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最終更新日:2006年03月27日

 


パネルディスカッション

 

平成17年(2005年)11月13日(日)
11:42〜12:30

ホテルブエナビスタ・3Fグランデ(松本市)

 

 


  (出席者)

  ○ 新建設産業創出モデル事業審査委員長  米田 雅子 氏
       (NPO法人建築技術支援協会常務理事・事務局長)
  ○ 長野県優良技術者評価委員会委員長  才門 正男 氏
       (飯綱リゾート開発株式会社代表取締役社長、NPO法人建設ドック理事長)
  ○ 新建設産業創出モデル事業審査委員  新井 庄市郎 氏
      (新建新聞社代表取締役社長)
  ○ 田中 康夫 信州・長野県知事
 


新井 庄市郎 氏
 さあ、上着を脱いでしっかりパネルディスカッションをと思ったんですけれど、実は時間が11時45分までにパネルディスカッションを終わることになってるんですが、ちょうど終わりの時間となっちゃった。弱ったなと思ったんですけれど、お昼前で知事に延ばしていいと、お腹空きながらもひとつ本当にいいぞれぞれのご発表を聞いたので、そこの時間のところはお許し願って、少しストーリーを変えたいと思っております。
 今日はですね、今の表彰をなさった方々の審査のまとめ役の方の委員長さん2人に来ていただいておりますので、まずはその講評をしっかりとしていただいた上で、知事さんを交えて少しお話をしていきたいなと思っております。知事さんには最後に、「元気でよくなる建設業に私は支援をしよう」と言っていただいております関係上、その辺の考え方を一応最後にお聞きした上で、終わりにしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 今日はですね、「お父さんの事業参観」と書いてあるんですけども、私はこれ、お父さんたちの事業の参観をするためにご家族も来ていただいたんだな、お父さんたちも見られる立場であるな、とこういうふうに思ったんですが、ただですね、お父さんでない方も何人かだいぶおられるように聞いております。ぜひそういう人たちは、最初にフクザワコーポレーションのお話があったように、少子高齢化の中でですね、そのぜひいろんな側面から頑張っていただきたいなと思っておりますが、土木や公園や建物やいくら作っても使う人がいなくなっちゃったら困りますので、ぜひその辺はひとつよろしくお願いいただきたいというふうに思います。
 それから、さっそくその講評の方に入りたいと思うんですけど、米田さんは今日真っ赤なブレザーを着てですね、こんなニコニコして優しい顔をなさっているんですけど、時所を変えるとですね、もんぺ穿いて、麦わら帽子かぶって、農業の方へ走って行ったりする、こういう全国を飛び回っている女性でございます。「建設業の方をもっと元気になれ」と言ってですね、そういうことで活躍していただいている米田雅子さんですが、最近ですね、日本には建設業が必要だと、それをわれわれ建設の専門業界紙を一生懸命協力して作っているところでございますが、その米田雅子さんにひとつ講評をお願いしたいと思うんですが、なぜ新建設産業創出を考えなければいけなかったかということで、簡単に本当に10分だけですが、今置かれた建設業の背景というものを、公共事業というものを端的に言えば仕事がない、それからもうひとつは、ちょっときつい言葉かもしれませんけど、儲からない・困ったという答えです。今までは談合している、それはもうわかったよ、やってない。
 3番目はですね、県民のための道路やものを作るわけですから、しっかりした技術をもっていなきゃいけない。この辺は才門委員長からお話願いたいと思うんですが、これは当然でありますね。そしてかといって、今までのように量がないわけでありますから、だから新建設産業を作り出さなければならない。「やるっきゃない」じゃないかというふうに思います。この辺は皆様方も少し、社長も社員もご家族の方々も少し頭を切り換えていただかなきゃいけないのは、ネガティブトライな時代に入ってしまった。という中で、新建設産業創出もいろいろ知事さんも知った米田さんの方から、最初によろしくお願いいたします。

