します。信濃毎日新聞です。
   今週ありましたですね、土木部のですね職員がかかわったですね贈収賄事件の公判が、初公判がありまして、その点について伺いたいのですが、一つはですね、収賄側の方というのは、被告になってる方が現在では事実については否認しているという状況です。そういう状況も含めてですね、一つはそういう初公判が始まったことについて、その初公判の内容についてもおそらく報告受けていらっしゃると思いますので、それについての受け止めを一点伺いたいというのを一つとですね、もう一つはですね、その2日目の収賄側の方のですね初公判の時に弁護側の冒頭陳述でですね、直接容疑とはつながらないものですけれども、これまでも土木部の中で予算流用が行われてきたという中でですね、ひとつ入札の予定価格とそれから業者側が自分たちで見積もった価格がですね、だいぶ開きがある時にですね、その差をですね示唆することで、逆に差額の分を使って業者からパソコンを提供させてたと。それを流用というのかそれはちょっと、それについても少し疑問ありますけどもですね、それを流用という言い方をされてますけれども、その辺、県についてですね話がありましてですね、被告の方が当初県の調査に対してはパソコンは1台しか受け取ってませんというふうに言っていたんですが、その後、その起訴段階の時には3台もらっていたというふうに検察側は主張していまして、それについて弁護側はですね、3台もらったことは認めた上で、それはなぜそういうふうに県の調査に対して答えていたかというと、その当時ですね、土木部の幹部に呼ばれて、そう言うように、3台ではまずいので1台だったということにしなさいというふうにですね隠ぺい工作があったというふうに弁護側は主張しています。これの件についてはですね、先ほど申し上げてるとおり容疑には直接つながらないことかもしれませんが、県もこれまでですね、何度か内部調査をしてきてますけれども、これまで内部調査してきたこととはまた別の新しい観点の話ですし、それから予算流用をしてたかどうかという話というよりは、事実を隠ぺい工作しようとしたかどうかというね。そしてその組織の対応としての話になると思いますので、それはこれからですね、県の方でこの事実については弁護側は主張してますけども、当時の関係者、例えば同時の土木部長であるとか、監理課長であるとか、今現職の方もいらっしゃいますし、もう退職された方もいらっしゃいますけれども、いずれも私どもの取材に対しては否定されてます。この事実についてですね、県の方で例えば事実確認をするなりですね、この予算流用の件ではなくて、隠ぺい工作のあったか、なかったかということについて事実確認するなり再調査するなりというお気持ちはありますでしょうか。

長野県知事 田中康夫
   正直申し上げて、もちろん弁護側の方が弁護側の陳述でありますので、もちろんその真偽というものも今後裁判で、あるいは直接判決に影響しないところであっても、あるいは最終の裁判官の判決の中にですね、あるいは出てくるのかもしれませんが、正直申し上げると、大変になんというか、ちょっと困惑をするわけであります。今度のオリンピックや財政危機や、あるいはしなの鉄道の委員会というものを、まさに第三者という機関、またそうした事務局を中信地区の産業廃棄物の委員会同様に設けるということもそうしたところにあるわけでございまして、その全員が本当のことを言っているということがどうもないっていうことになりますですよね。検察の文章、弁護側の文章、報道の上で記されてる様々なコメント等の文章、あるいな内部調査における報告と。ですからどこかがそれぞれ少しずつ違ってるのか、ある部分だけが著しく違ってるのか。裁判中のことでありますから、というのはやはりこれ県民感情からするとなかなか言い訳にならないことなんだろうという気がいたしてちょっと苦慮をしております。ただ一番の大きな問題は、確かに日進月歩でIT化というのが進んだのかもしれませんけれども、やはり大きな問題は、本当に県民益の創出のための業務に必要なものを予算計上、概算要求できなかったような体質というよりも空気、あるいはそうしたものを概算要求を認めなかったのか、認めるというようなやりとり以前のところで、そうした何かですね、今県政に関して誰もが語れるというのとは違うような状況の空気がこの建物の中に色濃くあったのか。もっと言えば私も至らない部分が多くあるリーダーかもしれませんが、リーダーが県民益をもたらす上で、職員のまた仕事の上において必要であると思うものをですね、例え、当時は財政危機宣言も出していない時代でございますから、必要であるものを計上しようというふうにスタッフや部下に促すというようなリーダーのそれは配慮ではなくて勘所でしょうか。ただ他方で農政部・林務部等というのは、これは皆さまも十分ご承知でありましょうけれども、公共事業で予算計上してるところの科目をですね、コンピューターを買うというような形に比較的容易に変えられると。国土交通省所管の公共事業は、それは結果としてよいことなのだとも思うんですが、非常にそうしたところが律義にできていて、いわゆる土木建設の公共事業の予算がですね、コンピューターを買うというような形に、まあ流用というのはあまりプラスの意味合いがないのかもしれませんが、転用といいますかですね、こうしたことができない予算構造であったと。しかしながら、一番長野県の予算の中で最も金額としては膨大なる潤沢に見える予算であったと。こうした中で起きてきた構造的な問題であろうということは、これは当初から私も感じているところではあります。ただ、そのことで免罪されるわけでは全くないわけでして、ただ、いずれにしてもその職員が必要だと思うものをですね、きちんと予算提案できたり、あるいはそれを認めると、あるいはもし仮に財政上認められない時に、やはりそれを議論をしてお互い納得するというような、やはり土壌というものが欠けていたのかなという気はします。これはまだ私たちの予算策定とてまだまだ改めねばならない、至らない点があるということを踏まえた上での意見です。
   いずれにしても、このまま裁判を私どもが傍観、傍観っていうのはちょっと不用意な言葉でございました。裁判を見守るというような形で県民の方にご理解いただけるかというと、それほど県民の意識は鈍くはあるまいというのが偽らざる気持ちであります。
   その他、ご質問ございますか。よろしゅうございましょうか。じゃあ、以上であります。
   長野県世論調査協会の方は一般調査とモニター調査とですね、一緒に合わせた、もう全然その指標が違うものを折れ線グラフのようになさって、クレジットを入れて、皆さまのようないたいけな表現者の方にそのままお配りになられるというのは、少しくもうちょっと世論調査というものをお考えになるんでしたら、世論調査のプロを自任なさるんでしたらお考えになられたらなという気もしますが、会員になられてる方を見ますと、先ほど申し上げたように、巨大なゼネコンというものも大変に入ってるような会でございまして、私どもも外郭団体の見直しということを行っておりますが、日本には世論調査を行うところは様々ギャラップやニールセンというような外資系だけじゃなくても多数あるわけでございまして、皆さまも手元不如意な時代でありますから、やはり外郭団体の見直しというようなこともこの際なさるとよろしいんじゃなかろうかなという気もいたしております。
   いずれにしても、県民のために引き続き県政を行うということだと思っております。
   なんか「救う会」の方はですね、私に抗議に来たいということでありますから、その際にはぜひ紹介議員の方もご一緒にどうぞ知事室の方にお越しいただいて、私が申し上げたような一人の人間の意思というものを結果として封じ込めてしまうような「家族会」であったり、あるいは結果としてそれを取り巻く「救う会」であったりというもののお気持ちというのはマスゲームのお気持ちと連なるような危険性はないのであろうかというようなことは、逆にご質問させていただける機会が設けられるというのであれば、これにすぐる喜びはございません。

 

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