米田 雅子 氏
  米田でございます。本日は本当におめでとうございます。ちょっと座らせていただきまして、審査委員長を務めさせていただきました立場から、今日のまずモデル事業の表彰について講評を述べさせていただきたいと思います。本当に、先ほどからいろいろ熱心なお話をお伺いして、それぞれ苦労を抱えながらもとても頑張っておられる姿をお伺いして、家族の皆さんもそうだと思いますが、私もとても心強く思いました。
 それでは、講評を述べさせていただきます。
 まず、技術力・経営基盤強化部門で最優秀賞を受けられました株式会社今井工務店様ですけれども、大手企業の方で中心でございました無人化施工の中にですね、こういう長野県の企業の方が積極的に入られて、ラジコンによる全工程無人化工程システムを実際に自ら改良を加えて開発されたということは、本当に素晴らしいと思います。災害復旧など危険の伴う現場が増えておりますので、これから活用が期待されるということで、最優秀となりました。
 次に経営多角化・新分野展開部門で最優秀賞を取られました、大廣建設(たいこうけんせつ)株式会社様ですが、これから臭いというのがひじょうに皆様の感度も高まっておりますが、脱臭というのはニーズが高まっておりますが、そこに目を向けられて、積極的に経営の多角化に取り組まれております。先駆性があり、また地域経済の波及効果が見込まれ、環境保全にも貢献している点を評価いたしました。
 同じく最優秀部門を受賞されました山浦組様でございますが、近隣の建設会社3社で農業生産法人信濃農園を設立されて、「しなの地鶏」というものを飼育され、愛知万博では長野県のワークショップでフランス料理にも採用されるなど、新しいブランド開発ということで貢献されたということを聞いております。
 それから特別優秀賞を受賞されました、あのお手元におそらく資料がありますのでぜひご覧になっていただきたいと思いますが、佐久測量社様ですけれど、この方は、果物農家などを中心に、農産物の盗難が相次いでございますが、そこに先端技術を使わずに廉価にセキュリティシステムを開発されまして、鳥獣被害の防止装置の開発にも取り組んでおられます。そういった点を評価させていただきました。
 さらにここからは「あいうえお順」にですね、経営多角化・新分野展開部門で優秀賞を受賞されました方々について、ちょっとご紹介したいと思いますので、お手元の資料をご覧になられながら聞いていただければと思うんですが。
 まず、飯島建設様ですけれども、お好み焼きのフランチャイズチェーンを展開されておられまして、地域の空き店舗を活用し、また業界の内部にもですねフランチャイズを呼びかけるなど、雇用創出に寄与されています。
 そして、株式会社和組(かのうぐみ)様でございますが、お年を召した方とお子様の支援・子育て支援の両方をなされている、宅幼老所というのを地域密着で開発されまして、地元から雇用を増やすということもされておりまして、お年寄りの方とお子様という他の類似施設に差別化を図るという点を評価させていただきました。
 次に、神山緑地産業様ですけれども、大きな根株に付着している土がとても良質だということに着目されまして、それをリサイクルするという新しい土のリサイクルを開発されました。また従来のいろんな重機を改良する点においてもひじょうに工夫を凝らしておられます。そういうところを評価させていただきました。
 次に、庫昌土建(くらまさどけん)様ですが、農薬などを一切使わずに米や野菜を栽培をし、また鶏も飼育されておられます。グリーンツーリズムなどにも展開するなど、将来のプランをもたれて積極的に進まれているところを評価させていただきました。
 次に、源次商店(げんじしょうてん)様ですが、これは工事現場から出る支障木や間伐材などを破砕して、新しい木製の舗装などを開発されて、そういったものから堆肥を作られて畑などに戻されるという、森林資源リサイクル事業に進出されておられます。環境保全に優しいということを評価させていただきました。
 次に、サク塗装様ですが、カラマツ間伐材を利用したガードレールやツリーハウスを開発して、また地元の森林組合から資材を購入するなど、地域の活性化に取り組まれております。
 また、水工技建(すいこうぎけん)様ですが、一般家庭から排出されるプラスチック製容器のリサイクルというものに参入されまして、上田市からも業務委託されるなど、地域における先駆性を評価させていただきました。
 また次に、田村工務店様ですが、仮設足場に使う幅木というのがあるんですが、それを独自にいろんな幅木システムというものを開発されまして、現在リース業者と一緒に連携されて、全国のゼネコンにリース展開を図るなど、日頃の安全性確保に地元の知恵の中から生まれた製品づくりを評価させていただきました。
 さらに、大栄開発株式会社様ですが、栄村の水を利用してガロンボトルのミネラルウォーターの宅配、回収を行っておられます。地域の活性化、自然にやさしいリサイクル事業ということを評価させていただきました。
 次に、トライネット様ですが、建設企業が5社合併された企業でございますが、そこで、訪問介護やショートステイなどをされて、老人介護を開業されておられますが、新たに27名の方を雇用するなどひじょうに地域の雇用に貢献されておられます。
 最後は、丸子建設株式会社様でございますが、信州カラマツを中心にした長野県産材をふんだんに使う魅力ある家づくりに取り組み、地域の活性化と環境保全に貢献しておられます。
 以上で15社の受賞企業のご紹介と、評価のポイントについて述べさせていただきました。本当におめでとうございます
 最後に、長野県様では、現在建設産業の構造改革に向けて、県の方・構造支援幹の方みなさんがひじょうに熱心に、新事業展開・経営革新に取り組んでおられると聞いております。本当に建設業厳しいとは思いますけど、先ほど新井社長がおっしゃられたようにですね、本当に地域のためにですね、技術と経営とモラルに優れた建設会社というのは、各地域地域に本当に必要だと思っております。その方々が残ってくださるために、地域のニーズに、新しく生まれるニーズに目を向けて多角化しながら、地元に必要とされる企業になって生き残るという道は、本当に大事だと思っておりますので、これからのますますの皆様方のご活躍を心からお祈りして、講評に代えさせていただきます。どうもありがとうございます。

新井 庄市郎 氏
 それでは、ちょっと飛び飛びになっちゃうんでけど、先に評価委員長から講評していただいた上でと思います。先ほど紹介がありましたとおり、飯綱リゾートの社長で、才門さんは県の入札適正化の、正確な名前を忘れちゃったけど、委員会の委員をいろんなところで、先に申し上げたように実働部隊で、職員のお立場とは別にご尽力いただいております。
 巷に、「赤を黒に変える男」なんて、私が勝手につけたんですが、たしか才門さんはクリスチャンでしてですね、知事もお父さん、ご家族が、クリスチャンだったですか? まあそんなことはどうでもいい話でありますが、才門さんひとつよろしくお願いいたします。

才門 正男 氏
 はい、本日は表彰を受けられる皆様方、そしてまたご家族の皆さん、そして県職員の皆さん、本当に今日はおめでとうございます。座ってやらせていただきます。
 ただ今ちょっとご紹介ございましたけれども、今、長野県公共工事入札等検討委員会の委員を担当させていただいておりますけれど、その中で出てきた話の中で、昨年度からこの優良技術者表彰というのが展開をされてまいりました。それは、県が発注をする5,000の工事案件があるとすれば、それはそれぞれの地域にとってその公共工事が何のためにあるのかというと、それで結果出来上がったものをその地域の方々が使われる、まさに地域と直結した中でですね、この仕事をしていくわけですけれども、発注された契約は会社でやるわけですけれども、先ほどからご説明ありましたように、それをすべて人で成り立っている、その中に人がいるからこそすべてのものが出来上がっていく、その中で今日もたくさん来られている奥様やそれから子どもさんたち、自分のお父さんの仕事をどれだけ立派な仕事をしているのかということをですね、会社に単にスポットを当てるのではなくて、それをやっている人にスポットを当てるという、これはまさに田中知事が推進をされています「コモンズ」の思想の中にある、地域は人で出来上がっていくという、そういう中で優良技術者表彰というのが昨年度から発足をいたしました。
 昨年度は2年間に渡りましたから400件以上の申請がございまして、その中から100名を越える方が表彰を受けました。そして今年は16年度の工事ということの中で、先ほどご説明あったように、240件という中からですね61名の皆様方が表彰を受けるということになったわけですけれど、昨年は400を越えておりましたから書類審査と、そしてそれぞれ400名の方々と面談をさせていただいたという形の中で、外部の審査員4名の先生方を含めてですね、県のすべての発注部署の人たちに集まっていただきまして、一つひとつ審査というかわれわれが勉強させていただきました。
 そして、特に今年は、全員が集まった中で書類審査を行った後、その面談をさせていただくことについては、ほとんどすべての現場を視察をさせていただく、その現場を見せていただくということを作業させていただきました。私自身も飯田、下伊那をはじめとして、たくさんのところを見せていただきました。建設事務所から1時間2時間かけて車で川の上流に上りですね、おそらくハイキングコースとなってほとんど人の通らないところの急斜面で、これだけの大変な場所でですね、しかも長野県は積雪もございますから、冬の期間中、大変な中でお父さんが仕事を完成させた、というそういう現場を私たちも見せていただきました。
 よくぞこんなところで本当にこれだけのものを、いわゆる県民の安全を守るためにですね、施工されてきたなという、まさに審査ではなくて私たちが勉強をさせていただいたわけです。その結果その中で、いわゆる競争ではなくて、その中で加点方式の中でですね、その61名の皆さんが今日表彰されることになりました。そしてまたこれは、その人たちとともにそういう人たちを育て、そしてそういう人たちとともに事業を遂行されておられる今度は会社にも同じく表彰の機会が与えられ、その経審の点数についても客観点数がプラスされるという、そういうふうな方式を取られています。
 先ほど発表いただきました3名の方々、そして私はその中でも岡谷組の小口さんの現場も視察をさせていただきました。大変厳しい条件の中で、いろんなアイデアいろんな工夫をされているという、こういう中でですね、その一つひとつそのことを検証することによって、長野県のいわゆる立地的なものも含めて気象条件も含めてですね、日本の中でおそらく公共事業の見本市のようなところだろうと、もちろん高層ビルとそれから港湾の工事はないかもしれませんけれども、道路、河川、そして防災も含めてあらゆる日本の中でなくてはならない工事がすべてこの長野県にある。しかもそれはおそらくはっきり断言できると思いますけれども、いわゆる最高の品質を持って皆さんがそれに取り組まれている。入札改革でたしかにその厳しい状況がたくさん出ています。そしてそのいわゆる人に対する厳しい条件も出てきています。あるいは技術者の人材流出も続いているのかもしれません。けれどもこんな素晴らしい長野県の中で、地域に携わって仕事をしていって、そこで家族とともに生活をしていける、こんな素晴らしい環境は他にはないということをですね、今回も感じさせていただきました。
 そして、どうかですね、技術者の皆様方も、これは入札のいろんなことの中で、公共事業そのものが厳しくなっているのはこの長野県だけではなくて、日本全国がそれ以上に厳しい状況になっているわけですから、一番当初ご発表になられた方のようにですね、今まではできる限りたくさんの工事をいわゆる外注化をして、監理だけをしていくというそういう形ではなくて、一つひとつの工事案件がその地域にとってかけがえのない状況の中で、自分たちが手づくりでそのことをやっていく中で、それぞれが継続し、そこで糧を得、平和な家庭生活を営んでいける、そういう状況に中にあるということをもう一度ですね、ぜひ認識をしていただきたいと思います。
 そういう意味で今回表彰をされます61名の皆さん、そしてまた申請をされた200名以上の技術者の方々、そしてまた今回申請をされなかった方も含めて5,000近い案件の中で携われた方に敬意を表したいと思いますし、今後ともそのことに全力を傾けてですね、ぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。
 本当に勉強させていただきましたのは、われわれ審査側のメンバーですし、そのことを感謝させていただきたいと思います。どうもおめでとうございます。

新井 庄市郎 氏
 どうもありがとうございました。
 知事さんにお話伺う前に、米田さんのお話で一つひとつにものすごいもんですね、いろんなところのいろんな多角的な進出をなさっているということが皆さんおわかりいただけたと思うんです。それもですね、先ほどちょっと米田さんに申し上げたんですけども、総評して新建設産業を創出してひとつの課題になると思うんですが、私が聞きますのは、新しい産業に進出してそう簡単にはいきませんよと、今回優れた方々のお集まりだったわけでありますが、経営的な側面から見た場合に、持続継続していくような技術になっていかなければならないじゃないかなというふうに思います。
 そういった側面から見て、米田さんからひとつアドバイスをいただければなというふうに思います。

米田 雅子 氏
 今、新井さんがおっしゃたとおりなんですけど、本当に今日はみんな一生懸命ご発表いただきましたし、本当に今回は表彰に当たりました40件以上のご参加をいただきましたこと、有り難い限りだと思っておりますが、本当に本業が著しく落ち込んでいる中、次の事業を育てるためにはどうしても2、3年やはりかかるといわれております。本当に本業の落ち込みとですね、その多角化の分野が伸びるというのが、どういった時間軸で動くかいうひじょうに瀬戸際になっているような企業が、ちょうどうまくいくところと本業がこれ以上落ち込むとせっかく軌道に乗り始めたのに、特に融資の関係がひじょうに厳しいんですけれど、そこでうまくシフトできて多角化できるかという本当に瀬戸際の企業が多ございまして、今まさに本当は今日集まって来られている皆様方、本当は事業の正念場ではないかとご拝察申し上げます。
 ですから本当に、長野県は一生懸命公的融資を含めてご支援いただいておりますが、今、本当に全力を挙げて、皆さんぜひ今後頑張っている企業を前に押すようにですね、県の方々も田中知事も一層の後押しをぜひよろしくお願いしたいと心から願っております。

新井 庄市郎 氏
 はい、ありがとうございました。
 才門さん、先ほど人で成り立っているということをおっしゃっておりましたが、そして今後さらに技術の評価というものが、どういうふうに展開なさっていくのか、今後の方向性等についてお伺いしたいと思います。

才門 正男 氏
 はい、今までの建設業は、おそらく皆様方もご承知のとおり、今回の発表でもありましたけれど、地域の方々にもその現場を見ていただいてということが随分出てまいりました。それまでは、仮囲いの中の立ち入り禁止の中のですね、隠れた空間の中で仕事していたわけですけれど、これからはどんどんどんどん長野県がそれに先駆けて最も進んでいるというふうに私は確信しておりますけれども、その地域と一体になってですね、その工事を継続していく。しかも今までですと、例えば極端な話、その道路をやるに当たってもですね、中央から何十億という機械を持ち込んでですね、それで短期間短施工ということの中で、そして経済効果を全部中央に持っていかれる、いわゆる大手とかスーパーゼネコンというところへ持っていかれる。その地域の人たちはその中で人的な作業をすることによって糧を得ている。そういうふうなものを全く田中知事は「コモンズ」の中で否定をされたわけです。それは、地域は地域で自律していくべきだということになりますから、例えば公共工事が、発注の金額が、仮に半分になったとしてもですね、今まで8割持っていかれたものが、その地域の中で還元していくということで、それは逆にいえばより地域にとって経済的に歓迎されるということになろうと思います。
 そういう意味で、技術者の一人ひとりにとってみてもですね、単純に長野県全県下において、いろんなところで仕事をするというよりも、自分が住んで自分が根差して、そこで生活をしていく地域の中で、まちづくりも含めてですね、請け負った仕事だけではなくてまちづくりも含めて、自分たちが提案し、自分たちがその中に積極的に関わっていき、受注者側だけはなくて、いわゆる地域としての発注者側の立場も持ってですね、あらゆる案件に携わっていただきたい。それがまさに発注者と受注者の契約の中における、会社対発注者である県対受注者の関係ではなくて、それを作り上げていく一人の技術者としてですね、中心の中にぜひ位置するということを確信をしていただきたいというふうに思います。
 今、長野県が進めている入札改革も、いろんな誤解を含めて、あるいは今現状に起こっている大変な状況があるかもしれませんけれども、それを根差すものは、地域が地域であり続けるための入札改革を目指しているわけですから、その中でそれぞれの方がですね、技術者として自分たちの技術を子どもに誇り、その子どもがですね、「お父さんのような、こんな素晴らしい技術者になりたい」とそう思って、伝承していけるようなそんな地域のあり方を、ぜひ一緒に目指していただきたいというふうに思いますし、私は間違いなく今の県の発注者の立場におられるそれぞれの職員の方々と話する中でも、彼らは間違いなくそのことを願い、そのことに全力を投じているというふうに思います。
 いわゆる発注者側、受注者側ではなくて、地域の中で一緒に作り上げていく、まち・むらを作り上げていく一人の立場としてぜひ行動していっていただきたいというふうに思います。

新井 庄市郎 氏
 はい、ありがとうございました。
 正直言って、建設もいろんな変化に対応して、長野県政は本当にいろんなことをやってきたというふうに思います。いくつかのことが行われたわけでありますが、理論的には冒頭申し上げたように、建設業に意欲を持って真剣に取り組む人たちについては支援をなさるんだということを知事はおっしゃられたわけです。その心意気と今後のあり方について、知事さんの方から5分お願いいたします。

田中 康夫 知事
 小さなお子さんは、お腹がもう鳴っているかもしれません。隣のお部屋に私たちの県で、今日も参加していただいている方々が作った、花豆であったり、カジカであったり、ウインナーがありますから、もうちょっと待っていてくださいね。
 今、ほとんど米田さんと才門さんに私が考えていたり、願っていることはお話しいただけたような気もしていますけど、私が知事に就任したのは2000年の10月でした。ちょうどその前後に、日本土木工業会の会長のインタビューというのが載っていて、同時に国土交通省のかなりトップの人のインタビューが載っていて、私はこれを読んでかなりショックを受けたんですね。というのは、これから10年間で日本の公共事業は半減して、公共事業に携わる人数も、公共事業に携わる企業数も半減するということを、そのスーパーゼネコンのトップである日本土木工業会の会長とですね、国土交通省のトップに近い人が発言していたんです。
 確かに砂糖も石炭も産業構造が激変したかもしれません。でも、本県の場合はご家族を入れれば12.3パーセントの人口に至る人たちが10年間で半減していくと。それに対して国はどういう方針転換を示しているのか。IT産業に行くのか、サービス産業に行くのか、福祉に行くのか林業に行くのか、何も示さないでこのようなことを述べているというのは、大変口幅ったい言い方ですけど、皆さんの県民の知事となった人間として、これは、県として先んじて方針を出さなければならないと思いました。
 実は、小泉純一郎さんの内閣になってからのこの4年間で、公共事業費は4割減っています。国全体で4割減っています。10年間で5割減ると言っていたものが、わずかこの4年で4割減っているわけです。
 そして確か、間組であったかと思いますが、間組が会社更生法を適用されるという時に、首相は構造改革が進んでいる証だという発言をして、それがマスディアの上で逆に拍手喝采されていくと。私は、これは逆に違うんじゃないかと思ったということです。
 もしかすると、何をお前はおっしゃると言うかもしれませんが、脱ダム宣言も、実は素朴な疑問で、ダムはここに要るのかなと思ったというのが最初です。でも、調べてみたら、国から72.5%お金が来るダムが、80%県外のゼネコンにお金が支払われていくと。それは結局、県民のお金を持ち出ししているんじゃないかと。だから、皆さんが重機を持ち、従業員を雇い、技術者を養成している会社が、どんなに大きな公共事業が来ていても、逆にそれが自転車操業になっているのではないか。ある意味では、参加希望型競争入札を道路の舗装工事に入れさせていただいたのも、これは県費100%です。道路を造るときは、概ね6割国から、国からといってもこれからの皆さんのお子さんやお孫さんが借金を背負っていくわけです。この4年間で日本は250兆円借金が増えました。今、日本は1,000兆円借金を抱えています。4分の1をわずか4年間の構造改革という名の下で、逆に借金を増やしているわけです。
 本県は皆様のご協力を得て、逆に547億円借金を減らしている全国で唯一の都道府県ですが、ですから参加希望型競争入札も、こう言ったら失礼かもしれませんが、東京に本社があって、長野市に机だけがある会社が入札を最初取るのではなくて、むしろ分割発注して、実際に従業員を雇って、機械を持っている人たちに、直接仕事をしていただきたい。これは従来の八掛けの落札価格になっています。ただ、これは県費ですから、残りの2割を他の歩道の整備等にも使えます。さらには県費ですので福祉や教育や医療にも使うことができます。それは、皆さんの産業と同様に福祉や教育も人がいて、人に世話をして初めて成り立つ産業です。それは、県内の雇用をより多面的に確保しようという私の考えでした。
 ある意味では、入札改革というのは、才門さんもお話になっていると思いますが、永遠に終わりはないと思います。私たちの入札改革も大変に過激じゃないかというお叱りもありました。確かに、落札率が当初6割とか5割という形もありました。しかし、私たちは、今日訪れている土木部をはじめとする人間が、会計局の中に検査課というものを設けさせていただきました。むしろ、私どもの技術の人間が、きちっとした仕事をしているかどうかを見させていただく。もし、安かろう悪かろうのことなさっていたら、申し訳ないけどやり直していただく。入札にペナルティを課す。そのことが、本当に全うに地元のために技術を磨いて機械を購入していただいてなさっている方々に、適正な価格で、そして地元の方からご理解いただける公共事業にしていこうという思いです。
 今日ご参加の今井工務店さんも無人で動く機械。実は、今日はインドア・メッセと言っています。アウトドア・メッセというのを先日、小布施町から山田温泉に行く途中の雁田山という採石場があります。実は、ここは藤森建設工業というところと、信越建商という二つの会社が採石をしてくれています。私たちの新幹線や高速道路や建物を造るために採石をした、大事な場所だったのです。
 でも、多くの地元の方、実は私を含めてですが、小布施から山田温泉に行くときに山が削られてちょっとみぐさいな、なんとかなんないのかなと思いました。その場所を私は訪れさせていただきました。実は、この信越建商の若い経営者の北條さんという方が、砕石工業会の冊子に、その時の文章を、今日、皆様のお手元にお配りするのを忘れたのを申し訳ないと思っていますが、北條さんは、もしかして免許を更新してくれないのではないかと思ったそうです。
 でも、私が一緒に山に登ったとき、なぜ雁田山というかというと、あそこで雁というのは三角形を描いて飛んでくるそうですが、あのところからみんな分かれて善光寺平へと雁が降りて行くと。大変な風光明媚な、まるでインディ・ジョーンズの撮影にでも使ったらいいような場所でした。そこで、彼らは、私たちも、少しずつでも植樹をしているんですというお話を聞いて、ならば、私たちの林業総合センターの人間が、大変突風が吹きますので、突風が吹くところの土も飛ばない、きちんと木がきちんと植えられるような形を考えて、地域の人たちにも是非一緒に入っていただいて植樹をしましょうと私が言いました。地域の人たちは、フェンスで囲まれて中に入れないので、どうして山が削られたままかなと思っていらっしゃったと思います。
 当日、500人もの方々がいらっしゃいました。乗用車で上がれませんのでバスで上まで上がっていただいて、みんなで植樹をしました。私はそこまでは想定だったんです。地域の人に見ていただけると良い眺めの場所ですし、緑にしていこうと。でもその時に、その二つの会社の方が、とても大きな外国製のブルドーザーとダンプカーでワイヤーを作って綱引きをしたり、あるいはパワーショベルの先に大きな筆を付けて、それでお習字の字を書いてくださったりして、地域の子供たちが歓声を挙げたわけです。これを見て私は本当にうれしいなと思ったんですが、さらに北條さんを初めとする方から言われたのは、皆さんがお昼ご飯時に鉄板で焼きそばとかを、あるいは豚汁をその現場でいつも働いている人たちが作ってくれたんですね。そうしたら、そのお母さん、ご主人の奥さんであったり、おじいちゃん、おばあちゃんやお子さんが、パパがあんなにうれしそうに、あるいは生き生きとして、そしてまた疲れていつもは帰ってきて無口なお父さんが、あんなに饒舌に地域の人に「この焼きそば食べてよ」って言って出しているのを見たのは初めてだって聞いたんです。
 実は、私たち県の職員も夜遅くまで仕事をさせていただいたりしております。もっとも、皆さんの税金で仕事をしていますから、効率的に働かなければいけませんって、いつも私もついきつい言葉を言っちゃたりしますが、でも、今の社会ってみんな分業化社会なんですね。みなさんのうちが、もしお豆腐屋さんをやっていれば、お父さんとお母さんが、朝3時半から起きてお豆腐を作っているって子供は知ることができます。でも土木建設業という、本来道路のところで多くの人にも作業を見ていただいている仕事であっても、ご家族に直接、その父親なりあるいは母かもしれませんが、社会のために生き生きと働いている姿を見られないと、良い意味での尊敬したり家族の絆が生まれなかったりします。
 私は、その北條さんがお書きになった文章で、中学校の時に自分の父親が削っている山を見て、中学校の窓から見てみんなに見ぐさいって言われて、子供心に少し傷ついたと。父は社会に貢献することをやってんだと家では言う。でも、私は同時に、その経験を生かしながら緑の山にしたいと思っている。それがこんなに早く、地域の人が500人も来てくれて、一緒に木を植えてくれて、そしてましてや従業員の家族がお父さんのこんなに張りのある顔を見れてうれしいって言ってくれる、というのを聞いて、私は非常にうれしかったです。やはりそういう確かさを地域の中で得ていくのが、私たちの述べているコモンズという。国のお金がドンドン減っていっても、地域でできることは地域でしていこうという思いです。
 今日ご発表いただいた方々は、私も現場を見せていただいたような方々が多くいらっしゃいます。途中から拝見しましたけれども、小木曽さんのああした取り組みというのも、ピラミッドの中の真ん中や下の孫請け、ひ孫請けじゃないんだと。自分たちの現場に根差した創意工夫こそが、逆に私たち職員も机に向かって国とお金の折衝だけしてたんじゃ乗り遅れちゃうよ。国の人たちもあるいはスーパーゼネコンの人も、土木工学習ったはずなのに、現場監督といいながら一緒に汗をかかない監督業務をやっているスーパーゼネコンの社員の人も気づいてよ、という思いだと思いました。
 もうひとつ、最後に今日今回、岡谷組さんの発表がありました。やはり米田さんや才門さんが繰り返しおっしゃった、人だということをとても大事に思います。私たちの職員は、多くの今まで机に向かっていた職員も、しなの鉄道とかで3ヶ月研修をさせています。私が伸びて欲しいと思っている職員を研修させます。トイレ掃除もありますし、切符切りもありますし、保線の業務もあります。帰ってきてレポートを読むとですね、みんなが書いているのは、その保線のところへ行ったときにとても感銘を受けたと。実は、長い間保線工をなさっていた人と一緒に回ると、たぶん内規があって、マニュアルがあって、何万回通ったらレールが摩耗しているから替えなさいとか、このくらいの摩耗の具合になっていたら替えなさいとか、決まっているんだと思います。でもその保線工の人たちが耳を澄まして、コンコンと叩いて、もうちょっとボルトをこれは締めておこうとか、まだ何万回、何千回かもしれませんが、何万回しか通ったことないけど、このレールの具合を見たら替えなければいけないと替えていくと。ある意味では、それは知識や経験をとても持った人たちが、でもその上に人間としての心というよりも、人間としての勘なんだと思うんですね。
 職員によく話すんですけど、カエルは温度10度になったら眠っちゃいます。でも、必ず10度になったら眠りますけど、カエルの体はきっと11度や12度のときにも、何か感じているんだと思うんですね。感じているから10度になった時に眠る。その意味で言うと、今日お集まりのみなさんがやっていることは、大変な知識と経験をお持ちだけれども、でもその良い意味で皆さんの知識や経験に基づいた勘があって行っている。そのことをウチの職員もお付き合いをさせていただく中で学んでいると思います。
 先般、上高地へ通じる道路が大きな土砂崩落がありました。あの時も近くで岡谷組の方が補修をしていて少し石が落ちてきた、すぐに私たちの松本建設事務所に連絡を入れてくれました。そして、だいぶおかしいから、そこで交互通行をしてくださっていた。私どもの職員も駆けつけている途中でした。でも、もう少しおかしいから、これは通行止めにした方がいいよというご連絡をいただいた。そして、通行止めにして事なきを得ました。もしその時に、ある意味では土木工学の学校で習った知識だけが豊富で、あるいは経験を積んでいても、その知識や経験を次に生かそうという常に前へ向く皆さんの気概や努力がなければ、勘が生まれなくて、もしかしたらそこで大変に多くの人が傷つくような、観光シーズンですから、事故になっていたかもしれません。私は、これを林業総合センターの中にある知事室分室で岡谷組の方を表彰させていただきましたけれども、ある意味で今日お集りいただいたのは、大変に夜遅くまで朝早くから働いているパパであったり、お父さんであったり、ご主人のことが、その人たちがこんなに生き生きと、本当は人のために働いているんだということを知っていただければなという思いからです。
 構造転換もだいぶ大変な部分もあります。でも、私たちはそうした産業の方を支援する、今日の是非、お手元にお配りしたこれを見ていただきたいと思います。安曇野でもですね、食物残渣を、給食の残渣を使って、豚を飼って、臭いがなるべくしない豚を飼っている武井建設というところがあります。実はここの豚を大変に上高地の帝国ホテルの高橋さんという料理長が評価してくれて、この間上高地で中部圏知事会議をやったんですが、最後、各県の知事にお持ち帰りいただくサンドウィッチに是非カツサンドにしたいといって採用してくれました。
 是非、皆さんと一緒にですね、ある意味で国は数字だけを言ってきます。 現場の苦労は知らないかもしれません。私もまだ知らないかもしれません。でも、皆さんと一緒に、私たちの職員も皆さんから学ばせていただいて、是非、ご遠慮なく、職員に叱咤激励を、そして厳しい言葉を掛けていただいて、本当に全国で真ん中にあって一番急峻な地形であるこの県で、土木建設業というものがより理解をされて、皆さんのご家族に対しても地域の人に対しても、本当にちょっぴりはにかみながらも胸を張っていける、そうした業界の発展に寄与させていただければと思っています。
 是非、この後お子様と一緒に、おいしいご飯をですね、地域食材のご飯を食べたいと思います。私のようにパパたちは朝から働いていますから、たぶん私よりも今日いっぱい食べても、私ほどデブデブにはならないと思いますから、是非、お楽しみにいただければと思います。どうもありがとうございます。

新井 庄市郎 氏
 はい、どうも知事さんありがとうございました。
 ご家族の方々、今の知事さんと委員長さんお二方からいろいろ伺って、状況がおわかりいただけたでしょうか。そこのお母さん、そろそろお腹すきませんか。お子さんの方がお腹すいているかもしれませんけれども。本当に時間がちょっと過ぎて申し訳なかったですけど。
 いずれにしても、知事さんのお話から、大きな話をすると地球から、あるいは日本から、長野県から、建設業はけっして消えませんのでご安心ください。そういうことだと思いますし、それからもうひとつは、公共財を作っている公共事業はいったい誰のために作っているのだろう。これはひとつ皆さんお願いなんですけれど、誰のために作っているのか。いや俺たちが作っている、いやそれは県民のために作っているわけでありますから、今までどうも建設業っていうのはイメージがマスコミで、私もマスコミの端くれになっちゃったんですけど、今一歩イメージが悪かった。
 これは、ひとことで言うと政官業という三角、トライアングルが癒着しているからいけない、それを壊そうという話であります。私は、これは政官業でなくて、地域に働く住民の「住官業」、行き着くところこれが「コモンズ」になる、こういうふうに考えています。これはいろんなところで研究されて、グランドワークなどでですね、住民とどのように接点を持ちながらやっていくかと。そして皆さんも、今日表彰された技術者という方々は、スペシャリストでありますから、本当のことを知っているわけであります。住民と本当のことを知っている皆さん方とが接点を持って、それを官がわかった上でやっていただくという構造になれば、一番、公共事業というものが、もっとわかりやすくなると思います。

田中 康夫 知事
 ちょっと一個だけいいですか。今日、木製ガードレールを展示しています。木製ガードレールって何なんだろうって皆さん思っているかもしれませんが、ガードレールは全国で5社しか作っていないです、鉄のガードレールを。最近はもれなくガラスの破片がグリコのおまけのように付いていて、子供が手をケガしちゃったりします。これは一通のですね、県外の観光客の方が、美しい紅葉の時期にウチの県に訪れて記念写真を撮ったと、後ろに白いガードレールが山の方にずっとあって、ちょっとガードレールが違ったらもっと写真が綺麗なのになって言われたのがきっかけです。
 私たちは他の県のように茶色に塗っていこうという話もしました。でも、木曽谷で林道のところの橋の欄干が木でできているのを見まして、今まで木は使えないのかなと思ったんですけど、木が使えるんだったらやってみよう、ということで、林務部と土木部が協力して、そして今日もお越しですが、3つの企業体の方々に助成をして、中にあれは鉄柱が入っています。これは、筑波の自動車の試験場で国土交通省の耐久度、ダンプカーがぶつかっても鉄のガードレールと同じという認証を受けています。皇居の回りにあるのはジョギング用の防護柵なので、あれはガードレールじゃないんですね。これもガードレールつけてくださるのは皆さん方、地元の方です。でもガードレールの材料が全部東京からやってくると、私たちのお金を出しているのに東京に行っちゃう。別に長野県は鎖国しようと言っているんじゃないんです。でも、県内でできることは県内でできないか、ということです。多くの場所に木製ガードレールを付けさせていただいています。あれをご覧なった方々が、ああきれいだな、信州は森林県だな、環境県だな、観光県だな。そしてそれを県内の土木建設業の人が作って敷設しているんだよっていうことが、私はこれもまた、環境の循環型経済というのは、別に環境だけじゃないと思います。お金に関しても、地域の人の意欲も循環型経済になるということの象徴が、ひとつの木製ガードレールで、切り捨て間伐をして山に放置していた木を、あのような形で幾ばくかでも使わせていただいていくということです。是非、今後もよろしくお願いします。

新井 庄市郎 氏
 パネリストの方々、時間がなくて本当に早口でしゃべって申し訳ありませんでした。それから今日発表していただいた方々にも実は意見交換となっているのですが、時間がなくて申し訳ありませんでした。
 お腹がすきました。これにて終わりにしたいと思います。隣で、山浦さんのところの地鶏の料理もあります。つたない司会でした。お許しいただきたいと思います。ありがとうございました。

 

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